JP2703702B2 - ゲートアレイのレイアウト方法 - Google Patents

ゲートアレイのレイアウト方法

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JP2703702B2
JP2703702B2 JP28616592A JP28616592A JP2703702B2 JP 2703702 B2 JP2703702 B2 JP 2703702B2 JP 28616592 A JP28616592 A JP 28616592A JP 28616592 A JP28616592 A JP 28616592A JP 2703702 B2 JP2703702 B2 JP 2703702B2
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gate array
cell
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gate
area
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修作 山本
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チャンネルレス型ゲ
ートアレイの自動設計に適するゲートアレイのレイアウ
ト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なゲートアレイの全体の構
成を図10に示す。ゲートアレイはチップ1の周辺部に
I/O部3を配置し、中央の大部分にコア部を設けてな
る。また、コア部2の構成として、図11に示すよう
に、セル領域CAと配線領域LAを分離したものと、図
12に示すように、コア部全体をセル領域CAとしたも
のとがある。前者はチャンネル型ゲートアレイ、後者は
チャンネルレス型またはシーオブゲート(sea of
gate)型ゲートアレイである。チャンネルレス型
ゲートアレイは、ゲートの利用率を上げやすく、メモリ
を構成しやすいなどの利点があり現在多用されている。
【0003】このチャンネルレス型ゲートアレイを設計
する場合、先ず論理回路の構成要素である各ゲートが自
動配置される。たとえば図14においてハッチング部分
はゲートが配置されてユニットセルが使用される領域、
その他の空白領域はユニットセルが使用されないチャン
ネル領域を示す。その後、各ゲート間を接続する信号線
が自動配線されが、その際、主に前記チャンネル領域に
各ゲート間を接続する信号線が配線される。なお、この
ようなチャンネルレス型ゲートアレイもチャンネル型ゲ
ートアレイの場合と同様に、全てのセルに対して電源お
よびグラウンド電位を供給するために、図13に示すよ
うに全てのユニットセルの各列に必ず一対以上の電源・
グラウンド配線を配線するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のチャンネルレス型ゲートアレイのレイアウト方法
では、全てのユニットセルに対して電源・グラウンド配
線が配線されるようになるため、本来配線を通りやすく
するチャンネルにおいても、電源・グラウンド配線が存
在し、これが信号線の自動配線に悪影響を及ぼし未配線
が生じる場合があった。
【0005】この発明の目的は、前述した不都合を解消
し、未配線を防止するとともにゲート使用率を向上させ
ることのできるゲートアレイのレイアウト方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のゲートアレイ
のレイアウト方法は、配線領域とセル形成領域を予め区
分しないチャンネルレス型ゲートアレイのレイアウト方
法において、論理回路を設計するステップと、フィジカ
ルセルの配置領域を設定するステップと、前記論理回路
の構成要素である各ゲートセルに対応するフィジカルセ
ルを前記配置領域内に配置するステップと、使用するユ
ニットセルの領域を抽出するステップと、使用するユニ
ットセルの領域に電源・グラウンド配線を配線するステ
ップと、配置したフィジカルセル間にそのフィジカルセ
ル間を接続する信号線を配置するステップと、を有する
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明のゲートアレイのレイアウト方法で
は、論理回路が設計された後、まずフィジカルセルの配
置領域が設定される。そして、この配置領域に対して、
論理回路の構成要素である各ゲートセルに対応するフィ
ジカルセルが配置される。
【0008】しかる後、使用するユニットセル、すなわ
ち前記フィジカルセルが配置されたユニットセルが抽出
されて、その領域に対して電源・グラウンド配線が配線
される。その後、各フィジカルセル間を接続する信号線
を配置することによってゲートアレイのレイアウトが行
われる。
【0009】このように、全てのユニットセルに対して
予め電源・グラウンド配線を配線するのではなく、フィ
ジカルセルを配置した後に、その配置したセル領域に対
して電源・グラウンド配線が通るように電源・グラウン
ド配線を配線するため、ユニットセルの使用されないチ
ャンネル領域の無駄な電源・グラウンド配線が無くな
り、信号線の配置も容易となり、しかも電源・グラウン
ド配線の最適な配線が可能となる。これらによって信号
配線の未配線が防止され、ゲート使用率も高まる。
【0010】
【実施例】まず、この発明の実施例であるゲートアレイ
のユニットセルとフィジカルセルとの関係を図2に示
す。(A)はユニットセルの構成であり、pchはpチ
ャンネル領域、nchはnチャンネル領域、A1,A2
はそれぞれゲート配線である。pチャンネル領域の上部
に設けた二つの配線A1,A2によって二つのpMOS
を構成し、nチャンネル領域の上部に設けた二つの配線
A1,A2によって二つのnMOSトランジスタを構成
している。図2(B)はフィジカルセルの例であり、
(A)に示したユニットセルに対しどの位置でコンタク
トをとり、接続するか、また電源配線VDDおよびグラウ
ンド配線GNDとどのように接続するか、そのパターン
を表す。図2(C)に示すように、ユニットセル上にフ
ィジカルセルを設けることによって、一つのゲートセル
を構成する。
【0011】図3は図2(C)に示したゲートセルの回
路図およびMIL記号を示す。このように図2(B)に
示したフィジカルセルのパターンによってその下層に存
在するユニットセルの機能を定め、所定のゲートを構成
することができる。図2(A)に示したユニットセル
は、ゲートアレイのコア部の全面に形成している。ゲー
トアレイのレイアウトは、後述するように、論理回路の
構成要素である各ゲートに応じたフィジカルセル(図2
(B))をどのユニットセル上に配置するか、どのユニ
ットセル上に電源・グラウンド配線を配線するか、更に
どのフィジカルセル間のどの箇所に信号線を配置するか
によって行う。
【0012】次に、図4〜図9を基に論理回路をゲート
アレイ上に構成する場合の極単純な例を示す。
【0013】図4に示すような論理回路をゲートアレイ
上に構成する場合、まずフィジカルセルの配置領域を設
定する。図5におけるハッチング領域はその設定した領
域を示す。これは自動もしくはオペレータによる手動で
設定する。続いて、図4に示した論理回路の構成要素で
ある各ゲートセルを前記設定領域内に自動配置させる。
図6はその配置例を示す。但し図6においてはフィジカ
ルセルのパターンではなくMIL記号で示している。こ
の時、ゲートセル間の接続情報は持っている。
【0014】続いて、使用するユニットセルすなわちフ
ィジカルセルを配置するユニットセルの領域を抽出す
る。図7のハッチング領域はその抽出したユニットセル
の領域を示す。そして、その抽出したユニットセルの領
域に電源・グラウンド配線を配線する。図8のVDD,G
NDはその配線を示す。最後に、配置したフィジカルセ
ル間を接続する信号線を配置する。図9の各ゲート間を
結ぶ線は信号線を示す。但し図9においてはフィジカル
セルのパターンではなくMIL記号を示している。
【0015】以上に述べたゲートアレイのレイアウト方
法をフローチャートで示せば図1のようになる。まず、
例えばワークステーションにより論理回路設計用ソフト
ウエアを実行させて、所望の論理回路を設計し、例えは
アスキーファイルのネットリストを作成する(S0)。
その後、レイアウト設計用ソフトウエアを実行させて、
まず自動もしくはマニュアル操作によって配置領域を設
定し(S1)、その設定した領域に対し論理回路の構成
要素である各ゲートセルに対応するフィジカルセルを自
動配置させる(S2)。これは、予想配線長の最小化お
よび混雑度の平均化が考慮されて自動的になされる。続
いて、自動配置されたユニットセルの領域を抽出し(S
3)、その領域に対し電源・グラウンド配線を自動配置
する(S4)。勿論電源・グラウンド配線をパッドから
各部へ供給するために、使用しないユニットセル上にも
配置する場合も生じるが、配線の為のチャンネル領域に
は必要最小限の電源・グラウンド配線しか通らないこと
になる。その後、各フィジカルセル間を接続する信号線
の自動配線を行い、一応のレイアウト設計を終了する。
その後、配線による実遅延時間の論理検証用ソフトウエ
アを実行させて、各種シミュレーションを行い、所期の
機能を満足するか否かをテストし、必要に応じてレイア
ウト設計の修正または論理回路設計の修正に戻る。
【0016】なお、従来方法により2万ゲート規模の論
理回路をゲートアレイにて自動配線配置を行った結果、
100本以上の未配線が生じたが、本願発明によれば、
未配線が無くなり、また自動配線の処理時間も10%以
上短縮化された。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、不要な電源・グラウ
ンド配線が無くなることによって未配線が防止され、ゲ
ート数の大規模なゲートアレイも容易に設計できるよう
になり、またゲート使用率も高まるため、より大規模な
論理回路をゲートアレイ上に構成することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるゲートアレイのレイア
ウト方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】ユニットセルとフィジカルセルおよびゲートセ
ルとの関係を示す図である。
【図3】図2の(C)に示したゲートセルの回路図およ
びMIL記号を示す図である。
【図4】実施例に係るゲートアレイ上に構成すべき論理
回路の例を示す図である。
【図5】配置領域の設定例を示す図である。
【図6】フィジカルセルの自動配置の例を示す図であ
る。
【図7】使用ユニットセルの領域を示す図である。
【図8】電源・グラウンド配線形成領域を示す図であ
る。
【図9】信号線の配置を示す図である。
【図10】一般的なゲートアレイの全体の構成を示す図
である。
【図11】チャンネル型ゲートアレイのコア部の概略構
成を示す図である。
【図12】チャンネルレス型ゲートアレイのコア部の概
略構成を示す図である。
【図13】従来のチャンネルレス型ゲートアレイの電源
・グラウンド配線の構成を示す図である。
【図14】従来のゲートアレイにおける自動配置の例を
示す図である。
【符号の説明】
1−ゲートアレイチップ 2−コア部 3−I/O部 CA−セル形成領域 LA−配線領域 VDD−電源配線 GND−グラウンド配線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線領域とセル形成領域を予め区分しない
    チャンネルレス型ゲートアレイのレイアウト方法におい
    て、 論理回路を設計するステップと、 フィジカルセルの配置領域を設定するステップと、 前記論理回路の構成要素である各ゲートセルに対応する
    フィジカルセルを前記配置領域内に配置するステップ
    と、 使用するユニットセルの領域を抽出するステップと、 使用するユニットセルの領域に電源・グラウンド配線を
    配線するステップと、 配置したフィジカルセル間にそのフィジカルセル間を接
    続する信号線を配置するステップと、 を有することを特徴とするゲートアレイのレイアウト方
    法。
JP28616592A 1992-10-23 1992-10-23 ゲートアレイのレイアウト方法 Expired - Lifetime JP2703702B2 (ja)

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