JP2702845B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP2702845B2 JP2702845B2 JP4074447A JP7444792A JP2702845B2 JP 2702845 B2 JP2702845 B2 JP 2702845B2 JP 4074447 A JP4074447 A JP 4074447A JP 7444792 A JP7444792 A JP 7444792A JP 2702845 B2 JP2702845 B2 JP 2702845B2
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/04—Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
- G11B5/553—Details
- G11B5/5534—Initialisation, calibration, e.g. cylinder "set-up"
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5565—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks system adaptation for compensation of variations of physical parameters, e.g. temperature
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関
し、複数の磁気ヘッドを切換えて使用する磁気ディスク
装置に関する。
し、複数の磁気ヘッドを切換えて使用する磁気ディスク
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置の大容量化に伴
い、トラック間隔が狭くなっており、ヘッドアクチュエ
ータの複数のアームの先端に磁気ヘッドを設けた磁気デ
ィスク装置では温度変化によるトラックずれ、つまりサ
ーマルオフトラックの影響が大きくなっている。
い、トラック間隔が狭くなっており、ヘッドアクチュエ
ータの複数のアームの先端に磁気ヘッドを設けた磁気デ
ィスク装置では温度変化によるトラックずれ、つまりサ
ーマルオフトラックの影響が大きくなっている。
【０００３】このため、データを読み書きするデータヘ
ッドのサーマルオフトラックがトラック幅に対して無視
できる程度に小さい場合は全てのヘッドが同一シリンダ
のトラックにオントラックしているので、同一シリンダ
でデータを読み書きするヘッドを切換えるヘッド切換え
直後に読み書きが可能であるが、サーマルオフトラック
がトラック幅に対して大きい場合はヘッド切換え後にデ
ータ面に書かれたサーボパターンに基き計測されたオフ
トラック量を補正することが行なわれている。この場
合、ヘッド位置決め回路は上位装置からの他のシリンダ
に位置決めを指示するシーク命令によってシーク動作を
行ない、かつ上位装置からのヘッド切換え命令に対して
もシーク動作を行なう。またヘッド位置決め回路はシー
ク動作により目標シリンダに位置づけられた状態で書込
みを許可するトラックフォロー信号を上位装置に対して
出力する。
ッドのサーマルオフトラックがトラック幅に対して無視
できる程度に小さい場合は全てのヘッドが同一シリンダ
のトラックにオントラックしているので、同一シリンダ
でデータを読み書きするヘッドを切換えるヘッド切換え
直後に読み書きが可能であるが、サーマルオフトラック
がトラック幅に対して大きい場合はヘッド切換え後にデ
ータ面に書かれたサーボパターンに基き計測されたオフ
トラック量を補正することが行なわれている。この場
合、ヘッド位置決め回路は上位装置からの他のシリンダ
に位置決めを指示するシーク命令によってシーク動作を
行ない、かつ上位装置からのヘッド切換え命令に対して
もシーク動作を行なう。またヘッド位置決め回路はシー
ク動作により目標シリンダに位置づけられた状態で書込
みを許可するトラックフォロー信号を上位装置に対して
