JP2701305B2 - 安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液 - Google Patents

安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液

Info

Publication number
JP2701305B2
JP2701305B2 JP63083477A JP8347788A JP2701305B2 JP 2701305 B2 JP2701305 B2 JP 2701305B2 JP 63083477 A JP63083477 A JP 63083477A JP 8347788 A JP8347788 A JP 8347788A JP 2701305 B2 JP2701305 B2 JP 2701305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weight
calcium
aqueous solution
calcium nitrite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63083477A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01257112A (ja
Inventor
美喜夫 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Priority to JP63083477A priority Critical patent/JP2701305B2/ja
Publication of JPH01257112A publication Critical patent/JPH01257112A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2701305B2 publication Critical patent/JP2701305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低温で結晶析出を起さない高濃度亜硝酸カ
ルシウム水溶液及びその製造法に関する。
亜硝酸カルシウムは、コンクリートの硬化促進剤、鉄
筋コンクリートの防錆剤、防凍剤等として用いられ、そ
の使用の利便から20〜40重量%程度の高濃度水溶液とし
て工業生産されている。
(従来の技術) 亜硝酸カルシウムの20〜40重量%水溶液を効率よく製
造する方法として、特公昭52-31318号公報に、NO/NO2
ル比1以上の比率にNOとNO2を含有するガスを消石灰の
水性スラリーに吸収させた後残存消石灰を濾別すること
による方法が開示されている。更に、特公昭55-16969号
公報及び特公昭58-50926号公報には、大規模工業生産の
ための改良された方法も開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の方法により、亜硝酸カルシウム濃度20〜40
重量%の透明な水溶液が得られるが、この水溶液は低温
で特に長期間保存する際に結晶析出を起す。冬期或いは
寒冷地において、貯蔵タンクや製品輸送容器中でこの結
晶析出が起ると、貯蔵タンクや輸送容器からその排出口
を通して亜硝酸カルシウム水溶液を抜き出す際、円滑な
液の排出が妨げられる。
この低温における結晶析出を防ぐ方法として、この結
晶析出温度よりも高い温度に亜硝酸カルシウム水溶液を
維持することが考えられるが、そのためには貯蔵容器、
輸送容器等に保温或いは加熱のための装置、設備等を設
けねばならない。
本発明は、8〜−20℃において長期間結晶析出を起さ
ない20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液及びかかる
水溶液を簡易かつ効率よく製造する方法を提供しようと
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による低温で結晶析出を起さない安定な高濃度
の亜硝酸カルシウム水溶液は、20〜40重量%の亜硝酸カ
ルシウム水溶液に、該水溶液に対し0.02〜0.2重量%量
の水溶性のカルシウム含有錯体又は水溶性のカルシウム
含有錯体形成性物質、好ましくは、しょ糖、ぶどう糖、
還元麦芽糖、マンニット、キシリット、でんぷん、酒石
酸、グルコン酸、グリコール酸、グルクロン酸、l−ア
スコルビン酸、くえん酸、りんご酸、エチレンジアミン
四酢酸、ニトリロトリ酢酸、グリシン、グルコン酸カル
シウム等の単独又は混合物を加えることによって得られ
る。
20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液は、従来から
知られている任意の方法でつくられたものでよいが、特
に、本発明による安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液
を工業生産するには、消石灰の20〜40重量%水性スラリ
ーに、好ましくは、アンモニアの空気酸化によって得ら
れる一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)とをNO/NO2
モル比1以上の比率に含有するガスを懸濁消石灰濃度0.
5〜3重量%程度となるまで吸収反応させた後この残存
懸濁消石灰を該スラリーから濾別することにより得られ
る透明な水溶液が好ましい。
この方法でつくられた20〜40重量%の亜硝酸カルシウ
ム水溶液は、少量の副生硝酸カルシウムと0.1〜0.2重量
%の溶解状態で残存する水酸化カルシウムを含有してい
るが、これら少量の不純物が存在していても本発明に用
いることができる。また、上記0.1〜0.2重量%に溶存す
る水酸化カルシウムを、該液中0.08〜0.02重量%となる
ように10〜55重量%の硝酸水溶液を添加することによっ
て減少させたものが好ましい。
加えられる水溶性のカルシウム含有錯体形成性物質と
しては、糖、糖アルコール、でんぷん、オキシカルボン
酸、キレート剤等の公知の化合物であり、これらは混合
して用いることもできる。この好ましい例としては、し
ょ糖、ぶどう糖、還元麦芽糖、マンニット、キシリッ
ト、でんぷん、酒石酸、グルコン酸、グリコール酸、グ
ルクロン酸、l−アスコルビン酸、くえん酸、りんご
酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢酸、グリ
シン等が挙げられる。これら錯体形成性物質の代りに、
或いは混合して、これらとカルシウムとの反応によって
つくられたカルシウム含有錯体も用いることができる。
加えられる水溶性のカルシウム含有錯体形成性物質の
量としては、20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液に
対して0.02〜0.2重量%程度でよい。そしてこの水溶性
のカルシウム含有錯体形成性物質の添加の後に、上記0.
