JPH11290011A - 冷蔵パスタの製造方法 - Google Patents

冷蔵パスタの製造方法

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JPH11290011A
JPH11290011A JP11054061A JP5406199A JPH11290011A JP H11290011 A JPH11290011 A JP H11290011A JP 11054061 A JP11054061 A JP 11054061A JP 5406199 A JP5406199 A JP 5406199A JP H11290011 A JPH11290011 A JP H11290011A
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pasta
salt
filling
weight
dough
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JP11054061A
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Jan Yann Hsu
ヤン スー ジャウ
Karl Christian Fuchs
クリスチャン フックス カール
James Peter Herrick
ピーター ハーリック ジェームズ
Louise Barbara Wyant
バーバラ ワイアント ルイス
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/109Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
    • A23L7/111Semi-moist pasta, i.e. containing about 20% of moist; Moist packaged or frozen pasta; Pasta fried or pre-fried in a non-aqueous frying medium, e.g. oil; Packaged pasta to be cooked directly in the package
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高水分含量を有する冷蔵パスタ 【解決手段】 フイリングを有し、または有しない生の
パスタのドウ皮を塩により被覆して0.85〜0.94
の水分活性を得、塩被覆パスタを蒸煮してパスタドウの
水分含量を30〜40重量%とし、修正雰囲下または眞
空條件下で包装する、冷蔵パスタの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィリングを有す
る、または有しない冷蔵パスタ、特に正規のパスタのも
のより高水分含量を有するパスタに関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵パスタは通常「新鮮」パスタを意味
し、生のパスタを蒸気殺菌後短時間表面乾燥し、窒素ま
たは窒素と二酸化炭素ガスでガス包装して製造する。こ
れらは通例約40〜60日の貯蔵寿命を有する。これら
はフィリングを有し、および有しないパスタを含む。
【0003】通例のフィリングを有する冷蔵パスタは肉
またはチーズフィリングを有するラビオリおよびトルテ
リニ型製品を含み、フィリングおよびドウ皮の水分活性
を0.94以下に下げ、蒸気殺菌し、次いで例えば窒
素、二酸化炭素またはその混合物を使用する修正雰囲気
條件で包装して製造する。これらは通例約40〜60日
の貯蔵寿命を有する。水分活性の低減に使用する方法は
通例乾燥および塩の使用であり、塩はフィリングに添加
し、乾燥はラビオリ全体に適用する。ドウ皮の水分含量
は26〜30%の範囲であり、フィリングの水分含量は
39〜42%の範囲である。ドウ皮の厚さ(0.030
〜0.050インチ)により、フィリングを有するパス
タの加熱時間は4〜8分の範囲である。
【0004】フィリングを有しない冷蔵パスタは正規の
パスタであり、フェットウチーネ、リングイーニ、エル
ボウマカロニおよびロチーネなどを含み、ドウをシート
に延し、またはドウを押出して製造できる。ドウの水分
含量は約27〜32%の範囲であり、水分活性は約0.
90〜0.94の範囲である。
【0005】塩は通常パスタ製品の保存に使用し、塩の
使用例は次の特許公報に記載される、ヨーロッパ特許−
A−0275838号明細書はドウ成分に塩の使用後乾
燥してパスタの水分活性を0.84〜0.87に下げる
ことを記載する。日本特許−A−58036362号明
細書はドウ粉に塩(およびアルコール)を使用して新鮮
ヌードルの水分活性を0.94以下に下げることを記載
する。日本特許−A−57036954号明細書は中国
ヌードル材料に塩(およびアルカリ性塩)を使用して水
分活性を0.86〜0.94に下げることを記載する。
日本特許−A−80184043号明細書はドウに塩
(およびグリセリン)を使用して中国ヌードルの水分活
性を下げることを記載する。BR−A−9203393
号明細書はドウ成分に塩(および酒石酸)を使用してパ
スタを保存することを記載する。
【0006】上記すべての特許において、塩をドウ成分
に添加する場合、単独では使用されないということは、
保存料としてドウに塩単独で使用する場合欠陥があるこ
とを示す。これらの欠陥は塩味および軟かさを生ずるパ
スタテクスチャーに及ぼす効果であり、これらの欠陥の
ため、塩使用量を高くすることはできないし(これらの
特許における最高使用量は8%)、他の添加物を使用す
ることが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ドウ
が高水分含量を有するが、通例の冷蔵パスタと比較する
場合同一またはそれより低い水分活性を有し、同じ貯蔵
寿命を保持する冷蔵パスタを製造することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】フィリングを有しないパ
スタまたはフィリングを有するパスタのドウ皮を塩で被
覆することにより、上記目的は達成されることが分かっ
た。高水分含量は収量を高め、加熱時間が短縮され、一
方低水分活性は乾燥工程を短縮し、または除外できる。
加熱中の破損も減少し、パスタの外観は一層良くなり、
或る場合には乾燥工程を除外できる。
【0009】従って、本発明はフィリングを有し、また
は有しない冷蔵パスタの製造方法を供し、この方法はフ
ィリングを有し、または有しない生のパスタのドウ皮を
塩で被覆して0.85〜0.94の水分活性を得、塩被
覆パスタを蒸煮して30〜40重量%のパスタドウの水
分含量を得、次いで修正雰囲気下または眞空條件下でパ
スタを包装することを含む。
【0010】フィリングを有する冷蔵パスタはラビオ
リ、トルテリニ、トルトロニなどを含み、フィリングを
有しない冷蔵パスタは正規のパスタであり、フェットゥ
チーネ、スパゲッティ、リングイーニ、エルボウマカロ
ニおよびロチーネなどを含む。
【0011】パスタ製造用ドウのパスタ成分は1種以上
の添加物を含み、または含まない乾燥穀粉成分および水
を含み、ドウを形成できる。穀粉成分は所望パスタ製品
の型により1種以上のデューラムセモリナ、米粉、ソバ
粉、デューラム粉、正規の小麦粉、全粒小麦粉、穀粉、
トウモロコシ粉または澱粉物質、または任意のその混合
物でよい。一般に、デューラムセモリナはスパゲッテ
ィ、マカロニなどのような押出しパスタの場合好まし
く、一方デューラムまたは小麦粉はヌードルのようなシ
ートに延ばしたパスタの場合好ましい。穀粉成分は種類
および粒度により通例乾燥成分混合物の75〜85%量
で含む。穀粉成分と混合する水量はドウ全重量基準で通
常15〜35重量%である。穀粉成分と混合する水の温
度は5°〜30℃、一層通例的には10°〜25℃であ
る。使用水は酸またはアルカリ性であり、pHは通例6
〜7である。
【0012】小麦グルテンは乾燥成分ミックスに、代表
的には乾燥ミックス重量で約2〜20%の量で含み、5
〜10%量は好ましく、パスタのタン白含量を増加し、
それにより強度および堅さを増加する。乾燥卵白、乾燥
卵および乾燥卵黄のような、例えば粉末形の脱水卵材
料、および/または液体全卵は、望む場合、乾燥成分ミ
ックス重量基準で乾燥製品では約5.5重量%まで、液
体製品では約22重量%の量で成分ミックスに含むこと
ができる。全卵および卵黄は一般にヌードルの製造に使
用され、一方乾燥卵白は一般にスパゲッティの製造に使
用される。さらに、モノステアリン酸グリセリンエステ
ルは望む場合成分ミックス、特に押し出しパスタの製造
に含むこともでき、堅さを改良し、粘着性を低減し、パ
スタによるソース成分からの水の吸収を最少化すること
ができる。使用する場合、モノステアリン酸グリセリン
エステルは乾燥成分ミックス重量で0.5〜2%量で含
むことが好ましい。小麦グルテン、卵およびモノステア
リン酸グリセリンエステルは乾燥ミックスの任意成分で
あり、パスタ成分の製造に必須ではないと解される。乾
燥成分ミックスにアルギン酸プロピレングリコールエス
テルを、好ましくは乾燥成分ミックスの重量基準で0.
01〜1.0%の量で使用して弾性のある堅いテクスチ
ャーを有するパスタを得ることも有利である。
【0013】望む場合、調味料、スパイスまたは肉、チ
キンまたは牛肉フレーバのようなフレーバ付与材はパス
タドウに、例えばパスタ全重量基準で0.1〜5%量で
添加できる。
【0014】ドウは各種パスタの寸法および形状、例え
ばラビオリ、スパゲッティ、マカロニ、ヌードルなど
に、シートに延ばし、混捏し、または押出しのような通
例方法により加圧下にパスタに形成できる。
【0015】パスタの被覆に使用する塩は塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化マグネシウムまたは任意のその
混合物でよい。塩によるパスタの被覆は塩溶液(飽和で
も飽和でなくてもよい)をパスタに噴霧し、またはパス
タを塩溶液に浸漬して行なうことができる。被覆は蒸煮
前、蒸煮中または蒸煮後行なうことができる。塩は水溶
液として使用するのがよく、水溶液の塩量は5〜28%
がよく、15〜25重量%が好ましい。噴霧時間は10
秒〜5分、好ましくは30秒〜2分でよい。浸漬時間は
1秒〜5分、好ましくは10秒〜1分、一層好ましくは
20〜40秒がよい。塩溶液の温度は15°〜40℃で
よく、塩溶液の温度は高い程、必要な浸漬時間は短か
い。望む場合、甘味料は塩溶液に添加できる。甘味料の
例は5〜20重量%量の糖、高フラクトースコーンシラ
ップのようなコーンシラップおよび0.01〜0.1重
量%量のアスパルテームまたはアセスルファム−Kのよ
うな人工甘味料である。塩はフィリングを有するパスタ
のフィリングに添加してフィリングの水分活性を低減で
きる。フィリングに添加する塩量は0.5〜5%、好ま
しくは1〜2.5重量%でよい。
【0016】塩被覆パスタの蒸煮は飽和蒸気または大気
條件で蒸気を使用して例えば85°〜100℃、通例9
5〜100℃の温度で、1〜5分、好ましくは1.5〜
3.5分行なうことができる。蒸煮によりパスタ表面の
少なくとも部分、例えば少なくとも50%、好ましくは
実質的にすべての表面を加熱し、糊化する。好ましくは
水分含量は32〜38%の範囲に増加する。
【0017】必要の場合、部分乾燥工程を使用して蒸煮
パスタドウの水分含量を30〜40重量%の範囲内の所
望水分含量に、例えば40°〜60℃の温度の熱風トン
ネルで10秒〜1分で、低減することができる。
【0018】望む場合、蒸煮パスタの冷却は蒸煮後、ま
たは乾燥後行なうことができる。冷却は2〜5℃の温度
を有する冷風トンネルにパスタ温度が2〜10℃に達す
るまでパスタを通して行なうことができる。
【0019】パスタは適当な容器、例えば食品級柔軟な
プラスチックパウチまたはガラス広口びんに包装する。
修正雰囲気または眞空條件下で容器にパスタの包装は環
境温度または低温で行なうことが好ましい。修正雰囲気
は窒素または二酸化炭素を単独で、または窒素と二酸化
炭素の混合物を有利には例えば80:20、65:35
または50:50のN2対CO2比で使用するように含む
ことができる。
【0020】ドウ皮表面の塩溶液の被覆は塩が加熱中す
すぎ落とされるのでドウ内の同量の塩と同じ塩味を生じ
ない。しかし水分活性は有意に低減できる。通例の冷蔵
パスタより高水分含量を有する本発明方法により製造し
たパスタは、低水分含量で、同じ水分活性を有する通例
の冷蔵パスタと同様の貯蔵寿命を有することが分かっ
た。
【0021】
【実施例】次例は本発明をさらに説明する。 例1 生の牛肉フィリングを有するラビオリを25重量%塩溶
液に25℃で30秒浸漬してラビオリ皮の水分活性0.
932(ラビオリ全体の水分活性=0.935、および
ラビオリフィリングの水分活性=0.936)を得、次
に95℃で2分蒸煮してラビオリドウ皮の水分含量3
4.4%(ラビオリ全体の水分含量=37.8%および
ラビオリフィリングの水分含量=41.6%)を得た。
次に蒸煮ラビオリは4℃に冷却し、50:50比の窒素
および二酸化炭素混合物を含む修正雰囲気を使用してガ
ラス広口びんに包装した。ラビオリは消費する場合5
4.5%の水分含量に3分で加熱できる。この加熱時間
は低水分含量の正規のパスタのおよそ半分であり、乾燥
工程がないので高水分含量および表面硬化が少ないため
である。
【0022】例2 3種の牛肉ラビオリ試料を製造した。これらすべては同
じ牛肉フィリングを使用し、これは77.20%細砕牛
肉、13.4%パン粉、3.96%細砕ロマノチーズ、
3%無脂肪粉乳、1.28%塩、0.66%乾燥ホウレ
ン草フレーク、0.19%粉砕バジル、0.16%上質
黒コショウおよび0.15%粉砕ナツメグを含有した。
全塩含量(1.9%)および加熱(乾燥)工程のため、
牛肉フィリングの水分活性は0.93〜0.94で、水
分含量は41〜42%であった。ドウ皮は72.7%デ
ューラム粉、15.0%液体全卵、および12.3%水
から調製した。0.038″(シート上部)および0.
034″(シート下部)厚さのシートに延ばした。ラビ
オリは57%ドウ皮および43%フィリングを使用して
形成し、各ラビオリ重量は5〜6gの範囲であった。ラ
ビオリ形成後、3通りの加工條件を使用した、 試料A(対照):98〜99℃で90秒蒸煮後49〜5
0℃で15分乾燥、1°〜2℃で5分冷却、窒素ガスで
包装、 試料B(試験品):28%飽和塩溶液に30秒浸漬後、
98〜99℃で90秒蒸煮、1°〜2℃で5分冷却、乾
燥せず、窒素ガスで包装、 試料C(試験品):試料Bと同じ、しかしラビオリは蒸
煮後および冷却前に49〜50℃で30秒乾燥した。 これらの試料の一夜後の分析は次の結果を示した、 1.ラビオリ全体 試料 水分活性 水分 A 0.943 33.1% B 0.935 37.8% C 0.935 36.1% 2.ドウ皮 試料 水分活性 水分 A 0.937 27.7% B 0.932 34.4% C 0.924 34.1% 3.フィリング 試料 水分活性 水分 A 0.940 42.1% B 0.936 41.6% C 0.932 41.1% これらの結果から試料BおよびCの双方のドウ皮および
ラビオリ全体は試料A(対照方法)より高い水分含量を
有したが、これらの水分活性は対照と同じか、または低
いことが分かった。これらの試料を3〜6分加熱すると
次の水分含量を示した、 これらの結果は試験試料BおよびCの加熱時間は対照A
試料の僅か半分であることを示した。これらの試料は6
℃で45日貯蔵し、微生物試験結果は次の通りであっ
た。 試料 プレート全体 乳酸菌 Staph. 酵母/かび 大腸菌 B.セレウス の菌数 A 2.1×104 <100 <100 2.1×104 <10 <100 B 1.0×103 <100 <100 6.0×102 <10 <100 C 7.5×102 <100 <100 <100 <10 <100 これらの結果から試験試料BおよびCは冷蔵條件で対照
試料と同様に安定であり、対照方法で使用した乾燥工程
は除外できることが分かった。これらの試料の水分活性
の分析は試料A:0.939、試料B:0.938およ
び試料C:0.933を示した。この結果は貯蔵後水分
活性の有意な変化のなかったことを示した。
【0023】例3 3種のチーズラビオリ試料を製造した。これらすべての
チーズフィリングを使用し、フィリングは17.26%
細碎ロマノチーズ、15.95%細碎パルメザンチー
ズ、6.54%細碎ホンチナチーズ、5.77%リコッ
タチーズ、0.45%塩、0.39%タマネギ粉末、
0.08%ニンニク粉末、13.14%ヘビークリー
ム、9.62%加塩バター、7.05%液体全卵、1
7.17%パン粉、3.63%低ラクトースホエイ粉末
および2.95%アラビアガムを含有した。全塩含量
(2.0%)および加熱(乾燥)工程のため、チーズフ
ィリングの水分活性は0.93〜0.94で、水分含量
は40〜41%であった。ドウ皮は72.7%デューラ
ム粉、15.0%液体全卵、および12.3%水から調
製した。0.038″(シート上部)および0.03
4″(シート下部)の厚さのシートに延ばした。ラビオ
リは57%ドウ皮および43%フィリングを使用して形
成し、各ラビオリ重量は5〜6gの範囲であった。ラビ
オリの形成後、3通りの加工條件を使用した、 試料A(対照):98°〜99℃で2分蒸煮後49°〜
50℃で20分乾燥、次いで4°〜5℃で15分冷却、
窒素ガスで包装。 試料B(試験品):25%塩溶液に30秒浸漬後、98
°〜99℃で2分蒸煮、4°〜5℃で15分冷却、乾燥
せず、窒素ガスで包装。 試料C(試験品):試料Bと同じ試料、しかしラビオリ
は蒸煮後および冷却前に49°〜50℃で30秒乾燥し
た。 ラビオリ全体の水分含量はA、28.3%、B、35.
0%およびC、32.6%であった。これらの試料は6
℃で30日貯蔵し、微生物試験の結果は次の通りであっ
た、 試料 プレート全体 乳酸菌 スタフィ. 酵母/かび 大腸菌 の菌数 イ.コリ B.セレウス A 7.5×102 <10 <10 1.5×102 <10 <10 B 7.2×102 <10 <10 <10 <10 <10 C 1.0×103 <10 <10 <10 <10 <10 これらの結果は、試験試料BおよびCは対照試料Aより
酵母/かびの生育が少なく安定であることを示した。6
℃で30日貯蔵後これらの試料の水分活性は次の通りで
あった、 試料 水分活性 A 0.922 B 0.926 C 0.920
【0024】例4 これらのチーズラビオリ試料は例Bの処方と同じ処方で
製造したが、2種の試料は異る加工を行ない、これらは
次の通りであった、 試料A(対照):98°〜99℃で2分蒸煮後49°〜
50℃で20分乾燥、4°〜5℃で15分冷却、窒素ガ
スで包装、 試料B(試験品):試料Aと同じ、しかしラビオリは乾
燥工程後25%塩溶液に30秒浸漬し、次いで冷却、 試料C(試験品):試料Aと同じ、しかしラビオリは2
5%塩溶液に3分浸漬、冷却工程は適用せず。 ラビオリ全体の水分含量はA、28.2%、B、33.
4%およびC、33.3%であった。これらの試料は6
℃で40日貯蔵し、微生物試験結果は次の通りであっ
た、 試料 プレート全体 乳酸菌 Staph. 酵母/かび B.セレウス の菌数 A 1.3×102 <100 <100 <100 <100 B 6.0×102 <100 <100 <100 <100 C 1.0×103 <100 <100 <100 <100 これらの結果は、試料BおよびCが冷蔵條件で対照試料
Aと同様に安定であり、塩溶液浸漬工程は蒸煮工程後適
用した。塩溶液浸漬は冷却に対し使用できることも分か
った。6℃で40日貯蔵後、これらの試料の水分活性は
次の通りであった、 試料 水分活性 A 0.922 B 0.903 C 0.910
【0025】例5 3種のチーズラビオリ試料を例Bと同じ処方で製造した
が、2種の試料は異る加工を行ない、これらは次の通り
であった、 試料A(対照):98°〜99℃で2分蒸煮後49°〜
50℃で15分乾燥、4°〜5℃で15分冷却、窒素ガ
スで包装、 試料B(試験品):ラビオリ試料煮工程後25%塩溶液
に2.5分浸漬し、乾燥せず、冷却工程を適用した、窒
素ガスで包装、 試料C(試験品):試料Bと同じ、しかし乾燥工程は適
用(49°〜50℃、15分)、窒素ガスで包装。 ラビオリ全体の水分含量および水分活性は次の通りであ
った、 試料 水分含量 水分活性 A 27.4% 0.928 B 37.9% 0.927 C 33.4% 0.907 これらの結果は、塩溶液浸漬は蒸煮後適用し、次いで乾
燥し、または乾燥工程を除外できることも示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ ピーター ハーリック アメリカ合衆国コネチカット州ブルックフ ィールド,グリーンクノール ドライブ 29 (72)発明者 ルイス バーバラ ワイアント アメリカ合衆国コネチカット州ニューミル フォード,チェスナットランド ロード 190

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィリングを有し、またはフィリングを
    有しない生のパスタのドウ皮を塩で被覆して0.85〜
    0.94の水分活性を得、塩被覆パスタを蒸煮して30
    〜40重量%の水分含量を有するパスタドウを得、次い
    で修正雰囲気條件下または眞空條件下でパスタを包装す
    ることを含む、フィリングを有し、またはフィリングを
    有しない冷蔵パスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 塩によるパスタの被覆は塩溶液をパスタ
    に噴霧し、またはパスタを塩溶液に浸漬することにより
    行なう、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 被覆は蒸煮前、蒸煮中または蒸煮後行な
    う、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 パスタの被覆に使用する塩は塩化ナトリ
    ウム、塩化カリウム、塩化マグネシウムまたは任意のそ
    の混合物である、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 塩は水溶液として使用する、請求項1記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 水溶液の塩量は5〜28重量%である、
    請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 浸漬時間は1秒〜5分である、請求項2
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 甘味料は塩溶液に添加する、請求項2記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 甘味料は5〜20重量%量の糖、高フラ
    クトースコーンシラップである、請求項2記載の方法。
  10. 【請求項10】 甘味料は0.01〜0.1重量%の量
    アスパルテームまたはアセスルファム−Kである、請求
    項2記載の方法。
  11. 【請求項11】 塩被覆パスタの蒸煮は大気條件で1〜
    5分飽和蒸気または蒸気を使用して行なう、請求項1記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 部分乾燥工程を使用して蒸煮パスタド
    ウの水分含量を30〜40重量%の所望水分含量に低減
    する、請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 蒸煮パスタの冷却は蒸煮後または乾燥
    後行なう、請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項に記
    載の方法により得ることができる0.85〜0.94の
    水分活性および30〜40重量%のパスタドウの水分含
    量を有する、フィリングを有し、またはフィリングを有
    しない冷蔵パスタ。
JP11054061A 1998-03-02 1999-03-02 冷蔵パスタの製造方法 Withdrawn JPH11290011A (ja)

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