JP2706655B2 - 安定化されたベンスルタップ固型製剤 - Google Patents
安定化されたベンスルタップ固型製剤Info
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Description
ノ)トリメチレン〕ビス−ベンゼンチオスルホネート固
型製剤に関する。本発明の製剤は農業用殺虫剤として用
いられる。
ス−ベンゼンチオスルホネート〔一般名:ベンスルタッ
プ,商品名ルーバン,以下ベンスルタップと称すること
もある。〕は下記の構造式 で示される優れた害虫防除効力を有する農業用殺虫剤で
あり(例、特公昭46−13755,同45−18847に記載)、し
かも人畜毒性,魚毒性が低く、また害虫の天敵に対する
毒性も低い。そのためベンスルタップは、例えば、鉱物
性粉末等の担体・増量剤と混合し、粉剤,粒剤,水和剤
などの通常の固型製剤等として用いられている。
ば鉱物性粉末)とを混合して得られる固型製剤中で、ベ
ンスルタップは比較的不安定で、常温(約30℃)で長期
間保存しておくと、ベンスルタップが徐々に分解,変
質,着色あるいは劣化し、有効成分であるベンスルタッ
プの含有率低下をきたす。
てベンスルタップの他に1種または2種以上の農薬活性
物質とを混合して得られるベンスルタップ混合固型製剤
においてはベンスルタップ単一固型製剤よりもベンスル
タップ等の農薬活性成分の分解や劣化が著しい場合もあ
る。
チレン〕ビス−ベンゼンチオスルホネートと二酸化チタ
ン,酸化カルシウム,酸化亜鉛,酸化マグネシウム,酸
化ホウ素の少なくとも一種とを含有してなる安定化され
た固型製剤に関する。
剤に係り、かかる本発明の固型製剤においては農薬活性
成分としてベンスルタップ以外に他の農薬活性物質を含
有していてもよい。
性成分(特にベンスルタップ)の安定化効果が各種金属
酸化物のうち二酸化チタン(TiO2),酸化カルシウム
(CaO),酸化亜鉛(ZnO),酸化マグネシウム(Mg
O),酸化ホウ素(B2O3)によって得意的に得られるも
のであることを知見した。例えば農薬分野で用いられて
いる酸化アルミニウムや二酸化ケイ素ではこのような安
定化効果は全く得られない。
酸化マグネシウム,酸化ホウ素等の安定化剤は1種また
は2種以上混合して用いられる。これらのうち植物
(例、イネ)に対する薬害や施用時または施用後におけ
る人や動物に対する安全性の点で好ましくは、酸化亜鉛
である。本発明の安定化された固型製剤は、植物に対し
て薬害が実質的になく、又人や動物に対しても施用時ま
たは施用後に害はなく安全に使用できる。
二酸化チタン,酸化カルシウム,酸化亜鉛,酸化マグネ
シウム,酸化ホウ素の少なくとも一種とを適当な固体の
担体・増量剤と混合又は配合するか、もしくは固体の担
体・増量剤に吸着させることにより製造される。本発明
の固型製剤は粉剤,粉剤DL,水和剤,粒剤,微粒剤Fな
どの製剤として使用する。
剤、展着剤,浸透剤,湿潤剤,粘しょう剤,固結防止
剤,凝集剤,結合剤,酸化防止剤などの補助成分を加え
てもよい。
全体に対して約0.1〜90重量%になるようにすればよく
さらに具体的には粉剤,粉剤DLの場合は約0.1〜10重量
%、粒剤,微粒剤Fの場合には約1〜10重量%、水和剤
の場合は、約10〜90重量%が適当である。
ルシウム,酸化亜鉛,酸化マグネシウム,または酸化ホ
ウ素はその1種または2種以上を適宜の割合で混合して
用いてもよく、該安定化剤の添加量(2種以上用いる時
はその合計量)はベンスルタップ1重量部に対して約0.
1ないし100重量部,好ましくは約0.5ないし50重量部使
用する。
ネシウム,酸化ホウ素は通常粉末状のもの、好ましく
は、これらの粒径が約100μm以下のものが用いられ
る。
クレイ類(例、カオリン,ベントナイト,酸性白土,微
粉末クレー,ホワイトカーボンなど),タルク類(例、
滑石粉、ロウ石粉など),シリカ類(例、硅藻土,雲母
粉など)などの鉱物性粉末、たとえば大豆粉,タバコ
粉,小麦粉,木粉などの植物性粉末のほか、炭酸カルシ
ウム,硫黄粉末,活性炭などが1種又は2種以上混合し
て用いられる。
性剤としては、例えば石けん類,ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテル(例、ノイゲン,イー・エー−
142(E・A−142) ,第一工業製薬製),ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエステル類(例、ノナー
ル ,東邦化学(株)製),アルキル硫酸塩類(例、エ
マール10 ,エマール40 ,花王石けん(株)製),ア
ルキルスルホン酸塩類(例、ネオゲン ,ネオゲン
T ,第一工業製薬(株)製:ネオペレツクス ,花王
石けん(株)製),ポリエチレングリコールエーテル類
(例、ノニポール85 ,ノニポール100 ,ノニポール1
60 ,三洋化成(株)製),多価アルコールエステル類
(例、トウイーン20 ,トウイーン80 ,花王石けん
(株)製)などの非イオン及びアニオン系界面活性剤が
必要に応じて用いられる。
ク,ケイソウ土,ステアリン酸マグネシウム等、凝集剤
としては例えば流動パラフィン,エチレングリコール,
ジエチレングリコール,トリエチレングリコール等、結
合剤としては例えばカルボキシメチルセルロースナトリ
ウム塩,デキストリン,アルファ化デンプン,ポリビニ
ルアルコール、酸化防止剤としてはジブチルヒドロキシ
トルエン,4,4−チオビス−6−tert−ブチル−3−メチ
ルフェノール,ブチルヒドロキシアニソール,パラオク
チルフェノール,モノ(またはジまたはトリ)(α−メ
チルベンジル)フェノール,2,6−ジ−tert−ブチル−4
−メチルフェノール,ペンタエリスリチル−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕等が用いられる。
系,有機リン系,有機ヒ素系,有機塩素系などの殺菌
剤,有機リン系,有機塩素系,カーバメート系,ピレス
ロイド系などの殺虫剤や各種抗生物質剤などの農薬活性
物質の1種または2種以上を加えてもよい。
(化合物名のあとのかっこ内には一般名もしくは略称を
示し、以下の記載においてこの一般名もしくは略称を使
うこともある) 有機イオウ系殺菌剤…エチレンビス(ジチオカルバミン
酸)亜鉛(ジネブ);エチレンビス(ジチオカルバミン
酸)マンガン(マンネブ)など 有機リン系殺菌剤…S−ベンジル ジイソプロピル ホ
スホロチオレート(IBP);O−エチル ジフエニルホス
ホロジチオレート(EDDP)など 有機ヒ素系殺菌剤…メタンアルソン酸鉄(MAF);メタ
ンアルソン酸アンモニウム鉄(MAFA)など 有機塩基系殺菌剤…ペンタクロロフェノール(PCP);
テトラクロロイソフタロニトリル(TPN);4,5,6,7−テ
トラクロロフタリド(フサライド)など その他の殺菌剤…5−メチル−1,2,4−トリアゾロ〔3,4
−b〕ベンゾチアゾール(トリシクラゾール);3−アリ
ルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール 1,1−ジオキシ
ド(プロベナゾール)など 有機リン系殺虫剤…ジメチル 4−ニトロ−m−トリル
ホスホロチオネート(MEP);S−1,2−ビス(エトキシ
カルボニル)エチル ジメチル ホスホロチオロチオネ
ート(マラソン);p−シアノフエニル ジメチル ホス
ホロチオネート(CYAP)など 有機塩素系殺虫剤…6,7,8,9,10,10−ヘキサクロロ−1,
5,5a,6,9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベ
ンゾジオキサチエピン 3−オキシド(ベンゾエピン)
など カーバメート系殺虫剤…1−ナフチル メチルカルバメ
ート(NAC);m−トリル N−メチルカルバメート(MTM
C);o−sec−ブチルフエニル N−メチルカルバメート
(BPMC);o−クメニル N−メチルカルバメート(MIP
C);3,4−キシリル N−メチルカルバメート(MPMC);
3,5−キシリル N−メチルカルバメート(XMC) ピレスロイド系殺虫剤…ピレトリン,アレスリン,レス
メトリンなど 抗生物質剤…ブラストサイジンS,カスガマイシン,ポリ
オキシン,オキシテトラサイクリン,バリダマイシンA
など その他の殺虫剤…S,S′−〔2−(ジメチルアミノ)−
トリメチレン〕ビス−チオカルバメート(カルタツ
プ);2−(4−エトキシフエニル)−2−メチルプロピ
ル 3−フエノキシベンジルエーテル(エトフェンプロ
ックス);(RS)α−シアノ−3−フエノキシベンジル
(S)−2−(4−ジフルオロメトキシフエニル)−3
−メチルブチラート(フルシトリネート)などである。
ール,IBP,トリシクラゾール,エトフェンプロックス,
フルシトリネート,NAC,MPMC,MTMC,BPMC,MIPCである。
エトフェンプロックス,フサライドである。
タップ−エトフェンプロックス又はベンスルタップ−エ
トフェンプロックス−トリシクラゾール(もしくはフサ
ライド、もしくはバリダマイシンA)等が用いられる。
以外の農薬活性物質の配合量は最終製剤全体に対して、
1種の場合は約0.01ないし20重量%,好ましくは約0.05
ないし10重量%であり、2種以上の場合は合計で約0.01
ないし20重量%,好ましくは合計で約0.05ないし15重量
%である。
もの(例えばエトフェンプロックスなど)は溶媒、例え
ばフェニルキシリルエタン,ジ−2−エチルヘキシルア
ジペートまたは2−エチルヘキシルフェニルホスフェー
トなどの高沸点溶媒に溶解または分散し、使用してもよ
い。
剤,植物ホルモン剤,植物発育調節物質,共力剤,誘引
剤,忌避剤,色素,肥料などを配合し、混合使用するこ
ともできる。
宜、例えば30から4000倍程度、好ましくは300から3000
倍程度に希釈増量して散布するのが良い。本発明製剤の
水和剤は通常、ベンスルタップ濃度50から1000ppm程度
に希釈して使用するのが好ましい。
用量は組成物中のベンスルタップが10アールあたり約30
gから約500gが適当である。本発明製剤は直接茎葉に散
布するか植物の根元に処理する。すなわち自体公知の方
法により処理することができる。本発明製剤はイネ,野
菜(例えば、キャベツ,ハクサイ,ダイコン,キュウ
リ,ジャガイモ等)、果樹(例えば、みかん,なし
等),茶,タバコ等の諸害虫、例えば鱗翅目のニカメイ
ガ,コブノメイガ,イネツトムシ,アワノメイガ,アワ
ヨトウ,モンシロチョウ,コナガ,ヨトウガ,タマノギ
ンウワバ,ハイマダラノメイガ,ナノメイガ,タバコ
ガ,チャノホソガ,鞘翅目のイネドロオイムシ,ウリハ
ムシ,半翅目のツマグロヨコバイ,ミドリヒメヨコバ
イ,アザミウマ目のチャノキイロアザミウマ、双翅目の
イネハモグリバエ等が発生した時期に散布又は処理する
ことにより害虫を駆除することができ、また、あらかじ
め散布又は処理することにより長期間にわたって諸害虫
の発生を防ぐことができる。
例で示すように、自体公知の方法により製造されうる。
タップの分解が抑制され、従って安定でしかも植物に対
する薬害が実質的になく植物防疫に極めて有用なベンス
ルタップ含有農薬製剤が得られる。又、従来はベンスル
タップと配合することができなかった他の農薬活性物質
をも配合することができ、本発明の固型製剤は農薬散布
後の有効成分の利用率に優れるとともに、工業的に極め
て容易に製造される。
細に説明する。なおここにおいて用いられる部は、全て
重量部を示す。
トカーボン1.0部,流動パラフィン(ドリレスC を使
用、以下ドリレスCと略称する)0.3部を加え、擂潰機
で十分混合する。ついでフラッシュミキサーで解砕して
ベンスルタップ粉剤DLを得る。(ベンスルタップ:60℃/
1週間保存後13.1%分解) 参考例2 粉剤DL 微粉末クレー94.1部にベンスルタップ2.2部,エトフ
ェンプロックスをフエニルキシリルエタン(以下溶剤と
略称する)に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.
2部,ホワイトカーボン2.2部,ドリレスC0.3部を加え、
擂潰機で十分混合する。ついでフラッシュミキサーで解
砕してベンスルタップ・エトフェンプロックス混合粉剤
DLを得る。
シクラゾール1.1部,ホワイトカーボン1.0部,ドリレス
C0.3部を加え擂潰機で十分混合する。ついでフラッシュ
ミキサーで解砕し、ベンスルタップ・トリシクラゾール
混合粉剤DLを得る。(ベンスルタップ:60℃/1週間保存
後24.6%分解) 参考例4 粉剤DL 微粉末クレー93.0部に、ベンスルタップ2.2部,トリ
シクラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に、5
0重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部,ホワイ
トカーボン2.2部,ドリレスC0.3部を加え、擂潰機で十
分混合する。ついでフラッシュミキサーで解砕して、ベ
ンスルタップ・トリシクラゾール・エトフェンプロック
ス混合粉剤DLを得る。
フェンプロックスを溶剤に50重量%濃度となるように溶
解した溶解液1.2部,バリダマイシンA0.3部,ホワイト
カーボン2.2部,ドリレスC0.3部を加え、擂潰機で十分
混合し、ついでフラッシュミキサーで解砕して、ベンス
ルタップ・エトフェンプロックス・バリダマイシンA混
合粉剤DLを得る。
85 (三洋化成(株)製)(以下界面活性剤と略称す
る)2部及び全量を100部となるようにクレーを秤量し
よく混合する。混合物に水を加えて練合し、練合物を押
出造粒機(スクリーン1.0mm径)で造粒し湿式成形物を
得る。これを乾燥後、整粒して10メッシュから32メッシ
ュの粒剤を得る。
トフェンプロックスを溶剤に、50重量%濃度となるよう
溶解した溶解液11.0部,ホワイトカーボン5.0部,界面
活性剤4.0部を加え、擂潰機で十分混合する。ついで微
粉砕機で粉砕しベンスルタップ・エトフェンプロックス
混合水和剤を得る。
シクラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50
重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部,ホワイ
トカーボン2.2部,ドリレスC0.3部,および酸化アルミ
ニウム粉末15.0部を加え、擂潰機で十分混合し、ついで
フラッシュミキサーで解砕してベンスルタップ・トリシ
クラゾール・エトフェンプロックス混合粉剤DLを得る。
フェンプロックス及びペンタエリスリチル−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]を溶剤にそれぞれ50重量%濃度及
び5重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部,フ
サライド2.7部,ホワイトカーボン2.2部,ドリレスC0.3
部を加え、擂潰機で十分混合し、ついでフラッシュミキ
サーで解砕して、ベンスルタップ・エトフェンプロック
ス・フサライド混合粉剤DLを得る。
シクラゾール1.1部,エトフェンプロックス及びペンタ
エリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を溶剤
にそれぞれ50重量%濃度及び5重量%濃度となるように
溶解した溶解液1.2部,ホワイトカーボン2.2部,ドリレ
スC0.3部,および二酸化ケイ素粉末15.0部を加え、擂潰
機で十分混合し、ついでフラッシュミキサーで解砕して
ベンスルタップ・トリシクラゾール・エトフェンプロッ
クス混合粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化マグネシウム
粉末粒径:(45μm以下)15.0部を加え、擂潰機で十分
混合する。ついで、フラッシュミキサーで解砕し、ベン
スルタップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス
混合粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部,ホワイト
カーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化ホウ素粉末
(粒径:45μm以下)15.0部を加え、擂潰機で十分混合
する。ついで、フラッシュミキサーで解砕し、ベンスル
タップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス混合
粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化亜鉛粉末(粒
径:45μm以下)15.0部を加え、擂潰機で十分混合す
る。ついで、フラッシュミキサーで解砕してベンスルタ
ップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス混合粉
剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化カルシウム粉
末(粒径:45μm以下)15.0部を加え、擂潰機で十分混
合する。ついで、フラッシュミキサーで解砕し、ベンス
ルタップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス混
合粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化カルシウム粉
末(粒径:45μm以下)10.0部を加え、擂潰機で十分混
合する。ついで、フラッシュミキサーで解砕し、ベンス
ルタップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス混
合粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化カルシウム粉
末(粒径:45μm以下)5.0部を加え、擂潰機で十分混合
する。ついで、フラッシュミキサーで解砕し、ベンスル
タップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス混合
粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックスを溶剤に50重
量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化カルシウム粉
末(粒径:45μm以下)2.2部を加え、擂潰機で十分混合
する。ついで、フラッシュミキサーで解砕してベンスル
タップ・トリシクラゾール・エトフェンプロックス混合
粉剤DLを得る。
フェンプロックスを溶剤に50重量%濃度となるように溶
解した溶解液1.2部,ホワイトカーボン2.2部,ドリレス
C0.3部および酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)10.0部
を加え、擂潰機で十分混合する。ついでフラッシュミキ
サーで解砕してベンスルタップ・エトフェンプロックス
混合粉剤DLを得る。
ェンプロックスを溶剤に50重量%濃度となるように溶解
した溶解液1.2部,バリダマイシンA0.3部,ホワイトカ
ーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化マグネシウム
粉末(粒径:45μm以下)10.0部を加え、擂潰機で十分
混合する。ついでフラッシュミキサーで解砕してベンス
ルタップ・エトフェンプロックス・バリダマイシンA混
合粉剤DLを得る。
2部,二酸化チタン粉末(粒径:45μm以下)25部及び
全量を100部となるようにクレーを秤量し、全量をよく
混合する。混合物に水12部を加えて練合し、練合物を押
出造粒機(スクリーン1.0mm径)で造粒し湿式成形物を
得る。これを乾燥後、整粒して10メッシュから32メッシ
ュの粒剤を得る。
2部,酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)25部及び全量
を100部となるようにクレーを秤量しよく混合する。混
合物に水12部を加えて練合し、練合物を押出造粒機(ス
クリーン1.0mm径)で造粒し、湿式成形物を得る。これ
を乾燥後、整粒して10メッシュから32メッシュの粒剤を
得る。
トフェンプロックスを溶剤に50重量%濃度となるよう溶
解した溶解液11.0部,ホワイトカーボン5.0部,界面活
性剤4.0部,酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)15.0部を
加え、擂潰機で十分混合する。ついで微粉砕機で粉砕
し、ベンスルタップ・エトフェンプロックス混合水和剤
を得る。
イド2.7部,エトフェンプロックス及びペンタエリスリ
チル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を溶剤に各々50
重量%濃度及び5重量%濃度となるように溶解した溶解
液1.2部,ホワイトカーボン2.2部,ドリレスC0.3部およ
び酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)10.0部を加え、擂
潰機で十分混合する。ついで、フラッシュミキサーで解
砕してベンスルタップ・エトフェンプロックス・フサラ
イド混合粉剤DLを得る。
ェンプロックス及びペンタエリスリチル−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]を溶剤に各々50重量%濃度及び5
重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部,バリダ
マイシンA0.3部,ホワイトカーボン2.2部,ドリレスC0.
3部および酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)10.0部を加
え、擂潰機で十分混合する。ついでフラッシュミキサー
で解砕してベンスルタップ・エトフェンプロックス・バ
リダマイシンA混合粉剤DLを得る。
フェンプロックス及びペンタエリスリチル−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]を溶剤にそれぞれ50重量%濃度及
び5重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部,ホ
ワイトカーボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化亜鉛
粉末(粒径:45μm以下)10.0部を加え、擂潰機で十分
混合する。ついでフラッシュミキサーで解砕してベンス
ルタップ・エトフェンプロックス混合粉剤DLを得る。
クラゾール1.1部,エトフェンプロックス及びペンタエ
リスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を溶剤に
それぞれ50重量%濃度及び溶解液1.2部,ホワイトカー
ボン2.2部,ドリレスC0.3部および酸化亜鉛粉末(粒径:
45μm以下)10.0部を加え、擂潰機で十分混合する。つ
いで、フラッシュミキサーで解砕してベンスルタップ・
トリシクラゾール・エトフェンプロックス混合粉剤DLを
得る。
の各々20gを試料ビンに入れ、密栓したのち所定期間,
所定温度で保存する。ついで試料を取り出し、一定量
(ベンスルタップに換算して100mg)を精秤しアセトニ
トリル25mlとともに20分間振とう、抽出する。抽出液中
のベンスルタップの含有量を高速液体クロマトグラフィ
ー(カラム:ヌクレオシル(Nucleosil)10−C18,ガス
クロ工業製,溶出溶媒,アセトニトリル:水(60:40v/
v))で測定する。ベンスルタップの分解率(%)は下
式から求める。
チタン,酸化カルシウム,酸化亜鉛,酸化マグネシウム
または酸化ホウ素を混合するとベンスルタップが著しく
安定化することは明らかである。
Claims (2)
- 【請求項1】S,S′−〔2−(ジメチルアミノ)トリメ
チレン〕ビス−ベンゼンチオスルホネートと二酸化チタ
ン,酸化カルシウム,酸化亜鉛,酸化マグネシウム,酸
化ホウ素の少なくとも一種とを含有してなる安定化され
た固型製剤。 - 【請求項2】さらに2−(4−エトキシフェニル)−2
−メチルプロピル 3−フェノキシベンジルエーテルを
含有する特許請求の範囲(1)記載の固型製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031473A JP2706655B2 (ja) | 1987-02-27 | 1988-02-13 | 安定化されたベンスルタップ固型製剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4649187 | 1987-02-27 | ||
JP62-46491 | 1987-02-27 | ||
JP63031473A JP2706655B2 (ja) | 1987-02-27 | 1988-02-13 | 安定化されたベンスルタップ固型製剤 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH014A JPH014A (ja) | 1989-01-05 |
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Family Cites Families (1)
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---|---|---|---|---|
JPS5978110A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-04 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | 農園芸殺菌用粉剤 |
-
1988
- 1988-02-13 JP JP63031473A patent/JP2706655B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPS644A (en) | 1989-01-05 |
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