JP2708199B2 - プリント自動販売機 - Google Patents

プリント自動販売機

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JP2708199B2
JP2708199B2 JP63310924A JP31092488A JP2708199B2 JP 2708199 B2 JP2708199 B2 JP 2708199B2 JP 63310924 A JP63310924 A JP 63310924A JP 31092488 A JP31092488 A JP 31092488A JP 2708199 B2 JP2708199 B2 JP 2708199B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記憶媒体に記憶された画像信号の一部を実
画像として所定の記録紙へプリントする画像記録装置の
機能を備えたプリント自動販売機に関する。
〔従来技術〕
一般に自動販売機では、予め清涼飲料水やたばこ等の
商品を販売機本体内へストックしておき、所望の商品に
応じた金銭を投入して、選択ボタン等を操作することに
より、投入された金銭の額を金銭認識装置で認識し、自
動的に取り出し口へその商品を案内させるようになって
いる。
自動販売機は、店員が不要で商品の取引が可能である
ため、各種業界で幅広く適用され、例えば金融機関等の
現金自動支払い機もホストコンピュータに直結された自
動販売機ということができる。また、写真フィルム業界
においても撮影用フィルムを商品とするフィルム販売
機、あるいは撮影済フィルムを回収すると共に同時プリ
ントの仕上がり日時が記録された引換券を発行する受付
機等が提案されている(一例として特開昭63−285697
号)。なお、上記受付機の場合は商品が後日印画紙等と
引換えられる引換券であるが、料金はその印画紙等との
引換時に支払うようになっている。
ところで、上記自動販売機においては、販売される商
品が予め定められているのが一般的であり、例えばビデ
オ録画された画像の一場面をプリントして販売するよう
な自動販売機は存在しない。このような、プリンタ装置
は、現在では、VTR装置に装備されたり、テレビに装備
されたものが市販されているが、主要の機能にプリンタ
機能を付加させるため、部品点数が多くなり、かつ高価
なものとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、スチルカメラによる撮影では、銀塩写
真フィルムを使用し、仕上がりまでに相当の時間がかか
るため、現在はスチルカメラの代わりにビデオカメラを
携帯し、スチルカメラでスナップ写真を撮影する如く使
用している場合が多い。このため、後日ビデオ画像の再
生時にそのムービー画像の中からスチル写真として保存
したくなることがあるにも拘らず、解像度の優れたスチ
ル画像を得ることができるプリンタの普及率は、ビデオ
カメラの普及率に比べ使用頻度が少ないため、大幅に遅
れている。
これを解消するため、写真店等にビデオカセットを預
け、一括してプリント注文すればよいが、画像が一般の
ネガフィルムによる焼増し注文のように画像コマ毎に明
確に区別されていないため、プリントすべき画像の指定
が困難となり、顧客と作業員との両方の立ち会いが必要
となり、作業性が悪い。
仮に、上記画像プリント用自動販売機を設置する場
合、街頭や店内の店員のいない場所に置くことが多く、
顧客が持参した記憶媒体(例えばビデオテープカセッ
ト)を、いつでも取り出せるようにしておく必要があ
る。
例えば、プリント料金が途中で不足となり、追加すべ
き金銭の持ち合わせがないような場合、金銭が追加され
なければ、装填したビデオテープカセットが排出しない
ような事態が起きないようにしなければならない。
本発明は上記事実を考慮し、プリント自動販売機にお
いて、プリント指示前はもちろんプリント指示後であっ
ても、不足額の追加又は記憶媒体の排出(プリント取
消)を自由に選択することができるプリント自動販売機
を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)に記載の発明は、記憶媒体に記憶された
画像信号を読み取って再生する再生器と、再生された画
像信号を実画像として表示する表示器と、前記記憶媒体
に記憶された画像信号に基づいて実画像を所定の記録紙
へプリントするプリンタと、を備えた画像記録装置と、
受付けた金銭の額を認識する金銭認識部と、前記金銭認
識部で認識された額が前記記録紙への1枚分のプリント
料金と基本料金とを加算した受付金額よりも多い場合に
前記画像記録装置を作動可能とする制御部と、プリント
指示があったとき、金銭の残高と、前記プリント料金
と、を比較する比較手段と、プリント指示後に前記比較
手段で比較した結果、前記残高がプリント料金に達して
いる場合はプリントを実行した後待機し、前記残高がプ
リント料金に達していない場合はプリント実行前で待機
する待機制御手段と、前記いずれの待機中であっても、
再生器からの排出指示があった場合に、前記記憶媒体を
排出する排出制御手段と、を有している。
〔作用〕
請求項(1)に記載の発明によれば、画像記録装置
は、記録紙への1枚分のプリント料金と基本料金とを加
算した受付金額が投入されて、はじめて作動可能とな
る。
2枚目以後は、投入金額の残高が不足することがあり
得る。比較手段では、プリント指示があったとき、残高
とプリント料金とを比較する。
この比較の結果、残高がプリント料金に達している場
合は、プリント実行後に待機する。一方、残高がプリン
ト料金に達していない場合は、プリント実行前で待機す
る。
いずれの待機状態でも記憶媒体の排出指示があった場
合、排出が可能である。
このため、例えば、プリント指示をした後、残高不足
であるにも拘らず、追加する金銭の持ち合わせがないと
きに、プリント指示をキャンセルすることができ、記憶
媒体が返却(排出)されないような不具合を解消するこ
とができる。
〔第1実施例〕 第1図には、第1実施例に係るプリント自動販売機10
が示されている。プリント自動販売機10は箱体状のケー
シング12の前面に記憶媒体であるビデオカセット14の挿
入口16が設けられ、この挿入口16は、ケーシング12の内
部に装備された第2図に示されるビデオ再生器18のカセ
ット装填口20と連通されている。ビデオ再生器18は、周
知の一般家庭用ビデオレコーダと同様の機能を有してい
るが、録画は不可となっている。ビデオ再生器18からの
出力される画像信号情報であるビデオ信号は、信号線22
を介して、ケーシング12の上方に設置された表示器であ
るモニタ24の駆動部26へ供給されるようになっている。
従って、ビデオ再生器18で再生されたビデオ信号は、モ
ニタ24によってその実画像を確認することができる。
ビデオ再生器18の操作パネル28は、挿入口16の上方に
設けられている。再生のための操作スイッチ群30は、6
個の操作スイッチで構成され、それぞれの操作スイッチ
の操作により第3図に示される如く、左から順に高速巻
戻し、中速巻戻し、微調整巻戻し、停止、微調整順送
り、中速順送り、高速順送りのための操作が行えるよう
になっている。なお、第1実施例のビデオ再生器18で
は、ビデオカセット14が装填されると直ちに再生が開始
され、静止画がモニタ24に映し出されるようになってい
る。操作スイッチ群30の第3図左側にはイジェクトスイ
ッチ32が設けられ、このイジェクトスイッチ32を操作す
ることにより、装填口20から装填されているビデオカセ
ット14を取り出すことができる。操作スイッチ群30の上
方には表示部34が設けられ、逐次操作手順等が表示され
るようになっている。
一方、操作スイッチ群30の第3図右側には、プリント
スイッチ36が設けられ、現在モニタ24に映し出されてい
る画像を、プリントすることができるようになってい
る。このプリントは、第2図に示される如く、モニタ24
の近傍に設置されたプリンタ部38によって行われる。す
なわち、ビデオ再生部18とモニタ24との間に接続された
信号線22がその中間部で分岐され、分岐線40がプリンタ
部38と接続されている。プリンタ部38には、フレームメ
モリ42が内蔵されており、1画像分の画像信号が記憶で
きるようになっている。このため、モニタ24に映し出さ
れる画像と、フレームメモリ42に記憶される画像信号の
画像とは常に一致されることになる。
プリンタ部38には、画像がプリントされる記録紙であ
る用紙44がロール状に巻かれた状態で装填されており、
その最上層から先端部がケーシング12に設けられたプリ
ント出口方向へ案内されている。プリンタ部38における
用紙の搬送経路途中にはインクリボンを介して熱転写用
印字ヘッド(共に図示省略)が設けられている。また、
用紙44の搬送方向は副走査方向と一致され、これによ
り、用紙44を1副走査移動させる毎に、フレームメモリ
42に記憶された画像信号に基づいて印字ヘッドを主走査
することにより、画像をプリントすることができる。な
お、記録紙として印字ヘッドの熱により発色する感熱記
録紙を用いてもよく、この場合はインクリボンは不要と
なる。
ここで、プリントされる画像のサイズは、前記モニタ
24に映し出された画像のサイズと等しくなっており、こ
の結果、仕上がったプリント画像を見てモニタ画像との
サイズの違いによる違和感を生じさせないようにしてい
る。
ビデオ再生器18及びプリンタ部38は、それぞれシステ
ム制御部46によって制御されるようになっている。この
システム制御部46では、内蔵されたタイマ48及び演算部
50によりビデオ再生器18の作動時間を管理しており、こ
の作動時間は、金銭認識部52から供給される信号によっ
て定められるようになっている。金銭認識部52の金銭投
入口54は、紙幣用投入口54A及びコイン投入口54Bで構成
され、第1図に示される如く、ケーシング12の前面に配
設されている。金銭認識部52は、一般の清涼飲料水やた
ばこ等の自動販売器に適用されている周知のものと同様
であり、金銭投入口54の上方には投入金額や残高を表示
する表示部56が設けられ、また、金銭投入口54の下方に
はつり銭返却口58が設けられている。
金銭認識部54で投入金額が認識されると、その金額に
応じた信号がシステム制御部46へ供給され、ビデオ再生
器18の作動時間を演算するようになっている。ビデオ再
生器18の作動可能か否かは、ビデオ挿入口16に設けられ
た後述のシャッタ60の開閉状態によって、確認すること
ができるようになっている。
すなわち、第4図に示される如く、ビデオ挿入口16と
ビデオ再生器18の装填口20との間には、長片部62と短片
部64とが形成されるように略直角に屈曲されて略L字状
とされたシャッタ60が配設されている。シャッタ60の幅
方向両端部は、第5図に示される如く、ガイド66に収容
されている。シャッタ60の短片部64はモータ68の回転軸
70に取付けられたカム72によって支持されており、通常
は水平状態(第4図実線参照)のカム72によって支持さ
れている。ここで、モータ68が駆動され、回転軸70が時
計方向へ90°回転されると、この回転軸70の回転でカム
72が立設され(第4図想像線参照)、シャッタ60は、カ
ム72の先端部で支持されることになる。すなわち、カム
72の位置によりシャッタ60の上下位置が変更されること
になる。短片部64の上方には、システム制御部46と接続
されたリミットスイッチ74が設けられ、シャッタ60が最
上位置にあるときにハイレベルの信号がその他はローレ
ベルの信号がそれぞれシステム制御部46へ供給されるよ
うになっている。
一方、長片部62には、ビデオ挿入口16と同形状の矩形
孔76が設けられており、カム72が立設された状態で挿入
口16と一致する位置に位置されるようになっている。
また、シャッタ60の下端部にはケーシング12のリブ78
との間に引張コイルばね80が取付られ、シャッタ60を第
4図下方へ付勢している。さらに、ケーシング12には、
カム72の水平状態で配置された時点でシャッタ60の下端
部と当接されるストッパ82も設けられている。
システム制御部46では、所定の基本料金が投入される
と、モータ68へ駆動信号を出力し、シャッタ60を引き上
げ、ビデオ挿入口16と装填口20とを開放させるようにし
ている。また、シャッタ60による挿入口16の閉止は、イ
ジェクトスイッチ32を操作してから所定時間後に行われ
るようになっており、ビデオカセット14が装填口20と挿
入口16とに跨がっているときには、カム72のみが先に水
平状態となり、シャッタ60はビデオカセット14により保
持されることになるが、ビデオカセット14を完全に引き
抜いた時点で引張コイルばね80の付勢力により、挿入口
16が閉止されるようになっている。
以下に第1実施例の作用を第6図のフローチャートに
従い説明する。
まず、ステップ150では金銭が投入されたか否かが判
断され、金銭が投入されたと判断されるとステップ152
へ移行してその投入金額を表示部56へ表示し、ステップ
154へ移行する。また、金銭が投入ない場合はステップ1
52を飛び越してステップ154へ移行する。ステップ154で
は投入金額の合計が基本料金MO+1枚分のプリント料
金MP以上の金額に達したか否かが判断され、達してい
ない場合はステップ150へ戻り、達した場合はプリント
が可能であるのでステップ156へ移行してモータ68を駆
動させる。このモータ68を駆動させることにより、カム
72が第4図立設状態となり、シャッタ60を持ち上げ、矩
形孔76が挿入口16及び装填口20の位置と一致され(シャ
ッタ60の開状態)、ビデオカセット14の装填が可能とな
る。
次のステップ158では、ビデオカセット14が装填され
たか否かが判断され、ビデオカセット14が装填されると
ステップ160へ移行してビデオ再生部18のヘッド対応す
るテープに記録された静止画像がモニタ24へ表示され
る。
次のステップ162では、ビデオカセット14内のテープ
を送ったり巻き戻したりする操作スイッチ群30が操作さ
れたか否かが判断され、操作された時点でステップ166
へ移行して画像の選択が行われる。なお、操作スイッチ
群30が操作されない場合は後述するステップ178へ移行
する。
プリントしたい画像の選択がなされると、ステップ16
8でプリントスイッチ36が操作されたか否かが判断さ
れ、操作されるとステップ170へ移行して投入された金
銭の額がプリント料金を満足しているか否かが判断され
る。この場合、1枚目のプリントの場合は、ステップ15
4でプリント可能であることを認識しているが、2枚目
以後の場合、不足と判断される場合がある。
このステップ170において、満足している場合は、ス
テップ172へ移行してプリンタ部38によりプリントが実
行され、終了するとステップ178へ移行する。ここで、
第1実施例ではプリントされた画像サイズをモニタ24に
映し出された画像サイズと同一としたので、使用者に違
和感を与えることがない。
ステップ178では、イジェクトスイッチ32が操作され
たか否かが判断され、操作された場合はプリントは終了
したと判断され、ビデオカセット14が取り出され、ステ
ップ182でモータ68を前記シャッタ60を開放したときと
逆方向へ回転駆動させる。これにより、カム72が第4図
水平状態となりシャッタ60が自重及び引張コイルばねの
付勢力で下方へ移動可能となる。しかし、ビデオカセッ
ト14が装填口20と挿入口16とに跨がっている場合はその
移動は阻止され、ビデオカセット14を完全に抜き取った
時点で、シャッタ60は移動し、閉止状態となる。
ステップ182でモータが所定時間駆動されるとステッ
プ184へ移行して支払う料金よりも投入金額が多いか少
ないか、すなわち残高があるか否かが判断され、残高あ
りと判断された場合はステップ186でつり銭を返却して
終了する。また、残高がない場合はステップ186は飛び
越して終了する。
以上が通常のプリント自動販売機10の使用手順であ
り、実際は2枚以上プリントしたり、途中でプリントを
取り止めたり、金額が満足でない場合がある。以下これ
らの対応について説明する。
まず、続けて2枚以上プリントする場合に付いて説明
する。
ステップ172で1枚目のプリントが実行され、ステッ
プ176を経てステップ178へ移行したときにイジェクトス
イッチ32が操作されない場合、ステップ178からステッ
プ188へ移行して残高の表示が行われた後、ステップ190
へ移行してフラグFがセットされているか否かが判断さ
れる。このフラグFは金額が満足しているか否かでセッ
ト(1)・リセット(0)されるフラグであり、ステッ
プ170で金額が満足していないと判断された場合にセッ
トされるようになっているため、通常はリセットされて
いる。
ステップ190で否定判定されると、ステップ162へ移行
して、再度操作スイッチ群30が操作されたか否かを判断
する。以下は金属が満足していれば1枚目のプリント手
順と同様であるので、説明は省略する。
このように、イジェクトスイッチ32を操作しない限
り、プリントは何枚でも行うことができる。また、イジ
ェクトスイッチ32の操作は、ステップ162、178、188、1
90のルーチンを流れている間、いつでも可能となる。
次に、ステップ170において金額が満足されない場
合、ステップ192へ移行して前述のフラグFをセット
し、次いでステップ194へ移行して金銭追加を促す表示
を表示部56へ表示する。次のステップ196では、金銭が
追加されたか否かが判断され、依然追加されない場合
は、ステップ178へ移行する。これにより、イジェクト
スイッチ32を操作してプリントを中止することができ
る。すなわち、追加する金銭の持ち合わせがないとき、
装填したビデオカセット14が返却(排出)されないよう
な不具合は生じない。イジェクトスイッチ32が操作され
ない場合は、ステップ188を経てステップ190へ移行する
が、この場合はステップ192でフラグFがセットされて
いるので、ステップ190からステップ194へ移行し、以下
イジェクトスイッチ32が操作されないかぎり、金銭が追
加されるまでステップ196、178、188、190、194を繰り
返す。
ステップ196において、金銭の追加を確認した場合
は、ステップ198へ移行してフラグFをリセットした
後、ステップ172へ移行してプリントを実行する。
なお、本第1実施例ではプリントする元の画像の記録
媒体をビデオカセット14の磁気テープとしたが、ビデオ
カセット14に限らずビデオフロッピや光ディスク等のよ
うに画像信号が電子スチルカメラ等で収録された他の記
録媒体であってもよい。
このように、ビデオカセット14等の動画スチル写真の
如くプリントすることができる機能を自動販売機に持た
せたので、高価である動画からのスチル写真作成に必要
な機材を個人が持たなくても、アルバム等に残しておき
たいスチル写真を容易に得ることができる。
なお、第1実施例ではプリントする元の画像の記録媒
体をビデオカセット14の磁気テープとしたが、ビデオカ
セット14に限らずビデオフロッピや光ディスク等のよう
に画像信号が電子スチルカメラ等で収録された他の記録
媒体であってもよい。
〔第2実施例〕 以下に本発明の第2実施例について説明する。なお、
本第2実施例において、第1実施例と同一部分について
は、同一の符号を付してその構成の説明は省略する。
第7図に示される如く、モニタ24には、フード25が取
り付けられている。フード25は、モニタ24の周縁におけ
る上辺と両辺の3方に連続され、プリント自動販売機84
の前方に突出されており、モニタ24の正面に対向しなけ
ればモニタ24に映し出される画像を認識することができ
ないようになっている。すなわち、操作パネル28を操作
する操作者のみが画像の確認をすることができる。ま
た、昼間時の日照よけの役目も有している。
なお、第10図に示される如く、ケーシング12を凹陥さ
せて筒体部12Aを形成し、この筒体12Aの底部にモニタ24
を配置するようにしても同様の効果を得ることができ
る。
第7図に示される如く、第2実施例に係るプリント自
動販売機84の前面には3個の挿入口16、86、88が設けら
れている。これらの最上部の挿入口16は、第1実施例と
同様のVHSビデオカセット14(第8図参照)の挿入口と
されている。また、中間部の挿入口86は、8mmビデオカ
セット90(第8図参照)の挿入口とされ、最下部の挿入
口88は、ビデオフロッピディスク92(第8図参照)の挿
入口とされている。すなわち、記憶媒体の収容部材に対
応して挿入口16、86、88が設けられている。自動販売機
84の内方には、VHSビデオ再生器18、8mmビデオ再生器9
4、フロッピディスク再生器96が前記それぞれの挿入口1
6、86、88に対応されて配置されており、挿入口16、8
6、88からそれぞれの収容部材に合った記憶媒体を挿入
することができるようになっている。
第8図に示される如く、挿入口16、86、88のそれぞれ
にはシャッタ60、102、104が配設され、それぞれモータ
68、106、108の駆動により挿入口16、86、88が開閉され
るようになっている。なお、シャッタ60、102、104の開
閉機構は、第1実施例で示した構成(第4図に示したカ
ム72及び引張コイルばね80による、シャッタ60の駆動機
構)と同様であるので省説する。モータ68、106、108は
それぞれシステム制御部46に接続され、このシステム制
御部46からの信号で駆動されるようになっている。
第7図に示される如く、挿入口16、86、88のサイドに
は、それぞれ選択スイッチ110、112、114が設けられて
おり、これらの選択スイッチ110、112、114の何れかを
操作することにより、適用する再生器18、94、96を選択
することができるようになっている。すなわち、選択ス
イッチ110、112、114はそれぞれシステム制御部46と接
続されており、操作される選択スイッチ110、112、114
に対応するシャッタ60、102、104が開放されるようにな
っている。
また、モニタ24を駆動させる駆動部26へ接続された信
号線22はそれぞれの再生器18、94、96と接続されてい
る。
以下に第2実施例の作用を第9図のフローチャートに
従い説明する。なお、第1実施例と同一の制御について
は同一のステップ番号を付して説明は省略する。
ステップ153において、投入金額が所定の金額に達す
ると、ステップ154に移行して表示部56に挿入口16、8
6、88を選択することを促す表示がなされ、使用者はこ
の支持に応じて使用する挿入口16、86、88を選択スイッ
チ110、112、114を操作することにより選択する。以下8
mmビデオカセット90を適用する場合を例にとり説明す
る。次のステップ155では、挿入口86のサイドに配設さ
れた選択スイッチ112が操作されると、この選択スイッ
チ112からの信号によりシステム制御部46において、適
用される再生器94を認識し、ステップ156へ移行する。
ステップ154では、認識された再生器94のシャッタ102を
モータ106を駆動して開放する。以後は第6図で示した
制御と同様である。
このように第2実施例では、収容部材の異なる複数の
記憶媒体に対応させることが出来るので、適用範囲が拡
大される。また、選択された挿入口のみが開放されるの
で、誤挿入等はない。
なお、本第2実施例において、適用可能な収容部材を
VHSビデオカセット14、8mmビデオカセット90及びビデオ
フロッピディスク92としたが、VHS−Cビデオカセット
やβビデオカセット等の他の収容部材に対応可能な再生
器を併設してもよい。
第1実施例及び第2実施例において、ビデオカセット
14、90等の動画又はビデオフロッピディスク92に記憶さ
れた静止画をスチル写真の如くプリントすることができ
る機能を自動販売機に持たせたので、高価である動画か
らのスチル写真作成に必要な機材を個人が持たなくて
も、アルバム等に残しておきたいスチル写真を容易に得
ることができる。
第1実施例及び第2実施例のプリント自動販売機10、
84は従来の商品販売用の自動販売機のようにストックさ
れている商品を選択するのではなく、各自持参したビデ
オカセット14の動画の中から1画像を選択してプリント
するものであるため、写真店に注文する場合は、作業員
と顧客とが立ち会って作業する必要があるが、自動販売
機とすることにより、顧客が各自で選択可能となり、作
業性が向上され、注文ミスもなくなるという、特有の効
果がある。
なお、第1実施例及び第2実施例では金銭を直接投入
する構成としたが、プリペイドカードを用いて行っても
よく、両者を並設してもよい。プリペイドカードを用い
ることにより残高不足等で使用者に不快感を生じさせる
ことが低減される。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係るプリント自動販売機
は、プリント指示前はもちろん、プリント指示後であっ
ても不足額は追加又は記憶媒体の排出(プリント取消)
を自由に選択することができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係るプリント自動販売機の外観を
示す斜視図、第2図はプリント自動販売機の内部の構成
を示す概略図、第3図は操作パネルの正面図、第4図は
シャッタ及びその周辺部分の断面図、第5図は第4図の
V−V線断面図、第6図は制御フローチャート、第7図
は第2実施例に係るプリント自動販売機の外観を示す斜
視図、第8図は第2実施例に係るプリント自動販売機の
内部の構成を示す概略図、第9図は第2実施例の制御フ
ローチャート、第10図はモニタをケーシング内部に配置
した場合の斜視図である。 10、84……プリント自動販売機、14……ビデオカセッ
ト、18、94、96……ビデオ再生器、24……モニタ、38…
…プリンタ部、42……フレームメモリ、44……用紙、46
……システム制御部、52……金銭認識部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体に記憶された画像信号を読み取っ
    て再生する再生器と、再生された画像信号を実画像とし
    て表示する表示器と、前記記憶媒体に記憶された画像信
    号に基づいて実画像を所定の記録紙へプリントするプリ
    ンタと、を備えた画像記録装置と、 受付けた金銭の額を認識する金銭認識部と、前記金銭認
    識部で認識された額が前記記録紙への1枚分のプリント
    料金と基本料金とを加算した受付金額よりも多い場合に
    前記画像記録装置を作動可能とする制御部と、 プリント指示があったとき、金銭の残高と、前記プリン
    ト料金と、を比較する比較手段と、 プリント指示後に前記比較手段で比較した結果、前記残
    高がプリント料金に達している場合はプリントを実行し
    た後待機し、前記残高がプリント料金に達していない場
    合はプリント実行前で待機する待機制御手段と、前記い
    ずれの待機中であっても、再生器からの排出指示があっ
    た場合に、前記記憶媒体を排出する排出制御手段と、 を有するプリント自動販売機。
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