JP2697348B2 - 映像信号記録装置 - Google Patents

映像信号記録装置

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JP2697348B2
JP2697348B2 JP3092007A JP9200791A JP2697348B2 JP 2697348 B2 JP2697348 B2 JP 2697348B2 JP 3092007 A JP3092007 A JP 3092007A JP 9200791 A JP9200791 A JP 9200791A JP 2697348 B2 JP2697348 B2 JP 2697348B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、放送や業務用に用いられる番組
は、何本かの素材をもとに、VTRによる編集により作
成されている。
【0003】従来のVTRにより編集作業を行う場合
は、まず、生テープに基準となる映像信号をタイムコー
ドとともに記録し、そのテープをベースに必要な素材を
インサート編集して作成される。
【0004】以下に、従来のVTRについて説明する。
図2はこの従来のVTRの構成を示すブロック図であ
る。図2において、1は映像信号入力端子、2は映像信
号記録回路、3はビデオヘッド、4は基準信号分離器、
5はサーボ回路、6はビデオヘッドが搭載されたヘッド
シリンダユニット10の回転位相を検出する回転位相検
出器、7はヘッドシリンダユニット10を駆動するドラ
イブ回路、8はコントロール信号記録回路、9はコント
ロールヘッド、11はスイッチ、回路12は基準信号発
生回路である。
【0005】以上のように構成されたVTRについて、
以下その動作について説明する。入力端子1に印加され
た映像信号は、映像信号記録回路2で記録の処理を施さ
れた後、ビデオヘッド3でテープ(図示せず)に記録さ
れる。この時同時に、入力端子1に印加された映像信号
は、基準信号分離器4に導かれて、垂直同期信号、フレ
ーム信号、カラーフレーム信号等の基準信号が分離され
る。スイッチ11は、記録時は、端子R側に接続され、
これらの基準信号はサーボ回路5に供される。サーボ回
路5の一方の入力には、回転位相検出器6により検出し
たヘッドシリンダユニット10の回転位相を示す信号が
供され、基準信号と位相比較される。その出力によりド
ライブ回路7を経てヘッドシリンダユニット10を駆動
することにより、映像信号の基準位置がテープの一定の
位置、すなわちヘッドシリンダユニット10が基準位相
にある位置に記録されるよう制御される。この時、基準
信号は、コントロール信号記録回路8で処理され、映像
信号の基準位置が記録されているテープ位置を表す信号
としてのコントロール信号がコントロールヘッド9によ
りテープ上に記録される。
【0006】再生時は、スイッチ11は、端子P側に接
続され、サーボ回路5は、内部の基準信号発生器12で
発生された基準信号とヘッドシリンダユニット10の回
転位相を示す信号とで制御され、テープ上に記録されて
いる映像信号の基準位置は、基準信号発生器12の出力
に同期して再生される。また、コントロールヘッド9よ
り再生されたコントロール信号とヘッドシリンダユニッ
ト10の回転位相を比較してテープ送りを制御し、テー
プ上に記録された映像信号の基準位置と回転基準位相を
一致させることにより、再生時に再生ビデオヘッドが記
録トラック上を正確にトレースするよう制御される。
【0007】このように構成されたVTRで編集を行い
複数の素材より1本の完成した番組を作成するには、あ
らかじめ、カラーバー(CB)やブラックバースト(B
B)のような基準映像信号をタイムコード(TC)とと
もに記録したテープをベーステープとして作成してお
き、その上に各素材をインサート編集して行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成のVTRで編集用のベーステープを作成するため
には、外部に基準信号用の信号源をわざわざ用意する必
要がある。また、記録中に映像信号出力端子1に印加さ
れた映像信号に異常が生じたり、接続ケーブルに断線や
接触不良などの故障が生じたりすると、サーボ回路5へ
正しい基準信号が供給されなくなり、ヘッドシリンダユ
ニット10を構成するシリンダモータの暴走につなが
り、故障の原因になる。更に、基準映像信号の記録の途
中でこのような故障が生じると、最初から記録し直さな
ければならないという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、外部基準信号源が不要で、如何なる場合もシリンダ
モータの異常動作を防ぎ、かつ、迅速で失敗なく編集の
ベーステープを作成することができる映像信号記録装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像信号記録装置は、入力に映像信号が印加
されないときは、内部で発生した基準の映像信号を記録
する構成としている。
【0011】また、本発明の映像信号記録装置は、入力
に映像信号が印加されているか否かを判別し、印加され
ているときは、入力映像信号に基づき映像信号を記録す
る回転ヘッドの回転および位相を制御しながら、入力さ
れた映像信号を記録媒体に記録し、印加されていないと
きは、前記判別信号により、前記回転ヘッドを制御する
基準を内部で発生した基準信号に切り換えるとともに、
前記内部で発生した基準信号に同期して作成した映像信
号を記録する構成としている。
【0012】また、本発明の映像信号記録装置は、記録
された映像信号の再生に際しては、内部で発生した基準
信号に基づき映像信号を再生するヘッドの回転および位
相を制御する構成としている。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、基準映像信号が
印加されない状態でも、その状態を判別し、その判別結
果により映像信号を記録する回転ヘッドの回転および位
相を制御する基準信号を、内部で発生した基準信号に切
り換えるとともに、記録する映像信号を前記基準信号に
同期して作成した映像信号に切り換えて、記録を行うこ
とにより、編集用のベーステープを迅速に作成できる。
【0014】また、映像信号入力端子に映像信号が印加
されていない場合や、信号源やケーブルに異常が生じた
ときも、前記判別結果により同様に切り換えることによ
りサーボ回路に常に正常な基準信号を供給し、シリンダ
モータの異常回転を防ぐことができるとともに、正常な
編集ベーステープを作成することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の実施例における映像信号記
録装置(VTR)の構成を示すブロック図である。図1
において、図2と同じ構成要素は同じ符号で表し、同じ
動作をする。13は信号判別器、14は基準映像信号作
成器、15はスイッチである。
【0017】以上のように構成された本実施例のVTR
について、以下その動作について説明する。映像信号入
力端子1は信号判別器13に接続されており、入力映像
信号の有無が判別される。端子1に正常な映像信号が印
加されているときは、信号判別器13の出力信号により
スイッチ15は端子a側に接続される。以後は、図1実
施例と同様にして端子1に印加された映像信号の記録が
なされる。
【0018】端子1に正常な映像信号が印加されていな
いときは、信号判別器13の出力信号は反転し、スイッ
チ15は端子b側に接続される。一方、基準信号発生器
12で発生された基準信号に同期して基準映像信号作成
器14により基準の映像信号が作成される。この基準映
像信号は、基準信号発生器12の出力信号に同期して作
成された複合同期信号と基準バースト信号を有する(白
黒信号のみの記録用にはバースト信号はなしでもよい)
カラーバー(CB)信号や一定レベルの信号でよい。特
に、一定レベルの信号にすれば、その作成は非常に容易
である。この一定レベルを黒レベルにすると、ブラック
バースト(BB)信号となる。このようにして作成され
たCB信号やBB信号が、スイッチ15のb側端子を介
して次段に供され、同様にして記録される。この記録信
号は、調整用の基準信号として用いることもできる。
【0019】なお、信号判別器13を、同期信号を分離
してその有無を検出するような構成にすれば、正常でな
い信号が端子1に印加されたときも信号なしと判別する
ことができる。
【0020】このようにして記録されたテープの再生に
際しては、スイッチ11は端子P側に接続され、基準信
号発生器12の出力信号に基づきサーボ回路5を制御し
て、図2の実施例と同様に行われる。このように、入力
映像信号が無いときの記録映像信号の作成は、再生時の
基準として用いられる基準信号発生器12を共用して行
われるため、それほど回路規模を増やすことなくなし得
る。
【0021】また、外部の映像信号に同期して再生を行
う場合は、基準信号発生器12はその外部映像信号に同
期して発生させる構成とすればよい。この場合、入力端
子1に信号を接続しなければ、外部映像信号に同期した
内部基準映像信号を記録することができる。
【0022】更に、基準信号発生器12を外部映像信号
に同期させ、その映像信号を端子1に印加して記録して
いる途中で外部の信号源が故障したりケーブルに断線が
生じても、基準信号発生器12は、以前の状態と連続し
て自走で基準信号の発生を続けるため、スイッチ15が
端子aから端子bへ切り換わるのみで連続した記録を続
けることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、入力映像信号の
有無を判別し、正常な映像信号が入力されていないとき
は、内部で発生した基準映像信号を記録することによ
り、信号源を使用する事なく編集用のベーステープを作
成したり、調整用の基準とすることができる。
【0024】また、本発明によると、外部の信号源が故
障したり、ケーブルが断線するようなことが生じても、
常にサーボ回路に基準信号を供給し、シリンダモータの
暴走を防ぐ事ができ、かつ、正常な記録を続ける事がで
き、迅速な編集ベーステープの作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるVTRの構成を示すブ
ロック図。
【図2】従来のVTRの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 映像信号入力端子 2 映像信号記録回路 3 ビデオヘッド 4 基準信号分離器 5 サーボ回路 6 回転位相検出器 7 ドライブ回路 10 ヘッドシリンダユニット 11,15 スイッチ 12 基準信号発生器 13 信号判別器 14 基準映像信号作成器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を記録し、該記録されている映
    像信号をベースにして新たな映像信号の挿入、接なぎ等
    の編集を行なう装置であって、入力端子に印加される映
    像信号の有無を検出する第1の手段、内部で映像信号の
    周期を持つ基準信号を発生する第2の手段、前期第2の
    手段の出力基準信号に同期した映像信号を発生する第3
    の手段を有し、前記第1の手段の出力信号が、入力端子
    に映像信号が印加されていると判別したときは、入力映
    像信号に基づき映像信号を記録する回転ヘッドの回転お
    よび位相を制御しながら、入力された映像信号を記録媒
    体に記録し、印加されていないと判別したときは、前記
    第1の手段の出力信号により、前記回転ヘッドを制御す
    る基準を前記第2の手段の出力である内部で発生した基
    準信号に切り換えるとともに、前記第3の手段の出力で
    ある内部で発生した基準信号に同期して作成した映像信
    号を記録することを特徴とする映像信号記録装置。
  2. 【請求項2】 内部で発生した基準の映像信号は、複合
    同期信号と基準バースト信号を備えた一定レベルの映像
    信号である請求項1記載の映像信号記録装置。
  3. 【請求項3】 映像信号を記録し、該記録されている映
    像信号をベースにして新たな映像信号の挿入、接ぎ等の
    編集を行なう装置であって、入力端子に印加される映像
    信号の有無を検出する第1の手段、内部で映像信号の周
    期を持つ基準信号を発生する第2の手段、前期第2の手
    段の出力基準信号に同期した映像信号を発生する第3の
    手段を有し、前記第1の手段の出力信号が、入力端子に
    映像信号が印加されていると判別したときは、入力映像
    信号に基づき映像信号を記録する回転ヘッドの回転およ
    び位相を制御しながら、入力された映像信号を記録媒体
    に記録し、印加されていないと判別したときは、前記
    1の手段の出力信号により、前記回転ヘッドを制御する
    基準を前記第2の手段の出力である内部で発生した基準
    信号に切り換えるとともに、前記第3の手段の出力であ
    内部で発生した基準信号に同期して作成した映像信号
    を記録し、再生に際しては、前記第2の手段の出力であ
    内部で発生した基準信号に基づき前記ヘッドの回転お
    よび位相を制御する映像信号記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5321908A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Sharp Corp Phase control circuit for video tape recorder
JPH0253262A (ja) * 1988-08-17 1990-02-22 Nec Corp ビデオテープレコーダの映像信号記録回路

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