JP2708058B2 - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JP2708058B2
JP2708058B2 JP62038157A JP3815787A JP2708058B2 JP 2708058 B2 JP2708058 B2 JP 2708058B2 JP 62038157 A JP62038157 A JP 62038157A JP 3815787 A JP3815787 A JP 3815787A JP 2708058 B2 JP2708058 B2 JP 2708058B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/131Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
    • F16F15/139Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses characterised by friction-damping means
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2つの互いに相対的に回動可能な慣性体間
の動力伝達径路中に設けられるダンパ装置であつて、上
記両慣性体の一方の慣性体は内燃機関の被駆動軸に結合
可能であり、他方の慣性体は変速機の入力軸に結合可能
である形式のものに関する。 このような形式の装置であつて、両慣性体が互いに同
軸的に配置されていてかつダンパ装置の作用に抗してあ
る限られた範囲内で互いに相対的に回動可能であるもの
は既に提案されている。このダンパ装置は周方向で作用
する蓄力部材及び該蓄力部材に対して並列的に作用する
摩擦又は滑り機構から構成されている。 このような公知の装置においては、ダンパ装置の蓄力
部材、例えばコイルばねは両慣性体間における比較的大
きな角度にわたる相対回動を可能にしなければならず、
その結果、このために必要な蓄力部材の長さに基き、蓄
力部材は、遠心力の作用下における著しい変形に耐える
だけの十分な曲げ剛さを有しない。蓄力部材の軸線に沿
つたこの変形若しくは屈曲の結果、該蓄力部材はもはや
半径方向での良好な若しくは規定された所定の位置での
支持を失ないかつまた蓄力部材圧縮時にそれらの端部範
囲において良好に負荷を受けることができず、その結果
これらの接触範囲においては蓄力部材も、これらに係合
して協働する構造部分の当接若しくは支持範囲も、許容
しえないで早期摩耗を生じる。 本発明の課題は、はじめに述べた形式の装置において
上に述べた欠陥を排除し、構造的にもまた耐摩耗性及び
作用形式に関しても改良された装置を提供することにあ
る。さらに、この形成の装置を広い範囲に使用すること
ができるようにし、さらに、この形式の装置をコスト的
に有利に製作することができるようにすることにある。 この課題は本発明によれば、はじめに述べた形式の装
置において、ダンパ装置が、ある限られた所定の相対回
動角度にわたつて相対回動しかつ少なくとも上記相対回
動角度の一部にわたり戻り力のない、少なくとも1つの
摩擦装置を有するダンパを含んでおり、かつ上記摩擦装
置が少なくとも2つの互いに直列的に接続されたダンパ
に直列的に配置されていることによつて、解決されてい
る。この場合、摩擦装置が、両慣性体間においてねじり
弾性作用を有するダンパの、内燃機関から変速機への動
力の伝達方向でみて前に、接続されているようにするの
が有利である。 しかしまた若干の用途においては、摩擦装置を内燃機
関から変速機への動力の伝達方向でみて、直列的に接続
されたダンパと他方の慣性体との間又は直列的に接続さ
れたダンパの間に設けるのが有利である。 本発明の構成によれば、個々のダンパの蓄力部材は、
両慣性体間において可能なねじり弾性的な全相対回動角
度運動のたんに一部だけを受容すればよく、従つて蓄力
部材の、これらをガイドしている構造部分に対する相対
運動距離若しくは滑り運動距離、ひいてはまた当該接触
範囲における摩耗度は著しく減少される。 本発明による構成のさらに別の重要な利点は以下の点
にある。即ち、ばね弾性的な戻し力を受ける全相対回動
角度が2つのダンパに分割されていることにより、個々
のばねの長さが短かくされ、従つてこれらのばねはその
縦軸線に対して直角横方向で著しく高い曲げ強さを有し
ており、その結果これらのばねは遠心力の作用下におい
ても著しい変形を生じない。これにより、半径方向での
良好な支持状態並びに軸方向での良好な負荷状態がえら
れる。本発明によつてえられるばね長さの短縮のさらに
別の利点は以下の点にある。即ちこれによつてばねを軽
量に設計することができ、このことはまた、ばね縦軸線
に対して直角方向でのばねの曲げ強さにもプラスに作用
する。ばねに対する遠心力の作用、ひいてはまた、他の
構造部分との摩擦接触時に生じる摩耗も著しく減少す
る。 本発明の有利な一実施態様によれば、摩擦装置に直列
的に接続された滑りクラツチが付加されており、この場
合有利には、上記滑りクラツチが、一方の慣性体から他
方の慣性体への力の伝達径路中において、摩擦装置の前
に配置されており、要するに一方の慣性体と摩擦装置と
の間に設けられている。 ダンパ装置の機能にとつて有利な一実施態様によれ
ば、互いに直列的に接続された各ダンパが1組の蓄力部
材を有し、かつ少なくとも一方のダンパに、例えば並列
的に作用する摩擦装置が含まれている。 ダンパがニユートラル位置、換言すれば、両慣性体が
これらの間において如何なるモーメントも伝達されない
ときに相対的にとる位置、から少なくともほぼ同時に作
動し始めるようにダンパ装置を構成することは、ダンパ
装置の構造にとつて特に有利である。また若干の用途に
おいては、ダンパが互いに異なるストツパモーメントを
有するように構成されのが有利である。しかしまた別の
途用に対しては、ダンパが少なくともほぼ同じストツパ
モーメントを有するようにするのが有利である。全ての
ダンパによつて可能な両慣性体の全相対回動角度のうち
個々のダンパによつて可能となる部分的な相対回動角度
は、その都度用途に応じて、互いに等しく又は異ならせ
ることができる。 ダンパ装置の構造上特に有利な一実施態様によれば、
内燃機関から変速機への動力の伝達方向でみて、モーメ
ントが一方の慣性体から摩擦リングにより滑りクラツチ
を介して伝達可能になつており、この場合滑りクラツチ
の出力部は形状接続的に摩擦装置の出力部に係合可能で
あり、かつ該摩擦装置の出力部は同時にまた、直列的に
接続された第1のダンパの入力部をなしている。ダンパ
装置のこのような構成によれば、相対回動角度が制限さ
れている滑りクラツチが、相対回動角度を制限されてい
る摩擦装置を介して、該摩擦装置の一方の終端位置に達
したときに、作動しせめられる。 有利な一実施態様によれば、第1のダンパの入力部が
蓄力部材を介して第1のダンパの出力部に摩擦接続的に
結合可能であり、かつこの出力部が同時にまた、直列的
に接続されたダンパの第2のダンパの入力部を形成して
いる。装置の構造にとつて有利な一実施態様によれば、
第2のダンパの入力部が蓄力部材を介して第2のダンパ
の出力部に結合可能であり、かつ該出力部が他方の慣性
体に結合可能であり、かつ該結合部材が第2のダンパの
蓄力部材が半径方向で延びている範囲内に設けられてい
る。ダンパ装置のこのような構成によれば、半径方向で
コンパクトな構造形式がえられる。それというのは、前
記の結合部材のために付加的な半径方向のスペースを必
要としないからである。さらに特に有利な一実施態様に
よれば、滑りクラツチの出力部が、直列的に接続された
ダンパの第1のダンパの入力部を形成すると共に該入力
部と一体に摩擦装置の出力部をも形成する構造部分の半
径方向外側にある。 軸方向でみて特に狭幅の装置の構造をうるために、有
利な一実施態様によれば、滑りクラツチの出力部と、直
列的に接続されたダンパの第1の入力部とがデイスク状
に若しくはプレート状に構成されていつかつ軸方向で少
なくともほぼ等しい高さ位置に設けられている。 機能並びに所要スペース上特に有利な装置の一実施態
様によれば、直列的に接続されたダンパの第1のダンパ
の入力部の両サイドに第1のダンパのそれぞれ1つのデ
イスク状若しくはプレート状の出力部が設けられてお
り、該出力部が同時に、直列的に接続されたダンパの第
2のダンパの入力部を形成しており、該入力部の間に軸
方向に、直列的に接続されたダンパの第2のダンパのデ
イスク状若しくはプレート状の出力部が設けられてい
る。装置の機能及び構造上特に有利な一実施態様によれ
ば、滑りクラツチの出力部、第1のダンパの入力部をも
形成する摩擦装置の出力部及び第2のダンパの出力部が
半径方向で互いに内外に設けられている。この場合滑り
クラツチの出力部、摩擦装置の出力部(第1のダンパの
入力部をも形成する)及び第2のダンパの出力部を少な
くともほぼ等しい軸方向高さに設けるのが有利である。 装置の構造及び機能にとつて特に有利な別の一実施態
様によれば、第2のダンパの出力部を他方の慣性体に係
合する結合部材が、軸方向で、互いに直列的に接続され
たダンパの第1のダンパの出力部を形成するデイスク状
若しくはプレート状の構造部分の一方の構造部分を、こ
こに設けられた切欠きを通つて、貫通しており、かつこ
の切欠きが第2のダンパの相対回動角度を、該切欠きの
周方向の端部範囲が相応する結合部材に当たることによ
つて、規定している。 装置の機能及び構造にとつて有利なさらに別の一実施
態様によれば、互いに直列的に接続されたダンパの第1
のダンパのプレート状若しくはデイスク状の出力部が、
例えばスペーサピンのような結合部材によつて互いにに
結合されており、かつ該結合部材が、軸方向で、第1の
ダンパの入力部に設けられた切欠きを貫通しており、か
つ上記切欠きが同時にまた、該切欠きの周方向端部範囲
が相応する結合部材に当たることにより、第1のダンパ
の相対回動角度を規定している。装置の半径方向でコン
パクトな構造形式をうるために、有利な一実施態様によ
れば、切欠き及び結合部材が第1のダンパの蓄力部材と
同じ半径方向範囲内に設けられている。切欠き及び結合
部材はこの場合、周方向でみて、たんに1つの結合部材
が1つの切欠きを貫通するように配置することができ
る。 装置の機能上有利な一実施態様によれば、第2のダン
パの蓄力部材よりも大きな直径の仮想円上に位置する第
1のダンパの蓄力部材が第2のダンパの蓄力部材よりも
軽量である。これにより、遠心力作用下における第1の
ダンパの蓄力部材の変形抵抗がさらに高められる。さら
に、第1のダンパの蓄力部材の数が第2のダンパの蓄力
部材の数よりも大きくされており、かつこの場合第1の
ダンパの蓄力部材の数の、第2のダンパの蓄力部材の数
に対する比が整数であるようにするのが有利である。こ
の場合第1のダンパが第2のダンパの2倍の数の蓄力部
材を有するようにすることができる。 さらに別の有利な一実施態様によれば、第1のダンパ
の蓄力部材と第2のダンパの蓄力部材とが周方向でみ
て、少なくともほぼ交互に位置するように配置されてい
る。換言すれば、第1のダンパの蓄力部材が、周方向で
みて、第2のダンパの蓄力部材の間に配置されている。
この場合、蓄力部材が周方向でみて、第2のダンパの2
つの互いに隣合う蓄力部材の間に第1のダンパの2つの
蓄力部材が位置するように、分配されているのが特に有
利である。両ダンパの蓄力部材のこのような配置形式に
よれば、有利な形式で、第2のダンパの蓄力部材が位置
する周方向区分の半径方向外側に第1のダンパの入力部
中の切欠きを設けることができ、該切欠きに、第1のダ
ンパのプレート状若しくはデイスク状の出力部を互いに
結合する結合部材を通すことができる。さらに別の有利
な一実施態様によれば、第1のダンパの互いに隣合う2
つの蓄力部材の半径方向内側であつて、かつ周方向でみ
て第2のダンパの2つの蓄力部材の間に、第2のダンパ
の出力部を他方の慣性体に固定するための部材を通す切
欠きが設けられている。該切欠きはこの場合第2のダン
パの蓄力部材が占めている半径方向範囲内に周方向でず
らして設けることができる。 若干の用途においては、第1のダンパのフランジ状の
入力部が第2のダンパのフランジ状の出力部に対してセ
ンタリングされているようにするのが有利である。しか
し他の用途においては、第1のダンパの入力部が滑りク
ラツチの出力部に対してセンタリングされ、該滑りクラ
ツチの出力部が一方の慣性体に対してセンタリングされ
ているのが有利である。 上記の最後に述べたセンタリング形式は、互いに滑り
合うセンタリング面にかかる負荷が僅かである点で有利
である。それというのはこれらのセンタリング面間で
は、摩擦装置が作動するときにしか相対運動が行なわれ
ないからである。要するに、比較的高いトルク変動が生
じたとき、又は車輛の運転状態が通常の運転状態(所謂
エンジントラクシヨンドライブ)からエンジンブレーキ
運転へ若しくはその逆に切換えられたときにしか上記の
センタリング面間では相対運動が行なわれないからであ
る。(両慣性体間における比較的小さいトルク変動若し
くはねじり振動は、互いに直列的に接続された第1及び
第2のダンパによつて吸引される。)これにより、第1
のダンパの入力部のセンタリング部の摩耗は著しく減少
する。 両ダンパの蓄力部材は軸方向で少なくともほぼ同じ高
さ位置に配置されているのが有利である。 装置の振動減衰能力を改善しかつねじり振動衝撃のノ
イズの発生を避けるために、戻し力のない摩擦装置がそ
の可能な相対回動角度に達する前に、蓄力部材より成る
ストツパによつて緩衝されるようにするのが有利であ
る。 以上に述べた構造上及び機能上の特徴により、構造及
び製作が特に簡単なダンパ装置がえられ、該ダンパ装置
においては異なる各入力部及び出力部が実際において偏
平なプレート状の構造部分であることができる。 次に図示の実施例につき本発明を説明する。 ねじり振動の衝撃を補償するための第1図乃至第2図
に図示されている装置1はフライホイール2を有し、該
フライホイール2は2つの慣性体3及び4に分割されて
いる。慣性体3は詳細には図示されていない内燃機関の
クランク軸5に固定ボルト6により固定されている。慣
性体4には連結−遮断の切換え可能な摩擦クラツチ7が
詳細には図示されていない手段によつて固定されてい
る。摩擦クラツチ7のプレツシヤプレート8と慣性体4
との間にはクラツチデイスク9が設けられており、これ
は図示されていない変速機の入力軸に支持されている。
摩擦クラツチ7のプレツシヤプレート8は慣性体4に向
つて、クラツチカバー11に切換え可能に支承されている
ダイヤフラムばね12により、ばね負荷されている。摩擦
クラツチ7の操作により、慣性体4、ひいてはまたフラ
イホイール2が変速機入力軸10に連結され又は遮断され
る。慣性体3と慣性体4との間には、互いに直列的に接
続された2つのばねダンパ13,14並びにこれらのばねダ
ンパに直列的に接続された摩擦装置15が設けられてお
り、この摩擦装置は、これによつて伝達可能な最小摩擦
モーメントを越えたさいに、両慣性体3,4間にある限度
内における相対回動を生ぜしめる。さらにこの摩擦装置
15に直列的に接続された滑りクラツチ16が両慣性体3,4
間の動力伝達径路中に設けられている。 両慣性体3及び4は互いに相対的に軸受部17を介して
回動可能に支承されている。軸受部17は、分割された内
輪を有する単列玉軸受18の形の転がり軸受を含んでい
る。転がり軸受18の外輪19は慣性体4の孔20内に配置さ
れており、また内輪21は、慣性体3の中心部にある、軸
方向でクランク軸5とは反対方向に延びている、上記孔
20内へ侵入されている円筒形の軸状部22の外周に配置さ
れている。 内輪22は固定デイスク23によつて軸方向で固定されて
おり、このデイスクは軸状部22の端面に固定されてい
る。 転がり軸受18は、慣性体4の肩24と、慣性体4に不動
に結合されているデイスク25との間に、締込まれてい
る。 慣性体3は、半径方向外側に、軸方向の環状延長部26
を有し、かつこの環状延長部の半径方向内側に、周方向
で作用するばねダンパ13,14と、半径方向でさらに外側
に設けられ、該ダンパ13,14を取囲む摩擦装置15と、半
径方向でさらに外側に配置され、該摩擦装置15を取囲ん
でいる滑りクラツチ16と、を受容している。摩擦装置15
及び滑りクラツチ16は半径方向で互いに内外に同軸的に
かつ少なくともほぼ同じ軸方向高さに配置されている。
滑りクラツチ16は軸方向で間隔をおいて設けられた2つ
のリング状の摩擦面27,28を有し、これらの面は慣性体
3に対して回動不能に結合されていて、これらの面を介
して、内燃機関から生じたモーメントが滑りクラツチ16
へ伝達される。図示の実施例では摩擦面28は慣性体3に
直接形成されており、これに対して摩擦面27はデイスク
29に形成されている。このデイスク29はその外周に半径
方向の突出部30を有していて、該突出部は慣性体3に対
するデイスク29の回動を防止するための慣性体3の対応
する切欠き31内へ半径方向で係合している。切欠き31及
び突出部30は、慣性体3に対する、ひいてはまた摩擦面
28に対するデイスク29の軸方向変位が可能であるよう
に、構成されている。両摩擦面27,28間には軸方向で両
中間デイスク32が締込まれており、このデイスクは滑り
クラツチ16の出力部を形成している。このためにダイヤ
フラムばね33がその半径方向外側の縁部34でリング状延
長部26に軸方向で支持されていて、半径方向でさらに内
側にある範囲35を以つて摩擦デイスク29を軸方向で摩擦
面27に向つて押圧している。中間デイスク32と両方の摩
擦面27,28との間には摩擦ライニング36,37が設けられて
いて、これらのライニングを介して、摩擦クラツチ16か
ら伝達可能なモーメントが出力部へ伝達される。 摩擦ライニング36,37が円環状に閉じたものである場
合、該摩擦ライニングは中間デイスク32と各摩擦面27,2
8との間に弛く挿入されていることができる。 軸方向であらかじめプレロード(予荷重)を負荷され
ているダイヤフラムばね33は外側円形リング状範囲38を
有しており、この範囲38から半径方向内側へ向つて舌状
部39が延びており、これらの舌状部39はそれらの範囲35
を以つてデイスク29にばね負荷をかけている。ダイヤフ
ラムばねの舌状部39は屈曲しており、即ち前記の円形リ
ング状の範囲38のところから区分40にわたり、装置1の
軸方向ではじめ極めて急勾配に曲つている。さらに舌状
部39は上記区分40に続いてもう一度折れ曲げられていて
支持範囲35を形成しており、これにより同時に舌状部範
囲41が形成され、この範囲41の位置は、前記の円環状に
閉じた範囲38に対して軸方向でずれている。 慣性体3の延長部26は、軸方向に、薄くなつた端部範
囲26aを有しており、この範囲の半径方向内側の周面に
は半径方向の溝42が切られている。この半径方向の溝42
内へは固定リング43が嵌込まれており、このリングは半
径方向内側へ突出していてこのリングにダイヤフラムば
ね33の半径方向外側の範囲34が支持されている。 半径方向でさらに内側に位置していて作用的には滑り
クラツチ16と半径方向のダンパ13との間に配置されてい
る摩擦装置15は互いに軸方向距離をおいて設けられた2
つの摩擦面44,45を有しており、これらは慣性体3に対
して回動不能であり、内燃機関によつて生ぜしめられた
モーメントの少なくとも一部分が、これらの摩擦面を介
してダンパ13へ伝達される。図示の実施例では、摩擦面
44はデイスク29の半径方向内側の縁範囲によつて形成さ
れており、従つてこのデイスク29は摩擦装置15にもまた
滑りクラツチ16にも共に所属している。それというのは
このデイスクはその半径方向でさらに外側に位置してい
る縁範囲を以つて滑りクラツチ16の摩擦面27をも形成し
ているからである。摩擦面45は摩擦デイスク若しくは摩
擦リングデイスク46に形成されている。デイスク46はそ
の外周に軸方向の突出部47を有しており、これらは、慣
性体3に対するデイスク46の回動を防止するために対応
する切欠き48内へ軸方向で係合している。切欠き48及び
突出部47は、慣性体3に対する、従つてまた摩擦面44に
対するデイスク46の軸方向変位が可能であるように、構
成されている。両摩擦面44,45若しくはデイスク27,46の
間には軸方向に中間デイスク49が締込まれており、該中
間デイスクは摩擦装置15の出力部を形成している。この
ためにダイヤフラムばね(皿ばね)50がその半径方向外
側の縁範囲を以つて、慣性体3の半径方向フランジ3aに
軸方向で支持されており、かつまた半径方向でさらに内
側にある範囲を以つて、摩擦デイスク46を軸方向で摩擦
面44に向つて押圧し、ばね負荷をかけている。中間デイ
スク49と両摩擦面44,45が若しくはデイスク29,46との間
には摩擦ライニング51,52が設けられており、これらは
摩擦ライニング36,37と一体のものであることができ
る。これらの摩擦ライニング51,52を介して、摩擦装置1
5から伝達可能なモーメントが伝達される。 第1図から判るように、一方においては摩擦面28と摩
擦面42、他方においては摩擦面27と摩擦面44は少なくと
もほぼ同一の半径方向平面上に配置されている。摩擦面
28の半径方向内側に慣性体3はひつこんだ部分即ち円形
リング状の凹部53を有しており、該凹部内にデイスク46
並びにダイヤフラムばね50が軸方向で受容されている。 慣性体3に支持されているダイヤフラムばね(皿ば
ね)33,50はこれから滑りクラツチ16若しくは摩擦装置1
5へ及ぼされる軸方向力とは逆向きの力で軸方向で押圧
されている。換言すれば、両方のダイヤフラムばね33及
び50は軸方向で互いに押し合つている。ダイヤフラムば
ね33及び50はこの場合、ダイヤフラムばね33からその主
要部の応力に基いて生ぜしめられる軸方向の主要な力
が、ダイヤフラムばね50が及ぼす軸方向力よりも大であ
るように、構成されている。これにより、極めて低い回
転数においても外側の滑りクラツチ16は軸方向で押圧さ
れた状態にとどまつており、従つて有効に働くことがで
きる。 中間デイスク32及び中間デイスク49間である限度内で
の相対回動が可能である。この目的で、半径方向外側の
中間フランジ32は半径方向内側に向いた歯状の突出部54
を有し、該突出部は、半径方向内側の中間デイスク49の
外周に設けられた切欠き55内へ周方向遊びを以つて侵入
している。第2図から判るように、両中間デイスク32,4
2間の可能な相対回動角度は25度である。 摩擦装置の出力部を形成する中間デイスク49は同時に
半径方向外側のばねダンパ13のフランジ状の入力部を形
成している。ダンパ13はさらに1対のデイスク57,58を
有し、これらのデイスクは中間デイスク49の両側に配置
されていてスペーサピン59によつて軸方向距離をおいて
互いに回動不能に結合されている。これらの両デイスク
57,58は外側ダンパ13の出力部を形成すると共にまた、
ダンパ13と直列的に接続されている半径方向内側のダン
パ14の入力部を形成している。 デイスク57,58並びにこれらの間に位置している中間
デイスク49の範囲には切欠き60,61,62が設けられてい
て、これらの切欠き内にコイルばね63の形の蓄力部材が
受容されている。蓄力部材63は中間デイスク49と両サイ
ドデイスク57,58との相対回動に抗して、この相対回動
モーメントに対して逆向きに作用する。 軸方向でサイドデイスク57,58の間、それも、半径方
向外側のダンパの入力部を形成する中間デイスク49の半
径方向内側に、さらに別のデイスク状若しくはフランジ
状の構造部分64が設けられており、これは半径方向内側
のダンパ14の出力部を形成する。このフランジ状の構造
部分64はスペーサピン65を介して慣性体4に回動不能に
結合されている。これらのスペーサピン65は同時にまた
慣性体4にデイスク25を固定するためにも役立つてい
る。 デイスク57,58並びにこれらの間にあるフランジ状の
構造部分64の範囲には切欠き66,67,68が設けられてお
り、これら蓄力部材63を受容している切欠き60,61,62よ
りも半径方向でさらに内側に位置している。これらの切
欠き66,67,68内にはコイルばね69の形の蓄力部材が受容
されており、これらは、内側のダンパ14の入力部を形成
するサイドデイスク57,58と同ダンパ14の出力部を形成
するフランジ状の構造部分64との間における相対回動に
抗してこれに対して逆向きに作用する。 特に第1図から判るように、フランジ状の構造部分64
は、外側のダンパ13の入力部を形成する中間デイスク49
と同じ軸方向高さにあり、従つて中間デイスク49はその
半径方向内側の円筒形周面(内周面)を以つて、フラン
ジ状構造部分64の外側の円筒形周面(外周面)上でセン
タリングされる。この定心若しくはセンタリング内外周
面は図面では符号70で示されている。 滑りクラツチ16の出力部を形成する中間デイスク32は
その半径方向外側の円筒形周面71(第2図)を介して、
軸方向延長部26の内側の円筒形周面72(第1図)上でセ
ンタリングされる。 両サイドデイスク57及び58を軸方向で互いに結合して
いるピン59は、半径方向でみて、半径方向外側のダンパ
の蓄力部材63と同じ半径方向範囲内に配置されている。
スペーサピン59は、中間デイスク49に設けられている、
周方向に長く延びている切欠き73を軸方向で貫通してい
る。半径方向外側のダンパ13によつて許容される、両慣
性体3,4間の相対回動角度は、切欠き73の周方向の端部
にスペーサピン59が当たることによつて、制限される。 殊に第2図から判るように、外側のダンパ13は内側の
ダンパ14の2倍の個数のばねを有しており、即ち外側の
ダンパ13は10個、内側のダンパ14は5個のばねを有して
いる。外側のダンパ13のばね63はこの場合それぞれ一対
ずつ周方向に等間隔で分配されており、この場合2つの
順次に続くばね対63の間にそれぞれ1つの切欠き73及び
スペーサピン59が設けられている。切欠き73の半径方向
外側若しくは周方向でみてそのつど2つの、順次に続く
ばね対63の間に、切欠き55が設けられている。 切欠き73の半径方向内側、周方向でみて順次に続く2
つのばね対63の間に、それぞれ1つの、半径方向内側の
ダンパのばね69が設けられている。 結合ピン若しくはスペーサピン65は、周方向でみて、
内側ダンパ14の順次に続く2つのばね69の間にそれぞ
れ、かつやはり周方向でみて、周方向に等間隔で分配さ
れているばね対63の1対の2つのばね63の間に配置され
ており、かつばね69の占める半径方向範囲に対して周方
向でずらされた同じ半径方向範囲内においてダンパ14の
出力部64にリベツト止めされている。スペーサピン65は
それぞれ1つのスペーサ軸部65aを有し、これは周方向
で長く形成されている切欠き74を通つて軸方向に延びて
おり、該切欠きは軸方向で慣性体4と構造部分64との間
に設けられているサイドデイスク58内に設けられてい
る。内側のダンパ14によつて両慣性体3,4間で許容され
る相対回動角度は、細長い切欠き74の周方向端部にスペ
ーサピン65が当ることによつて制限される。軸方向でフ
ランジ3aと中間デイスク49,64との間に設けられている
サイドプレート57はやはり細長い切欠き74aを有してお
り、該切欠き内にはスペーサピン65のリベツトヘツド65
bが軸方向で入つている。 半径方向外側のダンパ13の蓄力部材63は、半径方向内
側のダンパ14の、両方のサイドデイスク57,58及びデイ
スク状の構造部分64に半径方向で支持されている蓄力部
材69よりも軽量である。 ダンパ装置の上に述べた構造に基き、両ダンパの蓄力
部材63及び蓄力部材69は少なくともほぼ同じ軸方向高さ
位置に配置されている。 さらに、蓄力部材63は周方向で少なくともほぼ等しい
長さの切欠き60,61,62内に受容されており、また内側ダ
ンパ14の蓄力部材69は少なくともほぼ周方向で同じ長さ
の切欠き66,67,68内に受容されており、従つて両ダンパ
13,14は、例えば第2図に示す位置から少なくともほぼ
同時に作用する。 両ダンパ13,14は少なくともほぼ等しいストツパモー
メントを有する。即ちピン59及び65は少なくともほぼ同
時に、切欠き73,74の相応する周方向端部に当接する。 両慣性体3及び4の間にはさらに摩擦装置75が作用し
ており、これは両ダンパ13,14のコイルばね63及び69と
並列的に接続されている。摩擦装置75摩擦リング76を有
し、これは慣性体3の半径方向フランジ3aの支持面77
と、両ばね組63,69の直列的に接続しているサイドデイ
スク57との間の軸方向で締込まれている。摩擦リング76
をセンタリングするため該摩擦リングは支持面77又はサ
イドデイスク57上に接着することができる。しかしまた
慣性体3のフランジ3a又はサイドデイスク57の半径方向
支持範囲に設けて、これを介して摩擦リング76がセンタ
リングされるようにしてもよい。このような支持範囲は
例えば慣性体3の半径方向フランジ3aに施削された肩に
よつて形成することができ、この場合該肩は摩擦リング
76に半径方向内側において部分的に、該肩の軸方向部分
で、下側から係合し、又は半径方向外側で部分的に上側
から係合する。 第3図から判るように、デイスク25はその外周に一体
に成形されたアーム25aを有しており、該アーム25aは周
方向に延びている。アーム25aは軸方向でばね弾性を有
し、かつデイスク25の基部25bに対して以下のように構
成されている。即ち、摩擦ライニング78が固定されてい
る少くともアーム端部範囲の位置が基部25bに対して軸
方向でずれているように、構成されている。装置1を組
立る場合アーム25aは軸方向で緊締され、これにより、
一方においては、摩擦ライニング78がサイドデイスク58
と摩擦接続し、他方においては、このサイドデイスク58
が、ひいてはまたこれとスペーサピン59を介して結合さ
れているサイドデイスク57が半径方向フランジ3aに向つ
て押圧され、これによりさらに摩擦リング76が軸方向で
締込まれる。ばね作用を有するアーム25aによつて両慣
性体3,4間に及ぼされる軸方向締付力は軸受18により受
容される。 さらに第2図から判るように、両サイドデイスク57,5
8を互いに結合しているスペーサピン59は、半径方向外
側のばね63及び半径方向内側のばね69に対して以下のよ
うに配置されている。即ちばね63及び69から、これらに
作用する遠心力に基づいて、両デイスク57,58へ作用す
るモーメントが該スペーサピン59の固定範囲で互いに逆
向きになるように、配置されている。このことは特に、
2つの隣り合うスペーサピン59の中心連結線79が、半径
方向でみて、半径方向外側のばね63と半径方向内側のば
ね69との間を通つていることによつて、判る。 外側のばね63及び内側のばね69に対するスペーサピン
59のこのような配置形式により、サイドデイスク57,58
は、ばね63,69に作用する遠心力に基いてばね63,69から
サイドデイスク57,58へ負荷される軸方向力による円錐
状の変形を生じない。 以下においては図示の装置の機能を第4図の線図につ
いて詳細に説明する。 この線図においては横軸は両慣性体3及び4間のねじ
り回動角度を示し、縦軸は摩擦装置15及び滑りクラツチ
16並びに両ばねダンパ13,14によつて伝達可能なモーメ
ントを示している。この場合滑りクラツチ16から伝達可
能なモーメントは遠心力との関連性に基いて可変である
ことを考慮されたい。さらに第4図では、中間デイスク
32の突出部54が中間デイスク49の切欠き55の一方の端部
若しくはストツパ端部に、両慣性体3,4間の相対回動の
始めには、当接しており、従つて両中間デイスク32及び
49間の可能な全相対回動角度に亘つて移動するものとす
る。 両慣性体3,4の休止位置80から出発して、これらの両
慣性体3,4が相対回動を行なうと、ダンパ13のコイルば
ね63及びこれと直列的に接続されているダンパ14のコイ
ルばね69が、これらによつて伝達されるモーメントが摩
擦装置15の滑りモーメントを越えるところまで、圧縮さ
れる。この場合は両慣性体3,4間の相対回動角度範囲81
を越えた場合に相当する。相当回動が同じ方向でさらに
行なわれると、摩擦装置15はスリツプし、それも、突出
部54が相応する回転方向で対向している切欠き55の端部
に当接する迄、スリツプする。摩擦装置15のこの可能な
滑り角度は第4図に相対回動角度範囲82によつて示され
ている。この相対回動角度範囲82はそのつどの必要に応
じて任意に変えることができる。しかしたいがいの場
合、この相対回動角度は10〜120゜であるのが有利であ
る。既に述べたように、この相対回動角度範囲82は第2
図の実施例では25゜である。 相対回動が同じ方向でさらに進み、範囲82を越える
と、滑りクラツチ16によつて伝達可能な高い摩擦モーメ
ントに基き、直列的に接続されたダンパ13,14のコイル
ばね63,69はさらに圧縮され、それも、相対回動角度範
囲83を通過した後にピン59,65が相応する回転方向で、
これらに所属する切欠き73,74の端部に当接するに至る
まで、圧縮され、その結果、ばねダンパ13,14を介して
の両慣性体3,4間の相対回動はもはや不可能となる。 既に述べたように、両方の、直列的に接続されたダン
パ13,14のストツパモーメントが少なくともほぼ等し
い、換言すればピン59及び65が少なくともほぼ同時に所
属の切欠き73,74の相応する端部に当たるように構成す
るのが有利である。両慣性体3,4間の以後の相対回動
は、内燃機関から慣性体3へ伝達されるモーメントが、
例えば高い変動ピークに基いて、滑りクラツチ16によつ
て伝達可能なモーメントよりも大きいときにのみ、可能
である。このモーメントは、既に述べたように、内燃機
関の回転数に関連しており、第4図では符号84で示され
ている。図示の特性曲線では滑りクラツチ16の滑りモー
メント84は、ダンパ13,14がロツクしたときのモーメン
ト85よりも大きい。しかし、所定の回転数に至る迄は滑
りクラツチ16から伝達可能であるモーメントが、両ダン
パ13,14がロツクするときのモーメントよりも小さいよ
うにするのが有利である。滑りクラツチ16によつて伝達
可能なモーメントを越えると両慣性体3,4は無制限に相
対回動可能となる。このことは要するにこれらの両慣性
体3,4間に相対回動を制限するいかなるストツパも存在
しないということを意味する。 図示の実施例では、第4図に示されている滑りクラツ
チ16の滑りモーメント84は該滑りクラツチ16によつて伝
達可能な最小モーメントに等しい。換言すれば、滑りク
ラツチ16のこのモーメント84は内燃機関が停止している
ときにも伝達可能なモーメントである。 滑りクラツチによつて伝達可能な上記の最小モーメン
トは内燃機関の公称トルクの80〜300%にすべきであ
る。効果的に必要とされる最小滑りモーメントは内燃機
関の用途及び運転特性に関連する。大部分の用途におい
ては、滑りクラツチの滑りモーメント84は内燃機関の公
称トルクの130〜250%である。 摩擦装置15から伝達可能なモーメントは、有利には、
内燃機関の公称トルクの30〜90%である。この場合にも
効果的に選択されるべき値はやはり内燃機関の用途及び
運転特性に関連する。大部分の用途においては摩擦装置
15の摩擦モーメントは内燃機関の公称トルクの40〜80%
である。 以上の説明から判るように、両慣性体3,4間において
ばね戻し力が作用する、両慣性体3,4間の相対回動角度
は、それぞれ一方のダンパ13,14によつて引受けられる
2つの部分範囲に分けられる。この分割により、ばね6
3,69をガイドし若しくはこれらに負荷を与える構造部
分、即ちばね63のための中間デイスク49及び両サイドデ
イスク57,58並びにばね69のためのフランジ状構造部分6
4及び両サイドデイスク57,58に対するばね63,69の相対
運動は減少する。この相対運動量の減少は、ばね63,69
とサイドデイスク57,58及び中間デイスク49,64との接触
範囲における摩耗をも著しく減少させる。 第4図にはさらに、内燃機関の回転数の上昇に伴なつ
て変化する、滑りクラツチ16から伝達可能なモーメント
が破線で示されている。 第2図に略示されているように、摩擦装置15の入力部
49の切欠き55のストツパ端部と滑りクラツチ16の出力部
32の歯54のストツパ歯面との間には蓄力部材87が設けら
れており、これらの蓄力部材は両出力部32,49の過度に
強い衝突を避けるものである。このような蓄力部材若し
くはばね弾性的なストツパの作用は第4図の線図におい
ては考慮されていない。さらに、第4図においては、ダ
ンパ13,14に対して並列的に作用する摩擦装置によつて
生ぜしめられる摩擦モーメントも考慮されなかつた。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の装置の実施例を示すもので、第1図は本
発明の装置の断面図、第2図は、機能の理解のために重
要でない構成部分を図面を見易くするために省略した、
第1図のII−II線による断面図、第3図は第1図の装置
の一部分の詳細図、第4図は、両慣性体間における相対
回動角度を横軸に示し、装置によつて伝達可能なモーメ
ントを縦軸に示した線図である。 2……フライホイール、3,4……慣性体、5……クラン
ク軸、6……固定ボルト、7……摩擦クラツチ、8……
プレツシヤプレート、9……クラツチデイスク、10……
変速機入力軸、11……クラツチカバー、12……ダイヤフ
ラムばね、13……ダンパ、14……ダンパ、15……摩擦装
置、16……滑りクラツチ、17……軸受部、18……転がり
軸受、19……外輪、20……孔、21……内輪、22……軸状
部、23……固定デイスク、24……肩、25……デイスク、
26……環状延長部、27……摩擦面、28……摩擦面、29…
…デイスク、30……突出部、31……切欠き、32……中間
デイスク、33……ダイヤフラムばね、34……縁部、35…
…範囲、36……摩擦ライニング、37……摩擦ライニン
グ、38……範囲、39……舌状部、40……区分、41……舌
状部範囲、42……溝、43……固定リング、44……摩擦
面、45……摩擦面、46……摩擦デイスク、47……突出
部、48……切欠き、49……中間デイスク、50……ダイヤ
フラムばね、51……摩擦ライニング、52,53……摩擦ラ
イニング、54……突出部、55……切欠き、57,58……サ
イドデイスク、59……スペーサピン、60,61,62……切欠
き、63……コイルばね(蓄力部材)、64……フランジ状
の構造部分、65……スペーサピン、66,67,68……切欠
き、69……コイルばね(蓄力部材)、70……センタリン
グ周面、71,72……円筒形周面、73,74……切欠き、75…
…摩擦装置、76……摩擦リング、77……支持面

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.相対的に互いに回動可能な2つの慣性体間の動力伝
    達径路中に設けられるダンパ装置であつて、上記の両慣
    性体の一方の慣性体は内燃機関の被駆動軸に結合可能で
    あり、他方の慣性体は変速機の入力軸に結合可能である
    形式のものにおいて、ダンパ装置が、ある限られた所定
    の相対回動角度にたつて相対回動にしかつ少なくとも上
    記相対回動角度の一部にわたつて戻り力のない少なくと
    も1つの摩擦装置を有するダンパを含んでおり、かつ該
    摩擦装置が少なくとも2つの、互いに直列的に接続され
    たダンパに直列的に配置されていることを特徴とするダ
    ンパ装置。 2.摩擦装置に直列的に接続された滑りクラツチが付加
    的に設けられている、特許請求の範囲第1項記載のダン
    パ装置。 3.直列的に接続された各ダンパが1組の蓄力部材を有
    し、かつ少なくとも一方のダンパが摩擦装置を有してい
    る、特許請求の範囲第1項記載のダンパ装置。 4.ダンパがニユートラル位置から少なくともほぼ同時
    に作用する、特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    づれか1項記載のダンパ装置。 5.ダンパが異なるストツパモーメントを有している、
    特許請求の範囲第1項から第4項までのいづれか1項記
    載のダンパ装置。 6.ダンパが少なくともほぼ等しいストツパモーメント
    を有している、特許請求の範囲第1項から第4項までの
    いづれか1項記載のダンパ装置。 7.内燃機関から変速機への動力伝達方向でみて、モー
    メントが一方の慣性体から摩擦装置により滑りクラツチ
    を介して伝達可能であり、この場合滑りクラツチの出力
    部が摩擦装置の出力部と形状接続的に係合可能であり、
    上記摩擦装置の出力部が、直列的に接続されたダンパの
    一方の第1のダンパの入力部を形成している、特許請求
    の範囲第1項から第6項までのいづれか1項記載のダン
    パ装置。 8.第1のダンパ入力部が蓄力部材を介して、第1のダ
    ンパの出力部と摩擦接続的に結合可能であり、かつ該出
    力部が同時にまた、直列的に接続されたダンパの第2の
    ダンパの入力部を形成している、特許請求の範囲第1項
    から第7項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 9.第2のダンパの入力部が蓄力部材を介して第2のダ
    ンパの出力部に摩擦接続的に結合可能であり、この出力
    部が他方の慣性体に不動に結合されており、かつ結合部
    材が第2のダンパの蓄力部材と同じ半径方向範囲内に設
    けられている、特許請求の範囲第1項から第8項までの
    いづれか1項記載のダンパ装置。 10.滑りクラツチの出力部が、直列的に接続されたダ
    ンパの第1のダンパの入力部を形成すると共に、該入力
    部と一体に摩擦装置出力部をも形成する構造部分の半径
    方向側にある、特許請求の範囲第1項から第9項までの
    いづれか1項記載のダンパ装置。 11.滑りクラツチの出力部及び、直列的に接続された
    ダンパの第1のダンパの入力部がデイスク状若しくはプ
    レート状に構成されていてかつ軸方向で少なくともほぼ
    等しい高さ位置に設けられている、特許請求の範囲第1
    項から第10項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 12.直列的に接続されたダンパの第1のダンパの入力
    部の両側にそのつど1つのデイスク状若しくはプレート
    状の、第1のダンパの出力部が設けられており、上記出
    力部が同時に、直列的に接続されたダンパの第2のダン
    パの入力部を形成しており、該入力部の間に軸方向に、
    直列的に接続されたダンパの第2のダンパのデイスク状
    若しくはプレート状の出力部が設けられている、特許請
    求の範囲第1項から第11項までのいづれか1項記載のダ
    ンパ装置。 13.滑りクラツチの出力部、第1のダンパの入力部で
    ある、摩擦装置の出力部並びに第2のダンパの出力部
    が、半径方向で内外に設けられている、特許請求の範囲
    第1項から第12項までのいづれか1項記載のダンパ装
    置。 14.滑りクラツチの出力部、第1のダンパの入力部で
    ある、摩擦装置の出力部及び第2のダンパの出力部が少
    なくともほぼ同じ軸方向高さ位置に設けられている、特
    許請求の範囲第1項から第13項までのいづれか1項記載
    のダンパ装置。 15.第2のダンパの出力部を他方の慣性体に結合して
    いる結合部材が、直列的に接続されたダンパの出力部を
    形成するデイスク状若しくはプレート状の構造部分の一
    方の構造部分を軸方向で、該構造部分に設けられた切欠
    きを通つて貫通しており、かつ該切欠きが第2のダンパ
    の回動角度を規定している、特許請求の範囲第1項から
    第14項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 16.直列的に接続されたダンパの第1のダンパのデイ
    スク状若しくはプレート状の出力部が結合部材によつて
    互いに結合されており、該結合部材がそれぞれ軸方向
    で、第1のダンパの入力部に設けられた切欠きを通つて
    おり、かつ該切欠きが第1のダンパの回動角度を規定し
    ている、特許請求の範囲第1項から第15項までのいづれ
    か1項記載のダンパ装置。 17.切欠き及び結合部材が第1のダンパの蓄力部材が
    配置されている半径方向範囲と同じ半径方向範囲内に設
    けられている、特許請求の範囲第16項記載のダンパ装
    置。 18.第1のダンパの蓄力部材が第2のダンパの蓄力部
    材よりも軽量である特許請求の範囲第1項から第17項ま
    でのいづれか1項記載のダンパ装置。 19.第1のダンパの蓄力部材の数が第2のダンパの蓄
    力部材の数より大である、特許請求の範囲第1項から第
    18項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 20.第1のダンパの蓄力部材と第2のダンパの蓄力部
    材とが、周方向でみて、少なくともほぼ交互に位置する
    ように配置されている、特許請求の範囲第1項から第19
    項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 21.周方向でみて、第2のダンパの2つの隣合う蓄力
    部材の間に、第1のダンパの2つの蓄力部材が設けられ
    ている、特許請求の範囲第1項から第20項までのいづれ
    か1項記載のダンパ装置。 22.第2のダンパの蓄力部材が位置する周方向区分の
    半径方向外側に第1のダンパ入力部内の切欠きが設けら
    れている、特許請求の範囲第1項から第21項までのいづ
    れか1項記載のダンパ装置。 23.第1のダンパの2つの隣合う蓄力部材の半径方向
    内側であつて、かつ周方向でみて、第2のダンパの2つ
    の蓄力部材の間に、第2のダンパの出力部を取付けるた
    めの部材を通すための切欠きが設けられている、特許請
    求の範囲第1項から第22項までのいづれか1項記載のダ
    ンパ装置。 24.第1のダンパの入力部が第2のダンパの出力部上
    に嵌合してセンタリングされている、特許請求の範囲第
    1項から第23項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 25.両ダンパの蓄力部材が軸方向で少なくともほぼ同
    じ高さ位置に配置されている、特許請求の範囲第1項か
    ら第24項までのいづれか1項記載のダンパ装置。 26.戻し力のない摩擦装置が、その可能な回動角度に
    達する前に、蓄力部材によつて形成されたストツパによ
    つて緩衝される、特許請求の範囲第1項から第25項まで
    のいづれか1項記載のダンパ装置。
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