JP2699368B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP2699368B2 JP63007492A JP749288A JP2699368B2 JP 2699368 B2 JP2699368 B2 JP 2699368B2 JP 63007492 A JP63007492 A JP 63007492A JP 749288 A JP749288 A JP 749288A JP 2699368 B2 JP2699368 B2 JP 2699368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機等の画像形成装置における用紙搬送装
置に関する。
従来の技術 複写機等の用紙搬送装置としては、従来から搬送ロー
ラ対、又は真空吸引式用紙搬送装置(バキュームトラン
スポート)等が採用されている。バキュームトランスポ
ートは、駆動ロールと従動ロールとに渡り幅方向に複数
個の無端状ベルトを巻回し、ブロア等の真空吸引手段に
より搬送すべき用紙を無端状ベルトに吸引して用紙を搬
送するものである。このようなバキュームトランスポー
トで用紙を搬送し、他の用紙搬送装置に用紙を受け渡す
場合には、バキュームトランスポートから用紙を剥離す
る必要があるが、このような場合には幅方向に複数個に
分割した無端状ベルトの間に剥離バッフルを設けること
により、バキュームトランスポートから用紙を剥離する
ことが比較的容易であった。
大型図面等を複写する図面用複写機にも上述した構成
のバキュームトランスポートが使用されているが、大型
図面用複写機には一般の事務用複写機にはない構成も採
用されている。例えば、定着装置の部分で用紙を搬送す
るのに、ネット状搬送ベルトを使用することが提案され
ている。
第3図は大型図面用複写機の定着装置部分の概略構成
図であり、ネット状搬送ベルト10が駆動ロール12、従動
ロール14,16,18に渡り巻回されて用紙搬送装置を構成し
ている。ネット状ベルト10は、例えば網目状に編んだガ
ラス繊維をテフロンで固めて形成されており、定着部分
に使用するのに充分な耐熱性を有している。20はオーブ
ン型ヒータであり、ネット状搬送ベルト10の上部に2
個、下部に2個配置されている。ネット状搬送ベルト10
を幅方向に複数個に分割すると、定着むらが発生するこ
とから、ネット状搬送ベルト10は幅広の1本のベルトか
ら構成されている。更にベルト疲れを防止するために、
駆動ロール12及び従動ロール14,16,18の曲率は比較的大
きくなるように構成されている。22は真空吸引式用紙搬
送装置(バキュームトランスポート)であり、無端状ベ
ルト23を駆動ロール24及び従動ロール26,28に渡り巻回
して構成されている。更に、バキュームトランスポート
22は図示しないブロア等の真空吸引手段に接続されてお
り、用紙を真空吸引手段により無端状ベルト23に吸引し
て搬送するようになっている。ネット状搬送ベルト10と
バキュームトランスポート22との間の間隔は約10mm程で
あり、この間隔に用紙30をネット状搬送ベルト10から剥
離するためのすくい上げバッフル32が設けられている。
然して、ネット状搬送ベルト10によりトナー像を担持
した用紙30がオーブンヒータ20の間を搬送される間にト
ナー像が定着される。用紙30の先端は用紙が大型で重い
ためにネット状搬送ベルト10の先端から垂れ下がるが、
用紙30の先端がすくい上げバッフル32に当接することに
より、用紙30はネット状搬送ベルト10から剥離されバキ
ュームトランスポート22によりさらに搬送されるように
なっている。
発明が解決しようとする問題点 しかし上述したような従来の用紙搬送装置では、ネッ
ト状搬送ベルト10とバキュームトランスポート22との間
隔は比較的広く取ってあり、この間にすくい上げバッフ
ル32が設けられている構成なので、用紙30のカールが強
い場合、あるいはこの部分でドッグイヤー(用紙の先端
コーナー部が犬の耳の如く折れて垂れ下がる現象)が発
生した場合、用紙30がネット状搬送ベルト10とすくい上
げバッフル32との間に潜り込みジャムが発生したり、ド
ッグイヤーを更に大きくするという問題があり、用紙受
け渡し部における用紙剥離の信頼性が低いという欠点が
あった。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、2つの用紙搬送装置の間の用紙
受け渡し部において、上流側用紙搬送装置から下流側用
紙搬送装置にジャム等を発生すること無く用紙を確実に
受け渡すことのできる用紙搬送装置を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 上流側搬送ベルトと下流側搬送ベルトから成る画像形
成装置の用紙搬送装置において、上流側搬送ベルトと下
流側搬送ベルトとの間隔を狭く配置する。更に、下流側
搬送ベルトの少なくとも上流側の高さを上流側搬送ベル
トの高さよりも低く設定し、下流側搬送ベルトを上流側
搬送ベルトよりも速く駆動する駆動手段を設けたことに
より上述した問題点を解決する。
上流側搬送ベルトを用紙を搬送しながら定着するのに
適したネット状無端ベルトから構成し、下流側搬送ベル
トを複数の無端状ベルトを巻回して成る真空吸引式ベル
トから構成する。そして、下流側搬送ベルトの複数の無
端状ベルトは用紙の側縁部をその上に受けるように配置
されている。
作用 本発明の用紙搬送装置はこのように構成したことによ
り、上流側搬送ベルトから離れた用紙先端は、上流側搬
送ベルトの駆動速度よりも速く駆動される下流側搬送ベ
ルトにより積極的に搬送されるため、2つの用紙搬送ベ
ルト間の用紙受け渡し部において、用紙潜り込みによる
ジャム(用紙づまり)及びドッグイヤー等はほとんど発
生しなくなる。
実 施 例 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明実施例の概略構成図、第2図は一部破
断斜視図を示している。第3図に示した従来装置と同様
に、ネット状搬送ベルト40が駆動ロール42、及び複数の
従動ロール44等に渡り巻回されて用紙搬送装置を構成し
ている。駆動ロール42、従動ロール44はサイドプレート
48に回転自在に支承されている。ネット状搬送ベルト40
は網目状に編んだガラス繊維をテフロンでコーティング
して固めたものであり、網目の間隔は約3mmである。ネ
ット状搬送ベルト40の側縁部は、同じくガラス繊維から
形成された補強部材40aにより補強されている。第1図
において、46はオーブンヒータであり、ネット状搬送ベ
ルト40を挟むようにその上下に配置されている。ネット
状搬送ベルト40はオーブンヒータ46による定着むらを防
止するため、第2図に示すように用紙の幅方向に連続し
た1つの幅広ベルトにより構成されており、オーブンヒ
ータ46による加熱に対して充分な耐熱性を有している。
50は真空吸引式用紙搬送装置(バキュームトランスポ
ート)であり、第2図に示すように幅方向に離間した複
数の無端状ベルト58を駆動ロール52、従動ロール54,56
に渡り巻回して構成されている。駆動ロール52、従動ロ
ール54,56はサイドプレート60に回転自在に支承されて
いる。無端状ベルト58には複数個の穴58aが形成されて
おり、図示しないブロア等の吸引手段によりこれらの穴
58aを介して空気を吸引して用紙64を無端状ベルト58に
吸着して搬送するようになっている。無端状ベルト58と
58との間にはバッフル62が固定されており、このバッフ
ル62は図示しない次工程に用紙を受け渡すとき、用紙64
をバキュームトランスポート50から剥離する作用をす
る。
無端状ベルト58は、できるだけその幅を広く形成し、
用紙64の側縁64aが無端状ベルト58の上に来るように配
置されている。バッフル62は逆に用紙64の側縁64aがそ
の上に来ないような位置に取付けられている。
第1図においてネット状搬送ベルト40とバキュームト
ランスポート50の無端状ベルト58との間の間隔sは、例
えば1〜2mm程度のように非常に狭くなるように両ベル
ト40,58が配置されている。又、バキュームトランスポ
ート50は上流側に行くに従って低くなるように傾斜して
配置されており、ネット状搬送ベルト40の高さよりもバ
キュームトランスポート50の上流側端部の高さが十分に
低くなるように、hの段差をもって配置されている。こ
の段差hは十分に大きい必要があるが、駆動ロール42の
直径をDとすると、h<D/2であることが望ましい。段
差hが小さすぎると用紙が潜り込みやすくなり、逆に大
きすぎると用紙先端が丸まったままバキュームトランス
ポート50により搬送されることになるため、この段差h
は例えば10mm位が望ましい。
更に、ネット状搬送ベルト40の速度をv1、無端状ベル
ト58の速度をv2とすると、V2がV1よりもわずかばかり大
きくなるようにネット状搬送ベルト40及び無端状ベルト
58が駆動される。無端状ベルト58の速度v2が速ければ用
紙のカールを矯正しやすいが、他の搬送装置との関係で
無端状ベルト58の速度v2をあまり上げることができない
ため、v2をv1よりもわずかばかり大きくなるように設定
している。望ましい実施態様によると、v1=120mm/se
c、v2=121mm/secである。
然して、トナー像を担持した用紙64がネット状搬送ベ
ルト40により搬送される間にオーブンヒータ46によりト
ナー像が定着されて、バキュームトランスポート50に用
紙が受け渡される。この受け渡し部において段差hが十
分に大きく、間隔sが非常に狭く、且つ無端状ベルト58
の速度v2がネット状搬送ベルト40の速度v1よりもわずか
ばかり速くなるように駆動されているため、バキューム
トランスポート50の無端状ベルト58に吸着された用紙先
端は、無端状ベルト58とネット状搬送ベルト40の速度差
により積極的に引張られ、用紙64のカールが矯正されて
用紙はネット状搬送ベルト40から剥離されてバキューム
トランスポート50により更に搬送される。更にこの構成
により、用紙がドッグイヤーを起こしても、ドッグイヤ
ー部の厚さで隙間を通り抜けることができずに、ベルト
58によってはねあげられ用紙の潜り込みによる用紙づま
り(ジャム)は完全に防止され、この用紙受け渡し部に
おいてドッグイヤーがほとんど発生することも無い。ま
た用紙先端がカールしていてもその半径はロール42の半
径より大きいので隙間に入りこむことも無くなる。
発明の効果 本発明は以上詳述したように構成したので、上流側搬
送装置と下流側搬送装置との間の用紙受け渡し部におい
て、用紙の潜り込みジャム及びドッグイヤーの発生を実
質上完全に防止することができ、信頼性の高い用紙搬送
装置を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の概略構成説明図、 第2図は実施例斜視図、 第3図は従来の用紙搬送装置の概略構成図である。 40……ネット状搬送ベルト、 42……駆動ロール、 46……オーブンヒータ、 50……バキュームトランスポート、 52……駆動ロール、 58……無端状ベルト、 62……バッフル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−12916(JP,A) 特開 昭59−92865(JP,A) 特開 昭56−67863(JP,A) 特開 昭51−137270(JP,A) 実開 昭55−71357(JP,U) 実開 昭57−184837(JP,U) 実公 昭45−10788(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側搬送ベルトと下流側搬送ベルトから
    成る画像形成装置の用紙搬送装置において、 前記上流側搬送ベルトと下流側搬送ベルトとの間隔を狭
    く配置するとともに、 下流側搬送ベルトの少なくとも上流側の高さを上流側搬
    送ベルトの高さよりも低く設定し、 下流側搬送ベルトを上流側搬送ベルトよりも速く駆動す
    る駆動手段を設けるとともに、 前記上流側搬送ベルトを用紙を搬送しながら定着するの
    に適したネット状無端ベルトから構成し、前記下流側搬
    送ベルトを複数の無端状ベルトを巻回して成る真空吸引
    式搬送ベルトから構成し、 前記下流側搬送ベルトの複数の無端状ベルトは用紙の側
    縁部をその上に受けるように配置されていることを特徴
    とする用紙搬送装置。
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