JP2698443B2 - 像ぶれ防止装置 - Google Patents

像ぶれ防止装置

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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の詳細な説明〕 本発明は、カメラ、光学機器等において、手振れ等に
より発生する像ぶれを防止する像ぶれ防止装置に関する
ものである。
〔従来技術の説明〕
従来より手ブレ等による画像のブレを補正する機能を
備えた画像機器が知られている。
実例を上げると、例えば米国特許のUSP2959088、USP2
829557の様に、補正光学系を可動に配し、その慣性によ
って画像ブレを補正するものがある。
これらの従来方式を以下に説明する。
第11図にその全体の構成を示す。
第11図に於いて、主レンズ12,13に対し、レンズ1,2が
補正光学系である。補正光学系の焦点距離は各々次の様
に設定されている。レンズ鏡筒4に固定された負のパワ
ーを持つレンズ1の焦点距離をf1とし、可動支持部3に
支えられている正のパワーを持つレンズ2の焦点距離を
f2とすると、 f1=−f2 の関係を満足する様に各レンズの焦点距離が設定されて
いる。
更に、2軸可動の支持を行なう為のギンバル5により
レンズ2の像側主点から、該焦点距離f2(=−f1)の位
置で該レンズ2が支持されている。
又、補正光学系のバランスを取る為に、カウンターウ
エイト10が設けられている。
この様の光学的条件を満足させる事により、いわゆる
慣性振り子型の防振光学系が実現できる。
次に、前記ギンバル5の2軸可動についての説明を、
第12図を用いて示す。
レンズ2はy軸方向に自由度を有する支持部材5yに支
持され、更に支持部材5yはy軸方向とは垂直のx軸方向
に自由度を有する支持部材5xに支持され、更に該支持部
材5xはレンズ鏡筒4により支持されている。
この様な構成により2軸の自由度を有する補正光学系
が構成出来る。
次に、支持部材3に取り付けられた各種部材によるセ
ンタリング(中心出し)と、ダンピング(振動抑制)の
動作について第11図,第13図を用いて説明する。
支持部材3に取り付けられた部材9はアルミ片等の非
磁性体で、鏡筒4に固定されたマグネツト(磁性体)6
及び7にて形成される磁気的効果による速度に応じた抑
制力(ダンピング・フオース)が発生する。
具体的には、マグネツトとアルミ片により発生する渦
電流が上記補正光学系の交軸中心からの偏位量を小さく
する方向に力を発生し、ダンピング効果を生じる。
なお、マグネツト6,7は第13図上では鏡筒上部のみに
取り付けられているが、これは説明の便宜を図る為の省
略であり、下部及び左右のマグネツトは不図示としてあ
るが2軸制御においては必要である。
部材10はカウンター・ウエイトで、補正光学系の焦点
位置で振り子を支持し、通常の安定した状態にて釣合い
が取れるようにする為のバランサーとして、ギンバル支
持部5を挟んで補正光学系2の反対側に取り付けられて
いる。部材11は、支持部材3に該カウンターウエイト10
と一体的に取り付けられた磁性体であり、鏡筒4に固定
されたマグネツト8との間で構成される磁気的効果によ
りセンタリング動作を行なう。そして、この構成による
磁極は同極(N同士)が面しており、磁気的に反発する
様に構成されている。この為、該マグネツトの中心が主
光学系12,13の光軸(主光軸)15と一致しているので、
中心近傍においては該補正光学系を該主光軸15に一致さ
せる様な求心力(センタリング・フオース)が発生す
る。
更に後段にあるレンズ12,13は主レンズで、最終的な
焦点面14上に画像を結像する。
次に、全体的な動作説明を行なう。
望遠鏡などの光学装置における上述の防振システムの
動作を例にとってみる。
目標物に向けられた鏡筒4の内部では、主光学系及び
補正光学系により該目標物の光学像が焦点面14上に結像
されている。
拡大率の高い望遠鏡では、手持ちでの使用の場合、特
に、手ぶれ等により画像のブレが発生し、該鏡筒4に0.
1〜10Hz程度の範囲の周波数成分を有する振動が発生す
る。この振動により該鏡筒4及びレンズ1とレンズ2と
の間に相対的な偏位が生じる。そして、レンズ1とレン
ズ2との相対偏位により上記画像のブレが補正される。
この様な状況において、急激な偏位が発生した場合に
は上述のダンピング構成により偏位の発生に抑制がかか
る。
又、ブレの無い場合にはレンズ2の中心図を用いた方
が光学的特性が良好であるので、製造誤差や上記偏位の
周波数成分で直流成分に当たる偏位の除去を行なう為
に、中心近傍においては補正光学系の光軸と、主光軸を
一致させるように上記センタリング・フオースを利用す
る構造と成している。
以上の説明で画像が振れた場合に振り子式補正光学系
により画像の防振が可能で、磁気的効果を利用してセン
タリング及びダンピングを付加し、防振特性を向上させ
ている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、上記の様な光学的補正系において広角
端から望遠端までのズーム全域で同じ量の補正範囲を設
けようとすると、防振動作時に広角端付近における軸外
光束を確保する必要性の為に光学系全体が大型化してし
まうという問題点があり、逆に補正範囲を小さくすると
光学系全体の小型化には有利であるが、望遠端付近で十
分な補正効果が得られなくなってしまうという問題点が
ある。
本発明は上述したような事情に鑑みて為されたもの
で、光学系の焦点距離に合わせた適性な像ぶれ防止動作
を行うことが可能な像ぶれ防止装置を提供しようとする
ものである。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明は上述したような事情に鑑みて為されたもの
で、像ぶれ防止手段を用いて光学系により形成される像
のぶれを防止する像ぶれ防止装置において、光学系の焦
点距離に応じて、前記像ぶれ防止手段を第1の動作範囲
で動作させる第1の状態と、第2の動作範囲で動作させ
る第2の状態とに切換える切換手段を有する構成とし、
以って、光学系の焦点距離に応じて像ぶれ防止動作範囲
を変化させようとするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面の基に説明する。
まず、本実施例の制御特性の効果について第10図を用
いて説明する。
第10図に於いて、I,IIは夫々防振光学系の第一レンズ
群及び第二レンズ群、IIIは主撮像系である。IV,Vは夫
々軸外の光線を表わす。
(A)は防振の為の第二群の振れ量が大きい時、 (B)は上記の振れ量が小さい時である。
防振光学系の第一レンズ群と、第二レンズ群の各レン
ズの大きさは夫々軸外の光線IV,Vがレンズ系を通る高さ
によって決定される。
従って、第10図に示す様に、振れ角の小さい時は振れ
角が大きい時に比べて軸外光束を通る高さが低く成る為
に光学系の大きさを小さくすることができる。
光学系の大きさを決定する軸外光線は通常広角端ある
いはその付近のズーム域における最大像高に結像する光
線である。
望遠端付近では画角が小さくなる為に広角端付近で、
ある程度の振れ角の光線を確保しておけば充分な防振範
囲を得ることができる。
従って、広角端付近の防振時における振れ角すなわち
制御範囲を望遠端よりも小さくする事により望遠端付近
での防振特性を損なう事無く、防振光学系全体の小型化
と軽量化を達成することができる。
主撮像系の焦点距離を検出する為の焦点距離エンコー
ダー及び、パンやチルト等の動作にて発生し易い補正光
学系の鏡筒の内壁への付き当たり防止の為に補正光学系
の動きを制御するトルク発生手段と該発生手段と制御の
為に少なくとも該焦点距離エンコーダーの出力信号に応
じて制御信号を発生する制御信号発生器、及び該制御信
号発生の為の演算処理の入力信号として該補正光学系の
移動を検出する為のセンサが主な構成要件である。
上記の制御信号発生器からは、基本機能として、防振
と、パンニングに関するレンズ部の過度な動きの防止、
という2つの要素を満足させる為に、慣性振り子の振れ
角に対して、非線形な制御トルクが与えられる。
この制御トルクの特性例を第8図に示す。
補正光学系の動きに対して中心付近では防振の為の慣
性振り子の動きを妨げない様にする為に、ダンピングを
行なう為のトルクを殆ど与えない。
しかし、パニング等の様に、一方向への大きな動きが
加わった場合には、慣性振り子レンズ部が鏡筒の壁にぶ
つからない様に、中心に引き戻す大きなトルクを発生さ
せる様に構成されている。
又、第8図のトルクカーブを振り子の軸方向から見る
と、第9図の様なイメージに成る。一つの同心円が所定
量のトルク変化を示しているので、外周つまり鏡筒の端
に近付くにつれ、同心円の間隔が密になり、トルク特性
の傾きが急になることが分る。すなわち、第8図で言う
非線形カーブを描いてトルクが上昇する様子を示してい
る。
次に、本実施例の構成例を説明する。尚、前記第12図
の構成と同一の構成には同一の番号が付してある。
第2図に於いて、主撮像光学系が前玉レンズ91、変倍
レンズ92、結像用の固定レンズ93,94により構成されて
おり、変倍レンズ92は可動の移動環96により焦点距離変
化の為に移動可能に配設されており、該変倍レンズの位
置は変倍エンコーダー(ENC)95により検出可能で、こ
のENC95の出力によりTとWの間に何処に位置している
かを把握可能である。因にENC95は2bitの光学反射式を
例示している。
鏡筒の内壁4及び支持部材3にセンサ30,31,32が、そ
の軸対称部にトルク発生器41,42,43が配設されている。
又、x軸とy軸は各々同様の構成で、かつx軸とy軸と
は直交する位置に配設される。該センサ30,31,32の構成
を第3図に示す。このセンサは鏡筒の内壁4に取り付け
られたLED等の発光素子30、該発光素子の為の電源34、
とこれを受光するPSD等の一次元イメージセンサ32と、
支持部材3に取り付けられたスリツト幕31とから成って
いる。
発光素子30と一次元イメージセンサ32の間に設けられ
たスリット幕31は補正光学系の支持部材3の移動に伴な
いスリツト幕31が図の矢印方向に動くので、一次元イメ
ージセンサ32から振れ角に応じた信号が検出できるので
センサアンプ33からは該補正光学系の位置信号が得られ
る。
次に、該トルク発生器41,42,43の構成を例えばボイス
コイル型の構成を例にとり第4図に示す。
制御入力端子43に制御信号が入力されると、その電流
量と極性に応じボイスコイル42と、マグネツト41の間で
磁気的結合力(あるいは磁気的反発力)が発生し、第4
図の矢印方向にトルクを発生させることが出来る。
前述した様に、センサ30,31,32とトルク発生器41,42,
43はx軸とy軸を直交させた配置と成しており、ギンバ
ル支持と相まり、補正光学系の移動をダンピングすべく
全方向のトルク制御が出来る。
次に、以上の構成の防振、パン、チルトの制御を行う
為の制御系をマイコンで構成した一例を第5図に示す。
上述の30,31,32,33,34で構成されたセンサの信号はマ
イコン50内のA/D変換器511によりデイジタル信号に変換
され、振れ角データとしてマイコン50内で処理される
(第5図ではセンサ30,31,32,33,34はx軸とy軸のそれ
ぞれに設けられているものがセンサ30x,31x,32x,33x,34
x並びにセンサ30y,31y,32y,33y,34yとして示されてい
る。)。
そして、マイコン50による処理結果はD/A変換器519に
てアナログ・データに変換され、トルク発生器の駆動回
路53x,53y経由で、前述した41,42にて構成されるトルク
発生器を駆動する(第5図ではトルク発生器41,42はx
軸とy軸のそれぞれに設けられているものがトルク発生
器41x,42x並びに41y,42yとして示されている。)。
なお、点線で示した部分(51,52)は同一の構成で、
マイコン50の処理内容をハード的に図示したものであ
る。A/D変換器511にて制御系の状態をマイコン50の内に
取り込み、係数のルツク・アツプ・テーブル(LUT)を
4枚読みに行く。この4枚とは、T及びWのそれぞれに
関する補正光学系の振れ角度θ用の係数513並びにT及
びWのそれぞれに関するdθ/dt用の係数514である。T
及びWに関するそれぞれの係数513,514は各々制御信号
合成器520,521に入力され、これら係数は制御信号合成
器520,521に入力される前述のENC95からの出力信号に応
じた係数に演算処理される。微分器515、及びA/D変換器
511の出力は上記係数を乗算され積分器512と加算器518
にて加算され、D/A変換器519にてアナログ制御信号とし
てマイコン50よりドライバー53x,53yへ出力される。
次に、マイコン50の処理に関し、第6図のフロー・チ
ヤートに従って説明する。
手順01:焦点距離の検出の為にENC95の値(ENCデータ)
を取り込む。
手順02:x軸の処理の為にモードiをxと指定しテーブル
jを1とする。
手順03:LUT選択モードをj=1に設定し後述のスプリン
グ項用の係数処理モードとする。
手順04:慣性振り子の振れ角に応じたセンサ出力θをA/D
変換器511よりデイジタル・データとして取り込む。こ
のデータは慣性振り子の中心からの偏位量に応じたセン
タリング・フオースを発生させるスプリング項として作
用する。
手順05:前述のθに対応したLUTのj(奇数回は1、偶数
回は2)を参照し、係数データ“LUTji−T"及び“LUTji
−W"とする。
該LUTに格納されている関数データのカーブの一例を
第1図のカーブ(Wはa,Tはc)として示す。基本的に
は、LUTの1と同様の傾向を有するもので、条件によっ
てはLUTの1とLUTの2は同一の関数でもよい。
しかし、前述のスプリング項と後述のダンピング項を
各々最適化する為には、専用のテーブルを設定するのが
望ましい。
手順06:TとWの係数データから現在のエンコーダー値
(ENCデータ)に応じた係数kiを係数合成器520,521にて
合成する。
手順07:jが1,2共に処理が終了した事を確認する。も
し、終了していない場合、(j=1)は手順08にてj=
2と設定し直して手順05へ戻る。
手順09:前述のθを微分してデータΔとする。この項は
ダンピング項で、急激なパン等に対する効果を有する。
手順10:前述のθを積分してデータd1とする。このd1は
デンタリングの為のもので、蓄積誤差や量産時の製造誤
差等の各種要因にて発生する誤差をキヤンセルして慣性
振り子を光軸位置に復帰させる効果を有す。このような
積分項は、制御系に対する影響度を低く設定すべく乗数
である係数k3を小さく設定するので、他項のような非線
形処理は行なわない。
手順11:前述のθに先に求めた係数k1を乗算しこれをデ
ータd2とする。
手順12:前述のΔに先に求めた係数k2を乗算しこれをデ
ータd3とする。
手順13:上記データd1,d2,d3を加算し、これを“DATA"と
して一時格納する。
このデータは次の式で表わされるサーボ・ループの一
般的な制御関数である。
DATA=k1*θ+k2*dθ/dt+k3*∫θdt 上記k1,k2は今までのステツプで求めた係数であり、k
3はステツプ10ですでに乗算されている乗数である。
手順14:現在の処理モードiがxに関するものかyに関
するものかを判別する。
奇数回目であればxに関するものであり(noの場合)
手順15でDATAをDxに一時退避させ手順16でy軸の制御デ
ータの演算の為にモードをi=yに設定し、手順03へ戻
り、xと同様の手順でy軸の処理を行う。
偶数回目であればyに関するものであり(yesの場
合)手順17,18の出力処理を行なう。
手順17:演算結果の“DATA"をy軸の制御データとしてDy
に格納する。
手順18:制御データDxとDyをD/A変換器519よりトルク制
御信号として出力する。
AS(防振)動作が継続ならば(noの場合)手順01へ戻
り、上述の処理を終了するまで繰り返し行なう。
この様にして、発生されたトルク発生器41,42に対す
る制御データはアナログ信号に変換されて、ドライバー
53x,53yに対して出力され、第1図の特性に基づく制御
が行なわれ、パン,チルトの動作中に鏡筒内壁に近接す
る位置まで移動した補正光学系は第2図の補正光学系の
マグネツト41と固定部側のトルク発生器42の磁力によっ
てセンター位置へと復帰される。
この様に上述の中心方向への振り子を戻す為のトルク
は、パニングの様な大きな動きへの対策であって、防振
という本来の目的にとってはマイナス作用であり、この
点からは少ない方が良い。
処で通常、望遠での手持ち撮影では広角撮影時に比べ
手ブレが目立つ事が知られている。
そこで、上述の非線形特性を、光学機器の使用状況に
合わせ、望遠撮影時の特性を広角撮影時に比べ防振効果
に適したものとする。
つまり、焦点距離エンコーダの出力に応じて中心に引
き戻す為のトルクの与え方を望遠時に対し、広角時を強
くする。この様子を図示したのが第7図で、広角(短焦
点)時のカーブ(a)と望遠(長焦点)時のカーブ
(c)との2つのカーブが設定されており、その間の位
置に於ける制御特性(b)はその位置に応じた比例係数
を用いた加重平均で算出できる。
第7図に上記中間位置に対応した制御信号を生成する
制御信号合成器の一例を示す。
ENC95の分解能に応じた係数kを発生する係数発生器8
1と1の補数1−kを発生する演算器82とT*k及びW
*(1−k)を演算する乗算器の84と83を有し、該乗算
器の出力を加算演算する加算器85により焦点距離に応じ
た制御用合成信号を出力する。勿論、ENC95の出力に対
応し、ENCのステツプ数(分解能)と同数のLUTを用意
し、合成器を省略しても良い。
上述した実施例において、補正光学系2が本発明の像
ぶれ防止手段に、マイコン50が本発明の切換手段にそれ
ぞれ相当する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、光学系の焦点距
離に合わせた適性な像ぶれ防止動作を行うことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる焦点距離で異なる制御
特性図。 第2図は本発明の実施例に係わる全体構成図。 第3図は第2図のセンサの構成図。 第4図は第2図のトルク発生器の構成図。 第5図は本発明の実施例に係わる電気的全体構成図。 第6図は第5図のマイコンの動作を説明するフローチヤ
ート。 第7図は第5図の制御信号合成器の構成図。 第8図はxy同一特性の非線形関数の図。 第9図は第1図を光軸方向から見た図。 第10図は本発明の実施例の効果を説明する図。 第11図は従来例の全体構成図。 第12図は第11図のギンバル支持の説明の為の部分図。 第13図は第11図の構成の部分拡大図。 1,2:補正光学系、4:レンズ鏡筒、5:ギンバル、10:カウ
ンターウエイト、30,31,32:センサ、41,42,43:トルク発
生器、91:前玉レンズ、92:変倍レンズ、93,94:固定レン
ズ、95:変倍エンコーダー(ENC)、96:移動環
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜野 博之 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 野口 和宏 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 小林 崇史 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 篠田 信比古 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 実開 昭62−186118(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像ぶれ防止手段を用いて光学系により形成
    される像のぶれを防止する像ぶれ防止装置において、前
    記光学系の焦点距離に応じて、前記像ぶれ防止手段を第
    1の動作範囲で動作させる第1の状態と、第2の動作範
    囲で動作させる第2の状態とに切換える切換手段を有す
    ることを特徴とする像ぶれ防止装置。
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