JPH08254743A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH08254743A
JPH08254743A JP8210595A JP8210595A JPH08254743A JP H08254743 A JPH08254743 A JP H08254743A JP 8210595 A JP8210595 A JP 8210595A JP 8210595 A JP8210595 A JP 8210595A JP H08254743 A JPH08254743 A JP H08254743A
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JP
Japan
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film
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change
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JP8210595A
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English (en)
Inventor
Shosuke Haraguchi
彰輔 原口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影終了後に、任意の駒に対して無修正プリ
ントかオートプリントかの設定変更を可能にし、かつ、
失敗プリントの可能性が高い無意味な変更を防止する。 【構成】 フィルムの各駒に対して、撮影時に、プリン
ト時のカラーバランス及び焼付時間を固定とするか否か
のプリント情報を記録する記録手段23,36と、撮影
時に記録されたプリント情報の変更を任意の駒に対し行
う変更手段11と、記録手段により記録されたプリント
情報に応じて、変更手段によるプリント情報の変更を許
容する第1の状態、或は、変更を許容しない第2の状態
を設定する変更可否設定手段36とを備え、各駒に記録
されたプリント情報、すなわち無修正プリントかオート
プリントかの情報に応じて、撮影終了後に、変更手段に
よるプリント情報の変更を許容するか否かの状態設定を
行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影時の情報をフィル
ムに記録する記録手段を備えたカメラの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現像済みのネガフィルムから焼付処理に
よりプリントを得るには、以下のような方法がある。
【0003】1)通常のオートプリンタの焼付処理にお
いて、各撮影駒毎の透過光より各撮影駒全体の積算透過
濃度を求め、この積算透過濃度と基準濃度との差に基づ
いてスロープコントロールとカラーコレクションとを行
って各撮影駒毎に焼付露光量を決定し、焼付処理を行
う。これにより、撮影時の露出のバラツキやカラーフェ
イリアが補正され、適正な濃度及びカラーバランスのプ
リントを得ることができる。
【0004】2)特開平3−72338号では、カメラ
にて“補正不要マーク”を必要に応じてフィルムに記録
しておき、プリンタがこのマークを識別した場合には、
オートプリンタによる各撮影駒毎の自動補正を行わず、
基準焼付露光量(通常のコントロールされたネガを適正
な濃度とカラーバランスにプリントするのに要する焼付
露光量)による焼付を行うことが開示されている。
【0005】3)特開平4−319933号では、前述
の特開平3−72338号に記載の基準焼付露光量に相
当するものとして、フィルム1本の全撮影駒の積算透過
濃度を求め、この平均値に基づいて焼付露光量を決定す
る方法が開示されている。
【0006】上記2),3)の方法によれば、撮影者の
意図を反映した濃度,色にプリントすることができる。
なお、以下の説明に於て、1)の焼付をオートプリン
ト、2),3)の焼付を無補正プリントと表現する。
【0007】また、特開平4−296837号では、磁
気記録可能なフィルムを使用するカメラにおいて、撮影
時に記録された磁気記録情報を、撮影終了後に書換える
ことを可能とするカメラが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、撮影時にオートプリントか無補正プリント
かを記録すること、撮影時のフィルムへの記録を撮影
終了後に書換える概念は開示されているが、撮影時にオ
ートプリントか無補正プリントかを記録し、更に撮影終
了後、前記記録の書換えを可能とした具体的な開示はな
い。
【0009】以下、問題点を列記する。
【0010】1)無補正でプリントしたものが、カメラ
の露出設定が不適切であった為に意図通りに仕上らなか
った場合の救済措置として、フィルム上の記録をオート
プリントに変更して、ネガのラチェード範囲内で現像シ
ステムの自動補正による平均的なプリントの再プリント
を依頼したいが、それが出来ない。
【0011】2)上記1)の対策として単に変更手段を
設けただけだと、上記1)で問題とした救済措置は出来
たとしても、撮影時の露出が不適切で無補正プリントで
は満足なプリントが得られない撮影駒まで不用意に無補
正プリント(オートプリントであったものを)に変更し
て現像所へ提出するという失敗が多発する可能性があ
る。
【0012】(発明の目的)本発明の第1の目的は、撮
影終了後に、任意の駒に対して無修正プリントかオート
プリントかの設定の変更を可能にすると共に、失敗プリ
ントの可能性が高い無意味な変更は防止することのでき
るカメラを提供することである。
【0013】本発明の第2の目的は、失敗プリントの可
能性が高い無意味な変更操作であることを知らせること
のできるカメラを提供することである。
【0014】本発明の第3の目的は、変更手段によって
一旦プリント情報が変更された後であっても、撮影時に
おけるプリント情報を元にして、新たなプリント情報の
変更可否の選択を容易ならしめるカメラを提供すること
である。
【0015】本発明の第4の目的は、ユーザーの意思を
尊重したプリント情報の設定を行うことのできるカメラ
を提供することである。
【0016】本発明の第5の目的は、カメラ内からプリ
ント情報を記憶する為の記憶手段を無くすことのできる
カメラを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、フィルムの各駒に
対して、撮影時に、プリント時のカラーバランス及び焼
付時間を固定とするか否かのプリント情報を記録する記
録手段と、撮影時に記録されたプリント情報の変更を任
意の駒に対し行う変更手段と、前記記録手段により記録
されたプリント情報に応じて、前記変更手段によるプリ
ント情報の変更を許容する第1の状態、或は、変更を許
容しない第2の状態を設定する変更可否設定手段とを備
え、各駒に記録されたプリント情報、すなわち無修正プ
リントかオートプリントかの情報に応じて、撮影終了後
に、変更手段によるプリント情報の変更を許容するか否
かの状態設定を行うようにしている。
【0018】同じく第1の目的を達成するために、請求
項2記載の本発明は、変更可否設定手段により、プリン
ト時のカラーバランス及び焼付時間を固定とするプリン
ト情報が記録された駒の場合は、第1の状態を設定し、
固定としないプリント情報が記録された駒の場合は、第
2の状態を設定するようにしている。
【0019】上記第2の目的を達成するために、請求項
3記載の本発明は、変更可否設定手段により第1の状態
が設定された際に警告を行う警告手段を設け、変更不可
の状態が設定されている場合には、その旨の警告を行う
ようにしている。
【0020】上記第3の目的を達成するために、請求項
4記載の本発明は、記録手段により、撮影時に、前記プ
リント情報以外に、以後のプリント情報の設定の指標と
なる情報をフィルムの各駒に対して記録するようにして
いる。
【0021】上記第1の目的を達成するために、請求項
5記載の本発明は、フィルムの各駒に対して、撮影時
に、プリント時のカラーバランス及び焼付時間を固定と
するか否かのプリント情報を記録する記録手段と、撮影
時に記録された前記プリント情報の変更を任意の駒に対
し行う為の変更手段と、警告を発する警告手段と、前記
記録手段により記録されたプリント情報に応じて、前記
変更手段によるプリント情報の変更を許容する第1の状
態、或は、前記変更手段が操作されることにより前記警
告手段を作動させる第2の状態を設定する変更可否設定
手段とを備え、各駒に記録されたプリント情報、すなわ
ち無修正プリントかオートプリントかの情報に応じて、
撮影終了後に変更手段によるプリント情報の変更を許容
するか、或は、変更は不適である旨の警告を行うように
している。
【0022】上記第4の目的を達成するために、請求項
6記載の本発明は、警告解除手段により、変更可否設定
手段により第2の状態が設定されていたとしても、変更
手段によるプリント情報の変更を強制的に許容し、か
つ、警告手段による警告を停止するようにしている。
【0023】上記第5の目的を達成するために、請求項
7記載の本発明は、記録手段を磁気的記録手段とし、フ
ィルムに具備されている磁気記憶部をプリント情報の記
録部として有効利用するようにしている。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0025】図1〜図8は本発明の第1の実施例に係る
図であり、図1〜図3はカメラの背面図を、図4はカメ
ラの上面図を、それぞれ示している。
【0026】これらの図において、1はレンズ交換可能
な一眼レフカメラであり、該カメラにて使用するフィル
ムカートリッジは、米国特許第5025274号等によ
り提案されているタイプのものである。具体的には、現
像済み,撮影済み,撮影可能の各フィルム状態を表示す
る表示部を持ち、かつ、従来例で示したように各種撮影
情報をフィルム上に磁気記録可能な様にフィルムには磁
気層が形成されており、更にフィルムカートリッジの着
脱時はフィルムリーダ部は完全に巻込まれているという
特徴を有したフィルムカートリッジである。
【0027】2は接眼レンズであり、撮影被写体の視認
窓である。3は電源スイッチ、4はシャッタレリーズ釦
である。5は撮影モード切換スイッチであり、プログラ
ムAE(P),シャッタ秒時優先AE(Tv),絞り値
