JP2707871B2 - 電子デバイス及びその製造方法 - Google Patents
電子デバイス及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2707871B2 JP2707871B2 JP3156147A JP15614791A JP2707871B2 JP 2707871 B2 JP2707871 B2 JP 2707871B2 JP 3156147 A JP3156147 A JP 3156147A JP 15614791 A JP15614791 A JP 15614791A JP 2707871 B2 JP2707871 B2 JP 2707871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- input
- electronic device
- functional
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 102
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 18
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 239000010408 film Substances 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- AMGQUBHHOARCQH-UHFFFAOYSA-N indium;oxotin Chemical compound [In].[Sn]=O AMGQUBHHOARCQH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000000427 thin-film deposition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49124—On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
- Y10T29/4913—Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc.
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49124—On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
- Y10T29/4913—Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc.
- Y10T29/49144—Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc. by metal fusion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49124—On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
- Y10T29/49155—Manufacturing circuit on or in base
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49789—Obtaining plural product pieces from unitary workpiece
Landscapes
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Dicing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ,ディジ
タル複写機,イメージスキャナ等の画像入力部に使用さ
れるイメージセンサ等の電子デバイスを製造する方法に
関するものである。
タル複写機,イメージスキャナ等の画像入力部に使用さ
れるイメージセンサ等の電子デバイスを製造する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ等における画像情報を読み
取るイメージセンサとしては、縮小光学系を使用せずに
原稿面に密着して原稿画像を読み取ることにより、装置
本体の小型化を図る密着型イメージセンサの開発が盛ん
になされている。この種の密着型イメージセンサは、薄
膜積層プロセスにより形成されたサンドイッチ型等の受
光素子を絶縁基板上にアレイ状に配置して構成され、前
記各受光素子に生じた電荷を密着型イメージセンサが形
成された絶縁基板近傍位置に配置された駆動ICにより
順次時系列的に抽出して画像信号を得ている。上記密着
型イメージセンサは、例えば図10に示しように、大型
絶縁基板1上に薄膜プロセスによりライン状に配列され
た複数のセンサアレイ11を形成し、大型絶縁基板1を
センサアレイ11に沿った線を含む切断線2で切断する
ことにより長方形の各センサ基板3上に形成された密着
型イメージセンサを得ていた。このような構造の密着型
イメージセンサには、駆動用IC(図示せず)の個数の
削減を図るため、前記センサアレイ11を複数のブロッ
クに分割し、センサアレイ11を構成する複数の受光素
子は、各受光素子に対応する薄膜トランジスタ素子から
成るスイッチング素子アレイ12を介して多層配線13
によりブロック毎に駆動ICにマトリックス接続された
ものが提案されている。この密着型イメージセンサによ
れば、各ブロックを構成する受光素子おいて光電流によ
り生じた電荷をブロック毎に薄膜トランジスタ素子を選
択的に導通させて多層配線中に形成された配線容量に一
時的に転送し、該転送された蓄積電荷が駆動ICにより
時系列的に読み取られ、この動作が各ブロック毎に行な
われる。
取るイメージセンサとしては、縮小光学系を使用せずに
原稿面に密着して原稿画像を読み取ることにより、装置
本体の小型化を図る密着型イメージセンサの開発が盛ん
になされている。この種の密着型イメージセンサは、薄
膜積層プロセスにより形成されたサンドイッチ型等の受
光素子を絶縁基板上にアレイ状に配置して構成され、前
記各受光素子に生じた電荷を密着型イメージセンサが形
成された絶縁基板近傍位置に配置された駆動ICにより
順次時系列的に抽出して画像信号を得ている。上記密着
型イメージセンサは、例えば図10に示しように、大型
絶縁基板1上に薄膜プロセスによりライン状に配列され
た複数のセンサアレイ11を形成し、大型絶縁基板1を
センサアレイ11に沿った線を含む切断線2で切断する
ことにより長方形の各センサ基板3上に形成された密着
型イメージセンサを得ていた。このような構造の密着型
イメージセンサには、駆動用IC(図示せず)の個数の
削減を図るため、前記センサアレイ11を複数のブロッ
クに分割し、センサアレイ11を構成する複数の受光素
子は、各受光素子に対応する薄膜トランジスタ素子から
成るスイッチング素子アレイ12を介して多層配線13
によりブロック毎に駆動ICにマトリックス接続された
ものが提案されている。この密着型イメージセンサによ
れば、各ブロックを構成する受光素子おいて光電流によ
り生じた電荷をブロック毎に薄膜トランジスタ素子を選
択的に導通させて多層配線中に形成された配線容量に一
時的に転送し、該転送された蓄積電荷が駆動ICにより
時系列的に読み取られ、この動作が各ブロック毎に行な
われる。
【0003】複数の密着型イメージセンサが形成される
大型絶縁基板1は、薄膜着膜プロセスの装置の関係から
外寸及びセンサ等のパターン形成可能エリア4が標準化
されている。センサアレイ11幅をある程度の長さと
し、一つの大型絶縁基板1から効率よく複数のセンサ基
板3を形成するために、外部の駆動ICと接続するため
の配線が形成されたI/O部(入出力エリア)20部分
を、各センサ基板3の一端側に配置させている。
大型絶縁基板1は、薄膜着膜プロセスの装置の関係から
外寸及びセンサ等のパターン形成可能エリア4が標準化
されている。センサアレイ11幅をある程度の長さと
し、一つの大型絶縁基板1から効率よく複数のセンサ基
板3を形成するために、外部の駆動ICと接続するため
の配線が形成されたI/O部(入出力エリア)20部分
を、各センサ基板3の一端側に配置させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】I/O部20の各配線
(1ブロックを構成する受光素子の数に対応する信号
線、ブロック数に対応する薄膜トランジスタ素子のゲー
ト制御線、バイアス電圧供給線等)は、図10に示すよ
うに、各センサ基板3の端部に沿って形成されている。
前記各配線の数は多数存在するので、各センサ基板3に
おいて、薄膜プロセスで何も形成されないパターン不在
部5が生じてしまう。このパターン不在部5の存在は、
結果としてセンサアレイ11に直交する方向のセンサ基
板3幅を大きくし、大型絶縁基板1からのセンサ基板3
の取り数を少なくするという問題点があった。
(1ブロックを構成する受光素子の数に対応する信号
線、ブロック数に対応する薄膜トランジスタ素子のゲー
ト制御線、バイアス電圧供給線等)は、図10に示すよ
うに、各センサ基板3の端部に沿って形成されている。
前記各配線の数は多数存在するので、各センサ基板3に
おいて、薄膜プロセスで何も形成されないパターン不在
部5が生じてしまう。このパターン不在部5の存在は、
結果としてセンサアレイ11に直交する方向のセンサ基
板3幅を大きくし、大型絶縁基板1からのセンサ基板3
の取り数を少なくするという問題点があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、大型絶縁基板上に形成された大面積デバイスを切断
して得られる電子デバイスの基板の形状及びレイアウト
を工夫することにより、大面積デバイスからより多くの
デバイスエレメントを得ることのできる電子デバイスの
製造方法を提供することを目的としている。
で、大型絶縁基板上に形成された大面積デバイスを切断
して得られる電子デバイスの基板の形状及びレイアウト
を工夫することにより、大面積デバイスからより多くの
デバイスエレメントを得ることのできる電子デバイスの
製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するため請求項1の発明は、単一の基板を切断して分
離することにより複数の電子デバイスを製造する電子デ
バイスの製造方法であり、前記電子デバイスは、長方形
状の機能エリアと、この機能エリアの一方の端部に位置
する入出力エリアとを有し、前記入出力エリアは、前記
機能エリアの短手方向の幅より長い幅に配置されること
により、前記機能エリアと入出力エリアに沿って非矩形
状に形成されるものであって、次の手順を特徴としてい
る。先ず、前記基板に前記電子デバイスとなる第1の領
域を設ける。そして、この第1の領域に隣接してもう一
つの前記電子デバイスとなる第2の領域を、前記第1及
び第2の領域の電子デバイスの機能エリア同士をその長
手方向が平行となるように対向するとともに、入出力エ
リア同士が機能エリアを挟んで互に反対位置となるよう
に配置する。前記第1の領域の入出力エリアと前記第2
の領域の機能エリアとを分離し、前記第1と前記第2の
領域の機能エリア同士を分離し、且つ、前記第2の領域
の入出力エリアと前記第1の領域の機能エリアとを分離
する切断線に沿って前記基板を非矩形状に切断して分離
することにより2つの前記電子デバイスを得る。請求項
2は、請求項1記載の電子デバイスの製造方法におい
て、機能エリアと入出力エリアをL字型に配置したこと
を特徴としている。請求項3は、長方形状の機能エリア
と、この機能エリアの一方の端部に位置する入出力エリ
アとを基板上に有する電子デバイスであって、次の構成
を含むことを特徴とする。前記入出力エリアが、前記機
能エリアの短手方向の幅より長い幅に配置されることに
より、前記電子デバイスが前記機能エリアと入出力エリ
アに沿って非矩形状に形成されている。そして、同一の
電子デバイス同士について、機能エリア同士がその長手
方向が平行となるように対向させるとともに、入出力エ
リア同士が機能エリアを挟んで互に反対位置となるよう
に密接して組合せたときに全体形状が略矩形状となる。
決するため請求項1の発明は、単一の基板を切断して分
離することにより複数の電子デバイスを製造する電子デ
バイスの製造方法であり、前記電子デバイスは、長方形
状の機能エリアと、この機能エリアの一方の端部に位置
する入出力エリアとを有し、前記入出力エリアは、前記
機能エリアの短手方向の幅より長い幅に配置されること
により、前記機能エリアと入出力エリアに沿って非矩形
状に形成されるものであって、次の手順を特徴としてい
る。先ず、前記基板に前記電子デバイスとなる第1の領
域を設ける。そして、この第1の領域に隣接してもう一
つの前記電子デバイスとなる第2の領域を、前記第1及
び第2の領域の電子デバイスの機能エリア同士をその長
手方向が平行となるように対向するとともに、入出力エ
リア同士が機能エリアを挟んで互に反対位置となるよう
に配置する。前記第1の領域の入出力エリアと前記第2
の領域の機能エリアとを分離し、前記第1と前記第2の
領域の機能エリア同士を分離し、且つ、前記第2の領域
の入出力エリアと前記第1の領域の機能エリアとを分離
する切断線に沿って前記基板を非矩形状に切断して分離
することにより2つの前記電子デバイスを得る。請求項
2は、請求項1記載の電子デバイスの製造方法におい
て、機能エリアと入出力エリアをL字型に配置したこと
を特徴としている。請求項3は、長方形状の機能エリア
と、この機能エリアの一方の端部に位置する入出力エリ
アとを基板上に有する電子デバイスであって、次の構成
を含むことを特徴とする。前記入出力エリアが、前記機
能エリアの短手方向の幅より長い幅に配置されることに
より、前記電子デバイスが前記機能エリアと入出力エリ
アに沿って非矩形状に形成されている。そして、同一の
電子デバイス同士について、機能エリア同士がその長手
方向が平行となるように対向させるとともに、入出力エ
リア同士が機能エリアを挟んで互に反対位置となるよう
に密接して組合せたときに全体形状が略矩形状となる。
【0007】
【作用】本発明方法によれば、デバイスエレメントの入
出力エリアを原基板の両端側にそれぞれ設け、該入出力
エリア間に2つの機能エリアを設け、前記各入出力エリ
ア及び各機能エリアが分離されるように原基板を切断線
に沿って切断するので、機能エリアが形成されない原基
板面部分を減少させ、原基板面の有効利用を図ることが
できる。
出力エリアを原基板の両端側にそれぞれ設け、該入出力
エリア間に2つの機能エリアを設け、前記各入出力エリ
ア及び各機能エリアが分離されるように原基板を切断線
に沿って切断するので、機能エリアが形成されない原基
板面部分を減少させ、原基板面の有効利用を図ることが
できる。
【0008】
【実施例】本発明の電子デバイスの製造方法の一実施例
について図1を参照しながら説明する。図1において、
図10と同一構成をとる部分については同一符号を付し
ている。本発明の電子デバイスの製造方法は、単一の基
板である大型絶縁基板1を切断して分離することにより
デバイスエレメントが形成された複数の電子デバイスを
製造するものである。大型絶縁基板1上の一端近傍を基
板上に形成される第1のデバイスエレメントの入出力エ
リアとし、多数の信号線から成る第1のI/O部21
a,21b,21cを設ける。また、大型絶縁基板1上
の他端近傍も第2のデバイスエレメントの入出力エリア
とし、前記第1のI/O部と相対向するように第2のI
/O部21´a,21´b,21´cを設ける。第1の
I/O部21a,21b,21c及び第2のI/O部2
1´a,21´b,21´cの端部は、三方向に位置す
るように配線が引き回されて設けられている。そして,
第1のI/O部21と第2のI/O部21´との間に位
置する大型絶縁基板1上には、第1のデバイスエレメン
トとなる長方形状の第1の機能エリア10a,10b,
10cと、第2のデバイスエレメントとなる長方形状の
第2の機能エリア10´a,10´b,10´cとがそ
れぞれ入出力エリア同士を結ぶ線に沿って互に対向する
ように平行に延長して(機能エリア同士をその長手方向
が平行となるように対向して)配置形成され、前記第1
のI/O部(入出力エリア)21及び第2のI/O部2
1´は、各機能エリアの短手方向の幅より長い幅に配置
されることにより、各デバイスエレメントは機能エリア
と入出力エリアに沿って非矩形状に形成されている。各
機能エリア10は、多数の受光素子を配列したセンサア
レイ11と、前記各受光素子に接続される薄膜トランジ
スタ素子を配列したスイッチング素子アレイ12と、前
記各薄膜トランジスタ素子とI/O部21とを接続する
多層配線13とが薄膜プロセスにより形成されている。
センサアレイ11は、例えば、共通電極となる帯状の下
部電極と、酸化インジウム・スズ(ITO)等の透明導
電膜から成り画素毎に分離形成された上部電極とで、水
素化アモルファスシリコン(a−Si:H)膜を挟んだ
サンドイッチ構造で構成されている。そして、大型絶縁
基板1をその一辺に沿って3つの長方形状基板に分割す
る直線切断線31と、第1の機能エリア21と第2の機
能エリア21´とを分割する屈曲切断線32に沿って切
断することにより、1つの大型絶縁基板1から6つの密
着型イメージセンサを得ている。屈曲切断線32は、直
線切断線31により分割された各長方形状基板の第1の
I/O部21と第2の機能エリア10´との間の一側面
から始まり前記長方形状基板の中央位置まで短手方向に
沿った切断線33と、該切断線33に直交し第1の機能
エリア10と第2の機能エリア10´間を長方形基板の
長手方向に沿う切断線34と、第2のI/O部21´と
第1の機能エリア10との間に配され、且つ前記切断線
34に直交し切断線33と反対方向に配されて長方形状
基板の他側面で終わる切断線35とから構成されてい
る。従って、各密着型イメージセンサとなるセンサ基板
3は、図10に示す従来例に比較してI/O部21分だ
け図の横方向に長くなる。しかし、標準化された大型絶
縁基板1においては、薄膜プロセスによるパターン形成
可能エリア4にもともと余裕があるので、その範囲内に
配置可能な長さのセンサ基板3なら支障がない。
について図1を参照しながら説明する。図1において、
図10と同一構成をとる部分については同一符号を付し
ている。本発明の電子デバイスの製造方法は、単一の基
板である大型絶縁基板1を切断して分離することにより
デバイスエレメントが形成された複数の電子デバイスを
製造するものである。大型絶縁基板1上の一端近傍を基
板上に形成される第1のデバイスエレメントの入出力エ
リアとし、多数の信号線から成る第1のI/O部21
a,21b,21cを設ける。また、大型絶縁基板1上
の他端近傍も第2のデバイスエレメントの入出力エリア
とし、前記第1のI/O部と相対向するように第2のI
/O部21´a,21´b,21´cを設ける。第1の
I/O部21a,21b,21c及び第2のI/O部2
1´a,21´b,21´cの端部は、三方向に位置す
るように配線が引き回されて設けられている。そして,
第1のI/O部21と第2のI/O部21´との間に位
置する大型絶縁基板1上には、第1のデバイスエレメン
トとなる長方形状の第1の機能エリア10a,10b,
10cと、第2のデバイスエレメントとなる長方形状の
第2の機能エリア10´a,10´b,10´cとがそ
れぞれ入出力エリア同士を結ぶ線に沿って互に対向する
ように平行に延長して(機能エリア同士をその長手方向
が平行となるように対向して)配置形成され、前記第1
のI/O部(入出力エリア)21及び第2のI/O部2
1´は、各機能エリアの短手方向の幅より長い幅に配置
されることにより、各デバイスエレメントは機能エリア
と入出力エリアに沿って非矩形状に形成されている。各
機能エリア10は、多数の受光素子を配列したセンサア
レイ11と、前記各受光素子に接続される薄膜トランジ
スタ素子を配列したスイッチング素子アレイ12と、前
記各薄膜トランジスタ素子とI/O部21とを接続する
多層配線13とが薄膜プロセスにより形成されている。
センサアレイ11は、例えば、共通電極となる帯状の下
部電極と、酸化インジウム・スズ(ITO)等の透明導
電膜から成り画素毎に分離形成された上部電極とで、水
素化アモルファスシリコン(a−Si:H)膜を挟んだ
サンドイッチ構造で構成されている。そして、大型絶縁
基板1をその一辺に沿って3つの長方形状基板に分割す
る直線切断線31と、第1の機能エリア21と第2の機
能エリア21´とを分割する屈曲切断線32に沿って切
断することにより、1つの大型絶縁基板1から6つの密
着型イメージセンサを得ている。屈曲切断線32は、直
線切断線31により分割された各長方形状基板の第1の
I/O部21と第2の機能エリア10´との間の一側面
から始まり前記長方形状基板の中央位置まで短手方向に
沿った切断線33と、該切断線33に直交し第1の機能
エリア10と第2の機能エリア10´間を長方形基板の
長手方向に沿う切断線34と、第2のI/O部21´と
第1の機能エリア10との間に配され、且つ前記切断線
34に直交し切断線33と反対方向に配されて長方形状
基板の他側面で終わる切断線35とから構成されてい
る。従って、各密着型イメージセンサとなるセンサ基板
3は、図10に示す従来例に比較してI/O部21分だ
け図の横方向に長くなる。しかし、標準化された大型絶
縁基板1においては、薄膜プロセスによるパターン形成
可能エリア4にもともと余裕があるので、その範囲内に
配置可能な長さのセンサ基板3なら支障がない。
【0009】以上のようにして得られたセンサ基板3
は、図2に示すように、支持板6上に配置され、センサ
基板3のI/O部21は、例えばガラスエポキシ基板7
に形成されたプリント配線8に例えばボンディングワイ
ヤ(図示せず)を介して接続されることにより画像読取
装置を構成する。前記プリント配線8は、薄膜トランジ
スタ素子をブロック毎に導通させたり信号電荷を時系列
に抽出する駆動IC9や、機能エリア10内のセンサア
レイの共通電極にバイアス電圧を印加する電源等に接続
されている。駆動IC9に接続された状態でのイメージ
センサの等価回路は、図3に示すようになる。すなわ
ち、センサアレイ11を構成する各受光素子は、フォト
ダイオードとコンデンサとを並列に接続した回路により
等価的にあらわせ、各受光素子に接続された薄膜トラン
ジスタ素子は、多層配線13を介してブロック毎に駆動
IC9に対して並列になるようにマトリックス状に接続
されている。また、薄膜トランジスタ素子のゲート電極
は、ブロック毎に共通となるゲート信号線に接続され、
各ゲート信号線は駆動ICのゲート信号発生器に接続さ
れている。従って、図中点線で囲まれた部分がI/O部
21に該当する。
は、図2に示すように、支持板6上に配置され、センサ
基板3のI/O部21は、例えばガラスエポキシ基板7
に形成されたプリント配線8に例えばボンディングワイ
ヤ(図示せず)を介して接続されることにより画像読取
装置を構成する。前記プリント配線8は、薄膜トランジ
スタ素子をブロック毎に導通させたり信号電荷を時系列
に抽出する駆動IC9や、機能エリア10内のセンサア
レイの共通電極にバイアス電圧を印加する電源等に接続
されている。駆動IC9に接続された状態でのイメージ
センサの等価回路は、図3に示すようになる。すなわ
ち、センサアレイ11を構成する各受光素子は、フォト
ダイオードとコンデンサとを並列に接続した回路により
等価的にあらわせ、各受光素子に接続された薄膜トラン
ジスタ素子は、多層配線13を介してブロック毎に駆動
IC9に対して並列になるようにマトリックス状に接続
されている。また、薄膜トランジスタ素子のゲート電極
は、ブロック毎に共通となるゲート信号線に接続され、
各ゲート信号線は駆動ICのゲート信号発生器に接続さ
れている。従って、図中点線で囲まれた部分がI/O部
21に該当する。
【0010】この等価回路を基にイメージセンサにおけ
る画像読み取りについて簡単に説明する。密着型イメー
ジセンサのセンサアレイ11上に原稿面を配置し、原稿
面からの反射光により各受光素子に発生した電荷は、薄
膜トランジスタ素子がブロック毎に選択的にオンとなる
ことにより、各ブロックを構成する受光素子に発生した
電荷が多層配線13中に形成された配線容量CLに転送
され、駆動用IC9内のスイッチング動作により前記転
送電荷による多層配線13の各共通信号線13´の電位
を時系列的に検出して1ブロックの画像情報を読み取
る。この動作をブロック毎に順次行なうことにより、原
稿面の1ラインに対応する画像信号を得る。
る画像読み取りについて簡単に説明する。密着型イメー
ジセンサのセンサアレイ11上に原稿面を配置し、原稿
面からの反射光により各受光素子に発生した電荷は、薄
膜トランジスタ素子がブロック毎に選択的にオンとなる
ことにより、各ブロックを構成する受光素子に発生した
電荷が多層配線13中に形成された配線容量CLに転送
され、駆動用IC9内のスイッチング動作により前記転
送電荷による多層配線13の各共通信号線13´の電位
を時系列的に検出して1ブロックの画像情報を読み取
る。この動作をブロック毎に順次行なうことにより、原
稿面の1ラインに対応する画像信号を得る。
【0011】上記実施例によれば、大型絶縁基板1の両
端にI/O部21を配置し、屈曲切断線32に沿って切
断することにより、大型絶縁基板1上における薄膜プロ
セスによるパターン形成部分の有効利用を図ることによ
り、従来例における1個分のセンサ基板幅で2個のセン
サ基板3を得ることができ、大型絶縁基板1から得られ
るセンサ基板3の数を増加させて密着型イメージセンサ
単体のコストの軽減を図ることができる。また、実施例
では、薄膜トランジスタ素子を用いたマトリックス駆動
のイメージセンサを例に説明したが、これに限定する必
要はなく、機能エリア10及びI/O部21が薄膜プロ
セスで形成され、I/O部21がセンサ基板3端部に形
成可能な構造のイメージセンサやプリンタヘッド等に適
用することができる。
端にI/O部21を配置し、屈曲切断線32に沿って切
断することにより、大型絶縁基板1上における薄膜プロ
セスによるパターン形成部分の有効利用を図ることによ
り、従来例における1個分のセンサ基板幅で2個のセン
サ基板3を得ることができ、大型絶縁基板1から得られ
るセンサ基板3の数を増加させて密着型イメージセンサ
単体のコストの軽減を図ることができる。また、実施例
では、薄膜トランジスタ素子を用いたマトリックス駆動
のイメージセンサを例に説明したが、これに限定する必
要はなく、機能エリア10及びI/O部21が薄膜プロ
セスで形成され、I/O部21がセンサ基板3端部に形
成可能な構造のイメージセンサやプリンタヘッド等に適
用することができる。
【0012】図4及び図5は本発明の他の実施例であ
り、それぞれ図1の変形を示している。図4の実施例で
は、図1の屈曲切断線32の直角部分を円弧状にし、全
体としてS字形を成すS字切断線41により、第1の機
能エリア10及び第1のI/O部21が形成されたセン
サ基板3と、第2の機能エリア10´及び第2のI/O
部21´が形成されたセンサ基板3とを分割するように
している。他の構成は図1と同様であり同一符号を付し
て説明を省略する。また、図5の実施例では、図1の屈
曲切断線32を構成する切断線33と切断線34、切断
線35と切断線34との交差角度θを鈍角に設定したも
のである。他の構成は図1と同様であり同一符号を付し
て説明を省略する。
り、それぞれ図1の変形を示している。図4の実施例で
は、図1の屈曲切断線32の直角部分を円弧状にし、全
体としてS字形を成すS字切断線41により、第1の機
能エリア10及び第1のI/O部21が形成されたセン
サ基板3と、第2の機能エリア10´及び第2のI/O
部21´が形成されたセンサ基板3とを分割するように
している。他の構成は図1と同様であり同一符号を付し
て説明を省略する。また、図5の実施例では、図1の屈
曲切断線32を構成する切断線33と切断線34、切断
線35と切断線34との交差角度θを鈍角に設定したも
のである。他の構成は図1と同様であり同一符号を付し
て説明を省略する。
【0013】図6は、機能エリア10の長尺方向に沿う
切断線51と、前記切断線51と平行に配置されI/O
部21同士を分割する切断線52と、前記切断線51及
び切断線52と直交しI/O部21近傍に配置された切
断線53とにより、大型絶縁基板1から得られる各セン
サ基板3の形状をT型にしたものである。他の構成は図
1と同様であり同一符号を付して説明を省略する。
切断線51と、前記切断線51と平行に配置されI/O
部21同士を分割する切断線52と、前記切断線51及
び切断線52と直交しI/O部21近傍に配置された切
断線53とにより、大型絶縁基板1から得られる各セン
サ基板3の形状をT型にしたものである。他の構成は図
1と同様であり同一符号を付して説明を省略する。
【0014】図7は、図1のセンサ基板3に形成された
I/O部21よりもI/O部21の配線本数が少ない場
合の適用例であり、図1のセンサ基板3に比較してI/
O部21のエリア面積を小さくしている。従って、本実
施例を適用しても、従来例の方法により大型絶縁基板1
からI/O部21幅を有する長方形状のセンサ基板3を
複数個取り出すのに比較して2倍の個数のセンサ基板3
を得ることはできないものの、大型絶縁基板1面上を効
率よく利用することができる。他の構成は図1と同様で
あり同一符号を付して説明を省略する。
I/O部21よりもI/O部21の配線本数が少ない場
合の適用例であり、図1のセンサ基板3に比較してI/
O部21のエリア面積を小さくしている。従って、本実
施例を適用しても、従来例の方法により大型絶縁基板1
からI/O部21幅を有する長方形状のセンサ基板3を
複数個取り出すのに比較して2倍の個数のセンサ基板3
を得ることはできないものの、大型絶縁基板1面上を効
率よく利用することができる。他の構成は図1と同様で
あり同一符号を付して説明を省略する。
【0015】図8は本発明を、大型絶縁基板1を分割し
て得られる各センサ基板3の両側に前記I/O部21を
分けてI/O部22として配置した実施例に示す。すな
わち、センサ基板3の両側に同方向に突出したI/O部
22が形成されている。このセンサ基板3は、I/O部
21を分割することにより、1つのI/O部22の幅を
細くでき、前記した駆動ICを機構エリア10の両側に
配置することとなる。このようなセンサ基板3を得る場
合、大型絶縁基板1において、2組のセンサ基板3が突
出部分の幅だけずらして突出側が相対向する配置するよ
う切断線61が形成されている。他の構成は図1と同様
であり同一符号を付して説明を省略する。本実施例によ
れば、2組のセンサ基板3の中央部に不要領域62が生
じ、また、従来例の方法により片側にI/O部21が形
成された長方形状のセンサ基板を複数個(3個)取り出
すのに比較して2倍の個数のセンサ基板を得ることはで
きないものの、4つのセンサ基板3を得ることができ、
大型絶縁基板1面上を効率よく利用することができる。
また、単にセンサ基板3の両側にI/O部22が配置さ
れた長方形状のセンサ基板を配列するのに比較しても、
大型絶縁基板1面上を効率よく使用することができる。
て得られる各センサ基板3の両側に前記I/O部21を
分けてI/O部22として配置した実施例に示す。すな
わち、センサ基板3の両側に同方向に突出したI/O部
22が形成されている。このセンサ基板3は、I/O部
21を分割することにより、1つのI/O部22の幅を
細くでき、前記した駆動ICを機構エリア10の両側に
配置することとなる。このようなセンサ基板3を得る場
合、大型絶縁基板1において、2組のセンサ基板3が突
出部分の幅だけずらして突出側が相対向する配置するよ
う切断線61が形成されている。他の構成は図1と同様
であり同一符号を付して説明を省略する。本実施例によ
れば、2組のセンサ基板3の中央部に不要領域62が生
じ、また、従来例の方法により片側にI/O部21が形
成された長方形状のセンサ基板を複数個(3個)取り出
すのに比較して2倍の個数のセンサ基板を得ることはで
きないものの、4つのセンサ基板3を得ることができ、
大型絶縁基板1面上を効率よく利用することができる。
また、単にセンサ基板3の両側にI/O部22が配置さ
れた長方形状のセンサ基板を配列するのに比較しても、
大型絶縁基板1面上を効率よく使用することができる。
【0016】図9も図8と同様に、大型絶縁基板1を分
割して得られる各センサ基板3の両側にI/O部22を
配置した実施例に示す。本実施例では、センサ基板3の
両側に互に反対方向に突出したI/O部22が形成され
ている。また、図8の実施例と同様に、大型絶縁基板1
において、2組のセンサ基板3が突出部分の幅だけずら
して対向して切断線63が形成されている。他の構成は
図8と同様であり同一符号を付して説明を省略する。本
実施例によれば、2組のセンサ基板3に不要領域62が
生じ、また、従来例の方法により片側にI/O部21が
形成された長方形状のセンサ基板を複数個(3個)取り
出すのに比較して2倍の個数のセンサ基板を得ることは
できないものの、4つのセンサ基板3を得ることがで
き、大型絶縁基板1面上を効率よく利用することができ
る。
割して得られる各センサ基板3の両側にI/O部22を
配置した実施例に示す。本実施例では、センサ基板3の
両側に互に反対方向に突出したI/O部22が形成され
ている。また、図8の実施例と同様に、大型絶縁基板1
において、2組のセンサ基板3が突出部分の幅だけずら
して対向して切断線63が形成されている。他の構成は
図8と同様であり同一符号を付して説明を省略する。本
実施例によれば、2組のセンサ基板3に不要領域62が
生じ、また、従来例の方法により片側にI/O部21が
形成された長方形状のセンサ基板を複数個(3個)取り
出すのに比較して2倍の個数のセンサ基板を得ることは
できないものの、4つのセンサ基板3を得ることがで
き、大型絶縁基板1面上を効率よく利用することができ
る。
【0017】以上述べた実施例によると、大型絶縁基板
1を切断して得られるセンサ基板3の形状を長方形状で
なく異形とし、2個を1組として対向配置して配列を工
夫することにより、大型絶縁基板1面の有効利用を図
る。従って、標準化された一定の大きさの大型絶縁基板
1を切断して得られるセンサ基板3の個数を多くするこ
とができる。一般に標準化された一定の大きさの大型絶
縁基板1上に薄膜プロセスによる半導体等の形成コスト
は一定であるので、本発明方法を適用することにより、
センサ基板3の1個当りの単価を安価にすることができ
る。また、I/O部の入出力端部が三方向に位置するよ
うに設け(センサ基板の端部の三辺に沿ってI/O部の
各端子が形成される)たので、センサ基板3の小型化を
図りながら、I/O部を広くとることができる。
1を切断して得られるセンサ基板3の形状を長方形状で
なく異形とし、2個を1組として対向配置して配列を工
夫することにより、大型絶縁基板1面の有効利用を図
る。従って、標準化された一定の大きさの大型絶縁基板
1を切断して得られるセンサ基板3の個数を多くするこ
とができる。一般に標準化された一定の大きさの大型絶
縁基板1上に薄膜プロセスによる半導体等の形成コスト
は一定であるので、本発明方法を適用することにより、
センサ基板3の1個当りの単価を安価にすることができ
る。また、I/O部の入出力端部が三方向に位置するよ
うに設け(センサ基板の端部の三辺に沿ってI/O部の
各端子が形成される)たので、センサ基板3の小型化を
図りながら、I/O部を広くとることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、電子デバイスの入出力
エリアを単一の基板の両端側にそれぞれ設け、該入出力
エリア間に2つの機能エリアを設け、前記各入出力エリ
ア及び各機能エリアが分離されるように前記基板を切断
線に沿って切断して分離することにより、非矩形状の基
板上に形成された電子デバイスを得るので、機能エリア
が形成されない基板面部分を減少させ、基板面の有効利
用を図ることができ、基板から得られる電子デバイスの
個数を増加させることができる。その結果、電子デバイ
ス1個当りの単価を安価にすることができる。また、入
出力エリアの入出力端部が機能エリアの短手方向の幅よ
り長い幅に配置して非矩形状の電子デバイスとしたの
で、電子デバイスの小型化を図りながら、入出力エリア
を広くとることができる。
エリアを単一の基板の両端側にそれぞれ設け、該入出力
エリア間に2つの機能エリアを設け、前記各入出力エリ
ア及び各機能エリアが分離されるように前記基板を切断
線に沿って切断して分離することにより、非矩形状の基
板上に形成された電子デバイスを得るので、機能エリア
が形成されない基板面部分を減少させ、基板面の有効利
用を図ることができ、基板から得られる電子デバイスの
個数を増加させることができる。その結果、電子デバイ
ス1個当りの単価を安価にすることができる。また、入
出力エリアの入出力端部が機能エリアの短手方向の幅よ
り長い幅に配置して非矩形状の電子デバイスとしたの
で、電子デバイスの小型化を図りながら、入出力エリア
を広くとることができる。
【図1】 本発明方法の一実施例を説明するための大型
絶縁基板の平面説明図である。
絶縁基板の平面説明図である。
【図2】 画像読取装置の平面説明図である。
【図3】 マトリックス駆動のイメージセンサの等価回
路図である。
路図である。
【図4】 本発明方法の他の実施例を説明するための大
型絶縁基板の平面説明図である。
型絶縁基板の平面説明図である。
【図5】 本発明方法の他の実施例を説明するための大
型絶縁基板の平面説明図である。
型絶縁基板の平面説明図である。
【図6】 本発明方法の他の実施例を説明するための大
型絶縁基板の平面説明図である。
型絶縁基板の平面説明図である。
【図7】 本発明方法の他の実施例を説明するための大
型絶縁基板の平面説明図である。
型絶縁基板の平面説明図である。
【図8】 本発明方法の他の実施例を説明するための大
型絶縁基板の平面説明図である。
型絶縁基板の平面説明図である。
【図9】 本発明方法の他の実施例を説明するための大
型絶縁基板の平面説明図である。
型絶縁基板の平面説明図である。
【図10】 従来方法を説明するための大型絶縁基板の
平面説明図である。
平面説明図である。
1…大型絶縁基板、 3…センサ基板、 10…第1の
機能エリア、 10´…第2の機能エリア、 21…第
1のI/O部、 21´…第2のI/O部、31…直線
切断線、 32…屈曲切断線
機能エリア、 10´…第2の機能エリア、 21…第
1のI/O部、 21´…第2のI/O部、31…直線
切断線、 32…屈曲切断線
Claims (3)
- 【請求項1】 単一の基板を切断して分離することによ
り複数の電子デバイスを製造する電子デバイスの製造方
法において、 前記電子デバイスは、長方形状の機能エリアと、この機
能エリアの一方の端部に位置する入出力エリアとを有
し、前記入出力エリアは、前記機能エリアの短手方向の
幅より長い幅に配置されることにより、前記機能エリア
と入出力エリアに沿って非矩形状に形成されるものであ
って、 前記基板に前記電子デバイスとなる第1の領域を設け、 この第1の領域に隣接してもう一つの前記電子デバイス
となる第2の領域を、前記第1及び第2の領域の電子デ
バイスの機能エリア同士をその長手方向が平行となるよ
うに対向するとともに、入出力エリア同士が機能エリア
を挟んで互に反対位置となるように配置し、 前記第1の領域の入出力エリアと前記第2の領域の機能
エリアとを分離し、前記第1と前記第2の領域の機能エ
リア同士を分離し、且つ、前記第2の領域の入出力エリ
アと前記第1の領域の機能エリアとを分離する切断線に
沿って前記基板を非矩形状に切断して分離することによ
り2つの前記電子デバイスを得ることを特徴とする電子
デバイスの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子デバイスの製造方法
において、 機能エリアと入出力エリアをL字型に配置したことを特
徴とする電子デバイスの製造方法。 - 【請求項3】 長方形状の機能エリアと、この機能エリ
アの一方の端部に位置する入出力エリアとを基板上に有
する電子デバイスであって、 前記入出力エリアが、前記機能エリアの短手方向の幅よ
り長い幅に配置されることにより、前記電子デバイスが
前記機能エリアと入出力エリアに沿って非矩形状に形成
され、 同一の電子デバイス同士について、機能エリア同士がそ
の長手方向が平行となるように対向させるとともに、入
出力エリア同士が機能エリアを挟んで互に反対位置とな
るように密接して組合せたときに全体形状が略矩形状と
なることを特徴とする電子デバイス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156147A JP2707871B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 電子デバイス及びその製造方法 |
TW081104136A TW207015B (en) | 1991-05-31 | 1992-05-27 | Process for fabricating electronic devices and image sensor |
US07/889,994 US5337474A (en) | 1991-05-31 | 1992-05-29 | Process for fabricating electronic devices and image sensor |
KR1019920009488A KR960001344B1 (ko) | 1991-05-31 | 1992-06-01 | 전자장치요소의 제조방법 및 이미지센서 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156147A JP2707871B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 電子デバイス及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354372A JPH04354372A (ja) | 1992-12-08 |
JP2707871B2 true JP2707871B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=15621363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156147A Expired - Fee Related JP2707871B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 電子デバイス及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5337474A (ja) |
JP (1) | JP2707871B2 (ja) |
KR (1) | KR960001344B1 (ja) |
TW (1) | TW207015B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5985690A (en) * | 1995-01-30 | 1999-11-16 | Nec Corporation | Method of manufacturing contact image sensor |
GB2314674B (en) * | 1996-06-27 | 1998-09-16 | Toshiba Cambridge Res Center | Optically operable semiconductor device |
JP2002050754A (ja) * | 2000-05-08 | 2002-02-15 | Canon Inc | 半導体装置とその製造方法、放射線検出装置とそれを用いた放射線検出システム |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3864810A (en) * | 1972-09-27 | 1975-02-11 | Minnesota Mining & Mfg | Process and composite leadless chip carriers with external connections |
CA1138122A (en) * | 1978-10-13 | 1982-12-21 | Yoshifumi Okada | Flexible printed circuit wiring board |
US4426773A (en) * | 1981-05-15 | 1984-01-24 | General Electric Ceramics, Inc. | Array of electronic packaging substrates |
JPS57211248A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-25 | Hitachi Ltd | Semiconductor integrated circuit device |
JPS589360A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-19 | Hitachi Ltd | 混成集積回路の製造方法 |
FR2560437B1 (fr) * | 1984-02-28 | 1987-05-29 | Citroen Sa | Procede de report a plat d'elements de puissance sur un reseau conducteur par brasage de leurs connexions |
JPH0255626A (ja) * | 1988-08-20 | 1990-02-26 | Benkan Corp | エルボ成形用鋼板素材の板取り方法 |
JPH0265278A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | Toshiba Corp | 1次元イメージセンサ |
KR970004752B1 (ko) * | 1989-03-07 | 1997-04-03 | 로-무 가부시기가이샤 | 전자장치의 제조방법 및 그 제조에 사용되는 소재기판 및 이 소재기판으로부터의 프린트기판의 절단장치 |
JPH0376462A (ja) * | 1989-08-18 | 1991-04-02 | Ricoh Co Ltd | イメージセンサ多数個取用大面積基板およびイメージセンサ |
JPH03120868A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-23 | Fuji Xerox Co Ltd | イメージセンサ |
US5133118A (en) * | 1991-08-06 | 1992-07-28 | Sheldahl, Inc. | Surface mounted components on flex circuits |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3156147A patent/JP2707871B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-05-27 TW TW081104136A patent/TW207015B/zh not_active IP Right Cessation
- 1992-05-29 US US07/889,994 patent/US5337474A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-01 KR KR1019920009488A patent/KR960001344B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5337474A (en) | 1994-08-16 |
KR960001344B1 (ko) | 1996-01-26 |
JPH04354372A (ja) | 1992-12-08 |
KR920022543A (ko) | 1992-12-19 |
TW207015B (en) | 1993-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6401551B1 (en) | Fingerprint reading device | |
JP3643640B2 (ja) | 表示装置及びこれに使用されるicチップ | |
JP2837578B2 (ja) | 画像入出力装置および方法 | |
EP1391774B1 (en) | Liquid crystal display | |
JP2002139741A (ja) | 等抵抗配線液晶表示装置 | |
US5825439A (en) | Array substrate for display | |
EP0256850B1 (en) | Photo-electric converter | |
JP2000019549A (ja) | 液晶表示装置 | |
KR19990012387A (ko) | 액정표시패널의 탭패드부 구조 및 그 제조방법 | |
JP2707871B2 (ja) | 電子デバイス及びその製造方法 | |
EP0239955A2 (en) | Solid state image sensor with cell array of amorphous semiconductor photoelectric converting elements | |
KR100665184B1 (ko) | 반도체 칩, 상기 칩이 실장된 테이프 캐리어 패키지 및상기 테이프 캐리어 패키지를 포함하는 액정표시장치 | |
US4742239A (en) | Line photosensor with crosstalk suppression | |
JP4343328B2 (ja) | 表示装置 | |
JPH07118761B2 (ja) | 原稿読み取り装置 | |
JPS60218870A (ja) | フオトセンサアレイ | |
JPH022676A (ja) | イメージセンサ | |
JP3148461B2 (ja) | 液晶表示モジュールの信号配線構造 | |
JP2523880B2 (ja) | 密着型イメ―ジセンサ | |
JPS61277251A (ja) | 画像情報入力装置 | |
JPS60218968A (ja) | 光学的読取装置 | |
JPH09127537A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS60218967A (ja) | 光学的読取装置 | |
JPH01303747A (ja) | イメージセンサにおける駆動回路基板の配線構造 | |
JP2005122210A (ja) | 表示装置及びこれに使用されるicチップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |