JP3113110B2 - イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体 - Google Patents

イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体

Info

Publication number
JP3113110B2
JP3113110B2 JP05006622A JP662293A JP3113110B2 JP 3113110 B2 JP3113110 B2 JP 3113110B2 JP 05006622 A JP05006622 A JP 05006622A JP 662293 A JP662293 A JP 662293A JP 3113110 B2 JP3113110 B2 JP 3113110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
mmol
acid
atom
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05006622A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06211815A (ja
Inventor
雅一 長谷川
良雄 長田
恵司 小森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP05006622A priority Critical patent/JP3113110B2/ja
Publication of JPH06211815A publication Critical patent/JPH06211815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3113110B2 publication Critical patent/JP3113110B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3―フェニルイソアゾー
ル誘導体またはその医薬上許容される塩、それらを含有
する医薬組成物、およびそれらの医学的な使用に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】痛風は
高尿酸血症を基礎疾患とし、尿酸塩の析出に起因する急
性の関節炎、痛風結節および尿路結石や腎の間質、血管
病変を主な症状とする人類特有で、成人男子に好発する
疾患である。
【0003】痛風の治療は、急性関節炎発症に対しては
コルヒチンや非ステロイド性の抗炎症剤が使用され、発
作の寛解後は高尿酸血症の改善療法が行なわれる。高尿
酸血症の治療薬は大別して尿酸排泄促進剤と尿酸合成阻
害剤に分けられ、疾患の態様や程度に応じて適宜選択さ
れうる。前者としてはプロベネシド、ベンズブロマロン
等が挙げられる。一方、後者としてヒポキサンチンの構
造異性体であるアロプリノールが古くから使われてい
る。このアロプリノールはキサンチンオキシダーゼを阻
害して、ヒポキサンチン、キサンチンからの尿酸生成を
抑え、血中の尿酸値を低下させる。
【0004】この種の酵素阻害剤はキサンチン誘導体を
中心に広く研究されてきたが、現在のところ薬効や安全
性の面で満足しうる薬物はなく、現在アロプリノールの
みが治療に供されているだけである。また、特開昭57
―85379号公報、特開昭59―95272号公報に
はフェニルイソチアゾールおよびピラゾール誘導体がキ
サンチンオキシダーゼを阻害することが記されているが
その活性は強いものではなく、本発明の化合物とは3位
フェニルの置換基においてその構造が相違しており、我
々の見い出した更に2つの置換基をベンゼン環上に有す
るフェニルチアゾールカルボン酸に関する記述は見られ
ない。
【0005】またXOD阻害剤として2―フェニルチア
ゾール誘導体が知られているが(WO92/0927
9)、これに対し本発明の3―フェニルイソチアゾール
およびイソキサゾール誘導体はその母核における複素環
が相違している。
【0006】また、米国特許US4539328(19
85)号明細書には4―アミノ―3―(3―ニトロフェ
ニル)イソチアゾールカルボン酸エチルが開示されてい
るがフェニル基の3位、4位二置換のフェニルイソチア
ゾール化合物については一切触れられておらず、その3
―フェニルイソキサゾール誘導体のキサンチンオキシダ
ーゼ阻害作用、尿酸低下作用についての記載は全くな
い。このような従来技術に鑑みて鋭意検討の結果、本発
明者らは本発明に到達したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】
【化2】
【0009】[式中、Aは酸素原子または硫黄原子を表
わし、R1はニトロ基;シアノ基を表わし、R2は無置換
もしくは置換されたC1〜C6のアルコキシ基;C1〜C4
のアルキルアミノまたはジアルキルアミノ基;またはN
RR′(ここでR,R′はそれらの結合する窒素原子と
一緒になって無置換もしくは置換された5〜7員の異項
環を形成する飽和炭素原子団であり環中に酸素原子が含
まれてもよい)を表わし、R3は水素原子;アミノ基;
1〜C2のアルキルアミノまたはジアルキルアミノ基;
1〜C2のアルキル基;ハロゲン原子を表わし、R4
ヒドロキシ基;C1〜C6のアルコキシ基;アミノ基;C
1〜C2のアルキルアミノ基を表わす。]で示される3−
フェニルイソアゾール誘導体またはその医薬上許容され
る塩、その医薬上許容される塩と製薬上許容される担体
とからなる医薬組成物、痛風または高尿酸血症の処置に
有効な量の3−フェニルイソアゾール誘導体またはその
医薬上許容される塩を含む医薬製剤である。
【0010】
【0011】
【0012】R2 おけるC1 〜C6 のアルコキシ基とし
てはメトキシ基;エトキシ基;プロピルオキシ基;イソ
プロピルオキシ基;ブチルオキシ基;イソブチルオキシ
基;2,2―ジメチルプロピルオキシ基;ヘキシルオキ
シ基が好適な例として挙げられる。
【0013】R2 におけるC1 〜C4 のアルキルアミノ
またはジアルキルアミノ基としては、メチルアミノ基;
エチルアミノ基;ジメチルアミノ基;ジエチルアミノ基
が好適な例としてあげられる。
【0014】R2 におけるNRR′としてはピロリジニ
ル基;ピペリジニル基;モルホリノ基が好適な例として
あげられる。
【0015】また、R2 における置換されたC1 〜C6
のアルコキシ基、NRR′での置換された異項環の置換
基としてはハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素原子);C1 〜C2 のアルキルオキシ基;C
1 〜C2 のアルキル基を挙げることができる。
【0016】したがって本発明の一般式(1)における
2 の好適な具体例としては、置換されていてもよいC
1 〜C6 のアルコキシ基またはNRR′、メトキシ基;
エトキシ基;2―エトキシエトキシ基;プロピルオキシ
基;ブチルオキシ基;イソプロピルオキシ基;2,2―
ジメチルプロピルオキシ基;イソブトキシ基;ヘキシル
オキシ基;ジメチルアミノ基;ジエチルアミノ基;ピロ
リジニル基;ピペリジニル基;モルホリノ基などが挙げ
られる。
【0017】本発明のR3 の定義中、C1 〜C2 のアル
キルアミノまたはジアルキルアミノ基としては、前記R
2 のC1 〜C4 のアルキルアミノ基のうちC1 〜C2
ものをいい、またC1 〜C2 のアルキル基とはメチル
基;エチル基をいう。
【0018】本発明のR3 の好適な具体例としては、水
素原子;アミノ基;ハロゲン原子、例えばクロロ基;ブ
ロモ基が挙げられる。
【0019】R4 におけるC1 〜C6 のアルコキシ基お
よびC1 〜C4 のアルキルアミノまたはジアルキルアミ
ノ基は先のR2 における定義と同じである。
【0020】本発明のR4 としては、ヒドロキシ基また
はC1 〜C6 のアルコキシ基が好ましく、そのようなR
4 の好適な具体例としては、ヒドロキシ基;メトキシ
基;エトキシ基;プロピルオキシ基が挙げられる。
【0021】本発明においては、Aが硫黄原子を表わす
場合には、R1 がニトロ基またはシアノ基を表わし、R
2 が無置換もしくは置換されたC1 〜C6 のアルコキシ
基;NRR′を表わし、R3 は水素原子;アミノ基;ハ
ロゲン原子を表わし、R4 はヒドロキシ基;C1 〜C6
のアルコキシ基を表わすのが好ましく、Aが硫黄原子を
表わす場合には、R2 が無置換もしくは置換されたC1
〜C6 のアルコキシ基;NRR′を表わし、R3 は水素
原子;アミノ基;ハロゲン原子を表わし、R4はヒドロ
キシ基;C1 〜C6 のアルコキシ基を表わすのが好まし
い。
【0022】本発明においては、R4 がヒドロキシ基で
あるときカルボニル基と一体になってカルボキシル基を
形成し、後述のような例えばナトリウム、カリウム等非
毒性カチオンとの医薬上許容される塩を形成することが
できる。
【0023】これら3―フェニル―5―イソチアゾール
カルボン酸誘導体および3―フェニル―5―イソキサゾ
ールカルボン酸誘導体は以下のように合成できる。
【0024】フェニルアセトニトリル誘導体を亜硝酸イ
ソアミルと強塩基性条件下で反応させた後塩化パラトル
エンスルホニルで処理すると対応するオキシムトシレー
トが誘導できる。この化合物をチオグリコール酸誘導体
と反応させて、3―フェニル―5―イソチアゾールカル
ボン酸骨格が形成できる。この方法は特開昭57―85
379号公報に開示されている(スキームA)。
【0025】
【化3】
【0026】またベンズアルデヒド誘導体から容易に誘
導できるベンズアルデヒドオキシム誘導体をN―クロロ
コハク酸イミドなどでクロロ化した後塩基で処理するニ
トリルオキサイドを発生させることができる。これをプ
ロピオール酸誘導体などで捕捉することで3―フェニル
―5―イソキサゾールカルボン酸骨格を形成することが
可能である(スキームB)。
【0027】
【化4】
【0028】また本特許の特徴であるR1におけるニ
ロ基、シアノ基はすでに置換されている化合物から誘導
するか、下に示すような方法などで導入することもでき
る。
【0029】R1のニトロ化はR1無置換の化合物にR2
にアルコキシ基やアミノ基を導入した後、適切なステッ
プで強酸性条件下で硝酸を作用させて達成できる。また
得られたニトロ体をアミノ基に還元した後、亜硝酸とシ
アン化銅でR1シアノ体に変換できる。またR2がヒドロ
キシ基の時、トリフルオロ酢酸とヘキサメチレンテトラ
ミンでR1にホルミル基を導入し、その化合物をオキシ
ムに変換し脱水することでR1シアノ化することもでき
る。
【0030】R2 の無置換もしくは置換されたC1 〜C
6 のアルコキシ基;C1 〜C4 のアルキルアミノまたは
ジアルキルアミノ基;アミノ基またはNRR′(ここで
R,R′はそれらの結合する窒素原子と一緒になって無
置換もしくは置換された5〜7員の異項環を形成する原
子である)は、R2 が塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
の化合物を対応するアルコールおよびアミン類と必要に
応じて塩基を添加することで合成できる。
【0031】またR2 の無置換もしくは置換されたC1
〜C6 のアルコキシ基はヒドロキシ基より対応するC1
〜C6 のアルキルハライドと塩基存在下、縮合すること
で合成することもできる。
【0032】かくして得られた3―アリール―5―イソ
アゾールカルボン酸誘導体は必要に応じて製薬上許容さ
れる非毒性カチオンとの塩に変換される。この種のカチ
オンとしては、Na、Kのようなアルカリ金属カチオ
ン、Mg、Caのようなアルカリ土類金属カチオンのほ
かに通常使用されるAl、Znのような金属カチオン、
あるいは、アンモニア、トリエチルアミン、ピリジン等
の有機塩基が挙げられる。また、上記式(I)で示され
る化合物が、その分子中にアミノ基を有する場合、該当
する酸付加塩にも変換されうる。かかる酸としては塩
酸、硫酸、硝酸などの鉱酸、あるいは、酢酸、安息香
酸、フマル酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、トルエ
ンスルホン酸などの製薬上許容される有機酸が挙げられ
る。
【0033】さらに、本発明で得られた化合物は、公知
の方法で適当な賦形剤等を用いて軟カプセル剤、硬カプ
セル剤、錠剤、顆粒剤、散剤、懸濁剤、液剤、シロップ
剤等の経口剤、注射剤、坐剤または外用剤として提供さ
れる。かかる賦形剤としては植物油(例えばトウモロコ
シ油、綿実油、ココナッツ油、アーモンド油、落花生
油、オリーブ油等)、中鎖脂肪酸グリセライド油等の油
状エステル、鉱物油、トリカプリリン、トリアセチン等
のグリセリンエステル類、エタノール等のアルコール
類、生理食塩水、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ワセリン、動物油脂、セルロース誘導体
(血症セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロー
ス)、ポリニビルピロリドン、デキストリン、乳糖、マ
ンニトール、ソルビトール、デンプン等が挙げられる。
【0034】有効成分の投与量は、通常1〜500mg/
日/人程度で、好ましくは10〜300mg/日/人であ
り、このような条件を満足するように製剤するのが好ま
しい。
【0035】以下、本発明を参考例、実施例等により、
更に詳細に説明する。なお、カルボキシル基の水素の 1
HNMRは観測されないことがある。
【0036】
【実施例1】3―(3―シアノ―4―イソプロポキシフェニル)―5
―イソチアゾールカルボン酸エチル 4―ヒドロキシベンジルシアナイド(5.3g,38mm
ol)と塩化メトキシエトキシメチル(5.5g,44mm
ol)と水素化ナトリウム(1.0g,44mmol)を室温
で1時間攪拌した後水を加えエーテルで抽出し乾燥、濃
縮してシリカゲルクロマトグラフィーで精製しメトキシ
エトキシメチル体を得た(6.5g,29mmol)。この
化合物(2.52g,11mmol)を亜硝酸イソアミル
(1.47g,13mmol)とナトリウムエトキサイド
(930mg,14mmol)と混合し一昼夜攪拌し、エーテ
ルで不純物を除去した。残りをエタノールに溶解し塩化
パラトルエンスルホニル(2.0g,10mmol)を加
え、4時間加熱還流する。水洗、抽出、乾燥、濃縮しオ
キシムトシレート(3.24g,8mmol)が得られた。
さらにこの化合物とチオグリコール酸エチル(1.2
g,9.6mmol)のエタノール(20ml)溶液に0℃で
トリエチルアミン(1.9g,19mmol)を加え室温で
5時間加熱した。反応液を留去しシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、得られたイソチアゾール誘導
体(2.52g,7.2mmol)を亜硝酸イソアミル
(2.5g,22mmol)のTHF溶液(20ml)と混合
し3時間加熱還流した。溶媒を留去し残留物(2.7
g,8mmol)をエタノール、希塩酸と3時間加熱還流
し、再び溶媒を留去してシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、3―(4―ヒドロキシフェニル)―5
―イソチアゾールカルボン酸エチル(770mg,3mmo
l)が得られた。この化合物とヘキサメチレンテトラミ
ン(1.3g,9mmol)のトリフルオロ酢酸(5ml)混
合物を85℃に加熱し30時間攪拌する。反応液を水洗
しシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3―
ホルミル体(580mg,2.1mmol)が得られた。この
化合物に塩酸ヒドロキシルアミン(170mg,2.5mm
ol)とギ酸ナトリウム(230mg,3.4mmol)、ギ酸
(6ml)の混合物を120℃で5時間加熱し冷却後結晶
を濾過し3―シアノ体(410mg,1.4mmol)に変換
した。この化合物(410mg,1.4mmol)に臭素イソ
プロピル(690mg,5.6mmol)と炭酸カリウム(7
70mg,5.6mmol)を加えて60℃で20時間加熱し
た。反応液を水洗し有機溶媒で抽出、乾燥、濃縮しシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的とする
題記化合物(310mg,1.0mmol)が得られた(総収
率;7%)。
【0037】1H NMR(δ;CDCl3 ) 1.10(d,6H,H=6.5Hz),1.40
(t,3H,7Hz),2.20(m,1H),3.9
1(d,2H,J=6.5Hz),4.44(q,2
H,J=7Hz),7.05(d,1H,J=9H
z),8.13(dd,1H,J=2 and9Hz),
8.19(d,1H,J=2Hz).
【0038】
【実施例2】3―(3―シアノ―4―イソプロポキシフェニル)―5
―イソチアゾールカルボン酸 実施例1で得られた3―(3―シアノ―4―イソプロポ
キシ)―5―イソチアゾールカルボン酸エチル(310
mg,1.0mmol)をTHF(3ml)、エタノール(3m
l)、希塩酸水溶液(3ml)の混合溶媒中で50℃で3
時間加熱し溶媒を半量にまで留去し水酸化ナトリウム水
溶液で中和し結晶を濾取し水洗し乾燥し目的とする題記
化合物(210mg,0.74mmol)が得られた(収率;
74%)。
【0039】1H NMR(δ;DMSO―d6 ) 1.04(d,6Hz,6H),2.12(m,1
H),3.97(d,2H),7.31(d,1H,J
=9Hz),8.33(dd,1H,J=2 and9H
z),8.37(d,1H,J=2Hz).
【0040】
【実施例3】4―アミノ―3―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェ
ニル)―5―イソチアゾールカルボン酸エチル 4―ヒドロキシベンジルシアナイド(6g,45mmo
l)、臭化イソブチル(17g,120mmol)、炭酸カ
リウム(13g,94mmol)のDMF(40ml)懸濁液
を70℃で10時間加熱した。反応液を水洗し有機溶媒
で抽出・乾燥・濃縮して4―イソブトキシベンジルシア
ナイド(8.1g,43mmol)を得た。この化合物
(8.0g,42mmol)を亜硝酸イソアミル(5.4
g,47mmol)とナトリウムエトキサイド(5.4g,
47mmol)と混合し一昼夜攪拌し、生成物(3.8g,
16mmol)を有機溶媒で抽出・濃縮し、さらに塩化パラ
トルエンスルホニル(3.6g,19mmol)とトルエン
(20ml)を加えて1時間加熱還流した。反応液を水洗
・抽出・乾燥・濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製しオキシムトシレート体(2.5
g,6.7mmol)が得られた。この化合物(1.86
g,5.0mmol)を無水酢酸(10ml)に溶解し硫酸
(0.05ml)を加えた。−5℃に冷却しゆっくりと7
0%硝酸(520mg,5.8mmol)を加え20分間攪拌
した。氷水で洗浄し有機溶媒で抽出し乾燥濃縮し3―ニ
トロ体(2.0g,4.8mmol)が得られた。この化合
物とチオグリコール酸エチル(660mg,5.5mmol)
をエタノール(7ml)中に懸濁しトリエチルアミン
(1.1g,11mmol)をゆっくり加え室温で30時間
攪拌した。反応液を水洗・抽出・乾燥・濃縮し目的とす
る題記化合物(1.5g,4.1mmol)が得られた(総
収率:13%)。
【0041】1H NMR(δ;CDCl3 ) 1.06(d,6H,J=6.5Hz),1.42
(t,3H,J=7Hz),2.18(m,1H),
3.93(d,2H,J=6.5Hz),4.39
(q,2H,J=7Hz),5.34(br,2H),
7.18(d,1H,J=9Hz),7.92(dd,
1H,J=9 and2Hz),8.24(d,1H,J=
2Hz).
【0042】
【実施例4】4―アミノ―3―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェ
ニル)―5―イソチアゾールカルボン酸 実施例3で得られた4―アミノ―3―(4―イソブトキ
シ―3―ニトロフェニル)―5―イソチアゾールカルボ
ン酸エチル(200mg,0.55mmol)をエタノール
(2ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)の混
合溶媒中で70℃に加熱し1時間攪拌した。溶媒を半量
にまで留去し水酸化ナトリウム水溶液で中和し結晶を濾
取し水洗し乾燥し目的とする題記化合物(130mg,
0.39mmol)が得られた(収率;71%)。
【0043】1H NMR(δ;DMSO―d6 ) 1.01(d,6H,J=6.5Hz),2.09
(m,1H),4.01(d,2H,J=6.5H
z),7.46(d,1H,J=9Hz),7.99
(dd,1H,J=2 and9Hz),8.20(d,1
H,J=2Hz).
【0044】
【実施例5】4―ブロモ―3―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェ
ニル)―5―イソチアゾールカルボン酸エチル 実施例3で得られた4―アミノ―3―(4―イソブトキ
シ―3―ニトロフェニル)―5―イソチアゾールカルボ
ン酸エチル(400mg,1.1mmol)と亜硝酸イソアミ
ル(200mg,1.5mmol)を2N―臭素クロロホルム
溶液(3ml)に加え30分間加熱還流した。反応溶媒を
留去しシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し題
記化合物(200mg,0.46mmol)が得られた(収
率;42%)。
【0045】1H NMR(δ;CDCl3 ) 1.08(d,6H,J=6.5Hz),1.43
(t,3H,J=7Hz),2.19(m,1H),
3.94(d,2H,J=6.5Hz),4.46
(q,2H,J=7Hz),7.16(d,1H,J=
9Hz),8.02(dd,1H,J=2 and9H
z),8.39(d,1H,J=2Hz).
【0046】
【実施例6】4―ブロモ―3―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェ
ニル)―5―イソチアゾールカルボン酸 実施例5で得られた4―ブロモ―3―(4―イソブトキ
シ―3―ニトロフェニル)―5―イソチアゾールカルボ
ン酸エチル(190mg,0.45mmol)をエタノール
(2ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)の混
合溶媒中で70℃に加熱し1時間攪拌した。溶媒を半量
にまで留去し水酸化ナトリウム水溶液で中和し結晶を濾
取し水洗し乾燥し目的とする題記化合物(110mg,
0.27mmol)が得られた(収率;60%)。
【0047】1H NMR(δ;DMSO―d6 ) 1.02(d,6H,J=7Hz),2.09(m,1
H),4.03(d,2H,J=6.5Hz),7.5
0(d,1H,J=9Hz),8.04(dd,1H,
J=2 and9Hz),8.28(d,1H,J=2H
z).
【0048】
【実施例7】3―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェニル)―5―
イソチアゾールカルボン酸エチル 実施例3で得られた4―アミノ―3―(4―イソブトキ
シ―3―ニトロフェニル)―5―イソチアゾールカルボ
ン酸エチル(300mg,0.82mmol)と亜硝酸イソア
ミル(290mg,2.5mmol)をTHF(4ml)に溶解
し90分間加熱還流した。反応溶媒を留去しシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し題記化合物(160
mg,0.46mmol)が得られた(収率;56%)。
【0049】1H NMR(δ;CDCl3 ) 1.08(d,6H,J=6.5Hz),1.44
(t,3H,J=7Hz),2.19(m,1H),
3.94(d,2H,J=6.5Hz),4.45
(q,2H,J=7Hz),7.16(d,1H,J=
9Hz),8.09(s,1H),8.15(dd,1
H,J=2 and9Hz),8.44(d,1H,J=2
Hz).
【0050】
【実施例8】3―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェニル)―5―
イソチアゾールカルボン酸 実施例7で得られた3―(4―イソブトキシ―3―ニト
ロフェニル)―5―イソチアゾールカルボン酸エチル
(160mg,0.46mmol)をエタノール(2ml)と1
規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)の混合溶媒中で7
0℃に加熱し1時間攪拌した。溶媒を半量にまで留去し
水酸化ナトリウム水溶液で中和し結晶を濾取し水洗し乾
燥し目的とする題記化合物(130mg,0.40mmol)
が得られた(収率;87%)。
【0051】1H NMR(δ;DMSO―d6 ) 1.01(d,6H,J=6.5Hz),2.08
(m,1H),4.00(d,2H,J=6.5H
z),7.43(d,1H,J=9Hz),8.33
(dd,1H,J=2 and9Hz),8.44(s,1
H),8.54(d,1H,J=2Hz).
【0052】
【実施例9】3―(4―モルホリノ―3―ニトロフェニル)―5―イ
ソキサゾールカルボン酸エチル 4―クロロ―3―ニトロベンズアルデヒド(1.86
g,10mmol)と塩酸ヒドロキシルアミン(800mg,
11.5mmol)にエタノール(5ml)と氷を加え攪拌し
ながら5N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)をゆっくり
加える。1時間攪拌した後塩酸水溶液で中和し有機溶媒
で抽出・乾燥・濃縮し4―クロロ―3―ニトロベンズア
ルデヒドオキシム(1.68g,8.4mmol)が得られ
た。このDMF(20ml)混合物に少量のN―クロロコ
ハク酸イミド(130mg,0.95mmol)を加えさらに
7.5N塩酸DMF溶液(1ml)を加える。攪拌した
後、さらに残りのN―クロロコハク酸イミド(1.17
g,8.5mmol)をゆっくりと加える。2時間後に氷水
を加え有機溶媒で抽出・乾燥・濃縮しシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し対応するクロロオキシム
(1.68g,7.14mmol)が得られた。この化合物
とプロピオール酸エチル(760mg,7.8mmol)のT
HF(10ml)溶液にトリエチルアミン(790mg,
7.8mmol)を加え6時間攪拌した。反応液に水を加え
有機溶媒で抽出・乾燥・濃縮しシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し3―(4―クロロ―3―ニトロフ
ェニル)―5―イソキサゾールカルボン酸エチル(83
0mg,2.8mmol)が得られた。この化合物をエタノー
ル(6ml)に溶解しさらにモルホリン(500mg,5.
9mmol)を加えて室温で1昼夜攪拌した。反応液を水
洗、有機溶媒で抽出・乾燥・濃縮しシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し目的とする題記化合物(83
0mg,2.4mmol)が得られた(総収率;24%)。
【0053】1H NMR(δ;CDCl3 ) 1.45(t,3H,J=7Hz),3.16(t,4
H,J=4.5Hz),3.79(t,4H,J=4.
5Hz),4.48(q,2H,J=7Hz),7.1
9(d,1H,J=9Hz),7.32(s,1H),
7.94(dd,1H,J=2 and9Hz),8.22
(d,1H,J=2Hz).
【0054】
【実施例10】3―(4―モルホリノ―3―ニトロフェニル)―5―イ
ソキサゾールカルボン酸 実施例9で得られた3―(4―モルホリノ―3―ニトロ
フェニル)―5―イソキサゾールカルボン酸エチル(8
30mg,2.4mmol)をエタノール(6ml)と1規定水
酸化ナトリウム水溶液(6ml)の混合溶媒中で70℃に
加熱し1時間攪拌した。溶媒を半量にまで留去し水酸化
ナトリウム水溶液で中和し結晶を濾取し水洗し乾燥し目
的とする題記化合物(590mg,1.85mmol)が得ら
れた(収率;77%)。
【0055】1H NMR(δ;DMSO―d6 ) 3.13(t,4H,J=4.5Hz),3.74
(t,4H,J=4.5Hz),7.35(d,1H,
J=9Hz),7.70(s,1H),8.07(d
d,1H,J=2 and9Hz),8.34(d,1H,
J=2Hz).
【0056】
【薬理試験】
(in vitro測定方法) (1)試験化合物の調製 試験化合物をジメチルスルホキサイドに溶解後、50m
Mリン酸緩衝液で希釈し、所定濃度の水溶液を調製し
た。
【0057】(2)測定方法 キサンチンオキシダーゼ(バターミルク由来、Sigma Ch
emical Company)3mUを含有させたpH7.4のリン
酸緩衝液3ml中に、キサンチン45nmole および種々の
濃度に調製した試験化合物を添加して37℃で反応さ
せ、日立分光光度計U―3200を用いて、尿酸生成に
基づくOD at 292nmの変化を経時的に測定し反応
初速度を求めた。
【0058】阻害率は下記の式により求めた。
【0059】
【数1】
【0060】(1)で調製した試験化合物の各々につい
て阻害率(%)を求め、その値から、キサンチンオキシ
ダーゼ(XOD)阻害のIC50値を算出した。その結果
を表1にまとめた。
【0061】
【表1】
【0062】
【製剤例1】1錠が次の組成からなる錠剤を製造した。
【0063】 実施例5の化合物 500mg 乳糖 230mg ジャガイモデンプン 80mg ポリビニルピロリドン 11mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 合計 376mg 上記実施例化合物、乳糖およびジャガイモデンプンを混
合し、これをポリビニルピロリドンの20%エタノール
溶液で均等に湿潤させ、20メッシュのふるいを通し、
45度で乾燥させ、かつ再び15メッシュを通した。こ
うして得られた顆粒をステアリン酸マグネシウムと混和
して錠剤に圧縮した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 261/18 C07D 261/18 275/03 275/02 (56)参考文献 特開 昭57−85379(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式[I] 【化1】 [式中、Aは酸素原子または硫黄原子を表わし、R1
    ニトロ基;シアノ基を表わし、R2は無置換もしくは置
    換されたC1〜C6のアルコキシ基;C1〜C4のアルキル
    アミノまたはジアルキルアミノ基;またはNRR′(こ
    こでR,R′はそれらの結合する窒素原子と一緒になっ
    て無置換もしくは置換された5〜7員の異項環を形成す
    る飽和炭素原子団であり環中に酸素原子が含まれてもよ
    い)を表わし、R3は水素原子;アミノ基;C1〜C2
    アルキルアミノまたはジアルキルアミノ基;C1〜C2
    アルキル基;ハロゲン原子を表わし、R4はヒドロキシ
    基;C1〜C6のアルコキシ基;アミノ基;C1〜C2のア
    ルキルアミノ基を表わす。]で示される3−フェニルイ
    ソアゾール誘導体またはその医薬上許容される塩。
  2. 【請求項2】 R2が無置換もしくは置換されたC1〜C
    6のアルコキシ基;NRR′(ここでR,R′はそれら
    の結合する窒素原子と一緒になって無置換もしくは置換
    された5〜7員の異項環を形成する飽和炭素原子団であ
    り環中に酸素原子が含まれてもよい)を表わし、R3
    水素原子;アミノ基;ハロゲン原子を表わし、R4はヒ
    ドロキシ基;C1〜C6のアルキルオキシ基で示される請
    求項1記載の3−フェニルイソアゾール誘導体またはそ
    の医薬上許容される塩。
  3. 【請求項3】 Aが硫黄原子を表わす請求項1または請
    求項2記載の3−フェニルイソアゾール誘導体またはそ
    の医薬上許容される塩。
  4. 【請求項4】 痛風または高尿酸血症の処置に有効な量
    の請求項1記載の3−フェニルイソアゾール誘導体また
    はその医薬上許容される塩を含む医薬製剤。
JP05006622A 1993-01-19 1993-01-19 イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体 Expired - Fee Related JP3113110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05006622A JP3113110B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05006622A JP3113110B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06211815A JPH06211815A (ja) 1994-08-02
JP3113110B2 true JP3113110B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=11643464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05006622A Expired - Fee Related JP3113110B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3113110B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ID21775A (id) * 1996-10-25 1999-07-22 Yoshitomi Pharmaceutical Senyawa-senyawa 1-fenilpirazol dan penggunaan farmasinya
ATE440820T1 (de) * 2004-08-27 2009-09-15 Astellas Pharma Inc 2-phenylpyridinderivat
EP1783124A4 (en) 2004-08-27 2009-07-08 Astellas Pharma Inc 2-PHENYLTHIOPHENDERIVAT
KR20080051157A (ko) 2005-10-07 2008-06-10 아스텔라스세이야쿠 가부시키가이샤 트리아릴카르복시산 유도체
KR20080097456A (ko) 2006-02-24 2008-11-05 아스텔라스세이야쿠 가부시키가이샤 소화관 궤양의 치료제 또는 예방제
BRPI1008308B8 (pt) 2009-02-27 2021-05-25 Teijin Pharma Ltd processo para produzir um composto
BR112013003992B1 (pt) 2010-08-27 2021-07-20 Teijin Pharma Limited Método de produção
CN103848798B (zh) 2012-11-30 2016-01-06 镇江新元素医药科技有限公司 2-芳基硒唑化合物及其药物组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06211815A (ja) 1994-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5614520A (en) 2-arylthiazole derivatives and pharmaceutical composition thereof
JP3220987B2 (ja) 1−フェニルピラゾール化合物およびその医薬用途
JP5297414B2 (ja) キサンチンオキシダーゼ阻害剤
EP0283390B1 (fr) Dérivés du thiazole actifs sur le système cholinergique, procédé d'obtention et compositions pharmaceutiques en contenant
JP2706037B2 (ja) シアノ化合物およびその製造方法
CA2014196A1 (en) Method and compounds
JP3113110B2 (ja) イソキサゾールおよびイソチアゾール誘導体
JP4851051B2 (ja) Comt阻害活性を有するクマリン誘導体
FR2647676A1 (fr) Nouveaux derives de pyridazinone, leurs procedes de preparation, medicaments les contenant, utiles notamment comme inhibiteurs de l'aldose reductase
JP3399559B2 (ja) 2−フェニル複素環式化合物
JPH041757B2 (ja)
JP2023071839A (ja) キサンチンオキシダーゼを阻害するためのヒドラジノプリン化合物及びトリアゾロプリン化合物
JP2000504352A (ja) ハロアルコキシ基を含有するピロロ[3,2―c]キノリン誘導体及び薬学的に許容されるその塩
FR2753970A1 (fr) Derives de n-(benzothiazol-2-yl) piperidine-1-ethanamine, leur preparation et leur application en therapeutique
JP3169735B2 (ja) (アルコキシシアノフェニル)チアゾール誘導体の製造方法
CH650254A5 (fr) Quinolones, leurs procedes de preparation et compositions therapeutiques les contenant.
JPH04230382A (ja) クエン酸ノベラスチン及びその製法
WO1999021831A1 (en) Tricyclic compounds as cgmp-pde inhibitors
JP2579116B2 (ja) 新規な4−メチル−1,3−オキサゾール化合物、それらの調製法およびそれらを含む医薬組成物
CH634071A5 (en) Therapeutically active pyranoquinolones
JP2010159293A (ja) 5−アミノサリチル酸のアゾ誘導体のナトリウム塩
BE898641A (fr) Nouvelles carboxy-thiazolo (3,2-a) pyrimidines substituees utiles notamment comme antiallergiques et leurs procedes de fabrication
KR970011454B1 (ko) 신규의 아미드 화합물
JP3059572B2 (ja) ピロロ[3,2−e]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン誘導体及びこれを有効成分とする高血圧治療剤
JPH08113574A (ja) ピリダジノインドール誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees