JPH0753089A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JPH0753089A
JPH0753089A JP22503793A JP22503793A JPH0753089A JP H0753089 A JPH0753089 A JP H0753089A JP 22503793 A JP22503793 A JP 22503793A JP 22503793 A JP22503793 A JP 22503793A JP H0753089 A JPH0753089 A JP H0753089A
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JP
Japan
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sheet
sheet conveying
roller
belt
guide member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22503793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Kominato
隆成 小湊
Yasuyoshi Yoshida
康美 吉田
Shinsuke Unobayashi
伸介 鵜林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH0753089A publication Critical patent/JPH0753089A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のシート搬送装置を用いることなしにシ
ート搬送部下流のニップ部にシートが進入する際のショ
ックを吸収する。 【構成】 シート24を吸引した状態で搬送するシート
搬送面8aを有するシート搬送装置において、シート搬
送面8aはシート24が吸引される方向に湾曲した形状
であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの搬送経路上に
位置し、シートを送出させる2箇所の送出部位間に配置
されたシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の一般的な複写機におけるシ
ート搬送装置の1例を示す。同図において感光ドラム1
01は、電子写真により形成されたトナー画像を一時的
に保持し、矢印A方向に回転する。感光ドラム101と
近接対向して(図においては下方に)転写帯電器102
が配設される。シート103は前記両者間に進入し、転
写部aにおいて感光ドラム101と接触を始め、転写帯
電器102の帯電による静電作用により感光ドラム10
1上のトナー画像がシート103に転写される。シート
103は感光ドラム101の回転につれて転写部aを通
過して図の左方向へ送出する。この送出方向下流側に
は、駆動コロ104、搬送コロ105,106,107
に掛け渡されて矢印B方向に駆動される搬送ベルト10
8、および吸引ファン109から成る搬送装置Cが配置
される。転写部aから送出されたシート103は、搬送
ベルト108の直線状の上方搬送面108a上を吸引フ
ァン109の負圧で保持されながら進行し、定着ローラ
110及び加圧ローラ111で構成された定着装置のニ
ップ部bに進入し、ここにおいてシート103上のトナ
ー画像がシート103上に定着される。上記構成のシー
ト搬送装置においては、図示のように、転写部a、搬送
ベルト直線部108aとニップ部bは、ほぼ直線上に並
ぶ。
【0003】しかし、シート103が感光ドラム101
のニップ部aを抜けきる前に、定着装置のニップ部bに
突入した場合、突入のショックや、感光ドラム101と
定着装置の送出速度の微少な差や、両者の母線の平行度
の差異により、シート103に不規則な搬送姿勢が付与
されるため、シート103の斜行を生じたり、転写画像
に転写ずれ等の影響を生じていた。
【0004】そこで上記従来例を鑑み、1つの方法とし
て感光ドラム101と定着装置間の距離をシート103
の搬送方向に沿った長さより大きく設定して、シート1
03が定着装置のニップ部bに突入するときは、シート
103が感光ドラム101のニップ部aを抜けきってい
るようにしていた。
【0005】また、他の方法として、図4に示すよう
に、搬送経路上においてシート103にループを形成さ
せる構成にすることにより、シート103への衝撃や速
度差を吸収させていた。同図において図の上方に位置す
る定着装置へは複数基(本例では2基)の搬送装置
1 ,C2 が適度の搬送角度をもって隣接配置される。
これら搬送装置間には連絡板112が配置される。本構
成においては、シート103は感光ドラム101を通過
後搬送装置C1 ,搬送装置C2 により搬送される。シー
ト103の先端が定着装置のニップ部bに進入すると、
シート103は定着ローラ110および加圧ローラ11
1の回転力によって搬送される。この後シート103は
図4の2点鎖線117で示すように下に凸のループを形
成しつつ進行する。この時、シート103の後端が依然
転写部aにおいて転写中で、即ちシート103がその先
端部および後端部を把持された状態で、転写部と定着部
との間の速度差や前記両者の母線の違いがあっても、上
記シート103のループがそれらの影響を吸収すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において感光ドラム101と定着装置間の距離をシ
ート103の搬送方向に沿った長さより大きく設定する
方法では、装置本体が大型化したり、より大サイズのシ
ートに対応できない等の問題があった。
【0007】また、図4に示した複数の搬送装置C1
2 を用いた方法では、搬送中のシート103はその自
然体として搬送面上でこれに沿って下方へ凸のループを
形成するが、シート103は吸引ファン113,114
によって搬送ベルト115,116の両方に吸引されて
いるので、両搬送装置間の速度差や母線方向の差によっ
て、シート103の斜行を生じたり、転写画像に転写ず
れ等の影響が生じ、また、搬送装置が複数になるため、
搬送ベルト,駆動コロ,搬送コロ,吸引ファン等の部品
数が増加し、また駆動コロに駆動力を供給する箇所が複
数になるため駆動装置が複雑になり、さらに、連絡板1
12は装置に固定されているため、飛散して、連絡板1
12上に堆積したトナー等がシート103の通過中にシ
ート103の裏側に付着し、シート103の裏汚れが発
生する等の問題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、複数のシート搬送
装置を用いることなしにシート搬送装置下流のニップ部
にシートが進入する際のショックを吸収するシート搬送
装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シートを吸引した状態で搬送する
シート搬送面を有するシート搬送装置において、前記シ
ート搬送面はシートが吸引される方向に湾曲した形状で
あることを特徴とする。
【0010】そして、シート搬送方向の少なくとも上流
側と下流側に配設されたローラ対と、該ローラ対に巻き
掛けられ複数のエア吸引孔を有する弾性材製の無端状の
搬送ベルトと、該搬送ベルトを支持するべく該搬送ベル
トの背面側に配設され複数のエア吸引用開口を有するガ
イド部材と、該ガイド部材の背面側に配設され、該ガイ
ド部材のエア吸引用開口及び前記搬送ベルトのエア吸引
孔を通してエアを吸引することによりシート及び前記搬
送ベルトを前記ガイド部材に吸着させるためのエア吸引
手段と、を有し、前記ローラ対のうち上流側に配設され
たローラが前記搬送ベルトを駆動する駆動ローラであ
り、下流側のローラが前記搬送ベルトに従動する従動ロ
ーラであり、且つ、前記ガイド部材が前記ローラ対の搬
送ベルト側の外径を結んだ接線よりも背面側に位置する
ことで、前記シート搬送面はシートが吸引される方向に
湾曲した形状となるようにするのが好ましい。
【0011】また、ガイド部材の略中央部は搬送ベルト
に向けて凹形状を成すのが望ましい。
【0012】また、前記シート搬送装置と、シートに画
像を形成して該シート搬送装置に送る画像形成手段と、
を有して成るようにしてもよい。
【0013】
【作用】上記構成の本発明にあっては、シートを吸引し
た状態で搬送するシート搬送面は、シートが吸引される
方向に湾曲した形状となるようにしたので、シート搬送
装置下流のニップ部にシートが進入する際のショック
は、シートがシート搬送面に倣って湾曲させられている
ことにより吸収され、しかも、従来のように複数の搬送
装置を隣接配置することによって、シートを湾曲させる
ものではないので、一つの搬送装置でシートの湾曲を行
っているので複数の搬送装置間の速度差や母線方向の差
によってシートの斜行が起こるといった不都合が生じな
い。
【0014】そして、ローラ対の上流側の駆動ローラに
駆動が入力され搬送ベルトが駆動されると、搬送ベルト
は下流側の従動ローラから上流側の駆動ローラに向かっ
て張力がかかり、搬送ベルトのシート搬送面は、搬送ベ
ルトが弾性材製であることにより、緩むことになる。そ
して搬送ベルトはシート搬送面上でたるんで、湾曲した
ガイド部材に沿って摺動する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1は本発明の特徴を最も良く表すシート搬送装置
の概略断面図であり、図2は上視図である。
【0016】感光ドラム1と転写帯電器2で構成する転
写部aと、定着装置10,11のニップ部bとの間にシ
ート搬送装置Dが配設されている。シート搬送装置D
は、複数のエア吸引用開口18aを有するガイド部材と
してのシートガイド18、複数のエア吸引孔8bを有す
る搬送ベルト8、搬送ベルト8の駆動手段としての駆動
ローラ5と従動手段としての従動ローラ4,19、駆動
ローラ5を駆動するための駆動モータ20、エア吸引孔
8bおよびエア吸引用開口18aを通してエアを吸引す
るエア吸引手段としてのファン9により構成されてい
る。
【0017】上記搬送ベルト8を駆動する駆動ローラ5
は、ベルト面がシート搬送面8aを成すローラ対の内、
シート搬送方向に対してシートガイド18の上流側に位
置しており、駆動モータ20から駆動軸21を介して回
転駆動される。従動ローラ4,19はそれぞれ軸22,
23に回転自由に支持される。また、シートガイド18
は図示したように搬送ベルト8に向けて凹の形状をして
いる。
【0018】同構成において、駆動モータ20から駆動
ローラ5に駆動が入力され搬送ベルト8が矢印E方向に
駆動されるので、搬送ベルト8は従動ローラ19から駆
動ローラ5に向かって張力がかかり、駆動ローラ5と従
動ローラ4の間、つまり搬送ベルト3のシート搬送面8
aにおいては緩み側になる。搬送ベルト8は柔軟な弾性
材質で構成されているので、この緩み量を大きくしてお
けば、搬送ベルト8はシート搬送面8a上でたるんでガ
イド部材18に沿って摺動する。
【0019】また、本実施例において、搬送経路長は使
用するシートの搬送方向長さよりある程度短く、かつ搬
送ベルト8の進行速度は感光ドラム1の周速度と等しく
設定されている。搬送ベルト8の内側に吸引ファン9が
配置され、搬送ベルト8a上にシート3があるときに、
シート3を搬送ベルト8a側へ吸引する。
【0020】上記のように構成された本発明にかかるシ
ート搬送装置の作用を述べれば、転写部aにおいて感光
ドラム1上の画像を転写されたシート3は、画像形成手
段としての感光ドラム1の回転と共に左方へ送出され、
シート3はファン9の作用により搬送ベルト8に引き寄
せられて搬送ベルト8上に吸着される。既に搬送ベルト
8は画像形成装置本体の駆動モータ20から供給される
駆動力によって回転しているので、シート3は搬送ベル
ト8に接触して搬送される。その後、シート3は搬送ベ
ルト8上をシートガイド18を沿って下に凸の形状にな
って搬送され、ついでシート3の前縁部は定着装置1
0,11のニップ部bに進入し、定着ローラ10および
加圧ローラ11の回転力によって搬送される。この後シ
ート3は、図1の2点鎖線24で示すように、下に凸の
ループを形成しつつ進行する。したがって、シート3の
後端が依然転写部aにおいて転写中である場合に、定着
部に突入するショックがあったり、転写部と定着部の間
の速度差があったり、前記両者の母線方向の違いがあっ
たりしても、シート3の下に凸のループがそれらの影響
を吸収し、転写画像への悪影響が避けられる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されかつ作用
するので、以下の効果を奏する。
【0022】(1)1つの搬送ベルトの回転経路内で搬
送方向を偏向する事により、複数の搬送装置を用いた場
合のような速度差,母線方向の変位を伴わず、シートの
斜行が避けられる。
【0023】(2)搬送するシートに搬送経路上におい
てループを形成させる事により、定着部への突入ショッ
ク、搬送の上流および下流側送出部位の速度差、母線方
向の向きの相違に起因するシートへの偏向傾向を吸収さ
せ、画像形成への不都合な影響を解消させる。
【0024】(3)搬送ベルトの数を最少にして、角度
の異なる搬送経路を形成でき、構成部品点数が少なくて
済む。
【0025】(4)シートは搬送経路上で回転する搬送
ベルト載置面にのみ接触するので、複数のシート搬送装
置を用いた場合のように、飛散トナー等の堆積し易い固
定部材に接触することがなく裏汚れを生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシート搬送装置の
断面図である。
【図2】同装置の上視図である。
【図3】従来のシート搬送装置の断面図である。
【図4】他の従来のシート搬送装置の断面図である。
【符号の説明】
3,24 シート 8a シート搬送面 8 搬送ベルト 8b エア吸引孔 18a エア吸引用開口 9 ファン(エア吸引手段) 5 駆動ローラ 4 従動ローラ 18 シートガイド(ガイド部材) 1 感光ドラム(画像形成手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを吸引した状態で搬送するシート
    搬送面を有するシート搬送装置において、 前記シート搬送面はシートが吸引される方向に湾曲した
    形状であることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 シート搬送方向の少なくとも上流側と下
    流側に配設されたローラ対と、 該ローラ対に巻き掛けられ複数のエア吸引孔を有する弾
    性材製の無端状の搬送ベルトと、 該搬送ベルトを支持するべく該搬送ベルトの背面側に配
    設され複数のエア吸引用開口を有するガイド部材と、 該ガイド部材の背面側に配設され該ガイド部材のエア吸
    引用開口及び前記搬送ベルトのエア吸引孔を通してエア
    を吸引することによりシート及び前記搬送ベルトを前記
    ガイド部材に吸着させるためのエア吸引手段と、 を有し、 前記ローラ対のうち上流側に配設されたローラが前記搬
    送ベルトを駆動する駆動ローラであり、下流側のローラ
    が前記搬送ベルトに従動する従動ローラであり、且つ前
    記ガイド部材が前記ローラ対の搬送ベルト側の外径を結
    んだ接線よりも背面側に位置することで前記シート搬送
    面はシートが吸引される方向に湾曲した形状となるよう
    にした請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 ガイド部材の略中央部は搬送ベルトに向
    けて凹形状を成した請求項2記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシート搬送装置と、シー
    トに画像を形成して該シート搬送装置に送る画像形成手
    段と、を有して成る画像形成装置。
JP22503793A 1993-08-19 1993-08-19 シート搬送装置及び画像形成装置 Withdrawn JPH0753089A (ja)

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JP22503793A JPH0753089A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 シート搬送装置及び画像形成装置

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JP22503793A JPH0753089A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 シート搬送装置及び画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH0753089A true JPH0753089A (ja) 1995-02-28

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ID=16823068

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JP22503793A Withdrawn JPH0753089A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 シート搬送装置及び画像形成装置

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JP (1) JPH0753089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8380114B2 (en) 2009-03-12 2013-02-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8380114B2 (en) 2009-03-12 2013-02-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001031