優先AE(Av)の各露出モード選択が可能である。6
は液晶表示部であり、各種撮影に関する情報を表示する
(詳細については従来公知の為、省略する)。7は軸7
aを中心に回動可能に構成されたカートリッジ室蓋であ
り、図1〜図4の状態に於ては不図示のロック機構によ
りロックされているが、開操作部材8を操作するとロッ
クが解除され、該カートリッジ室蓋7は反時計回転方向
に回動し、不図示のフィルムカートリッジが取出し可能
になる。なお、フィルムカートリッジの装填及び取出し
の方法については種々の提案がなされているが、本提案
の主旨とは直接の関係はない為、省略する。
【0028】9はモード切換スイッチであり、チェック
モードと撮影モードに切換可能である。ここで、撮影モ
ードとは従来公知の一般的な撮影可能状態のことである
ため、説明は省略するが、チェックモードとは、撮影済
みフィルム上に記録された磁気情報の読取り表示、及
び、磁気情報の書換えを可能としたモードである。磁気
情報としては、プリントサイズ指定,撮影日時情報等の
各種情報が取扱い可能であるが、本実施例に於ては、従
来例で示したプリント方法の指定、つまり「オートプリ
ント」か「無補正プリント」かの読取り表示及びその磁
気情報の書換えについてのみ説明する。
【0029】10は情報表示部であり、オートプリント
か無補正プリントかの情報の表示及び書換え時の選択表
示を行う。この情報表示部10の表示として、“FTP
M”は無補正プリントを示すものであり、バー表示で状
態を示し、“ON”と記した部分にバーが位置している
場合(図1参照)、無補正プリントを示し、“OFF”
と記した部分にバーが位置している場合(図2参照)、
オートプリントを示している。又図3に示す“ONN
G”の点滅表示は無補正プリントへの書換えを許容しな
い警告表示を示している。また、Expは駒ナンバーを
示し、“01”は1駒目の撮影済み画面が撮影画面位置
(アパーチャ位置)にあることを示している。駒ナンバ
ーに関しては書換えは不可能だが、プリントとの照合の
為には必要なため、必ず表示される。
【0030】11はセレクトスイッチ、12はOKスイ
ッチ、13は禁止解除スイッチである。また、14は駒
送りスイッチ、15は駒戻しスイッチ、16は巻戻しス
イッチである。
【0031】上述のスイッチ11〜16は、上記モード
切換スイッチ9がチェックモードの時のみ作用する。但
し、巻戻しスイッチ16は撮影モードに於ても同様に使
える為、作用させてもよい。
【0032】図1の状態でセレクトスイッチ11を押す
と、FTPMのバー表示が図1のONから図2のOFF
へ移動する。更に押すと、図1の状態へ戻る場合と図3
の警告表示へ変る場合がある。詳細については後述す
る。OKスイッチ12はセレクトスイッチ11で選択を
終了したとき押すスイッチである。また、禁止解除スイ
ッチ13は、図3の警告状態でON禁止を承知の上で図
1のON状態へ切換えたいときに使用するスイッチであ
る。以上の詳細は後述する。
【0033】図5は上記のカメラに具備されたフィルム
給送機構を示す図である。
【0034】図5において、17は前述した米国特許第
5025274号や特開平4−96837号等に開示さ
れたフィルムカートリッジ、18は前述の様に磁気情報
を可能とする磁気層を有するフィルムである。17aは
スプールで、これを回転させることによりフィルム18
の送出し,巻込みが可能であり、巻込み方向に回し続け
ると該フィルム18はフィルムカートリッジ17内に完
全に巻き込まれるが、その状態で送出し方向に回転させ
ると、フィルムリーダ部が該フィルムカートリッジ17
から送出される構成であり、フィルムリーダ部は巻込ま
れた状態でカメラ1に装填されるため、操作性が非常に
良い。
【0035】前記フィルムカートリッジ17は、未露光
フィルムの撮影から現像後のフィルムの保管まで一貫し
て使用されるものである。一連の状態をフィルムの状態
を基準に分類すると、未露光フィルム、撮影途中フ
ィルム、撮影済みフィルム、現像済みフィルムに分
類される。
【0036】17bはバーコードを具備したデータディ
スク、17cは表示盤であり、スプール17aと一体的
に回転し、上述の〜の4つの状態の表示を行う。
【0037】前記表示盤17cは視認用に設けられたも
のであり、スプール17aの所定停止位置で各状態が不
図示の表示窓を通して表示される。前記データディスク
17bはカメラ1側で読み取るために設けられたもので
あり、上述の所定停止位置で複数のフォトセンサにより
白黒パターンを読み取ることにより、上述の4つの状態
の何れかを判別可能に設定されている。パターン詳細に
ついての説明は省略する。上述の4つの状態のうち、未
露光フィルム,撮影途中フィルムは、撮影可能状態フィ
ルムであり、又現像済みフィルムのみは視認して問題無
いことは言うまでもない。更に、データディスク17b
は回転させながら全パターンを読み取ることにより、フ
ィルム感度情報,撮影可能駒数,フィルムラチチュード
情報等を読み取ることが可能である。
【0038】19はデータディスク読取手段であり、フ
ォトリフレクタが複数配置され、データディスク17b
の停止状態,回転状態でそれぞれ上述の情報を読み取
る。20はカートリッジ駆動部材であり、前記スプール
17aと係合し、これを回転させることによりフィルム
18の送出し,巻込み動作を行い、更にデータディスク
読取手段19の信号により、上述の4つの状態の特定位
相にスプール17bを停止させる機能も有す。21はフ
ィルム送り検知手段であり、具体的にはフォトリフレク
タでパーフォレーション18aを検知する。22は読取
用磁気ヘッド、23は書込用磁気ヘッドであり、フィル
ム18上に塗布された磁性体(磁気層)を利用した磁気
情報18bの読取り,書込みを行う。18cは撮影画面
エリアである。24はフィルム巻取りスプールであり、
フィルム18を図3の右方へ巻上げる機能を有してい
る。
【0039】25はモータであり、正逆回転可能であ
る。25aはピニオンであり、不図示の減速ギヤ列を介
して太陽ギヤ26にその出力は伝達される。27は遊星
ギヤであり、遊星アーム28により太陽ギヤ26に噛み
合いながら公転可能に支持されている。
【0040】図5は太陽ギヤ26が時計回転方向に回転
する場合を示しており、遊星ギヤ27はギヤ28に噛み
合っている。よって、該ギヤ28の回転はフィルム巻取
りスプール24に伝えられ、フィルム18を巻上げると
同時に太陽ギヤ29を時計回転方向に回転させる力とし
て作用する。
【0041】30は遊星ギヤ、30aは遊星アームであ
り、太陽ギヤ29の時計方向回転で前記遊星ギヤ30は
ギヤ31に噛み合い、該ギヤ31を時計回転方向に回転
させ、不図示の伝達ギヤを介してカートリッジ駆動部材
20をフィルム送出し方向に回転させる。このフィルム
駆動部材20によるフィルム送出し速度に対し、フィル
ム巻取りスプール24によるフィルム巻き取り速度は速
く設定されており、最初のフィルム送出し時はフィルム
駆動部材20によりフィルム18が駆動されるが、フィ
ルム巻取りスプール24にフィルム18が巻き付くと、
フィルム18はフィルム巻取りスプール24により巻き
取られることにより、スピード差の吸収はギヤ31に対
し遊星ギヤ30が飛ぶことにより行われる。この吸収機
構に関しては、別途、ワンウェイクラッチを設けても良
い。
【0042】次に、太陽ギヤ26が反時計回転方向に回
転する方向にモータ25を回転させた場合を説明する。
【0043】遊星ギヤ27は反時計回転方向に公転する
ため、ギヤ32と噛み合い、ギヤ32を反時計回転方向
に回転させる。ギヤ32は不図示の伝達ギヤを介してギ
ヤ31を反時計回転方向に回転させ、カートリッジ駆動
部材20を介してフィルム18をフィルム巻込み方向に
駆動する。
【0044】上述の図5に示したフィルム給送機構は、
モード切換スイッチ9が撮影モードであってもチェック
モードであっても同様に動作する。その他、撮影モード
時のみ動作する露出動作機構として、レフレックスミラ
ー,フォーカルプレーンシャッタ等が存在するが、後述
のチャージ用モータ33によりレフレックスミラーのア
ップ,ダウン駆動及びフォーカルプレーンシャッタのメ
カチャージ動作が行われ、また、フォーカルプレーンシ
ャッタに関しては、後述の先幕マグネット34への通電
でその先幕が走行し(露出を開始)、所定時間後に後幕
マグネット35への通電でその後幕が走行(露出終了)
することになる。
【0045】図6は上記カメラの主要部分の電気的構成
を示すブロック図である。
【0046】図6において、36は各種検知スイッチの
入力信号に基づき所定の出力信号を発生し、カメラの各
種動作の制御を行うMPUであり、制御信号の入出力に
関して、本発明に無関係な部分は説明を省略する。
【0047】まず、入力信号から説明する。
【0048】シャッタレリーズ釦4,データディスク読
取手段19,フィルム送り検知手段21,電源スイッチ
3,モード切換えスイッチ9,読取用ヘッド22,駒送
りスイッチ14,駒戻しスイッチ15,巻戻しスイッチ
16,セレクトスイッチ11,OKスイッチ12,禁止
解除スイッチ13に関しては先に説明済みなので、説明
を省略する。
【0049】37はフィルムカートリッジ17の装填を
検知する不図示のカートリッジ検知スイッチである。3
8は蓋検知スイッチであり、カートリッジ室蓋7の開閉
を検知するものである。
【0050】次に、出力信号について説明する。
【0051】39,40はドライバ(駆動回路)であ
り、前述のモータ25及びチャージ用モータ33への通
電を制御する。以下、モータ25は図7等のフローにお
いてはM1,チャージ用モータ33はM2と記す。34
は前述の先幕マグネット、35は前述の後幕マグネット
である。41はドライバ(駆動回路)であり、情報表示
部10の表示用素子であるLCD10aへの通電制御を
行う。23は前述の書込用ヘッドである。
【0052】次に、上記MPU36による制御につい
て、図7,図8のフローチャートを用いて説明する。
【0053】ステップ(図ではSと記す)101におい
て、電源スイッチ3がオンするとステップ102へ進
み、カートリッジ検知スイッチ37の状態よりフィルム
カートリッジ17が装填されたか否かの検知を行い、装
填されていない場合は装填されるまでこのステップに待
機する。また、装填されている場合はステップ103へ
進み、蓋検知スイッチ38の状態よりカートリッジ室蓋
7が閉められているか否かの検知を行い、閉められてい
なければ閉められるまでのこのステップに待機する。
【0054】前記ステップ103にてカートリッジ室蓋
7が閉められたことを検知するとステップ104へ進
み、データディスク読取手段19によりデータディスク
17bの静止状態での位相を検知し、装填されているフ
ィルムカートリッジ17のフィルム状態(未露光,撮影
途中,撮影済み,現像済みの何れかの状態)を検知す
る。次に、ステップ105において、モータ25(M
1)に通電して逆転を開始させ、次のステップ106に
おいて、上述のデータディスク読取手段19により今度
はデータディスク17b上のバーコードデータを検知
し、フィルムのISO感度,ラチチュード情報等を読み
取り、続くステップ107において、前記モータ25を
ストップさせる。そして、ステップ108において、モ
ード切換えスイッチ9の状態を検知し、チェックモード
であればステップ109へ進み、撮影モードであればス
テップ113へ進む。
【0055】まず、上記ステップ108において、モー
ド切換えスイッチ9が撮影モードに設定されている場合
について説明する。
【0056】この場合(撮影モードの場合)、前述した
ようにステップ108からステップ113へ進み、前記
ステップ104にて読み取ったフィルム状態の情報が撮
影可能フィルムであればステップ114へ進むが、それ
以外であればステップ118へ進んで警告表示を行い、
動作を終了する。前記ステップ114へ進んだ場合に
は、ここで未露光フィルムであったか否かを調べ、そう
であればステップ115へ進み、モータ25を正転さ
せ、フィルムの巻上げを開始し、次のステップ116に
おいて、フィルム送り検知手段21を用いて1駒目を割
出し、続くステップ117において、前記モータ25を
ストップさせ、撮影シーケンスを実行するステップ12
5へ進む。
【0057】一方、前記ステップ114にて未露光フィ
ルムでなかった場合、つまり撮影途中フィルムであれば
ステップ119へ進み、モータ25を正転させ、フィル
ムの巻上げを開始し、次のステップ120において、フ
ィルム送り検知手段21を用いて1駒目を割出し、続く
ステップ121において、読取用ヘッド22によりフィ
ルム18上の磁気情報18bの読み取りを開始する。こ
こで、露光済み駒であれば磁気情報18bとして何らか
の情報が存在しているが、未露光駒に於ては一切磁気情
報が存在しない。従って、次のステップ122におい
て、全く磁気情報の存在しない駒を検知すると未露光駒
と見なし、次のステップ123へ進み、フィルム送り検
知手段21を用いてフィルム停止位置を割出し、続くス
テップ124において、前記モータ25を停止させ、撮
影シーケンスを実行するステップ125へと進む。
【0058】上記ステップ125は前述した様に撮影シ
ーケンスを実行する部分であり、簡単にここでの動作を
説明すると、シャッタレリーズ釦4が操作されると、ド
ライバ40を介してチャージ用モータ33を回転させ、
不図示のレフレックスミラーを撮影光路より退避させ
(アップさせ)、そして先幕マグネット34,後幕マグ
ネット35へ通電することにより露出動作を行い、その
後チャージ用モータ33によりシャッタチャージ動作,
モータ25等によりフィルムの1駒巻上げを行い、撮影
シーケンスを終える。
【0059】次に、上記モード切換えスイッチ9がチェ
ックモードに設定されている場合について説明する。
【0060】上記ステップ108にてチェックモードで
あればステップ109へ進み、モータ25に通電して正
転させ、フィルム18をフィルムカートリッジ17内よ
り送り出し、更にフィルム巻取りスプール24により巻
上げる動作を開始する。そして、ステップ110におい
て、読取用ヘッド22によりフィルム18上の磁気情報
18bの読み取りを行う。次いでステップ111におい
て、フィルム送り検知手段21によりパーフォレーショ
ン18aを検知して1駒目を割出すと、次のステップ1
12において、前記モータ25をストップさせる。これ
により、1駒目が撮影画面位置(アパーチャ位置)に停
止したことになる。
【0061】次に、図8のステップ201へ進む。
【0062】ステップ201において、上記ステップ1
10にて読み取ったフィルム上の磁気情報18bに基づ
いて(情報表示部10の)LCD10aにIX情報の読
取り表示を行う。具体的には、図1の「FTPM O
N」か、図2の「FTPM OFF」の表示である。撮
影駒の表示に関しては、MPU36内のフレームカウン
タの情報に基づくものである。このステップ201で表
示するIX情報は、最初はステップ110の情報に基づ
くが、その後、磁気情報18bを書換えたときは、その
最新情報を表示することは言うまでもない。
【0063】次にステップ202へ進み、もし無補正プ
リントが設定(FTPMがON)されていれば、次のス
テップ203において「X=1」とし、無補正プリント
が設定されていなければステップ204において、「X
=0」を設定する。そして、何れもステップ205へ進
み、ここでフィルム巻戻しスイッチ16が操作されてい
るか否かを検知する。もし該フィルム巻戻しスイッチ1
6が操作されていればステップ206へ進み、ここでフ
ィルム巻戻しシーケンスに入る。
【0064】また、フィルム巻戻しスイッチ16が操作
されていなければステップ205からステップ207へ
進み、駒送りスイッチ14が操作されているか否かを検
知する。もし該駒送りスイッチ14が操作されていれば
ステップ208へ進み、ここで1駒送りシーケンスに入
り、1駒送りと同時にフィルム18上の磁気情報18b
を読取用ヘッド22により読み取り、ステップ201へ
戻り、同様の動作を繰り返す。
【0065】また、駒送りスイッチ14が操作されてい
なければステップ207からステップ209へ進み、駒
戻しスイッチ15が操作されているか否かを検知する。
もし該駒戻しスイッチ15が操作されていればステップ
210へ進み、ここで1駒戻しシーケンスに入り、1駒
戻しと同時にフィルム18上の磁気情報18bを読取用
ヘッド22により読み取り、ステップ201へ戻り、以
後同様の動作を繰り返す。
【0066】また、前記駒送りスイッチ14と前記駒戻
しスイッチ15が共に操作されていなければステップ2
09からステップ211へ進み、X=1、つまり無補正
プリントが設定されているか否かを検知する。この結
果、無補正プリントが設定されていればステップ212
へ進み、そうでなければステップ216へ進む。
【0067】まず、無補正プリント(X=1)が設定さ
れている場合について説明する。
【0068】ステップ212においては、セレクトスイ
ッチ11が操作されているか否かを検知し、操作されて
いればステップ213へ進み、FTPMのON,OFF
表示を反転させ、又操作されていなければ直接ステップ
214へ進む。ステップ214においては、OKスイッ
チ12が操作されているか否かを検知し、操作されてい
なければステップ201へ戻る。一方、OKスイッチ1
2が操作されていればステップ215へ進み、データ書
換えシーケンスを実行する。このデータ書換えシーケン
スは、情報表示部10に表示されている最新のFTPM
情報を、モータ25による1駒巻上げと同期して書込用
ヘッド23により磁気情報18bとして書込むと同時
に、次の駒の磁気情報を読取用ヘッド22により読み取
るものである。
【0069】上記データ書換えシーケンスの実行の後は
ステップ201へ戻り、情報表示部10に次の駒のIX
情報の読取り表示を行う。
【0070】本実施例に於ては、上記ステップ215で
自動的に次の駒へ進めているが、磁気情報18bの書換
えだけを行い、また元の駒に戻し、情報表示部10の表
示を変えないようにしても良い。
【0071】次に、上記ステップ211にてオートプリ
ント(X=0)が設定されている場合について説明す
る。
【0072】ステップ216においては、情報表示部1
0のFTPM表示の状態を調べ、OFFになっていれば
ステップ217へ進み、セレクトスイッチ11が操作さ
れているか否かを検知する。ここで該セレクトスイッチ
11が操作されていることを検知した場合にはステップ
218へ進み、図3に示す様に情報表示部10でONへ
の切換えはできない旨の警告表示を行う。この状態でス
テップ219へ進み、禁止解除スイッチ13を押しなが
らセレクトスイッチ11が操作されたときのみステップ
220へ進み、情報表示部10の表示をONに変化さ
せ、次のステップ221へ進む。
【0073】また、上述のステップ216,ステップ2
17,ステップ219で条件を満たさなかった場合も直
接ステップ221へ進む。
【0074】ステップ221においては、セレクトスイ
ッチ11が操作されているか否かを検知し、操作されて
いなければ先のステップ214へ移行する。また、セレ
クトスイッチ11が操作されていればステップ222へ
進み、情報表示部10の表示をOFFに変更し、先のス
テップ214へ進む。
【0075】以上の様に、フィルム18上の磁気情報1
8bに無補正プリントが設定されているときは、オート
プリントへ設定変更することを許容し、磁気情報18b
にオートプリントが設定されているときは無補正プリン
トへの設定変更を禁止し、同時にこの様な操作がなされ
た場合には警告表示を行ってユーザーに警告を与え、プ
リント品質の保証ができない撮影駒の無駄なプリントを
防止している。但し、本実施例に於ては上記を承知の上
でユーザが無補正プリントを設定する手段も付加してい
る。
【0076】(第2の実施例)図9は本発明の第2の実
施例におけるカメラの主要部分の動作を示すフローチャ
ートであり、第1の実施例の図8に対応するものであ
る。
【0077】この第2の実施例は、上記第1の実施例に
対し、磁気情報18bとして無補正プリント(FTP
M)の設定か否かという情報に追加して、後述するステ
ップ305で扱うOGN情報を付加したものである。
【0078】ここで、OGN情報とは、FTPMの設定
か否かはプリントに対する指定として書換えられていく
のに対して、撮影時の情報として永久に書換えられない
ものである。本実施例に於ては、撮影時にFTPMが設
定されていたか否かを記録することにより、オートプリ
ントに指定した後も撮影時にFTPMに設定されていた
ことがわかれば露出の信頼性は高いものとして、無補正
プリントへ指定を戻すことも可能としたものである。但
し、OGN情報としては、本実施例に限られたものでは
なく、撮影時にFTPMの設定の有無とは無関係に露出
の信頼性、具体的にはカメラが露出コントロール可能な
明るさのシーンであったか否かとか、ストロボで適正な
調光ができたか否か等の情報を総合的に判定して無補正
プリントに耐え得る露出か否かの判別信号を記録しても
良い。
【0079】図9のステップ301は第1の実施例にお
ける図7のステップ112に続くフローであり、ステッ
プ301,302,303,304は第1の実施例にお
ける図8のステップ201,202,203,204と
同じため、これらの説明は省略する。
【0080】ステップ305において、前述のOGN情
報が設定されていればステップ306へ進み、「Y=
1」を設定し、OGN情報が設定されていなければステ
ップ307へ進み、「Y=0」を設定する。
【0081】次のステップ308〜313は、第1の実
施例における図8のステップ205〜210と同じた
め、その説明は省略する。
【0082】次のステップ314において、「X=1」
であればステップ315へ進み、「X=0」であればス
テップ319へ進む。更にステップ319において、
「Y=1」ならばステップ315へ進み、「Y=0」な
らばステップ320へ進む。つまり、「X=0」かつ
「Y=0」のときのみステップ320へ進み、その他は
ステップ315へ進む。
【0083】以下、ステップ315〜318,ステップ
320〜326は第1の実施例における図8のステップ
212〜215、ステップ216〜222と同じため、
その説明は省略する。
【0084】(第3の実施例)図10は本発明の第3の
実施例におけるカメラの主要部の動作を示すフローチャ
ートであり、第1の実施例の図8に対応するものであ
る。
【0085】この第3の実施例は、上記第1の実施例に
対して、複雑な機能を省き、動作の簡素化を図ったもの
である。具体的には、第1の実施例に於ける図3で示し
た警告表示を省略すると同時に、禁止解除スイッチ13
も省き、撮影時に磁気情報18bにFTPMが設定され
ていればオートプリントへの書換えは許可し、それ以外
はセレクトスイッチ13を一切受付けないようにしたも
のである。
【0086】図10のステップ401は、上記第1の実
施例における図7のステップ112に続くフローであ
り、以下、第1の実施例における図8のステップ216
〜222に相当する部分を削除し、又図8のステップ2
11で「X=0」であった場合、直ちにステップ214
へ移行するようにシーケンスを変更したものに相当す
る。従って、ステップ401〜415の詳細な説明は上
記第1の実施例より容易に理解できるので、これ以上の
説明は省略する。
【0087】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、書込用ヘッド23及びMPU36が本発明の記録手
段に相当し、セレクトスイッチ11が本発明の変更手段
に相当し、MPU36は変更可否設定手段に相当し、L
CD10aが警告手段に相当し、禁止解除スイッチ13
及びMPU36が禁止解除手段に相当する。
【0088】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0089】(変形例)本発明は、一眼レフカメラを想
定しているが、レンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等
のカメラに適用することができるものである。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各駒に記録されたプリント情報、すなわち無修正プリン
トかオートプリントかの情報に応じて、撮影終了後に、
変更手段によるプリント情報の変更を許容するか否かの
状態設定を行うようにしている。
【0091】また、本発明によれば、変更可否設定手段
により、プリント時のカラーバランス及び焼付時間を固
定とするプリント情報が記録された駒の場合は、第1の
状態を設定し、固定としないプリント情報が記録された
駒の場合は、第2の状態を設定するようにしている。
【0092】よって、撮影終了後に、任意の駒に対して
無修正プリントかオートプリントかの設定の変更を可能
にすると共に、失敗プリントの可能性が高い無意味な変
更は防止することができる。
【0093】また、本発明によれば、変更可否設定手段
により第1の状態が設定された際に警告を行う警告手段
を設け、変更不可の状態が設定されている場合には、そ
の旨の警告を行うようにしている。
【0094】よって、失敗プリントの可能性が高い無意
味な変更操作であることを知らせることができる。
【0095】また、本発明によれば、記録手段により、
撮影時に、プリント情報以外に、以後のプリント情報の
設定の指標となる情報をフィルムの各駒に対して記録す
るようにしている。
【0096】よって、変更手段によって一旦プリント情
報が変更された後であっても、撮影時におけるプリント
情報を元にして、新たなプリント情報の変更可否の選択
を容易なものにすることができる。
【0097】また、本発明によれば、各駒に記録された
プリント情報、すなわち無修正プリントかオートプリン
トかの情報に応じて、撮影終了後に変更手段によるプリ
ント情報の変更を許容するか、或は、変更は不適である
旨の警告を行うようにしている。
【0098】よって、撮影終了後に、任意の駒に対して
無修正プリントかオートプリントかの設定の変更を可能
にすると共に、失敗プリントの可能性が高い無意味な変
更は防止することができる。
【0099】また、本発明によれば、警告解除手段を機
能させることにより、変更可否設定手段により第2の状
態が設定されていたとしても、変更手段によるプリント
情報の変更を強制的に許容し、かつ、警告手段による警
告を停止するようにしている。
【0100】よって、ユーザーの意思を尊重したプリン
ト情報の設定を行うことが可能となる。
【0101】また、本発明によれば、記録手段を磁気的
記録手段とし、フィルムに具備されている磁気記憶部へ
該磁気的記録手段によってプリント情報を記録するよう
にして、フィルムに具備されている磁気記憶部の有効利
用を図るようにしている。
【0102】よって、カメラ内からプリント情報を記憶
する為の記憶手段を無くすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの背面図
である。
【図2】同じく本発明の第1の実施例におけるカメラの
背面図である。
【図3】同じく本発明の第1の実施例におけるカメラの
背面図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるカメラの上面図
である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるカメラのフィル
ム給送系を示す機構図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるカメラの主要部
分の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるカメラの主要部
分の動作を示すフローチャートである。
【図8】図7の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第2の実施例におけるカメラの主要部
分の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例におけるカメラの主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 シャッタレリーズ釦 9 モード切換スイッチ 10a LCD 11 セレクトスイッチ 13 禁止解除スイッチ 23 書込用ヘッド 36 MPU

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの各駒に対して、撮影時に、プ
    リント時のカラーバランス及び焼付時間を固定とするか
    否かのプリント情報を記録する記録手段と、撮影時に記
    録された前記プリント情報の変更を任意の駒に対し行う
    変更手段と、前記記録手段により記録されたプリント情
    報に応じて、前記変更手段によるプリント情報の変更を
    許容する第1の状態、或は、変更を許容しない第2の状
    態を設定する変更可否設定手段とを備えたカメラ。
  2. 【請求項2】 前記変更可否設定手段は、プリント時の
    カラーバランス及び焼付時間を固定とするプリント情報
    が記録された駒の場合は、第1の状態を設定し、固定と
    しないプリント情報が記録された駒の場合は、第2の状
    態を設定する手段であることを特徴とする請求項1記載
    のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記変更可否設定手段により第1の状態
    が設定された際に警告を行う警告手段を具備したことを
    特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、撮影時に、前記プリン
    ト情報以外に、以後のプリント情報の設定の指標となる
    情報をフィルムの各駒に対して記録する手段であること
    を特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 フィルムの各駒に対して、撮影時に、プ
    リント時のカラーバランス及び焼付時間を固定とするか
    否かのプリント情報を記録する記録手段と、撮影時に記
    録された前記プリント情報の変更を任意の駒に対し行う
    為の変更手段と、警告を発する警告手段と、前記記録手
    段により記録されたプリント情報に応じて、前記変更手
    段によるプリント情報の変更を許容する第1の状態、或
    は、前記変更手段が操作されることにより前記警告手段
    を作動させる第2の状態を設定する変更可否設定手段と
    を備えたカメラ。
  6. 【請求項6】 前記変更可否設定手段により第2の状態
    が設定されている場合に、前記変更手段によるプリント
    情報の変更を強制的に許容すると共に、前記警告手段の
    作動を停止する警告解除手段を設けたことを特徴とする
    請求項5記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、フィルムに具備された
    磁気記憶部へ情報の記録を行う磁気的記録手段であるこ
    とを特徴とする請求項1又は5記載のカメラ。
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