JP3097971B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3097971B2
JP3097971B2 JP04101368A JP10136892A JP3097971B2 JP 3097971 B2 JP3097971 B2 JP 3097971B2 JP 04101368 A JP04101368 A JP 04101368A JP 10136892 A JP10136892 A JP 10136892A JP 3097971 B2 JP3097971 B2 JP 3097971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号とは別の領域
に日付や時刻等の情報信号を記録し、再生することが可
能な磁気記録再生装置に係り、特に、磁気テ−プに記録
された日付情報信号を利用して検索を容易にした磁気記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラと磁気記録再生装置
(以下、VTRという)とを一体化した、いわゆるビデ
オム−ビ−が一般家庭にも普及し、子供の成長記録や旅
行の思い出の記録等に利用されている。ビデオム−ビ−
で記録したテ−プを後日、再生する場合、記録した日付
や時刻がわかると便利である。そこで、従来のビデオム
−ビ−では、日付や時刻を発生させ、映像信号にス−パ
−インポ−ズした後、磁気テ−プに記録していた。しか
し、この方法では、日付や時刻の情報信号が映像信号と
合成されて磁気テ−プに記録されているため、再生時に
これらの情報信号の表示のON/OFFを選択すること
ができず、これらの情報信号の表示がじゃまになる場合
があった。
【0003】このような欠点をなくすため、日付や時刻
等の情報信号を映像信号や音声信号とは別の領域に記録
する方法が、例えば特開昭63−257947号公報で
提案されている。この従来例においては、磁気テ−プの
長手方向に対して斜めに形成された記録トラック上の映
像信号と音声信号が記録される以外の領域に情報信号を
記録する領域を設け、日付や時刻等の情報信号をコ−ド
化して記録している。この従来例によれば、日付や時刻
等の情報信号は映像信号とは別の領域に記録されている
ので、再生時にこれらの情報信号の表示のON/OFF
を選択することができ、便利である。
【0004】ところで、ビデオム−ビ−をさらに使いや
すくするために、検索機能を付けることも考えられる。
これは、ビデオテ−プに記録されている内容を表示し、
表示されている内容の中から自分の見たい場面(以下、
カットという)を指定することにより、頭出しをする機
能である。このような機能を実現するための手段の一例
が、例えば特開平2−260187号公報に記載されて
いる。この従来例においては、各カットに対応したタイ
トルと固有番号を記憶手段に記憶させるとともに、磁気
テ−プ上のコントロ−ルトラックにかかる固有番号を記
録し、再生時、タイトルが指定されるとそれに対応した
固有番号を上記記憶手段から読み出し、磁気テ−プ上に
記録されている固有番号と記憶手段から読み出された固
有番号とが一致するまで早送りまたは巻戻しをすること
により、所望のカットの頭出しをし、再生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記第一の従来例で
は、再生中の映像を記録した日付や時刻を確認するため
には有効であるが、見たいカットを速く見つけるという
目的に対しては、効果は少ない。一方、上記第二の従来
例では、見たいカットを効率良く見つけることが可能で
あるが、コストや操作性に対する配慮は充分とは言えな
かった。即ち、タイトルを入力するためにはキ−ボ−ド
等の入力手段が必要であり、また、タイトルとして漢字
も使用するのであれば、ワ−ドプロセッサ等で用いられ
ている漢字変換用ソフトウェアが必要となり、VTRの
コストが上昇する。また、使用者は、タイトルを記録す
る時と頭出しをする時とでタイトルを入力しなければな
らず、操作が面倒であるという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、安
価で操作性のよい検索機能を備えた磁気記録再生装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、磁気テープ上に新たに映像信号を記録す
る際に該磁気テープ上に記録され日付または時刻の情
報信号を固有の番号に対応させて一時記憶する情報信号
記憶手段と、該情報信号記憶手段に順次記憶された日付
または時刻の情報信号と該固有の番号とを組み合わせ
て表示する情報信号表示手段と、該情報信号記憶手段に
順次記憶された日付または時刻の情報信号の中から指
定された固有の番号に対応する日付または時刻の情報信
号と、該磁気テープから再生される日付または時刻の情
報信号とが一致したことを検出する一致検出手段とを設
ける。
【0008】
【作用】情報信号記憶手段は、磁気テ−プに記録されて
いる全てのカットに対応した日付または時刻を記憶し、
各カットに固有の番号を付けるので、使用者は、固有の
番号を指定するという簡単な操作をするだけで、見たい
カットの指定ができる。情報信号表示手段は、情報信号
記憶手段が記憶したテ−プ1巻分の日付または時刻の情
報信号を一覧表にして表示するので、使用者はそのテ−
プに記録されているすべてのカットの日付または時刻を
知ることができる。さらに、一致検出手段の出力によっ
てVTRのモ−ド(早送り、再生等)を制御するので、
迅速な頭出しができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1はいわゆる8ミリビデオフォ−マットのVTR
としての本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図であって、1は入力端子、2は出力端子、
3はデ−タ加算回路、4は文字デ−タ発生回路、5は映
像信号記録再生処理回路、6は記録再生制御回路、7は
磁気テ−プ、8は回転シリンダ、9、10は回転磁気ヘ
ッド、11は日付/時刻発生回路、12は操作部、13
はシステムコントロ−ル回路、14は一致検出回路、1
5はメモリ、16はメモリ制御回路、17は情報信号処
理回路、18、19、20はスイッチである。
【0010】まず、この実施例の記録時の動作について
説明する。同図において、記録時の信号の流れは実線で
示してある。操作部12は、使用者からの「記録」の指
令を受け取ると、対応するコ−ドを発生してシステムコ
ントロ−ル回路13に供給する。システムコントロ−ル
回路13はVTRが記録動作をするのに必要な制御信号
(図示せず)を発生し、サ−ボ回路(図示せず)や記録
再生制御回路6、その他の部分に供給する。
【0011】入力端子1から入力された映像信号Aは、
b側に閉じているスイッチ19とa側に閉じているスイ
ッチ20を介し、映像信号記録再生処理回路5に供給さ
れる。ここでは、映像信号Aが輝度信号と色信号とに分
離され、輝度信号はエンファシス、FM変調等の、ま
た、色信号は周波数変換等の夫々処理がなされた後、再
び合成され、変調映像信号Bとして記録再生制御回路6
に供給される。
【0012】一方、日付/時刻発生回路11は日付及び
時刻に対応したコ−ド(以下、日付/時刻コ−ドとい
う)Cを発生し、情報信号処理回路17及び文字デ−タ
発生回路4に供給する。情報信号処理回路17は日付/
時刻コ−ドCに誤り検出用コ−ド及び同期信号を付加し
て変調し、変調情報信号Dとして記録再生制御回路6に
供給する。
【0013】このように記録処理された変調映像信号B
と変調情報信号Dとは記録再生制御回路6で増幅され、
適当なタイミングで切り換えられて回転シリンダ8上に
取り付けられた回転磁気ヘッド9、10に供給され、磁
気テ−プ7に記録される。
【0014】また、文字デ−タ発生回路4は、日付/時
刻発生回路11から出力される日付/時刻コ−ドCに対
応した文字デ−タEを入力映像信号Aに同期させて発生
する。そして、スイッチ18が閉じられているとき、こ
の文字デ−タEはデ−タ加算回路3で入力映像信号Aに
加算され、出力端子2から図示しない表示装置に出力さ
れる。従って、出力端子2から出力される映像信号Aの
映像は、日付、時刻がス−パ−インポ−ズされた映像と
なる。
【0015】メモリ制御回路16は、操作部12から
「イジェクト」の信号を受け取ると、メモリ15をクリ
アする。従って、磁気テ−プ7を入れ替えた直後では、
メモリ15に何も記憶されていない。また、メモリ制御
回路16は、操作部12から「記録」の信号を受け取る
と、固有の番号例えば「1」を発生し、日付/時刻発生
回路11から出力される日付情報とともにメモリ15に
記憶させる。VTRが一旦「ストップ」状態になった
後、再び操作部12から「記録」の信号を受け取ると、
メモリ制御回路16は、まず、メモリ15から前回記憶
した日付情報を読み出し、日付/時刻発生回路11から
出力される日付情報と比較する。これらが一致した場合
には何もしない。これらが異なる場合には、メモリ制御
回路16は次の固有の番号「2」を発生し、日付/時刻
発生回路11から出力される日付情報とともにメモリ1
5に記憶させる。以後、固有の番号を順次増加させなが
ら、同様の動作を行なう。
【0016】なお、VTRの電源を切ってもメモリ15
の内容が消滅しないように、メモリ15はバッテリ等で
バックアップされているものとする。磁気テ−プ1巻分
の記録が終了したとき、メモリ15には記録した全ての
日付とそれに対応する固有の番号が記憶されている。以
上のメモリ制御回路16の動作をフロ−チャ−トで示す
と、図2のようになる。但し、図2においては、固有の
番号をnで表わしている。
【0017】次に、この実施例の再生時の動作について
説明する。図1において、再生時の信号の流れは破線で
示してある。操作部12は、使用者からの「再生」の指
令を受け取ると、対応するコ−ドをシステムコントロ−
ル回路13に供給する。システムコントロ−ル回路13
はVTRが再生動作をするのに必要な制御信号を発生
し、サ−ボ回路や記録再生制御回路6、その他の部分に
供給する。記録再生制御回路6は回転磁気ヘッド9、1
0によって磁気テ−プ7から再生された信号を増幅し、
再生変調映像信号B’と再生変調情報信号D’とに振り
分けて出力する。再生変調映像信号B’は映像信号記録
再生処理回路5に供給され、その輝度信号はFM復調、
ディエンファシス等の処理がなされ、色信号は周波数変
換等の処理がなされて、これらを合成した映像信号A’
として出力される。
【0018】再生変調情報信号D’は情報信号処理回路
17で復調、誤り検出等の処理がなされ、日付、時刻の
情報信号C’として出力される。文字デ−タ発生回路4
は、この情報信号C’に対応した文字デ−タE’を再生
映像信号A’に同期させて発生する。そして、スイッチ
18が閉じられているときには、この文字デ−タE’は
デ−タ加算回路3でa側に閉じているスイッチ19を介
して供給される再生映像信号A’に加算され、出力端子
2から表示装置に出力される。従って、出力端子2から
出力される映像信号A’の映像は、日付、時刻がス−パ
−インポ−ズされた映像となる。
【0019】ところで、記録時、スイッチ18を閉じて
スイッチ20をb側に切り替えると、日付/時刻がス−
パ−インポ−ズされた映像信号Aが映像信号記録再生処
理回路5に供給されるので、日付/時刻がス−パ−イン
ポ−ズされた映像信号Bが磁気テ−プ7に記録される。
このようにして記録された場合、再生時に日付/時刻の
表示をオフさせることができないという不都合はある
が、情報信号を再生することができないVTRでも、日
付/時刻を見ることができるというメリットがある。
【0020】次に、この実施例の検索時の動作を図3に
示すフロ−チャ−トを用いて説明する。なお、図1にお
いて、検索時のみの信号の流れは一点鎖線で示してある
が、図が煩雑になるのを防ぐため、再生時と共通の信号
の流れは破線で示してある。操作部12から「日付一覧
表示」の指示を受けると(ステップ300)、スイッチ
18は閉じる。メモリ制御回路16はメモリ15を制御
し、そこに記憶されている全ての情報を読み出させる。
文字デ−タ発生回路4は、メモリ15から供給される日
付情報信号C”と固有の番号に対応した文字デ−タE
を、内部で発生させた映像信号のタイミングに合わせて
発生する。この文字デ−タEはデ−タ加算回路3を介し
て出力端子2から表示装置に出力される。従って、この
場合の映像は、磁気テ−プ1巻分の固有の番号、日付の
一覧が表示されたものとなる(ステップ301)。この
一覧表の表示画面の一例を図4に示すが、左端に示す
1,2,3,……の固有の番号が日付文字の日時に記録
されたカットの番号である。使用者は、この一覧表を見
て、自分が見たいカットの番号(図3におけるカット番
号(a)。例えば、図4の「3」)を操作部12から指
示すると(ステップ302),メモリ制御回路16は指
定されたカットの番号に対応するアドレスのデ−タをメ
モリ15が読み出すように、制御する。これにより、メ
モリ15は指定された日付情報(A)(図4の例では
「90.10.3」)を読み出して一致検出回路14に
供給する(ステップ303)。システムコントロ−ル部
13は、カット番号が指定されると、VTRを再生状態
にする(ステップ304)。一致検出回路14は、ま
ず、情報信号処理回路17から出力される再生日付デ−
タ(B)をメモリ15から読み出された日付情報(A)
と順次比較することにより、現在再生中のカット番号
(b)を求める(ステップ305)。次に、指定された
カット番号(a)と再生中のカット番号(b)との大小
関係に応じてVTRを制御するように、一致検出回路1
4はシステムコントロ−ル回路13に信号を送る。
【0021】即ち、a>bの場合には、指定されたカッ
トは現在再生中の個所よりも先にあるので、まず、磁気
テープを早送りし(ステップ306)、次に、指定され
た日付デ−タ(A)と再生されている日付デ−タ(B)
とを比較し(ステップ307)、AとBが一致したとこ
ろで再生とする(ステップ310)。a=bの場合に
は、現在再生中の個所は指定されたカットの途中である
ので、まず、磁気テープを巻き戻し(ステップ30
8)、次に、AとBが不一致となったところで(ステッ
プ309)再生とする(ステップ310)。a<bの場
合には、指定されたカットは現在再生中の個所よりも前
にあるので、まず、磁気テープを巻き戻し(ステップ3
11)、AとBが一致したことを確認した後(ステップ
312)、AとBが再び不一致となったところで(ステ
ップ309)再生とする(ステップ310)。これらの
動作により、Aという日付が記録されているカットの頭
出し再生ができる。
【0022】以上が図1に示した実施例の動作の概要で
あるが、次に、情報信号の記録、再生の方法等について
若干の補足説明をする。
【0023】図5は磁気テ−プ7上の記録フォ−マット
を示しており、21はPCM音声の記録領域、22は情
報信号の記録領域、23は映像信号とFM音声信号の記
録領域である。上述した日付、時刻等の情報を記録する
ためには、情報をコ−ド化し、CRCC(Cyclic
Redundancy Check Code)と呼
ばれる誤り検出用のコ−ドと同期信号を付加した後、バ
イフェ−ズマ−クと呼ばれる変調方法で変調して情報信
号記録領域22に記録すればよい。このような情報信号
の記録、再生に関するより具体的な処理方法は、先に挙
げた特開昭63−257947号公報や特開昭64−7
9990号公報に詳しく述べられているので、ここでは
その説明を省略する。
【0024】図1に示した実施例によれば、磁気テ−プ
1巻に記録された全ての日付情報とそれに対応する固有
の番号をメモリ15が記憶するように、メモリ制御回路
16が制御するので、使用者は、磁気テ−プ1巻分の記
録を終了した後、すぐに図4に示すような日付一覧表を
見ることができる。また、図4に示すように、各日付は
固有の番号(1〜6)とともに表示されるので、使用者
は、番号を入力することにより、頭出しをしたい日付の
カットを指示することができる。さらに、一致検出回路
14は、頭出しを指示された日付情報と磁気テ−プ7か
ら再生される日付情報との一致を検出することにより、
指定された日付の開始点を見つけることができるので、
早送りや巻戻し、通常再生等を適当にシステムコントロ
−ル回路13に指示することにより、迅速な頭出しが可
能である。
【0025】ところで、以上の説明では、映像を記録し
た日付で検索を行なうものであったが、映像を記録した
時刻または日付と時刻で検索することも考えられる。但
し、時刻は1つのカット内でも変化していくものである
から、メモリ15に記憶された時刻と現在時刻との差が
所定の値(例えば、1時間)よりも大きい場合、異なる
時刻と判定する等の処理が必要である。
【0026】図6は8ミリビデオフォ−マットのVTR
としての本発明による磁気記録再生装置の他の実施例を
示すブロック図であって、図1に示した実施例と異なる
点は、情報信号処理回路17の出力信号をメモリ制御回
路16とメモリ15にも供給し、再生情報をメモリ15
に記憶できるようにしたことである。
【0027】図6において、記録済みの磁気テ−プの目
次を作成する場合、使用者は、まず、「目次作成」の指
令を操作部12に与える。システムコントロ−ル回路1
3は、この指令に相当するコ−ドを受け取り、VTRが
以下の動作をするように制御する。
【0028】まず、磁気テ−プ7を巻頭まで巻戻し、次
に、記録されている情報信号を再生しながら磁気テ−プ
7を早送りする。このときの情報信号再生は、図1の場
合と同様に、ヘッド9、10、記録再生制御回路6、情
報信号処理回路17によって行われ、再生された日付等
の情報はメモリ制御回路16、メモリ15及び文字デ−
タ発生回路4に供給される。そこで、メモリ制御回路1
6は、まず、メモリ15をクリアし、次に、最初に再生
された日付に対して固有の番号「1」を発生して、再生
された日付とともにメモリ15に記憶させる。次いで、
再生された日付に変化があったかどうかを検出し、変化
があった場合には、固有の番号「2」を発生し、変化後
の日付とともにメモリ15に記憶させる。以下同様に、
日付の変化を検出する毎に、固有の番号を1ずつ増加さ
せながら、変化後の日付とともにメモリ15に記憶さ
せ、テ−プ巻末まで早送り再生する。ここまでの動作が
終了すると、メモリ15には磁気テ−プ7に記録されて
いる全ての日付とそれに対応する固有の番号が記憶され
ている。
【0029】ここまでの動作が終了すると、システムコ
ントロ−ル回路13は磁気テ−プ7を巻き戻すように各
部を制御する。これと同時に、メモリ15に記憶された
デ−タが読み出され、文字デ−タ発生回路4に供給され
て文字デ−タに変換される。そして、この文字デ−タ
は、スイッチ18、デ−タ加算回路3を介し、出力端子
2から表示装置に出力される。従って、図1に示した実
施例の場合と同様に、図4に示すような目次が表示され
る。以上の「目次作成」の動作は図7に示すフロ−チャ
−トで表わされる。表示された目次を使用者が見て検索
をする手順は、図1に示した実施例と同様である。
【0030】図1に示した実施例では、前述のように、
磁気テ−プ7をイジェクトすると、メモリ15がクリア
されてしまうので、磁気テ−プを入れ替えてしまうと、
目次が表示できなくなるという不都合があったが、図6
に示した実施例では、「目次作成」の指示をすれば、早
送り再生中にメモリ制御回路16が日付情報の変化を検
出することにより、目次情報がメモリ15に記憶される
ように制御するので、容易に記録済みの磁気テ−プの目
次を作成することができる。さらに、再生された目次情
報はメモリ15に記憶され、使用者が固有の番号を指定
すると、メモリ制御回路16はその固有番号に対応する
日付をメモリ15から読み出すので、図1に示した実施
例の場合と同様に、使用者は、見たいカットの固有番号
を指定するだけで、容易に頭出し再生ができる。
【0031】ところで、使用者が日付や時刻のデ−タが
記録されていない磁気テ−プに対して「目次作成」の指
令をした場合には、情報信号処理回路17がデ−タが記
録されていないことを検出し、システムコントロ−ル回
路13に磁気テ−プ7の早送りを中断するように指示
し、さらに、デ−タが記録されていないことをテレビ画
面上に表示するようにしておくとよい。これにより、V
TRが無駄な動作をすることがなくなり、使用者が無駄
な時間を待つことがなくなる。
【0032】図8は8ミリビデオフォ−マットのVTR
としての本発明によるさらに他の実施例を示すブロック
図であって、図6に示した実施例と異なる点は、スイッ
チ24を追加し、メモリ15の内容を磁気テ−プ7上の
情報信号記録領域22に記録できるようにしたことであ
る。
【0033】同図において、使用者が「目次記録」を操
作部12により指示すると、スイッチ24はb側に切り
換わり、メモリ15に記憶されているデ−タが読み出さ
れ、情報信号処理回路17、記録再生制御回路6及び磁
気ヘッド9、10を介して磁気テ−プ7の情報信号記録
領域22(図5)に記録される。このときの記録方法は
図1に示した実施例における記録時の処理とほぼ同様で
あるが、既に磁気テ−プ7に記録されている映像信号と
音声信号とを消去せずに、情報信号のみアフレコする。
このアフレコを行なうには、ヘッド9、10が磁気テ−
プ7上の情報信号記録領域22をトレ−スする期間のみ
記録動作をさせ、その他の期間は再生動作となるよう
に、記録再生制御回路6やその他の回路を制御すればよ
い。アフレコのより詳細な処理方法は、先の特開昭63
−257947号公報や特開昭64−79990号公報
等で述べられているので、ここでは、その説明を省略す
る。このようにして目次が記録された磁気テ−プの検索
を行なう場合、使用者は、まず、操作部12によって
「目次再生」の指令をVTRに与える。システムコント
ロ−ル回路13は、この指令に相当するコ−ドを受け取
ると、まず、磁気テ−プ7を巻き戻し、巻頭部分を再生
する。磁気テ−プ7の情報信号記録領域22に記録され
ている目次情報(固有の番号と日付)はヘッド9、10
や記録再生制御回路6、情報信号処理回路17で再生さ
れて処理され、メモリ15やメモリ制御回路16、文字
デ−タ発生回路4に供給される。
【0034】メモリ制御回路16は再生された情報信号
が目次情報か日付その他の情報かを判定し、目次情報の
みをメモリ15に記憶させる。目次情報の記憶が終了す
ると、システムコントロ−ル回路13はVTRをストッ
プさせ、また、メモリ制御回路16はメモリ15から目
次情報を読み出すように制御する。読み出された目次情
報は図6に示した実施例と同様に表示される。表示され
た目次を使用者が見て検索をする手順は、図6に示した
実施例と同様である。
【0035】この実施例によれば、目次情報は、スイッ
チ24をb側にすることにより、記録済みテ−プの巻頭
部分に追加記録することができるので、次回からは、磁
気テ−プの巻頭部分を再生するだけで目次を表示するこ
とができる。さらに、再生された目次情報はメモリ15
に記憶され、使用者が固有の番号を指定すると、メモリ
制御回路16はその固有番号に対応する日付をメモリ1
5から読み出すので、図1に示した実施例と同様に、使
用者は、見たいカットの固有番号を指定するだけで容易
に頭出し再生ができる。
【0036】図9は本発明による磁気記録再生装置のさ
らに他の実施例を示すブロック図であって、25はタイ
トル番号発生回路、26はタイトルデ−タ発生回路、2
7はデ−タ合成回路であり、図8に対応する部分には同
一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0037】以下、この実施例の動作について説明する
が、基本的な動作は図8に示した実施例と同じなので、
これと異なるタイトル記録再生に関連する部分について
のみ説明する。
【0038】図9において、タイトルを記録する場合、
使用者は、まず、操作部12によってタイトルメニュ−
を表示するように指示する。タイトル番号発生回路25
はタイトルメニュ−に対応するタイトルコ−ドF(たと
えば、「0000」)を発生する。タイトルデ−タ発生
回路26は「0000」のこのタイトルコ−ドFに対応
したタイトルデ−タGを、入力映像信号Aに同期させて
発生する。このとき、文字デ−タ発生回路4は信号出力
を一時停止し、また、スイッチ18は閉じられるように
制御されており、タイトルデ−タGはデ−タ合成回路2
7を通り、デ−タ加算回路3で入力映像信号Aに加算さ
れて出力端子2から表示装置出力される。従って、出力
端子2から出力される映像信号Aの映像を見ると、タイ
トルメニュ−がス−パ−インポ−ズされた映像となる。
図10にタイトルメニュ−画面の一例を示す。
【0039】使用者は、このように表示されたタイトル
メニュ−画面を見て、記録したいタイトル(例えば、
「旅行」という文字)の番号(図10の例では「9」)
を操作部12から入力する。タイトル番号発生回路25
は指定されたタイトル番号(「9」)に対応したタイト
ルコ−ドF(たとえば、「9」を2進数表示した「10
01」)を発生させる。このタイトルコ−ドFは情報信
号処理回路17及び記録再生制御回路6で図1の日付/
時刻コ−ドFの記録の場合と同様の処理がなされ、映像
信号や音声信号と同時に回転ヘッド9、10によって磁
気テ−プ7に記録される。
【0040】目次作成は図2に示したフロ−チャ−トと
同様、以下のように行われる。メモリ制御回路16は、
操作部12から「イジェクト」の信号を受け取ると、メ
モリ15をクリアする。従って、磁気テ−プ7を入れ替
えた直後では、メモリ15には何も記憶されていない。
操作部12から「記録」の信号を受け取ると、メモリ制
御回路16は固有の番号「1」を発生し、日付/時刻発
生回路11から出力される日付情報及びタイトルコ−ド
発生回路25から出力されるタイトルコ−ドとともにメ
モリ15に記憶させる。このとき、VTRが一旦「スト
ップ」状態になった後、再び操作部12から「記録」の
信号を受け取ると、メモリ制御回路16は、まず、メモ
リ15から前回記憶した日付情報を読み出し、日付/時
刻発生回路11から出力される日付情報と比較する。こ
れらが一致した場合には、何もしない。これらが異なる
場合には、メモリ制御回路16は固有の番号「2」を発
生し、日付/時刻発生回路11から出力される日付情報
及びタイトル番号発生回路25から出力されるタイトル
コ−ドとともにメモリ15に記憶させる。以後、固有の
番号を順次増加させながら、同様の動作を行なう。
【0041】なお、VTRの電源を切断してもメモリ1
5の内容が消滅しないように、メモリ15はバッテリ等
でバックアップされているものとする。磁気テ−プ1巻
分の記録が終了したとき、メモリ15には記録した全て
の日付、タイトルとそれに対応する固有の番号が記憶さ
れている。
【0042】次に、図9に示した実施例の再生時の動作
について説明する。図1に示した実施例と同様に、磁気
テ−プ7に記録された信号は回転磁気ヘッド9、10に
よって再生され、記録再生制御回路6から再生変調映像
信号B’と再生変調情報信号D’が出力される。これら
の信号は図1に示した実施例の場合と同様に、夫々映像
信号記録再生処理回路5と情報信号処理回路17とで処
理され、夫々再生映像信号A’,再生情報信号D’とし
て出力される。タイトルデ−タ発生回路26は、再生情
報信号D’に含まれるタイトルコ−ドに対応するタイト
ルデ−タG’を再生映像信号Aに同期させて発生する。
【0043】一方、文字デ−タ発生回路4は、図1に示
した実施例と同様に、再生情報信号に含まれる日付/時
刻コ−ドに対応する文字デ−タE’を再生映像信号A’
に同期させて発生する。これらタイトルデ−タG’と文
字デ−タE’とはデ−タ合成回路27で合成され、スイ
ッチ18が閉じられている場合、デ−タ加算回路3で再
生映像信号A’にス−パ−インポ−ズされて出力端子2
から表示装置に出力される。従って、出力端子2に出力
される映像信号A’の映像を見ると、日付、時刻、タイ
トルがス−パ−インポ−ズされた映像となる。ここでい
うタイトルとは、文字、図形、あるいはイラスト等であ
る。
【0044】次に、図9に示した実施例の検索時の動作
の概要を説明する。操作部12から「目次表示」の指示
を受けると、スイッチ18は閉じる。メモリ制御回路1
6はメモリ15が記憶している全ての情報を読み出し、
出力するように制御する。文字デ−タ発生回路4は、メ
モリ15から供給される日付情報信号と固有の番号に対
応した文字デ−タを発生する。
【0045】一方、タイトルデ−タ発生回路26はメモ
リ15から供給されるタイトルコ−ドに対応したタイト
ルデ−タを発生する。これらの文字デ−タ及びタイトル
デ−タはデ−タ合成回路27で合成され、スイッチ18
及びデ−タ加算回路3を介して出力端子2から出力され
る。これを画面で見ると、磁気テ−プ1巻分の固有の番
号、タイトル、日付の一覧が表示されることになる。こ
の一覧表の表示画面の一例を図11に示す。
【0046】使用者は、この一覧表を見て、自分が見た
いカットの番号を操作部12から指示する。その後は図
1に示した実施例と同様に、図3に示すアルゴリズムに
従って頭出し再生を実行する。但し、図9に示した実施
例においては、タイトル番号も磁気テ−プ7に記録され
ているので、一致検出回路14がタイトル番号の一致を
検出して頭出しをすることも考えられる。また、タイト
ルと日付の両方の一致を検出することも考えられる。こ
れは、同じ日に録画した複数のカットの各々に異なるタ
イトルを付けて、各カット毎に頭出しをしたい場合に有
効である。
【0047】ところで、タイトル番号発生回路25から
発生されたタイトルコ−ドFは、情報信号処理回路1
7、記録再生制御回路6及び回転磁気ヘッド9、10を
介して磁気テ−プ7にアフレコ(既に記録された映像信
号、音声信号は消去しないで、タイトル番号のみ追加記
録)することができるように構成されている。従って、
記録し終わった磁気テ−プ7を再生し、内容を確認しな
がらタイトル番号を追加記録することができる。このよ
うにして記録された磁気テ−プに対しては、図6に示し
た実施例と同様に、図7または図12に示すアルゴリズ
ムで目次を作成することができる。
【0048】また、作成した目次情報は、図8に示した
実施例の場合と同様に、磁気テ−プ7にアフレコするこ
とができる。
【0049】この実施例によれば、スイッチ18のON
/OFFにより、再生時にタイトル(文字、図形、イラ
スト等)表示のON/OFFを選択できる。また、使用
者は、タイトルの一覧表を見て、自分が見たいカットを
指定できるので、頭出しをするときに各カットの内容を
容易に推定できる。
【0050】ところで、以上の実施例の変形として、次
のような方法も考えられる。即ち、メモリ15に複数の
磁気テ−プの日付情報と固有の番号を記憶することであ
る。この場合、テ−プ番号もメモリ15に記憶させ、使
用者がテ−プ番号を指定すると、それに対応する目次を
表示するようにすればよい。これにより、複数のテ−プ
の内容を容易に推定できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーボードなどを用いた面倒なタイトル入力が不要とな
るし、安価で操作性のよい検索機能を提供することがで
きるものであって、磁気テープへの映像信号の記録に際
して日付または時刻の情報信号、さらには、タイトルと
これに対応付けられた固有の番号とが記憶手段に記憶さ
れ、また、該記憶手段の記憶内容を表示する表示手段や
指定した固有の番号に対する記憶手段での情報信号と磁
気テープから再生される情報信号との一致を検出する検
出手段を有するものであるから、この磁気テープに記録
されている映像信号に関する情報が、この磁気テープを
再生することなく、即座に表示されて磁気テープでの記
録状況を把握することができるし、所望とする映像信号
の検索も容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示した実施例における目次作成のアルゴ
リズムを示すフロ−チャ−トである。
【図3】図1に示した実施例における検索のアルゴリズ
ムを示すフロ−チャ−トである。
【図4】図1に示した実施例による目次画面の一例を示
す図である。
【図5】図1における磁気テ−プの記録パタ−ンを示す
図である。
【図6】本発明による磁気記録再生装置の他の実施例を
示すブロック図である。
【図7】図6に示した実施例における目次作成のアルゴ
リズムを示すフロ−チャ−トである。
【図8】本発明による磁気記録再生装置のさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【図9】本発明による磁気記録再生装置のさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【図10】図9に示した実施例でのタイトルメニュ−画
面の一例を示す図である。
【図11】図9に示した実施例での目次画面の一例を示
す図である。
【図12】図9に示した実施例における検索のアルゴリ
ズムを示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
3 デ−タ加算回路 4 文字デ−タ発生回路 6 記録再生制御回路 7 磁気テ−プ 11 日付/時刻発生回路 13 システムコントロ−ル回路 14 一致検出回路 15 メモリ 16 メモリ制御回路 17 情報信号処理回路 22 情報信号記録領域 25 タイトル番号発生回路 26 タイトルデ−タ発生回路 27 デ−タ合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 滋行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (56)参考文献 特開 昭61−105785(JP,A) 実開 昭60−180394(JP,U) 実開 平2−149182(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 - 27/34 G11B 15/02 H04N 5/91

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号及び日付等の情報信号を磁気テ
    ープ上に記録し、再生することが可能な磁気記録再生装
    置において、該磁気テープ上に新たに映像信号を記録する際に 該磁気
    テープ上に記録され日付または時刻の情報信号を固
    有の番号に対応させて一時記憶する情報信号記憶手段
    と、 該情報信号記憶手段に順次記憶された日付または時刻の
    情報信号と該固有の番号とを組み合わせて表示する情
    報信号表示手段と、 該情報信号記憶手段に順次記憶された日付または時刻の
    情報信号の中から指定された固有の番号に対応する
    付または時刻の情報信号と、該磁気テープから再生さ
    日付または時刻の情報信号とが一致したことを検
    出する一致検出手段とを設け、該指定された固有の番号
    と該磁気テープ上に記録された日付または時刻の情報
    信号とに応じて動作モードを制御することを可能とした
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記固有の番号は、該磁気テープへの映像信号の記録の
    指令を受ける毎に動作する固有番号発生手段で発生さ
    れ、前記磁気テープでの前記映像信号の記録順位を表わ
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記情報信号記憶手段は、前記磁気テープから再生され
    る日付または時刻の前記情報信号を記憶することができ
    るように構成されており、なおかつ前記磁気テープから
    再生された日付または時刻の前記情報信号がすでに記憶
    した日付または時刻の前記情報信号と異なるか否かを検
    出する手段を有し、 該検出手段で異なるという検出結果が得られた場合に
    は、前記磁気テープから再生された日付または時刻の前
    記情報信号の前記情報信号記憶手段への記憶動作を行な
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記情報信号記憶手段に記憶された日付または時刻の前
    記情報信号を前記磁気 テープ上に記録できるように構成
    した ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 映像信号及び日付等の情報信号を磁気テ
    ープ上に記録し、再生することが可能な磁気記録再生装
    置において、 複数のタイトル番号の中の指定されたいずれか1つのタ
    イトル番号を発生するタイトル番号発生手段と、 該タイトル番号発生手段で発生された該タイトル番号に
    対応したタイトルデータを発生するタイトルデータ発生
    手段と、 該磁気テープ上に新たに映像信号を記録する毎に、該タ
    イトル番号発生手段で発生される該映像信号に対して指
    定された該タイトル番号を該磁気テープ上に記録可能と
    する合成情報信号記録手段と、 該磁気テープ上に新たに映像信号を記録する際に該磁気
    テープ上に記録される日付または時刻の該情報信号と該
    タイトル番号発生手段で発生される該映像信号に対して
    指定された該タイトル番号との該合成情報信号を固有の
    番号に対応させて一時記憶する合成情報信号記憶手段
    と、 該合成情報信号記憶手段に記憶された該合成情報信号と
    該固有の番号とを組み合わせて表示する合成情報信号表
    示手段と、 該合成情報信号記憶手段に記憶された該合成情報信号の
    中から指定された該固有の番号に対応する該合成情報信
    号と、該磁気テープから再生される該合成情報信号とが
    一致したことを検出する一致検出手段と を設け、該指定
    された固有の番号と該磁気テープ上に記録された該合成
    情報信号とに応じて動作モードを制御することを可能と
    した ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記固有の番号は、該磁気テープへの映像信号の記録の
    指令を受ける毎に動作する固有番号発生手段で発生さ
    れ、前記磁気テープでの前記映像信号の記録順位を表わ
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記合成情報信号記憶手段は、前記磁気テープから再生
    される前記合成情報信号を記憶することができるように
    構成されており、なおかつ再生される前記合成 情報信号
    がすでに記憶した前記合成情報信号と異なるか否かを検
    出する検出手段を有し、 該検出手段で異なるという検出結果が得られた場合に
    は、前記磁気テープから再生された前記合成情報信号の
    前記合成情報信号記憶手段への記憶動作を行なうことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記合成情報信号記憶手段に記憶された日付または時刻
    の前記情報信号を前記磁気テープ上に記録できるように
    構成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
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