JP2731483B2 - オフトラック補正機能を有する磁気ディスク装置 - Google Patents

オフトラック補正機能を有する磁気ディスク装置

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JP2731483B2
JP2731483B2 JP7662792A JP7662792A JP2731483B2 JP 2731483 B2 JP2731483 B2 JP 2731483B2 JP 7662792 A JP7662792 A JP 7662792A JP 7662792 A JP7662792 A JP 7662792A JP 2731483 B2 JP2731483 B2 JP 2731483B2
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッド位置決めの際に
データヘッド固有のオフトラック量を補正するオフトラ
ック補正機能を備えた磁気ディスク装置に関する。今日
の磁気ディスク装置は、大容量化とデータ転送速度の高
速化などの性能向上はとどまるところを知らない。また
計算機センタのスペース節減や消費電力の節減という設
置環境からの要求や、アクセスタイムの向上のため等に
より、磁気ディスク装置の小形化が進行しており、磁気
ディスク1インチ当りの半径方向のトラック密度(TP
I)や1インチ当りの円周方向の記録密度(BPI)が
高まっている。
【0002】このように記録密度が高まった場合には、
温度変化等によるオフトラックの発生を防止するため
に、基準位置に対するオフトラック量を測定しておき、
ヘッド位置決めの際にオフトラック補正を行うことが必
須のものとなりつつある。しかし、従来のオフトラック
補正は、目的シリンダ位置へのシーク完了に伴うヘッド
アドレスの指定を受けて補正テーブルからオフトラック
量を求め、位置制御の目標位置信号のオフトラック補正
を行っており、位置制御に切替えてからオフトラック補
正が掛るまでに無駄な時間があり、この点の改善が望ま
れる。
【0003】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置でトラック間隔
が狭くなってトラック密度が上った場合には、旧来のサ
ーボ面のサーボ情報のみによるヘッド位置決め制御で
は、装置の環境温度、ヘッドアクチュエータに加わる外
力変化等により、サーボヘッドに対しデータヘッドが位
置ずれを起こし、シーク動作を行っても目的トラックと
の間にオフトラックを生じ、安定したリード、ライトが
できない恐れがあり、またシーク動作が不安定になった
り、整定時間が長くなる不具合を生ずる。
【0004】そこでデータ面内にサーボ情報を記録して
データヘッド毎にオフトラック量を測定し、サーボ面サ
ーボ情報によるシーク完了時の位置制御の際に、測定さ
れたオフトラック量を除去する方向にヘッドを動かすオ
フトラック補正を行うようにしている。即ち、上位のC
PUからコマンドチェーンを受領したディスク制御ユニ
ットは、磁気ディスクユニットにシリンダアドレスを含
むシークコマンドを発行し、磁気ディスク装置で目標シ
リンダ位置にヘッドを移動する速度制御が行われる。
【0005】この速度制御は、まずヘッドアクチュエー
タとしてのボイスコイルモータVCMに加速電流を流し
て一定速度に加速し、速度制御中に目標シリンダ位置ま
での残りトラック数を監視し、トラック残り数が所定値
に低下した時にVCMに減速電流を流し、ヘッド速度が
規定速度以下に低下した時に、位置制御に切替えてヘッ
ドをトラックセンタに引き込んで追従制御させる。
【0006】同時に上位のディスク制御ユニットにシー
ク完了を報告し、ヘッドアドレスの指定を受けてリード
又はライト動作に入る。またヘッドアドレスの指定に基
づき補正テーブルを参照してオフトラック量を読出し、
このオフトラック量を除去するように目標位置信号を補
正するオフトラック補正を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオフトラック補正にあっては、目的シリンダ
位置にヘッドを位置付けたシーク完了でリード動作又は
ライト動作を行うためのヘッドアドレスの指定を受けて
初めて補正テーブルからオフトラック量を読出してオフ
トラック補正を行っていたため、オフトラック補正がリ
ード又はライト動作と重なり、オフトラック補正のため
にリード動作又はライト動作がディスク1回転分だけ
たされることになってしまい、アクセ性能が低下する
という問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、リード動作又はライト動作でディス
ク回転待ちを必要とすることなくオフトラック補正を可
能して処理性能を向上するようにしたオフトラック補正
機能を備えた磁気ディスク装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、1又は複数の磁気ディスクユ
ニット10と、上位装置からのコマンドを解読して配下
に接続した1又は複数の前記磁気ディスクユニット(1
0)にリード動作又はライト動作を指令するディスク制
御ユニット12とを有する磁気ディスク装置を対象とす
る。
【0010】ここで磁気ディスクユニット10には、サ
ーボ情報を記憶した記憶したサーボディスク14と、サ
ーボディスク14のサーボ情報を読出すサーボヘッド1
6と、データを記録する複数のデータディスク18と、
複数のデータディスク18毎に設けられデータの書込み
又は読出しを行うデータヘッド20と、サーボヘッド1
6から得られたサーボ情報に基づいてデータヘッド20
を目的シリンダ位置に向けて速度制御する速度制御手段
114と、速度制御によりヘッドが目的シリンダ位置の
直前に達した時にトラックセンタにヘッドを引き込んで
追従させる位置制御手段116と備える。
【0011】このような装置につき本発明のオフトラッ
ク補正機能を有する磁気ディスク装置にあっては、ディ
スク制御ユニット12に設けられ、シリンダアドレス及
びヘッドアドレスを含むシーク命令を発行するコマンド
制御部50と、磁気ディスクユニット10に設けられ、
コマンド制御50からシーク命令の受信で得られたヘ
ッドアドレスにより補正テーブル86を参照してオフト
ラック量を読出し、位置制御手段116で位置制御を開
始するまでに目標位置信号からオフトラック量を除くオ
フトラック補正状態を生成するオフトラック補正手段8
8と設けたことを特徴とする。
【0012】ここで補正テーブル86には、サーボディ
スク14の基準シリンダ位置にサーボヘッド16を位置
決めした時に、データヘッド20から読出されるデータ
ディスク18のサーボ情報に基づいて検出した基準シリ
ンダ位置に対するオフトラック量をデータヘッド20
ヘッドアドレス毎に格納したことを特徴とする。具体的
に補正テーブル86には、データディスク18における
目的シリンダ位置のトラックセンタに対し異なる方向に
所定量オフトラックして記録している第1及び第2のサ
ーボ情報108,110の読取信号の差信号(V1−V
2)に基づくオフトラック量を格納する。
【0013】
【作用】このような構成を備えた本発明のオフトラック
測定機能を備えた磁気ディスク装置によれば、シークコ
マンドによりシリンダアドレスに加えてヘッドアドレス
も通知されるため、目標シリンダ位置にヘッドを位置付
けるシーク動作中に補正テーブルをヘッドアドレスによ
り参照してヘッドアドレスに対応するオフトラック量を
読出すことができる。このためシーク完了までにリード
動作又はライト動作の際の位置制御でオフトラック量を
除くように目標位置信号を補正するオフトラック補正条
件が生成できる。
【0014】従って、シーク完了で位置制御に切替える
と直ちにオフトラック補正を伴う位置制御によってヘッ
ドアドレスで指定したヘッドを目標トラックののセンタ
に引き込んで追従させることができ、シーク完了で直ち
にリード動作又はライト動作に入り、オフトラック補正
のためのディスク回転待ちは必要としない。
【0015】
【実施例】図2は本発明のハードウェア構成の一実施例
を示した実施例構成図である。図2において、本発明の
磁気ディスク装置は上位に位置するディスク制御ユニッ
ト12と、ディスク制御ユニット12の配下として接続
された複数の磁気ディスクユニット10−1,10−
2,・・・で構成される。磁気ディスクユニット10−
1,10−2は磁気ディスクユニット10−1に代表し
て示すように、スピンドルモータ22により回転される
サーボディスク14及びデータディスク18−1〜18
−3に対しボイスコイルモータ(「VCM」という)2
4によりディスク径方向に移動されるサーボヘッド16
及びデータヘッド20−1〜20−3が設けられる。
尚、ディスク枚数は4枚を例にとるが、必要に応じて適
宜に設けられる。
【0016】更に、磁気ディスクユニット10−1内に
はドライブ制御用MPU26とリード/ライト部35が
設けられる。ドライブ用MPU26には、そのプログラ
ム制御によりオフトラック測定部55の機能が含まれ
る。ディスク制御ユニット12にはコマンド制御用MP
U36が設けられる。コマンド制御用MPU36内には
プログラム制御により実現されるコマンド制御部50,
オフトラック測定制御部52及びオフトラック測定制御
に使用するタイムテーブル54が設けられている。
【0017】コマンド制御MPU36に対しては内部バ
ス45を介して上位の制御チャネル装置27−1,27
−2とのインタフェースを行うチャネル制御部38−
1,38−2、シリアル/パラレル変換部42−1,4
2−2、データ転送バッファ部46及びシステムストレ
ージ部48が接続される。ディスク制御ユニット12か
ら磁気ディスクユニット10−1,10−2,・・・に
対しては、この実施例にあっては2つのパス120,1
22が引き出されており、パス120,122毎にディ
スク制御部40−1,40−2を設けている。ディスク
制御部40−1,40−2はコマンド制御用MPU36
からの制御コマンドを磁気ディスクユニット10−1,
10−2側のドライブ制御用MPU26に伝える。
【0018】また、ディスク制御ユニット12のシリア
ル/パラレル変換部42−1,42−2に続いてはデー
タ変調部44−1,44−2が設けられ、磁気ディスク
ユニット10−1,10−2側のパス120,122を
介してリード/ライト部35との間でライトデータまた
はリードデータのやり取りを行う。ライトデータまたは
リードデータは一旦データ転送用バッファ46に格納さ
れた後、磁気ディスクユニットまたは上位装置に転送さ
れる。
【0019】ディスク制御ユニット12に対する上位装
置としては、チャネル装置27−1,27−2及びチャ
ネルバス34を介してCPU28が接続され、また主記
憶制御装置(MCU)30を介して主記憶装置(MS
U)32が接続される。このようなハードウェア構成に
おいて、本発明にあってはディスク制御ユニット12の
コマンド制御用MPU36にプログラム制御により実現
されるオフトラック測定制御部52を設けており、オフ
トラック測定制御部52は装置の電源投入後の稼働状態
においてタイムテーブル54に予め格納された時間スケ
ジュールに従って配下の磁気ディスクユニット10−
1,10−2,・・・に対しオフトラック測定コマンド
を発生する。またコマンド制御部50は、上位のCPU
28からコマンドチェーンを受領した際に、指定された
磁気ディスクユニット10−iに対し、シリンダアドレ
スにヘッドアドレスを加えたシークコマンドを発行す
る。このため磁気ディスクユニット10−1,10−
2,・・・では、シークコマンドの受信時にヘッドアド
レスが判りオフトック量を格納した補正テーブルの参
照が可能となる。
【0020】図3はオフトラック測定制御部52による
オフトラック測定制御のタイムスケジュールを示したタ
イムチャートである。図3において、まず時刻t1でデ
ィスク制御ユニット12の電源を投入すると電源投入シ
ーケンスに従って磁気ディスクユニット10−1,10
−2,・・・の順番に順次電源投入が行われる。図3の
場合には、4つの磁気ディスクユニット10−1〜10
−4を接続した場合を例にとっている。
【0021】このように磁気ディスクユニット10−1
〜10−4の電源投入を順番に行う理由は、同時に電源
投入を行うと突入電流が大きくなりすぎることから1台
ずつ順番に投入して突入電流を低くしている。磁気ディ
スクユニット10−1〜10−4の電源投入が行われる
とスピンドルモータ22によるディスク回転が開始さ
れ、規定回転に達し且つ初期処理が終了するとリゼロ動
作を行った後、時刻t2で最初に電源を投入した磁気デ
ィスクユニット10−1からのレディ割込みが得られ、
以降引き続いて他の磁気ディスクユニット10−2〜1
0−4からもレディ割込みが矢印で示すように得られ
る。
【0022】ディスク制御ユニット12は時刻t2で最
初のレディ割込みを受けるとオフトラック測定用のタイ
マを起動する。ここで、ディスク制御ユニット12のタ
イムテーブル54には電源投入からの経過時間の順番に
設定時間間隔T0 , 1 ,T2 ,T3 ,・・・が予め格
納されている。例えば、T0 =3分、T1 =5分、T2
=10分、T3 =20分というようにオフトラック測定
の時間間隔を順次長くするようにしている。
【0023】これは電源投入直後は装置の温度変化が大
きいため、短い時間間隔でオフトラック測定処理を行
い、時間が経過して装置温度が安定した場合にはオフト
ラック測定の時間間隔を長くし、最終的に最も長い一定
時間間隔とする。このようなタイムテーブル54による
時間スケジュールの制御を受けて時刻t3で最初の時間
間隔T0 を経過すると、ディスク制御ユニット12はこ
の実施例にあっては磁気ディスクユニット10−1,1
0−2,10−3,10−4の順番に順次オフトラック
測定コマンドを矢印で示すように発生し、磁気ディスク
ユニット10−1〜10−4にあっては斜線部で示すよ
うにオフトラック測定処理が実行される。
【0024】以下、時間間隔T1 ,T2 ,T3 が経過し
た時刻t4,t5,t6のいずれについても同様にして
オフトラック測定コマンドの発行による測定処理が実行
される。図4は図2の磁気ディスクユニットの詳細を示
した実施例構成図である。図4において磁気ディスクユ
ニットはドライブ用MPU26,ディスクエンクロージ
ャ56、両者を結合するハードウェアで構成される。
【0025】ディスクエンクロージャ56にはVCM2
4により駆動されるヘッドアクチュエータ72が設けら
れ、ヘッドアクチュエータ72にサーボヘッド16及び
複数のデータヘッド18−1〜18−nを装着してい
る。図5は図4のディスクエンクロージャ56の構造を
一部破断して示した説明図である。
【0026】図5において、ディスクエンクロージャ5
6のケーシング内にはスピンドルモータ22により回転
されるディスク回転軸96に、この実施例では11枚の
磁気ディスク94を装着している。磁気ディスク94の
内、例えば左端面のディスク面がサーボ面となり、それ
以外のディスク面がデータ面となる。磁気ディスク94
に対してはヘッド旋回軸100によりヘッドアーム98
を介してサーボヘッド16及び複数のデータヘッド18
を支持し、ヘッドアーム98をヘッド旋回軸100を中
心に回動することでサーボヘッド16及びデータヘッド
18を一体に磁気ディスク94の径方向に移動すること
ができる。
【0027】ヘッドアーム98側は図6に示すようにヘ
ッド旋回軸100を介して反対側にVCMを構成するコ
イル104を設けると共に、ケース側に永久磁石を備え
た磁気回路102を固定している。従って、VCMのコ
イル104に流した電流に応じてヘッド旋回軸100を
中心にヘッドアーム98を回動し、先端のサーボヘッド
16及びデータヘッド20を一体に位置決め制御でき
る。
【0028】再び図4を参照するに、サーボヘッド16
で読み取られたサーボ信号はサーボ復調回路58で復調
されて2つの位置信号POSN,POSQに変換され、
変換回路60に与えられる。変換回路60では図7に示
すようにサーボ復調回路58からの位置信号POSNと
POSQに基づいて (N>Q)信号 [(N+Q)>0]信号 を作り出す。また、この2つの信号のエッジ検出により
トラッククロッシングパルスTXPLを発生し、カウン
タによる計数でヘッドのトラック通過数が求められる。
【0029】更に変換回路44からの各信号はドライブ
制御用MPU26の位置決め制御部62に呼び込まれ、
図7に示すトラック毎に直線的に変化する位置データ
(ポジション信号)が生成される。勿論、変換回路60
からのトラッククロッシングパルスTXPLの周期から
ヘッド速度を検出することもできる。ドライブ制御用M
PU26内には位置決め制御部62,加算点64,サー
ボ補償部66で成るサーボ処理部が設けられ、これらは
プログラム制御により実現される。
【0030】位置決め制御部62は速度制御部114と
位置制御部116を備える。速度制御部114はシーク
コマンド受信により得られたシリンダアドレスにより目
標シリンダ位置を指定してヘッドを位置付ける速度制御
を行う。この速度制御は、まずヘッドアクチュエータ7
2を駆動するVCM24に加速電流を流して一定速度に
加速し、速度制御中に目標シリンダ位置までの残りトラ
ック数を、目標シリンダ位置までのトラック数からトラ
ッククロッシングパルスTXCPをダウンカウントする
ことで監視している。トラック残り数が所定値に低下す
ると、VCM24に減速電流を流し、ヘッド速度が規定
速度以下に低下した時に、位置制御部116による位置
制御に切替える。
【0031】位置制御部114は変換回路60から得ら
れる位置信号を零とするように位置制御することでヘッ
ドをトラックセンタに引き込んで追従制御させる。即
ち、図7に示した位置信号が常にトラックセンタを示す
零信号となるようにサーボ補償部66を介してVCM2
4に対する位置制御データを出力する。サーボ補償部6
6はサーボ信号の高周波部分のゲインを上げて引込み位
相補償を施す。
【0032】ドライブ制御用MPU26からの速度また
は位置制御データはDA変換器68でアナログ電圧に変
換された後、パワーアンプ70で電力増幅され、VCM
24を駆動する。一方、ドライブ制御用MPU26内に
はオフトラック測定部84、RAMを用いた補正テーブ
ル86及びオフトラック補正部88の機能が設けられ
る。オフトラック測定部84は上位のディスク制御ユニ
ット12からオフトラック測定コマンドを受ける毎にオ
フトラック測定処理を実行する。
【0033】ここで本発明におけるオフトラック測定処
理の原理を説明すると次のようになる。図8はディスク
エンクロージャ56に設けられるデータディスク18を
取り出して示したもので、斜線部で示すデータ領域11
2の外側の所定シリンダ位置にサーボ情報記録トラック
106を設けている。このサーボ情報記録トラック10
6には径方向の破線で示すセクタ単位にサーボ情報が記
憶されている。
【0034】即ち、図9に示すようにサーボ情報記録ト
ラック106のトラックセンタよりアウタ側にX[μ]
ずらした部分にある周波数、例えば書込み最高周波数で
成る第1のサーボ情報108を書き込み、続いてトラッ
クセンタよりインナ側にX[μ]ずらした部分に同様に
第2のサーボ情報110を書き込んでいる。データヘッ
ド20をサーボ情報記録トラック106に位置決め制御
したときのデータヘッド20による読取信号は図10に
示すようになる。
【0035】まず図10(a)に示すように、データヘ
ッド20がトラックセンタにオントラックしているとき
にはサーボ情報108とサーボ情報110が均一に読み
出されるので、データヘッド20から出力される読取信
号V1,V2は同じになる。また図10(b)に示すよ
うにデータヘッド20がアウタ側にオフトラックした場
合にはサーボ情報108がサーボ情報110より多く読
み出されるので、読取信号V1が読取信号V2より大き
くなる。
【0036】更に図10(c)に示すように、データヘ
ッド20がインナ側にオフトラックした場合にはサーボ
情報110がサーボ情報108より多く読み出されるの
で、読取信号V2が読取信号V1より大きくなる。そこ
で、オフトラック測定処理の際にはデータヘッド20か
ら得られたサーボ情報記録トラック106からの読取信
号V1とV2の差信号(V1−V2)を読み取ってオフ
トラック量を検出する。このときのオフトラック量と読
取信号(V1−V2)との間には図11に示すように一
定の比例係数(傾き)Kをもっている。
【0037】従って、データ面サーボ情報108,11
0の読取差信号(V1−V2)に比例係数Kを乗算する
ことでオフトラック量αを算出することができる。即
ち、データ面サーボ情報のオフトラック量αは α=K×(V1−V2) として算出される。
【0038】このような磁気ディスクユニットにおける
オフトラック量の測定はドライブ制御用MPU26に設
けられたオフトラック測定部84に加えヘッド切替回路
74,ピークホールド回路76,78,差動回路80及
びADコンバータ82で成るハードウェアにより実現さ
れる。即ち、データヘッド20−1〜20−nはヘッド
切替回路74に接続されており、ヘッド切替回路74は
ドライブ制御用MPU26からの切替信号を受けて順番
にデータヘッド20−1〜20−nからの読取信号を1
つずつピークホールド回路76,78に出力する。
【0039】ピークホールド回路76はドライブ制御用
MPU26からのタイミング制御を受けてデータ面のサ
ーボ情報記録トラックに記録した第1のサーボ情報10
8の読取信号のピーク値V1をホールドする。ピークホ
ールド回路78は同じくドライブ制御用MPU26から
のタイミング制御を受けてデータ面のサーボ情報記録ト
ラック106に記録した第2のサーボ情報110の読取
信号のピーク値V2をホールドする。
【0040】差動回路80はピークホールド回路76,
78の出力信号の差信号(V1−V2)を出力する。こ
の差信号(V1−V2)はADコンバータでディジタル
データに変換され、ドライブ制御用MPU26のオフト
ラック測定部84に読み込まれる。オフトラック測定部
84は図11の測定部に示した比例係数Kを用いてオフ
トラック量αを算出してデータヘッド20−1のヘッド
アドレスをアドレスポインタとして補正テーブル86に
格納する。以上の処理を残りのデータヘッド20−2〜
20−nの全てについて繰り返すことで、補正テーブル
86にデータヘッド20−1〜20−n毎のオフトラッ
ク量αが格納される。
【0041】オフトラック補正部88は通常のアクセス
処理動作において、補正テーブル86に格納したオフト
ラック量を用いてオフトラック補正を伴う位置決め制御
を行う。即ち、上位のディスク制御ユニット12からシ
ークコマンドを受けてデータヘッド20−1〜20−n
をサーボヘッド16と共に目的シリンダ位置にシークし
て位置決め制御に切り替える際に、このときコマンドに
より規定されているデータヘッドのヘッド番号をアドレ
スとして補正テーブル86からオフトラック量αを読み
出す。
【0042】オフトラック補正部88はオフトラック補
正量αをそのときの位置決め制御部62からの目標位置
信号に逆向きに加えることでオフトラック量を除去する
補正を施し、データヘッドを目的シリンダに対応するト
ラックのトラックセンタに位置させるサーボ情報を加算
点64より生成し、VCM24の駆動によりデータヘッ
ドの位置決め制御を行う。
【0043】尚、図4のリード/ライト回路90及びリ
ード/ライト制御回路92は、図3に示したリード/ラ
イト部35を実現している。図12は図2のディスク制
御ユニット12のコマンド制御用MPU36に設けられ
たオフトラック測定制御部52による測定制御処理を示
したフローチャートである。
【0044】図12において、ステップS11で図3に
示すようなタイムテーブルに基づく時間スケジュールに
従ってオフトラック測定動作の要求割込みを受けると、
次のステップS2で対応する磁気ディスクユニットがコ
マンド・チェーンの実行中か否か判断する。このコマン
ド・チェーン実行中の有無は磁気ディスクユニット側に
問い合わせなくてもディスク制御ユニット12側で確認
できる。
【0045】コマンド・チェーンが実行中であれば実行
の終了を待ってステップS3に進み、オフトラック測定
コマンドを磁気ディスクユニットに対し発行する。図1
3は図4のドライブ制御用MPU26に設けたオフトラ
ック測定部84によるオフトラック測定処理を示したフ
ローチャートである。図13において、上位のディスク
制御ユニット12よりオフトラック測定コマンドを受信
すると、このコマンド受信を割込みとしてオフトラック
測定処理が開始される。
【0046】オフトラック測定処理はまずステップS1
でオフトラック補正用のシリンダ位置のシーク動作を行
い、ステップS2でシーク完了を待ってステップS3で
まずデータヘッド20のヘッドアドレス=0番を選択し
て、ステップS4でオフトラック量の測定を実行する。
オフトラック量の測定が済むと、ステップS5で求めた
オフトラック量αをヘッドアドレス=0番をアドレスポ
インタとして補正テーブル86に書き込む。
【0047】続いてステップS6で最終ヘッドか否か判
定し、最終ヘッドでなければステップS8に進んでヘッ
ド番号を1つインクリメントした後、再びステップS4
でオフトラック量の測定を行う。全てのデータヘッドに
関するオフトラック量の測定が終了するとステップS6
からステップS7に進み、リゼロ動作を経てレディ状態
にリターンする。
【0048】図14は図2に示したディスク制御ユニッ
ト12によるアクセス制御処理を示したフローチャート
である。図14において、ディスク制御ユニット12の
電源を投入するとステップS1で所定のイニシャライズ
を実行し、配下に接続している磁気ディスクユニット1
0−1,10−2,・・・側からのレディ応答を受けて
ステップS2に進む。
【0049】ステップS2にあっては、上位のCPU2
8からの新たなコマンド・チェーンの受領を監視してお
り、新たなコマンド・チェーンを受領するとステップS
3でコマンド・チェーンをスタックし、ステップS4で
アクセス対象として指定された磁気ディスクユニット、
例えば磁気ディスクユニット10−1がオフトラック測
定を実行中か否かチェックする。オフトラック測定を実
行中であれば実行終了まで待ってステップS5に進む。
【0050】ステップS5にあっては、シリンダアドレ
ス及びヘッドアドレスを含むシークコマンドを磁気ディ
スクユニット10−1に対し発行する。シークコマンド
の発行が済むとステップS6で磁気ディスクユニット1
0−1とのパスを切り離す。続いて磁気ディスクユニッ
ト10−1からのシーク完了報告をステップS7で待
ち、シーク完了報告を受けるとステップS8でパスを再
結合した後、ステップS9でコマンド・チェーンの実行
によるデータ転送、即ちリード動作では磁気ディスクユ
ニット10−1から読み出されたリードデータのCPU
28に対する転送、またライト動作ではCPU28から
のライトデータの磁気ディスクユニット10−1に対す
る転送を行う。
【0051】最終的にステップS10で磁気ディスクユ
ニット10−1からのリード動作またはライト動作の実
行完了報告を受けると再びステップS2に戻って、新た
なコマンド・チェーンの受領に備える。図15は図4に
示した磁気ディスクユニットにおける位置決め制御処理
を示したフローチャートである。
【0052】図15において、上位のディスク制御ユニ
ット12の電源投入に伴って配下に位置する磁気ディス
クユニットの電源投入が行われると、ステップS1で所
定のイニシャライズを行い、リゼロ動作でレディ状態と
なってステップS2に進む。ステップS2にあってはデ
ィスク制御ユニット12からのシークコマンドの受信を
監視しており、シークコマンドを受信するとステップS
3の速度制御に進む。
【0053】ステップS3の速度制御にあっては、シー
クコマンドの受信で得られたシリンダアドレスから目標
シリンダ位置を知って、目標シリンダ位置に向けてヘッ
ドを速度制御するようにVCM24によりヘッドアクチ
ュエータ72を速度制御する。具体的には、VCM24
に加速電流を流して一定速度に加速し、この速度制御中
に得られる図7に示した位置データからトラッククロッ
シングパルスTXPLを求め、目標シリンダ位置までの
トラック数から減算することで残りトラック数を求め
る。速度制御中における目標シリンダ位置までの残りト
ラック数が所定値に低下するとVCM24に減速電流を
流し、ヘッドの減速制御を行う。この減速によるヘッド
移動速度の低下で規定速度以下になるとステップS5で
速度制御終了を判別し、ステップS6に進む。
【0054】更に本発明にあっては、ステップS3で速
度制御を開始すると同時に、速度制御中においてステッ
プS4でシークコマンドの受信で得られたヘッドアドレ
スから補正テーブル86を参照して目標トラックに位置
付けるデータヘッドのオフトラック量を読み出し、オフ
トラック補正部88にセットして加算点64に位置制御
に切り替えたときに位置決め制御部62の位置制御部1
16から加えられる目標位置信号からオフトラック量を
除去するオフトラック補正状態を予め成立させる。
【0055】速度制御によりヘッドが目標シリンダ位置
に達して規定速度以下に低下するとステップS5で速度
制御終了が判別されてステップS6に進み、オフトラッ
ク量の補正を加えた位置制御が行われる。即ち、位置決
め制御部62における速度制御部114の速度制御が解
除されて位置制御部116による位置制御に切り替わ
り、位置制御部116より図4に示した位置信号を零信
号としてトラックセンタにヘッドを引き込むように目標
位置信号が加算点64に加えられる。
【0056】同時にオフトラック補正部88より速度制
御中にセットされたオフトラック補正量が加えられ、目
標位置信号からオフトラック量を除いた目標位置信号を
VCM24に供給し、オフトラック補正を伴う位置制御
が直ちに開始される。勿論、位置制御と同時にヘッド切
替回路74でシークコマンド受信で得られたヘッドアド
レスに基づくデータヘッドの切替えが行われ、リード動
作またはライト動作が行われる。
【0057】そして最終的にステップS7でリード動作
またはライト動作が終了して位置制御が終了すると再び
ステップS2に戻って、次のシークコマンドの受信に備
える。尚、上記の実施例にあっては図8に示したように
データ領域112の外側にサーボ情報記録トラック10
6を設け、このサーボ情報記録トラック106にオフト
ラック測定時にデータヘッド20をシークしてオフトラ
ック測定処理を実行する場合を例にとるものであった
が、データ領域112の全セクタの空きスペースに図9
に示すようにサーボ情報108,110を書く場合があ
り、このようなデータ面内におけるサーボ情報の記録方
式についても全く同様にオフトラック測定処理を行うこ
とができる。
【0058】このデータ面にサーボ情報を記録した場合
にはシリンダ位置毎にオフトラック量が測定できるた
め、より精度の高いオフトラック補正が実現できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ークコマンドによりシリンダアドレスに加えてヘッドア
ドレスも通知されるため、目標シリンダ位置にヘッドを
位置付けるシーク動作中に補正テーブルをヘッドアドレ
スにより参照してヘッドアドレスに対応するオフトラッ
ク量を読出すことができ、シーク完了までにリード動作
又はライト動作の際の位置制御でオフトラック量を除く
ように目標位置信号を補正するオフトラック補正条件が
生成でき、シーク完了で直ちにリード動作又はライト動
作に入り、オフトラック補正のためのディスク回転待ち
は必要としない高速処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のハードウェア構成を示した実施例構成
【図3】本発明のオフトラック測定の開始制御を示した
フローチャート
【図4】図2の磁気ディスクユニットの詳細を示した実
施例構成図
【図5】ディスクエンクロージャの斜視図
【図6】ディスクエンクロージャの説明図
【図7】図4の変換回路の処理波形及び出力信号として
得られる位置データの説明図
【図8】データ面サーボ情報の記録状態を示した説明図
【図9】データヘッドに対するサーボ情報の位置関係を
示した説明図
【図10】サーボヘッドのオフトラックに伴うサーボ情
報読取信号の説明図
【図11】オフトラック量に対するサーボ読取差信号の
特性図
【図12】本発明のオフトラック測定制御を示したフロ
ーチャート
【図13】本発明のオフトラック測定処理を示したフロ
ーチャート
【図14】ディスク制御ユニットのアクセス制御を示し
たフローチャート
【図15】本発明の磁気ディスクユニットにおけるオフ
トラック補正を伴う位置決め制御を示したフローチャー
【符号の説明】
10.10−1〜10−n:磁気ディスクユニット 12:ディスク制御ユニット 14:サーボディスク 16:サーボヘッド 18,18−1〜18−n:データディスク 20,20−1〜20−n:データディスク 22:スピンドルモータ 24:ボイスコイルモータ(VCM) 25:リード/ライト部 26:ドイラブ制御用MPU 27−1,27−2:チャネル装置 28:CPU 30:主記憶制御装置(MCU) 32:主記憶装置(MSU) 34:チャネルバス 36:コマンド制御用MPU 38−1,38−2:チャネル制御部 40−1,40−2:ディスク制御部 42−1,42−2:シリアル・パラレル変換 44−1,44−2:データ変復調部 46:データ転送バッファ部 48:システムストレージ部 50:コマンド制御部 52:オフトラック測定制御部 54:タイムテーブル 55:オフトラック測定部 56:ディスクエンクロージャ(DE) 58:サーボ復調回路 60:変換回路 62:位置決め検出部 64:加算点 66:サーボ補償部 68:DAコンバータ 70:パワーアンプ 72:ヘッドアクチュエータ 74:ヘッド切替回路 76,78:ピークホールド回路 80:作動回路 82:ADコンバータ 84:オフトラック検出部 86:補正テーブル 88:オフトラック補正部 90:リード/ライト回路 92:リード/ライト制御回路 94:磁気ディスク 96:ディスク回転軸 98:ヘッドアーム 100:ヘッド旋回軸 102:磁気回路 104:コイル 106:サーボ情報記録トラック 108,110:サーボ情報 112:データ領域 114:速度制御手段(速度制御部) 116:位置制御手段(位置制御部) 120,122:パス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数の磁気ディスクユニット(1
    0)と、上位装置からのコマンドを解読して配下に接続
    した1又は複数の前記磁気ディスクユニット(10)に
    リード動作又はライト動作を指令するディスク制御ユニ
    ット(12)とを有し、 前記磁気ディスクユニット(10)には、サーボ情報を
    記憶したサーボディスク(14)と、該サーボディスク
    (14)のサーボ情報を読出すサーボヘッド(16)
    と、データを記録する複数のデータディスク(18)
    と、該複数のデータディスク(18)毎に設けられデー
    タの書込み又は読出しを行うデータヘッド(20)と、
    前記サーボヘッド(16)から得られたサーボ情報に基
    づいて前記データヘッド(20)を目的シリンダ位置に
    向けて速度制御する速度制御手段(114)と、該速度
    制御によりヘッドが目的シリンダ位置の直前に達した時
    にトラックセンタにヘッドを引き込んで追従させる位置
    制御手段(116)と備えた装置に於いて前記ディス
    ク制御ユニット(12)に設けられ、シリンダアドレス
    及びヘッドアドレスを含むシーク命令を発行するコマン
    ド制御部(50)と、 前記磁気ディスクユニット(10)に設けられ、前記コ
    マンド制御(50)からシーク命令の受信で得られた
    ヘッドアドレスにより補正テーブル(86)を参照して
    オフトラック量を読出し、前記位置制御手段(116)
    で位置制御を開始するまでに目標位置信号からオフトラ
    ック量を除くオフトラック補正状態を生成するオフトラ
    ック補正手段(88)と、 設けたことを特徴とするオフトラック補正機能を備え
    た磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のオフトラック補正機能を備
    えた磁気ディスク装置に於いて、 前記補正テーブル(86)には、前記サーボディスク
    (14)の基準シリンダ位置にサーボヘッド(16)を
    位置決めした時に、前記データヘッド(20)から読出
    されるデータディスク(18)のサーボ情報に基づいて
    検出した基準シリンダ位置に対するオフトラック量をデ
    ータヘッド(18)のヘッドアドレス毎に格納したこと
    を特徴とするオフトラック補正機能を備えた磁気ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のオフトラック補正機能を備
    えた磁気ディスク装置に於いて、 前記補正テーブル(86)には、データディスク(1
    8)における目的シリンダ位置のトラックセンタに対し
    異なる方向に所定量オフトラックして記録している第1
    及び第2のサーボ情報(108,110)の読取信号の
    差信号(V1−V2)に基づくオフトラック量を格納し
    たことを特徴とするオフトラック補正機能を備えた磁気
    ディスク装置。
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