JP2705773B2 - 通信中チヤンネル切換方式 - Google Patents
通信中チヤンネル切換方式Info
- Publication number
- JP2705773B2 JP2705773B2 JP62046963A JP4696387A JP2705773B2 JP 2705773 B2 JP2705773 B2 JP 2705773B2 JP 62046963 A JP62046963 A JP 62046963A JP 4696387 A JP4696387 A JP 4696387A JP 2705773 B2 JP2705773 B2 JP 2705773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- mobile communication
- mobile
- line
- wireless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/12—Reselecting a serving backbone network switching or routing node
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は移動通信システムにおいて、通信中に異なる
移動通信交換機に収容された無線ゾーンエリア間で無線
回線を切り換える通信中チャンネル切換方式に関するも
のである。 〔従来の技術〕 周知のように、移動通信システムは、互いに独立な無
線ゾーンエリアをもつ複数の無線基地局と通信回線を介
して収容する複数の移動通信交換機と、この複数の移動
通信交換機相互間を結ぶ通信回線および前記複数の無線
基地局のいずとも無線回線で接続可能な移動機とから構
成され、前記移動機が通信中に前記無線ゾーンエリア間
を移動して通信できるようにしたものである。 このような移動通信システムにおいて、移動機が通信
中に異なる移動通信交換機に収容された無線ゾーンエリ
アを移動して他の無線基地局へ通信回線を切り換えなけ
れば通信ができないような状態が発生した場合は、通信
を接続しながら無線回線のチャンネルを切換えてやる必
要がある。 第２図は従来の移動通信システムにおける移動通信交
換機間における通信中チャンネル切換方式を説明する図
である。すなわち、第２図において、移動機１が固定電
話機６と通信中に無線ゾーンエリア12から無線ゾーンエ
リア３へ移動すると、無線ゾーンエリア13の空き無線回
路９、通信回線10,11が決定される。移動通信交換機４
において通信回線11が、移動通信交換機５において通信
回線10が設定される。移動通信交換機４は今まで使用し
ていた無線基地局２を通じ、移動機１に対して無線基地
局３で使用するチャンネルすなわち無線回線９の周波数
へ切り換えるように指示する。指示を受けた移動機１は
無線回線７を新しい無線回路９へ切り換えた後、無線回
線を切換えた事を、無線基地局３、通信回線10、移動通
信交換機５、通信回線11経由で移動通信交換機４へ通知
する。移動通信交換機４は、固定電話機６の加入者線14
との接続パスを通信回線８から、新無線基地局３、通信
回線10、移動通信交換機５と接続されている通信回線11
へ切り換えた後、無線基地局２との間の通信回線８を解
放する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、上述したような従来の通信中チャンネル切
換方式において、無線回線７が新しい無線回線９へ切り
換わった時点では、固定電話機６と接続されている通信
回線14は移動通信交換機４で通信回線８経由で無線基地
局２へ接続されたままである。 このため、固定電話機６と移動機１の間の通信路は切
れていることになり、移動通信交換機４で通信回線８か
ら通信回線11への接続換えが完了するまで通信がとぎれ
てしまうことになる。 従って以上説明したように、従来技術では移動通信交
換機間の通信中チャネル切換時に、通信がとぎれるとい
う問題があった。 さらに回線を切換えた移動機１が、その旨を移動通信
交換機４へ通知するまでの通信断時間には、移動通信交
換機間の信号伝送時間も含まれるため、信号伝送遅延時
間および移動通信交換機間に共通制御信号方式を採用し
ていると共通制御信号線の混み具合によっては、通信断
時間が極端に長くなるという問題があった。 本発明の目的は、移動通信システムにおいて移動機と
無線基地局とが通信中に異なる移動通信交換機に収容さ
れた無線ゾーンエリアの無線回路へ切り換える場合に通
信が中断することのない通話中チャンネル切換方式を提
供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の通信中チャンネル切換方式は、互いに独立な
無線ゾーンエリアをもつ複数の無線基地局を通信回線を
介して収容する複数の移動通信交換機と、この複数の移
動通信交換機相互間を結ぶ通信回線および前記複数の無
線基地局のいずれとも無線回線で接続可能な移動機とか
ら構成され、前記移動機が通信中に前記無線ゾーンエリ
ア間を移動できる移動通信システムにおいて、 前記各移動通信交換機に当該通信交換機とその配下の
前記無線基地局間の前記通信回線と前記移動通信交換機
相互間の前記通信回線とをマルチ接続する手段を設け、
互いに異なる移動通信交換機に収容され、無線ゾーンエ
リアが隣接した２つの無線基地局間で、旧無線ゾーンエ
リアから新無線ゾーンエリアに移動機が通信中に移動す
る時、新無線ゾーンエリア内の空き無線回線を新移動通
信交換機から旧移動通信交換機へ通知後旧移動通信交換
機で旧無線基地局と旧移動通信交換機間の通信中通信回
線と新無線基地局を収容した新移動通信交換機と旧移動
通信交換機間を結ぶ通信回線を前記手段によりマルチ接
続し、通信中移動機の通信状態を保持したまま旧無線ゾ
ーンエリア内の無線回線から新無線ゾーンエリア内での
無線回線に切り換えることを特徴としている。 〔作用〕 本発明は、移動通信交換機に通信中の回線へ新しい通
信回線をマルチ接続することを可能とする手段を設置
し、現在使用している無線基地局への通信回線と接続さ
れている通信相手への通信回線へ、新しく使用する無線
基地局と接続されている移動通信交換機への無線回線を
マルチ接続することによって、移動機で無線回線を切り
換えた後すぐに通信が可能な状態にした後移動機で無線
回線を切り換えることを特徴としており、移動機が無線
回線を切り換えた後に、移動通信交換機で通信回線を切
り換える従来技術とは切り換え方式が異なる。 〔実施例〕 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であっ
て、１は移動機、2,3は無線基地局、4,5は移動通信交換
機、６は固定電話機、７は無線回線、８は通信回線、９
は無線回線、10,11は通信回線、12,13は無線ゾーンエリ
ア、14は通信回線、15は通話路スイッチ、16は例えば特
願昭61−040354号に示したもので構成されるマルチ接続
装置、17は通信回線、18は移動通信交換機、19は通信回
線、20無線基地局、21は無線回線、22は無線ゾーンエリ
アである。 次に、以上のような構成による本発明の通話中チャン
ネル切換方式の動作について、第1,第２および第３のケ
ースに分けて説明する。 （第１のケース） この第１のケースは移動機が通信しながら無線ゾーン
12から無線ゾーン13へと移動する場合である。 すなわち、この第１のケースでは、移動機１が無線回
線７、無線基地局２、通信回線８、移動通信交換機４、
通信回線14経由で固定電話機６と通信中に、無線ゾーン
エリア12から無線ゾーンエリア13へ移動すると、既存の
技術により無線ゾーンエリア13および無線基地局３、移
動通信交換機５が決定される。移動通信交換機４が、移
動通信交換機５への通信回線11を決定し、且つその通信
回線11を設定して、移動通信交換機５に対し無線基地局
３への接続を指示する。移動通信交換機５は、無線基地
局３への通信回線10を決定し且つその通信回線10を設定
する。無線基地局３は、無線ゾーンエリア13にある空き
無線回線９を決定し、移動機１からの新無線回線９によ
る信号送受信準備完了後移動通信交換機５経由で、移動
通信交換機４へ空き無線回線９を通知する。移動通信交
換機４は、空き無線回線９の決定通知を受けると、通話
路スイッチ15を制御して、通信回線８と通信回線14の接
続を解放し、マルチ接続装置16と通信回線14,8,11を接
続する（この接続により、固定電話機６からの信号は通
信回線８と11へ分配送出され、通信回線８および通信回
線10から固定電話機６への信号は加算されて通信回線14
へ送出される。）。 移動通信交換機４が、無線基地局２に対し新しい無線
回線９を通知すると、無線回線７経由で、移動機１へ無
線回線９が通知される。移動機１は、無線回線７から無
線回線９へ切換える。この時点で移動機１は、無線回線
９、通信回線10,11、マルチ接続装置16、通信回線14経
由で、固定電話機６と接続されているので、通信が行わ
れる。 移動機１が無線回線９に切換えられていると、無線基
地局３は切換完了を検知して、移動通信交換機５経由
で、移動通信交換機４へ切換完了を通知する。移動通信
交換機４は、通話路スイッチ15を制御して、マルチ接続
装置16を解放し、通信回線14と11を接続すると同時に、
通信回線８を切断する。無線基地局２は、無線回線７を
解放する。 以上説明した第１のケースから明らかなように、本発
明の通話中チャンネル切換方式によれば、現在の無線回
線と新しく切り換える無線回線のどちらを使用しても通
信相手と通信可能な状態を保って無線回線を切り換える
ため、無線回線が切り換った後、通信のとぎれがないと
いう利点がある。 また、本方式は移動通信交換機間の信号伝送遅延時間
および共通制御信号方式の信号能率が通信断時間に影響
しないという利点がある。 （第２のケース） この第２のケースは、移動機１が無線ゾーンエリア13
から再度無線ゾーンエリア12へ移動する場合である。 すなわち、この第２のケースでは、移動機１が無線回
線９、無線基地局３、通信回線10、移動通信交換機５、
通信回線11,14経由で同定電話機６と通話中に、無線ゾ
ーンエリア13から無線ゾーンエリア12へ移動すると、既
存の技術により無線ゾーンエリア12および無線基地局
２、移動通信交換機４が決定される。移動通信交換機５
が、移動通信交換機４に対し、再度、通信中チャンネル
切換を行うことを通知すると、移動通信交換機４は、通
信回線８を設定し無線基地局２と接続する。無線基地局
２は、無線ゾーンエリア12にある空き無線回線７を決定
し、移動機１からの空き無線回線７による信号送受信準
備完了後、移動通信交換機４へ空き無線回線７を通知す
る。 移動通信交換機４は、通話路スイッチ15を制御して、
通信回線11と通信回線14の接続を解放し、マルチ接続装
置16と通信回線14,8,11を接続する（この接続により、
同定電話機６からの信号は通信回線８と11へ分配送出さ
れ、通信回線８および通信回線10からの固定電話機６へ
の信号は加算されて通信回線14へ送出される。 次に、移動通信交換機４が、移動通信交換機５経由で
無線基地局３に対し新しい無線回線７を通知すると、無
線回線９経由で移動機１へ無線回線７が通知される。移
動機１は、無線回線９から無線回線７へ切換える。この
時点で、移動機１は、無線回線７、通信回線８、マルチ
接続装置16、通信回線14経由で固定電話機６と接続され
ているので、通信が行われる。 移動機１が無線回線７へ切換えられると、無線基地局
２は切換完了を検知して、移動通信交換機４へ切換完了
を通知する。移動通信交換機４は、通話路スイッチ15を
制御して、マルチ接続装置16を解放し、通信回線14と８
を接続すると同時に、通信回線11を切断する。移動通信
交換機５が通信回線10を切断すると、無線基地局３は、
無線回線７を解放する。 このような第２のケースを実行する通信中チャンネル
に切換方式を要約すると、第１のケースに示す通信中チ
ャンネル切換終了後、移動機が再度、第１のケースに示
した旧移動通信交換機に収容される無線ゾーンエリアに
移動した時、この種の通信中チャンネル切換であること
を、移動元移動通信交換機から移動先移動通信交換機へ
通知後、移動先移動通信交換機で移動先無線基地局と移
動先移動通信交換機間の通信回線と移動元無線基地局が
接続されている移動元移動通信交換機と移動先移動通信
交換機間を結ぶ通信回線をマルチ接続し、通信中移動機
の通信状態を保持したまま移動元無線ゾーンエリア内の
無線回線から移動先無線ゾーンエリア内の無線回線に切
換えるものである。 このような第２のケースでは通信中チャンネル切換時
に、新移動通信交換機でマルチ接続するようにしたの
で、移動通信交換機間の通信回線を新たに使用しないで
通信中チャンネル切換が実現できるといった利点があ
る。 （第３のケース） この第３のケースは無線ゾーンエリア12から無線ゾー
ンエリア13へ移動し、引き続き無線ゾーンエリア22へ移
動する場合である。無線ゾーンエリア12から無線ゾーン
エリア13への移動時の動作は先に述べているので、ここ
では無線ゾーンエリア13から無線ゾーンエリア22への移
動時の動作について、以下に説明する 移動機１が無線回線９、無線基地局３、通信回線10、
移動通信交換機５、通信回線11,14経由で同定電話機６
と通信中に、無線ゾーンエリア13から無線ゾーンエリア
22へ移動すると、既存の技術により無線ゾーンエリア22
および無線基地局20、移動通信交換機18が決定される。
移動通信交換機５が、移動通信交換機４に対し、新たな
移動通信交換機18へ通信中チャンネル切換を行うことを
通知すると、移動通信交換機４は移動通信交換機18への
通信回線17を決定し、且つその通信回線17を設定して、
移動通信交換機18に対し、無線基地局20への接続を指示
する。移動通信交換機18は、無線基地局20への通信回線
19を決定し、且つその通信回線19を設定する。無線基地
局20は、無線ゾーンエリア22にある空き無線回線21を決
定し、移動機１からの新無線回線21による信号送受信準
備完了後移動通信交換機18経由で、移動通信交換機４に
対し空き無線回線21を通知する。移動通信交換機４は、
空き無線回線21の決定通知を受けると通話路スイッチ15
を制御して、通信回線11と通信回線14の接続を解放し、
マルチ接続装置16と通信回線14,17,11を接続する（この
接続により、固定電話機６からの信号は通信回線17と11
へ分配送出され、且つ通信回線19および通信回線10から
固定電話機６への信号は加算されて通信回線14へ送出さ
れる）。 次に、移動通信交換機４が移動通信交換機５経由で無
線基地局３に対し新しい無線回線21を通知すると、無線
回線９経由で移動機１へ無線回線21が通知される。移動
機１は、無線回線９から無線回線21へ切換える。この時
点で、移動機１は、無線回線21、通信回線19,17、マル
チ接続装置16、通信回線14経由で固定電話機６と接続さ
れているので、通信が行われる。 移動機１が無線回線21へ切換えられると、無線基地局
20は切換完了を検知して、移動通信交換機18経由で、移
動通信交換機４に対し切換完了を通知する。移動通信交
換機４は、通話路スイッチ15を制御して、マルチ接続装
置16を解放し、通信回線14と17を接続すると同時に、通
信回線11を切断する。移動通信交換機５が通信回線10を
解放すると、無線基地局３は無線回線９を解放する。 このような第３のケースを実行する通信中チャンネル
切換方式を要約すると、第１のケースに示す通信中チャ
ンネル切換終了後、さらに移動機が別の移動通信交換機
に収容される新無線ゾーンエリアに移動機が通信中に移
動する時、移動元移動通信交換機は、この種の通信中チ
ャンネル切換であることを、前記第１のケースで示した
最初の移動通信交換機へ通知後、最初の移動通信交換機
で移動先無線基地局が接続されている移動先移動通信交
換機と最初の移動通信交換機を結ぶ回線と移動元移動通
信交換機と最初の移動通信交換機を結ぶ回線をマルチ接
続し、通信中移動機の通信状態を保持したまま移動元無
線ゾーンエリア内の無線回線から移動先無線ゾーンエリ
ア内の無線回路に切換えるうものである。 このような第３のケースでは、通信中チャンネル切換
時に一番最初の移動通信交換機でマルチ接続するように
したので、３つの移動通信交換機間をまたがる通信中チ
ャンネル切換後に使用する回線は、最初の移動通信交換
機と移動先の移動通信交換機間の通信回線のみで良い利
点がある。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の通信中チャンネル切換
方式によれば、現在の無線回線と新しく切り換える無線
回線のどちらを使用しても通信相手と通信可能な状態を
保って無線回線を切り換えるため、無線回線が切り換っ
た後、通信のとぎれがないという利点がある。また、本
方式は移動通信交換機間の信号伝送遅延時間および共通
制御信号方式の信号能率が通信断時間に影響しないとい
う利点がある。
移動通信交換機に収容された無線ゾーンエリア間で無線
回線を切り換える通信中チャンネル切換方式に関するも
のである。 〔従来の技術〕 周知のように、移動通信システムは、互いに独立な無
線ゾーンエリアをもつ複数の無線基地局と通信回線を介
して収容する複数の移動通信交換機と、この複数の移動
通信交換機相互間を結ぶ通信回線および前記複数の無線
基地局のいずとも無線回線で接続可能な移動機とから構
成され、前記移動機が通信中に前記無線ゾーンエリア間
を移動して通信できるようにしたものである。 このような移動通信システムにおいて、移動機が通信
中に異なる移動通信交換機に収容された無線ゾーンエリ
アを移動して他の無線基地局へ通信回線を切り換えなけ
れば通信ができないような状態が発生した場合は、通信
を接続しながら無線回線のチャンネルを切換えてやる必
要がある。 第２図は従来の移動通信システムにおける移動通信交
換機間における通信中チャンネル切換方式を説明する図
である。すなわち、第２図において、移動機１が固定電
話機６と通信中に無線ゾーンエリア12から無線ゾーンエ
リア３へ移動すると、無線ゾーンエリア13の空き無線回
路９、通信回線10,11が決定される。移動通信交換機４
において通信回線11が、移動通信交換機５において通信
回線10が設定される。移動通信交換機４は今まで使用し
ていた無線基地局２を通じ、移動機１に対して無線基地
局３で使用するチャンネルすなわち無線回線９の周波数
へ切り換えるように指示する。指示を受けた移動機１は
無線回線７を新しい無線回路９へ切り換えた後、無線回
線を切換えた事を、無線基地局３、通信回線10、移動通
信交換機５、通信回線11経由で移動通信交換機４へ通知
する。移動通信交換機４は、固定電話機６の加入者線14
との接続パスを通信回線８から、新無線基地局３、通信
回線10、移動通信交換機５と接続されている通信回線11
へ切り換えた後、無線基地局２との間の通信回線８を解
放する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、上述したような従来の通信中チャンネル切
換方式において、無線回線７が新しい無線回線９へ切り
換わった時点では、固定電話機６と接続されている通信
回線14は移動通信交換機４で通信回線８経由で無線基地
局２へ接続されたままである。 このため、固定電話機６と移動機１の間の通信路は切
れていることになり、移動通信交換機４で通信回線８か
ら通信回線11への接続換えが完了するまで通信がとぎれ
てしまうことになる。 従って以上説明したように、従来技術では移動通信交
換機間の通信中チャネル切換時に、通信がとぎれるとい
う問題があった。 さらに回線を切換えた移動機１が、その旨を移動通信
交換機４へ通知するまでの通信断時間には、移動通信交
換機間の信号伝送時間も含まれるため、信号伝送遅延時
間および移動通信交換機間に共通制御信号方式を採用し
ていると共通制御信号線の混み具合によっては、通信断
時間が極端に長くなるという問題があった。 本発明の目的は、移動通信システムにおいて移動機と
無線基地局とが通信中に異なる移動通信交換機に収容さ
れた無線ゾーンエリアの無線回路へ切り換える場合に通
信が中断することのない通話中チャンネル切換方式を提
供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の通信中チャンネル切換方式は、互いに独立な
無線ゾーンエリアをもつ複数の無線基地局を通信回線を
介して収容する複数の移動通信交換機と、この複数の移
動通信交換機相互間を結ぶ通信回線および前記複数の無
線基地局のいずれとも無線回線で接続可能な移動機とか
ら構成され、前記移動機が通信中に前記無線ゾーンエリ
ア間を移動できる移動通信システムにおいて、 前記各移動通信交換機に当該通信交換機とその配下の
前記無線基地局間の前記通信回線と前記移動通信交換機
相互間の前記通信回線とをマルチ接続する手段を設け、
互いに異なる移動通信交換機に収容され、無線ゾーンエ
リアが隣接した２つの無線基地局間で、旧無線ゾーンエ
リアから新無線ゾーンエリアに移動機が通信中に移動す
る時、新無線ゾーンエリア内の空き無線回線を新移動通
信交換機から旧移動通信交換機へ通知後旧移動通信交換
機で旧無線基地局と旧移動通信交換機間の通信中通信回
線と新無線基地局を収容した新移動通信交換機と旧移動
通信交換機間を結ぶ通信回線を前記手段によりマルチ接
続し、通信中移動機の通信状態を保持したまま旧無線ゾ
ーンエリア内の無線回線から新無線ゾーンエリア内での
無線回線に切り換えることを特徴としている。 〔作用〕 本発明は、移動通信交換機に通信中の回線へ新しい通
信回線をマルチ接続することを可能とする手段を設置
し、現在使用している無線基地局への通信回線と接続さ
れている通信相手への通信回線へ、新しく使用する無線
基地局と接続されている移動通信交換機への無線回線を
マルチ接続することによって、移動機で無線回線を切り
換えた後すぐに通信が可能な状態にした後移動機で無線
回線を切り換えることを特徴としており、移動機が無線
回線を切り換えた後に、移動通信交換機で通信回線を切
り換える従来技術とは切り換え方式が異なる。 〔実施例〕 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であっ
て、１は移動機、2,3は無線基地局、4,5は移動通信交換
機、６は固定電話機、７は無線回線、８は通信回線、９
は無線回線、10,11は通信回線、12,13は無線ゾーンエリ
ア、14は通信回線、15は通話路スイッチ、16は例えば特
願昭61−040354号に示したもので構成されるマルチ接続
装置、17は通信回線、18は移動通信交換機、19は通信回
線、20無線基地局、21は無線回線、22は無線ゾーンエリ
アである。 次に、以上のような構成による本発明の通話中チャン
ネル切換方式の動作について、第1,第２および第３のケ
ースに分けて説明する。 （第１のケース） この第１のケースは移動機が通信しながら無線ゾーン
12から無線ゾーン13へと移動する場合である。 すなわち、この第１のケースでは、移動機１が無線回
線７、無線基地局２、通信回線８、移動通信交換機４、
通信回線14経由で固定電話機６と通信中に、無線ゾーン
エリア12から無線ゾーンエリア13へ移動すると、既存の
技術により無線ゾーンエリア13および無線基地局３、移
動通信交換機５が決定される。移動通信交換機４が、移
動通信交換機５への通信回線11を決定し、且つその通信
回線11を設定して、移動通信交換機５に対し無線基地局
３への接続を指示する。移動通信交換機５は、無線基地
局３への通信回線10を決定し且つその通信回線10を設定
する。無線基地局３は、無線ゾーンエリア13にある空き
無線回線９を決定し、移動機１からの新無線回線９によ
る信号送受信準備完了後移動通信交換機５経由で、移動
通信交換機４へ空き無線回線９を通知する。移動通信交
換機４は、空き無線回線９の決定通知を受けると、通話
路スイッチ15を制御して、通信回線８と通信回線14の接
続を解放し、マルチ接続装置16と通信回線14,8,11を接
続する（この接続により、固定電話機６からの信号は通
信回線８と11へ分配送出され、通信回線８および通信回
線10から固定電話機６への信号は加算されて通信回線14
へ送出される。）。 移動通信交換機４が、無線基地局２に対し新しい無線
回線９を通知すると、無線回線７経由で、移動機１へ無
線回線９が通知される。移動機１は、無線回線７から無
線回線９へ切換える。この時点で移動機１は、無線回線
９、通信回線10,11、マルチ接続装置16、通信回線14経
由で、固定電話機６と接続されているので、通信が行わ
れる。 移動機１が無線回線９に切換えられていると、無線基
地局３は切換完了を検知して、移動通信交換機５経由
で、移動通信交換機４へ切換完了を通知する。移動通信
交換機４は、通話路スイッチ15を制御して、マルチ接続
装置16を解放し、通信回線14と11を接続すると同時に、
通信回線８を切断する。無線基地局２は、無線回線７を
解放する。 以上説明した第１のケースから明らかなように、本発
明の通話中チャンネル切換方式によれば、現在の無線回
線と新しく切り換える無線回線のどちらを使用しても通
信相手と通信可能な状態を保って無線回線を切り換える
ため、無線回線が切り換った後、通信のとぎれがないと
いう利点がある。 また、本方式は移動通信交換機間の信号伝送遅延時間
および共通制御信号方式の信号能率が通信断時間に影響
しないという利点がある。 （第２のケース） この第２のケースは、移動機１が無線ゾーンエリア13
から再度無線ゾーンエリア12へ移動する場合である。 すなわち、この第２のケースでは、移動機１が無線回
線９、無線基地局３、通信回線10、移動通信交換機５、
通信回線11,14経由で同定電話機６と通話中に、無線ゾ
ーンエリア13から無線ゾーンエリア12へ移動すると、既
存の技術により無線ゾーンエリア12および無線基地局
２、移動通信交換機４が決定される。移動通信交換機５
が、移動通信交換機４に対し、再度、通信中チャンネル
切換を行うことを通知すると、移動通信交換機４は、通
信回線８を設定し無線基地局２と接続する。無線基地局
２は、無線ゾーンエリア12にある空き無線回線７を決定
し、移動機１からの空き無線回線７による信号送受信準
備完了後、移動通信交換機４へ空き無線回線７を通知す
る。 移動通信交換機４は、通話路スイッチ15を制御して、
通信回線11と通信回線14の接続を解放し、マルチ接続装
置16と通信回線14,8,11を接続する（この接続により、
同定電話機６からの信号は通信回線８と11へ分配送出さ
れ、通信回線８および通信回線10からの固定電話機６へ
の信号は加算されて通信回線14へ送出される。 次に、移動通信交換機４が、移動通信交換機５経由で
無線基地局３に対し新しい無線回線７を通知すると、無
線回線９経由で移動機１へ無線回線７が通知される。移
動機１は、無線回線９から無線回線７へ切換える。この
時点で、移動機１は、無線回線７、通信回線８、マルチ
接続装置16、通信回線14経由で固定電話機６と接続され
ているので、通信が行われる。 移動機１が無線回線７へ切換えられると、無線基地局
２は切換完了を検知して、移動通信交換機４へ切換完了
を通知する。移動通信交換機４は、通話路スイッチ15を
制御して、マルチ接続装置16を解放し、通信回線14と８
を接続すると同時に、通信回線11を切断する。移動通信
交換機５が通信回線10を切断すると、無線基地局３は、
無線回線７を解放する。 このような第２のケースを実行する通信中チャンネル
に切換方式を要約すると、第１のケースに示す通信中チ
ャンネル切換終了後、移動機が再度、第１のケースに示
した旧移動通信交換機に収容される無線ゾーンエリアに
移動した時、この種の通信中チャンネル切換であること
を、移動元移動通信交換機から移動先移動通信交換機へ
通知後、移動先移動通信交換機で移動先無線基地局と移
動先移動通信交換機間の通信回線と移動元無線基地局が
接続されている移動元移動通信交換機と移動先移動通信
交換機間を結ぶ通信回線をマルチ接続し、通信中移動機
の通信状態を保持したまま移動元無線ゾーンエリア内の
無線回線から移動先無線ゾーンエリア内の無線回線に切
換えるものである。 このような第２のケースでは通信中チャンネル切換時
に、新移動通信交換機でマルチ接続するようにしたの
で、移動通信交換機間の通信回線を新たに使用しないで
通信中チャンネル切換が実現できるといった利点があ
る。 （第３のケース） この第３のケースは無線ゾーンエリア12から無線ゾー
ンエリア13へ移動し、引き続き無線ゾーンエリア22へ移
動する場合である。無線ゾーンエリア12から無線ゾーン
エリア13への移動時の動作は先に述べているので、ここ
では無線ゾーンエリア13から無線ゾーンエリア22への移
動時の動作について、以下に説明する 移動機１が無線回線９、無線基地局３、通信回線10、
移動通信交換機５、通信回線11,14経由で同定電話機６
と通信中に、無線ゾーンエリア13から無線ゾーンエリア
22へ移動すると、既存の技術により無線ゾーンエリア22
および無線基地局20、移動通信交換機18が決定される。
移動通信交換機５が、移動通信交換機４に対し、新たな
移動通信交換機18へ通信中チャンネル切換を行うことを
通知すると、移動通信交換機４は移動通信交換機18への
通信回線17を決定し、且つその通信回線17を設定して、
移動通信交換機18に対し、無線基地局20への接続を指示
する。移動通信交換機18は、無線基地局20への通信回線
19を決定し、且つその通信回線19を設定する。無線基地
局20は、無線ゾーンエリア22にある空き無線回線21を決
定し、移動機１からの新無線回線21による信号送受信準
備完了後移動通信交換機18経由で、移動通信交換機４に
対し空き無線回線21を通知する。移動通信交換機４は、
空き無線回線21の決定通知を受けると通話路スイッチ15
を制御して、通信回線11と通信回線14の接続を解放し、
マルチ接続装置16と通信回線14,17,11を接続する（この
接続により、固定電話機６からの信号は通信回線17と11
へ分配送出され、且つ通信回線19および通信回線10から
固定電話機６への信号は加算されて通信回線14へ送出さ
れる）。 次に、移動通信交換機４が移動通信交換機５経由で無
線基地局３に対し新しい無線回線21を通知すると、無線
回線９経由で移動機１へ無線回線21が通知される。移動
機１は、無線回線９から無線回線21へ切換える。この時
点で、移動機１は、無線回線21、通信回線19,17、マル
チ接続装置16、通信回線14経由で固定電話機６と接続さ
れているので、通信が行われる。 移動機１が無線回線21へ切換えられると、無線基地局
20は切換完了を検知して、移動通信交換機18経由で、移
動通信交換機４に対し切換完了を通知する。移動通信交
換機４は、通話路スイッチ15を制御して、マルチ接続装
置16を解放し、通信回線14と17を接続すると同時に、通
信回線11を切断する。移動通信交換機５が通信回線10を
解放すると、無線基地局３は無線回線９を解放する。 このような第３のケースを実行する通信中チャンネル
切換方式を要約すると、第１のケースに示す通信中チャ
ンネル切換終了後、さらに移動機が別の移動通信交換機
に収容される新無線ゾーンエリアに移動機が通信中に移
動する時、移動元移動通信交換機は、この種の通信中チ
ャンネル切換であることを、前記第１のケースで示した
最初の移動通信交換機へ通知後、最初の移動通信交換機
で移動先無線基地局が接続されている移動先移動通信交
換機と最初の移動通信交換機を結ぶ回線と移動元移動通
信交換機と最初の移動通信交換機を結ぶ回線をマルチ接
続し、通信中移動機の通信状態を保持したまま移動元無
線ゾーンエリア内の無線回線から移動先無線ゾーンエリ
ア内の無線回路に切換えるうものである。 このような第３のケースでは、通信中チャンネル切換
時に一番最初の移動通信交換機でマルチ接続するように
したので、３つの移動通信交換機間をまたがる通信中チ
ャンネル切換後に使用する回線は、最初の移動通信交換
機と移動先の移動通信交換機間の通信回線のみで良い利
点がある。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の通信中チャンネル切換
方式によれば、現在の無線回線と新しく切り換える無線
回線のどちらを使用しても通信相手と通信可能な状態を
保って無線回線を切り換えるため、無線回線が切り換っ
た後、通信のとぎれがないという利点がある。また、本
方式は移動通信交換機間の信号伝送遅延時間および共通
制御信号方式の信号能率が通信断時間に影響しないとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の通話中チャンネル切り換え方式の一
実施例を説明するためのブロック図、第２図は従来の通
話中チャンネル切換方式を説明するためのブロック図で
ある。 １…移動機、2,3…無線基地局、4,5…移動通信交換機、
６…固定電話機、７…無線回線、８…通信回線、９…無
線回線、10,11…通信回線、12,13…無線ゾーンエリア、
14…通信回線、15…通話路スイッチ、16…マルチ接続装
置、17…通信回線、18…移動通信交換機、19…通信回
線、20…無線基地局、21…無線回線、22…無線ゾーンエ
リア。
実施例を説明するためのブロック図、第２図は従来の通
話中チャンネル切換方式を説明するためのブロック図で
ある。 １…移動機、2,3…無線基地局、4,5…移動通信交換機、
６…固定電話機、７…無線回線、８…通信回線、９…無
線回線、10,11…通信回線、12,13…無線ゾーンエリア、
14…通信回線、15…通話路スイッチ、16…マルチ接続装
置、17…通信回線、18…移動通信交換機、19…通信回
線、20…無線基地局、21…無線回線、22…無線ゾーンエ
リア。
フロントページの続き
(72)発明者 中島 昭久
横須賀市武１丁目2356番地 日本電信電
話株式会社通信網第二研究所内
(72)発明者 澤田 寛
横須賀市武１丁目2356番地 日本電信電
話株式会社通信網第二研究所内
(56)参考文献 特開 昭61−171269（ＪＰ，Ａ)
桑原 守二監修「自動車電話」（電子
通信学会）Ｐ129−132，Ｐ197−200
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．互いに独立な無線ゾーンエリアをもつ複数の無線基
地局を通信回線を介して収容する複数の移動通信交換機
と、この複数の移動通信交換機相互間を結ぶ通信回線お
よび前記複数の無線基地局のいずれとも無線回線で接続
可能な移動機とから構成され、前記移動機が通信中に前
記無線ゾーンエリア間を移動して通信することができる
移動通信システムにおいて、 前記各移動通信交換機に当該移動通信交換機とその配下
の前記無線基地局間の前記通信回線と前記移動通信交換
機相互間の前記通信回線とをマルチ接続する手段を設
け、互いに異なる移動交換機に収容され、無線ゾーンエ
リアが隣接した２つの無線基地局間で、旧無線ゾーンエ
リアから新無線ゾーンエリアに移動機が通信中に移動す
る時、新無線ゾーンエリア内の空き無線回線を新移動通
信機から旧移動通信交換機へ通知後、旧移動通信機にお
いて旧無線基地局と旧移動通信交換機間の通信中におけ
る通信回線と、新無線基地局を収容した新移動通信交換
機と旧移動通信交換機間を結ぶ通信回線とを前記手段に
よりマルチ接続し、通信中移動機の通信状態を保持した
まま旧無線ゾーンエリア内の無線回線から新無線ゾーン
エリア内での無線回線に切り換えるとともに、この通信
中におけるチャンネル切換の終了後、移動機が再度、前
記旧移動通信交換機に収容される無線ゾーンエリアに移
動した時、移動元移動通信交換機は、この種の通信中チ
ャンネル切換であることを移動先移動通信交換機へ通知
後、移動先移動通信交換機において移動先無線基地局と
移動先移動通信交換機間の通信回線と、移動元無線基地
局が接続されている移動元移動通信交換機と移動先移動
通信交換機とを結ぶ通信回線とをマルチ接続し、通信中
移動機の通信状態を保持したまま移動元無線ゾーンエリ
ア内の無線回線から移動先無線ゾーンエリア内の無線回
線に切り換えることを特徴とする通信中チャンネル切換
方式。 ２．互いに独立な無線ゾーンエリアをもつ複数の無線基
地局を通信回線を介して収容する複数の移動通信交換機
と、この複数の移動通信交換機相互間を結ぶ通信回線お
よび前記複数の無線基地局のいずれとも無線回線で接続
可能な移動機とから構成され、前記移動機が通信中に前
記無線ゾーンエリア間を移動して通信することができる
移動通信システムにおいて、 前記各移動通信交換機に当該移動通信交換機とその配下
の前記無線基地局間の前記通信回線と前記移動通信交換
機相互間の前記通信回線とをマルチ接続する手段を設
け、互いに異なる移動交換機に収容され、無線ゾーンエ
リアが隣接した２つの無線基地局間で、旧無線ゾーンエ
リアから新無線ゾーンエリアに移動機が通信中に移動す
る時、新無線ゾーンエリア内の空き無線回線を新移動通
信機から旧移動通信交換機へ通知後、旧移動通信機にお
いて旧無線基地局と旧移動通信交換機間の通信中におけ
る通信回線と、新無線基地局を収容した新移動通信交換
機と旧移動通信交換機間を結ぶ通信回線とを前記手段に
よりマルチ接続し、通信中移動機の通信状態を保持した
まま旧無線ゾーンエリア内の無線回線から新無線ゾーン
エリア内での無線回線に切り換えるとともに、この通信
中におけるチャンネル切換の終了後、さらに移動機が通
信中に別の移動通信交換機に収容される新無線ゾーンエ
リアに移動する時、移動元移動通信交換機はこの種の通
信中チャンネル切換であることを最初の移動通信交換機
へ通知後、この最初の移動通信交換機において移動先無
線基地局が接続されている移動先移動通信交換機と最初
の移動通信交換機とを結ぶ通信回線と、移動元移動通信
交換機と最初の移動通信交換機とを結ぶ通信回線とをマ
ルチ接続し、通信中移動機の通信状態を保持したまま移
動元無線ゾーンエリア内の無線回路から移動先無線ゾー
ンエリア内の無線回線に切り換えることを特徴とする通
信中チャンネル切換方式。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62046963A JP2705773B2 (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 通信中チヤンネル切換方式 |
| US07/162,062 US4856048A (en) | 1987-03-02 | 1988-02-29 | Mobile communication system |
| DE3854095T DE3854095T2 (de) | 1987-03-02 | 1988-03-02 | Mobilfunk-Kommunikationssystem. |
| EP88103191A EP0281111B1 (en) | 1987-03-02 | 1988-03-02 | Mobile communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62046963A JP2705773B2 (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 通信中チヤンネル切換方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63214029A JPS63214029A (ja) | 1988-09-06 |
| JP2705773B2 true JP2705773B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12761928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62046963A Expired - Fee Related JP2705773B2 (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 通信中チヤンネル切換方式 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4856048A (ja) |
| EP (1) | EP0281111B1 (ja) |
| JP (1) | JP2705773B2 (ja) |
| DE (1) | DE3854095T2 (ja) |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE460449B (sv) * | 1988-02-29 | 1989-10-09 | Ericsson Telefon Ab L M | Cellindelat digitalt mobilradiosystem och foerfarande foer att oeverfoera information i ett digitalt cellindelat mobilradiosystem |
| US5058201A (en) * | 1988-06-07 | 1991-10-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Mobile telecommunications system using distributed miniature zones |
| SE8802229D0 (sv) * | 1988-06-14 | 1988-06-14 | Ericsson Telefon Ab L M | Forfarande vid mobilradiostation |
| FR2638307B1 (fr) * | 1988-10-21 | 1994-06-10 | Cit Alcatel | Centre de commutation pour application radiomobile |
| JPH02121418A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-09 | Fujitsu Ltd | 移動体通信のゾーン制御方式 |
| JP2793829B2 (ja) * | 1989-03-20 | 1998-09-03 | 富士通株式会社 | 移動体接続制御方式 |
| US5134645A (en) * | 1989-06-30 | 1992-07-28 | Berken James J | Automatic and sustained association of users with communications paths |
| US5291544A (en) * | 1989-10-03 | 1994-03-01 | Koninklijke Ptt Nederland N.V. | Method of transferring, between two switching exchanges for mobile services, the handling of an active connection with a mobile terminal |
| NL8902453A (nl) * | 1989-10-03 | 1991-05-01 | Nederland Ptt | Werkwijze voor het tussen twee voor mobiele diensten ingerichte schakelcentrales overdragen van de behandeling van een actieve verbinding met een mobiele terminal. |
| FR2657211A1 (fr) * | 1990-01-18 | 1991-07-19 | Cit Alcatel | Procede de transfert de communication dans un reseau de radiotelephonie. |
| US5222249A (en) * | 1990-11-08 | 1993-06-22 | Motorola, Inc. | Dynamic rf communication resource access by roving mobile units |
| US5257399A (en) * | 1990-11-28 | 1993-10-26 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Multiple access handling in a cellular communications system |
| JP2690202B2 (ja) * | 1991-01-24 | 1997-12-10 | 日本電気株式会社 | コードレス電話方式 |
| SE467856B (sv) * | 1991-01-31 | 1992-09-21 | Ericsson Telefon Ab L M | Transcoder foer ett mobilradiosystem |
| US5257402A (en) * | 1991-03-28 | 1993-10-26 | Motorola, Inc. | Method for effecting handoff in a multi-site communication system |
| HUT68349A (en) * | 1991-05-17 | 1995-06-28 | Motorola Inc | Channel acquisition method and apparatus for a communication system |
| US5307400A (en) * | 1991-11-25 | 1994-04-26 | Telefonaktiebolaget L M. Ericsson | Call routing in mobile telephone systems |
| US5343512A (en) * | 1992-03-27 | 1994-08-30 | Motorola, Inc. | Call setup method for use with a network having mobile end users |
| FI91345C (fi) * | 1992-06-24 | 1994-06-10 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä kanavanvaihdon tehostamiseksi |
| EP0604623A4 (en) * | 1992-07-13 | 1994-12-07 | Motorola Inc | METHOD AND APPARATUS FOR PERFORMING TRANSFERS IN A WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM. |
| SE500826C2 (sv) * | 1993-01-27 | 1994-09-12 | Ericsson Telefon Ab L M | Metod att nedkoppla en upprättad kommunikationsförbindelse i ett mobilradiosystem |
| EP0667085A4 (en) * | 1993-07-28 | 1999-02-03 | Motorola Inc | METHOD AND APPARATUS FOR REDUCING AUDIO INTERRUPTION DURING HANDOVER IN A COMMUNICATION SYSTEM. |
| JP2629588B2 (ja) * | 1993-12-27 | 1997-07-09 | 日本電気株式会社 | 移動体通信システムにおける多重接続方式 |
| EP0695104B1 (en) * | 1994-07-25 | 2003-05-07 | Siemens Information and Communication Networks, Inc. | Mobile telephone connection transfer |
| US5646978A (en) * | 1995-04-27 | 1997-07-08 | Lucent Technologies Inc. | Method and apparatus for providing interswitch handover in personal communication services systems |
| US6104926A (en) * | 1995-07-31 | 2000-08-15 | Gte Airfone, Incorporated | Call handoff |
| FI105993B (fi) * | 1997-08-20 | 2000-10-31 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä ja järjestelmä radiotiedonsiirtoverkon hallitsemiseksi ja radioverkko-ohjain |
| US6230014B1 (en) | 1998-10-08 | 2001-05-08 | Ericsson Inc. | Method of controlling handoff of communications with a mobile station from a first radio transceiver to a second radio transceiver |
| GB2415860B (en) * | 2004-06-30 | 2007-04-18 | Nokia Corp | A method of providing a radio service at a remote terminal |
