JP2518433Y2 - 転写紙搬送装置 - Google Patents
転写紙搬送装置Info
- Publication number
- JP2518433Y2 JP2518433Y2 JP1990088632U JP8863290U JP2518433Y2 JP 2518433 Y2 JP2518433 Y2 JP 2518433Y2 JP 1990088632 U JP1990088632 U JP 1990088632U JP 8863290 U JP8863290 U JP 8863290U JP 2518433 Y2 JP2518433 Y2 JP 2518433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer paper
- transfer
- endless belt
- claw portion
- photoconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は複写機あるいはレーザープリンター等の静電
転写プロセスを利用した画像形成装置において、内部転
写紙の搬送係路における搬送装置の改良に関するもので
ある。
転写プロセスを利用した画像形成装置において、内部転
写紙の搬送係路における搬送装置の改良に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 従来より複写機においては、通常第３図に示すように
転写紙が搬送される。
転写紙が搬送される。
図に示すように転写紙２は転写紙用カセット１の最上
部より一枚ずつ給紙され、複写機本体内に給送される。
転写紙２は感光体３に像形成されたトナー画像の先端部
分と、給紙された転写紙２の先端部が一致するように転
写紙の給送タイミングを合わせる同期ローラ４を通過
し、転写用コロナ放電器５へと搬送される。転写後、転
写用紙は剥離用コロナ放電器６による静電剥離作用にて
剥離され、搬送ベルト７に吸引搬送されて定着ローラ８
へ導びかれる。定着ローラ８により転写紙２上のトナー
は定着され、複写用紙となって排紙トレイ９上に排出さ
れるものであった。
部より一枚ずつ給紙され、複写機本体内に給送される。
転写紙２は感光体３に像形成されたトナー画像の先端部
分と、給紙された転写紙２の先端部が一致するように転
写紙の給送タイミングを合わせる同期ローラ４を通過
し、転写用コロナ放電器５へと搬送される。転写後、転
写用紙は剥離用コロナ放電器６による静電剥離作用にて
剥離され、搬送ベルト７に吸引搬送されて定着ローラ８
へ導びかれる。定着ローラ８により転写紙２上のトナー
は定着され、複写用紙となって排紙トレイ９上に排出さ
れるものであった。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記搬送ベルト７は、通常平坦な無端ベルトを搬送方
向に向って３本〜５本平行に配設し、各ベルトには無数
の透孔を穿設し、図示しない吸引装置によって、無端ベ
ルトに転写紙を引き寄せて転写紙を搬送していた。
向に向って３本〜５本平行に配設し、各ベルトには無数
の透孔を穿設し、図示しない吸引装置によって、無端ベ
ルトに転写紙を引き寄せて転写紙を搬送していた。
このような搬送装置では、吸引装置の吸引力が小さく
薄い転写紙の場合に強すぎ、大きく厚い転写紙の場合に
は弱すぎることになる。そのため、大きく厚い転写紙の
場合において、その先端形状が若干巻き込んだ状態の場
合に定着ローラ８へ転写紙２が取り込まれなかった場合
に、搬送装置の搬送力が不足し、転写紙２を強制的に送
り込むこともできずに紙づまりの原因となっていた。
薄い転写紙の場合に強すぎ、大きく厚い転写紙の場合に
は弱すぎることになる。そのため、大きく厚い転写紙の
場合において、その先端形状が若干巻き込んだ状態の場
合に定着ローラ８へ転写紙２が取り込まれなかった場合
に、搬送装置の搬送力が不足し、転写紙２を強制的に送
り込むこともできずに紙づまりの原因となっていた。
本考案は上記欠点に鑑み、大きく厚い転写紙を使用し
ても途中で紙づまりが発生することがなく転写紙を確実
に搬送することのできる搬送装置を提供するものであ
る。
ても途中で紙づまりが発生することがなく転写紙を確実
に搬送することのできる搬送装置を提供するものであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の転写紙搬送装置は、上記定着装置への進行方
向側をほほ直角に近い形状に、かつ該進行方向と反対側
を進行方向に沿って徐々に上昇するテーパ形状に形成さ
れた爪部と、該爪部と爪部との間に形成される平面部と
が、上記無端ベルト表面上に所定間隔を隔てて形成され
ていることを特徴とする。
向側をほほ直角に近い形状に、かつ該進行方向と反対側
を進行方向に沿って徐々に上昇するテーパ形状に形成さ
れた爪部と、該爪部と爪部との間に形成される平面部と
が、上記無端ベルト表面上に所定間隔を隔てて形成され
ていることを特徴とする。
〈作用〉 転写紙が感光体より剥離されたつつある場合、その転
写紙先端より無端ベルト上に支持され搬送されることに
なる。この時、転写紙先端が無端ベルトの爪部に対向し
てもテーパ形状部に沿って搬送されるため、衝突による
未定着の転写されたトナー画像が乱れることなく、その
まま搬送される。そして、シート後端が爪部に対向する
ことで、シートを定着装置へと確実に搬送することがで
きる。特に爪部及び平面部が所定の間隔で配置されてい
るため、シート後端部が爪部の間で平面部上に垂れさが
り、爪部の直角部に対向するようになるため、剥離後の
転写紙を定着装置へと確実に搬送できる。
写紙先端より無端ベルト上に支持され搬送されることに
なる。この時、転写紙先端が無端ベルトの爪部に対向し
てもテーパ形状部に沿って搬送されるため、衝突による
未定着の転写されたトナー画像が乱れることなく、その
まま搬送される。そして、シート後端が爪部に対向する
ことで、シートを定着装置へと確実に搬送することがで
きる。特に爪部及び平面部が所定の間隔で配置されてい
るため、シート後端部が爪部の間で平面部上に垂れさが
り、爪部の直角部に対向するようになるため、剥離後の
転写紙を定着装置へと確実に搬送できる。
〈実施例〉 第１図は本考案の一実施例を示す複写機の要部概略図
である。図面において、３は所定の画像処理の情報に従
ってトナー現像が行なわれた感光体であり、転写紙２を
密着させた後に転写用コロナ放電器５より電荷が加えら
れ、トナー画像が転写紙２に転写される。転写紙２は剥
離用コロナ放電器６によって感光体３より剥離される。
剥離された転写紙２は、図示しない吸引装置によって無
端ベルト10に吸着される。無端ベルト10の表面には第１
図に示す通り複数の突出した爪部11が設けられている。
該爪部11は、第２図にその詳細を示すように、無端ベル
ト10による転写紙２の搬送方向、つまり矢印Ａで示す進
行方向側が、直角あるいは直角に近い角度を有する前方
角部11aと、該進行方向Ａと反対側の面を感光体３側に
向かって下降、つまり進行方向に沿って徐々に上昇する
ようなテーパ形状あるいは鈍角を有する後方角部11bと
を有する。この爪部11と爪部11との間は、上記無端ベル
ト10の表面である平面部が形成されるように、図１に示
す通り爪部11とが平面部を含めて所定間隔毎に形成され
ている。
である。図面において、３は所定の画像処理の情報に従
ってトナー現像が行なわれた感光体であり、転写紙２を
密着させた後に転写用コロナ放電器５より電荷が加えら
れ、トナー画像が転写紙２に転写される。転写紙２は剥
離用コロナ放電器６によって感光体３より剥離される。
剥離された転写紙２は、図示しない吸引装置によって無
端ベルト10に吸着される。無端ベルト10の表面には第１
図に示す通り複数の突出した爪部11が設けられている。
該爪部11は、第２図にその詳細を示すように、無端ベル
ト10による転写紙２の搬送方向、つまり矢印Ａで示す進
行方向側が、直角あるいは直角に近い角度を有する前方
角部11aと、該進行方向Ａと反対側の面を感光体３側に
向かって下降、つまり進行方向に沿って徐々に上昇する
ようなテーパ形状あるいは鈍角を有する後方角部11bと
を有する。この爪部11と爪部11との間は、上記無端ベル
ト10の表面である平面部が形成されるように、図１に示
す通り爪部11とが平面部を含めて所定間隔毎に形成され
ている。
そのため、感光体３より剥離された転写紙２の後端部
は、爪部11の間で無端ベルト10の平面部に垂れ下がろう
とする。これにより、爪部11は、転写紙２の搬送を行う
場合、転写紙２の後端2aを前記前方角部11aで押し続け
るため搬送力が大きくなり、転写紙が大きく紙厚が厚い
ために吸引力が弱くなっていたとしても、定着ローラ８
へ確実に搬送することができるものである。
は、爪部11の間で無端ベルト10の平面部に垂れ下がろう
とする。これにより、爪部11は、転写紙２の搬送を行う
場合、転写紙２の後端2aを前記前方角部11aで押し続け
るため搬送力が大きくなり、転写紙が大きく紙厚が厚い
ために吸引力が弱くなっていたとしても、定着ローラ８
へ確実に搬送することができるものである。
また爪部11の後方角部11bをテーパー面とすることに
より、感光体３から転写紙２が剥れる際に、無端ベルト
との接触時において生じる衝撃を緩和することができ、
該衝撃によって生じる画像乱れ（転写ズレ）を防止する
こともできるものである。
より、感光体３から転写紙２が剥れる際に、無端ベルト
との接触時において生じる衝撃を緩和することができ、
該衝撃によって生じる画像乱れ（転写ズレ）を防止する
こともできるものである。
第１図は本考案の転写紙搬送装置の主要部分を示す概略
構成図、第２図は同搬送装置の無端ベルトを示す部分拡
大図、第３図は従来の転写紙搬送装置を用いた複写機の
転写紙搬送係路を示した概理構成図である。 ２……転写紙、３……感光体、５……転写用コロナ放電
器、６……剥離用コロナ放電器、８……定着ローラ、10
……無端ベルト、11……爪部、11a……前方角部、11b…
…後方角部。
構成図、第２図は同搬送装置の無端ベルトを示す部分拡
大図、第３図は従来の転写紙搬送装置を用いた複写機の
転写紙搬送係路を示した概理構成図である。 ２……転写紙、３……感光体、５……転写用コロナ放電
器、６……剥離用コロナ放電器、８……定着ローラ、10
……無端ベルト、11……爪部、11a……前方角部、11b…
…後方角部。
Claims (1)
- 【請求項１】感光体上に形成されたトナー画像を転写紙
に転写した後、該転写紙を感光体より剥離し、該剥離さ
れた転写紙を定着装置へと搬送するための無端ベルトを
備えてなる転写紙搬送装置において、 上記定着装置への進行方向側をほぼ直角に近い形状に、
かつ該進行方向と反対側を進行方向に沿って徐々に上昇
するテーパ形状に形成された爪部と、該爪部と爪部との
間に形成される平面部とが、上記無端ベルト表面上に所
定間隔を隔てて形成されていることを特徴とする転写紙
搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990088632U JP2518433Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 転写紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990088632U JP2518433Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 転写紙搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0446039U JPH0446039U (ja) | 1992-04-20 |
| JP2518433Y2 true JP2518433Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31821995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990088632U Expired - Lifetime JP2518433Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 転写紙搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518433Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103025538B (zh) * | 2010-05-07 | 2016-08-10 | 博威系统有限责任公司 | 用于将一个或多个物品插入到移动的盖中的设备和方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6127002Y2 (ja) * | 1980-07-23 | 1986-08-12 | ||
| JPS57190551U (ja) * | 1981-05-27 | 1982-12-03 | ||
| JPS60218245A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 用紙搬送装置 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP1990088632U patent/JP2518433Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0446039U (ja) | 1992-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |