JP2706816B2 - 印刷物の収集、まとめおよび差込み合せを行なう装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は印刷物の収集、纏めおよび差込み合わせを行
なう装置に関するものである。

（従来の技術） 印刷物を集める装置は例えばUS−PS3,481,594から知
られている。この装置は、加工路程沿いに配備されたサ
ドル状の支持具を有し、この支持具は、２つの相互に平
行配備して間隔をおいたレールにより構成されている。
レール相互間には、循環走行により駆動されるコンベア
チェーンが案内されて、このコンベアチェーンにはレー
ルを越えて突出したドッグが配備されている。第１供給
位置において、レール上に馬乗り方式でセットされ、た
ゝまれた印刷紙がドッグにより捕捉され、次の供給位置
へと搬送され、後続の折りたゝんだ印刷紙が、この最初
の印刷紙上にセットされる。これ等印刷紙はドッグによ
って、次の供給位置に、あるいは取外し位置に搬送され
る。

（発明が解決しようとする課題） 書籍業の如き、印刷工場または印刷物を加工する工場
においては、しかしながら往々にして印刷物が纏めら
れ、あるいは相互に差込み合わせをすることが必要とさ
れる状況にある。このような工場においては、本来の収
集装置も、また本来の差込み合せ−および全体的に搬送
を行なう装置が必要となる。これ等の装置は屡々、タイ
ミングを好適にする際に限り活用可能である。

従って本発明の目的は、印刷工場および印刷物加工工
場において必要とされる各種、多数に亘る装置および機
械を規模縮少し、および機械設置空間のアランスを向上
することにある。

（課題を解決するための手段） 上記発明の目的は特許請求項１の特徴点によって解消
される。

本発明は、２つの循環路を有し、これらの循環路に沿
って移動するドッグとキャリアにより別々に印刷物が搬
送され、かつドッグにより運ばれる印刷物は順次重ね合
わされ、また、キャリアにより運ばれる別の印刷物は、
支持具上でドッグにより重ね合わされた印刷物に差込み
合わせを行うことができる。

また、他の請求項の構成によれば、支持具及び収納部
は、装置に対して固定的に装置かつ取り外すことができ
る。これに伴い、短時間の装備切換え後、本装置は、印
刷物の収集、差込み合わせまたは全体的な纏めを行うこ
とができる。

（実施例） 以下、本発明による一実施例を添付図面を参照して説
明する。

第１図および第２図において部分的に示されている、
印刷物を収集、纏め、および差込み合せする装置は直線
的加工路程を有し、この加工程路沿いに、基本的にＶ字
型の収納部12と、相前後して配備され、コンベア方向Ｆ
に向って駆動可能なサドル状支持具14が複数個用意され
ている。

個々のサドル状支持具は、互に相前後し、コンベア方
向Ｆに循環走行するよう駆動能力をもつコンベアチェー
ン（牽引手段）16に固定された同一セグメント18を有す
る。個々の支持具14のそれぞれ最も後部にあるセグメン
ト18において両サイドに突出したドッグ20が配備されて
いる。加工路程の起点および終点において、エンドレス
のコンベアチェーン16が、図示されていない、とはいえ
既知の方法で駆動用および方向転換用チェーンホイール
のまわりに案内される。支持具14の弓なり形状化は、コ
ンベアチェーン16のこのような方向転換を可能とする。
コンベアチェーン16の両側では、フレーム（把持機構）
22において位置固定で配備された案内プレート24,24′
が用意されているが、これ等案内プレートは、セグメン
ト18の、下向きに傾斜した方向を採る、横方向フランジ
26と直列するか、ないしは本フランジにより被覆され
る。

コンベア方向Ｆに見て左側案内プレート24の下側末端
に沿って、別のコンベアチェーン（別の牽引手段）28は
横方向外側に突出したキャリヤ30を具備する。このよう
なエンドレスのコンベアチェーン28も矢印方向Ｆに向け
て循環走行性を発しつつ、駆動路程の起点および終点に
おいてコンベアチェーン16と同様の方式の採って反転
し、かつ駆動される。案内プレート24は支持具14に相隣
る収納部12側壁の上側部分を形成し、一方、この側壁の
下側部分は、中央外でＶ字型にわん曲した別途案内プレ
ート34のより短かな横方向フランジ32により形成されて
いる。コンベアチェーン28はこうして、案内プレート24
により被覆され、および本案内プレート24により被覆さ
れ、およびこの案内プレートに配備されるキャリヤ30
は、案内プレート24および横方向フランジ32により形成
される空隙を通ってＶ字型収納部12中へと突出する。案
内プレート24′,24および34は断面部ではセグメント18
との関連で、基本的にはＺ字型の形態を採る。

第１図および第２図において点破線形状に示された印
刷物10,10′において、折った印刷紙がとりあげられる
が、この印刷紙は馬乗り方式を採って支持具18上にセッ
トされ、ないしはノッチ36を下方に向け、収納部12中へ
と誘導されている。矢印Ｆにみて、図解による第１支持
具18には、単独の印刷物10が、また第２支持具18には２
枚の、また第３および第４支持具18には３枚の印刷物が
存在することゝなる。第１図の左側末端域においては、
印刷物10′が点破線により示されていて、本印刷物自体
は収納部12中に誘導されている。

第１図および第２図に示される装置は、次のように機
能する。すなわち、印刷物10を集めるために、コンベア
チェーン16は支持具14を伴なってコンベア方向Ｆに向け
て循環走行を行なうよう駆動される。第１図において矢
印方向Ｆにみて第１支持具14の場所に存在する第１供給
位置において第１の印刷物10が馬乗り型でこの支持具18
にセットされる。この印刷物10の後追い縁部は対応する
ドッグに対し接触するに至り、および矢印方向を採って
次と供給位置にまで伴走せしめられ、こゝで別の印刷物
10が、すでに支持具18に乗ってしまった第１の印刷物10
に馬乗り方式でセットされる。このような第２供給位置
の場所は、第１図においては、矢印方向Ｆにみて第２支
持具18に対応する。このときに重なり合うこれ等、両印
刷物10は次の供給位置に送られ、こゝでは別の印刷物10
がセットされる。このように重なり合った印刷物10は矢
印方向Ｆに向け、図解されていない取外し位置へと搬送
され、こゝで印刷物は支持具18から一斉に取外されて、
後続の加工のために送付される。

印刷物10の差込み合せのために、コンベアチェーン16
は停止せしめられ、反面、コンベアチェーン28は、収納
部12内に突出するキャリヤ30により矢印方向Ｆへと駆動
される。こゝで第１供給位置において、折りたゝんだ印
刷物10′はノッチ36により下方へ、収納部12中へと供給
される。この印刷物10′の後追い縁部に対しては矢印方
向Ｆに駆動されるキャリヤ30が働き、この印刷物を、図
示されてはいないが一般的に知られている解放装置を通
過して第２供給位置へと送り、この場所においては、知
られてはいるが図解されていない方法を採り、別の印刷
物が開放済みの印刷物10′中へと誘導される。これ等印
刷物は次に全体として最寄りの供給位置に、あるいは矢
印方向Ｆで後続した取出し位置へ案内され、この取出し
位置においては、相互に差込み合わされた印刷物10′が
収納部12から取外され、後続加工へと送られる。第１の
印刷物10′だけが折りたゝまれることを要し、これに差
込み合わされる別途印刷物10′においては、何等、折り
たゝまれぬものが扱かわれていることに留意すべきであ
る。

印刷物10′を纏めつ搬送する最に、閉鎖状態にあるこ
のようにたゝんだ印刷物は、収納部12中へと誘導され、
また必要に応じ、本収納部内にすでに存在している印刷
物10′と並んでセットされる。上記と同様の方式を採っ
て、相互に並んだ印刷物10′は、キャリヤ30から加工路
程沿いに取外し位置へと搬送される。

印刷物10,10′を集め、纏め、差込み合せするといっ
た第３図および第４図において示される装置の形態で
は、循環するコンベアチェーン40が設けられ、このコン
ベアチェーン（牽引手段）は、加工路程に沿って案内さ
れて矢印Ｆの方向に循環駆動され、さらにこのコンベア
チェーンには、相前後し、コンベアチェーン40の方向で
その縦方向伸びと芯合せしているサドル状支持具42が固
定されている。矢印方向Ｆにみてコンベアチェーン40の
右側には、場所的に固定された案内プレート44が用意さ
れていて、この案内プレートの上側縁部は支持具42によ
って被覆されている（特に第４図を参照）。それぞれの
支持具42においては、左側において基本的にＶ字型の収
納部が懸架して配備されている。このような収納部46
は、中央部外側においてＶ字型にわん曲した長方形プレ
ートから成り、より長めの個々の横方向フランジ48が、
わん曲部から離れたその末端域内で、逆にわん曲してフ
ック形態を有し、このフックを介して収納部46がそれぞ
れの支持具42に懸架している。横方向フランジ48,48′
両者間には、矢印方向Ｆにみて、後追い末端には、収納
部46中に誘導される印刷物10′用のキャリヤ50が用意さ
れている。懸架性収納部46は下部末端域において、フレ
ーム52に位置的に固定されて配備され、および長めの横
方向フランジ48に対して働く案内レール54によって支持
されている。長めの横方向フランジ48は、同じく同様に
上側、後追い末端域において、馬乗り型セットされた印
刷物10用の、支持具42からは距離をおいている別のドッ
グ56を有する。

案内プレート44はかくして、収納部46と関連しつゝ横
に寝たＺ字型に類似する断面を有し、この場合に、収集
作業時に、印刷物10が上側末端域においてわん曲する横
方向フランジ48はセットされている。これ等フランジ
は、こうして印刷物10に適応するサドル状支持具を構成
する。第３図においてコンベア方向Ｆにみて第１収納部
46両者は、２つの供給位置の場所に適合するものであっ
て、この位置において印刷物10の収集時にはそれぞれこ
れ等印刷物が支持具に馬乗り型でセットされるか、ない
しは印刷物10′の差込み合せまたは集積に際して、これ
等印刷物が収納部46中に誘導されるようになる。

印刷物10,10′の収集、纏めおよび差込み合せを行な
う第３図および第４図に示された装置は次のように機能
する。印刷物10の収集時において、第１供給位置には、
印刷物10が横方向フランジ48により形成される支持具に
馬乗りになるようにセットされ、この印刷物10の後追い
縁部がドッグ56に接する。この印刷物10は矢印方向Ｆを
採って次の供給位置へと進行され、ここで別の印刷物10
が同一の方式を採ってこの上に乗るようになる。相互に
重なり合った印刷物10は、矢印Ｆの方向を採って別の供
給位置に、またはこの供給位置に後続する取出し位置に
送られる。印刷物10′を差込み合せする際に、第１の折
りたゝんだ印刷物10′は、第１供給位置においてノッチ
36により、収納部46内へ誘導される。本印刷物10′は矢
印方向Ｆ中へ伴走され、キャリヤ50は、この印刷物が収
納部46から滑り出さぬよう配慮する。次の供給位置のも
とでは、後続印刷物10′が、一般的には知られている
が、図示されてはいない開放装置を介して開かれた、前
記第１の印刷物10′中に誘導され、こうした開放状態に
おかれた印刷物は次の段階で、纏めて矢印方向Ｆを採
り、次の供給位置に、またはこの後続する取出し位置に
搬送される。印刷物10′の全体的な搬送時に、印刷物自
体は供給位置において収納部46中に、すでにこの収納部
内に誘導済みの印刷物10′と並んでセットされる。

第３図および第４図中に示された装置によって、印刷
物10が全体として纏め、帖合いしたいような場合に、こ
のようなことは上記の如く行なわれ得る。しかるに、収
納部46が支持具42から外され、収集される印刷物10はコ
ンベアチェーン40に固定される42に馬乗り方式でセット
されることが可能となる。次の段階で、後に再び印刷物
10を全体として纏め、あるいは差込み合せしようとする
場合には、収納部46が再び支持具42に懸架されることに
なる。

支持部および収納部がそれぞれ単独で場所的に固定し
て配備され、および特に単独のコンベアチェーンがドッ
グを備え、ドッグは本支持部にセットされた、ないしは
収納部に誘導された印刷物に対し作動することになっ
て、これ等印刷物を支持具上で、ないしは収納部内で滑
走させつゝ取り込むことも考えられる。

収納部が閉じた溝部を構成するか、ないしは支持部が
閉じたサドル状案内部を構成し、およびエンドレスのコ
ンベアチェーンがドッグにより上記の溝ないし案内部沿
いに循環走行方式を採りつゝ駆動されることも考え得
る。

（発明の効果） 上記の如き構成は、同じ印刷物10,10′が同一加工路
程を繰返して通過でき、例えば複数個に及ぶ同一印刷物
10,10′を集め、全体として纏め、あるいは相互に差込
み合せを行なわせるという利点をもつ。当然のことなが
ら、単独のコンベアチェーンがドッグを備え、ドッグが
印刷物10,10′すべてに作動するようにすることも可能
である。

収納部および支持具につきそれぞれたゞ一個づつが用
意され、これ等が駆動機構を介して加工路程沿いに搬送
可能とすることもできる。収納部および支持具は、水平
の、円形状軌道沿いに伸びる場合、これ等部品は、中央
の垂直軸のまわりに循環走行するように駆動され、印刷
物10,10′は、この円形状配備機構の周辺に用意される
供給位置にあって支持具上にセットされ、ないしは収納
部中に誘導され、およびこの収納部から次の供給位置
へ、ないしは取出し位置に伴走される。

例えば、コンベアチェーンに取付けられる支持具が外
され得るのであり、およびこの位置において収納部がコ
ンベアチェーンに固定され得る。印刷物10,10′を収集
し、差込み合せし、あるいは全体として搬送させること
を必要に応じて装置を改造することにより行なうこと
が、示されたあらゆる実施態様により可能となる。

完全性を期するためには、印刷物10,10′の供給を行
なうため、供給位置における既知取付け具が用意され得
ることにも言及しておきたい。しかるにまた印刷物10,1
0′がコンベア装置を介して供給位置に移送されること
も考えられ得る。

更に、特に直線的な加工路程沿いに走行し、単独の場
所固定的な支持具も用意され得る。牽引手段は、加工路
程沿いに滑走可能な支持具に対して、あるいは支持具に
セットできる印刷物に対して作用し、この牽引手段並び
に必要に応じて支持具および／または収納部は、特に、
加工路程から分離した復帰路を採りつゝ、加工路程末端
からこの起点部分へと戻るのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、可動支持具および場所的に固定した収納部を
備えた本発明による装置の一実施例の斜視図 第２図は、第１図の分II−II線に沿う断面図、 第３図は、可動支持具を有し、この支持具から取外し得
る収納部を有する本発明の第２実施例の斜視図、 第４図は、第３図のIV−IV線に沿う断面図である。 10,10′……印刷物、印刷紙 12……収納部、14……支持具、 16……コンベアチェーン、牽引手段 18……セグメント、20……ドッグ 22……フレーム、24,24′……案内プレート、 26……横方向フランジ、28……コンベアチェーン 30……キャリヤ、32……横方向フランジ、 34……案内プレート、36……ノッチ 40……コンベアチェーン、牽引手段 42……支持具、44……案内プレート、 46……収納部、48……48′横方向フランジ 50……キャリヤ、52……フレーム、 54……案内レール、56……ドッグ

Claims (11)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】少なくとも２個所の相互に間隔をおいた供
   給位置で、折り曲げた印刷物（10）が剛性の支持具（1
   4）にまたがって配置され、この支持具（14）を用い
   て、前記印刷物を互いに重ね合わせ、または次の印刷物
   に重ね合わせて多数の印刷物に形成するために、印刷物
   の収集、纏めおよび差込み合わせを行う装置において、 前記支持具（14）に続いて、別の印刷物（10′）が折り
   曲げられて挿入可能なポケット状の収納部（12,46）が
   設けられ、かつこの収納部の側面（24,48）に隣接する
   前記支持具（14）が、前記別の印刷物（10′）を前記収
   納部（12,46）に位置させるための支持面を形成してお
   り、 また、前記支持面の領域において作動し、前記別の印刷
   物（10′）を取外し位置に移動するためのキャリア（3
   0,50）を有し、このキャリアは循環駆動され、そのため
   の循環路の一部が前記収納部（12,46）の底部領域に伸
   びており、さらに、前記支持具（14）の領域に伸びるも
   う１つの循環路に沿って循環駆動するドッグ（20,56）
   が設けられていることを特徴とする印刷物の収集、纏め
   および差込み合わせを行う装置。
2. 【請求項２】把持機構（22）が設けられて、この把持機
   構から支持具および／または収納部（12）が取外しでき
   ることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】固定配置された、単一の支持具と収納部
   （12）が設けられ、全加工路程沿いに伸びており、ドッ
   グ（20,56）は、少なくとも１つの牽引手段（16,40）に
   配置されていることを特徴とする請求項１または２に記
   載の装置。
4. 【請求項４】牽引手段（16,40）が、支持具に沿う循環
   路に設けられた循環駆動し、前記牽引手段上に各々ドッ
   グ（20,56）を有する複数の支持具（18,42）が連続して
   配置されていることを特徴とする請求項１または２に記
   載の装置。
5. 【請求項５】単一の収納部（12）が、加工路程に沿って
   伸びており、そこに配置されたキャリア（30）が別の牽
   引手段（28）に配置されていることを特徴とする請求項
   ４に記載の装置。
6. 【請求項６】単一の収納部または単一の支持具が、それ
   自体で閉じた加工路程を確定することを特徴とする請求
   項３ないし５のいずれかに記載の装置。
7. 【請求項７】複数の収納部（46）が、ポケット底部の領
   域にキャリア（50）を備え、前記収納部は、別の印刷物
   （10′）の組入および挿入するために、支持具上に着脱
   可能に配置されていることを特徴とする請求項４に記載
   の装置。
8. 【請求項８】単一の収納部およびドッグが配置される単
   一の支持具が設けられており、さらに、これら収納部と
   支持具を循環駆動する１つの駆動機構が設けられている
   ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
9. 【請求項９】支持具及び収納部は、ほぼ水平状に、閉じ
   た円形状軌道沿いに伸び、さらに支持具にドッグが配置
   され、またキャリアが収納部のポケット底部の領域に配
   置されており、前記支持具と収納部は、中央の少なくと
   もほぼ垂直になった軸の回りに旋回できるように駆動可
   能であり、さらに、位置固定の供給位置および取外し位
   置が円形軌道の周辺領域内に設けられていることを特徴
   とする請求項８に記載の装置。
10. 【請求項１０】ほぼ直線状になった加工路程沿いに走る
    位置固定の単一の支持具が設けられていて、牽引手段に
    設けたドッグは、支持具に配置された印刷物（10）に作
    用し、またポケット底部の領域に設けたキャリアは、収
    納部に配置された印刷物に作用し、この収納部は加工路
    程に沿って移動できるようになっていることを特徴とす
    る請求項１に記載の装置。
11. 【請求項１１】直線状の加工路程が設けられていて、牽
    引手段並びに必要に応じて支持具および／または収納部
    が復帰路沿いに加工路程末端からその起点にまで誘導案
    内されていることを特徴とする請求項１ないし５、7,10
    のいずれかに記載の装置。