JPH014A - 安定化されたベンスルタップ固型製剤 - Google Patents

安定化されたベンスルタップ固型製剤

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JPH014A
JPH014A JP63-31473A JP3147388A JPH014A JP H014 A JPH014 A JP H014A JP 3147388 A JP3147388 A JP 3147388A JP H014 A JPH014 A JP H014A
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棚林 力
澤村 正壽
幸雄 後藤
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武田薬品工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は安定化されたS、S’−(2−(ジメチルアミ
ノ)トリメチレン〕ビス−ベンゼンチオスルホネート固
型製剤に関する。本発明の製剤は農業用殺虫剤として用
いられる。
〔従来の技術〕
S、S’ −(2−(ジメチルアミノ)トリメチレン〕
ビス−ベンゼンチオスルホネート〔−役名:ベンスルタ
ップ、商品名ルーパン、以下ベンスルタップと称するこ
ともある。〕は下記の構造式で示される優れた害虫防除
効力を有する農業用殺虫剤であり(例、特公昭46−1
3755.同45−18847に記載)、しかも人畜毒
性、魚毒性が低く、また害虫の天敵に対する毒性も低い
。そのためベンスルタップは、例えば、鉱物性粉末等の
担体・増量剤と混合し、粉剤1粒剤、水和剤などの通常
の固型製剤等として用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ベンスルタップと担体・増量剤(例えば
鉱物性粉末)とを混合して得られる固型製剤中で、ベン
スルタップは比較的不安定で、常温(約30℃)で長期
間保存しておくと、ベンスルタップが徐々に分解、変質
1着色あるいは劣化し、有効成分であるベンスルタップ
の含有率低下をきたす。
更に一層広い優れた薬効や省力的同時防除を目的として
ベンスルタップの他に1種または2種以上の農薬活性物
質とを混合して得られるベンスルタップ混合固型製剤に
おいてはベンスルタップ単一固型製剤よりもベンスルタ
ップ等の農薬活性成分の分解や劣化が著しい場合もある
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、S、S’ −(1−(ジメチルアミノ)トリ
メヂレン〕ビス−ベンゼンチオスルホネートと二酸化チ
タン、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、
酸化ホウ素の少なくとも一種とを含有してなる安定化さ
れた固型製剤に関する。
即ち、本発明は、安定化されたベンスルタップ固型製剤
に係り、かかる本発明の固型製剤においては農薬活性成
分としてベンスルタップ以外に他の農薬活性物質を含有
していてもよい。
本発明者等はこのベンスルタップ固型製剤中の農薬活性
成分(特にベンスルタップ)の安定化効果が各種金属酸
化物のうち二酸化チタン(Tie、)。
酸化カルシウム(Cab)、酸化亜鉛(Z no )、
酸化マグネシウム(MgO)、酸化ホウ素(B 、Os
)によって特異的に得られるものであることを知見した
。例えば農薬分野で用いられている酸化アルミニウムや
二酸化ケイ素ではこのような安定化効果は全く得られな
い。
これらの二酸化チタン、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸
化マグネシウム、酸化ホウ素等の安定化剤は1種または
2種以上混合して用いられる。これらのうち植物(例、
イネ)に対する薬害や施用時または施用後における人や
動物に対する安全性の点で好ましくは、酸化亜鉛である
。本発明の安定化された固型製剤は、植物に対して、薬
害が実質的になく、又人や動物に対しても施用時または
施用後に害はなく安全に使用できる。
本発明の固型製剤はベンスルタップと安定化剤として二
酸化チタン、酸化カルシウム、酸化亜鉛。
酸化マグネシウム、酸化ホウ素の少なくとも一種とを適
当な固体の担体・増量剤と混合又は配合するか、もしく
は固体の担体・増量剤に吸着させることにより製造され
る。本発明の固型製剤は粉剤。
粉剤DL、永和剤、拉剤、微粒剤Fなどの製剤として使
用する。
これらの製剤は必要に応じ、他の農薬活性成分、分散剤
、展着剤、浸透剤、湿潤剤、粘しよう剤、固結防止剤、
凝集剤、結合剤、酸化防止剤などの補助成分を加えても
よい。
本発明製剤中のベンスルタップの含有割合は最終製剤全
体に対して約0.1〜90重量%になるようにすればよ
くさらに具体的には粉剤、粉剤DLの場合は約0.1−
10重量%、粒剤、微粒剤Fの場合には約1〜10重量
%、水和剤の場合は、約10〜90重量%が適当である
本発明製剤において安定化剤の二酸化チタン。
酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、または
酸化ホウ素はそのl′N、または2種以上を適宜の割合
で混合して用いてもよく、該安定化剤の添加量(2f1
以上用いる時はその合計1i)はベンスルタップ1重量
部に対して約0,1ないし100重1部、好ましくは約
0.5ないし50重量部使用する。
二酸化チタン、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネ
ンウム、酸化ホウ素は通常粉末状のもの、好ましくは、
これらの粒径が約100μm以下のものが用いられる。
固状の担体・増量剤としては、好ましくは、たとえばク
レイ類(例、カオリン、ベントナイト、酸性白土、微粉
末クレー、ホワイトカーボンなど)、タルク類(例、滑
石粉、ロウ石粉など)、シリカ類(例、珪藻土、雲母粉
など)などの鉱物性粉末、たとえば大、豆粉、タバコ粉
、小麦粉、木粉などの植物性粉末のほか、炭酸カルシウ
ム、硫黄粉末、活性炭などが1種又は2種以上混合して
用いられる。
分散剤、展着剤、浸透剤などとして使用される界面活性
剤としては、例えば石けん類、ポリオキンエチレンアル
キルアリールエーテル(例、ノイゲ:/%l’ −、x
 −−142(E 、A −142)”、第−工業製薬
製)、ポリオキシエチレンアルキルアリールエステル類
(例、ノナール0.東邦化学(株)製)、アルキル硫酸
塩類(例、エマール100.工=〇 一ル40 、花王石ケン(株)製)、アルキルスルホン
酸塩類(例、ネオゲン■、ネオゲンTo、第−工業製薬
(株)製・ネオペレックス0.花王石けん(株)製)、
ポリエチレングリコールエーテル類(例、ノニボー/L
=85o、/エボー/、100o、ツユボール160o
、三洋化成(株)製)、多価アルコールエx + 71
/類(例、トウイー、20色、ライ−,8P。
花王石けん(株)製)などの非イオン及びアニオン系界
面活性剤が必要に応じて用いられる。
固結防止剤としては例えばホワイトカーボン。
タルク、ケイソウ土、ステアリン酸マグネシウム等、凝
集剤としては例えば流動パラフィン、エチレングリコー
ル、)エチレングリコール、トリエチレングリコール等
、結合剤としては例えばカルボキシメチルセルロースナ
トリウム塩、デキストリン、アルファ化デンプン、ポリ
ビニルアルコール、酸化防止剤としてはジブチルヒドロ
キシトルエン、4゜4−チオビス−6−tert−ブチ
ル−3−メチルフェノール、ブチルヒドロキシアニソー
ル、パラオクチルフェノール、モノ(またはジまたはト
リ)(α−メチルベンジル)フェノール、2.6−シー
jert−ブチル−4−メチルフェノール、ペンタエリ
スリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキンフェニル)コブロピオネート等が用い
られる。
本発明製剤にはベンスルタップ以外に、有機イオウ系、
有機リン系、有機ヒ素系、有機塩素系などの殺菌剤、有
機リン系、有機塩素系、カーバメート系、ピレスロイド
系などの殺虫剤や各種抗生物質剤などの農薬活性物質の
IFIまたは2種以上を加えてもよい。
上記の農薬活性物質のうち好ましいものを例示する。(
化合物乞のあとのかっこ内には一般名らしくは略称を示
し、以下の記載においてこの一般名もしくは略称を使う
こともある) 有機イオウ系殺菌剤・・・エチレンビス(ジチオカルバ
ミン酸)亜鉛 (ジネブ); エチレンビス(ジチオカ
ルバミン酸)マンガン (マンネブ)など有機リン系殺
菌剤・・・S−ベンジル ジイソプロピル ホスホロチ
オレート (IBP);  0−エチル ジフェニルホ
スホロジチオレート(EDDP)など 有機ヒ素系殺菌剤・・・メタンアルソン酸鉄(MAF)
:  メタンアルソン酸アンモニウム鉄(M A F 
A )など 有機塩基系殺菌剤・・・ペンタクロロフェノール(PC
P);  テトラクロロイソフタロニトリル(TPN)
;  4,5,6.7−チトラクロ〔1フタリド (フ
サライド)など その他の殺菌剤・・・5−メチル−1,2,4−トリア
ゾロ(3,4−b)ベンゾチアゾール (トリジクラゾ
ール); 3−アリルオキシ−1,2−ベンズイソチア
ゾール 1.1−ジオキシド (プロベナゾール)など 有機リン系殺虫剤・・・ジメチル 4−ニトロ−m−ト
リル ホスホロチオネート (MEP);  S−1,
2−ビス(エトキシカルボニル)エチル ジメチル ホ
スホロチオロチオネート (マラソン): p−ンアノ
フェニル ジメチル ホスホロチオネート (CYAP
)など 有機塩素系殺虫剤・・・6,7,8,9,10.10−
ヘキサクaロー 1.5,5a、6,9.9a−へキサ
ヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベンゾジオキサ
チエピン 3−オキシド (ペンゾエビン)などカーバ
メート系殺虫剤・・・l−ナフチル メチルカルバメー
ト (NAC);m−)リル N−メチルカルバメート
 (M T M C) ;  o −5ec−ブチルフ
ェニル N−メチルカルバメート(BPMC):0−ク
メニル N−メチルカルバメート (MIPC);  
3,4−キシリル N−メチルカルバメート (MPM
C);  3,5−キシリル N−メチルカルバメート
 (XMC) ピレスロイド系殺虫剤・・・ピレトリン、アレスリン、
レスメトリンなど 抗生物質剤・・・プラストサイジンS、カスガマイシン
、 ポリオキシン、 オキシテトラサイクリン、 バリ
ダマイシンAなど その他の殺虫剤・・・S、S’ −(2−(ジメチルア
ミノ)−トリメチレン〕ビスーチオカルバメ・−ト(カ
ルタップ);  2−(4−エトキシフェニル)−2−
メチルプロピル 3−フェノキシベンジルエーテル (
エトフェンブロックス);  (Rs)α−シアノ−3
〜フエノキシベンジル (S)−2−(4−ジフルオロ
メトキシフェニル)−3−メチルブチラード (フルシ
トリネート)などである。
上記のうち好ましくは、バリダマイシンA、プロベナゾ
ール、I BP、トリジクラゾール、エトフヱンブロッ
クス、フルシトリネート、NAC。
MPMC,MTMC,BPMC,MI PCである。
特に好ましくはバリダマイシンA、トリジクラゾール、
エトフエンブロックス、フサライドである。
本発明の混合製剤の具体例としては、例えばベンスルタ
ップ−エト→エンブロックス又はペンスルタップーエト
フェンブロックスートリシクラゾール(もしくはフサラ
イド、もしくはバリダマイシンA)等が用いられる。
ベンスルタップ混合固型製剤におけるベンスルタップ以
外の農薬活性物質の配合量は最終製剤全体に対して、1
種の場合は約0.01ないし20重爪形、好ましくは約
0.05ないし10重量%であり、2種以上の場合は合
計で約0.Olないし20重1%、好ましくは合計で約
0805ないし15重量%である。
農薬活性成分が常温で液状もしくは融点が常温付近のも
の(例えばエトフェンブロックスなど)は溶媒、例えば
フェニルキシリルエタン、ジ−2=エチルへキシルアジ
ペートまたは2−エチルヘキシルフェニルホスフェート
などの高沸点溶媒に溶解または分散し、使用してもよい
さらに本発明製剤には、段ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、
植物ホルモン剤、植物発育調節物質、共力剤。
誘引剤、忌避剤1色素、肥料などを配合し、混合使用す
ることもできる。
本発明製剤のうち、水和剤は使用に際して水などで適宜
、例えば30から4000倍程度1好ましくは300か
ら3000倍程度倍程釈増量して散布するのが良い。本
発明製剤の水和剤は通常、ベンスルタップ濃度50から
11000pp程度に希釈して使用するのが好ましい。
本発明製剤を農業用殺虫剤として用いる場合、その使用
量は組成物中のベンスルタップが10アールあたり約3
0gから約500gが適当である。
本発明製剤は直接茎葉に散布するか植物の根元に処理す
る。すなわち自体公知の方法により処理することができ
る。本発明製剤はイネ、野菜(例えば、キャベツ、ハク
サイ、ダイコン、キュウリ、ジャガイモ等)、果樹(例
えば、みかん、なし等)、茶、タバコ等の諸簀虫、例え
ば鱗翅目のニカメイガ、コブノメイガ、イネットムシ、
アワツメイガ、アワヨトウ。
モンシc、v % Jつ、コナガ、ヨトウガ、タマナギ
ンウワバ、ハイマダラツメイガ、ナノメイガ、タバコガ
チャノホソガ、W1翅目のイネドロオイムシ、ウリハム
シ、半翅目のツマグロヨコバイ、ミドリヒメヨコベイ、
アザミウマ目のチYノキイロアザミウマ、双翅目のイネ
ハモグリバエ等が発生した時期に散布又は処理する2:
とにより害虫を駆除することができ、また、あらかじめ
散布又は処理することにより長期間にわたって諸害虫の
発生を防ぐことができる。
本発明製剤は、上記ならびにより詳しくは下記の実施例
で示すように、自体公知の方法により製造されうる。
〔発明の効果〕
本発明によって、長期間貯蔵しても製剤中のベンスルタ
ップの分解が抑制され、従って安定でしかも植物に対す
る薬害が実質的になく植物防疫に極めて有用なベンスル
タップ含有農薬製剤が得られる。又、従来はベンスルタ
ップと配合することができなかった他の良薬活性物質を
も配合することができ、本発明の固型製剤は農薬散布後
の有効成分の利用率に優れるとともに、工業的に極めて
容易に製造される。
以下、参考例、実施例、試験例を記載し、本発明の詳細
な説明する。なおここにおいて用いられる部は、全て重
量部を示す。
参考例! 粉剤DL 微粉末クレー96.5部にベンスルタップ2.2部、ホ
ワイトカーボン1.0部、流動パラフィン■ (トリレスCを使用、以下トリレスCと略称する)0.
3部を加え、捕潰機で十分混合する。ついでフラッシュ
ミキサーで解砕してベンスルタップ粉剤DLを得る。(
ベンスルタップ=60°C/1週間保存後13.1%分
解) 参考例2 粉剤DL 微粉末クレー94.1部にベンスルタップ262部、エ
トフェンブロックスをフェニルキシリルエタン(以下溶
剤と略称する)に50重量%濃度となるよう溶解した溶
解液1.2部、ホワイトカーボン2.2部、トリレスC
O23部を加え、襦潰機で十分混合する。ついでフラッ
シュミキサーで解砕してベンスルタップ・エトフェンブ
ロックス混合粉剤DLを得る。
参考例3 粉剤DL 微粉末クレー95.4部に、ベンスルタップ2.2部、
トリジクラゾール1.1部、ホワイトカーボン1.0部
、トリレスC013部を加え播潰機で十分混合する。つ
いでフラッシュミキサーで解砕し、ベンスルタップ・ト
リジクラゾール混合粉剤DLを得る。(ベンスルタップ
:60℃/1週間保存後24.6%分解) 参考例4 粉剤DL 微粉末クレー93.0部に、ベンスルタップ2.2部、
トリジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶
剤に、50重量%濃度となるように溶解した溶解液1.
2部、ホワイトカーボン2.2部、トリレスC003部
を加え、襦潰機で十分混合する。ついでフラッシュミキ
サーで解砕して、べ、ンスルタップ・トリジクラゾール
・エトフェンブロックス混合粉剤DLを得る。
参考例5 粉剤DL 微粉末クレー93.8部に、ベンスルタップ2.2部、
エトフエンブロックスを溶剤に50重量%濃度となるよ
うに溶解した溶解液1.2部、バリダマイシンA 01
3部、ホワイトカーボン2.2部。
トリレスCO83部を加え、襦潰機で十分混合し、つい
でフラッシュミキサーで解砕して、ベンスルタップ・エ
トフエンブロックス・バリダマイシンA混合粉剤DLを
得る。
参考例6 粒剤 ベンスルタップ4部、デキストリン6部、ノニボール8
5o(工注化成(株)製)(以下界面活性剤と略称する
)2部及び全量を100部となるようにクレーを秤量し
よく混合する。混合物に水を加えて練合し、練合物を押
出造粒機(スクリーン1.01径)で造粒し湿式成形物
を得る。これを乾燥後、整粒してIOメツシュから32
メツシユの粒剤を得る。
参考例7 水和剤 水和剤用クレー69.5部に、ベンスルタップ1O85
部、エトフェンブロックスを溶剤に、50重量%濃度と
なるよう溶解した溶解液11.0部。
ホワイトカーボン5.0部、界面活性剤4.0部を加え
、捕潰機で十分混合する。ついで微粉砕機で粉砕しベン
スルタップ・エトフエンブロックス混合永和剤を得る。
参考例8 粉剤DL 微粉末クレー78.0部に、ベンスルタップ2.2部、
トリジクラゾール1.1部、エトフエンブロックスを溶
剤に50重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2
部、ホワイトカーボン2.2部。
トリレスCO,3部、および酸化アルミニウム粉末15
.0部を加え、襦潰機で十分混合し、ついでフラッシュ
ミキサーで解砕してベンスルタップ・トリジクラゾール
・エトフエンブロックス混合粉剤DLを得る。
参考例9 粉剤DL 微粉末クレー91.4部に、ベンスルタップ2.2Lエ
トフエンブロツクス及びペンタエリスリチル−テトラキ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4=ヒドロキシフ
エニル)]プロピオネートを溶剤にそれぞれ50重量%
濃度及び5重量%濃度となるように溶解した溶解液1.
2部、フサライド2.7部、ホワイトカーボン2.2部
、トリレスC093部を加え、襦潰機で十分混合し、つ
いでフラッシュミキサーで解砕して、ベンスルタップ・
エトフエンブロックス・フサライド混合粉剤DLを得る
参考例1O粉剤DL 微粉末クレー78.0部に、ペンスルタップ2.2部、
トリジクラゾール1.1部、エトフエンブロックス及び
ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)コブロピオネー
トを溶剤にそれぞれ50重量%濃度及び5重量%濃度と
なるように溶解した溶解液1.2部、ホワイトカーボン
2.2部、トリレスCO23部、および二酸化ケイ素粉
末15.0部を加え、摺潰機で十分混合し、ついでフラ
ッシュミキサーで解砕してベンスルタップ・トリジクラ
ゾール・エトフヱンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例 実施例1 粉剤DL 微粉末クレー78.0部にベンスルタップ2.2部、ト
リジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部、
ホワイトカーボン2.2部、トリレスCO33部および
酸化マグネシウム粉末粒径:(45μm以下)15.0
部を加え、摺潰機で十分混合する。ついで、フラッシュ
ミキサーで解砕し、ベンスルタップ・トリジクラゾール
・エトフエンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例2 粉剤DL 微粉末クレー78.0部にベンスルタップ2.2部、ト
リフクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部
、ホワイトカーボン2.2部、トリレスC003部およ
び酸化ホウ素粉末(粒径:45μm以下)15.0部を
加え、摺潰機で十分混合する。ついで、フラッシュミキ
サーで解砕し、ヘンスルタップ・トリジクラゾール・エ
トフェンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例3 粉剤DL 微粉末クレー78.0部にベンスルタワ12.2部、ト
リジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部、
ホワイトカーボン2.2部、トリレスC003部および
酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)15.0部を加え
、摺潰機で十分混合する。
ついで、フラッシュミキサーで解砕してベンスルタップ
・トリジクラゾール・エトフエンブロックス混合粉剤D
Lを得る。
実施例4 粉剤DL 微粉末クレー78.0部にベンスルタップ2.2部、ト
リジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部、
ホワイトカーボン2.2部、トリレスC013部および
酸化カルシウム粉末(粒径:45μm以下月5.0部を
加え、摺潰機で十分混合する。ついで、フラッシュミキ
サーで解砕し、ベンスルタップ・トリジクラゾール・エ
トフエンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例5 粉剤DL 微粉末クレー83.0部にベンスルタップ2.2部、ト
リジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部、
ホワイトカーボン2.2部、トリレスCO,3部および
酸化カルシウム粉末(粒径:45μm以下)I O,0
部を加え、摺潰機で十分混合する。ついで、フラッシュ
ミキサーで解砕し、ベンスルタップ・トリジクラゾール
・エトフェンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例6 粉剤DL 微粉末クレー88.0部にベンスルタップ2.2部、ト
リジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部、
ホワイトカーボン2.2部、トリレスG  O,3部お
よび酸化カルシウム粉末(粒径:4.5μm以下)5.
0部を加え、摺潰機で十分混合する。ついで、フラッシ
ュミキサーで解砕し、ベンスルタップ・トリジクラゾー
ル・エトフエンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例7 粉剤DL 微粉末クレー90.8部にベンスルタップ2.2部、ト
リジクラゾール1.1部、エトフェンブロックスを溶剤
に50重量%濃度となるよう溶解した溶解液1.2部、
ホワイトカーボン2.2部、トリレスG  O,3部お
よび酸化カルシウム粉末(粒径:45μm以下)2.2
部を加え、摺潰機で十分混合する。ついで、フラッシュ
ミキサーで解砕してべンスルタップ・トリジクラゾール
・エトフェンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例8 粉剤DL 微粉末クレー84.1部に、ベンスルタップ22部、エ
トフェンブロックスを溶剤に50重量%濃度となるよう
に溶解した溶解液!、2部、ホワイトカーボン2.2部
、トリレスC013部および酸化亜鉛粉末(粒径:45
μm以下)10.0部を加え、摺潰機で十分混合する。
ついでフラッシュミキサーで解砕してベンスルタップ・
エトフエンブロックス混合粉剤DLを得る。
実施例9 粉剤DL 微粉末クレー83.8部にベンスルタップ2.2部、エ
トフェンブロックスを溶剤に50重量%濃度となるよう
に溶解した溶解液1.2部、バリダマイシンA 013
部、ホワイトカーボン2.2部、トリレスCO33部お
よび酸化マグネシウム粉末(粒径:45μm以下)10
.0部を加え、摺潰機で十分混合する。フいてフラッシ
ュミキサーで解砕してベンスルタップ・エトフェンブロ
ックス・バリダマイシンA混合粉剤DLを得る。
実施例1O粒剤 ベンスルタップ4部、デキストリン6部、界面活性剤2
部、二酸化チタン粉末(粒径:45μm以下)25部及
び全量を100部となるようにクレーを秤量し、全潰を
よく混合する。混合物に水12部を加えて練合し、練合
物を押出造粒機(スクリーン1、OL!1m径)で造粒
し湿式成形物を得る。これを乾燥後、整粒して10メツ
シユから32メツシユの粒剤を得る。
実施例11  粒剤 ベンスルタップ4部、デキストリン6部、界面活性剤2
部、酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)25部及び全
量を100部となるようにクレーを秤量しよく混合する
。混合物に水121を加えて練合し、練合物を押出造粒
機(スクリーン1.0m■径)で造粒し、湿式成形物を
得る。これを乾燥後、整粒してIOメツシュから32メ
ツシユの粒剤を得る。
実施例I2 水和剤 水和剤用クレー54゜5部に、ベンスルタップl005
部、エトフエンブロックスを溶剤に50重量%濃度とな
るよう溶解した溶解液11.0部、ホワイトカーボン5
.0部、界面活性剤4.0部、酸化亜鉛粉末(粒径:4
5μm以下月5.θ部を加え、摺潰機で十分混合する。
ついで微粉砕機で粉砕し、ベンスルタップ・エトフェン
ブロックス混合永和剤を得る。
実施例13 粉剤DL 微粉末クレー81.4部にベンスルタップ2.2部、フ
サライド2,7部、エトフエンブロックス及びペンタエ
リスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)コブキ ロビオネート溶剤に各々50重量%濃度及び5重責%濃
度となるように溶解した溶解液1.2部、ホワイトカー
ボン2.2部、トリレスC093部および酸化亜鉛粉末
(粒径:45μm以下)10.0部を加え、摺潰機で十
分混合する。ついで、フラッシュミキサーで解砕してベ
ンスルタップ・エトフエンブロックス・フサライド混合
粉剤DLを得る。
実施例14 粉剤DL 微粉末クレー83.8部にベンスルタップ2.2部、エ
トフェンブロックス及びペンタエリスリチル−テトラキ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)コブロピオネートを溶剤に各々50重量%濃度
及び5重量%濃度となるように溶解した溶解液1.2部
、バリダマイシンA0.3部、ホワイトカーボン2.2
部、トリレスC013部および酸化亜鉛粉末(粒径:4
5μm以下)10.0部を加え、摺潰機で十分混合する
。ついでフラッシュミキサーで解砕してベンスルタップ
ψエトフェンブロックス・バリダマイシンA混合粉剤D
Lを得る。
実施例15 粉剤DL 微粉末クレー84,1部に、ベンスルタップ2.2部、
エトフェンブロックス及びペンタエリスリチル−テトラ
キス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)]プロピオネートを溶剤にそれぞれ50重量
%濃度及び5重量%^度となるように溶解した溶解液1
.2部、ホワイトカーボン2.2部、トリレスC013
部および酸化亜鉛粉末(粒径:45μm以下)I O,
0部を加え、襠潰機で十分混合する。ついでフラッシュ
ミキサーで解砕してベンスルタップ・エトフェンブロッ
クス混合粉剤DLを得る。
実施例16 粉剤DL 微粉末クレー83.0部にベンスルタップ2.2部、ト
リジクラゾール1.1Lエトフエンブロツクス及びペン
タエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)コブロピオネートを
溶剤にそれぞれ50重量%濃度及び溶解液1.2部、ホ
ワイトカーボン2.2部。
トリレス0063部および酸化亜鉛粉末(粒径:45μ
m以下)10.0部を加え、襦潰機で十分混合する。つ
いで、フラッシュミキサーで解砕してヘンスルタップ・
トリジクラゾール・エトフェンブロックス混合粉剤DL
を得る。
試験例 実施例1〜!6および参考例1−10で得られる混合製
剤の各々20gを試料ビンに入れ、密栓したのち所定期
間、所定温度で保存する。ついで試料を取り出し、一定
量(ベンスルタップに換算して100 mg)を精秤し
アセトニトリル25dとともに20分間振とう、抽出す
る。抽出液中のヘンスルタップの含Nilを高速液体ク
ロマトグラフィー(カラム:ヌクレオシル(Nucle
osil) I O−C+s。
ガスクロ工業製、溶出溶媒、アセトニトリル;水(60
:40 v/v))で測定する。ベンスルタップの分解
率(%)は下式から求める。
ベンスルタップ分解率(%)− 試験結果を第1表から第6表に示す。
第1表 ベンスルタップ・エトフェンブロックス混合粉
剤DLの安定性 第2表 ベンスルタップ・エトフヱンブロックス・バリ
ダマイシンA混合粉剤DLの安定性第3表 ベンスルタ
ップ・トリジクラゾール・エト第5表 ベンスルタップ
・エトフェンブロックス第6表 ベンスルタップ・エト
フエンブロックス・以上の結果から、ベンスルタップ固
型製剤に、二酸化チタン、酸化カルシウム、酸化亜鉛、
酸化マグネシウムまたは酸化ホウ素を混合するとベンス
ルタップが著しく安定化することは明らかである。
手続補正書 昭和63年6月2日 1、事件の表示 、昭和63年特許願第31473号 2、発明の名称 安定化されたベンスルタップ固型製剤 3、補正をする各 事件との関係  特許出願人 住所  大阪市東区道修町2丁目27番地名称 (29
3)武田薬品工業株式会社代表者 梅 本 純 正 4゜代理人 住所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号5、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)  本願明細書第8頁第5行、第18頁第11行
、第19頁第4行、第25頁第13から14行。
第26頁第5行、同頁第18行及び第27頁第11行の
「)]プロピオネート」を[)プロピオネート]」 に
訂正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 S,S′−〔2−(ジメチルアミノ)トリメチレン〕ビ
    ス−ベンゼンチオスルホネートと二酸化チタン、酸化カ
    ルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ホウ素の
    少なくとも一種とを含有してなる安定化された固型製剤
JP63031473A 1987-02-27 1988-02-13 安定化されたベンスルタップ固型製剤 Expired - Lifetime JP2706655B2 (ja)

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