JP2889466B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2889466B2
JP2889466B2 JP5183237A JP18323793A JP2889466B2 JP 2889466 B2 JP2889466 B2 JP 2889466B2 JP 5183237 A JP5183237 A JP 5183237A JP 18323793 A JP18323793 A JP 18323793A JP 2889466 B2 JP2889466 B2 JP 2889466B2
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  • Studio Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム出口部を開閉
する遮光カバーを備えたフィルムカートリッジを使用す
ることのできるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影途中に誤って裏蓋を開けた場
合のフィルムの無駄を防止したカメラのフィルム給送制
御装置は、特開平4−304437号に提案されてい
る。
【0003】従来例においては、パトローネ装填後のパ
トローネ蓋の閉じ動作に伴い、第1の所定量のフィル
ム給送を行い、その後、フィルムの巻き戻しが行われる
までの期間中にパトローネ蓋が開かれた場合には、そ
の後のパトローネ蓋閉じ動作に伴い、パトローネ
開によって露光されたフィルム量に相当する第2の所定
量だけフィルムを巻き上げ、さらに、フィルムを第2の
所定量だけ巻き上げる際に、その巻き上げ駒に対して、
プリント禁止信号を記録するフィルム給送制御装置が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、フィルム出口部を開閉する遮光カバーとしての可動
遮光窓を有するフィルムカートリッジを用いる場合につ
いての技術的な開示はなされていない。
【0005】一方、可動遮光窓を有するフィルムカート
リッジを用いる従来のカメラでは、以下に述べる問題点
がある。 (1)フィルムカートリッジからフィルムが出ている状
態で、可動遮光窓を閉じるとフィルムに傷が生じ、その
後、フィルム遮光窓を再び開け撮影すると、傷ついたフ
ィルムに撮影してしまい、正しい撮影が行われない。 (2)フィルムカートリッジの可動遮光窓を完全に閉じ
ない状態で、カートリッジ蓋を開けてしまうと、フィ
ルムカートリッジの中のフィルムも露光してしまい、そ
のまま撮影を続けると、かぶったフィルムに撮影してし
まうことになる。
【0006】本発明は、フィルム出口部を開閉する遮光
カバーを備えたフィルムカートリッジを使用することの
できるカメラにおいて、フィルムカートリッジが遮光カ
バーを備えていることにより光をかぶったり、傷ついて
しまい、そのフィルムが不適切に撮影やプリントに供さ
れないようにするカメラを提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは請求項
1において、フィルム出口部を開閉する遮光カバーを備
えたフィルムカートリッジを使用することのできるカメ
ラにおいて、装填されたフィルムカートリッジのフイル
ム出口部からフィルムカートリッジ内へ光が進入する状
態となったこと及びフィルムカートリッジの遮光カバー
がフィルムを挟む状態となったことの少なくともいずれ
か一方を判定する判定手段と、前記判定手段によりフィ
ルムカートリッジのフィルム出口部からフィルムカート
リッジ内へ光が進入する状態となったこと及びフィルム
カートリッジの遮光カバーがフィルムを挟む状態となっ
たことの少なくともいずれか一方が判定された場合に、
撮影及び撮影された画像のプリントの少なくともいずれ
か一方を規制する規制手段とを有するものであり、また
請求項2において、前記規制手段は、フィルムカートリ
ッジの遮光カバーにより挟まれる状態となったフィルム
部分に対して撮影及び撮影された画像のプリントの少な
くともいずれか一方を規制するものであり、さらに請求
項3において、前記判定手段によりフィルムカートリッ
ジのフィルム出口部からフィルムカートリッジ内へ光が
進入する状態となったこと及びフィルムカートリッジの
遮光カバーがフィルムを挟む状態となったことの少なく
ともいずれか一方が判定された場合に、警告を発する警
告手段を有するものである。
【0008】
【0009】
【実施例】図1乃至図3は、本発明の第1の実施例を示
したもので、図1は、この第1の実施例のフィルム給送
制御装置の斜視図であり、図2はこの第1の実施例のフ
ィルム給送制御装置のブロック図であり、図3及び図4
はこの第1の実施例のフィルム給送制御装置のフローチ
ャートである。
【0010】図1において、1はフィルムを収納するカ
ートリッジ、2はカートリッジ1のフィルム取り出し用
軸、3はカートリッジ1の可動遮光窓開閉用継合部、4
はカートリッジ1の可動遮光窓、5はフィルム、6a,
6b,6c,6dはフィルム5上のパーフォレーショ
ン、7は可動遮光窓開閉用継合部3の駆動部材、8は駆
動部材7の継合用ツメ、9は駆動部材7の回転軸を中心
とし、周上に配置された電極切片、10は可動遮光窓開
閉検知スイッチで、電極切片9により導通する。図中、
可動遮光窓4は開放であるが、この時、可動遮光窓検知
スイッチ10はオンとなる。
【0011】11はフィルムがカートリッジから出てい
ることを検知するフィルム検知スイッチで、フィルム5
により、導通状態になる。図中、フィルム5はカートリ
ッジより出ているが、この時、フィルム検知スイッチ1
1はオンとなる。12はカートリッジ1がカメラに装填
されたことを検出するカートリッジ検出スイッチで、カ
ートリッジ1により導通状態になる。図中、カートリッ
ジ検出スイッチ12はカメラに装填されているのでオン
となる。
【0012】13はフィルム5をカートリッジ1より取
り出し、また巻き戻す動力伝達用フォーク、14はフィ
ルム5の磁気記録層に磁気情報を書き込み、或いは磁気
記録層に書かれた情報を読み取る磁気ヘッド、15はフ
ィルム5とパーフォレーション6a,6b,6c,6d
検出用のフォトリフレクタ、16はフィルム5の巻き取
り用スプール、17は可動遮光窓4の開閉つまみ、18
は開閉つまみ17と同軸に設けられた連結部材で、駆動
部材7と噛み合っており、開閉つまみ17を回転するこ
とにより、連結部材18、駆動部材17、結合用ツメ
8、結合部3を経て、可動遮光窓4を開閉する。19は
フィルム5をカートリッジ1から取り出し、巻き取る動
作と、フィルム5を巻き戻し、カートリッジ1に収納す
る動作を行う動力伝達手段、20はフィルム給送用モー
タ、21はギヤ、109,110は不図示のレリーズボ
タンの操作によりオンするスイッチで、一段目のスイッ
チ109をSW1、二段目のスイッチ110をSW2と
する。
【0013】図2において、100は制御回路、101
は電池、102は測距・測光・シャッタ制御等を行うそ
の他の制御回路、103は磁気ヘッドによる情報の読み
出し,書き込みを行う磁気ヘッド制御回路、104はモ
ータドライバ、107は表示部、108は発音体であ
る。
【0014】図3及び図4のフローチャートに沿って動
作を説明する。まず、動作をスタートする(S20
1)。次にカートリッジ検知スイッチ12を検知する
(S202)。これにより、カートリッジ1が不図示の
カメラに装填されたことを検出できる。カートリッジ検
知スイッチがオンならば、開閉つまみ17を手で開方向
に回す(S203)。即ち、連結部材18、駆動部材7
と回転が伝わり、ツメ8と継合部3を介して、可動遮光
窓4を開放する方向に駆動する。そして、可動遮光窓検
知スイッチがオンか否か判断し(S204)、オンを検
出すると、可動遮光窓4が開放される(S205)。な
お、開閉つまみ17は不図示のストッパにより、これ以
上、手で回転できない。
【0015】制御回路100内部のタイマカウンタTの
カウントを開始する(S206)。そして、モータドラ
イバ104により、フィルム給送用モータ20を駆動す
る(S207)。動力伝達フォーク13により、カート
リッジ1内のフィルム5は、可動遮光窓4より出て来
る。フォーク13とスプール16は動力伝達手段19に
より、フィルム5の給送速度に差を持たせ、スプール1
6の方が速くなっている上にフォーク13に一方向クラ
ッチが設けられているので、フィルム5がスプール16
に巻き付くと、フィルム5はスプール16により給送さ
れる。
【0016】タイマTの値が一定値T0を越えたか否か
判断し(S208)、もし、一定値T0を越えても、S
209でフィルム検知スイッチ11でフィルム5が検知
できない時は、フィルム5のカートリッジ1からの取り
出しに異常があるので、S224に進み、巻き戻す。
【0017】また、一定値T0を越えていなければ、フ
ィルム検知スイッチ11で、フィルム5を検知する(S
209)。フィルム5を検知したら、制御回路100内
部のタイマカウンタTのカウントを開始する(S21
0)。タイマTの値が一定値T1を越えたか否か判断し
(S211)、もし一定値T1を越えても、S212で
パーフォレーションを検知できない時は、フィルム5の
オートローディングに異常があるので、S224に進
み、巻き戻す。
【0018】フォトリフレクタ15により、フィルム5
上のパーフォレーション6a,6b,6c,6dのうち
の1駒目のパーフォレーションを検出する(S21
2)。パーフォレーションを検出したら、モータドライ
バ104により、フィルム給送用モータ20を停止する
(S213)。ここで、フィルム5の1駒目の頭出し動
作を終了する。
【0019】次に、不図示のレリーズボタンの操作によ
り、スイッチSW1(109)が、オンしたかを検出す
る(S214)。スイッチSW1(109)がオンした
ら、シャッタを開く前に、測距,測光等の動作をその他
の制御回路102により行う(S215)。
【0020】さらに、不図示のレリーズボタンが押さ
れ、スイッチSW2(110)がオンしたか否かを検知
する(S216)。スイッチSW2(110)がオンす
ると、不図示のシャッタを、その他の制御回路102に
より開き、一定時間後に閉じる(S217)。そして、
制御回路100の内部のタイマTをスタートする(S2
18)。モータドライバ104により、フィルム給送用
モータ20を駆動する(S219)。タイマTの値がT
2を越えたか否か判断し(S220)、T2を越えるとフ
ィルム5がカートリッジ1より引き出せない状態、或い
は何らかの異常なのでS224に進み、巻き戻す。フォ
トリフレクタ15より、フィルム5上の撮影駒を1駒進
めることを検知するために、パーフォレーションの検知
があったか否か判断し(S221)、パーフォレーショ
ンを検知したら、モータドライバ104により、フィル
ム給送用モータ20を停止し、フィルム給送を停止する
(S222)。
【0021】そして、撮影済の駒数が、予め決められた
値であるか否か判断し(S223)、決められた値であ
る時は、フィルム5上の全ての撮影駒を撮影済であると
して、S224に進む。そうでない時は、S214に進
み、撮影待機状態とする。全ての撮影駒を撮影済とした
とき、モータドライバ104により、フィルム給送用モ
ータ20を逆転させ、動力伝達手段19を介して、フォ
ーク13を逆転させ、フィルム5をカートリッジ1に収
納する方向に給送する(S224)。この時、動力伝達
手段19により、スプール16は、クラッチによりモー
タ20と切り離される。
【0022】次に、フィルム検知スイッチ11の位置に
フィルム5があるか否かを検知する(S225)。無く
なったら、S226に進む。そして、制御回路100の
内部のタイマをスタートする(S226)。タイマTの
値が一定値T3よりも大きくなったか否か判断し(S2
27)、なったらS228に進む。T3の値はフィルム
5がフィルム検知スイッチ11の位置を通過してから、
カートリッジ1に収納されるのに十分な時間である。ま
た、このT3の値は、電池101の電圧条件や、カメラ
の周囲温度によって変えることにより、無駄にモータ2
0を回転しないで済む。そして、モータドライバ104
により、フィルム給送用モータ20を停止する(S22
8)。その後、開閉つまみ17を手で閉方向に回す。即
ち、連結部材18、駆動部材7と回転が伝わり、ツメ8
と継合部3を介して、可動遮光窓4を閉鎖する方向に駆
動する(S229)。
【0023】次に、可動遮光窓検知スイッチがオフした
か否かを検出する(S230)。オフしたら、可動遮光
窓4が閉鎖される。即ち、駆動部材7は、不図示のスト
ッパでこれ以上、手で回転できない(S231)。そし
て動作を終了する(S232)。
【0024】また、フィルム5がカートリッジ1から出
ている間に不用意に開閉つまみ17が閉方向操作される
と、可動遮光窓4が閉じ、フィルムに傷をつけてしま
い、そのままだと、傷ついたフィルムに撮影してしま
う。そこで、S210からS223の間に、不用意に開
閉つまみ17が閉方向に操作され、可動遮光窓4が閉
じ、可動遮光窓検知スイッチ10がオフした場合は、無
条件に図4に示すサブルーチンに進む。
【0025】このサブルーチンを図4のフローチャート
を用いて説明する。可動遮光窓4が閉じられていること
を表示部107または発音体108で警告する(S23
3)。そして、開閉つまみ17を操作する(S23
4)。さらに、可動遮光窓検知SW10を検知する(S
235)。オフならS233に戻り、オンならS236
に進み、可動遮光窓4が開く(S236)。
【0026】次に、制御回路100の内部のタイマTを
スタートする(S237)。モータドライバ104によ
り、フィルム給送用モータ20を駆動する(S23
8)。そして、磁気ヘッド制御回路103からのプリン
ト禁止情報信号を磁気ヘッド14により、フィルム5の
磁気記録部に書き込む(S239)。プリント時に、こ
のプリント禁止情報信号を読み取り、プリントを行わな
いことにより無駄なプリントを無くすことができる。
【0027】次に、タイマTの値がT4を越えたか否か
を判断し(S240)、越えるとフィルム5がカートリ
ッジ1より引き出せない状態、或いは何らかの異常なの
でS224に進み、巻き戻す。また、フォトリフレクタ
15により、フィルム5を所定量進めることを検知する
(S241)。この所定量は、可動遮光窓4の傷が不図
示のカメラのアパーチャにかからず、撮影に支障がない
だけ移動する量であり、撮影駒を1駒進める量と一致し
ていなくても良い。そして、モータドライバ104によ
り、フィルム給送用モータ20を停止し、S223に進
む。
【0028】以上より、フィルムカートリッジからフィ
ルムが出ている状態で可動遮光窓を閉じ、フィルムに傷
が生じ、その後フィルム遮光窓を再び開け、傷ついたフ
ィルムに撮影してしまうことを防げる。また、不要なプ
リントをなくせる。
【0029】さらにまた、フィルム5がカートリッジ1
から出ていて、かつ、フィルム給送用モータ20が回転
している間(巻き上げ、巻き戻しを問わず)、可動遮光
窓4を閉じるとフィルムに傷をつけてしまい、さらに、
フィルムが動くために傷を大きくしてしまう。したがっ
て、フィルム検知スイッチ11がオンし、かつ、フィル
ム給送用モータ20が回転している時に、可動遮光窓検
知スイッチ10がオフした場合は、図15のサブルーチ
ンに進む。
【0030】なお、これは後に述べる第2,3の実施例
についても同一である。このサブルーチンを図15のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0031】可動遮光窓検知スイッチがオフした場合
は、直ちに、フィルム給送用モータを停止する(S50
0)。そして、可動遮光窓4が閉じられていることを表
示部107、または発音体108で警告する(S50
1)。そして、開閉つまみ17(第2,3の実施例では
操作つまみ27)を操作する(S502)。次に、可動
遮光窓検知SW10を検知する(S503)。SW10
がオフならS501へ、オンならS504に進み、可動
遮光窓4を開く(S504)。そして、フィルム給送用
モータに通電し(S505)、元に戻る。回転方向は、
このサブルーチンに入る前と同一方向である。
【0032】以上のサブルーチンを行うことにより、フ
ィルム5がカートリッジ1から出ていて、フィルム5を
巻き上げ、或いは巻き戻している間に、可動遮光窓4が
閉じ、フィルム5に傷をつけ、さらに、フィルムが動く
ために傷を大きくしてしまうことを防げる。
【0033】次に、本発明の第2の実施例を図5〜図1
0を用いて説明する。図5は、本発明の第2の実施例の
主要部の概略構成を示す斜視図である。また、図6は、
本発明のフィルムカートリッジの下面図であり、図7
は、本発明のフィルムカートリッジの状態表示装置であ
る。また、図8は、本発明の第2の実施例のブロック図
である。さらに、図9,図10は、本発明の第2の実施
例のフローチャートである。図中、第1の実施例と同一
の符号は同一であるので説明を省く。
【0034】図において、22はカートリッジ蓋、23
はカートリッジ蓋22のヒンジ軸で、カートリッジ蓋2
2はヒンジ軸23により、不図示のカメラ本体に回転自
由に軸支され、さらに、不図示のバネにより開方向に付
勢されている。24はカートリッジ蓋22のロックピ
ン、25はカートリッジ蓋22のロックレバーであり、
図5は、カートリッジ蓋22が閉の状態を示しており、
ロックピン24がロックレバー25により係止され、カ
ートリッジ蓋22はロックされている。
【0035】いま、ロックレバー25を時計方向に回転
させると、ロックレバー25とロックピン24の係合が
はずれ、不図示のバネにより、カートリッジ蓋22は開
く。26は駆動部材7とロックレバー25を駆動する開
閉装置で、ロックレバー25がロック時に可動遮光窓4
が開、また、ロックレバー25が非ロック時に可動遮光
窓4が閉になるよう働く。
【0036】27は操作つまみで、この操作つまみ27
を操作することにより開閉装置26を作動させる。28
は状態表示装置30を読み取るフォトリフレクタ、29
はフィルムカートリッジ1に設けられた状態表示装置3
0用の表示窓、30はフィルムカートリッジが未使用か
露光済かを表示する状態表示装置で、図6に示すように
なっており、黒が露光済、白が未使用の状態を示す。ま
た、状態表示装置30は、フィルム取り出し用軸2に固
定され、巻き戻し完了後、フォトリフレクタ28が黒を
検知している時に、フォーク13を停止させることによ
り、露光済の表示を行う。
【0037】以下、本発明の第2の実施例を図9及び図
10のフローチャートに沿って動作を説明する。まず、
スタートし(S301)、カートリッジ検知スイッチ1
2により、カートリッジ1が装填されたか否かを検知す
る(S302)。これにより、カートリッジ1が不図示
のカメラに装填されたことを検出できる。カートリッジ
1が装填されると、カートリッジ蓋を閉じる(S30
3)。そして、操作つまみ27を操作する。即ち、開閉
装置26により、駆動部材7に回転が伝わり、ツメ8と
継合部3を介して、ロックレバー25を反時計方向に回
転させる(S304)。ロックピン24が、ロックレバ
ー25により係止され、カートリッジ蓋22がロックさ
れる(S305)。次に、可動遮光窓4を開放する方向
に駆動し、可動遮光窓検知SW10がオンしたか否かを
検出する(S306)。可動遮光窓4が検知されると、
可動遮光窓4が開放される(S307)。操作つまみ2
7は、不図示のストッパにより、これ以上手で回転でき
ない。
【0038】次に、制御回路100内部のタイマカウン
タTのカウントを開始する(S308)。モータドライ
バ104により、フィルム給送用モータ20を駆動する
(S309)。動力伝達フォーク13により、カートリ
ッジ1内のフィルム5は、可動遮光窓4より出て来る。
フォーク13とスプール16は、動力伝達手段19によ
り、フィルム5の給送速度に差を持たせ、スプール16
の方が速くなっている上に、フォーク13に一方向クラ
ッチが設けられているので、フィルム5がスプール15
に巻きつくと、フィルム5はスプール15により給送さ
れる。
【0039】次に、タイマTの値が一定値T0を越えた
か否かを判断し(S310)、タイマTの値が一定値T
0を越えたとしても、S311においてフィルム検知ス
イッチ11で、フィルム5が検知できない時は、フィル
ム5のカートリッジ1からの取り出しに異常があるの
で、S326に進み、巻き戻す。タイマTが一定値T0
を越えれば、フィルム検知スイッチ11でフィルム5を
検知する(S311)。そして、制御回路100内部の
タイマカウンタTのカウントを開始する(S312)。
次に、タイマTの値が一定値T1を越えたか否か判断し
(S313)、もし越えたとしてもS212でパーフォ
レーションを検知できない時は、フィルム5のオートロ
ーディングに異常があるのでS326に進み、巻き戻
す。タイマTが一定値T1を越えれば、フォトリフレク
タ15により、フィルム5上のパーフォレーション6
a,6b,6c,6dのうちの1駒目のパーフォレーシ
ョンを検出する(S314)。検出すれば、モータドラ
イバ104によりフィルム給送用モータ20を停止する
(S315)。ここで、フィルム5の1駒目の頭出し動
作を終了する。
【0040】次に、不図示のレリーズボタンの操作によ
り、スイッチSW1(109)がオンしたか否かを検出
する(S316)。スイッチSW1(109)がオンし
たら、シャッタを開く前に、測距,測光等の動作をその
他の制御回路102により行う(S317)。さらに、
不図示のレリーズボタンが押され、スイッチSW2(1
10)がオンしたか否かを検知する(S318)。スイ
ッチSW2(110)がオンすると、不図示のシャッタ
をその他の制御回路102により開き、一定時間後に閉
じる(S319)。そして、制御回路100の内部のタ
イマTをスタートする(S320)。そして、モータド
ライバ104により、フィルム給送用モータ20を駆動
する(S321)。
【0041】次にタイマTの値が一定値T2を越えたか
否か判断し(S322)、越えるとフィルム5がカート
リッジ1より引き出せない状態、或いは何らかの異常な
のでS226に進み、巻き戻す。タイマTの値が一定値
2を越えないうちに、フォトリフレクタ15より、フ
ィルム5上の撮影駒を1駒進めるために、パーフォレー
ションを検知したかを検知する(S323)。パーフォ
レーションを検知すれば、モータドライバ104により
フィルム給送用モータ20を停止し、フィルムを停止す
る(S324)。
【0042】次に、撮影済の駒数が、予め決められた値
であるか否かを判断し(S325)、決められた値であ
る時は、フィルム5上の全ての撮影駒を撮影済であると
して、S326に進む。そうでない時は、S316に進
み、撮影待機状態とする。撮影済である時、モータドラ
イバ104によりフィルム給送用モータ20を逆転さ
せ、動力伝達手段19を介してフォーク13を逆転さ
せ、フィルム5をカートリッジ1に収納する方向に給送
する(S326)。この時、動力伝達手段19により、
スプール16はクラッチによりモータ20と切り離され
る。フィルム検知スイッチ11の位置にフィルム5があ
るか否かを検知する(S327)。無くなったら、S3
28に進み、制御回路100の内部のタイマをスタート
する(S328)。
【0043】次に、タイマTの値が一定値T3よりも大
きくなったか否かを判断し(S329)、大きくなった
ら、S330に進む。なお、一定値T3の値は、フィル
ム5がフィルム検知スイッチ11の位置を通過してか
ら、カートリッジ1に収納されるのに十分な時間であ
る。また、このT3の値は、電池101の電圧条件やカ
メラの周囲温度によって変えることにより、無駄にモー
タ20を回転しないで済む。
【0044】さらに、フォトリフレクタ28で、情報表
示装置30が黒か否かを判断する(S330)。黒な
ら、モータドライバ104により、フィルム給送用モー
タ20を停止する(S331)。そのとき、情報表示装
置30は、フィルム取り出し用軸2に固定されているた
め、露光済の黒を表示する。そして、操作つまみ27を
操作する。即ち、開閉装置26により、駆動部材7に回
転が伝わり、ツメ8と継合部3を介して可動遮光窓4を
閉鎖する方向に移動し、ロックレバー25を時計方向に
回転させる(S332)。
【0045】次に、可動遮光窓検知SW10オフを検出
したか判断する(S333)。検出すると、可動遮光窓
4が閉鎖される(S334)。操作つまみ27は、不図
示のストッパにより、これ以上手で回転できない。そし
て、ロックピン24とロックレバー25の係止がはず
れ、カートリッジ蓋22のロックが解除される(S33
5)。そして、カートリッジ蓋22が不図示のバネによ
り開けられて(S336)、動作は終了する(S33
7)。
【0046】さらに、フィルム5がカートリッジ1から
出ている間に、不用意に操作つまみ27が操作される
と、可動遮光窓4が閉じ、フィルムに傷をつけてしま
い、そのままだと、傷ついたフィルムに撮影してしま
う。また、カートリッジ蓋22のロックがはずれ、カー
トリッジ蓋22が開いてしまい、撮影済フィルム、或い
は可動遮光窓4がフィルム5をはさんで完全に閉じてい
ないために、カートリッジ1内の未撮影フィルムに光が
達してかぶってしまい、そのまま撮影すると光をかぶっ
たフィルムに撮影してしまう。
【0047】したがって、S312からS325の間に
不用意に操作つまみ27が操作され、可動遮光窓4が閉
じ、可動遮光窓検知スイッチ10がオフした場合、無条
件に図10に示すサブルーチンに進む。
【0048】このサブルーチンを図10のフローチャー
トを用いて説明する。まず、可動遮光窓4が閉じられて
いることを表示部107または、発音体108で警告す
る(S338)。そして、カートリッジ蓋22を閉じ
(S339)、操作つまみ27を操作する(S34
0)。次に可動遮光窓検知SW10のオン・オフを検知
する(S341)。オフならS338に戻り、オンなら
S342に進み、可動遮光窓が開く(S342)。そし
て、ロックレバー25がロックピン24を係止し、カー
トリッジ蓋22がロックされる(S343)。そして、
制御回路100の内部のタイマTをスタートさせ(S3
44)、モータドライバ104により、フィルム給送用
モータ20を駆動する(S345)。磁気ヘッド制御回
路104から、この駒以降全ての駒のプリント禁止情報
信号を磁気ヘッド103により、フィルム5の磁気記録
部に書き込む(S346)。プリント時に、このプリン
ト禁止情報信号を読み取り、プリントを行わないことに
より、無駄なプリントを無くすことができる。
【0049】タイマTの値が一定値T4を越えたか否か
を判断し(S347)、越えるとフィルム5がカートリ
ッジ1より引き出せない状態、或いは何らかの異常なの
でS326に進み、巻き戻す。
【0050】次に、フォトリフレクタ15により、フィ
ルム5を所定量進めることをパーフォレーションにより
検知する(S348)。この所定量は、磁気情報を書き
込む量であり、撮影駒を1駒進める量と一致しなくても
良い。フィルム5を所定量進めたら、モータドライバ1
04により、フィルム給送用モータ20を停止し(S3
49)、S326に進み、巻き戻す。
【0051】以上、図10の処理を行うことにより、フ
ィルムカートリッジからフィルムが出ている状態で可動
遮光窓を閉じてしまい、その結果、フィルムに傷が生
じ、その後、フィルム遮光窓を再び開けて、傷ついたフ
ィルムに撮影してしまうことを防げると共に、また、フ
ィルムが出ている間にカートリッジ蓋22のロックがは
ずれることにより、カートリッジ蓋が開いてしまい、さ
らに、撮影済フィルム、或いは可動遮光窓4がフィルム
5をはさんで完全に閉じていないために、カートリッジ
内の未撮影フィルムに光が達することによりかぶってし
まい、そのままかぶったフィルムに撮影することを防ぐ
ことができ、また不要なプリントを無くすことができ
る。
【0052】以下、本発明の第3の実施例を図11〜図
14を用いて説明する。図11は、本発明の第3の実施
例の主要部の概略構成を示す斜視図である。図12は、
本発明の第3の実施例のブロック図である。図13,1
4は、本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャー
トである。図中、第1,2の実施例と同一の符号は同一
の部品であり、説明を省く。
【0053】図において、31はカートリッジ蓋検知ス
イッチで、カートリッジ蓋22が閉じるとオン、開くと
オフする。図11では、カートリッジ蓋22が閉じてい
るので、オンしている。
【0054】以下、図13及び図14のフローチャート
に沿って動作を説明する。まず、スタートし(S40
1)、カートリッジ検知スイッチ12によりカートリッ
ジを検出する(S402)。これにより、カートリッジ
1が不図示のカメラに装填されたことを検出できる。そ
して、カートリッジ蓋を閉じる(S403)。次に、カ
ートリッジ蓋検知スイッチ31がオンしたか否かを検出
する(S404)。そして、オンであれば、操作つまみ
27を操作する(S405)。即ち、開閉装置26によ
り、駆動部材7に回転が伝わり、ツメ8と継合部3を介
して可動遮光窓4を開放する方向に駆動し、ロックレバ
ー25を反時計方向に回転させる。ロックピン24が、
ロックレバー25により係止され、カートリッジ蓋22
がロックされる(S406)。
【0055】次に、可動遮光窓検知SW10がオンか否
かを検出する(S407)。オンならば、可動遮光窓4
が開放される(S408)。操作つまみ27は、不図示
のストッパによりこれ以上、手で回転できない。そし
て、制御回路100内部のタイマカウンタTのカウント
を開始する(S409)。そして、モータドライバ10
4により、フィルム給送用モータ20を駆動する(S4
10)。即ち、動力伝達フォーク13により、カートリ
ッジ1内のフィルム5は可動遮光窓4より出て来る。フ
ォーク13とスプール16は、動力伝達手段19によ
り、フィルム5の給送速度に差を持たせ、スプール16
の方が速くなっている。その上、フォーク13に一方向
のクラッチが設けられているので、フィルム5がスプー
ル15に巻きつくと、フィルム5はスプール15により
給送される。
【0056】次に、タイマTの値が一定値T0を越えた
か否かを判断し(S411)、越えたとしても、S41
2でフィルム検知スイッチ11によりフィルム5が検知
できない時は、フィルム5のカートリッジ1からの取り
出しに異常があるので、S427に進み、巻き戻す。フ
ィルム検知スイッチ11がフィルム5を検知したか否か
を判断する(S412)。そして、制御回路100内部
のタイマカウンタTのカウントを開始する(S41
3)。次にタイマTの値が一定値T1を越えたか否かを
判断し(S414)、越えたとしても、S415でパー
フォレーションを検知できない時は、フィルム5のオー
トローディングに異常があるので、S427に進み、巻
き戻す。
【0057】Tの値がT1を越えないうちに、フォトリ
フレクタ15により、フィルム5上のパーフォレーショ
ン6a,6b,6c,6dのうちの1駒目のパーフォレ
ーションを検出する(S415)。そして、モータドラ
イバ104により、フィルム給送用モータ20を停止す
る(S416)。ここでフィルム5の1駒目の頭出し動
作を終了する。
【0058】次に、不図示のレリーズボタンの操作によ
り、スイッチSW1(109)がオンしたか否かを検出
する(S417)。オンすればスイッチSW1(10
9)がオンしたらシャッタを開く前に、測距、測光等の
動作をその他の制御回路102により行う(S41
8)。
【0059】さらに、不図示のレリーズボタンが押さ
れ、スイッチSW2(110)がオンしたか否かを検知
する(S419)。スイッチSW2(110)がオンす
ると、不図示のシャッタをその他の制御回路102によ
り開き、一定時間後に閉じる(S420)。そして、制
御回路100の内部のタイマTをスタートする(S42
1)。そして、モータドライバ104により、フィルム
給送用モータ20を駆動する(S422)。
【0060】次に、タイマTの値がT2を越えたか否か
を判断し(S423)、越えたとすると、フィルム5が
カートリッジ1より引き出せない状態、或いは、何らか
の異常なのでS427に進み、巻き戻す。また、Tの値
がT2を越えてなければ、フォトリフレクタ15より、
フィルム5上の撮影駒を1駒進めることを検知する(S
424)。そして、モータドライバ104により、フィ
ルム給送用モータ20を停止し、フィルムを停止する
(S425)。
【0061】次に、撮影済の駒数が予め決められた値で
あるか否か判断し(S426)、予め決められた値であ
る時は、フィルム5上の全ての撮影駒を撮影済であると
して、S427に進む。そうでない時は、S417に進
み、撮影待機状態とする。撮影済であるとすると、モー
タドライバ104により、フィルム給送用モータ20を
逆転させ、動力伝達手段19を介して、フォーク13を
逆転させ、フィルム5をカートリッジ1に収納する方向
に給送する(S427)。この時、動力伝達手段19に
より、スプール16はクラッチによりモータ20と切り
離される。
【0062】次に、フィルム検知スイッチ11の位置に
フィルム5があるか否かを検知する(S428)。フィ
ルム5が無くなったら、S429に進み、制御回路10
0の内部のタイマをスタートする(S429)。タイマ
Tの値が、一定値T3よりも大きくなったか否か判断す
る(S430)。大きくなったら、S431に進む。一
定値T3の値は、フィルム5がフィルム検知スイッチ1
1の位置を通過してから、カートリッジ1に収納される
のに十分な時間である。また、このT3の値は、電池1
01の電圧条件や、カメラの周囲温度により変えること
により、無駄にモータ20を回転しないで済む。
【0063】さらに、フォトリフレクタ28で、情報表
示装置30が黒か判断する(S431)。黒なら、モー
タドライバ104により、フィルム給送用モータ20を
停止する(S432)。情報表示装置30は、フィルム
取り出し用軸2に固定されているため、露光済の黒を表
示する。そして、操作つまみ27を操作する。開閉装置
26により、駆動部材7に回転が伝わり、ツメ8と継合
部3を介して、可動遮光窓4を閉鎖する方向に駆動し、
ロックレバー25を時計方向に回転させる(S43
3)。
【0064】次に、可動遮光窓検知SW10がオフか否
かを検出する(S434)。オフならば、可動遮光窓4
が閉鎖される(S435)。つまり、操作つまみ27
は、不図示のストッパにより、これ以上手で回転できな
い。そして、ロックピン24と、ロックレバー25の係
止がはずれ、カートリッジ蓋22のロックが解除される
(S436)。そして、カートリッジ蓋22が不図示の
バネにより、開けられる(S437)。次に、カートリ
ッジ蓋検知SW31がオフか否かを検知する(S43
8)。オフならば処理を終了する(S439)。
【0065】フィルム5が、カートリッジ1から出てい
る間に不用意に操作つまみ27が操作されると、可動遮
光窓が閉じ、フィルムに傷をつけてしまい、そのままだ
と傷ついたフィルムに撮影してしまう。また、カートリ
ッジ蓋22のロックがはずれ、カートリッジ蓋が開いて
しまった場合は、撮影済フィルム、或いは可動遮光窓4
がフィルム5をはさんで完全に閉じていないために、カ
ートリッジ1内の未撮影フィルムに光が達し、かぶって
しまう。一方、カートリッジ蓋22を手でおさえなが
ら、操作つまみを操作した時など、カートリッジ蓋22
が開かない場合は、上記のように、フィルムがかぶるこ
とはない。
【0066】したがって、S413からS426の間に
不用意に操作つまみ27が操作され、可動遮光窓4が閉
じ、可動遮光窓検知スイッチ10がオフした場合は、無
条件に図14に示すサブルーチンに進む。このサブルー
チンを図14のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、カートリッジ蓋検知スイッチ31を検知する(S4
40)。そして、スイッチ31がオフ(カートリッジ蓋
開)ならS441へ進み、オン(カートリッジ蓋閉)な
らS445へ進む。
【0067】そして、オフならば、制御装置内のパラメ
ータCを1にする(S441)。そして、カートリッジ
蓋22が開いていることを表示部107または発音体1
08で警告する(S442)。そして、カートリッジ蓋
22を閉じる(S443)。
【0068】次に、カートリッジ蓋検知スイッチ31が
オンか否かを検知する(S444)。オンならS445
へ、オフならS442へ戻る。カートリッジ蓋検知SW
がオンならば、可動遮光窓4が閉じられていることを表
示部107または発音体108で警告する(S44
5)。そして、操作つまみ27を操作する(S44
6)。そして、ロックレバー25がロックピン24を係
止し、カートリッジ蓋22がロックされる(S44
7)。
【0069】次に、可動遮光窓検知SW10がオフか否
かを検知する(S448)。オフならS448に戻り、
オンならS448に進み、可動遮光窓4が開く(S44
9)。そして、制御回路100の内部のタイマTをスタ
ートする(S450)。そして、モータドライバ104
により、フィルム給送用モータ20を駆動する8S45
1)。そして、磁気ヘッド制御回路104から、C=1
の場合はこの駒以降全ての駒、C≠1の場合は、この駒
のみプリント禁止情報信号を磁気ヘッド103により、
フィルム5の磁気情報部に書き込む(S452)。これ
はプリント時に、このプリント禁止情報信号を読み取
り、プリントを行わないことにより、無駄なプリントを
無くすことができる。
【0070】次に、タイマTの値が一定値T4を越えた
か否かを判断し(S453)、越えたとすると、フィル
ム5がカートリッジ1より引き出せない状態、或いは何
らかの異常なので、S457へ進む。Tの値がT4を越
える前にフォトリフレクタ15により、フィルム5を所
定量進めたか否かを検知する(S454)。この所定量
は、磁気情報を書き込む量、或いは、可動遮光窓4の傷
が不図示のカメラのアパーチャに関わらず、撮影に支障
がないだけ移動する量のどちらか長い方で、撮影駒を1
駒進める量と一致していなくても良い。
【0071】フィルム5を所定量進めると、モータドラ
イバ104により、フィルム給送用モータ20を停止す
る(S455)。
【0072】次にC=1(カートリッジ蓋22が開い
た)ならS457へ、C≠1(カートリッジ蓋22が開
いていない)ならS458へ進む。そして、Cをクリア
し(S457)、S427へ進み、巻き戻す。S458
においても、Cをクリアし(S458)、S426へ進
み、そのまま撮影を続ける。
【0073】以上より、フィルムカートリッジからフィ
ルムが出ている状態で可動遮光窓を閉じることにより、
フィルムに傷が生じ、その後、フィルム遮光窓を再び開
けて、傷ついたフィルムに撮影してしまうことを防げる
と共に、また、フィルムが出ている間に、カートリッジ
蓋22のロックがはずれ、カートリッジ蓋が開いてしま
った場合には、それによって撮影済フィルム、或いは可
動遮光窓4がフィルム5をはさんで完全に閉じていない
ために、カートリッジ内の未撮影フィルムに光が達し、
かぶってしまい、そのままかぶったフィルムに撮影する
ことを防ぐことができ、さらにまた、不要なプリントを
無くすことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルム出口部を開閉する遮光カバーを備えたフィルム
カートリッジを使用することのできるカメラにおいて、
フィルムカートリッジが遮光カバーを備えていることに
より光をかぶったり、傷ついてしまい、そのフィルムが
不適切に撮影やプリントに供されないようにするカメラ
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主要部の概略構成を示
す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の主要部の概略構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の主要部の概略構成を示
す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施例のカートリッジの下面図
である。
【図7】本発明の第2の実施例のカートリッジの状態表
示装置である。
【図8】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第3の実施例の主要部の概略構成を
示す斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施例の主要部の概略構成を
示すブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の第3の実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の各実施例のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 フィルムカートリッジ 4 可動遮光窓 5 フィルム 10 可動遮光窓開閉検知スイッチ 11 フィルム検知スイッチ 14 磁気ヘッド 22 カートリッジ蓋 25 ロックレバー 31 カートリッジ蓋検知スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/24 G03B 17/00 G03B 17/18 - 17/20 G03B 1/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム出口部を開閉する遮光カバーを
    備えたフィルムカートリッジを使用することのできるカ
    メラにおいて、装填されたフィルムカートリッジのフイ
    ルム出口部からフィルムカートリッジ内へ光が進入する
    状態となったこと及びフィルムカートリッジの遮光カバ
    ーがフィルムを挟む状態となったことの少なくともいず
    れか一方を判定する判定手段と、前記判定手段によりフ
    ィルムカートリッジのフィルム出口部からフィルムカー
    トリッジ内へ光が進入する状態となったこと及びフィル
    ムカートリッジの遮光カバーがフィルムを挟む状態とな
    ったことの少なくともいずれか一方が判定された場合
    に、撮影及び撮影された画像のプリントの少なくともい
    ずれか一方を規制する規制手段とを有することを特徴と
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 前記規制手段は、フィルムカートリッジ
    の遮光カバーにより挟まれる状態となったフィルム部分
    に対して撮影及び撮影された画像のプリントの少なくと
    もいずれか一方を規制することを特徴とする請求項1記
    載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記判定手段によりフィルムカートリッ
    ジのフィルム出口部からフィルムカートリッジ内へ光が
    進入する状態となったこと及びフィルムカートリッジの
    遮光カバーがフィルムを挟む状態となったことの少なく
    ともいずれか一方が判定された場合に、警告を発する警
    告手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    カメラ。
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