JP2709098B2 - 冷凍パスタ類の製造法 - Google Patents

冷凍パスタ類の製造法

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JP2709098B2 JP63255929A JP25592988A JP2709098B2 JP 2709098 B2 JP2709098 B2 JP 2709098B2 JP 63255929 A JP63255929 A JP 63255929A JP 25592988 A JP25592988 A JP 25592988A JP 2709098 B2 JP2709098 B2 JP 2709098B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、冷凍パスタ類の製造法に関する。更に詳細
には本発明は老化が防止された食感のよい冷凍パスタ類
の製造法に関する。
[従来技術] 食生活の洋風化に伴ってマカロニ、スパゲッティ等の
いわゆるパスタ類の需要が近年大きく伸びている。とこ
ろで多種類ある麺類のうちでもパスタ類は特にその組織
が緻密で固く、従来主に製造され、使用されてきた乾燥
品の場合には食するに際して長い茹で時間が必要であっ
た。そこで手軽に直ちに食し得るパスタ類が食生活のイ
ンスタント化等と相俟って望まれるようになり、茹でパ
スタ類やそれを更に冷凍したものが市販されるようにな
っている。茹でパスタ類を冷凍したものや、茹でたまま
のものに比べて麺ののびや弾力性の低下が低く抑えられ
るが、それでもやはり時間の経過とともに老化が生じて
麺がのびて弾力性がなくなり茹であげ直後のような美味
な食感を示さないことが多かった。
そこで冷凍パスタ類等の食感を改良することが色々試
みられており、それに関する出願もなされている(特公
昭47-14898号、特開昭54-132249号、特開昭62-134053号
等)。
しかしながら、それら従来の改良技術によっても冷凍
パスタ類の食感等の改良は未だ充分満足のゆくものでは
なく、解凍した麺はのびていて弾性がなく、しかもソー
スやドレッシング等の調味料等とのなじみも悪く、その
ため解凍したパスタ類を調味料等と合わせて食する場合
にその食感が劣っておりその一層の改良が求められてい
た。
[発明の内容] 本発明者等は、解凍した時に食感がよく、かつ調味料
等とのなじみのよい麺を与える冷凍パスタ類について種
々研究を続けてきた。
その結果、特定の方法で製造した乾燥パスタ類を特定
の水分含量になるように加熱処理してから冷凍すると、
解凍した時に弾力性があってシコシコとしたパスタ特有
の歯ごたえのある極めて優れた食感を有し、かつ調味料
等とのなじみもよいものが得られることを見出して本発
明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、パスタ用原料に対して該原料中
の原料穀粉の重量に基づいて30〜45%の水を加え蒸気を
吹き込みながら混練し、押出成形したパスタ類を、次い
で水分含量15重量%以下に乾燥し、次いでその水分含量
が50〜60%になるように水分の存在下で加熱処理し、そ
の後冷凍することを特徴とする冷凍パスタ類の製造法で
ある。
本発明におけるパスタ類には、管状のもの(ロングマ
カロニ、エルボやペンネ等のカットマカロニ)、スパゲ
ッティで代表される棒状のもの(カッペリーニ、フェデ
リーニ、ベルミチェリ、スパゲッティ、スパゲトー
等)、通常ヌードルと称されている帯状のもの、さらに
は上記以外の形状を有するホィールやシェル等のショー
ト製品、リゾニ、ステラ、アネリーネ、プリメリーナ等
のスモール製品、特殊製品(ボローニャ製品、マセッタ
製品、ネスト製品等)等、通常パスタ類として取り扱わ
れているもののいずれもが含まれる。
本発明ではパスタ用原料として、上記のパスタ類の製
造において通常用いられる材料のいずれもが使用でき
る。通常原料穀粉としては、デュラム小麦のセモリナ、
強力小麦のファリナ、強力小麦粉、中力小麦粉またはそ
れらの任意のものの混合物からなる穀粉を主原料として
使用し、これに必要に応じて澱粉類を加えてもよい。特
にデュラム小麦のセモリナの含有量を多くするほどシコ
シコとした歯ざわりのあるパスタ類を製造することがで
きる。該主原料に対して、更に食塩、卵や野菜(トマト
やほうれんそう等)等の副原料、ビタミン、ミネラルお
よびアミノ酸等の栄養成分等のパスタ類の製造に通常用
いられる他の材料を必要に応じて添加することもでき
る。卵や野菜等の副原料を配合する場合は、原料穀粉の
重量に対して乾物換算で通常約1〜5%の割合で、また
食塩は原料穀粉の重量に対して約0.5〜3%で添加する
のが好ましい。
本発明では、上記のパスタ用原料に対し、該原料中の
原料穀粉の重量に基づいて30〜45%、好ましくは35〜40
%の割合の水を加えて蒸気を吹き込みながら混練する。
本発明におけるこの30〜45%とという水の添加量は、パ
スタ類を製造する際の通常の水の添加量である約23〜30
%と比較するとかなり多い量である。
パスタ用原料に添加する水の温度は約20〜40℃として
おくのがよく、蒸気の噴出圧力は約0.1〜2.0kg/cm2(約
100〜120℃)、好ましくは約0.5〜1.5kg/cm2としておく
のがよい。ここで、パスタ用原料への水の添加と蒸気を
吹き込みながらの混練は、同一の場所または装置を使用
して行っても、または各々別の場所や装置を使用して行
ってもよい。処理操作や装置が簡単であるという点で、
同一の場所または装置を使用して行うのがよく、その際
には同一の場所または装置でまずパスタ用原料に水を加
えてから続いて蒸気を吹き込みながら混練を行う。蒸気
吹き込み下における混練は、パスタ類の製造に際して使
用されているいずれの混練方法および混練装置を使用し
ても行うことができるが、通常は押出機を使用して行
い、その際には押出機には蒸気吹き込み孔を設けること
が必要である。蒸気吹き込み下における混練処理は生地
中のグルテン形成が充分に行われかつ澱粉のα化度が約
70%以上、好ましくは80〜90%になるまで行うとよい。
混練時間は製造するパスタの種類、製造条件、製造装置
の種類等の種々の要件によって相違するが、通常約5〜
20分である。例えば、デュラム小麦のセモリナ100%か
らなる原料を使用して約30℃の水40重量%を配合し、パ
スタ製造用押出機を使用して噴出蒸気圧1.0kg/cm2の蒸
気を吹き込みながら混練成形して直径1.8mmのスパゲッ
ティを製造する場合は約10分混練するとよい。
蒸気吹き込み下に混練したものを次いで、押出機のダ
イスから所望の形に押出し成形し、更に必要に応じて任
意の長さに切断する等の加工をしてパスタ類を製造す
る。次にこのパスタ類を乾燥するが、乾燥処理はパスタ
類の重量に基づいて水分の含有割合が約15%以下、好ま
しくは約13%以下になるように行う。乾燥処理はパスタ
類の乾燥に際して採用されているいずれの乾燥方法およ
び乾燥装置によって行ってもよい。
この乾燥はパスタ類の表面のべたつきをなくしパスタ
類独特の弾力性のある食感を得るために必須である。
次に、本発明では上記の製造した乾燥パスタ類を水の
存在下で65℃以上、好ましくは70℃以上で加熱処理す
る。この場合、パスタ類の水分含有量が水分調整後のパ
スタ類の全重量に基づいて50〜60%の割合になるように
調整する。
パスタ類中の水分含量が50〜60%になるならばいかな
る方法および装置もこの水分調整処理に採用できるが、
具体的には、例えば(1)乾燥パスタ類をまず水蒸気で
蒸して吸水し易くした後、65℃以上、好ましくは70℃以
上の湯または調味液で浸漬または茹でて目的の水分含量
になるまで吸水させる方法、(2)乾燥パスタ類を直接
65℃以上、好ましくは70℃以上の湯または調味液でその
まま浸漬または茹でて目的とする水分含量になるまで吸
水させる方法、等が挙げられる。
水蒸気を使用する上記(1)および(2)の方法で
は、通常、噴出蒸気圧約0.1〜1.0kg/mm2(約100〜120
℃)の水蒸気を使用してパスタ類中に含まれる澱粉のα
化度が約90〜95%になるまで水蒸気で蒸し処理を行い、
次に最終的に50〜60%の水分含量になるまで65℃以上、
好ましくは70℃以上の湯または調味液で浸漬または茹で
処理を行うとよい。浸漬時間または茹で時間はパスタ類
の種類、大きさ、液の温度等によって異なる。
また、(2)の方法では65℃以上、好ましくは70℃以
上の湯または調味液を使用して浸漬または茹で処理を行
うが、特に95〜100℃の熱湯を使用して行うのがよい。
本発明ではその方法のいかんを問わず、50〜60%に水
分含量を調節した後のパスタ類中の澱粉のα化度が約95
〜100%になるような条件を採用して水分含量の調節を
行うとよい。
本発明におけるこの50〜60%の水分含量は、乾燥パス
タ類に対する歩留りで換算すると約160〜200%に相当
し、これは完全に茹でたパスタ類の歩留り約250〜330%
の約5〜8割に止まっている。
次いで本発明では50〜60%に水分含量を調整したパス
タ類を冷凍して冷凍パスタ類とする。冷凍は通常、−30
℃以下に急速冷凍すると食感のよい冷凍パスタ類が製造
される。
冷凍に際しては、麺類の冷凍に採用されているいずれ
の方法および装置も使用できる。
冷凍はパスタ類の事後の取り扱いが容易なように一定
の重量ずつに小分けしてから行うのが好ましい。その際
にパスタ類は冷凍してから包装しても、または包装して
から冷凍してもいずれでもよく、このようにして製造さ
れた本発明の冷凍パスタ類は、通常−18℃以下の温度に
保って貯蔵および販売される。
また、本発明では水分含量を調整したパスタ類を冷凍
する前に、食塩、界面活性剤、グリコール類、アルコー
ル類、油脂、有機酸等で処理しておくこともできる。
本発明で製造した冷凍パスタ類を喫食するにあたって
は、任意の解凍および調理方法が採用でき、例えば、冷
凍パスタ類を電子レンジ、蒸器または熱湯中で加熱解凍
する方法、冷凍パスタ類をそのままソースやスープと一
緒に加熱し、解凍調理する方法、冷凍パスタ類を直接油
脂類で炒めて解凍調理する方法等がある。
上記のように、本発明では、ますパスタ用原料に通常
の加水量(約23〜30%)よりも多い加水量である30〜45
%の水を加えて蒸気を吹込みながら混練、成形して乾燥
パスタ類を製造し、更にそのようにして製造した乾燥パ
スタ類を50〜60%という特定の水分含量になるように加
熱処理してから冷凍して冷凍パスタ類を製造している
が、それらの製造工程および処理工程は、いずれもパス
タ類特有のシコシコとして歯ごたえがある弾力性に優れ
た食感を有し、かつ調味料等とのなじみのよいパスタ類
を製造するためには不可欠のものであり、そのいずれを
欠いても本発明の目的は達成できない。
以下に実施例等を挙げて本発明を具体的に説明するが
本発明はそれらによって限定されない。
実施例1〜5および比較例1〜4 パスタ製造用押出機(イタリア、ブライバンティ社
製)に強力小麦粉を1kg/分の割合で供給し、これに30℃
の水を下記の表−1に示した割合で加え(小麦粉の重量
に基づく)、次いで噴出蒸気圧0.3kg/cm2の水蒸気を吹
き込みながら15分間混合混練した後、ダイスから外径5.
5mm、孔径3.5mmの管状に押出成形し、長さ40mmに切断し
てカットマカロニ(エルボマカロニ)を製造した。これ
を温度45〜50℃で乾燥して水分含量が13重量%の乾燥エ
ルボマカロニを得た。
この乾燥エルボマカロニ1000gを噴出蒸気圧0.5kg/cm2
の水蒸気で15分間蒸した後(澱粉のα化度95%)、温度
70℃の湯中に下記の表−1に示した時間浸漬して表−1
に示した水分含量に調整し、次いで0℃の冷水に素早く
通した後、100gずつに小分けし、その各々をポリエチレ
ン製の袋に充填し−30℃に急速冷凍して冷凍エルボマカ
ロニを製造した(実施例1〜5および比較例1〜4)。
また、混練時に水蒸気の吹き込みを行わない以外は実
施例2と同様に製造・処理したものを比較例5とし、乾
燥処理を行わない以外は実施例2と同様に製造・処理し
たものを比較例6とし、さらに、乾燥エルボマカロニを
水蒸気で蒸さず、温度20℃の水中に浸漬した以外は実施
例2と同様に製造・処理したものを比較例7とした。
上記の実施例1〜5および比較例1〜7で製造した冷
凍エルボマカロニの各々を−20℃で7日間貯蔵した後、
98℃の熱湯5000ml中で1分間茹でて解凍して得られたエ
ルボマカロニの食感およびソースとのなじみ具合を下記
により調べた。
[食感評価] パラネー15名に解凍したエルボマカロニの各々を喫食
してもらい下記の評価基準に従って評価してもらった。
1…弾力性が全くなく不良 2…やや弾力性に欠けやや不良 3…やや弾力性がありやや良好 4…かなり弾力性を有しかなり良好 5…シコシコして歯ごたえのある弾力性を有し非常に良
好 表−1の結果は、該15名のパネラーの平均値を表す。
[ソースとのなじみ具合の評価] 小麦粉、牛乳、バターからなるホワイトソース200gを
解凍したエルボマカロニ各々70gに加え、230℃で加熱調
理してマカロニグラタンを製造した。
このものをパネラー15名に食してもらい下記の評価基
準に従って評価してもらった。
1…ソースとマカロニのなじみが非常に悪くまずい 2…ソースとマカロニのなじみがやや悪い 3…ソースとマカロニのなじみがやや良い 4…ソースとマカロニのなじみがかなり良くおいしい 5…ソースとマカロニがよくなじんでおり非常においし
い 表−1の結果は、該15名のパネラーの平均値を表す。
上記の結果から、30〜40重量%という特定の量で加水
し水蒸気を吹き込みながら混練成形して乾燥マカロニを
製造した後、50〜60重量%とという特定の水分含量にな
るように加熱処理してから冷凍して冷凍マカロニを製造
している本発明では、弾力性が高くて食感がよく、かつ
ソースとのなじみもよい冷凍マカロニが製造されること
がわかる。
実施例6 実施例1で使用したのと同じ押出機に中力小麦粉とデ
ュラムセモリナとを7:3で混合した原料粉に30℃の水を
加水量が40重量%になるように加え、次いで噴出蒸気圧
0.5kg/cm2の水蒸気を吹き込みながら15分間混合混練し
た後、ダイスから外径5.5mm、孔径3.5mmの管状に押出成
形し、長さ40mmに切断してカットマカロニ(エルボ)を
製造した。これを45〜50℃で乾燥して水分含量が13重量
%の乾燥エルボマカロニとした。
この乾燥エルボマカロニ500gを0.5kg/cm2の水蒸気で1
0分間蒸した後、50℃の湯中で20分間浸漬吸水させて水
分含量60重量%に調整し、次いで0℃の冷水に素早く通
した後。100gずつに小分けしてその各々をポリエチレン
製の袋に充填し−30℃で急速冷凍して冷凍エルボマカロ
ニを製造した。
これを−20℃に7日間貯蔵した後、実施例1と同様に
して解凍して実施例1と同様にその弾性、食感およびソ
ースとのなじみ具合を調べたところ、食感評価は4.5点
およびソースとのなじみ具合は4.5点であった。この結
果から、マカロニ用原料の内容が違っても本発明では弾
力性が高くて食感がよく、かつソースとのなじみの冷凍
マカロニが製造されることがわかる。
実施例7 パスタ製造用押出機(イタリア、ブライバンティ社
製)にデュラムセモリナを1kg/分の割合で供給し、これ
に35℃の水を32重量%の加水量になるようにして加え、
次いで蒸気圧1.0kg/cm2の水蒸気を吹き込みながら5分
間混合混練した後、ダイスから太さ1.8mmの棒状に押出
成形し、長さ250mmに切断してスパゲッティを製造し
た。これを45〜50℃で乾燥して水分含量が12.5重量%の
乾燥スパゲッティとした。
この乾燥スパゲッティ500gを約98℃の熱湯で10分間茹
でて水分含量52重量%とした後100gずつ小分けし、その
各々をポリエチレン製の袋に充填し−30℃で急速冷凍し
て冷凍スパゲッティを製造した。
この冷凍スパゲッティを−20℃に7日間貯蔵した後、
98℃の熱湯10l中で1分間浸漬して解凍して、得られた
解凍スパゲッティの弾性、食感およびソースとのなじみ
具合を上記の実施例1と同様にして調べたところ、食感
評価は4.5点およびソースとのなじみ具合は4.5点であっ
た。この結果から、本発明では弾力性が高くて食感がよ
く、かつソースとのなじみの冷凍スパゲッティが製造さ
れることがわかる。。
[発明の効果] 本発明では、まずパスタ用原料に対し、通常の加水量
(約23〜30重量%)よりも多い加水量である30〜45重量
%の水を加えて蒸気の吹込みながら混練、成形して乾燥
パスタ類を製造し、さらにそのようにして製造した乾燥
パスタ類を50〜60重量%という特定の水分含量になるよ
うに処理調整してから冷凍して冷凍パスタ類を製造する
ことによって、それらの製造工程および処理工程のいず
れか一方を欠く従来技術に比べて、またはパスタ用原料
に対する加水量および/またはその後の吸水処理による
水分含量が本発明の範囲を外れる場合に比べて、解凍し
たときにパスタ類特有のシコシコとして歯ごたえのある
弾力性に優れた食感を有する冷凍パスタ類を製造するこ
とができる。しかも本発明で製造された冷凍パスタ類を
解凍したものは、調味料等とのなじみも極めてよく、美
味なパスタ類を提供することができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスタ用原料に対して該原料中の原料穀粉
    の重量に基づいて30〜45%の水を加えて蒸気を吹き込み
    ながら混練し、押出成形したパスタ類を、水分含量15重
    量%以下に乾燥し、次いでその水分含量が50〜60重量%
    になるように水分の存在下で加熱処理し、その後冷凍す
    ることを特徴とする冷凍パスタ類の製造法。
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