JP2703843B2 - モジュトロールモータのフィードバック抵抗の断線位置検出装置 - Google Patents

モジュトロールモータのフィードバック抵抗の断線位置検出装置

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JP2703843B2
JP2703843B2 JP32628691A JP32628691A JP2703843B2 JP 2703843 B2 JP2703843 B2 JP 2703843B2 JP 32628691 A JP32628691 A JP 32628691A JP 32628691 A JP32628691 A JP 32628691A JP 2703843 B2 JP2703843 B2 JP 2703843B2
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resistor
potentiometer
power supply
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disconnection
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洋之 古川
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  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモジュトロールモータ
のフィードバック抵抗の断線位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術ではモジュトロールモータ
フィードバック抵抗に断線が生じた場合、モジュトロー
ルモータの回路を一旦電源から切り離し、この状態でテ
スター等により調査する必要があり、モジュトロールモ
ータのフィードバック抵抗の断線位置を自動的に検出す
ることが極めて難しかった。
【0003】このため、モジュトロールモータのフィー
ドバック抵抗が断線した際速やかに、モジュトロールモ
ータの出力を固定することが出来ず、モジュトロールモ
ータが異常動作をするという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、モジュトロールモータのフィードバック抵抗に断線
があった場合、速やかに、その断線を検出すると共にそ
の断線位置を検出し、以って、モジュトロールモータの
異常動作を防止するようにしたモジュトロールモータ
フィードバック抵抗の断線位置検出装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモジュト
ロールモータのフィードバック抵抗の断線位置検出装置
は、モジュトロールモータのフィードバック用ポテンシ
ョ抵抗器の断線位置を検出する装置であって、回路電源
と、差動増幅器と、この差動増幅器の基準電圧とポテ
ンショ抵抗器の第1の端子と回路電源の一方の電極間に
設けた第1の抵抗器と、ポテンショ抵抗器の第2の端子
と回路電源の他方の電極間に設けた第2の抵抗器と、回
路電源の電極間に設けた直列接続の第3及び第4の抵抗
器とからなり、ポテンショ抵抗器の摺動子端子を第3及
び第4の抵抗器の接続線路に接続すると共に、この接続
線路の電位を差動増幅器に導く様に構成し、第1の抵抗
器、第2の抵抗器、第3の抵抗器、及び第4の抵抗器の
抵抗値は、ポテンショ抵抗器の断線状態および断線位置
を検出可能に設定したものである。
【0006】
【実施例】この発明に係るモジュトロールモータのフィ
ードバック抵抗の断線位置検出装置の実施例を図1及び
図2に基づき説明する。
【0007】図中、1は電圧Eを供給する回路電源、2
はオペアンプ、R1、R2は回路電源1によりオペアン
プ2の基準電圧Vrefを得るために設けた抵抗器、R
3、R4は回路電源1に直列に接続した抵抗器、VRは
モジュトロールモータの三線式フィードバック回路のポ
テンショ抵抗器、r1はポテンショ抵抗器VRの一方の
端子と回路電源1の一方の電極間に設けた抵抗器、r
2はポテンショ抵抗器VRの他方の端子と回路電源1の
他方の電極間に設けた抵抗器である。
【0008】そして、抵抗器R1及び抵抗器R2の接続
線路の電圧をオペアンプ2の一方の入力端子2aに導く
と共に、ポテンショ抵抗器VRの摺動端子を抵抗器R
3、R4の接続線路Jに結線し、接続線路Jの電圧をオ
ペアンプ2の他方の入力端子2bに導く様に構成してい
る。
【0009】そして、入力端子2aの基準電圧Vref
に対する入力端子2bの電圧Vinに基づき、図示して
いないモジュトロールモータの出力を制御したり、或い
は、所定の警報を出力するようになっている。
【0010】次に、断線位置に応じたオペアンプ2の入
力端子2bの電圧Vinについて説明する。
【0011】なお、抵抗器R1、R2、R3、R4、r
1、r2、ポテンショ抵抗器VRのそれぞれの抵抗値を
R1、R2、R3、R4、r1、r2、VRとし、ポテ
ンショ抵抗器VRの一方の端子(Yライン側)と摺動子
間の抵抗値をVR1、ポテンショ抵抗器VRの他方の端
子(Gライン側)と摺動子間の抵抗値をVR2とする。
【0012】また、抵抗器r1、r2の抵抗値、及び、
ポテンショ抵抗器VRの抵抗値は抵抗器R1、R2、R
3、R4の抵抗値に比較し、十分小さく設定してあるも
のとする。
【0013】さて、通常動作時、電圧Vinは式1の様
に摺動子の位置に比例した電圧となる。この状態は図2
の直線Aで示す比例帯である。
【0014】
【数1】
【0015】また、ポテンショ抵抗器VRのYラインが
断線したとき、電圧Vinは式2に示すようになるか
ら、Vinは略0Vになる。
【0016】
【数2】
【0017】また、ポテンショ抵抗器VRのTラインが
断線した時、電圧Vinは式3の様になる。
【0018】
【数3】
【0019】同様に、ポテンショ抵抗器VRのGライン
が断線した時、電圧Vinは式4に示すようになるから
Vinは約Evになる。
【0020】
【数4】
【0021】そして、式5において、それぞれの抵抗値
を、式6を満足するような値に設定すると、Tラインの
断線時の電圧Vinは式7すなわち図2のBで示す値と
なるから断線時の電圧Vinは通常動作時にとり得る値
すなわち図2に示す比例帯からはずれた値となり、Tラ
インの断線状態を検出することが出来る。
【0022】
【数5】
【0023】
【数6】
【0024】
【数7】
【0025】また、断線状態に応じて電圧Vinが変化
するから、ポテンショ抵抗器VRの断線位置をも検出す
ることが出来る。
【0026】
【発明の効果】この発明に係るモジュトロールモータ
フィードバック抵抗の断線位置検出装置によれば、上
のように構成したので、フィードバック抵抗の断線状態
はもとより、その断線位置をも検出することが出来る。
【0027】このため、モジュトロールモータの異常動
作を速やかに防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のモジュトロールモータのフィードバ
ック抵抗の断線位置検出装置の一実施例を示す回路図で
ある。
【図2】図1において、オペアンプへの入力電圧を示す
特性図である。
【符号の説明】
1 電源 2 オペアンプ R1 抵抗器 R2 抵抗器 R3 抵抗器 R4 抵抗器 r1 抵抗器 r2 抵抗器 VR ポテンショ抵抗

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュトロールモータのフィードバック
    用ポテンショ抵抗器の断線位置を検出する装置であっ
    て、回路電源と、差動増幅器と、この差動増幅器の基準
    電圧と、前記ポテンショ抵抗器の第1の端子と前記回路
    電源の一方の電極間に設けた第1の抵抗器と、前記ポテ
    ンショ抵抗器の第2の端子と前記回路電源の他方の電極
    間に設けた第2の抵抗器と、前記回路電源の電極間に設
    けた直列接続の第3及び第4の抵抗器とからなり、前記
    ポテンショ抵抗器の摺動子端子を前記第3及び第4の抵
    抗器の接続線路に接続すると共に、この接続線路の電位
    を前記差動増幅器に導く様に構成し、前記第1の抵抗
    器、第2の抵抗器、第3の抵抗器、及び第4の抵抗器の
    抵抗値は、前記ポテンショ抵抗器の断線状態および断線
    位置を検出可能に設定されていることを特徴とするモジ
    ュトロールモータのフィードバック抵抗の断線位置検出
    装置。
JP32628691A 1991-10-09 1991-10-09 モジュトロールモータのフィードバック抵抗の断線位置検出装置 Expired - Lifetime JP2703843B2 (ja)

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JPH0599997A JPH0599997A (ja) 1993-04-23
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JP6309332B2 (ja) * 2014-04-18 2018-04-11 リンナイ株式会社 可変抵抗器の抵抗検知信号生成回路

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