JPH08279275A - 信号記録方法およびそれを用いた信号記録装置および信号再生装置 - Google Patents

信号記録方法およびそれを用いた信号記録装置および信号再生装置

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JPH08279275A
JPH08279275A JP8276795A JP8276795A JPH08279275A JP H08279275 A JPH08279275 A JP H08279275A JP 8276795 A JP8276795 A JP 8276795A JP 8276795 A JP8276795 A JP 8276795A JP H08279275 A JPH08279275 A JP H08279275A
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signal
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JP8276795A
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Hiroiku Murakami
宏郁 村上
Katsuhiko Aihara
勝彦 相原
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の制御を高い精度で行うことができる信号
の記録方法と信号記録装置および信号再生装置を提供す
る。 【構成】スイッチ10の設定に応じて信号発生部11で
生成したデータDT,DU,DC,DMを保持部12,
13,14,15に保持させ、変調部23とスイッチ1
8,19に供給する。スイッチ部2で記録動作を開始す
ると、信号MSに基づきモノマルチ17から信号MTが
出力されてスイッチ19の可動端子は所定時間b側とな
る。データDUが変調部23に供給されて記録開始から
所定時間だけテープのタイムコードトラックに記録され
る。記録動作中にスイッチ20を操作すると、モノマル
チ21からの信号MWでスイッチ18,19の可動端子
は所定時間b側となる。データDMが変調部23に供給
されて、操作から所定時間だけテープのタイムコードト
ラックに記録される。テープ再生信号からこのデータD
C,DMを検出して編集作業を容易とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号記録方法とそれ
を用いた信号記録装置および信号再生装置に関する。詳
しくは、テープ状記録媒体の長手方向に形成されたタイ
ムコードトラックのユーザーズビット領域に記録情報を
記録するものであり、信号記録時には、信号記録装置の
パターン発生手段で記録情報を示す特定パターンを発生
させて、信号記録手段によって特定パターンをユーザー
ズビット領域に記録するものである。また信号再生時に
は、信号再生装置の信号再生手段で得られた再生信号か
ら記録情報を示す特定パターンがパターン検出手段で検
出されたときにメモリ手段にタイムコードデータを記憶
させて、このメモリ手段に記憶されたタイムコードデー
タに対応した時間を記録情報として表示手段に表示する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の信号記録装置や信号再生装置、例
えばビデオカメラやビデオテープレコーダなどでは、デ
ィジタルの映像信号と音声信号を回転ヘッドにて磁気テ
ープ上の傾斜トラックに記録し、コントロール信号と音
声信号およびタイムコード信号を固定ヘッドにて磁気テ
ープ上の長手方向トラックに記録する方式が知られてい
る。
【0003】図2はテープパターンの例を示したもので
ある。図2において、磁気テープ1の中央には回転ヘッ
ドによってディジタルの映像信号および音声信号が記録
された傾斜トラックTDが生成される。なお傾斜トラッ
クTDは、ディジタルの映像信号が記録された領域TDv
とディジタルの音声信号が記録された領域TDAから構成
されている。磁気テープ1の一側端には、固定ヘッドに
よってアナログの音声信号が記録された音声トラック
(長手方向トラック)TAが生成される。磁気テープ1
の他側端には、固定ヘッドによってコントロール信号が
記録されたコントロールトラック(長手方向トラック)
TCが生成され、さらにコントロールトラックに隣接し
た位置はに、固定ヘッドによってタイムコード信号が記
録されたタイムコードトラック(長手方向トラック)T
Tが生成される。
【0004】このタイムコード信号は、例えば「BI−
PHASE MARK」方式で変調された図3に示すフ
ォーマットの信号とされる。
【0005】図3においてタイムコード信号の1フレー
ムは80ビットで構成されており、ビット0〜3,8,
9は映像信号の「フレーム」を示すタイムコードであ
る。このビット0〜3で「フレーム」の一の位の値が示
され、ビット8,9で「フレーム」の十の位の値が示さ
れる。同様に、ビット16〜19,24〜26は
「秒」、ビット32〜35,40〜42は「分」、ビッ
ト48〜51,56,57は「時」を示している。ビッ
ト64〜79までの16ビットは同期検出のための同期
信号の領域とされる。ビット4〜7,12〜15,20
〜23,28〜31,36〜39,44〜47,52〜
55,60〜63までの32ビット(4バイト)はユー
ザーズビット領域とされる。なおその他のビットは、例
えばタイムコードのカウントずれの補正等の処理に用い
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したユ
ーザーズビット領域には、年月日の情報や番組放送にお
いて送出番組の切り換えの基準を示すストップコードが
記録されるが、例えばビデオカメラで撮影された場面の
切り換え等を示すコードは記録されておらず、撮影済み
のビデオテープを編集する際には、再生動作やサーチ動
作を繰り返して必要とされる場面の抽出が行われ作業が
煩雑であった。
【0007】また、コントロール信号のデューティを可
変してテープ上の記録位置の頭出しを行うことができる
VISS(VHS INDEX SEARCH SYSYTEM)方式が知られて
いるが、このVISS方式はコントロール信号のデュー
ティを可変するものであるために複数種類のコードを記
録することができず、複数の制御を高い精度で行うこと
ができない。
【0008】そこで、この発明では、複数の制御を高い
精度で行うことができる信号の記録方法と信号記録装置
および信号再生装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号記録
方法は、テープ状記録媒体の長手方向に形成されたタイ
ムコードトラックのユーザーズビット領域に記録情報を
示す特定パターンを記録するものである。
【0010】この発明に係る信号記録装置は、記録情報
を示す特定パターンを発生させるパターン発生手段と、
特定パターンをテープ状記録媒体の長手方向に形成され
たタイムコードトラックのユーザーズビット領域に記録
する信号記録手段とを有するものである。
【0011】この発明に係る信号再生装置は、テープ状
記録媒体の長手方向に形成されたタイムコードトラック
のユーザーズビット領域に記録されている信号を再生す
る信号再生手段と、信号再生手段の再生信号から記録情
報を示す特定パターンを検出するパターン検出手段とを
有するものである。
【0012】
【作用】この発明においては、テープ状記録媒体の長手
方向に形成されたタイムコードトラックのユーザーズビ
ット領域に記録情報、例えばつなぎどりを示すデータや
テープ状記録媒体の位置を示すマークデータなどが記録
される。
【0013】また信号記録装置においては、この記録情
報を示す特定パターンを発生させるパターン発生手段
と、特定パターンを記録する信号記録手段とを有してお
り、記録情報を特定パターンとしてテープ状記録媒体の
長手方向に形成されたタイムコードトラックのユーザー
ズビット領域に記録することが可能となる。
【0014】さらに信号再生装置においては、テープ状
記録媒体の長手方向に形成されたタイムコードトラック
のユーザーズビット領域に記録されている信号を再生す
る信号再生手段と、再生信号から記録情報を示す特定パ
ターンを検出して記録情報を出力するパターン検出手段
とを有しており、記録情報が記録されているテープ状記
録媒体の位置を検出することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図を参照しながら、この発明について
詳細に説明する。図1は信号記録装置および信号再生装
置の一実施例の構成を示している。
【0016】図1において、記録動作や再生動作等の動
作モードを設定するために操作される操作スイッチ部2
は動作制御部3に接続されており、動作制御部3では操
作スイッチ部2で設定された動作モード信号CTに基づ
きモータ制御信号MCおよびモード信号MSが生成され
る。このモータ制御信号MCはモータ制御部4に供給さ
れ、モード信号MSはタイムコード信号記録部24、タ
イムコード信号再生部31、ディジタル信号記録部4
1、ディジタル信号再生部42、アナログ音声信号記録
部43、アナログ音声信号再生部43および単安定マル
チバイブレータ(以下「モノマルチ」という)17に供
給される。なお、操作スイッチ部2や動作制御部3およ
び後述するマークスイッチ20や信号変調部23、タイ
ムコード信号記録部24、固定ヘッド25などで信号記
録手段が構成される。
【0017】モータ制御部4では、供給されたモータ制
御信号MCに基づきモータ駆動信号MDが生成される。
このモータ駆動信号MDがキャプスタンモータ5やドラ
ムモータ6に供給されることにより、磁気テープ1が走
行されると共に複数のヘッドを有する回転ヘッド部7が
回転される。
【0018】設定スイッチ部10では、時間やユーザー
ズビット領域に記録するデータの設定およびつなぎどり
データやマークスイッチデータを記録するか否かの設定
が行われ、設定信号SSはパターン発生手段であるデー
タ信号発生部11に供給される。
【0019】データ信号発生部11では、この設定信号
SSに基づきタイムコードデータDT、ユーザーデータ
DU、および特定パターンのつなぎどりデータDCやマ
ークスイッチデータDMが生成される。生成されたタイ
ムコードデータDTはタイムコードデータ保持部12に
保持されると共に信号変調部23に供給される。またユ
ーザーデータDUは、ユーザーデータ保持部13に保持
されと共に信号切換スイッチ19の端子aに供給され
る。つなぎどりデータDCはつなぎどりデータ保持部1
4に保持されると共に信号切換スイッチ18の端子aに
供給され、マークスイッチデータDMはマークスイッチ
データ保持部15に保持されると共に信号切換スイッチ
18の端子bに供給される。
【0020】信号切換スイッチ18の可動端子は、信号
切換スイッチ19の端子bに接続される。また信号切換
スイッチ19の可動端子は信号変調部23に接続されて
おり、信号切換スイッチ18,19で選択されたデータ
が信号変調部23に供給される。
【0021】マークスイッチ20は、マークスイッチパ
ターンを磁気テープ1に記録するために操作されるスイ
ッチであり、マークスイッチ20が操作されて操作信号
SMがモノマルチ21に供給されると、モノマルチ21
から所定時間ハイレベル「H」のマークスイッチ信号M
Wが信号切換スイッチ18と論理和回路22に供給され
る。信号切換スイッチ18では、このマークスイッチ信
号MWによって可動端子が制御される。
【0022】モノマルチ17では、モード信号MSに基
づき動作モードが記録動作に移行したとき所定時間ハイ
レベル「H」のモードタイミング信号MTが生成され
る。このモードタイミング信号MTは、論理和回路22
に供給される。
【0023】論理和回路22では、マークスイッチ信号
MWとモードタイミング信号MTの論理和がとられ、論
理和信号MRが信号切換スイッチ19に供給される。信
号切換スイッチ19では、この論理和信号MRによって
可動端子が制御される。
【0024】信号変調部23では、タイムコードデータ
保持部12から供給されたタイムコードデータDTの更
新が自動的に行われる。また更新されたタイムコードデ
ータは信号切換スイッチ19で選択されたデータと共に
変調されて上述したようなフォーマットの記録タイムコ
ード信号WTとされる。この記録タイムコード信号WT
はタイムコード信号記録部24に供給される。
【0025】タイムコード信号記録部24では、供給さ
れた記録タイムコード信号TMが記録信WSに変換され
ると共に、動作制御部3から供給されたモード信号MS
に基づいて固定ヘッド25に供給される。
【0026】また、信号再生手段を構成する固定ヘッド
25にはタイムコード信号再生部31が接続されてお
り、固定ヘッド25からの再生信号RSが再生タイムコ
ード信号RTに変換されてパターン検出手段を構成する
データ分離部32に供給される。なお、信号再生手段は
固定ヘッド25とタイムコード信号再生部31で構成さ
れており、パターン検出手段はデータ分離部32と後述
するユーザーズビット領域データ保持部34、パターン
比較部35および比較パターン発生部36で構成され
る。
【0027】データ分離部32はパターン検出手段を構
成すると共にタイムコード再生手段を構成しており、再
生タイムコード信号RTからタイムコードデータDTと
ユーザーズビット領域データDEが分離される。なおタ
イムコード再生手段は、データ分離部32とタイムコー
ドデータ保持部33で構成される。分離されたタイムコ
ードデータDTはタイムコードデータ保持部33に供給
されて、次のタイムコードデータDTが供給されるまで
一時保持される。また保持されたタイムコードデータD
Tはメモリ手段であるデータ処理部37に供給される。
ユーザーズビット領域データDEはユーザーズビット保
持部34に保持される。ユーザーズビット保持部34に
保持されたユーザーズビット領域データDEは、パター
ン比較部35とデータ処理部37に供給される。
【0028】パターン比較部35には比較パターン発生
部36が接続されており、比較パターン発生部36で生
成されたつなぎどりデータDCやマークスイッチデータ
DMとユーザーズビット保持部34から供給されたユー
ザーズビット領域データDEが比較され、比較結果を示
す比較信号CCがデータ処理部37に供給される。
【0029】データ処理部37では、パターン比較部3
5から供給された比較信号CCに基づいて、つなぎどり
データDCとユーザーズビット領域データDEが一致し
たとき、およびマークスイッチデータDMとユーザーズ
ビット領域データDEが一致したときのタイムコードデ
ータDTが記録される。この記録されたタイムコードデ
ータDTはデータ処理部37に接続された表示手段であ
る表示部38に供給され時間値として表示される。
【0030】なお、ディジタル信号記録部41ではディ
ジタルの映像信号や音声信号が記録信号に変換される。
またこの記録信号が動作制御部3から供給されたモード
信号MSに基づき回転ヘッド部7に供給されて磁気テー
プ1に対して信号の記録が行われる。磁気テープ1を再
生して回転ヘッド部7から得られた再生信号は、ディジ
タル信号再生部42に供給されてディジタルの映像信号
や音声信号に変換される。
【0031】また、アナログ音声信号記録部43ではア
ナログの音声信号が記録信号に変換される。この記録信
号は動作制御部3から供給されたモード信号MSに基づ
き固定ヘッド8に供給されて磁気テープ1に対して信号
の記録が行われる。磁気テープ1を再生して固定ヘッド
8から得られた再生信号は、アナログ音声信号再生部4
3に供給されてアナログの音声信号に変換される。
【0032】次に動作について説明する。まず設定スイ
ッチ10が操作されて時間やユーザーズビット領域に記
録するデータの設定が行われると、設定に応じてデータ
信号発生部11でタイムコードデータDTとユーザデー
タDUが生成される。このタイムコードデータDTとユ
ーザデータDUは、それぞれタイムコードデータ保持部
12とユーザーデータ保持部13に保持されると共に、
保持されたデータはタイムコードデータ保持部12とユ
ーザーデータ保持部13から出力される。
【0033】また、設定スイッチ10が操作されてつな
ぎどりデータやマークスイッチデータを記録するモード
が選択されると、データ信号発生部11でつなぎどりデ
ータDCとマークスイッチデータDMが生成される。こ
のつなぎどりデータDCとマークスイッチデータDM
は、それぞれつなぎどりデータ保持部14とマークスイ
ッチデータ保持部15に保持されると共に、保持された
データはデータ保持部14とマークスイッチデータ保持
部15から出力される。
【0034】操作スイッチ部2が操作されて記録動作が
開始されると、動作制御部3から出力されるモータ制御
信号MCに基づきモータ制御部4からモータ駆動信号M
Dがキャプスタンモータ5とドラムモータ6に供給され
て、テープ走行が開始されると共に回転ヘッド部7が回
転される。
【0035】また、動作制御部3から出力された記録動
作を示すモード信号MSに基づいてディジタル信号記録
部41から記録信号が回転ヘッド部7に供給されて図2
に示す傾斜トラックTDにディジタルの映像信号および
音声信号が記録され、アナログ音声信号記録部43から
記録信号が固定ヘッド8に供給されて音声トラックTA
に音声信号が記録される。
【0036】さらに、記録動作を示すモード信号MSが
モノマルチ17に供給されたことにより、モノマルチ1
7から所定時間ハイレベル「H」のモードタイミング信
号MTが出力されて、信号切換スイッチ19の可動端子
はモードタイミング信号MTがハイレベル「H」の期間
中端子b側とされる。
【0037】マークスイッチ20が操作されていないと
きには、モノマルチ21から出力されるマークスイッチ
信号MWの信号レベルはローレベル「L」とされている
ので、信号切換スイッチ18の可動端子は端子a側とさ
れて、つなぎどりデータDCが信号変調部23に供給さ
れる。また記録動作を示すモード信号MSがタイムコー
ド信号記録部24に供給されているので、更新されたタ
イムコードデータとつなぎどりデータDCに基づいて生
成された記録信号WSが固定ヘッド25に供給されて、
磁気テープ1の図2に示すタイムコードトラックTTに
はタイムコードデータDTが更新されながら記録される
と共につなぎどりデータDCが記録される。その後、所
定時間経過後にはモードタイミング信号MTはローレベ
ル「L」とされて信号切換スイッチ19の可動端子は端
子a側とされるので、信号変調部23にはユーザーデー
タが供給される。このため、タイムコードトラックTT
にはタイムコードデータDTが更新されながら記録され
ると共にユーザーデータDUが記録される。
【0038】この記録動作中、例えばビデオカメラで撮
影中に重要な場面を記録する際にマークスイッチ20が
操作されると、モノマルチ21から出力されるマークス
イッチ信号MWは所定時間ハイレベル「H」とされるの
で、信号切換スイッチ18の可動端子は端子b側とされ
る。またマークスイッチ信号MWが所定時間ハイレベル
「H」とされるので、論理和回路22から出力される論
理和信号MRも所定時間ハイレベル「H」とされて、信
号切換スイッチ19の可動端子は端子b側とされる。こ
のため、信号変調部23には信号切換スイッチ18,1
9を介してマークスイッチデータMDが供給されて、タ
イムコードトラックTTにはタイムコードデータDTが
更新されながら記録されると共にマークスイッチデータ
DMが記録される。その後、所定時間経過後にはマーク
スイッチ信号MWはローレベル「L」とされて信号切換
スイッチ18,19の可動端子はそれぞれ端子a側とさ
れる。このため、信号変調部23にはユーザーデータD
Uが供給されて、タイムコードトラックTTにはタイム
コードデータDTが更新されながら記録されると共にユ
ーザーデータDUが記録される。
【0039】このように、記録動作の開始時から所定時
間はタイムコードトラックTTにつなぎどりデータDC
が記録され、マークスイッチ20が操作されたときに
は、ユーザーデータDUに変えて所定時間マークスイッ
チデータDMが記録される。
【0040】次に、タイムコードトラックにつなぎどり
データやマークスイッチデータが記録された磁気テープ
を再生する場合について説明する。
【0041】操作スイッチ部2が操作されて再生動作が
開始されると、記録動作と同様に処理されてテープ走行
が開始されると共に回転ヘッド部7が回転される。また
動作制御部3から再生動作を示すモード信号MSが出力
されるので、磁気テープ1の傾斜トラックTDを回転ヘ
ッド部7で走査して得られた再生信号は、ディジタル信
号再生部42でディジタルの映像信号や音声信号とされ
て出力される。また音声トラックTAを固定ヘッド8で
走査して得られた再生信号は、アナログ音声信号再生部
44でアナログの音声信号とされて出力される。
【0042】タイムコードトラックTTを固定ヘッド2
5で走査して得られた再生信号は、タイムコード信号再
生部31で再生タイムコード信号RTに変換され、さら
にデータ分離部32でタイムコードデータDTとユーザ
ーズビット領域データDEが分離される。この分離され
たユーザーズビット領域データDEがつなぎどりデータ
DCあるいはマークスイッチデータDMと等しいことが
パターン比較部35で検出されたときには、このときの
タイムコードデータDTがデータ処理部37に記録され
る。
【0043】このデータ処理部37に記録されたデータ
は、表示部38でつなぎどりデータが記録された磁気テ
ープ1の位置を示す時間値あるいはマークスイッチデー
タが記録された磁気テープ1の位置を示す時間値として
一覧表示される。このため、磁気テープのつなぎどりの
記録開始点や例えば重要な場面を記録したことを示すた
めに操作されたマークスイッチの操作位置を容易に把握
することができる。また、例えばユーザーズビット領域
の4バイトの領域の3バイトにユーザーデータDUと判
別するための特殊コードを記録すると共に1バイトにつ
なぎどりデータDCあるいはマークスイッチデータDM
等を記録するものとすれば、さらに確実につなぎどりデ
ータDCやマークスイッチデータDMを検出することが
できるので、編集作業を効率的かつ容易とすることがで
きる。またデータ処理部37に記録されたデータを利用
して再生動作の開始や停止を容易に制御することもでき
る。
【0044】なお、ユーザーズビット領域に記録するデ
ータは、ユーザーデータDUやつなぎどりデータDCお
よびマークスイッチデータDMに限られるものではな
く、例えばビデオカメラのズーム操作に応じて所定のデ
ータを記録するなど、他の操作に関係付けて異なるデー
タを記録するものとすれば、更に複雑な制御を容易に行
うことができる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、テープ状記録媒体の
長手方向に形成されたタイムコードトラックのユーザー
ズビット領域に記録情報、例えばつなぎどりを示すデー
タや位置を示すマークデータなどが記録されるので、こ
のデータを検出することにより、テープ状記録媒体のつ
なぎどり位置やマーク位置を容易に検出できる。
【0046】また信号記録装置においては、この記録情
報を示す特定パターンがパターン発生手段で自動的に発
生されると共に、発生された特定パターンが信号記録手
段によってテープ状記録媒体に記録される。このように
記録情報がパターン化されて記録されるので、再生時に
このパターンを検出することで容易に記録情報を検出す
ることができる。また操作手段が操作された時、例えば
操作スイッチ部2が操作されて記録動作が開始された
時、あるいはマークスイッチ20が操作されたときに、
つなぎどりを示す特定パターンやマークスイッチ20が
操作されたことを示す特定パターンが所定時間だけ自動
的に記録されるので、この記録情報の記録操作を容易と
することができる。
【0047】さらに信号再生装置においては、信号再生
手段によってユーザーズビット領域に記録されている信
号が再生され、パターン検出手段によってこの再生信号
から記録情報を示す特定パターンが検出されて、記録情
報が記録されているテープ状記録媒体の位置が自動的に
検出される。また特定パターンが検出された時のタイム
コードデータがメモリ手段に記録され、この記録された
タイムコードデータが時間値としてて表示手段に一覧表
示される。このため、表示手段に表示された記録情報を
示す時間値を利用して編集作業などを効率的かつ容易に
行うことができる。また、メモリ手段に記録されたタイ
ムコードデータを利用して再生動作を制御することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る信号記録装置および信号再生装
置の一実施例の構成を示す図である。
【図2】テープパターンを示す図である。
【図3】タイムコード信号のフォーマットを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 操作スイッチ部 3 動作制御部 7 回転ヘッド部 8,25 固定ヘッド 10 設定スイッチ部 11 データ信号発生部 12 タイムコードデータ保持部 13 ユーザーデータ保持部 14 つなぎどりデータ保持部 15 マークスイッチデータ保持部 17,21 単安定マルチバイブレータ(モノマルチ) 18,19 信号切換スイッチ 20 マークスイッチ 22 論理和ゲート 23 信号変調部 24 タイムコード信号記録部 31 タイムコード信号再生部 32 データ分離部 33 タイムコードデータ保持部 34 ユーザーズビット領域データ保持部 35 パターン比較部 36 比較パターン発生部 37 データ処理部 38 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体の長手方向に形成され
    たタイムコードトラックのユーザーズビット領域に記録
    情報を示す特定パターンを記録する信号記録方法。
  2. 【請求項2】 記録情報を示す特定パターンを発生させ
    るパターン発生手段と、 上記特定パターンをテープ状記録媒体の長手方向に形成
    されたタイムコードトラックのユーザーズビット領域に
    記録する信号記録手段とを有することを特徴とする信号
    記録装置。
  3. 【請求項3】 上記信号記録手段は操作部を有し、上記
    操作部が操作されたときには操作開始から所定時間上記
    特定パターンを記録することを特徴とする請求項2記載
    の信号記録装置。
  4. 【請求項4】 上記操作部は記録動作を開始する操作ス
    イッチ部であって、上記特定パターンはつなぎどりを示
    すパターンである特徴とする請求項3記載の信号記録装
    置。
  5. 【請求項5】 テープ状記録媒体の長手方向に形成され
    たタイムコードトラックのユーザーズビット領域に記録
    されている信号を再生する信号再生手段と、 上記信号再生手段の再生信号から記録情報を示す特定パ
    ターンを検出するパターン検出手段とを有することを特
    徴とする信号再生装置。
  6. 【請求項6】 上記タイムコードトラックに記録される
    タイムコードデータを再生するタイムコード再生手段
    と、 上記パターン検出手段で特定パターンが検出されたとき
    にはタイムコードデータを記録するメモリ手段と、 上記メモリ手段に記憶されたタイムコードデータに対応
    した時間を上記特定パターンで示される記録情報として
    表示する表示手段とを有することを特徴とする請求項6
    記載の信号再生装置。
JP8276795A 1995-04-07 1995-04-07 信号記録方法およびそれを用いた信号記録装置および信号再生装置 Pending JPH08279275A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000033311A1 (fr) * 1998-11-30 2000-06-08 Sony Corporation Procede et dispositif d'edition

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