JP2745404B2 - 袋体の封緘手段形成方法 - Google Patents

袋体の封緘手段形成方法

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JP2745404B2
JP2745404B2 JP8160588A JP16058896A JP2745404B2 JP 2745404 B2 JP2745404 B2 JP 2745404B2 JP 8160588 A JP8160588 A JP 8160588A JP 16058896 A JP16058896 A JP 16058896A JP 2745404 B2 JP2745404 B2 JP 2745404B2
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一紀 山形
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋体の開閉自在な
封口部に、接着テープ片と該接着テープ片を被覆する離
型テープ片から成る封緘手段を形成するための方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂フィルム等から成る袋体
は、開口縁の一側から折曲自在な封口片を延設してお
り、該封口片を折曲げることにより袋体の開口を封口自
在としている。
【0003】封口片による袋体の封口状態を保持するた
め、例えば、封口片の幅一杯に接着テープを一直線状に
設けたものが公知であり、これによれば袋体の開口を確
実に封緘することができるが、接着面積が広く接着力が
強いため、封口片の接着部を着脱することにより繰返し
開閉を行うためには適しない。
【0004】一方、封口片に部分的に着脱自在な封緘手
段を設けたものが公知である。例えば、封口片の幅方向
に間隔をあけた2個所にスナップ式のホック手段を設け
た袋体が公知である。これによれば、袋体の開口を繰返
し開閉するためには適したものとなるが、ホック手段を
用いるため極めて高コストである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記に鑑
み、ホック手段を設けた袋体のように、封口部に対して
部分的に封緘手段を設けることにより開閉を容易ならし
める反面、封緘手段として、高価なホック手段に代え
て、接着テープを用いることにより低コストにて提供で
きるように構成することが有利であることを知見した。
【0006】そこで、本発明者が知得したところによる
と、前記のような開閉容易かつ低コストとした封緘手段
は、連続して繰出される両面接着テープから、所定長さ
に寸断した接着テープ片を袋体の封口部に接着せしめ、
この接着テープ片よりも面積を大とした離型テープ片に
より該接着テープ片を被覆せしめることにより実施でき
る。
【0007】然しながら、袋体の自動製袋工程におい
て、どのようにすれば、このような封緘手段を封口部に
効率良く連続自動的に形成することができるか、解決す
べき課題を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した袋体の封緘手段形成方法を提供するものであり、
その手段として構成したところは、袋体の開閉自在な封
口部に接着テープ片を接着せしめる接着手段形成工程
と、該接着テープ片を被覆する離型テープ片を設ける離
型手段形成工程とから成る袋体の封緘手段形成方法にお
いて、接着手段形成工程は、表面を剥離テープにより被
覆された両面接着テープを袋体の封口部に向けて間欠的
に繰出す接着テープ繰出工程と、繰出された両面接着テ
ープに剥離テープ上で長手方向所定間隔毎に分断線を形
成せしめる接着テープ片形成工程と、剥離テープを往動
することにより前記分断線を介して形成された接着テー
プ片を袋体の封口部に接着せしめた後、該剥離テープを
復動することにより該剥離テープを前記接着テープ片か
ら剥離せしめる接着剤転移工程とから成る点にある。また、本発明が構成した手段によれば、離型手段形成工
程は、前記両面接着テープよりも幅広の離型テープを袋
体の封口部に向けて間欠的に繰出す離型テープ繰出工程
と、繰出された離型テープを往動することにより封口部
上の接着テープ片に接着せしめる被覆工程と、該離型テ
ープを分断することにより接着テープ片を被覆した離型
テープ片を形成せしめる離型テープ片形成工程とから成
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
形態を詳述する。
【0010】〔第1実施形態〕本発明の第1実施形態に
おいて、封緘手段は、図1に示すような袋体の自動製袋
工程中に、封口部に対して形成せしめられる。即ち、図
1(A)において、袋体構成素材1aは、例えば、長尺
帯状の合成樹脂フィルムを半折することにより構成され
た表フィルム部2と裏フィルム部3とから成り、裏フィ
ルム部3を延長することにより封口片構成部4aを備え
ている(半折重合工程)。このような袋体構成素材1a
は、連続して間欠的に移送された後、図1(B)に示す
ように、帯長手方向の所定間隔位置において溶断Cされ
(溶断工程)、これにより、図1(C)に示すような袋
1bとして製袋される。従って、袋1bは、両側縁を溶
着5、5された表裏フィルム部2、3により物品収納室
を形成すると共に、開口6の一側より延長された封口片
4bを備え、該封口片4bを折曲することにより開口6
を開閉自在としている。尚、図例では、一枚の合成樹脂
フィルムを半折することにより表裏フィルム部2、3を
形成しているが、二枚の合成樹脂フィルムを重合するこ
とにより表裏フィルム部2、3を形成し、袋1bの底部
を溶断することにより溶着せしめるように構成しても良
い。
【0011】封緘手段7は、接着テープ片11aと離型
テープ片22aとから成り、前記製袋工程において形成
される。即ち、図1(A)に示すように、前記半折重合
工程を経た封口部8、図示の第1実施形態においては封
口片構成部4aに、帯長手方向に所定間隔をおいて接着
テープ片11aを接着せしめる接着手段形成工程を実施
した後、図2(A)に示す溶断工程に至る前において、
前記接着テープ片11aを被覆する離型テープ片22a
を設ける離型手段形成工程を実施される。然しながら、
本発明の封緘手段形成方法は、図1(C)のように袋1
bの製袋を完了した後、該袋1bに対して接着手段形成
工程と離型手段形成工程を実施するものでも良い。
【0012】前記離型テープ片22aは、接着テープ片
11aよりも面積が大きいものとされている。即ち、接
着テープ片11aの幅W1及び長さL1に対して、離型
テープ片22aの幅W2及び長さL2が、W1<W2、
L1<L2とされており、従って、接着テープ片11a
の全周から離型テープ片22aがはみ出して摘み易いよ
うに構成されている。そして、この第1実施形態におい
て、離型テープ片22aは、更に封口部8を構成する封
口片構成部4aからはみ出して突出せしめられている。
【0013】(接着手段形成工程)前記接着手段形成工
程は、図2に示す装置に基づいて、次のようにして実施
される。
【0014】先ず、接着テープ9は、表面を剥離テープ
10により被覆された両面接着テープ11から成り、該
接着テープ9の巻回ロール9aから袋体構成素材1aの
封口片構成部4aに向けて間欠的に繰出される(接着テ
ープ繰出工程)。
【0015】具体的には、巻回ロール9aから繰出され
た接着テープ9は、テンションロール12を経て受台1
3の表面に送られ、そこから押え部材14を経由して駆
動ロール15を通過し、その後、巻取られた巻取りロー
ル10aを構成する。前記間欠的な繰出手段は、駆動ロ
ール15により構成されており、巻回ロール9aと巻取
りロール10aの間で接着テープ9を所定間隔、即ち、
前述した接着テープ片11aの長さL1に相当する長さ
だけ間欠的に移送する。
【0016】分断刃16が前記受台13に対面して設け
られており、該分断刃16は、接着テープ9が停止して
いる間に、シリンダ等の駆動手段17により往復動さ
れ、剥離テープ10上で両面接着テープ11に分断線1
8を形成する。即ち、上述のように接着テープ9は駆動
ロール15により長さL1に相当する長さだけ間欠的に
移送されるので、この間欠送りに対応して分断刃16を
一回往復動せしめることにより、分断線18の間隔も長
さL1に相当するものとなる。従って、剥離テープ10
上の両面接着テープ11は、分断線18により長さL1
の下に分断された接着テープ片11aを形成する(接着
テープ片形成工程)。
【0017】駆動手段17による分断刃16の往動スト
ロークは、両面接着テープ11だけを分断し、剥離テー
プ10は分断しないように設定されている。この点の作
用を確実ならしめるため、剥離テープ10を紙テープに
より形成すると共に、両面接着テープ11を薄い合成樹
脂フィルムの両面に感圧接着剤を塗布したものにより形
成し、分断刃16を加熱された溶断刃により構成するこ
とが好ましい。或いは、分断刃16を溶断機能を有しな
いカッターにより構成する場合は、剥離テープ10を厚
手の合成樹脂テープにより形成することが好ましい。こ
れにより、分断刃16が両面接着テープ11の肉厚を越
えて剥離テープ10に喰込むような誤差を生じても、剥
離テープ10の分断を防止できる。
【0018】そこで、接着テープ9の間欠送りにより、
剥離テープ10上に積層された所定の接着テープ片11
aが押え部材14に重ね合わせられる位置にある状態
で、該押え部材14がシリンダ等の駆動手段19により
往復動され、該接着テープ片11aを袋体構成素材1a
の封口片構成部4aに接着せしめると共に剥離テープ1
0から剥離する。即ち、袋体構成素材1aは、上述のよ
うに間欠的に移送される製袋工程中に、封口片構成部4
aの所定個所が押え部材14に対面する位置で停止され
ており、該封口片構成部4aを受台20により支持され
ている。従って、押え部材14と共に剥離テープ10を
往動することにより、接着テープ片11aは封口片構成
部4aに押圧されて接着し、その後、押え部材14と共
に剥離テープ10を復動することにより、剥離テープ1
0を前記接着テープ片11aから剥離せしめ、接着テー
プ片11aを剥離テープ10から封口片構成部4aに転
移する(接着剤転移工程)。
【0019】前記押え部材14の往動により接着テープ
9にはテンションを生じるが、図2に鎖線で示すよう
に、テンションロール12がスプリング(図示省略)に
抗して後退し、前記テンションを吸収する。従って、こ
のとき巻回ロール9aから接着テープ9が繰出されるこ
とはない。押え部材14が復動すると、接着テープ9に
は弛みを生じるが、テンションロール12がスプリング
により前進して元の位置に復帰する。この際、分断刃1
6により形成された分断線18の位置は、元の位置に復
帰し、受台13上で位置ずれを生じさせないので、以
後、分だ刃16により新たに形成される分断線18は、
前記長さL1のピッチに狂いを生じない。
【0020】尚、接着剤転移工程により両面接着テープ
11を除去された剥離テープ10は、駆動ロール15を
経て巻取りロール10aに巻取られる。
【0021】(離型テープ片形成工程)前記離型テープ
片形成工程は、図3に示す装置に基づいて、次のように
して実施される。
【0022】先ず、前記接着剤転移工程により接着テー
プ片11aを具備せしめられた袋体構成素材1aは、間
欠移送により、次工程に送られ、封口片構成部4aを受
台21に支持された状態で停止する。
【0023】離型テープ22は、前述のように接着テー
プ9の幅W1よりも幅広の幅W2を有し、巻回ロール2
2aから前記封口片構成部4aの接着テープ片11aに
向けて間欠的に繰出される(離型テープ繰出工程)。こ
の間欠的な繰出手段は、受台21の上流側に設けられた
駆動ロール23により構成されており、離型テープ22
を所定間隔、即ち、上述した離型テープ片22aの長さ
L2に相当する長さだけ間欠的に移送する。
【0024】封口片構成部4aに対面して保持押え部材
24が設けられており、該保持押え部材24を接着テー
プ片11aに対面する作動位置(図3の実線位置)で封
口片構成部4aに向けて往復駆動せしめるシリンダ等の
第一駆動手段25を設け、該保持押え部材24を前記作
動位置と駆動ロール23に近傍する待機位置(図3の鎖
線位置)との間で往復駆動せしめるシリンダ等の第二駆
動手段26を設けている。
【0025】更に、保持押え部材24の前記作動位置と
待機位置の中間部に相当する位置に、分離刃27が設け
られており、該分離刃27を受台21に向けて往復動す
るシリンダ等の駆動手段28を設けている。
【0026】前記保持押え部材24は、離型テープ22
を吸着するための吸着孔29を備えており、図示省略し
たバキューム手段により離型テープ22を吸着かつ解放
自在である。
【0027】そこで、第二駆動手段26により保持押え
部材24を図示鎖線で示す待機位置に前進せしめると共
に、駆動ロール23を通過して突出した離型テープ22
の先端を吸着孔29により吸着した状態で、駆動ロール
23による離型テープ22の長さL2に相当する間欠送
りを行うと同時に、離型テープ22を吸着保持した保持
押え部材24を第二駆動手段26により図示実線で示す
作動位置に後退する。その後、第一駆動手段25により
保持押え部材24を往動することにより、離型テープ2
2を接着テープ片11aに押圧し接着せしめる。この状
態で、駆動手段28により分離刃27を往動し、受台2
1上で離型テープ22を分断せしめることにより、図1
(B)に示したような接着テープ片11aを被覆した離
型テープ片22aを形成する(離型テープ片形成工
程)。
【0028】離型テープ22を合成樹脂テープにより形
成する場合は、分離刃27を加熱された溶断刃により構
成することが好ましく、これにより分離刃27を強く押
圧しなくても離型テープ22に触れさせるだけで該離型
テープ22を好適に溶断することができる。然しなが
ら、離型テープ22を紙テープにより形成し、分離刃2
7を溶断機能を有しないカッターにより構成しても良
い。
【0029】前記離型テープ片形成工程が終了すると、
保持押え部材24は、バキューム手段を停止することに
より吸着孔29による離型テープ片22aの吸着を解放
すると共に、第一駆動手段25により該保持押え部材2
4を離型テープ片22aより後退せしめる。その後は、
保持押え部材24を第二駆動手段26により図示鎖線で
示す待機位置に前進し、駆動ロール23から突出した離
型テープ22の先端部を吸着孔29により吸着せしめ、
上記と同様の作用を繰返して行う。
【0030】〔第2実施形態〕図4は、本発明の第2実
施形態を示している。この第2実施形態においても、接
着手段形成工程は、上記第1実施形態と全く同様であ
り、離型テープ片形成工程も次の点を除いて、概ね同様
である。
【0031】即ち、この第2実施形態は、離型テープ片
形成工程において、分断刃27の延長線上に封口片構成
部4aの縁近傍部が対面するように袋体構成素材1aを
位置せしめると共に、離型テープ22と封口片構成部4
aの間に、金属薄板等から成る切断防止介装手段30を
介挿した点においてのみ上記第1実施形態と相違してい
る。
【0032】そこで、第2実施形態によれば、保持押え
部材24により離型テープ22を接着テープ片11aに
向けて往動せしめ、分離刃27により離型テープ22を
分断すると、図4(B)に示すように、分断形成された
離型テープ片22aが、封口片構成部4aの縁からはみ
出さない大きさとされる。この際、封口片構成部4a
は、切断防止介装手段30により分断刃27から保護さ
れているので、該封口片構成部4aは切断されない。
【0033】その他の構成は、上記第1実施形態と同じ
であるから、上述した説明を援用する。
【0034】〔第3実施形態〕図5及び図6は、本発明
の第3実施形態を示している。上記第1実施形態及び第
2実施形態においては、封口片構成部4aを封口部8と
し、該封口片構成部4aに接着テープ片11a及び離型
テープ片22aから成る封緘手段7を形成する方法を説
明したが、第3実施形態においては、袋体構成素材1a
の開口縁近傍部2aを封口部8とし、該開口縁近傍部2
aに接着テープ片11a及び離型テープ片22aから成
る封緘手段7を形成するものである。
【0035】従って、図6(A)に示す接着手段形成工
程において、袋体構成素材1aは、押え部材14に開口
縁近傍部2aが対面するように設置され、該押え部材1
4を往動することにより、開口縁近傍部2aに対して接
着テープ片11aを接着せしめられる。接着手段形成工
程に関するその他の構成及び作用は、上記第1実施形態
と全く同じであるから、上述した説明を援用する。
【0036】また、図6(B)に示す離型手段形成工程
において、袋体構成素材1aは、保持押え部材24に対
して開口縁近傍部2aに設けた接着テープ片11aが対
面するように設置され、該保持押え部材24を往動する
ことにより離型テープ22を接着テープ片11aに被覆
接着せしめると共に、分離刃27を往動することにより
該離型テープ22を分断せしめることにより離型テープ
片22aを形成する。この際、分離刃27により封口片
構成部4a又は袋体構成素材1aが切断されないよう
に、離型テープ22と封口片構成部4a及び/又は袋体
構成素材1aの間に金属薄板等から成る切断防止介装手
段31が介挿されている。ところで、分離刃27により
分断される離型テープ片22aは、図5(C)に示すよ
うに開口縁近傍部2aから突出する長い寸法のものでも
良く、或いは、図5(D)に示すように開口縁近傍部2
aの上にのみ位置する短い寸法のものでも良い。尚、離
型手段形成工程に関するその他の構成及び作用は、上記
第1実施形態と全く同じであるから、上述した説明を援
用する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、袋体の開閉自在な封口
部8に封緘手段7を設けるに際し、該封緘手段7が封口
部8に対して部分的に設けられるので袋体の開閉を容易
に行うことができ、しかも、低コストであり安価に提供
することができる。
【0038】この際、接着テープ片11aを設ける接着
手段形成工程と、離型テープ片22aを設ける離型手段
形成工程との二つの工程を構成し、幅W1及び長さL1
の接着テープ片11aに対して、大寸法とした幅W2及
び長さL2を有する離型テープ片22aを被覆せしめる
構成とすれば、離型テープ片22aが接着テープ片11
aの全周にわたりはみ出した摘み縁を備え、使用時にお
ける離型テープ片22aの剥離作業を容易とした封緘手
段7を提供することができる。
【0039】そして、特に、本発明によれば、接着手段
形成工程は、表面を剥離テープ10により被覆された両
面接着テープ11を封口部8に向けて間欠的に繰出す接
着テープ繰出工程に続いて、繰出された両面接着テープ
11に剥離テープ10上で長手方向所定間隔毎に分断線
18を形成せしめる接着テープ片形成工程を構成したも
のであるから、予め剥離テープ10の上で両面接着テー
プ11が接着テープ片11aを形成され待機した状態に
あり、従って、以後は、剥離テープ10を往動すること
により前記分断線18を介して形成された接着テープ片
11aを封口部8に接着せしめ、該剥離テープ10を復
動することにより該剥離テープ10を前記接着テープ片
11aから剥離せしめるという簡単な動作で接着剤転移
工程を実施することができ、その結果、封緘手段7の形
成を連続自動化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の各工程を示しており、
(A)は接着手段形成工程を示す斜視図、(B)は離型
手段形成工程を示す斜視図、(C)は製袋完了後の袋体
を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態における接着手段形成工
程を実施するための装置を示す概略図である。
【図3】本発明の第1実施形態における離型手段形成工
程を実施するための装置を示す概略図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示しており、(A)は
離型手段形成工程を実施するための装置を示す概略図、
(B)は同工程の状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態の各工程を示しており、
(A)は接着手段形成工程を示す斜視図、(B)は離型
手段形成工程を示す斜視図、(C)は製袋完了後の袋体
と共に離型テープ片の1例を示す斜視図、(D)は製袋
完了後の袋体と共に離型テープ片の他例を示す斜視図、
である。
【図6】本発明の第3実施形態を示しており、(A)は
接着手段形成工程を実施するための装置を示す概略図、
(B)は離型手段形成工程を実施するための装置を示す
概略図である。
【符号の説明】
1a 袋体構成素材 1b 袋 4a 封口片構成部 4b 封口片 7 封緘手段 8 封口部 9 接着テープ 10 剥離テープ 11 両面接着テープ 11a 接着テープ片 14 押え部材 15 駆動ロール 16 分断刃 18 分断片 22 離型テープ 22a 離型テープ片 23 駆動ロール 24 保持押え部材 27 分離刃 30、31 切断防止介装手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体の開閉自在な封口部に接着テープ片
    を接着せしめる接着手段形成工程と、該接着テープ片を
    被覆する離型テープ片を設ける離型手段形成工程とから
    成る袋体の封緘手段形成方法において、 接着手段形成工程は、表面を剥離テープにより被覆され
    た両面接着テープを袋体の封口部に向けて間欠的に繰出
    す接着テープ繰出工程と、繰出された両面接着テープに
    剥離テープ上で長手方向所定間隔毎に分断線を形成せし
    める接着テープ片形成工程と、剥離テープを往動するこ
    とにより前記分断線を介して形成された接着テープ片を
    袋体の封口部に接着せしめた後、該剥離テープを復動す
    ることにより該剥離テープを前記接着テープ片から剥離
    せしめる接着剤転移工程とから成ることを特徴とする袋
    体の封緘手段形成方法。
  2. 【請求項2】 袋体の開閉自在な封口部に接着テープ片
    を接着せしめる接着手段形成工程と、該接着テープ片を
    被覆する離型テープ片を設ける離型手段形成工程とから
    成る袋体の封緘手段形成方法において、 接着手段形成工程は、表面を剥離テープにより被覆され
    た両面接着テープを袋体の封口部に向けて間欠的に繰出
    す接着テープ繰出工程と、繰出された両面接着テープに
    剥離テープ上で長手方向所定間隔毎に分断線を形成せし
    める接着テープ片形成工程と、剥離テープを往動するこ
    とにより前記分断線を介して形成された接着テープ片を
    袋体の封口部に接着せしめた後、該剥離テープを復動す
    ることにより該剥離テープを前記接着テープ片から剥離
    せしめる接着剤転移工程とから成り、 離型手段形成工程は、前記両面接着テープよりも幅広の
    離型テープを袋体の封口部に向けて間欠的に繰出す離型
    テープ繰出工程と、繰出された離型テープを往動するこ
    とにより封口部上の接着テープ片に接着せしめる被覆工
    程と、該離型テープを分断することにより接着テープ片
    を被覆した離型テープ片を形成せしめる離型テープ片形
    成工程とから成ることを特徴とする袋体の封緘手段形成
    方法。
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