JP2697475B2 - バッフル付樹脂燃料タンクの製造方法 - Google Patents
バッフル付樹脂燃料タンクの製造方法Info
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用燃料タンク、運
搬容器等として使用するのに適したバッフル付樹脂燃料
タンクの製造方法に関する。
搬容器等として使用するのに適したバッフル付樹脂燃料
タンクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ガソリン、灯油、その他の液体
用に種々の構造のプラスチックタンクが提案されてい
る。特に、自動車の燃料タンクとして使用するタンクの
場合、車の旋回、急発進、急ブレーキ等によりタンク中
の燃料が大きく揺動し、バシャバシャという揺動音が生
ずるおそれがある。
用に種々の構造のプラスチックタンクが提案されてい
る。特に、自動車の燃料タンクとして使用するタンクの
場合、車の旋回、急発進、急ブレーキ等によりタンク中
の燃料が大きく揺動し、バシャバシャという揺動音が生
ずるおそれがある。
【0003】また、燃料の揺動により液面計の指示が変
動して検知精度が低下したり、さらに静電気が発生した
りする。特に揺動音を減衰するために燃料タンクの構造
に関し、種々の改良が提案されている。
動して検知精度が低下したり、さらに静電気が発生した
りする。特に揺動音を減衰するために燃料タンクの構造
に関し、種々の改良が提案されている。
【0004】この従来技術に係るバッフル付き燃料タン
クの一例を図6及び図7に示す。これらの図面に示すよ
うに、タンク本体1の一対の側壁2,3から内方に2対
のバッフル部4a,4b、5a,5bが突出されてお
り、各バッフル部は側壁2,3が内側に凹んで形成され
たもので、その形状は略台形状となっている。前記バッ
フル部4a,4b、5a,5bはブロー成形時に一体に
成形するために、図7に示すように金型の一部にバッフ
ル用突起部7,7aが用いられている。
クの一例を図6及び図7に示す。これらの図面に示すよ
うに、タンク本体1の一対の側壁2,3から内方に2対
のバッフル部4a,4b、5a,5bが突出されてお
り、各バッフル部は側壁2,3が内側に凹んで形成され
たもので、その形状は略台形状となっている。前記バッ
フル部4a,4b、5a,5bはブロー成形時に一体に
成形するために、図7に示すように金型の一部にバッフ
ル用突起部7,7aが用いられている。
【0005】また、本出願人は、バッフル付き樹脂燃料
タンクの製造方法を既に出願している。これは図8に示
すように、金型内で屈曲して上記バッフル部4a,4
b,5a,5bの芯材となる冷却パイプ6,6を少なく
とも一端が型外へ突出するように設け、金型内に燃料タ
ンク用パリソンを挿入し、パリソンを膨張させると共
に、冷却パイプ6,6を金型の内方に移動させてバッフ
ル部4a,4bを形成し、ブロー成形後の樹脂硬化時
に、前記冷却パイプ6,6内に冷却媒体を通過させてバ
ッフル部4a,4b,5a,5bを硬化させ、バッフル
部内に冷却パイプ6,6を残したままバッフル部4a,
4b,5a,5bを成形するものがある。
タンクの製造方法を既に出願している。これは図8に示
すように、金型内で屈曲して上記バッフル部4a,4
b,5a,5bの芯材となる冷却パイプ6,6を少なく
とも一端が型外へ突出するように設け、金型内に燃料タ
ンク用パリソンを挿入し、パリソンを膨張させると共
に、冷却パイプ6,6を金型の内方に移動させてバッフ
ル部4a,4bを形成し、ブロー成形後の樹脂硬化時
に、前記冷却パイプ6,6内に冷却媒体を通過させてバ
ッフル部4a,4b,5a,5bを硬化させ、バッフル
部内に冷却パイプ6,6を残したままバッフル部4a,
4b,5a,5bを成形するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6及び図
7に示すバッフル付樹脂燃料タンクの製造方法では、バ
ッフル用突起部7、7aによって形成されるバッフル4
a,4b,5a,5bが強度及び成型上の関係からテー
パ状となっており、且つかなりの厚みを有するので、従
来のバッフル無しの燃料タンクに比べて、その内容積が
大幅に減じてしまうという問題がある。
7に示すバッフル付樹脂燃料タンクの製造方法では、バ
ッフル用突起部7、7aによって形成されるバッフル4
a,4b,5a,5bが強度及び成型上の関係からテー
パ状となっており、且つかなりの厚みを有するので、従
来のバッフル無しの燃料タンクに比べて、その内容積が
大幅に減じてしまうという問題がある。
【0007】また、図8に示すバッフル付き樹脂燃料タ
ンクの製造方法では、バッフル部内に冷却パイプ6,6
を残したままバッフル部4a,4b,4c,4dを成形
しているので、バッフル部の補強としては十分である
が、冷却パイプ6,6をバッフル部4a,4b,4c,
4dに設置するためには工法が非常に複雑となり、冷却
パイプ6,6をバッフル部4a,4b,5a,5bの芯
材として使用する場合、部品点数が多くなると共に取付
け工数がかかるなどの問題点があった。
ンクの製造方法では、バッフル部内に冷却パイプ6,6
を残したままバッフル部4a,4b,4c,4dを成形
しているので、バッフル部の補強としては十分である
が、冷却パイプ6,6をバッフル部4a,4b,4c,
4dに設置するためには工法が非常に複雑となり、冷却
パイプ6,6をバッフル部4a,4b,5a,5bの芯
材として使用する場合、部品点数が多くなると共に取付
け工数がかかるなどの問題点があった。
【0008】本発明は、前記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、タンク内にバッフル部
を一体成形で設けても従来のバッフル無しのタンクに比
べて内容積が大幅に減じることがなく、しかも、芯材等
を用いないので工数を削減できるバッフル付き樹脂燃料
タンクの製造方法を提供することにある。
ので、その目的とするところは、タンク内にバッフル部
を一体成形で設けても従来のバッフル無しのタンクに比
べて内容積が大幅に減じることがなく、しかも、芯材等
を用いないので工数を削減できるバッフル付き樹脂燃料
タンクの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明のバッ
フル付樹脂燃料タンクの製造方法は、金型の互いに対向
する部位に燃料タンクのバッフル部を成形するスライド
コアを突没自在に設けると共に、このスライドコアにス
ライドコアの移動方向に摺動自在な冷却パイプを設け、
前記金型内に燃料タンク用パリソンを金型内部に挿入
し、このパリソンを膨張させると共に、前記冷却パイプ
とスライドコアとを同時に金型内方へ移動させて燃料タ
ンクのバッフル部を形成し、上下バッフル部を融着させ
たのち、前記冷却パイプを残してスライドコアを金型外
方へスライドさせ、ブロー成形後の樹脂硬化時に、前記
冷却パイプに冷却媒体を通過させ、バッフル部を冷却し
た後、冷却パイプを金型外方にスライドさせてバッフル
部を成形する。
フル付樹脂燃料タンクの製造方法は、金型の互いに対向
する部位に燃料タンクのバッフル部を成形するスライド
コアを突没自在に設けると共に、このスライドコアにス
ライドコアの移動方向に摺動自在な冷却パイプを設け、
前記金型内に燃料タンク用パリソンを金型内部に挿入
し、このパリソンを膨張させると共に、前記冷却パイプ
とスライドコアとを同時に金型内方へ移動させて燃料タ
ンクのバッフル部を形成し、上下バッフル部を融着させ
たのち、前記冷却パイプを残してスライドコアを金型外
方へスライドさせ、ブロー成形後の樹脂硬化時に、前記
冷却パイプに冷却媒体を通過させ、バッフル部を冷却し
た後、冷却パイプを金型外方にスライドさせてバッフル
部を成形する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5に示
し説明する。図2に示すように、バッフル付き樹脂燃料
タンク20は、樹脂を用いたブロー成形によって一体的
に成形されたものであり、その対向する側壁(図中上下
壁を示す)22a、22bから内方にバッフル部23
a,23bがその先端部が軽く融着接合して設けられて
なるものである。このバッフル部23a,23bはブロ
ー成形された樹脂が合わさって接合されており、且つそ
の厚みは薄くなっている。このバッフル付樹脂燃料タン
クの製造方法を以下に説明する。
し説明する。図2に示すように、バッフル付き樹脂燃料
タンク20は、樹脂を用いたブロー成形によって一体的
に成形されたものであり、その対向する側壁(図中上下
壁を示す)22a、22bから内方にバッフル部23
a,23bがその先端部が軽く融着接合して設けられて
なるものである。このバッフル部23a,23bはブロ
ー成形された樹脂が合わさって接合されており、且つそ
の厚みは薄くなっている。このバッフル付樹脂燃料タン
クの製造方法を以下に説明する。
【0011】図1に示すように、一対の金型31の相対
する側壁31aには互いに対向して開口部32a,32
bが形成されている。これら開口部32a,32bには
それぞれ金型31内に突没自在なスライドコア35が設
けられている。これらスライドコア35はバッフル部2
3a,23bを成形するためのもので、先端に向って漸
次狭幅及び漸次薄肉に穿設されており、この貫通孔35
aには3本の冷却管40が貫通している。これら冷却管
40はテーパ付きの2重円管から構成され、スライドコ
ア35の移動方向に摺動自在となっている。
する側壁31aには互いに対向して開口部32a,32
bが形成されている。これら開口部32a,32bには
それぞれ金型31内に突没自在なスライドコア35が設
けられている。これらスライドコア35はバッフル部2
3a,23bを成形するためのもので、先端に向って漸
次狭幅及び漸次薄肉に穿設されており、この貫通孔35
aには3本の冷却管40が貫通している。これら冷却管
40はテーパ付きの2重円管から構成され、スライドコ
ア35の移動方向に摺動自在となっている。
【0012】図1に示すように、金型内に加熱したパリ
ソン45(図示しない加熱シリンダ内で可塑化されたプ
ラスチックス等)を金型31内に設けた後、図3に示す
ように加熱したパリソン45を金型締めし、その後に空
気を送り込み、該パリソン45を膨張させ、所望のタン
ク形状とする。
ソン45(図示しない加熱シリンダ内で可塑化されたプ
ラスチックス等)を金型31内に設けた後、図3に示す
ように加熱したパリソン45を金型締めし、その後に空
気を送り込み、該パリソン45を膨張させ、所望のタン
ク形状とする。
【0013】このパリソン45の膨張を行うと共に、前
記スライドコア35と冷却管40を前記開口部32a,
32b,33a,33bから同時に突出させ、図3
(a)、図4(a)に示すように前記パリソン45に当
接し、バッフル部23a,23bの先端同志を融着させ
た後、空気の吹き込みを停止する。
記スライドコア35と冷却管40を前記開口部32a,
32b,33a,33bから同時に突出させ、図3
(a)、図4(a)に示すように前記パリソン45に当
接し、バッフル部23a,23bの先端同志を融着させ
た後、空気の吹き込みを停止する。
【0014】次に、図3(b)、図4(b)に示すよう
にスライドコア35のみを金型31外方にスライドさせ
る。そして、図3(c)、図4(c)に示すようにブロ
ー成形後の樹脂硬化時、残留エア圧により燃料タンク2
0の上下バッフル部23a,23bを形成する。
にスライドコア35のみを金型31外方にスライドさせ
る。そして、図3(c)、図4(c)に示すようにブロ
ー成形後の樹脂硬化時、残留エア圧により燃料タンク2
0の上下バッフル部23a,23bを形成する。
【0015】そして、前記冷却管40に冷却媒体として
の水を導入し、バッフル部23a,23bの樹脂を十分
に冷却硬化させる。この際形成されたバッフル部23
a,23bは樹脂層が極めて薄いので冷却効率はよい。
の水を導入し、バッフル部23a,23bの樹脂を十分
に冷却硬化させる。この際形成されたバッフル部23
a,23bは樹脂層が極めて薄いので冷却効率はよい。
【0016】こうして所定の冷却が終了した後、最後に
冷却管40をスライドバックさせて燃料タンク20のバ
ッフル部23a,23bの製造工程が完了する。つま
り、バッフル部23a,23bには芯材がなく、図5に
示すように冷却管40の形状に孔50が形成される。こ
れらのバッフル部23a,23bは燃料タンクのバッフ
ルとして十分な強度が保たれている。なお、バッフル部
23a,23bを従来と比べて薄く形成できるので、バ
ッフル無しのタンクと比べて内容積を大幅に減じること
がない。また、ブロー成形により芯材なしで燃料タンク
とバッフル部を一体的に形成することができるので、成
形コストが低いという利点もある。
冷却管40をスライドバックさせて燃料タンク20のバ
ッフル部23a,23bの製造工程が完了する。つま
り、バッフル部23a,23bには芯材がなく、図5に
示すように冷却管40の形状に孔50が形成される。こ
れらのバッフル部23a,23bは燃料タンクのバッフ
ルとして十分な強度が保たれている。なお、バッフル部
23a,23bを従来と比べて薄く形成できるので、バ
ッフル無しのタンクと比べて内容積を大幅に減じること
がない。また、ブロー成形により芯材なしで燃料タンク
とバッフル部を一体的に形成することができるので、成
形コストが低いという利点もある。
【0017】
【発明の効果】本発明のバッフル付樹脂燃料タンクの製
造方法は、前述の如く構成したから、タンク内にバッフ
ル部を一体成形で設けても従来のバッフル無しのタンク
に比べて内容積が大幅に減じることがない。しかも、芯
材等を用いないので部品点数を削減でき、工法等を簡略
化できるので工数を低減することができる。
造方法は、前述の如く構成したから、タンク内にバッフ
ル部を一体成形で設けても従来のバッフル無しのタンク
に比べて内容積が大幅に減じることがない。しかも、芯
材等を用いないので部品点数を削減でき、工法等を簡略
化できるので工数を低減することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わるバッフル付き燃料タ
ンクの製造方法を示す断面図。
ンクの製造方法を示す断面図。
【図2】同実施例のバッフル付き燃料タンクの一部切欠
した斜視図。
した斜視図。
【図3】(a)(b)(c)は同実施例のバッフル付き
燃料タンクの製造方法の作用説明図。
燃料タンクの製造方法の作用説明図。
【図4】(a)(b)(c)は同実施例のバッフル付き
燃料タンクの製造方法の作用説明図。
燃料タンクの製造方法の作用説明図。
【図5】同実施例のバッフル付き燃料タンクのバッフル
の断面図。
の断面図。
【図6】従来のバッフル付き燃料タンクの斜視図。
【図7】従来のバッフル付き燃料タンクのバッフル部の
断面図。
断面図。
【図8】従来のバッフル付き燃料タンクの一部切欠した
斜視図。
斜視図。
23a,23b…バッフル部、31…金型、35…スラ
イドコア、40…冷却管、45…パリソン。
イドコア、40…冷却管、45…パリソン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 1/02 B65D 1/02 D 25/02 25/02 B // B29L 24:00
Claims (1)
- 【請求項1】 金型内に燃料タンク用パリソンを設け、
ブロー成形により一体にバッフル付樹脂燃料タンクを形
成するタンクの製造方法において、 前記金型の互いに対向する部位に燃料タンクのバッフル
部を成形するスライドコアを突没自在に設けると共に、
このスライドコアにスライドコアの移動方向に摺動自在
な冷却パイプを設け、前記金型内に燃料タンク用パリソ
ンを金型内部に挿入し、このパリソンを膨張させると共
に、前記冷却パイプとスライドコアとを同時に金型内方
へ移動させて燃料タンクのバッフル部を形成し、上下バ
ッフル部を融着させたのち、前記冷却パイプを残してス
ライドコアを金型外方へスライドさせ、ブロー成形後の
樹脂硬化時に、前記冷却パイプに冷却媒体を通過させ、
バッフル部を冷却した後、冷却パイプを金型外方にスラ
イドさせてバッフル部を成形することを特徴とするバッ
フル付樹脂燃料タンクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131192A JP2697475B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | バッフル付樹脂燃料タンクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131192A JP2697475B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | バッフル付樹脂燃料タンクの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305651A JPH05305651A (ja) | 1993-11-19 |
JP2697475B2 true JP2697475B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=14558015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11131192A Expired - Lifetime JP2697475B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | バッフル付樹脂燃料タンクの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697475B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7097445B2 (en) * | 2003-09-03 | 2006-08-29 | Ti Group Automotive Systems, L.L.C. | Method and apparatus for making a blow molded fuel tank |
EP2990356B1 (en) | 2010-12-03 | 2019-08-28 | Salflex Polymers Ltd. | Deployable fuel tank baffle and fuel tank system |
EP3238973A1 (en) * | 2016-04-28 | 2017-11-01 | Plastic Omnium Advanced Innovation and Research | Tank reinforcement with integrated baffle |
JP7041833B2 (ja) * | 2018-01-31 | 2022-03-25 | キョーラク株式会社 | 成形用金型及び成形装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11131192A patent/JP2697475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05305651A (ja) | 1993-11-19 |
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