1〜0.2重量%に溶存する水酸化カルシウムが0.08〜0.02
重量%となるように、10〜55重量%の硝酸水溶液を添加
してもよい。
(作用) 上記消石灰の20〜40重量%の水性スラリーに、NO/NO2
モル比1以上のNOとNO2を含有するガスを懸濁消石灰濃
度0.5〜3重量%となるまで吸収反応させた後残存懸濁
消石灰を該スラリーから濾別することにより得られる透
明な20〜40重量%程度の亜硝酸カルシウム水溶液は、そ
の亜硝酸カルシウム濃度が異なると結晶析出温度も異な
るが、その析出結晶はいずれも亜硝酸カルシウムの4水
塩であることが化学分析によって見出された。そしてこ
の亜硝酸カルシウム濃度と析出が起り始める温度は、実
験によって下表に記載の通りであることが見出された。
上記水溶性のカルシウム含有錯体形成性物質が、上記
30重量%又は34重量%の水溶液にその0.02〜0.2重量%
程度加えられると、上記結晶析出温度が約20〜25℃低下
し、数ケ月間にわたって−15℃に保存された亜硝酸カル
シウム水溶液に上記4水塩の結晶析出が起らないことが
見出された。この錯体形成性物質の添加量が0.02重量%
以下では、上記結晶析出温度の低下が充分でなく、ま
た、0.2重量%以上に高めても、上記結晶析出温度の低
下度合は高まらない。そして、0.02〜0.2重量%の範囲
では、析出温度低下の度合がほぼ一定することが見出さ
れた。糖、オキシカルボン酸等の錯体形成性物質を多量
に含有する亜硝酸カルシウム水溶液をコンクリートの配
合の際に添加すると、その糖、オキシカルボン酸等がコ
ンクリートの硬化を妨害するので好ましくないが、上記
0.02〜0.2重量%程度に糖、オキシカルボン酸等を含有
する亜硝酸カルシウム水溶液をコンクリートに加えて
も、それらによってコンクリートの硬化が妨害されるこ
とはない。しかし、その添加量はなるべく少ない方がよ
い。
20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液に溶存する0.
1〜0.2重量%の水酸化カルシウムによって、この亜硝酸
カルシウム水溶液が低温で、例えば、0℃付近に保存さ
れた際、この水溶液中に塩基性亜硝酸カルシウムの結晶
析出が起る。この溶存水酸化カルシウムを0.08〜0.02重
量%、好ましくは0.06〜0.02重量%にまで10〜55重量%
硝酸水溶液の添加によって低下させると、一層低温安定
性のよい亜硝酸カルシウム水溶液が得られる。加えられ
る硝酸は上記錯体形成性物質と一緒に添加することは避
けた方がよい。一緒に添加すると、硝酸が上記錯体形成
性物質と反応して上記錯体形成性物質の作用を妨害する
おそれがあるからである。従って、上記硝酸の添加は、
上記錯体形成性物質の添加前又は添加後に行うのがよ
い。
上記水溶性のカルシウム含有錯体形成性物質は、その
分子中に−OH基、C=0基、−COOH基、−NH2基等を
含有し、その酸素原子、窒素原子等が亜硝酸カルシウム
水溶液中で、そのカルシウム原子に配位することによっ
て、亜硝酸カルシウム水溶液中に溶解したカルシウム含
有錯体又はその錯イオンを形成するものと考えられる。
グルコン酸カルシウムは、通常、その分子式はCa(C6H11
O7)2によって示されるが、グルコン酸分子に含まれる−
OH基の酸素原子はカルシウム原子に配位して錯体構造を
形成している。エチレンジアミン四酢酸のカルシウム塩
は、通常、キレート化合物としてよく知られているが、
その分子に含まれる窒素原子はカルシウム原子に配位し
て錯体構造を形成している。アミン基含有化合物は、一
般に、亜硝酸イオンを分解する化合物が多いが、本発明
に用いられるものは亜硝酸イオンを分解しないものであ
る。グリシンは亜硝酸イオンを分解しない例である。
上記微量に加えられる錯体形成性物質の添加によっ
て、20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液の結晶析出
温度が著しく低下する機構は未だ完全に解明されてはい
ないが、加えられた錯体形成性物質が亜硝酸カルシウム
水溶液中で水溶性のカルシウム錯体又はカルシウム錯体
のイオンを形成し、これらが亜硝酸カルシウムの4水塩
の結晶核生成を防いでいるものと考えられる。
一般に水溶液に析出が起ることを防ぐのに、防凍剤と
呼ばれる物質を水溶液に添加することが行われる。この
防凍剤として知られている尿素、ホルムアルデヒド、エ
チレングリコール等を、20〜40重量%の亜硝酸カルシウ
ム水溶液にその0.02〜0.2重量%量添加しても、結晶析
出温度の低下には殆ど有効ではなく、約10重量%近く添
加しても尚、上記錯体形成性物質の0.02〜0.2重量%添
加の効果にははるかに及ばない。従って、本発明に用い
られる上記錯体形成性物質の0.02〜0.2重量%という微
量の添加による効果は、従来から知られている防凍剤の
効果とは明らかな違いがある。
(実施例) 消石灰の28重量%水性スラリーに、アンモニアを空気
酸化することにより得られたNO/NO2モル比1.8のNOとNO2
を含有するガスを、残存懸濁消石灰濃度0.5重量%とな
るまで吸収させた後、この残存懸濁消石灰を濾別して除
くことにより、透明な亜硝酸カルシウム34重量%の水溶
液を得た。この水溶液には溶存水酸化カルシウムが0.1
重量%含まれていた。
この水溶液に30重量%硝酸水溶液を加えて、溶存水酸
化カルシウム濃度0.04重量%とした後、貯蔵タンク中4
℃で3ケ月保存したところ、亜硝酸カルシウムの4水塩
(Ca(NO2)2・4H2O)の固い大きな結晶が多量に生じてい
た。上記保存後、タンク下部に設けられた液排出口から
亜硝酸カルシウム水溶液を抜き出す際排出口からの液抜
き出しが円滑でなかった原因は、上記4水塩が上記タン
ク排出口近辺に沈積していたことによるものであった。
また、この水溶液は、−15℃で貯蔵したところ、15日後
には結晶析出を起した。
実施例1 上記34重量%の亜硝酸カルシウムと0.04重量%の水酸
化カルシウムを含有する水溶液に、その0.05重量%量の
ぶどう糖を加えて常温で溶解させた後、−15℃の冷蔵庫
内に6ケ月間容器中密閉下貯蔵したが、液中に結晶析出
が全く認められなかった。
同様にしてテストされた、ぶどう糖添加量0.02重量%
及び0.2重量%の容器中でも、液中に結晶析出は全く起
っていなかった。
また、上記亜硝酸カルシウム水溶液を水で希釈するこ
とにより、亜硝酸カルシウム濃度30重量%と25重量%の
水溶液を調製し、これらの水溶液に各0.05重量%のぶど
う糖を加えて溶解させた後、上記同様にしてテストされ
た容器中でも、結晶析出は全く認められなかった。
実施例2 上記硝酸添加前の亜硝酸カルシウム34重量%と溶存水
酸化カルシウム0.1重量%を含有する水溶液に、その0.0
5重量%量のぶどう糖を加えて溶解させた後、30重量%
の硝酸水溶液を加えて溶存水酸化カルシウム濃度を0.04
重量%に調製し、次いで−15℃で6ケ月間容器中に貯蔵
したが、液中には結晶析出が全く認められなかった。
実施例3 実施例1に用いられた亜硝酸カルシウム濃度25重量
%、30重量%及び34重量%の各水溶液に、その0.2重量
%量のグルコン酸カルシウムを加えて溶解させた後、容
器中−10℃で3ケ月間貯蔵したが、いずれの水溶液中に
も結晶析出が全く認められなかった。
今度は、上記グルコン酸カルシウム0.2重量%の添加
の代りに、グルコン酸カルシウム添加量を0.02重量%に
変えて、上記と同様にテストしたが、25重量%、30重量
%及び34重量%のいずれの亜硝酸カルシウム水溶液に
も、やはり結晶析出が全く認められなかった。
実施例4 実施例1に用いられた34重量%の亜硝酸カルシウム水
溶液に、その0.02重量%量と0.2重量%量の各しょ糖を
加えて溶解させた2種の水溶液について、−10℃で3ケ
月貯蔵のテストをしたが、液中に結晶析出が全く認めら
れなかった。
また、上記しょ糖の代りに還元麦芽糖を用いて、上記
同様にテストしたが、やはり結晶析出は全く認められな
かった。
実施例5 実施例1に用いられた34重量%の亜硝酸カルシウム水
溶液に、その0.2重量%量のしょ糖を加えて溶解させた
水溶液を、−5℃、−15℃及び−20℃の各温度で貯蔵す
るテストを行ったところ、−5℃及び−15℃では6ケ月
間にわたって結晶析出が起らなかった。−20℃での貯蔵
では4ケ月までは結晶析出が起らなかったが、6ケ月後
にはテストに用いられた水溶液1kg中にみかけ容積約200
mlのCa(NO2)2・4H2Oの結晶が沈積していた。
更に貯蔵温度を−22℃として、上記しょ糖添加の亜硝
酸カルシウム水溶液をテストしたところ、2ケ月間には
結晶析出が起らなかったが、3ケ月経過時点では析出結
晶が沈積していた。
実施例6 添加剤として、ぶどう糖、しょ糖、還元麦芽糖、マン
ニット、でんぷん、グルコン酸、l−アスコルビン酸、
エチレンジアミン四酢酸、尿素、ホルムアルドヒド及び
エチレングリコールを、実施例1に用いられた34重量%
(A)又は30重量%(B)の亜硝酸カルシウム水溶液に
第1表記載の量添加し、同表に記載の温度及び貯蔵期間
貯蔵し、液中の結晶析出有無を眼視観察した。その結果
は第1表に記載されている。○印は結晶析出のなかった
ことを、そして×印は結晶析出が起ったことを示す。ま
た、同表中添加剤の添加量は、亜硝酸カルシウム水溶液
に対する重量%を表わし、EDTAはエチレンジアミン四酢
酸を表わす。
第1表に記載の結果は、実施例に用いられた添加剤に
よれば、34重量%又は30重量%の亜硝酸カルシウム水溶
液に、その0.02〜0.2重量%の添加剤を加えるのみで、
4〜6ケ月間にもわたって−5〜−15℃で結晶析出を起
すことなく安定に亜硝酸カルシウム水溶液を保存できる
ことを示している。これに対し、比較例に示された添加
剤は、4〜8重量%もの多量添加によっても、貯蔵1ケ
月後に亜硝酸カルシウム水溶液に結晶析出を起させるこ
とを示している。
(発明の効果) 本発明によると、20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水
溶液が低温で長期間貯蔵されるときに、この水溶液中に
亜硝酸カルシウムの4水塩の結晶析出が起るのを極めて
簡易にかつ効率よく防止することができ、−15℃程度の
低温でも6ケ月以上にわたり安定にこの水溶液を貯蔵す
ることができる。
この安定化は、0.02〜0.2重量%程度の微量の添加剤
の添加によって達成されるので、この添加によって亜硝
酸カルシウム水溶液の用途が制限されることはなく、従
来と同様の用途に用いることができる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】20〜40重量%の亜硝酸カルシウムと、0.02
    〜0.2重量%のしょ糖、ぶどう糖、還元麦芽糖、マンニ
    ット、キシリット、でんぷん、酒石酸、グルコン酸、グ
    リコール酸、グルクロン酸、l−アスコルビン酸、くえ
    ん酸、りんご酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロト
    リ酢酸、グリシン、グルコン酸カルシウム又はこれらの
    混合物とカルシウムとの反応によってつくられた水溶性
    のカルシウム含有錯体とを含有する安定な高濃度亜硝酸
    カルシウム水溶液。
  2. 【請求項2】20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液
    に、該水溶液に対し0.02〜0.2重量%量のしょ糖、ぶど
    う糖、還元麦芽糖、マンニット、キシリット、でんぷ
    ん、酒石酸、グルコン酸、グリコール酸、グルクロン
    酸、l−アスコルビン酸、くえん酸、りんご酸、エチレ
    ンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢酸、グリシン、グル
    コン酸カルシウム、若しくはこれらとカルシウムとの反
    応によってつくられた水溶性のカルシウム含有錯体、又
    はこれらの混合物を添加することを特徴とする安定な高
    濃度亜硝酸カルシウム水溶液の製造法。
  3. 【請求項3】20〜40重量%の亜硝酸カルシウム水溶液
    が、消石灰の20〜40重量%水性スラリーに一酸化窒素
    (NO)と二酸化窒素(NO2)をNO/NO2モル比1以上の比
    率に含有するガスを吸収反応させた後残存する懸濁消石
    灰を該スラリーから濾別することにより得られたもので
    ある請求項1に記載の安定な高濃度亜硝酸カルシウム水
    溶液。
JP63083477A 1988-04-05 1988-04-05 安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液 Expired - Fee Related JP2701305B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63083477A JP2701305B2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05 安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63083477A JP2701305B2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05 安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01257112A JPH01257112A (ja) 1989-10-13
JP2701305B2 true JP2701305B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=13803545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63083477A Expired - Fee Related JP2701305B2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05 安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2701305B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5422141A (en) * 1993-03-12 1995-06-06 W. R. Grace & Co.-Conn. Corrosion inhibiting composition for reinforced concrete and method of applying same
US5527388A (en) * 1995-01-25 1996-06-18 W. R. Grace & Co.-Conn. Corrosion inhibiting formulations with calcium nitrite
DE19635596C2 (de) * 1996-09-02 2002-07-18 Pci Augsburg Gmbh Verfahren zur Verhinderung der Blasenbildung in Beschichtungen für porenhaltige Baustoffe
FR2774681B1 (fr) * 1998-02-11 2000-04-07 Roquette Freres Adjuvants pour liants mineraux, a base de disaccharide hydrogene, liants mineraux adjuvantes et leur procede de preparation

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543415A (en) * 1978-09-22 1980-03-27 Hitachi Ltd Semiconductor pressure converter
JPS5548415A (en) * 1979-09-21 1980-04-07 Hitachi Ltd Feed roll

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01257112A (ja) 1989-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nagashima et al. The synthesis of crystalline rare earth carbonates
Hughes Hyponitrites
KR102525003B1 (ko) 질소 산화물 흡수제 슬러리 및 이의 제조와 사용 방법
KR20180082542A (ko) 열 엔진들에서 오염 방지를 실시하기 위한 유체 및 균질한 용액을 제조함으로써 상기 유체를 제조하기 위한 방법들
JP2701305B2 (ja) 安定な高濃度亜硝酸カルシウム水溶液
ES2267517T3 (es) Cristales de cloruro de sodio que no se apelmazan, un procedimiento para su preparacion y su uso en un procedimiento electrolitico.
JPH07144915A (ja) 炭酸セリウムおよび酸化セリウムの製造方法
US20060261313A1 (en) Cerium ion-containing solution and corrosion inhibitor
JPS6323128B2 (ja)
US6090926A (en) Powdery, solid rare earth carboxylates with improved solubility in aliphatic solvents which are highly active catalysts in Ziegler-Natta systems
JP2006328442A (ja) セリウムイオン含有溶液及び腐食抑制剤
JPH09509390A (ja) 安定化したポリ硫化アンモニウム溶液およびこの溶液の利用法
JP2790488B2 (ja) 肥料又は培養液
US11946115B2 (en) Process for the desulphurization of materials and/or residues containing lead sulphate employing an amino compound
JP4645826B2 (ja) セリウムイオン含有溶液及び腐食抑制剤
JPH1192150A (ja) 硝酸白金溶液の製造方法
JP3585603B2 (ja) 高純度炭酸ストロンチウムの製造方法
EP1656992A1 (en) A catalytic composition for oxidation-reduction process for effecting the catalytic oxidation of hydrogen sulfide in gas strains
US20030037484A1 (en) Gasoline solutions containing a scavenger for the oxides of nitrogen
US3050539A (en) Preparation of ferric chelates of alkylene amino acid compounds
JP2000264863A (ja) 硫黄元素を安定化するポリスルフィド溶液およびヒドロキシアルキルアミニウム
JP4389298B2 (ja) トリエタノールアンモニウムナイトレートの製造方法
JP4406751B2 (ja) 過酸化水素含有廃水の貯蔵または運搬方法および処理方法
GB690134A (en) Improvements in or relating to the preparation of new compounds containing manganese
JPS63277686A (ja) 金属含有アルコール溶液の製法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees