JP3588788B2 - 磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア - Google Patents

磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カートリッジに収納されたフイルムをカートリッジから引き出して観察するフイルムビューアに係り、特にフイルムに磁気記録層が形成されたフイルムのフイルムビューアに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では、フイルムを分断せずにカートリッジ内に収納し、このカートリッジをプリント写真と共にDPE取扱店からユーザーに返却する返却形態が提案されている。このような形態で返却されたフイルムでは、プリント写真の焼き増し依頼時に、従来の如くネガシースを介してコマ画像を観察することができないため、そこで本願出願人は、カートリッジからフイルムを引き出し、コマ画像を観察できるようにしたフイルムビューアを提案している。
【0003】
このフイルムビューアは、カートリッジをビューア本体に装填し、ビューア本体に設けたフイルム引き出し用ノブを指で回すことにより、このノブに連結されたギヤ列を介してカートリッジのスプールを回転させて、フイルムをカートリッジから引き出すようにしている。引き出されたフイルムのコマ画像は、ビューア本体に開口された観察用窓から観察され、また順次引き出されたフイルムは、前記ノブに連動する巻取軸に巻き取られるようになっている。観察終了後には、前記ノブを逆転させて前記スプールを巻き戻し方向に回転させることによりフイルムをカートリッジに収納する。
【0004】
前記カートリッジには、露光済みか未露光かを指示する指示部が形成されており、また、前記フイルムビューアには前記指示部のうち未露光の指示部を検出した際に、そのカートリッジの装填を阻止する阻止部が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年提案されている写真フイルムには、コマ毎に磁気記録層が形成されたものがあり、この磁気記録層に撮影日時、撮影サイズ、シャッター速度、F値、ストロボON/OFF、ロールタイトル、コマタイトル等の情報を撮影時に磁気記録するようにしている。
【0006】
しかしながら、前述した従来のフイルムビューアでは磁気記録層に記録された情報を読み取って、これを表示することはできないという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、磁気記録層を有するフイルムのコマ画像を簡易に確認することができるとともに、各コマに対応する磁気記録層に記録された磁気情報を表示することができるフイルムビューアを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、磁気記録層を有する現像済みフイルムが巻き取られているカートリッジを収納するカートリッジ収納部と、前記カートリッジ収納部に設けられ、該カートリッジ収納部に収納される前記カートリッジのスプールに係合する回転軸を有し、該回転軸をモータ駆動するフイルム供給手段と、前記フイルム供給手段から供給されるフイルムを巻き取る巻取軸を有し、該巻取軸をモータ駆動するフイルム巻取手段と、前記フイルム供給手段とフイルム巻取手段との間に位置する前記フイルムのコマ画像を観察する観察用窓と、前記フイルムの1コマの搬送を検出するコマ検出手段と、前記フイルムの磁気記録層に記録された磁気情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った磁気情報を表示する表示手段と、前記コマ検出手段の検出出力に基づいて前記フイルム供給手段及び/又はフイルム巻取手段を制御し、前記フイルムの各コマ画像を前記観察用窓で観察可能な位置に搬送するとともに、該観察用窓で観察可能な位置に搬送されたコマ画像に対応する磁気情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、カートリッジがカートリッジ収納部に収納された後、制御手段によって前記フイルム供給手段及び/又はフイルム巻取手段を制御することにより、前記カートリッジからフイルムを引き出し、フイルムリーダー部を前記フイルム巻取手段の巻取軸に巻き付け、またコマ検出手段から出力される1コマ分の搬送情報に基づいてフイルム搬送の停止制御を行い、前記フイルムの各コマ画像を観察用窓で観察可能な位置に搬送する。また、フイルムの搬送中に、フイルムの磁気記録層に記録された磁気情報をコマ毎に読み取り、この磁気情報を、前記観察用窓から観察されるコマ画像に対応して表示手段に表示する。尚、前記磁気情報は最初に一括して読み取っても良いし、1コマ送り毎に読み取っても良い。これにより観察用窓から所望のコマ画像を観察することができるとともに、そのコマ画像に対応して記録された磁気情報を確認することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューアの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るフイルムビューアの外観を示す斜視図であり、このフイルムビューア10のビューア本体12は直方体状に形成されている。
【0010】
前記ビューア本体12の正面板14の中央部には、矩形状の観察用窓16が開口され、この観察用窓16から後述するフイルムのコマ画像18、及び後述する光学データ19が観察可能となっている。また、観察用窓16の図中右側方にはキーパネル20が設けられている。このキーパネル20には、フイルムの連続巻き戻しを指示する巻戻しボタン22、フイルムの連続早送りを指示する早送りボタン24、フイルムの1コマ分の巻き戻しを指示するREVボタン26、フイルムの1コマ分の順送りを指示するFWDボタン28、カートリッジのイジェクトボタン30、フイルムローディングを指示するLoadボタン32、コマのフレーム番号を選択するフレーム番号ボタン34、及びこのフレーム番号ボタン34を押した後に観察したいコマ画像のフレーム番号をインプットする0〜9までのボタンを備えたテンキー36が取り付けられている。
【0011】
前記ビューア本体12の上板38には、矩形状の液晶表示板(以下「LCD」と称する)40が埋め込み固定されている。前記LCD40には、フイルムの磁気記録層に形成された磁気情報が表示され、また、この磁気情報は、上板38の右隅部に設けた表示切換ボタン42を押すことにより表示内容が切り換えられるようになっている。前記磁気情報については後述する。
【0012】
一方、ビューア本体12内には図2に示すように、前記観察用窓16を挟んで図中左側にカートリッジ44の収納室46が形成され、また図中右側にはカートリッジ44から引き出されたフイルム48の巻取室50が形成されている。
前記収納室46は、ビューア本体12の底板52側に開口され、この開口部54からカートリッジ44が出し入れされるようになっている。また、前記開口部54は、底板52にヒンジ56を介して取り付けられた底蓋58によって開閉される。
【0013】
前記収納室46に収納されるカートリッジ44は、図3に示すタイプのものであり、カートリッジ44を構成する胴体部60、スプール62、及び遮光部材64等の全ての部材がプラスチックで形成されている。そして、カートリッジ44は、フイルム48(図4参照)を先端まで前記スプール62に巻き込んでおき、使用するときにスプール62の回転によってフイルム48を出入口68からカートリッジ44の外部へ送り出すタイプのものである。
【0014】
フイルム48は図4に示すように、コマ画像18の始端を示すパーフォレーション70Aと終端を示すパーフォレーション70Bがフイルム48の長手方向に沿ってコマ毎に形成され、また、前記パーフォレーション70Aと70Bとの間には磁気記録層72が形成されている。この磁気記録層72には、そのコマの撮影日時、標準、ハイビジョン、パノラマを示す撮影サイズ、シャッター速度、F値、ストロボON/OFF、ロールタイトル、コマタイトル等の情報が撮影時に磁気記録されている。
【0015】
また、光学データ19は3つの枠部から構成されるもので、これらの枠部はカメラの撮影時に設定された撮影サイズに応じて露光されるものである。例えば、左端の枠部のみが露光されているコマ画像はハイビジョンサイズで撮影されたものと、また、左端と中央の枠部が露光されているコマ画像はパノラマサイズで撮影されたものと、全ての枠部が露光されているコマ画像は標準サイズで撮影されたものと前記観察用窓16を介して使用者が視認できるようになっている。前記カートリッジ44には図3に示すように、スプール62の凹部74に爪76が設けられている。前記爪76は、該カートリッジ44に収納されたフイルムが現像済みか未現像かを示すもので、現像済みである場合には、ラボ等で折られ取り除かれてユーザーに返却される。この爪76は、前記ビューア本体12の底蓋58の内側に形成した突起78により、その有無が検出される。即ち、この突起78は、底蓋58を閉じた際に前記スプール62の凹部74に挿入される。従って未現像のカートリッジ44を誤って装填された場合には、突起78が爪76に当たって底蓋58が閉まらない。これにより、未現像のカートリッジを誤って装填しようとした場合には、そのカートリッジの露光を防止することができる。
【0016】
前記スプール62の他端には図2に示すようにリブ80が形成される。このリブ80は、カートリッジ44の装填時に回転軸82のスリット84に係合され、回転軸82からの回転力が伝達されるようになっている。これにより、スプール62が回転され、フイルム48がカートリッジ44から引き出されたり、カートリッジ44に巻き戻されたりする。
【0017】
前記巻取室50には、フイルム44の巻取軸86が配設される。前記巻取軸86はその上端と下端とがビューア本体12に回転自在に支持されている。また、巻取軸86の上部にはギヤ88が固着され、このギヤ88は図5に示すクラッチ90を介してモータ92に連結されている。前記クラッチ90は、ギヤ88に加わるトルク(即ち、フイルム48の巻き取りトルク)が所定のトルクを越えた時に、ギヤ88をモータ92に対して滑らせるもので、フイルム48を定速で巻取軸86に巻き取らせるようにしたものである。また、前記モータ92の駆動力は、図示しないギヤ機構を介して回転軸82のギヤ94(図2参照)にも伝達されるようになっている。
【0018】
前記ギヤ機構は、スプール62を回転させてフイルム48を送り出し、フイルム48の先端が巻取軸86に巻き取られるまで回転軸82側に動力を伝達し、それ以後の巻き取り時には巻取軸86側のみに動力を伝達するように構成されている。また、ギヤ機構は、フイルム48のカートリッジ44への巻き戻し時には、回転軸82側のみに動力を伝達する。
【0019】
前記モータ92は、図5に示すモータドライバ96からの駆動信号によって駆動され、またモータドライバ96はビューア本体12内に内蔵されたCPU98によって、モータ92に出力する回転方向と回転量とが制御されている。
前記CPU98には、図1、図5に示したキーパネル20からの各ボタン22乃至36の操作に対応した指令信号が出力される。CPU98は、前記指令信号が出力されると、その信号に対応した動作をモータ92が行うようにモータドライバ96を制御する。
【0020】
ところで、カートリッジ44から引き出されたフイルム48は、図5に示すガイド板100に沿って搬送され、そして、観察用窓16を通過した後、ガイド板102に沿って巻取軸86に巻き取られる。ガイド板100側には、パーフォレーションセンサ104が設けられる。パーフォレーションセンサ104は、搬送されてきたフイルム48の始端側のパーフォレーション70A(図4参照)、及び終端側のパーフォレーション70B(図4参照)を1コマ毎に検出し、検出した際にHレベルの検出信号をCPU98に出力する。本実施の形態では、パーフォレーションセンサ104が、始端側のパーフォレーション70Aを検出したときに、そのコマ画像の前方のコマ画像が観察用窓16に位置するようになっている。また、パーフォレーションセンサ104の近傍には、キャプスタンローラ105が配置される。キャプスタンローラ105は、前記モータ92からの回転力が伝達され、カートリッジ44から引き出されたフイルム48は、キャプスタンローラ105の回転力によって一定速度で搬送される。
【0021】
また、ガイド板102には光センサ106と磁気ヘッド108が並設されている。前記光センサ106は、光学データ19の撮影サイズと、またコマ番号を示すバーコード等の光学データ19が記録されている場合に該光学データ19を読み取るものであり、これらの光学データは光学データ読取装置110によって再生処理されてCPU98のRAM112に記憶される。前記磁気ヘッド108は、フイルム48の磁気記録層72に記録された磁気情報を読み取るもので、読み取った情報は磁気情報再生装置114によって再生されてCPU98の前記RAM112に記憶される。尚、符号115は、観察用窓16に位置したコマ画像を背面側から照射する光源である。また、符号116はアラームであり、このアラーム116は、フイルム48のカートリッジ44への巻き戻し終了時やフイルム48の異常搬送時等に電子音が発生するようにCPU98により制御されている。
【0022】
RAM112に記憶された情報は、CPU98により必要時に読みだされ、図6に示すLCD40に表示される。図6(A)に示す第1画面には、例えば、ニチジ(撮影日時)、サイズ(撮影サイズ)、シャッター(シャッタ速度)、シボリ(F値)、ストロボ(ストロボON/OFF)が表示され、そして、表示切換ボタン42(図1参照)によって切り換えられた(B)に示す第2画面にはロールタイトル、コマタイトルが表示される。
【0023】
次に、前記の如く構成されたフイルムビューア10の使用方法について図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、カートリッジ44をビューア本体12に装填する(S1)。次に、キーパネル20のLoadボタン32を押して(S2)、フイルムローディングを開始し、カートリッジ44内の全フイルム48をモータ92の駆動力で引き出すと共に巻取軸86に向けて搬送する。そして、このフイルム搬送中に、フイルム48の磁気記録層72に記録された磁気情報を磁気ヘッド108によって読み取り、この読み取った情報をRAM112にコマ毎に記憶する(S3)。また、フイルム44に光学データが記録されている場合には、この光学データを光センサ106によって読み取り前記RAM112に記憶する。
【0024】
全フイルム48の搬送が終了すると、モータ92を逆転させて全フイルム48のカートリッジ44への巻き戻しを行う。この時、全磁気記録層72の読み取りにエラーが生じたか否を予め確認しておき(S4)、エラーが生じている場合には、この巻き戻し動作中に再度読み取りを行う(S5)。そして、全フイルム48の巻き戻し終了後に、前記エラーが解消したか否かを確認し(S6)、エラーが生じた磁気記録層72は、磁気情報の書き込みエラーと判断してその情報は記憶しないようにする(S7)。
【0025】
次に、キーパネル20を操作して、コマ画像の観察を開始する(S8)。例えば、早送りボタン24を押すと、CPU98はモータ92を制御してフイルム48の引き出しを開始し、そして、パーフォレーションセンサ104から2番目(コマ番号2)のコマ画像18の始端側のパーフォレーション70Aを検出した信号が出力された時点でモータ92を停止する。これにより、コマ番号1のコマ画像18が観察用窓16に位置するので、このコマ画像18を観察用窓16から観察することができる。この時CPU98は、コマ番号1の磁気情報をRAM112から読み出し、これをLCD40に表示する。その後、FWDボタン28を1コマ観察終了毎に押していくと、コマ番号1から後段のコマ画像を順に観察することができ、そして、その観察中のコマ画像に対応した磁気情報をLCD40で確認することができる。
【0026】
また、フレーム番号ボタン34を押して観察したいコマ画像のコマ番号をテンキー36によりインプットすると、CPU98はモータ92を制御してそのコマ画像を観察用窓16まで搬送すると共に、そのコマ画像の磁気情報をRAM112から読み出してLCD40に表示する。これによって、所望のコマ画像と、その磁気情報とを一緒に確認することができる。
【0027】
観察が終了してカートリッジ44をビューア本体12から取り出す場合には、キーパネル20のEjectボタン30を押す(S9)。Ejectボタン30が押されると、CPU98は、モータ92を逆転させて全フイルム48のカートリッジ44への巻き戻しを行う(S10)。そして、アラーム116により巻き戻し終了が確認された後、底蓋58を開いてカートリッジ44を取り出す。これによって、1つのカートリッジ44に収納されたフイルム48の観察が終了する(S11)。
【0028】
本実施の形態では、フイルム48をモータ98の駆動力で搬送すると共に、クラッチ90によってフイルム48の搬送中にかかるテンションを一定に保持したので、手動のフイルム搬送で前記テンションが可変する従来のフイルムビューアと比較して、フイルム48の使用寿命を延ばすことができる。
図8は本発明に係るフイルムビューアの他の実施の形態を示す斜視図である。また、図9は図8に示したフイルムビューアの分解斜視図であり、図10は図8に示したフイルムビューアの拡大平面図である。
【0029】
これらの図面に示すように、このフイルムビューアのカートリッジ収納部120には、蓋122が設けられており、この蓋122を開けてカートリッジをカートリッジ収納部120に挿入する。このカートリッジの挿入により、カートリッジ収納部内に設けられているポップアップ機構のポップアップ部材(図示せず)が押し下げられ、また、カートリッジを挿入した後、蓋122を閉めると、蓋122がロックされる。
【0030】
また、このフイルムビューアの上面には、観察用窓124、取出しスイッチ130、情報読込スイッチ131、表示切換スイッチ132、送りスイッチ133、戻しスイッチ134、及びLCD140が設けられている。尚、カートリッジ収納部120には、カートリッジのスプールに係合する回転軸を有し、この回転軸をモータ駆動するフイルム供給機構が設けられ、また、フイルム供給機構に対向する位置には、フイルム供給機構から供給されるフイルムを巻き取る巻取軸を有し、この巻取軸をモータ駆動するフイルム巻取機構が設けられているが、これらのフイルム供給機構及びフイルム巻取機構は、図2に示したものと同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
【0031】
次に、コマ画像を観察用窓124で観察する場合の観察光学系について説明する。図9に示すように、観察しようとする所望のコマ画像は、フイルム搬送路上の所定の観察位置Pに停止させられる。この観察位置Pには、コマ画像を照明するためのランプ125Aを備えたランプハウス125が配設されている。また、フイルム搬送路を挟んでランプハウス125と対向する位置には、反射ミラー126が配設されている。更に、観察用窓124には、レンズホルダー127によってレンズ128A、128Bが配設されている。
【0032】
上記構成の観察光学系により、ランプハウス125によって照明されたコマ画像の透過光は、反射ミラー126及びレンズ128A、128Bを介して観察用窓124に導かれ、これにより観察用窓124によりコマ画像を観察することができる。尚、図9上で、129はランプ125Aの交換時に開閉されるランプカバーである。
【0033】
次に、上記構成のフイルムビューアの動作について、図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、フイルムビューアにACアダプタを接続し、フイルムビューアに電源の供給を可能にする(S20)。続いて、カートリッジをカートリッジ収納部120に挿入し、蓋122によりロックする(S21)。このとき、挿入されたカートリッジが現像済みか否かをカートリッジに設けれている爪76(図3参照)の有無によって判別し(S22)、爪76が折れていない場合には、「未現像であること」を示すエラーメッセージをLCD140に表示し、その後、自動イジェクトする(S23)。即ち、蓋122のロックが解除され、ポップアップ機構の動作によってカートリッジが排出される。
【0034】
一方、カートリッジが現像済みの場合(爪76が折れている場合)には、カートリッジからフイルムを引き出し、フイルムリーダー部をフイルム巻取機構の巻取軸(図示せず)に巻き付けるローディング動作を行わせる(S24)。このローディング動作終了時には、フイルムの先頭コマのコマ画像が観察用窓124で観察できる観察位置に停止し、また、コマ画像を照明する光源が点灯される。
【0035】
ここで、情報読込スイッチ131を押下すると(S25)、先頭コマが観察位置で停止している場合には直ちに、先頭コマが観察位置にない場合には先頭コマまでフイルムを一旦巻き戻した後(S26)、フイルムを最終コマまで連続的に早送りして停止させる(S28)。また、この連続早送り中に、フイルムリーダー部の磁気記録層(以下、リーダートラックという)及び各コマに対応する磁気記録層(以下、フレームトラックという)に記録されている各磁気情報は連続的に読み取られ、この読み取られた磁気情報はRAMに記憶される(S27)。
【0036】
従って、磁気情報の読み込みが終了した時点では、最終コマが観察用窓124によって観察できるようになっており、また、LCD140には最終コマの磁気情報が表示される。
さて、任意のコマ画像が観察位置に停止している状態で、送りスイッチ133又は戻しスイッチ134を押すと、フイルムは送り方向又は戻し方向に1コマ送りされ、これにより観察用窓124では、現在のコマよりも1コマ後又は1コマ前のコマ画像を確認できるようになる(S29)。また、磁気情報の読み込みが終了している場合には、現在観察位置に停止しているコマ画像の磁気情報がLCD140に表示される。
【0037】
コマ画像等の確認終了後、取出しスイッチ130が押されると(S30)、光源が消灯され、カートリッジ内にフイルムが巻き戻される(S31)。そして、フイルム巻取りが終了すると、蓋122のロックが解除され、カートリッジはポップアップ機構により自動的にカートリッジ収納部120から排出される(S32)。
【0038】
尚、送りスイッチ133又は戻しスイッチ134を押し続けると、フイルムは送り方向又は戻し方向に連続的に給送される。また、このフイルムビューアはパワーセーブ機能を有しており、ステップS20に示したようにACアダプタが接続され、フイルムビューアに電源の供給を可能な状態で、カートリッジが挿入され蓋122が閉じられると、又は上記スイッチ等が押されると、パワーオンとなる。その後、通常のパワーオンの状態からスイッチ等の無操作時間が、例えば3分経過すると、省電力と光源の光熱によるフイルムの劣化防止のために、光源を消灯して電源をオフにするパワーセーブモードとなる。このパワーセーブモード時に、いずれかのスイッチが操作されると、再度電源をオンにし、光源を点灯させる。
【0039】
次に、LCD140に表示される各種磁気情報の詳細について説明する。
図12は撮影条件、撮影年月日等を示す撮影情報を表示したLCD140の平面図である。同図に示すように、LCD140には、▲1▼コマ番号、▲2▼撮影年月日、▲3▼撮影時刻、▲4▼プリントタイプ、▲5▼プリント枚数、▲6▼シャッタースピード及び▲7▼絞り値(Fナンバー)がシルク表示される。
【0040】
▲1▼コマ番号表示
観察用窓124によって観察できるようになっている、現在停止しているコマのコマ番号を表示する。
▲2▼撮影年月日の表示
撮影年月日を示すデータのうち、月(MM)の値により、次表に示すように表示内容を変更して表示する。
【0041】
【表1】
Figure 0003588788
尚、表1において、“DD”は日、“YY”は年、“**”は印刷を行わないことを意味する。また、撮影年月日を示すデータは、カメラによってフイルムの磁気記録層に記録されるが、表1に示すように年月日の印刷順序を変える場合や、年月日の印刷を行わない場合には、撮影した月に対してオフセット値0、16、32、48を加算し、その加算した月データに書き換えることによって行っている。この月データの書換えは、焼き増し時の注文が可能なフイルムプレーヤ等によって行うことができる。
【0042】
▲3▼撮影時刻の表示
撮影時刻を示す時刻データ(HHMM)の値により、次表に示すように表示内容を変更して表示する。
【0043】
【表2】
Figure 0003588788
尚、表1に示すように撮影時刻の表示方法を変える場合や、撮影時刻の印刷を行わない場合には、撮影した時間に対してオフセット値0、24、48を加算し、その加算した時間データに書き換えることによって行っている。この時間データの書換えは、月データの書き換えと同様にフイルムプレーヤ等によって行うことができる。
【0044】
▲4▼プリントタイプの表示
標準プリント(C)、ハイビジョンプリント(H)、パノラマプリント(P)を示すCHPのいずれかの文字を表示する。
▲5▼プリント枚数の表示
プリント注文枚数を0〜99の範囲で表示する。
【0045】
▲6▼シャッタースピードの表示
アペックス・バリュー(APEX VALUE) に対応したシャッタースピードを表示する。尚、表示内容と、LCD140上での桁の位置は次表の通りである。
【0046】
【表3】
Figure 0003588788
▲7▼Fナンバーの表示
アペックス・バリュー(APEX VALUE) に対応したFナンバーを表示する。尚、表示内容と、LCD140上での桁の位置は次表の通りである。
【0047】
【表4】
Figure 0003588788
尚、撮影年月日、撮影時刻のフロント及びバックプリントは、適宜指定することができ、バックプリントのみプリント指定されている場合には、撮影年月日の前に「B」を表示し、両方ともプリント指定されている場合には、撮影年月日の前に「&」を表示する。両方ともプリント指定されていない場合には、〔表1〕及び〔表2〕に示したように各データ表示部に「*」を表示する。
【0048】
一方、LCD140に上記各種の撮影情報が表示されているときに、表示切換スイッチ132を押すと、LCD140の表示内容がタイトル情報に切り換えられる。
タイトルには、ユーザーが文字選択コードから適宜選択して作成した自由タイトルと、選択タイトル一覧表から選択した選択タイトルとがある。また、これらのタイトルには、フイルムのリーダートラックに記録された全コマ共通のロールタイトルと、各コマに対応したフレームトラックに記録されたコマ別のコマタイトルとがある。
【0049】
いま、リーダー/コマトラックから読み取ったタイトル情報が自由タイトルを示す場合には、図13(A)に示すように自由タイトルを示す「F」を表示し、タイトル情報が選択タイトルを示す場合には、同図(B)に示すように選択タイトルを示す「S」を表示する。また、ロールタイトルは、LCD140の上段に表示し、コマタイトルはLCD140の下段に表示する。尚、表示文字数は、18文字以内で、それ以上の文字はスクロールして表示する。また、タイトルのバックプリントの優先順位の指定がある場合には、「F:」を表示し、指定がない場合には「F*」を表示する。更に、上記選択タイトルの情報は、日本語、英語等の言語コード「L−○○」と、クリスマス、誕生日等のタイトルコード「T−○○」とからなり、この言語コード及びタイトルコードに対応した文字、又はコード自体「「L−○○ T−○○」が表示される。
【0050】
次に、LCD140におけるその他の表示例について説明する。
情報読込スイッチ131が操作されず、磁気情報の読み込みが行われていない場合には、LCD140には現在のコマ番号のみを表示する。また、この場合には、表示切換スイッチ132の操作による表示切換は行わない。
一方、磁気情報の読み込みを行ったが、あるコマの磁気情報にエラーがあった場合には、図14(A)に示すようにコマ画像の撮影情報の表示モード時には、「−−」を表示し、タイトル情報の表示モード時には、同図(B)に示すようにコマタイトルの表示位置に「ジョウホウガ ヨメマセン」が表示される。また、リーダートラックから読み取ったロールタイトルにエラーがあった場合には、図15に示すようにロールタイトルの表示位置に「ジョウホウガ ヨメマセン」が表示される。更に、未現像のカートリッジが挿入された場合には、図16に示すように「ミゲンゾウ フイルム デス」が表示され、フイルム搬送等の異常が発生した場合には、図17に示すように「フイルム オクリ エラー」が表示される。
【0051】
尚、上記実施の形態では、図11のステップS22、S24に示したようにカートリッジ収納部に装填されたカートリッジが現像済みの場合には、自動的にローディング動作を行わせるようにしたが、これに限らず、カートリッジ収納部内にカートリッジが装填されたか否かを検出するカートリッジ検出スイッチを設け、このカートリッジ検出スイッチによってカートリッジがカートリッジ収納部に装填されたことが検出されると、自動的にローディング動作を行わせるとともに、フイルムを給送して磁気情報の読み取りを行うようにしてもよい。
【0052】
また、磁気情報は最初に一括して読み取る場合に限らず、1コマ送り毎に読み取るようにしてもよい。即ち、ローディング動作時には、フイルムの先頭コマのコマ画像が観察用窓で観察できる観察位置にセットされるため、フイルムリーダー部と先頭コマに対応する磁気情報を読み取る。その後、先頭コマのコマ送り時に2コマ目の磁気情報を読み取り、2コマ目のコマ送り時に3コマ目の磁気情報を読み取り、以下同様にしてnコマ目のコマ送り時に(n+1)コマ目の磁気情報を読み取る。この場合、カートリッジと観察用窓との間に再生ヘッドを配置する必要がある。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るフイルムビューアによれば、観察用窓を介してフイルムのコマ画像を簡易に確認することができ、特にフイルムの磁気記録層に記録された磁気情報を読み取り、この磁気情報を観察用窓に表示されるコマ画像に対応してLCD等の表示手段に表示するようにしたため、各コマに対応して記録した磁気情報も確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューアの外観を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したフイルムビューアの一部破断部を含む正面図である。
【図3】図3は本発明に適用されるカートリッジの斜視図である。
【図4】図4はカートリッジ及びフイルムの説明図である。
【図5】図5は図1に示したフイルムビューアの制御系を示すブロック図である。
【図6】図6(A)及び(B)は図1に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【図7】図1に示したフイルムビューアの動作を示すフローチャートである。
【図8】図8は本発明に係る磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューアの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】図9は図8に示したフイルムビューアの分解斜視図である。
【図10】図10は図9に示したフイルムビューアの拡大平面図である。
【図11】図11は図9に示したフイルムビューアの動作を示すフローチャートである。
【図12】図12は図9に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【図13】図13(A)及び(B)はそれぞれ図9に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【図14】図14(A)及び(B)はそれぞれ図9に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【図15】図15は図9に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【図16】図16は図9に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【図17】図17は図9に示したフイルムビューアのLCD上の表示内容を示すLCDの平面図である。
【符号の説明】
10…フイルムビューア
12…ビューア本体
16、124…観察用窓
18…コマ画像
20…キーパネル
40、140…LCD
44…カートリッジ
48…フイルム
70A、70B…パーフォレーション
72…磁気記録層
86…巻取軸
92…モータ
98…CPU
104…パーフォレーションセンサ
106…光センサ
108…磁気ヘッド
120…カートリッジ収納部
122…蓋
130…取出しスイッチ
131…情報読込スイッチ
132…表示切換スイッチ
133…送りスイッチ
134…戻しスイッチ

Claims (10)

  1. 磁気記録層を有する現像済みフイルムが巻き取られているカートリッジを収納するカートリッジ収納部と、
    前記カートリッジ収納部に設けられ、該カートリッジ収納部に収納される前記カートリッジのスプールに係合する回転軸を有し、該回転軸をモータ駆動するフイルム供給手段と、
    前記フイルム供給手段から供給されるフイルムを巻き取る巻取軸を有し、該巻取軸をモータ駆動するフイルム巻取手段と、
    前記フイルム供給手段とフイルム巻取手段との間に位置する前記フイルムのコマ画像を観察する観察用窓と、
    前記フイルムの1コマの搬送を検出するコマ検出手段と、
    前記フイルムの磁気記録層に記録された磁気情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取った磁気情報を表示する表示手段と、
    前記コマ検出手段の検出出力に基づいて前記フイルム供給手段及び/又はフイルム巻取手段を制御し、前記フイルムの各コマ画像を前記観察用窓で観察可能な位置に搬送するとともに、該観察用窓で観察可能な位置に搬送されたコマ画像に対応する磁気情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記カートリッジ収納部に収納されたカートリッジが現像済みか否かを検出する検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記カートリッジ収納部に収納されたカートリッジが現像済みであることが検出されると、前記フイルム供給手段及びフイルム巻取手段を制御し、前記カートリッジからフイルムを引き出し、フイルムリーダー部を前記フイルム巻取手段の巻取軸に巻き付けるローディング動作を行わせることを特徴とする磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  2. 磁気記録層を有する現像済みフイルムが巻き取られているカートリッジを収納するカートリッジ収納部と、
    前記カートリッジ収納部に設けられ、該カートリッジ収納部に収納される前記カートリッジのスプールに係合する回転軸を有し、該回転軸をモータ駆動するフイルム供給手段と、
    前記フイルム供給手段から供給されるフイルムを巻き取る巻取軸を有し、該巻取軸をモータ駆動するフイルム巻取手段と、
    前記フイルム供給手段とフイルム巻取手段との間に位置する前記フイルムのコマ画像を観察する観察用窓と、
    前記フイルムの1コマの搬送を検出するコマ検出手段と、
    前記フイルムの磁気記録層に記録された磁気情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取った磁気情報を表示する表示手段と、
    前記コマ検出手段の検出出力に基づいて前記フイルム供給手段及び/又はフイルム巻取手段を制御し、前記フイルムの各コマ画像を前記観察用窓で観察可能な位置に搬送するとともに、該観察用窓で観察可能な位置に搬送されたコマ画像に対応する磁気情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記カートリッジ収納部に収納されたカートリッジが現像済みか否かを検出する検出手段と、
    前記カートリッジ収納部に収納されたカートリッジを自動的に排出する排出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記カートリッジ収納部に収納されたカートリッジが未現像であることが検出されると、前記排出手段を動作させて該カートリッジを排出することを特徴とする磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  3. 磁気記録層を有する現像済みフイルムが巻き取られているカートリッジを収納するカートリッジ収納部と、
    前記カートリッジ収納部に設けられ、該カートリッジ収納部に収納される前記カートリ ッジのスプールに係合する回転軸を有し、該回転軸をモータ駆動するフイルム供給手段と、
    前記フイルム供給手段から供給されるフイルムを巻き取る巻取軸を有し、該巻取軸をモータ駆動するフイルム巻取手段と、
    前記フイルム供給手段とフイルム巻取手段との間に位置する前記フイルムのコマ画像を観察する観察用窓と、
    前記フイルムの1コマの搬送を検出するコマ検出手段と、
    前記フイルムの磁気記録層に記録された磁気情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取った磁気情報を表示する表示手段と、
    前記コマ検出手段の検出出力に基づいて前記フイルム供給手段及び/又はフイルム巻取手段を制御し、前記フイルムの各コマ画像を前記観察用窓で観察可能な位置に搬送するとともに、該観察用窓で観察可能な位置に搬送されたコマ画像に対応する磁気情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記カートリッジに設けられた現像済みか否かを示す指示部材を検出し、未現像を示す指示部材を検出した際にはカートリッジの装填を阻止する阻止手段と、
    を備えたことを特徴とする磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  4. 前記フイルムのコマ画像の周辺には光学情報が記録され、該光学情報は前記観察用窓から観察可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  5. フイルム送り方向に1コマ送りを指令するコマ送りスイッチと、フイルム戻し方向に1コマ送りを指令するコマ戻しスイッチとを有し、
    前記制御手段は、前記コマ送りスイッチ又はコマ戻しスイッチが操作される毎に、前記フイルム巻取手段又はフイルム供給手段を制御して現在観察中のコマからフイルム送り方向又はフイルム戻し方向に1コマずつ送ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  6. 請求項の磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューアにおいて、前記制御手段は、前記コマ送りスイッチ又はコマ戻しスイッチが押し続けられると、前記フイルム巻取手段又はフイルム供給手段を制御してフイルムを連続的にフイルム送り方向又はフイルム戻し方向に送ることを特徴とする磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  7. 請求項又はの磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューアにおいて、前記制御手段は、前記フイルムの給送中に前記読取手段による前記磁気情報の読み取りを実行させることを特徴とする磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  8. 前記磁気情報の読み込み動作を実行させる情報読込スイッチを有し、
    前記制御手段は、前記情報読込スイッチが操作されると、一旦フイルムのリーダー部まで巻き戻し、その後最終コマまでフイルムを早送りで給送するとともに、前記読取手段による前記磁気情報の読み取りを実行させるべく前記フイルム巻取手段、フイルム供給手段及び読取手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  9. 前記カートリッジが前記カートリッジ収納部に装填されたか否かを検出するカートリッジ検出スイッチを有し、
    前記制御手段は、前記カートリッジ検出スイッチによって前記カートリッジがカートリッジ収納部に装填されたことが検出されると、前記カートリッジ内のフイルムを給送するとともに、前記読取手段による前記磁気情報の読み取りを実行させるべく前記フイルム巻取手段、フイルム供給手段及び読取手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
  10. 各コマの撮影条件、撮影年月日等を示す撮影情報と、各コマのタイトルを示すタイトル情報との表示切替えを指令する表示切換スイッチを有し、
    前記制御手段は、前記表示切換スイッチの操作に応じて、前記表示手段に現在観察されているコマ画像の撮影情報及びタイトル情報のうちの一方を選択的に表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録層を有するフイルムのフイルムビューア。
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