出力する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】データヘッドのオフト
ラックが無視できる場合、ヘッド位置決め回路は、シー
ク命令に対してヘッドの移動中にトラックフォロー信号
をＬレベルに落とし、移動が完了するとトラックフォロ
ー信号をＨレベルに上げる。ヘッド切換え命令に対して
ヘッドの移動動作を伴わないためにトラックフォロー信
号をＨレベルに保持する。
ラックが無視できる場合、ヘッド位置決め回路は、シー
ク命令に対してヘッドの移動中にトラックフォロー信号
をＬレベルに落とし、移動が完了するとトラックフォロ
ー信号をＨレベルに上げる。ヘッド切換え命令に対して
ヘッドの移動動作を伴わないためにトラックフォロー信
号をＨレベルに保持する。
【０００５】またデータヘッドのオフトラックが大きく
無視できない場合、ヘッド位置決め回路はヘッド切換え
命令に対してヘッドの移動動作が発生するのでヘッド切
換え命令の受取り時にトラックフォロー信号をＬレベル
に落としヘッド移動完了後にトラックフォロー信号をＨ
レベルに上げる。
無視できない場合、ヘッド位置決め回路はヘッド切換え
命令に対してヘッドの移動動作が発生するのでヘッド切
換え命令の受取り時にトラックフォロー信号をＬレベル
に落としヘッド移動完了後にトラックフォロー信号をＨ
レベルに上げる。
【０００６】しかし、ヘッド位置決め回路としてディジ
タルサーボ制御ＭＰＵを用いてディジタルサーボを行な
う場合、ＭＰＵは例えば数１０μｓｅｃのサンプリング
間隔でトラックフォロー信号のレベル切換えの判別を行
なっている。このため、ヘッド切換え命令に対してヘッ
ドの移動が発生する場合、ＭＰＵはヘッド切換命令が供
給されてからトラックフォロー信号をＬレベルに落とす
までの間、上位装置に対し書込みを許してしまう。つま
りサーマルオフトラックの補正なしでデータが書込まれ
ることになり、隣接トラックのデータを破壊するおそれ
があるという問題があった。
タルサーボ制御ＭＰＵを用いてディジタルサーボを行な
う場合、ＭＰＵは例えば数１０μｓｅｃのサンプリング
間隔でトラックフォロー信号のレベル切換えの判別を行
なっている。このため、ヘッド切換え命令に対してヘッ
ドの移動が発生する場合、ＭＰＵはヘッド切換命令が供
給されてからトラックフォロー信号をＬレベルに落とす
までの間、上位装置に対し書込みを許してしまう。つま
りサーマルオフトラックの補正なしでデータが書込まれ
ることになり、隣接トラックのデータを破壊するおそれ
があるという問題があった。
【０００７】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ディジタルサーボ制御を行なって、同一シリンダでヘッ
ド切換えを行なったときに隣接トラックのデータ破壊が
生じることを防止する磁気ディスク装置を提供すること
を目的とする。
ディジタルサーボ制御を行なって、同一シリンダでヘッ
ド切換えを行なったときに隣接トラックのデータ破壊が
生じることを防止する磁気ディスク装置を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、複数のデータヘッド夫々のオフトラック量を測定
し、読み書きを行なうデータヘッド毎に上記オフトラッ
ク量が零となるようヘッドを移動して補正し、読み書き
を行なうデータヘッドのオフトラック量を所定のサンプ
リング間隔でサンプリングし、前記オフトラック量が略
零のオントラック状態かどうかを判別してオントラック
状態で書込み許可のトラックフォロー信号を生成して上
位装置に供給する磁気ディスク装置の制御方式におい
て、前記上位装置同一シリンダで読み書きを行なうデー
タヘッドを切換えるヘッド切換え信号が供給されたと
き、上記サンプリング間隔を越える所定時間だけ上記書
込み許可のトラックフォロー信号の出力を制限する書込
み許可制限手段を有する。
置は、複数のデータヘッド夫々のオフトラック量を測定
し、読み書きを行なうデータヘッド毎に上記オフトラッ
ク量が零となるようヘッドを移動して補正し、読み書き
を行なうデータヘッドのオフトラック量を所定のサンプ
リング間隔でサンプリングし、前記オフトラック量が略
零のオントラック状態かどうかを判別してオントラック
状態で書込み許可のトラックフォロー信号を生成して上
位装置に供給する磁気ディスク装置の制御方式におい
て、前記上位装置同一シリンダで読み書きを行なうデー
タヘッドを切換えるヘッド切換え信号が供給されたと
き、上記サンプリング間隔を越える所定時間だけ上記書
込み許可のトラックフォロー信号の出力を制限する書込
み許可制限手段を有する。
【０００９】また、全てのデータヘッドの中で一定値を
越えるオフトラック量を持つデータヘッドが有るか無い
かを判別して、有る場合にのみ上記書込み許可制限手段
による書込み許可のトラックフォロー信号の出力の制限
を行なわせる判別手段を有する。
越えるオフトラック量を持つデータヘッドが有るか無い
かを判別して、有る場合にのみ上記書込み許可制限手段
による書込み許可のトラックフォロー信号の出力の制限
を行なわせる判別手段を有する。
【００１０】
【作用】本発明においては、同一シリンダでヘッド切換
えを行なったとき所定時間だけ書込み許可のトラックフ
ォロー信号の出力が制限されるため、ヘッド切換えによ
りオフトラックを補正するためのデータヘッドの移動が
必要な場合に、離散的なサンプリングによる書込み許可
のトラックフォロー信号の出力を防止でき、隣接トラッ
クのデータ破壊のおそれがなくなる。
えを行なったとき所定時間だけ書込み許可のトラックフ
ォロー信号の出力が制限されるため、ヘッド切換えによ
りオフトラックを補正するためのデータヘッドの移動が
必要な場合に、離散的なサンプリングによる書込み許可
のトラックフォロー信号の出力を防止でき、隣接トラッ
クのデータ破壊のおそれがなくなる。
【００１１】
【実施例】図２は本発明の磁気ディスク装置の一実施例
のブロック図を示す。
のブロック図を示す。
【００１２】図２において、磁気ディスク装置はディス
クコントロール装置１２とディスクドライブ装置３０に
大別される。
クコントロール装置１２とディスクドライブ装置３０に
大別される。
【００１３】ディスクコントロール装置１２内には全体
的な制御を集中して行なう制御プロセッサ部１４が設け
られる。
的な制御を集中して行なう制御プロセッサ部１４が設け
られる。
【００１４】制御プロセッサ部１４に対しては、内部バ
ス２８を介して上位とのインタフェース部１６、ディス
クドライブ装置３０に対するドライブインタフェース部
１８、シリアル／パラレル変換部２０、データ転送バッ
ファ部２４及びシステムストレージ部２６が接続され
る。
ス２８を介して上位とのインタフェース部１６、ディス
クドライブ装置３０に対するドライブインタフェース部
１８、シリアル／パラレル変換部２０、データ転送バッ
ファ部２４及びシステムストレージ部２６が接続され
る。
【００１５】ドライブインタフェース部１８は制御プロ
セッサ部１４からの制御コマンドをディスクドライブ装
置３０に伝える。
セッサ部１４からの制御コマンドをディスクドライブ装
置３０に伝える。
【００１６】シリアル／パラレル変換部２０はデータ変
復調部２２を介してディスクドライブ装置３０との間で
ライトデータまたはリードデータのやり取りを行なう。
復調部２２を介してディスクドライブ装置３０との間で
ライトデータまたはリードデータのやり取りを行なう。
【００１７】このシリアル／パラレル変換部２０とデー
タ変復調部２２は通常、ＶＦＯ部を構成する。
タ変復調部２２は通常、ＶＦＯ部を構成する。
【００１８】ライトデータまたはリードデータは一旦、
データ転送用バッファ２４に格納された後に、ディスク
ドライブ装置３０又は上位ＣＰＵに転送される。
データ転送用バッファ２４に格納された後に、ディスク
ドライブ装置３０又は上位ＣＰＵに転送される。
【００１９】ディスクドライブ装置３０にはドライブ回
路部３２が設けられている。ドライブ回路部３２内の回
転速度制御回路３３はスピンドルモータ（ＳＰ）３５に
より記憶媒体としての複数枚の磁気ディスク４０を一定
速度で回転させる。また、ドライブ回路部３２内のヘッ
ド位置決め回路３４はボイスコイルモータ（ＶＣＭ）３
６を駆動してヘッドアクチュエータを回動させ、ヘッド
アクチュエータのアーム先端に設けられたヘッド４１，
４２1 〜４２n を各磁気ディスク４０の略半径方向に移
動させる。
路部３２が設けられている。ドライブ回路部３２内の回
転速度制御回路３３はスピンドルモータ（ＳＰ）３５に
より記憶媒体としての複数枚の磁気ディスク４０を一定
速度で回転させる。また、ドライブ回路部３２内のヘッ
ド位置決め回路３４はボイスコイルモータ（ＶＣＭ）３
６を駆動してヘッドアクチュエータを回動させ、ヘッド
アクチュエータのアーム先端に設けられたヘッド４１，
４２1 〜４２n を各磁気ディスク４０の略半径方向に移
動させる。
【００２０】ここで複数のヘッドの内、一番上のヘッド
がサーボヘッド４１であり、残りのヘッドがデータヘッ
ド４２1 〜４２n である。
がサーボヘッド４１であり、残りのヘッドがデータヘッ
ド４２1 〜４２n である。
【００２１】サーボヘッド４１が読取る磁気ディスク４
０はサーボディスクであり、サーボ面の全シリンダ位置
（全トラック位置）にサーボ情報が記録されている。
０はサーボディスクであり、サーボ面の全シリンダ位置
（全トラック位置）にサーボ情報が記録されている。
【００２２】データヘッド４２1 〜４２n が書込み又は
読出しを行なう磁気ディスク４０はデータディスクであ
る。
読出しを行なう磁気ディスク４０はデータディスクであ
る。
【００２３】図３，図４夫々は上記の磁気ディスク装置
のディスクエンクロジャ部（ＤＥ部）平面構造図、斜視
構造図を示す。
のディスクエンクロジャ部（ＤＥ部）平面構造図、斜視
構造図を示す。
【００２４】図３及び図４に示す如く、ディスクエンク
ロージ４５内に１１枚の磁気ディスク４０が収納され、
スピンドルモータ３５により回転せしめられる。ヘッド
アクチュエータ４６はボイスコイルモータ３６によっ
て、軸４７を中心として回動駆動され、ヘッドアクチュ
エータ４６の複数のアーム４８夫々の先端に装着された
ヘッド４１，４２1 〜４２n が各磁気ディスク４０の略
半径方向に移動せしめられる。尚、図３のボイスコイル
モータ３６において、３６ａはコイル、３６ｂ，３６ｃ
は永久磁石、３６ｄはヨークである。
ロージ４５内に１１枚の磁気ディスク４０が収納され、
スピンドルモータ３５により回転せしめられる。ヘッド
アクチュエータ４６はボイスコイルモータ３６によっ
て、軸４７を中心として回動駆動され、ヘッドアクチュ
エータ４６の複数のアーム４８夫々の先端に装着された
ヘッド４１，４２1 〜４２n が各磁気ディスク４０の略
半径方向に移動せしめられる。尚、図３のボイスコイル
モータ３６において、３６ａはコイル、３６ｂ，３６ｃ
は永久磁石、３６ｄはヨークである。
【００２５】図１は本発明装置のヘッド位置決め回路の
一実施例のブロック図を示す。
一実施例のブロック図を示す。
【００２６】同図中、ディジタルサーボ制御ＭＰＵ５０
は例えば５分等の所定時間毎にＶＣＭ３６を駆動してヘ
ッド４１，４２1 〜４２n を磁気ディスク４０のオフト
ラック測定用のシリンダまで移動させ、ヘッド４１，４
２1 〜４２n 夫々の再生信号をレベル検出回路５１1 〜
５１n+1 でレベル検出してディジタル化した信号を読込
み、サーボヘッド４１及びデータヘッド４２1 〜４２n
夫々のオフトラック量を測定してメモリ５３に書込む。
データヘッド４２1 〜４２n 夫々のオフトラック量にサ
ーボヘッド４１のオフトラック量をその方向に応じて加
減算することで各データヘッドのサーボヘッドに対する
オフトラック量が得られる。
は例えば５分等の所定時間毎にＶＣＭ３６を駆動してヘ
ッド４１，４２1 〜４２n を磁気ディスク４０のオフト
ラック測定用のシリンダまで移動させ、ヘッド４１，４
２1 〜４２n 夫々の再生信号をレベル検出回路５１1 〜
５１n+1 でレベル検出してディジタル化した信号を読込
み、サーボヘッド４１及びデータヘッド４２1 〜４２n
夫々のオフトラック量を測定してメモリ５３に書込む。
データヘッド４２1 〜４２n 夫々のオフトラック量にサ
ーボヘッド４１のオフトラック量をその方向に応じて加
減算することで各データヘッドのサーボヘッドに対する
オフトラック量が得られる。
【００２７】上記ＭＰＵ５０は上位装置６０より目標シ
リンダとヘッド番号を供給されるとＶＣＭ３６を駆動し
てヘッド４１，４２1 〜４２n を目標シリンダまで移動
させ、かつメモリ５３に格納されている全ヘッドのオフ
トラック量の内のヘッド番号の指示するヘッドのオフト
ラック量に着目して、このオフトラック量を打ち消すよ
うにＶＣＭ３６を駆動する。
リンダとヘッド番号を供給されるとＶＣＭ３６を駆動し
てヘッド４１，４２1 〜４２n を目標シリンダまで移動
させ、かつメモリ５３に格納されている全ヘッドのオフ
トラック量の内のヘッド番号の指示するヘッドのオフト
ラック量に着目して、このオフトラック量を打ち消すよ
うにＶＣＭ３６を駆動する。
【００２８】また、ＭＰＵ５０はメモリ５３に記憶され
ている全てのヘッドのオフトラック量の中で、トラック
幅に対して無視できないオフトラック量に相当する一定
値を越えるものがあればラッチ回路５４に例えば８０Ｈ
（Ｈはヘキサディジマル表示を表わす）の所定値をセッ
トし、全てのヘッドのオフトラック量が上記一定値以下
の場合はラッチ回路５４にカウンタ５５のカウントする
最大値ＦＦＨをセットする。
ている全てのヘッドのオフトラック量の中で、トラック
幅に対して無視できないオフトラック量に相当する一定
値を越えるものがあればラッチ回路５４に例えば８０Ｈ
（Ｈはヘキサディジマル表示を表わす）の所定値をセッ
トし、全てのヘッドのオフトラック量が上記一定値以下
の場合はラッチ回路５４にカウンタ５５のカウントする
最大値ＦＦＨをセットする。
【００２９】上記ラッチ回路５４にセットされた設定値
はカウンタ５５に供給される。ヘッド切換え時に上位装
置６０はＭＰＵ５０に新たなヘッド番号が供給すると共
にカウンタ５５のロード端子ＬＯＡＤにヘッド切換え信
号を供給する。カウンタ５５はヘッド切換え信号の入来
によりラッチ回路５４の設定値をロードし、この後端子
５６よりのクロックでカウントアップしてカウント値が
最大値ＦＦＨ以上となるとキャリーアウト信号ＣＯをＬ
レベルからＨレベルに立上げる。このキャリーアウト信
号ＣＯをアンド回路５７に供給されると共にインバータ
５８で反転されてカウンタ５５のイネーブル端子ＥＮに
供給されており、カウンタ５５はイネーブル端子ＥＮに
Ｈレベルを供給されている時にカウントアップ動作を行
なう。
はカウンタ５５に供給される。ヘッド切換え時に上位装
置６０はＭＰＵ５０に新たなヘッド番号が供給すると共
にカウンタ５５のロード端子ＬＯＡＤにヘッド切換え信
号を供給する。カウンタ５５はヘッド切換え信号の入来
によりラッチ回路５４の設定値をロードし、この後端子
５６よりのクロックでカウントアップしてカウント値が
最大値ＦＦＨ以上となるとキャリーアウト信号ＣＯをＬ
レベルからＨレベルに立上げる。このキャリーアウト信
号ＣＯをアンド回路５７に供給されると共にインバータ
５８で反転されてカウンタ５５のイネーブル端子ＥＮに
供給されており、カウンタ５５はイネーブル端子ＥＮに
Ｈレベルを供給されている時にカウントアップ動作を行
なう。
【００３０】また、ディジタルサーボ制御ＭＰＵ５０は
ヘッド番号で指示されたヘッドが目標シリンダに位置づ
けられている状態でＨレベルのトラックフォロー信号を
生成し、このトラックフォロー信号はアンド回路５７を
通して上位装置６０に供給される。
ヘッド番号で指示されたヘッドが目標シリンダに位置づ
けられている状態でＨレベルのトラックフォロー信号を
生成し、このトラックフォロー信号はアンド回路５７を
通して上位装置６０に供給される。
【００３１】ここで、全てのヘッドのオフトラック量が
一定値以下の場合はラッチ回路５４の設定値が最大値Ｆ
ＦＨであるので、ヘッド切換え信号の入来時にカウンタ
５５には最大値ＦＦＨがロードされ、キャリーアウト信
号ＣＯはＨレベルとなってカウントアップ動作が停止さ
れ、ＭＰＵ５０の出力するＨレベルのトラックフォロー
信号はアンド回路５７より上位装置６０に供給され、上
位装置６０によるデータ書込みが許可される。
一定値以下の場合はラッチ回路５４の設定値が最大値Ｆ
ＦＨであるので、ヘッド切換え信号の入来時にカウンタ
５５には最大値ＦＦＨがロードされ、キャリーアウト信
号ＣＯはＨレベルとなってカウントアップ動作が停止さ
れ、ＭＰＵ５０の出力するＨレベルのトラックフォロー
信号はアンド回路５７より上位装置６０に供給され、上
位装置６０によるデータ書込みが許可される。
【００３２】これに対して、いずれかのヘッドのオフト
ラック量が一定値を越えている場合は、ラッチ回路５４
の設定値が８０Ｈであるため、図５（Ａ）に示すヘッド
切換え信号の入来時ｔ0 にカウンタ５５には８０Ｈがロ
ードされ、キャリーアウト信号ＣＯは図５（Ｂ）に示す
如くＬレベルとなり、カウンタ５５がカウント動作を開
始してカウント値がＦＦＨとなった時点ｔ2 でキャリー
アウト信号ＣＯがＨレベルとなりカウント動作を停止す
る。
ラック量が一定値を越えている場合は、ラッチ回路５４
の設定値が８０Ｈであるため、図５（Ａ）に示すヘッド
切換え信号の入来時ｔ0 にカウンタ５５には８０Ｈがロ
ードされ、キャリーアウト信号ＣＯは図５（Ｂ）に示す
如くＬレベルとなり、カウンタ５５がカウント動作を開
始してカウント値がＦＦＨとなった時点ｔ2 でキャリー
アウト信号ＣＯがＨレベルとなりカウント動作を停止す
る。
【００３３】時点ｔ0 ではＭＰＵ５０の出力するトラッ
クフォロー信号は図５（Ｃ）に示す如くＨレベルであ
り、切換えられたヘッドのオフトラック量が大きく無視
できない場合は、その後ＭＰＵ５０のサンプリング・タ
イミングである時点ｔ1 でトラックフォロー信号は図５
（Ｃ）に示す如くＬレベルに落とされる。
クフォロー信号は図５（Ｃ）に示す如くＨレベルであ
り、切換えられたヘッドのオフトラック量が大きく無視
できない場合は、その後ＭＰＵ５０のサンプリング・タ
イミングである時点ｔ1 でトラックフォロー信号は図５
（Ｃ）に示す如くＬレベルに落とされる。
【００３４】しかしキャリーアウト信号ＣＯがＬレベル
となっているためアンド回路５７より上位装置６０に供
給されるトラックフォロー信号は図５（Ｄ）の如くな
り、時点ｔ0 〜ｔ1 間のデータ書込みが禁止され、これ
によって隣接トラックのデータ破壊が防止される。
となっているためアンド回路５７より上位装置６０に供
給されるトラックフォロー信号は図５（Ｄ）の如くな
り、時点ｔ0 〜ｔ1 間のデータ書込みが禁止され、これ
によって隣接トラックのデータ破壊が防止される。
【００３５】なお、カウンタ５５が８０ＨからＦＦＨま
でクロックによりカウントアップする時間はＭＰＵ５０
のサンプリング間隔よりも長く選定されている。
でクロックによりカウントアップする時間はＭＰＵ５０
のサンプリング間隔よりも長く選定されている。
【００３６】なお、上記実施例ではオフトラック量が一
定値を越えるデータヘッドがあるときにだけ所定値８０
Ｈをラッチ回路５４にセットしているが、オフトラック
量が一定値を越えるデータヘッドがない場合も含めて常
時ラッチ回路５４に所定値８０Ｈをセットしておきヘッ
ド切換え信号が供給されたときはいつでも上位装置６０
に供給するトラックフォロー信号を所定時間だけＬレベ
ルにする構成であっても良い。ただ、この場合はデータ
破壊のおそれはなくなるが、ヘッド切換時の書込み速度
が不要に遅れることになる。
定値を越えるデータヘッドがあるときにだけ所定値８０
Ｈをラッチ回路５４にセットしているが、オフトラック
量が一定値を越えるデータヘッドがない場合も含めて常
時ラッチ回路５４に所定値８０Ｈをセットしておきヘッ
ド切換え信号が供給されたときはいつでも上位装置６０
に供給するトラックフォロー信号を所定時間だけＬレベ
ルにする構成であっても良い。ただ、この場合はデータ
破壊のおそれはなくなるが、ヘッド切換時の書込み速度
が不要に遅れることになる。
【００３７】このように、同一シリンダでヘッド切換え
を行なったとき所定時間だけ書込み許可のトラックフォ
ロー信号の出力が制限されるため、ヘッド切換えにより
オフトラックを補正するためのデータヘッドの移動が必
要な場合に、離散的なサンプリングによる書込み許可の
トラックフォロー信号の出力を防止でき、隣接トラック
のデータ破壊を防止できる。
を行なったとき所定時間だけ書込み許可のトラックフォ
ロー信号の出力が制限されるため、ヘッド切換えにより
オフトラックを補正するためのデータヘッドの移動が必
要な場合に、離散的なサンプリングによる書込み許可の
トラックフォロー信号の出力を防止でき、隣接トラック
のデータ破壊を防止できる。
【００３８】
【発明の効果】上述の如く、本発明の磁気ディスク装置
によれば、ディジタルサーボ制御を行なって、同一シリ
ンダでヘッド切換えを行なったときに隣接トラックのデ
ータ破壊が生じることを防止することができ、実用上き
わめて有用である。
によれば、ディジタルサーボ制御を行なって、同一シリ
ンダでヘッド切換えを行なったときに隣接トラックのデ
ータ破壊が生じることを防止することができ、実用上き
わめて有用である。
【図１】本発明装置のヘッド位置決め回路の一実施例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】磁気ディスク装置のＤＥ部の平面構造図であ
る。
る。
【図４】磁気ディスク装置のＤＥ部の側面構造図であ
る。
る。
【図５】本発明装置の信号タイミングチャートである。
３３ ヘッド位置決め回路 ３４ 回転速度制御回路 ３５ スピンドルモータ ３６ ボイスコイルモータ ４０ 磁気ディスク ４１ サーボヘッド ４２1 〜４２n データヘッド ５０ ディジタルサーボ制御ＭＰＵ ５３ メモリ ５５ カウンタ ５７ アンド回路 ５８ インバータ ６０ 上位装置
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のデータヘッド（４２1 〜４２n ）
夫々のオフトラック量を測定し、読み書きを行なうデー
タヘッド毎に上記オフトラック量が零となるようヘッド
を移動して補正し、読み書きを行なうデータヘッドのオ
フトラック量を所定のサンプリング間隔でサンプリング
し、前記オフトラック量が略零のオントラック状態かど
うかを判別してオントラック状態で書込み許可のトラッ
クフォロー信号を生成して上位装置（６０）に供給する
磁気ディスク装置において、 前記上位装置同一シリンダで読み書きを行なうデータヘ
ッドを切換えるヘッド切換え信号が供給されたとき、上
記サンプリング間隔を越える所定時間だけ上記書込み許
可のトラックフォロー信号の出力を制限する書込み許可
制限手段（５５〜５８）を有することを特徴とする磁気
ディスク装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の磁気ディスク装置におい
て、 全てのデータヘッドの中で一定値を越えるオフトラック
量を持つデータヘッドが有るか無いかを判別して、有る
場合にのみ上記書込み許可制限手段（５５〜５８）によ
る書込み許可のトラックフォロー信号の出力の制限を行
なわせる判別手段（５０，５４）を有することを特徴と
する磁気ディスク装置。
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|---|---|---|---|
| JP4074447A JP2702845B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 磁気ディスク装置 |
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| DE4309376A DE4309376C2 (de) | 1992-03-30 | 1993-03-23 | Magnetplatteneinheit mit einer Vielzahl von Magnetköpfen |
Applications Claiming Priority (2)
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| JP4074447A JP2702845B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 磁気ディスク装置 |
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