JP2706037B2 - シアノ化合物およびその製造方法 - Google Patents
シアノ化合物およびその製造方法Info
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Description
(3―シアノフェニル)チアゾール誘導体又はその医薬
上許容される塩の製造方法、及びその合成中間体である
4―アルコキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリルと
4―アルコキシ―3―シアノベンゾチオアミド誘導体に
関する。
高尿酸血症を基礎疾患とし発作の寛解後は高尿酸血症の
改善療法が行なわれる。高尿酸血症の治療薬は大別して
尿酸排泄促進剤と尿酸合成阻害剤(キサンチンオキシダ
ーゼ阻害剤)に分けられ、疾患の態様や程度に応じて適
宜選択されうる。
として2―フェニルチアゾール誘導体が知られており
(WO92/09279号明細書)、2―(4―アルコ
キシ―3―シアノフェニル)―5―チアゾールカルボン
酸誘導体に関してはその合成法も記されているが、2―
(4―アルコキシ―3―ニトロフェニル―5―チアゾー
ルカルボン酸エステルのニトロ基をアミノ基に還元しジ
アゾニウム塩に誘導した後シアノ基を求核的に導入して
おり、全体の工程も長く精製も繁雑であり工業的製法と
しては必ずしも最良のプロセスであるとは言い難い。
mical Communication,1971年号1120頁及び西ド
イツ特許公開2224681号(1972)には4―ニ
トロベンゾニトリルにシアン化カリウムを作用させて4
―ヒドロキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリルが合
成できることが示唆されている。しかし、4―アルコキ
シ―1,3―ベンゼンジカルボジニトリルを、4―ニト
ロベンゾジニトリルより得る方法は知られていない。
巻287頁(1970年)には、2,4―ジシアノブロ
モベンゼンより、4―メトキシ―1,3―ベンゾジニト
リルを得る方法が記されている。さらに、Tetrahedron
33巻779頁(1977年)には、アニソールに青酸
カリウム存在下光を作用させることで、同じ4―メトキ
シ―1,3―ベンゼンジカルボニトリルが生成すること
も確認されている。しかし、4位にメトキシ基以外のア
ルコキシ基が導入された1,3―ベンゼンジカルボニト
リルは知られていない。
ゼンカルボチオアミドについては、新規化合物であり、
合成されたという報告はない。したがってアルコキシベ
ンゼンジカルボニトリルの一方のニトリル基をチオアミ
ド化し、4―アルコキシ―3―シアノベンゼンカルボチ
オアミドを合成した報告も、もちろん知られていない。
ただし、ニトリル化合物をチオアミド化合物に変換する
一般法は知られている。(Journal of American Chemic
al Society82巻2656頁(1960年))また、得
られたベンゼンカルボチオアミド誘導体を2―クロロア
セト酢酸エステルでフェニルチアゾールカルボン酸エス
テルに導く方法はWO92/09279号明細書などに
記されているが4―アルコキシ―3―シアノフェニルチ
オアミドにこの手法を適用してチアゾール誘導体を合成
した報告はない。
果、本発明者らは4―ニトロベンゾニトリルより一工程
で4―アルコキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル
が合成され、さらに新規化合物である4―アルコキシ―
3―シアノベンゼンカルボチオアミドを経て2―(4―
アルコキシ―3―シアノフェニル)チアゾールカルボン
酸誘導体又はその医薬上許容される塩を合成されるとの
結論に到達したものである。
番目の発明は、4―ニトロベンゾニトリルと、式(I) MCN …(I) (式中、Mはアルカリ金属を表わす。)で表わされるシ
アン化合物、及び式(II) R1 X …(II) (式中、R1 は無置換又は置換されたC1 〜C10のアル
キル基、Xはハロゲン原子又は脱離基を表わす。)で表
わされるアルキル化剤とを反応させてなる式(III )
じ。)で表わされる4―アルコキシ―1,3―ベンゼン
ジカルボニトリルの製造方法である。
(III )で表わされる4―アルコキシ―1,3―ベンゼ
ンジカルボニトリルとチオアセタミドを酸性条件下で反
応させてなる式(IV)
に同じ。)で表わされる3―シアノ―4―アルコキシベ
ンゼンカルボチオアミドの製造方法である。 さらに本
発明の第3番目の発明は、前記式(IV)で表わされる3
―シアノ―4―アルコキシベンゾチオアミドと式(V)
は無置換のC1 〜C10のアルコキシ基;ハロゲン原子;
アミノ基;又はモノ若しくはジ置換のC1 〜C6 のアル
キルアミノ基を表わし、Yはハロゲン原子又は脱離基を
表わし、R3 は水素原子;置換若しくは無置換のC1 〜
C6 のアルキル基;又は置換若しくは無置換のC6 〜C
10のアリール基を表わす。)で表わされるアシル酢酸誘
導体を反応させることを特徴とする式(VI)
(II)及び式(V)の定義に同じ。)で表わされる2―
(3―シアノフェニル)チアゾール誘導体又はその医薬
上許容される塩の製造方法である。
―ニトロベンゾニトリルと、式(I′) MCN …(I′) (式中、Mはアルカリ金属を表わす。)で表わされるシ
アン化合物及び式(II′) R1 X …(II′) (式中、R1 は無置換又は置換されたC1 〜C10のアル
キル基、Xはハロゲン原子又は脱離基を表わす。)で表
わされるアルキル化剤とを反応させて式(III ′)
義と同じ。)で表わされる4―アルコキシ―1,3―ベ
ンゼンジカルボニトリルを得、次いでこれにチオアセタ
ミドを酸性条件下で反応させて式(IV′)
義に同じ。)で表わされる3―シアノ―4―アルコキシ
ベンゼンカルボチオアミドを得、次いでこれに式
(V′)
は無置換のC1 〜C10のアルコキシ基;ハロゲン原子;
アミノ基;又はモノ若しくはジ置換のC1 〜C6 のアル
キルアミノ基を表わし、Yはハロゲン原子又は脱離基を
表わし、R3 は水素原子;置換若しくは無置換のC1 〜
C6 のアルキル基;又は置換若しくは無置換のアリール
基を表わす。)で表わされるアシル酢酸誘導体を反応さ
せてなる式(VI′)
I′)及び式(V′)の定義に同じ。)で表わされる2
―(3―シアノフェニル)チアゾール誘導体又はその医
薬上許容される塩の製造方法である。
2 〜C10のアルキル基を表わす。)で表わされる4―ア
ルコキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル誘導体で
ある。
1 〜C10のアルキル基を表わす。)で表わされる4―ア
ルコキシ―3―シアノベンゼンカルボチオアミド誘導体
である。
て、Mはアルカリ金属を表わし、その様なアルカリ金属
としては、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム等を
挙げることができる。なかでもナトリウム、カリウムが
好ましい。
におけるC1 〜C10のアルキル基としては、メチル基;
エチル基;(n―,i―)プロピル基;(n―,i―,
t―)ブチル基;ペンチル基;ヘキシル基;ヘプチル
基;オクチル基などを挙げることができる。
ル基における置換基としてはC1 〜C2 のアルキル基;
C1 〜C6 のアルコキシ基;C1 〜C6 のアルコキシア
ルコキシ基;例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子等
のハロゲン原子;C1 〜C2のハロアルキル基;アミノ
基;後記の環状及び非環状のジアルキルアミノ基などが
挙げられる。
しくは置換されたC1 〜C10のアルキル基としてはメチ
ル基;エチル基;(n―,i―)プロピル基;(n―,
i―,t―)ブチル基;ペンチル基;ヘキシル基;2,
2―ジメチルプロピルオキシ基;2―エチルブチル基;
ヘプチル基;オクチル基;2―エトキシエチル基;メト
キシエトキシエチル基;1,1―ジフルオロエチル基;
トリフルオロメチル基;ペンタフルオロエチル基;トリ
クロロメチル基;ピペリジノエチル基;モルホリノエチ
ル基などが挙げられる。
ル基;(n―,i―)プロピル基;(n―,i―,t
―)ブチル基;ペンチル基;ヘキシル基;2,2―ジメ
チルプロピルオキシ基;2―エチルブチル基;オクチル
基等の無置換のC1 〜C10アルキル基が好ましい。
るR2 におけるC1 〜C10のアルコキシ基としてはメト
キシ基;エトキシ基;(n―,i―)プロピルオキシ
基;(n―,i―,t―)ブチルオキシ基;ヘキシルオ
キシ基等が挙げられる。
キルアミノ基としては、メチルアミノ基;エチルアミノ
基;(n―,i―)プロピルアミノ基;(n―,i―,
t―)ブチルアミノ基等が挙げられる。またR2 におけ
るC1 〜C6 のジ置換のアルキルアミノ基のアルキル基
としてはメチル基;エチル基;(n―,i―)プロピル
基等があげられ、これらの2つのアルキル基が環状に結
合し窒素原子と一緒になって5―6員の環を形成する飽
和炭素原子団であってもよく、さらに環中の酸素原子や
窒素原子が1つ含まれてもよい。
アミノ基としてはジメチルアミノ基;ジエチルアミノ
基;ジプロピルアミノ基;ジイソプロピルアミノ基、さ
らにピロリジノ基;ピペリジノ基;モルホリノ基;4―
メチルピペラジノ基などが好適な例として挙げられる。
基、及びR 3 のC 1 〜C 6 のアルキル基及びアリール基
の置換基としては、前記R 1 における置換基と同様のも
のを挙げることができる。
としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、(n―,i
―)プロピルオキシ基;(n―,i―,t―)ブチルオ
キシ基の無置換のC 1 〜C 4 のアルコキシ基が、R 3 と
しては、例えばメチル基、エチル基、(n―,i―)プ
ロピル基;(n―,i―,t―)ブチル基の、無置換の
C 1 〜C 4 のアルキル基を好ましいものとして挙げるこ
とができる。
I′)でのR 3 におけるC 1 〜C 6 のアルキル基として
は、直鎖状又は分枝状のアルキル基、なかでもメチル
基;エチル基;(n―,i―)プロピル基;(n―,i
―,t―)ブチル基が挙げられ、さらに置換もしくは無
置換のC 6 〜C 10 のアリール基としてはフェニル基;
(2―,3―,4)トリル基;(1―,2―)ナフチル
基などが好ましいものとして挙げることができる。
々ハロゲン原子又は脱離基を表わす。ハロゲン原子とし
ては、例えば塩素原子;臭素原子;ヨウ素原子等が、ま
た脱離基としてはOSO2R′若しくはOP(O)(O
R′)2 (R′はC1 〜C6のアルキル基;C4 〜C10
のアリール基を表わす)などが挙げられる。ここでのC
1 〜C6 のアルキル基としては直鎖状又は分岐状のアル
キル基、中でもメチル基;エチル基;(n―,i―)プ
ロピル基;(n―,i―,t―)ブチル基が好適な例と
して挙げられる。またC4 〜C10のアリール基とは、例
えばフェニル基;(2―,3―,4―)トリル基;(1
―,2―)ナフチル基;2―ピロリル基;2―フリル
基;3―チエニル基;2―ピリジル基の5若しくは6員
の単環若しくは縮合環からなる芳香族炭化水素基若しく
は複素環基をいう。したがってここでのR′としてはメ
チル基;エチル基;トリフルオロメチル基;フェニル
基;4―トリル基が好適な例として挙げられる。
おけるC2 〜C10のアルキル置換基の好適な具体例はR
1 における無置換もしくは置換されたC1 〜C10のアル
キル基と同様であるが、メチル基は除かれる。
発明方法での合成スキームの概略は以下の通りである。
番目の発明に、(B)が第2番目の発明に、(C)が第
3番目の発明に、(A)―(B)―(C)が第4番目の
発明に、(1)が第5番目の発明に、(2)が第6番目
の発明に対応している。
CN(ここで、Mはアルカリ金属を表わす)で表わされ
るシアン化合物、例えばシアン化ナトリウム;シアン化
カリウムと反応させ、さらに反応系中にR1 X(ここで
R1 及びXは前記の定義に同じである)を加え反応させ
ることでニトロ基がアルコキシ基に変換され、さらに隣
接部位にシアノ基が導入され化合物(1)が得られる。
は50℃ないし200℃で、反応時間は通常48時間以
内である。反応溶媒は水、メタノール;エタノールなど
のアルコール類、クロロホルム;ジクロロメタンなどの
ハロゲン化炭化水素類、ベンゼン;トルエンなど炭化水
素類、エーテル;THFなどエーテル類、非プロトン性
有機溶媒などが用いられるが、特にDMF;DMSO;
HMPA;N―メチルピロリドンなど非プロトン性極性
溶媒が望ましい。この反応では必要に応じて塩基を共存
させてもよく、かかる塩基としてはピリジン;ジメチル
アミノピリジン;トリエチルアミン;トリブチルアミ
ン;イミダゾール;ジメチルアニリン;ヘキサメチレン
テトラミン;ピペリジン;ピロリジン;モルホリン;L
DA;DABCOなどの有機塩基、又は水酸化ナトリウ
ム;水酸化カリウム;炭酸ナトリウム;炭酸カリウム;
水素化ナトリウム;水素化カリウム;炭酸水素ナトリウ
ム;炭酸水素カリウムなどの無機塩基が挙げられる。
(Mは上記の定義に同じである)で表わされるシアン化
合物と上記の反応温度、反応溶媒条件下で反応させ、得
られた4―ヒドロキシ―1,3―ベンゼンジカルボニト
リルを単離した後、R1 X(ここでR1 及びXは前記の
定義に同じである)と反応させることでも化合物(1)
が得られる。
ム;ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類、ベン
ゼン;トルエンなど炭化水素類、エーテル;THFなど
エーテル類、DMF;DMSO;HMPA;N―メチル
ピロリドンなど非プロトン性有機溶媒などが用いられ
る。反応温度は−20℃ないし250℃、望ましくは室
温ないし150℃である。反応時間は通常5日以内であ
る。この反応では必要に応じて塩基を共存させてもよ
く、かかる塩基としてはピリジン;ジメチルアミノピリ
ジン;トリエチルアミン;トリブチルアミン;イミダゾ
ール;ジメチルアニリン;ヘキサメチレンテトラミン;
ピペリジン;ピロリジン;モルホリン;LDA;DAB
COなどの有機塩基、又は水酸化ナトリウム;水酸化カ
リウム;炭酸ナトリウム;炭酸カリウム;水素化ナトリ
ウム;水素化カリウム;炭酸水素ナトリウム;炭酸水素
カリウムなどの無機塩基が挙げられる。
ボニトリル(1)としてはR1 がC1 〜C10の種々のア
ルキル基が合成可能であるが、請求項11に記載する新
規物質としてはR1 がメチル基の化合物を除いた、すな
わちR4 (R4 の定義は(III ″)に同じである。)の
置換基を有する化合物群である。好適な具体例として、
4―エトキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4
―プロポキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4
―ブトキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4―
ペンチルオキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;
4―ヘキシルオキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリ
ル;4―イソプロポキシ―1,3―ベンゼンジカルボニ
トリル;4―イソブトキシ―1,3―ベンゼンジカルボ
ニトリル;4―(2,2―ジメチルプロポキシ)―1,
3―ベンゼンジカルボニトリル;4―(2―エチルブト
キシ)―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4―ヘプ
チルオキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4―
オクチルオキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;
4―(2―エトキシエトキシ)―1,3―ベンゼンジカ
ルボニトリル;4―(2―メトキシエトキシエトキシ)
―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4―(1,1―
ジフルオロエトキシ)―1,3―ベンゼンジカルボニト
リル;4―トリフルオロメトキシ―1,3―ベンゼンジ
カルボニトリル;4―ペンタフルオロエトキシ―1,3
―ベンゼンジカルボニトリル;4―トリクロロメトキシ
―1,3―ベンゼンジカルボニトリル;4―(2―ピペ
リジノエトキシ)―1,3―ベンゼンジカルボニトリ
ル;4―モルホリノエトキシ―1,3―ベンゼンジカル
ボニトリルなどが挙げられる。
ンジカルボニトリル誘導体(1)にチオアセトアミド
1.0等量ないし5.0等量を加え酸性条件下で反応さ
せることでチオアミド体(2)が得られる。ここで用い
られる酸としては塩酸、硫酸、硝酸などの鉱酸、あるい
は、酢酸、安息香酸、フマル酸、マレイン酸、メタンス
ルホン酸、トルエンスルホン酸などの有機酸が挙げられ
る。反応溶媒は水、メタノール;エタノールなどのアル
コール類、クロロホルム;ジクロロメタンなどのハロゲ
ン化炭化水素類、ベンゼン;トルエンなど炭化水素類、
エーテル;THFなどエーテル類、DMF;DMSOな
どの非プロトン性有機溶媒などが用いられる。反応温度
は−20℃ないし250℃、望ましくは室温ないし15
0℃である。反応時間は通常5日以内である。
ルボチオアミド(2)の好適な具体例としては、3―シ
アノ―4―エトキシベンゼンカルボチオアミド;3―シ
アノ―4―プロポキシベンゼンカルボチオアミド;3―
シアノ―4―ブトキシベンゼンカルボチオアミド;3―
シアノ―4―ペンチルオキシベンゼンカルボチオアミ
ド;3―シアノ―4―ヘキシルオキシベンゼンカルボチ
オアミド;3―シアノ―4―イソプロポキシベンゼンカ
ルボチオアミド;3―シアノ―4―イソブトキシ―1,
3―ベンゼンカルボチオアミド;3―シアノ―4―
(2,2―ジメチルプロポキシ)ベンゼンカルボチオア
ミド;3―シアノ―4―(2―エチルブトキシ)ベンゼ
ンカルボチオアミド;3―シアノ―4―ヘプチルオキシ
ベンゼンカルボチオアミド;3―シアノ―4―オクチル
オキシベンゼンカルボチオアミド;3―シアノ―4―
(2―エトキシエトキシ)ベンゼンカルボチオアミド;
3―シアノ―4―(2―メトキシエトキシエトキシ)ベ
ンゼンカルボチオアミド;3―シアノ―4―(1,1―
ジフルオロエトキシ)―1,3―ベンゼンカルボチオア
ミド;3―シアノ―4―トリフルオロメトキシベンゼン
カルボチオアミド;3―シアノ―4―ペンタフルオロエ
トキシベンゼンカルボチオアミド;3―シアノ―4―ト
リクロロメトキシベンゼンカルボチオアミド;3―シア
ノ―4―(2―ピペリジノエトキシ)ベンゼンカルボチ
オアミド;3―シアノ―4―モルホリノエトキシベンゼ
ンカルボチオアミドなどが挙げられる。
シル酢酸エステル(3)(ここでR 3 ,Yは前記の定義
に同じである)1.0等量ないし5.0等量を加え反応
させることでチアゾール体(4)が得られる。反応溶媒
は水、メタノール;エタノールなどのアルコール類、ク
ロロホルム;ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素
類、ベンゼン;トルエンなどの炭化水素類、エーテル;
THFなどエーテル類、DMF;DMSOなどの非プロ
トン性有機溶媒などが用いられる。反応温度は−20℃
ないし200℃、望ましくは室温ないし150℃であ
る。反応時間は通常48時間以内である。
はアルカリ性条件下加水分解することでR2 がヒドロキ
シ基で示されるカルボン酸に変換されうる。このような
例はすでにWO92/09279号明細書に報告されて
いる。さらにこのカルボン酸は通常のDCCのような縮
合剤若しくはR2 がハロゲン原子で示されるような化合
物を経由して常法によりアミノ基;モノ若しくはジ置換
のC1 〜C6 のアルキルアミノ基(ジ置換のアルキルア
ミノ基としては2つのアルキル基が環状に結合し窒素原
子と一緒になって5―6員の環を形成する飽和炭素原子
団であってもよく、さらにその環中に酸素原子や窒素原
子が1つ含まれてもよい。)に変換することができる。
3―シアノフェニル)チアゾールカルボン酸誘導体は、
必要に応じて製薬上許容される非毒性カチオンとの塩に
変換される。この種のカチオンとしては、Na、Kのよ
うなアルカリ金属カチオン、Mg、Caのようなアルカ
リ土類金属カチオンのほかに通常使用されるAl、Zn
のような金属カチオン、あるいは、アンモニア、トリエ
チルアミン、ピリジン等の有機塩基が挙げられる。ま
た、上記式(IV)で示される化合物が、その分子中にア
ミノ基を有する場合、該当する酸付加塩にも変換されう
る。かかる酸としては塩酸、硫酸、硝酸などの鉱酸、あ
るいは、酢酸、安息香酸、フマル酸、マレイン酸、メタ
ンスルホン酸、トルエンスルホン酸などの製薬上許容さ
れる有機酸が挙げられる。
は、公知の方法で適当な賦形剤等を用いて軟カプセル
剤、硬カプセル剤、錠剤、顆粒剤、散剤、懸濁剤、液
剤、シロップ剤等の経口剤、注射剤、坐剤又は外用剤と
して提供される。かかる賦形剤としては植物油(例えば
トウモロコシ油、綿実油、ココナッツ油、アーモンド
油、落花生油、オリーブ油等)、中鎖脂肪酸グリセライ
ド油等の油状エステル、鉱物油、トリカプリリン、トリ
アセチン等のグリセリンエステル類、エタノール等のア
ルコール類、生理食塩水、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ワセリン、動物油脂、セルロース
誘導体(結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセル
ロース)、ポリビニルピロリドン、デキストリン、乳
糖、マンニトール、ソルビトール、デンプン等が挙げら
れる。
/日/人程度で、好ましくは10〜300mg/日/人
であり、このような条件を満足するように製剤するのが
好ましい。
る。もちろん本発明はこの実施例だけに限定されるもの
ではない。カルボキシル基、チオアミド基の水素の 1H
―NMRは観測されないことがある。
リル 4―ニトロベンゾニトリル(888mg)と青酸カリウ
ム(703mg)の混合物にDMSO(12ml)を加
え100℃で40分間加熱攪拌する。冷後さらに臭化イ
ソブチル(2.9g)と炭酸カリウム(410mg)を
加え80℃で8時間攪拌した。室温に冷却後、水(30
ml)にあけて攪拌し生じた結晶を濾過し乾燥すること
で題記化合物(600mg)が得られた。(収率50
%) mp 132.4〜133.4℃;MS m/z 20
0(M);1 H―NMR(δ;DMSO―d6 ) 1.08(d,6H,J=6.5Hz),2.21(t
q,1H,J=6.5 and 6.5Hz),3.9
1(d,2H,J=6.5Hz),7.04(d,1
H,J=9Hz),7.79(dd,1H,J=2 a
nd 9Hz),7.85(d,1H,J=2Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 3050,2960,2880,2230,1610,
1500,1300,1010.
施例1と同様の方法で題記化合物が得られた。
q,J=7Hz),7.05(1H,d,J=9H
z),7.80(1H,dd,J=9 and 2H
z),7.86(1H,d,J=2Hz),FT―IR
(cm-1,KBr) 3060,2960,2930,2230,1610,
1510,1300,1290.
ルボニトリル 臭化イソブチルの代わりに臭化2―エトキシエチルを用
いる以外は実施例1と同様の方法で題記化合物が得られ
た。
q,J=7Hz),3.87(2H,t,J=5H
z),4.32(2H,t,J=5Hz),7.14
(1H,d,J=9Hz),7.80(1H,dd,J
=9 and 2Hz),7.86(1H,d,J=2
Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 3060,2985,2895,2230,1610,
1505,1285.
ル 臭化イソブチルの代わりに臭化オクチルを用いる以外は
実施例1と同様の方法で題記化合物が得られた。
〜1.4(8H,br),1.50(2H,br),
1.89(2H,m),4.15(2H,t,J=6.
5Hz),7.05(1H,d,J=9Hz),7.7
9(1H,dd,J=9 and 2Hz),7.86
(1H,d,J=2Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 3050,2990,2230,1610,1505,
1305,1285.
アミド 実施例1で得られた4―イソブチルオキシ―1,3―ベ
ンゼンジカルボニトリル(590mg)に6規定のDM
F塩化水素溶液(8ml)とチオアセタミド(550m
g)を加え48時間45℃で攪拌した。さらにDMF塩
化水素溶液(2ml)を加えチオアセタミド(220m
g)を追加し、さらに24時間攪拌した。反応液を水洗
いし酢酸エチルで生成物を抽出した後硫酸ナトリウムで
乾燥、濃縮した。残留物をクロロホルムに溶解させ、不
溶性不純物を濾過で除き濾液を濃縮することで題記化合
物(650mg)が得られた。(収率92%)1 H―NMR(δ;CDCl3 ) 1.08(d,6H,J=6.5Hz),2.20
(m,1H),3.90(d,2H,J=6.5H
z),6.96(d,1H,J=9Hz),8.11
(d,1H,J=2Hz),8.16(1H,dd,J
=2 and 9Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 3390,3290,3170,2230,1640,
1600,1500,1300.
た化合物を用いる以外は実施例5と同様の方法で題記化
合物が得られた。
q,J=7Hz),6.97(1H,d,J=9H
z),8.10(1H,d,J=2Hz),8.15
(1H,dd,J=2 and 9Hz),FT―IR
(cm-1,KBr) 3375,3290,3170,2230,1650,
1280.
ルボチオアミド 実施例1で得られた化合物の代わりに実施例3で得られ
た化合物を用いる以外は実施例5と同様の方法で題記化
合物が得られた。
q,J=7Hz),3.80(2H,t,J=5H
z),4.23(2H,t,J=5Hz),6.96
(1H,d,J=9Hz),8.04(1H,d,J=
2Hz),8.08(1H,dd,J=2 and 9
Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 3395,3325,3220,2240,1650,
1600.
ミド 実施例1で得られた化合物の代わりに実施例4で得られ
た化合物を用いる以外は実施例5と同様の方法で題記化
合物が得られた。
r),1.5(2H,br),1.87(2H,tt,
J=7 and 7Hz),4.13(2H,t,J=
7Hz),6.97(1H,d,J=9Hz),8.1
0(1H,d,J=2Hz),8.16(1H,dd,
J=2 and 9Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 3390,3170,2930,2230,1650,
1600,1510,1300.
4―メチル―5―チアゾールカルボン酸エチル 実施例5で得られた3―シアノ―4―イソブチルオキシ
ベンゾチオアミド(400mg)と2―クロロアセト酢
酸エチル(340mg)のエタノール(4ml)溶液を
100℃に加熱し100分間攪拌した。冷後析出した結
晶を濾過後乾燥しさらに酢酸エチルより再結晶し題記化
合物(306mg)が得られた。(収率52%) mp 172〜173℃1 H―NMR(δ;CDCl3 ) 1.08(d,6H,J=6.5Hz),1.39
(t,3H,J=7Hz),2.21(tq,1H,J
=6.5Hz),2.77(s,3H),3.90
(d,2H,J=6.5Hz),4.36(q,2H,
J=7Hz),7.01(d,1H,J=9Hz),
8.09(dd,1H,J=2 and 9Hz),
8.18(d,1H,J=2Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 2970,2880,2230,1710,1510,
1430,1370,1300,1260.
4―メチル―5―チアゾールカルボン酸 実施例9で得られた2―(3―シアノ―4―イソブチル
オキシフェニル)―4―メチル―5―チアゾールカルボ
ン酸エチル(306mg)にTHF(3ml)を加え4
0℃に加温し溶解しエタノール(3ml)と1規定水酸
化ナトリウム溶液(1.2ml)を加え60℃に加熱し
60分間攪拌した。反応液を冷却後、濃縮し水(7m
l)を加えた後1規定塩酸で中和した。生じた結晶を濾
過、乾燥し粗結晶(290mg)が得られた。さらにこ
の化合物をエタノール/水=9:1より再結晶170m
gの題記化合物が得られた。(収率61%) mp 207〜209℃1 H―NMR(δ;DMSO―d6 ) 1.04(d,6H,J=6.5Hz),2.12
(m,1H,J=6.5Hz),2.67(s,3
H),3.99(d,2H,J=6.5Hz),7.3
4(d,1H,J=9Hz),8.20(dd,1H,
J=2 and 9Hz),8.25(d,1H,J=
2Hz). FT―IR(cm-1,KBr) 2960,2880,2230,1680,1600,
1520,1430,1280.
Claims (14)
- 【請求項1】 4―ニトロベンゾニトリルと、式(I) MCN …(I) (式中、Mはアルカリ金属を表わす。)で表わされるシ
アン化合物、及び式(II) R1 X …(II) (式中、R1 は無置換又は置換されたC1 〜C10のアル
キル基、Xはハロゲン原子又は脱離基を表わす。)で表
わされるアルキル化剤とを反応させてなる式(III ) 【化1】 (式中、R1 は前記式(II)の定義に同じ。)で表わさ
れる4―アルコキシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリ
ルの製造方法。 - 【請求項2】 R1 が、無置換のC1 〜C10アルキル基
である請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 前記式(III )で表わされる4―アルコ
キシ―1,3―ベンゼンジカルボニトリルとチオアセタ
ミドを酸性条件下で反応させてなる式(IV) 【化2】 (式中、R1 の定義は前記式(II)の定義に同じ。)で
表わされる3―シアノ―4―アルコキシベンベンゼンカ
ルボチオアミドの製造方法。 - 【請求項4】 R1 が、無置換のC1 〜C10アルキル基
である請求項3記載の製造方法。 - 【請求項5】 前記式(IV)で表わされる3―シアノ―
4―アルコキシベンゼンカルボチオアミドと式(V) 【化3】 (式中、R2 はヒドロキシ基;置換若しくは無置換のC
1 〜C10のアルコキシ基;ハロゲン原子;アミノ基;又
はモノ若しくはジ置換のC1 〜C6 のアルキルアミノ基
を表わし、Yはハロゲン原子又は脱離基を表わし、R3
は水素原子;置換若しくは無置換のC1 〜C6 のアルキ
ル基;又は置換若しくは無置換のC6 〜C 10のアリール
基を表わす。)で表わされるアシル酢酸誘導体を反応さ
せることを特徴とする式(VI) 【化4】 (式中、R1 ,R2 ,R3 の定義は、式(II)及び式
(V)の定義に同じ。)で表わされる2―(3―シアノ
フェニル)チアゾール誘導体又はその医薬上許容される
塩の製造方法。 - 【請求項6】 R1 が、無置換のC1 〜C10アルキル基
である請求項5記載の製造方法。 - 【請求項7】 R2 が、無置換のC1 〜C4 のアルコキ
シ基であり、R3 が無置換のC1 〜C4 アルキル基であ
る請求項5又は6に記載の製造方法。 - 【請求項8】 4―ニトロベンゾニトリルと式(I′) MCN …(I′) (式中、Mはアルカリ金属を表わす。)で表わされるシ
アン化合物及び式(II′) R1 X …(II′) (式中、R1 は無置換又は置換されたC1 〜C10のアル
キル基、Xはハロゲン原子又は脱離基を表わす。)で表
わされるアルキル化剤とを反応させて式(III ′) 【化5】 (式中、R1 の定義は上記式(II′)の定義と同じ。)
で表わされる4―アルコキシ―1,3―ベンゼンジカル
ボジニトリルを得、次いでこれにチオアセタミドを酸性
条件下で反応させて式(IV′) 【化6】 (式中、R1 の定義は上記式(II′)の定義に同じ。)
で表わされる3―シアノ―4―アルコキシベンゼンカル
ボチオアミドを得、次いでこれに式(V′) 【化7】 (式中、R2 はヒドロキシ基;置換若しくは無置換のC
1 〜C10のアルコキシ基;ハロゲン原子;アミノ基;又
はモノ若しくはジ置換のC1 〜C6 のアルキルアミノ基
を表わし、Yはハロゲン原子又は脱離基を表わし、R3
は水素原子;置換若しくは無置換のC1 〜C6 のアルキ
ル基;又は置換若しくは無置換のC6 〜C 10のアリール
基を表わす。)で表わされるアシル酢酸エステル誘導体
を反応させてなる式(VI′) 【化8】 (式中、R1 ,R2 ,R3 の定義は式(II′)及び式
(V′)の定義に同じ。)で表わされる2―(3―シア
ノフェニル)チアゾール誘導体又はその医薬上許容され
る塩の製造方法。 - 【請求項9】 R1 が、無置換のC2 〜C10アルキル基
である請求項8記載の製造方法。 - 【請求項10】 R2 が、無置換のC1 〜C4 のアルコ
キシ基であり、R3が無置換のC1 〜C4 アルキル基で
ある請求項8又は9に記載の製造方法。 - 【請求項11】 式(III ″) 【化9】 (式中、R4 は無置換もしくは置換されたC2 〜C10の
アルキル基を表わす。)で表わされるアルコキシベンゼ
ンジカルボニトリル誘導体。 - 【請求項12】 式(III ″)において、R4 が無置換
のC2 〜C10のアルキル基を表わす請求項11記載のア
ルコキシベンゼンジカルボニトリル誘導体。 - 【請求項13】 式(IV″) 【化10】 (式中R1 は無置換もしくは置換されたC1 〜C10のア
ルキル基を表わす。)で表わされる4―アルコキシ―3
―シアノベンゼンカルボチオアミド誘導体。 - 【請求項14】 式(IV″)において、R1 が無置換の
C1 〜C10のアルキル基を表わす請求項13記載の4―
アルコキシ―3―シアノベンゼンカルボチオアミド誘導
体。
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- 1993-08-24 JP JP20937593A patent/JP2706037B2/ja not_active Expired - Lifetime
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