| US20110238242A1 (en) * | 2010-03-29 | 2011-09-29 | Invensys Rail Corporation | Synchronization to adjacent wireless networks using single radio |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3663762A (en) * | 1970-12-21 | 1972-05-16 | Bell Telephone Labor Inc | Mobile communication system |
| US3819872A (en) * | 1972-07-10 | 1974-06-25 | Bell Telephone Labor Inc | Mobile telephone cellular switching system |
| DE2625475A1 (de) * | 1976-06-05 | 1978-04-06 | Licentia Gmbh | Verfahren fuer einen automatischen wechsel des funkverkehrsbereiches in einer ortsbeweglichen funksprechstelle bei bestehender verbindung |
| US4284848A (en) * | 1979-08-01 | 1981-08-18 | Frost Edward G | Switched network telephone subscriber distribution system |
| US4399555A (en) * | 1980-04-28 | 1983-08-16 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Cellular high capacity mobile radiotelephone system with fleet-calling arrangement for dispatch service |
| US4398063A (en) * | 1980-10-24 | 1983-08-09 | Hass Ronald J | Mobile telephone interoffice handoff limiting method and apparatus |
| JPS61171269A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | Fujitsu Ltd | 通話路切替方法 |
| JPS6471269A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | Hitachi Ltd | Two-color facsimile equipment |
-
1987
- 1987-03-02 JP JP62046963A patent/JP2705773B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-02-29 US US07/162,062 patent/US4856048A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-02 EP EP88103191A patent/EP0281111B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-02 DE DE3854095T patent/DE3854095T2/de not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 桑原 守二監修「自動車電話」（電子通信学会）Ｐ１２９−１３２，Ｐ１９７−２００ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3854095D1 (de) | 1995-08-10 |
| JPS63214029A (ja) | 1988-09-06 |
| EP0281111B1 (en) | 1995-07-05 |
| EP0281111A2 (en) | 1988-09-07 |
| US4856048A (en) | 1989-08-08 |
| EP0281111A3 (en) | 1989-11-08 |
| DE3854095T2 (de) | 1996-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2705773B2 (ja) | 通信中チヤンネル切換方式 | |
| US4568800A (en) | Multi-channel access (MCA) radio telephone system | |
| JP2931227B2 (ja) | 交換装置 | |
| JPH07221796A (ja) | 交換装置 | |
| KR19990062661A (ko) | 이동 통신용 핸드오프 전환 장치 | |
| JPH0523531B2 (ja) | ||
| JPH0423695A (ja) | 移動体通信の通話路設定方式 | |
| RU2373663C2 (ru) | Способ управления системой с автоматическим перераспределением каналов связи | |
| JP2683795B2 (ja) | 通信中チャネル切替方式 | |
| JPH07222254A (ja) | 交換装置 | |
| JPH06351062A (ja) | ハンドオーバー時の秘話機能継続方式 | |
| JP2664830B2 (ja) | 通信中チャネル切替 | |
| JP3016457B2 (ja) | 通信システム | |
| JP3105585B2 (ja) | 移動体通信システムにおける位置登録方法 | |
| JPH088587B2 (ja) | 移動通信パケット交換システム | |
| JPS62133833A (ja) | 通話中基地局切替方法 | |
| JP2828353B2 (ja) | 交換システム | |
| JP3225807B2 (ja) | コードレス着信制御方法及びその装置 | |
| JPS63187928A (ja) | 移動通信の通信モニタ方法 | |
| JPS6267985A (ja) | ビデオテツクス用通話中着信方式 | |
| JPH0393394A (ja) | 加入者集線通信方式 | |
| JPH0393393A (ja) | 加入者集線通信方式 | |
| JPH0393392A (ja) | 加入者集線通信方式 | |
| JPS6032372B2 (ja) | 移動通信方式 | |
| JPH06292255A (ja) | 移動通信方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |