JP2710537B2 - クロック発生器、クロック発生方法、および標本化データ・システム - Google Patents

クロック発生器、クロック発生方法、および標本化データ・システム

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JP2710537B2
JP2710537B2 JP5116664A JP11666493A JP2710537B2 JP 2710537 B2 JP2710537 B2 JP 2710537B2 JP 5116664 A JP5116664 A JP 5116664A JP 11666493 A JP11666493 A JP 11666493A JP 2710537 B2 JP2710537 B2 JP 2710537B2
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clock frequency
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    • H03K23/667Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses by switching the base during a counting cycle

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック発生器におい
て用いる分数周波数分割に関し、さらに詳細には、オー
バーサンプリングされるアナログ/デジタル(A/D)
変換器およびデジタル/アナログ(D/A)変換器を用
いる通信システムなどの標本化データ通信システムにお
いて用いるクロック発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】同期デジタル受信機またはオーバーサン
プリングされるA/DまたはD/A変換器などの最近の
通信システムでは、一般に、異なるクロック周波数を発
生することが必要となり、それらの最小公倍数(LC
M)は、実際に発生させるには高すぎる周波数となる。
この結果、LCMよりは低い高い周波数基準を選び、分
数分割を用いてシステムに対する所望の周波数の幾つか
を発生させる。しかしながら、分数分割によりタイミン
グ・ジッタが発生することが多い。
【0003】分数分割に代わるのは、多数の独立した基
準周波数を用いることである。これには、システム内部
の種々の周波数を共に同期させるために位相同期ループ
(PLL)を用いる必要がある。一般に、PLLにもク
ロック・ジッタはあるが、分数分割器のそれよりも遥か
に低いレベルである。その代償として、このような方式
には、費用と複雑さが加わる。所与の因子の組に対しジ
ッタを減らすように分数分割されたクロックを発生させ
る種々の試みが為されてきた。一例が、米国特許第5,
052,031号(発明者:N.J.マロイ(Malloy)、
1991年発行)にある。PLLの出力クロックFOU
Tが、基準クロックFTBの整数倍であり、一般に、ク
ロック分割過程の根本的な副産物であるジッタを有す
る。さらに具体的には、マロイの特許では、FOUT
は、所定の数列で交互にされた2つの整因子のうちの1
つによって各期間にFTBを分割することによって生成
される。因子を交互にする処理は、ジッタの悪影響を軽
減するようにできる限り頻繁に、かつ可能な限り一様に
行われる。しかしながら、これらの一般的な指針以外に
は、ジッタの影響を軽減するように因子の最適な数列を
決定する特別な基準は何もない。51.84MHzの基
準クロックFTBから1.544MHzの出力クロック
FOUTを生成する唯一の例によって、193の期間に
わたって2つの因子(33および34)でFTBを分割
する経験的に決定された数列が与えられるだけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術には、所与の因子の対および入力クロック周波数の整
数倍でない所与の出力クロック周波数に対してジッタの
悪影響を軽減する因子の系列を生成する決定論的な技法
の必要性がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一般的な実施例
によれば、クロック発生器は、各期間中に2つの整因子
のうちの1つで入力クロック周波数を割る手段、ユーク
リッドの最大公約数を求める定理の商によって決定され
る数列で因子を交互にする手段を備えている。この方法
によって、所与の因子の対に対し出力クロック周波数に
おけるジッタの悪影響が確実に軽減される。
【0006】オーバーサンプリングされるA/Dまたは
D/A変換器(例えば、コーデック)において使用され
る好ましい実施例において、オーバーサンプリング・ク
ロックは、入力クロックとは整数関係になく、前記の方
法により入力クロックから生成される。さらに具体的に
は、因子を交互にする手段が、各カウンタがユークリッ
ドの商に従って先行するカウンタのインクリメントまた
はデクリメントを行う一続きの独立したカウンタを備え
ている。
【0007】本発明の重要な利点は、種々の異なる周波
数および異なる因子に対して決定論的であり、従ってプ
ログラムが可能なことである。例えば、コーデックの場
合、入力クロックおよびシステム・クロックの周波数が
互いに整数の関係にない場合でも、PLLやその他の高
価な方式を必要とすることなくコーデックの入力クロッ
ク周波数をシステムのクロック周波数に整合させる柔軟
性が本発明により与えられる。
【0008】
【実施例】本発明の種々の実施例を詳細に説明する前
に、それらを実施するための原理的基礎を形成するユー
クリッドの定理を最初に考察する。
【0009】ユークリッドの定理 2つの整数aおよびb(a>b)を割り切る最大公約整
数dを求めるユークリッドの定理(互除法)は、シュプ
リンガー・フェアラーク(Springer-Verlag)の「高速
フーリエ変換と畳み込みアルゴリズム(Fast Fourier T
ransforms andConvolution Algorithms)」(1982
年、第4〜7ページ)においてH.J.ナスボーマ(Nu
ssbaumer)によって、商qkおよび剰余rkにより次のよ
うに説明されている。
【数1】
【0010】最後から2番目の剰余rk=dが、整数a
およびbの最大の整数因子であり、商qk(k=1,
2,...)が、出力クロックにおけるジッタの悪影響
を軽減するように入力クロックの因子の対NおよびN+
1を交互にする数列を決定するために使用される。
【0011】この定理を本発明の構想に適用する場合、
剰余は、ゼロである最後の剰余を除いて、正負の何れに
選んでも良い。したがって、式(3)〜(5)の左辺
は、i=1,2,...(k−1)のとき、絶対値|r
i|でなければならないことを発見した。また、後述の
理由から、ステップ(2)〜(5)において次の基準が
満たされなければならないことも分かった。
【数2】
【0012】これらの原理をクロック発生器の一般的な
設計に適用すると、finおよびfoutをそれぞれ発生器
の入力および出力の周波数とした場合、fout=fin
(a/b)となる出力周波数foutを得ることができ
る。オーバーサンプリング・クロック周波数fso=f
outであるようなシグマ−デルタ・コーデックの設計に
対するこれらの原理の応用を以下において説明する。
【0013】シグマ−デルタ・コーデック 図1のシグマ−デルタ・コーデック12において、アナ
ログ信号x(t)はデジタル(即ち、PCM)信号y
(n)に変換され、またその逆の変換も行われる。コー
デック12は、アナログ/デジタル変換器12.1およ
びデジタル/アナログ変換器12.2のほかクロック発
生器10にも結合されたコントローラ12.3からな
る。入力クロックfinを、一般にN分割カウンタである
クロック発生器10に加え、これにより、入力クロック
周波数を整数Nで割ってオーバーサンプリング・クロッ
クfsoを発生させる。このfsoをコントローラ12.3
に加えると、これによって、基本帯域標本化クロックf
sbが各変換器に加えられる。コントローラは、間引き因
子M=fso/fsbを持つので、fin=NMfsbとなる。
【0014】しかしながら、到来するクロックfinが必
要とされるオーバーサンプリング・クロック周波数fso
の整数倍でない(としても、必要とされる基本帯域標本
化周波数fsbの倍数である)ときに問題となる。このよ
うな場合、クロック発生器は、単純なN分割カウンタで
は有り得ず、一般に、各標本期間に2つの因子Nおよび
N+1(または、N−1およびN)のうちの1つでfin
が割られるような一層複雑な設計となる。前述のよう
に、この方法ではfsoにジッタを生じる。所与の因子の
対に対してジッタの悪影響を軽減するために、既に説明
したユークリッドの定理によって2つの因子の数列を決
定する。
【0015】特に、この定理をオーバーサンプリングさ
れるシグマ−デルタ・コーデックの設計に適用する場
合、まず、コーデックのパラメータに関する整数aおよ
びbを次のように特定する。 a=fin/fsb (7) b=M=fso/fsb (8) 式(7)および(8)を式(1)および(2)に代入
し、(1)から(5)までの式の計算を、ゼロの剰余が
得られるまで、実行する。このようにすると、商q1
剰余Nに等しく、商qk(k=2,3,...)によっ
て、因子NおよびN+1(または、N−1およびN)の
所望の数列が決定される。
【0016】一般に、因子の所望の数列は、次のように
整数因子S1およびS1´を最初に定義することによって
決定される。 S1=q1=N (9) q2>0ならば、 S1´=N+1 (10) ただし、q2<0ならば、 S1´=N−1 (11) そして、数列S2は次のように定義される。
【数3】 ここで、指数は、整数因子Nが|qk|−1回繰り返さ
れることを意味するが、整数因子(N+1)または(N
−1)は1回だけ使用される。同様に、各k(k>2、
かつqk≠0)に対し、シーケンスSkが、次の式によっ
て与えられる。
【数4】 ただし、指数により括弧内のシーケンス(即ち、
k-1)が|qk|−1回繰り返されるものと定義する
が、因子Sk-1´は1回使用されるだけである。このよ
うに続けていくと、qk+1>0の場合、
【数5】 となり、さらに、qk+1<0の場合、
【数6】 となる。
【0017】全体的な系列を見るもう1つの方法は、次
のとおりである。まず、時間N/finのクロック期間が
|q2|−1個ある。q2番目の期間に、Nが1だけイン
クリメントされてN+1となる(q2の符号によって
は、デクリメントされてN−1となる)。従って、最初
のq2−1期間のあとに、時間(N+1)/finのクロ
ック期間が1個だけ続く。この系列は、|q3|−1回
繰り返される。q3番目の系列が始まる前に、|q2|−
1が1だけデクリメントされて|q2|−2となる(ま
たは、q3が正ならばインクリメントされる)ので、次
の系列は、持続時間N/finの|q2|−1個のクロッ
ク期間の後に時間N+1/finのクロック期間が1個だ
け続くものとなり、さらに必要であれば、q4およびよ
り高次のqに対しても同様に続ける。この全体的な系列
により、T=1/fsbの全期間にわたり合計Mのクロッ
ク期間が生成され、fsbの割合で繰り返される。これら
の系列を分かりやすくするため、数値例を後述する。
【0018】ジッタの影響を軽減するように因子の所望
のシーケンスを実施する1つの構想を図2に示す。クロ
ック発生器20は、カウンタC1,C2,C3,C
4...の連鎖からなり、それぞれのカウンタのパラメ
ータq1、q2、q3およびq4は、式(7)および(8)
において定義される整数にユークリッドの定理を適用す
ることによって得られる商である。
【0019】N分割カウンタC1は、続くカウンタC2
の決定に従いNによって、またはN+1(またはN−
1、N)によって、即ち、C2の対応する出力INCO
およびDECOからC1へのインクリメント(INC)
入力またはデクリメント(DEC)入力によって入力ク
ロックfinを割る。同様に、シーケンス・カウンタC3
は、カウンタC2のシーケンス処理を制御し、シーケン
ス・カウンタC4は、カウンタC3のシーケンス処理を
制御するというように、続く。
【0020】相互接続の観点から、各カウンタは、
(1)クロックCK入力に入力クロックが与えられ、さ
らに(2)商入力端子Dおよび(3)イネーブル出力E
NOを持つ。また、カウンタC2,C3,C4...
は、(1)基本帯域標本化クロックfsbが(選択によ
り)加えられる同期SYNC入力、および(2)イネー
ブル入力ENも有する。最後に、カウンタC1の出力ク
ロック端子CKOにより、オーバーサンプリング・クロ
ックfsoをコントローラ12.3に加える。
【0021】任意の所与のパラメータ集合fin/fsb
よびMに対し、クロック発生器に必要なカウンタの数
は、ユークリッドの定理に関する計算方法による。即
ち、ゼロの剰余に到達するために必要なステップ数が少
ないほど、必要なカウンタの数の少なくなる。このた
め、正負の両方の剰余rkを調べて、各ステップにおい
て式(6)の基準を満たす必要がある。
【0022】SYNC入力にfsbを加えるのは任意であ
ると指摘したが、SYNC入力を与える方が望ましい場
合もある。つまり、最大公約数d=1の場合(即ち、a
およびbが互いに素である場合)、最後のシーケンスは
sbの各周期において一度しか発生しないので、最後の
商|qk|は、計算値より幾分小さくても許される。事
実、最後のqk(したがって、これに対応するカウン
タ)を完全に省略できる場合もある。やはり、これらの
代替的な構想も本発明の範囲にはいる。
【0023】例I この例により、fin=2.048MHzかつM=125
であるようなオーバーサンプリングされるコーデックの
設計を説明する。式(7)および(8)から、a=25
6かつb=125となる。これらの値を式(1)に代入
して計算すると、次のようになる。 256=125(2) + 6 (17) 125= 6(21)− 1 (18) 6= −1(−6)+ 0 (19)
【0024】括弧内の数字は、因子N=q1=2および
続くパラメータq2=21およびq3=−6を決定する商
である。この結果得られるシーケンスは、持続時間2/
2.048MHzに20クロック期間があり、21番目
の期間(q2=21)にNが1だけインクリメントされ
てN=3となるので、最初の20期間の後に持続時間3
/2.048MHzの1クロック期間が続く。このシー
ケンスが、5回繰り返される。6番目のシーケンス(|
3|=6)の開始直前に、q3の符号が負のためq2
1だけデクリメントされて19となるので、次の(そし
て最後の)シーケンスは、それぞれの持続時間が2/
2.048MHzの19クロック期間の後に持続時間3
/2.048MHzの1クロック期間が付いたものとな
る。このシーケンス全体により、総周期125μs(1
/fsb)にわたって合計125クロック期間が生成さ
れ、fsb=8kHzの割合で繰り返される。
【0025】本発明の好ましい実施例により、前記のシ
ーケンスから、第1のカウンタC1にq1=N=2を適
用し、第2のカウンタC2にq2=21を適用し、第3
のカウンタC3にq3=−6を適用した図2に示した種
類のクロック発生器を設計した。第4のカウンタC4は
使用していない。
【0026】ジッタの観点から、クロック発生器がシグ
マ−デルタ・コーデックにおいて用いられた場合、最初
に側音イメージをコンピュータ・シミュレーションによ
って測定した。即ち、nを整数とした場合に、nfsb±
aにおける雑音または歪の生成分を周波数fa=3kH
zのシヌソイド(sinusoid)であるアナログ信号x
(t)に対してシミュレートした。3/2.048MH
zの6クロックの期間が前述のように展開されたとき、
側音イメージは、アナログ入力レベルより80dB以上
低くなった。これらのシミュレーションは、実際のコー
デックで確認した。これに対して、3/2.048MH
zの6クロック期間を(例えば、各クロック周期の終わ
りに)グループ化したシミュレーションでは、側音イメ
ージがアナログ入力レベルより僅か45dBしか低くな
く、多くの用途にとって高すぎることが示された。
【0027】例II a=256かつM=125の場合に対して例Iを繰り返
した。ただし、例証の目的で、|rk+1|≦1/2|rk
|という条件は省いて、次のように存在し得る望ましく
ない結果の実例を示した。 256=125(2) + 6 (20) 125= 6(20)+ 5 (21) 6= 5(1) + 1 (22) 5= 1(5) + 0 (23)
【0028】剰余5の絶対値は剰余6の絶対値の1/2
より小さくないことに注意する必要がある。この計算に
より、q1=N=2、q2=20、q3=1、そしてq4
5の4つのカウンタを備えた設計が示される。例Iと対
比して、この設計は、余分な装備を必要とするので、よ
り広いチップ面積およびより高い費用を要する。さら
に、q3=1であるため、第3のカウンタが各期間ごと
に第2のカウンタをインクリメントするので、この利用
は幾分疑問のあるものとなる。
【0029】例III この例では、fin=23.328MHz、fsb=8kH
z、かつM=125、したがってfin/fsb=2916
であるような図2に示した種類のオーバーサンプリング
されるコーデックを説明する。式(1)から式(8)の
計算を用いて、 q1=N=23、q2=3、q3=20、かつq4=2 または、 q1=N=23、q2=3、q3=21、かつq4=−2 としても同じであることが分かる。この場合のコンピュ
ータ・シミュレーションも入力レベルより80dB低い
位置にシヌソイド・イメージを示した。
【0030】例IV この例により、前記のマロイ(Malloy)の特許に説明さ
れている種類のデジタルPLLを説明する。この場合、
a=FTB/PHCLK=51.84MHz/8kHz
=6480であり、かつb=(マロイのカウンタ28
の)N=193である。式(1)から(8)を用いて、
1=N=34、q2=−2、q3=−3、q4=6、そし
てq5=−6であることを示すことができる。これらの
商によって定義されるシーケンスは、マロイのテーブル
Iに示されたものと同じシーケンスは生成せず、ジッタ
の影響をより軽減するものと予想される。
【0031】前記の構造は、本発明の原理の応用を表す
ために考案された多くの可能な実施例を単に説明するも
のである。この技術分野の当業者であれば、本発明の種
々の変形例が考えられるが、それらはいずれも本発明の
技術的範囲に包含される。特に、図2に示した種類の一
連のカウンタを用いて本発明の種々の実施例を実証した
が、当業者であれば、ユークリッドの商によって定義さ
れるシーケンスを別の形式のハードウェア、ソフトウェ
ア、またはこれらの両方によって(例えば、(プログラ
ムされたロジック・アレイから設計されたものなどの)
状態マシンまたは(ソフトウェア制御を有するものなど
の)マイクロコントローラで)容易に実施することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、所
与の因子の対および入力クロック周波数の整数倍でない
所与の出力クロック周波数に対してジッタの悪影響を軽
減する因子のシーケンスを決定論的に生成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロック発生器が入力クロックfinからオーバ
ーサンプリング・クロックfsoを発生するシグマ−デル
タ・コーデックのブロック図である。
【図2】図1のクロック発生器を一連のカウンタとして
実施した本発明の好ましい実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10 クロック発生器 12 コーデック(codec) 12.1 アナログ/デジタル変換器(A/D) 12.2 デジタル/アナログ変換器(D/A) 12.3 コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン ロバート ノースワーシ ー アメリカ合衆国 18049 ペンシルヴェ ニア レハイカウンティー、エモウス、 ウッドファーン ドライヴ 6365 (56)参考文献 特開 昭57−502241(JP,A) 特開 平2−96429(JP,A) 特開 平3−128529(JP,A) 特開 平4−227330(JP,A) 特開 平5−14185(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号から出力クロック信号
    を生成するクロック発生器において、入力クロック信号
    の入力クロック周波数と出力クロック信号の出力クロッ
    ク周波数の比は整数ではなく、二つの第1の整数の比に
    よって定められ、前記クロック発生器は、 連続した複数の期間のそれぞれにおいて二つの第2の整
    数のうちの一方で前記入力クロック周波数を割る分割手
    段と、 前記二つの第2の整数を、前記二つの第1の整数の最大
    公約数を決定するユークリッドの定理の商によって決め
    られる系列に従って交互に並べる交互配列手段とからな
    ることを特徴とするクロック発生器。
  2. 【請求項2】 前記分割手段は、N分割カウンタからな
    り、Nが前記二つの第2の整数のうちの一方の整数であ
    り、N+1またはN−1が前記二つの第2の整数のうち
    の他方の整数であり、 前記交互配列手段は、前記N分割カウンタが前記入力ク
    ロック周波数をいつNで割り、いつN−1またはN+1
    で割るかを制御するように結合された少なくとも一つの
    連動カウンタのそれぞれが前記のユークリッドの商の一
    つ一つに等しい一連のパラメータを有することを特徴と
    する請求項1のクロック発生器。
  3. 【請求項3】 A/D変換器、D/A変換器、および
    (1)オーバーサンプリング・クロック周波数fsoを受
    信し、(2)基本帯域標本化周波数fsbを生成するため
    に間引き因子Mでfsoを割り、かつ(3)fsbを前記の
    各変換器に供給するコントローラを備えたオーバーサン
    プリングされるコーデックと、 (1)入力クロック周波数finを受信し、(2)入力ク
    ロック周波数から前記オーバーサンプリング・クロック
    周波数fsoを生成し、(3)fsoを前記コントローラお
    よび前記変換器に供給するクロック発生器を備え、 前記クロック発生器が、前記二つの第1の整数がfin
    sbおよびMである請求項1または2のクロック発生器
    からなることを特徴とする標本化データ・システム。
  4. 【請求項4】 前記カウンタのそれぞれが、finが供給
    されるクロック入力を備え、前記N分割カウンタが、f
    soを前記コントローラに供給するクロック出力を備え、
    前記連動カウンタのそれぞれが、fsbが供給される同期
    入力を備えたことを特徴とする請求項3のシステム。
  5. 【請求項5】 オーバーサンプリングされるA/D変換
    器またはD/A変換器、および(1)オーバーサンプリ
    ング・クロック周波数fsoを受信し、(2)基本帯域標
    本化周波数fsbを生成するために間引き因子Mでfso
    割り、かつ(3)fsbを前記変換器に供給するコントロ
    ーラと、 (1)入力クロック周波数finを受信し、(2)入力ク
    ロック周波数から前記のオーバーサンプリング・クロッ
    ク周波数fsoを生成し、(3)fsoを前記コントローラ
    および前記変換器に供給するクロック発生器とを備え、 前記クロック発生器が、前記二つの第1の整数がfin
    sbおよびMである前記の請求項1または2のクロック
    発生器からなることを特徴とする標本化データ・システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記カウンタのそれぞれが、finが供給
    されるクロック入力を備え、前記N分割カウンタが、f
    soを前記コントローラに供給するクロック出力を備え、
    前記連動カウンタのそれぞれが、fsbが供給される同期
    入力を備えたことを特徴とする請求項5のシステム。
  7. 【請求項7】 入力クロック信号から出力クロック信号
    を生成するクロック発生方法において、入力クロック信
    号の入力クロック周波数と出力クロック信号の出力クロ
    ック周波数の比は整数ではなく、二つの第1の整数の比
    によって定められ、前記クロック発生方法は、 連続した複数の期間のそれぞれにおいて二つの第2の整
    数のうちの一方で前記入力クロック周波数を割る分割ス
    テップと、 前記二つの第2の整数を、前記二つの第1の整数の最大
    公約数を決定するユークリッドの定理の商によって決め
    られる系列に従って交互に並べる交互配列ステップとか
    らなることを特徴とするクロック発生方法。
  8. 【請求項8】 前記分割ステップは、前記入力クロック
    周波数をNで割るN分割ステップを含み、Nが前記二つ
    の第2の整数のうちの一方の整数であり、N+1または
    N−1が前記二つの第2の整数のうちの他方の整数であ
    り、 前記交互配列ステップは、前記入力クロック周波数をい
    つNで割り、いつN−1またはN+1で割るかを制御す
    る制御ステップを含み、当該制御ステップは、前記ユー
    クリッドの定理の商によって決定されることを特徴とす
    る請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 クロック発生器、および、オーバーサン
    プリングされるA/D変換器またはD/A変換器を備え
    た標本化データ・システムにおいて用いられ、 入力クロック周波数finをクロック発生器に供給するス
    テップと、 データ信号を基本帯域周波数fsbで生成または受信する
    前記変換器に前記クロック発生器の前記出力クロック周
    波数fsoを供給するステップを備え、 前記二つの第1の整数がfin/fsbおよびfso/fsb
    あることを特徴とする請求項7または8の方法。
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