JPS6310359A - ビデオ・テ−プ・レコ−ダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特にサーボコントロール基準信号記録用に
コントロールトラックを用いるＶＨ３方式あるいはβ方
式ビデオ・テープ・レコーダ（以降ＶＴＲと略称する）
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、ＶＨ８方式、β方式の両方式のＶＴＲは世界中に
多数市販され普及しており、またその動作原理も各種出
版物により周知である。

ＶＴＲでは再生時のテープ送りとビデオヘッドの回転位
置との関係を記録時の関係に合わすために、記録ビデオ
信号の垂直同期信号に対応した基準信号（サーボコント
ロール基準信号）を、すなわち記録時にビデオヘッドの
回転位置を示す信号を取り出して、テープの一方の縁に
（つまり、コントロールトラックに）記録している。

さらに換言すると、再生時にはコントロールトラックか
ら信号を読み出し、これによりテープの位置を検出し、
ビデオヘッドがトラックからはずれないようにＷＲ整し
ている。

ＶＴＲのサーボ方式として最もシンプルな１モ一タブレ
ーキサーボ方式を例にとり、従来技術を説明する。第２
図は１モ一タブレーキサーボ方式のブロック図であり、
第３図体）〜第３図（ト）が第２図の該当部位における
信号波形を示す。

この第２図において、記録モード時に入力端子１より入
力された複合映像信号は、同期分離回路２で垂直同期信
号の（第３図（Ａ））に分離され、記録再生切換スイッ
チ３の記録モード側端子Ａを通って単安定マルチバイブ
レータ４に入力され、この単安定マルチバイブレータ４
で、垂直同期周波数の半分の周波数のサーボコントロー
ル基準信号０（第３図旧））になる。このとき、記録・
再生切換スイッチ３．１４はともに記録モード側端子Ａ
にある。

基準信号■ば台形波発生回路５で台形波Ｏ（第３図（Ｑ
）にされ、ゲート回路６でＰＧパルス増幅Ｗ４１０から
のＰＧパルス０によりゲートされ、回転ヘッドドラムマ
グネット２１の回転位相の基準からのずれに応じた誤差
信号［Ｆ］（第３図（ト））が得られる。

この誤差信号［Ｆ］は積分回路７、直流増幅器８を通っ
て制御コイル９に印加され、回転へラドドラムヘッド２
２の回転速度を制御する。

一方、サーボコントロール基準信号０はコントロールヘ
ッド１５により記録再生切換スイッチ１４の記録モード
側端子Ａを通してテープのコントロールトラック２３に
記録される。

再生モード時は記録再生切換スイッチ３，１４はともに
、再生モード側端子Ｂとなり、コントロールヘッド１５
によりコントロールトラック信号［Ｆ］（第３図（ト）
）カ再生され、コント四−ルパルス増幅器１３、移相回
路１２を通り、単安定マルチバイブレータ４に入力され
る。

記録時の垂直同期信号に代わり、再生時は、コントロー
ルトラック信号［Ｆ］（第３図（ト））により、記録と
同様に回転ヘッドドラムの回転位相の割部が行われる。

以上がＶＴＲサーボコントロールの一例である。

ところで、ＶＴＲに記録されるビデオ信号の多くはテレ
ビ放送番組であるが、一般視聴者にとってＶＴＲに記録
したい番組が連続して放送される乙とは民間放送局では
稀で、通常しばしばコマーシヤル放送が割り込み放送さ
れる。

これらのコマーシャル放送は役に立つものもあり、中に
は後でもう一度見ようと思うものもある。

一方、大部分はＶＴＲに記録したくないものである。そ
こで、視聴者の対応としては、 （１）　　コマーシャルも含めて、すべてＶＴＲに記録
し、再生時、早送りして見ないようにする。

（２１ＶＴＲ録画時に、コマーシャル放送の毎に録画を
ストップさせ、コマーシャル放送を記録しない。

（３）　　コマーシャルを気にせずにＶＴＲ録画し、再
生時も気にせずに見る。

繰返し再生する番組の場合には、マスクしたい部分を一
度設定すれば、後で再生するときには、ワンタッチでマ
スクするか、全部見えるかを選択できれば、非常に便利
である。

その−例として、クイズあるいは独習番組のごとく、あ
るときはすべて番組内容を見たく、また、あるときはあ
る一部をマスクして再生したい場合がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、従来のＶＴＲでは、上記のごとく、番組のマ
スクの選択がワンタッチでできなかった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、スキップ制御信号が再生される期間ｔ！け自動的
に早送り再生したり、あるいは他のビデオ機器またはオ
ーディオ機器の画像または音声に切り換えたりでき、Ｖ
ＴＲの応用に新分野を拓くことができるビデオ・テープ
・レコーダ装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るビデオ・テープ・レコーダ装置は、サー
ボコントロール基準信号が記録再生されるコントロール
トラックに再生時のスキップ制御用にスキップを制御し
たい期間のみ新しい制御信号をサーボコントロール基準
信号と同時に記録する手段を設けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、再生時にコントロールトラックよ
りコントロールヘッドにより再生された新しい制御信号
を用いてその再生画面を早送りするか、あるいはその期
間他のビデオ装置またはオーディオ装置を作動させて、
その画面または音声に切り換える。

〔実施例〕

以下、この発明のビデオ・テープ・レコーダ装置の実施
例を図面に基づき説明する。第１図はその一実施例の構
成を示すブロック図である。乙の第１図において、第２
図と同一部分には同一符号を付して、まず、構成から述
べる。

入力端子１に導入された複合映像信号は同期分離回路２
に入力されるようになっている。この同期分離回路２の
出力端は記録再生スイッチ３の記録モード側端子Ａに接
続されている。

この記録再生切換スイッチ３および後述する記録再生ス
イッチ１４はともに記録モード側端子Ａと再生モード側
端子Ｂおよび可動端子を有しており、記録再生切換スイ
ッチ３の可動端子は単安定マルチバイブレータ４と遅延
回路３３の入力端（こ接続されており、また、記録再生
切換スイッチ３の再生モード側端子Ｂは移相回路１２の
出力端に接続されている。

単安定マルチバイブレータ４の出力端は台形波発生回路
５の入力端と排他的論理和回路３６の第１入力端に接続
されている。この台形波発生回路５の出力端はゲート回
路６の入力端に接続されている。

ゲート回路６には、ＰＧパルス増幅襞１０　カラＰＧパ
ルスが入力されるようになっており、このＰＧパルス増
幅器１０の入力端には、回転ヘッドドラム２１の回転位
相の基準からのずれに応じた誤差信号がＰＧヘッド１１
より入力されるようになっている。

ゲート回路６の出力は積分回路７、直流増幅譬８を経て
制御コイル９に供給するようになっている。制御コイル
９により回転ヘッドドラム２２の回転速度を制御するよ
うになっている。

一方、スキップ開始／終了パルス入力端子３１はフリッ
プ・フロップ回路３２　（以下、ＦＦという）の入力端
に接続されており、乙のＦＦＢ２の出力はゲート回路３
５に加えるようになっている。

このゲート回路３５には、単安定マルチバイブレータ３
４の出力が導入されるようになっており、乙の単安定マ
ルチバイブレータ３４の入力端には、上記遅延回路３３
の出力が入力されるようになっている。

ゲート回路３５の出力は上記排他的論理和回路３６の第
２入力端に加えるようにしており、この排他的論理和回
路３６の出力端は記録再生切換スイッチ１４の記録モー
ド側端子Ａに接続されている。

この記録再生切換スイッチ１４の可動端子はコントロー
ルヘッド１５に接続されており、再生モード時にこのコ
ントロールヘッド１５により、テープのコントロールト
ラック２３の信号を再生し、かつ記録モード時には、サ
ーボコントロール信号を記録するようになっている。

記録再生切換スイッチ１４の再生モード側端子Ｂはタイ
ムゲート発生盤３７とゲート回ｇ８３９およびゲート回
路３８の各入力端に接続されている。

タイムゲート発生器３７の出力はゲート回路３８゜３９
に送出するようになっており、このゲート回路３８の出
力はコントロールパルス増幅器１３に送出するようにな
っており、また、ゲート回路３９の出力はスキップ制御
処理回路４０に入力するようになっている。

コントロールパルス増幅器１３の出力は移相回路１２を
経て上記記録再生切換スイッチ３の再生モード側端子Ｂ
に出力するようになっている。

また、スキップ制御処理回路４０の出力はスキップ制御
オン／オフスイッチ４１を経て、スキップ制御出力端子
４２に送出するようになっている。

次に、以上のように構成された乙の発明のビデオ・テー
プ・レコーダ装置の動作について、第３図のタイムチャ
ートを併用して説明する。この第３図において、第２図
で示した従来のビデオ・テープ・レコーダ装置と同一波
形はそのまま援用して述べることにする。

まず、記録モード時には、入力端子１に導入された複合
映像信号は、同期分離回路２を通って、垂直同期信号■
（第３図（Ａ））になり、単安定マルチバイブレータ４
で垂直同期周波数の半分の周波数のサーボコントロール
基準信号０（第３図（５））になる。このとき、記録・
再生切換スイッチ３゜１４は記録モード側端子Ａにある
。

上記サーボコントロール基準信号Ｏにより台形波発生回
路５で台形波Ｏ（第３図８）が発生し、ゲート回路６に
加えられる。一方、回転ヘッドドラム２１の回転位相の
基準からのずれに応じた信号がＰＧヘッド１１で検出さ
れ、このＰＧヘッド１１の出力はＰＧパルス増＠器１０
で増幅されて、ゲー■・回路６にＰＧパルス０（第３図
ｎ）が加えられる。

このＰＧパルス０によりゲート回路６がゲートされ、回
転ヘッドドラム２１の回転位相の基準からのずれに応じ
た誤差信号［Ｆ］（第３図＠）が得られる。

この誤差信号［Ｆ］は積分回路７、直流増幅器８を通っ
て制御コイル９に印加され、回転ヘッドドラム２２０回
転速度を制御する。

−１１＝ 一方、上記単安定マルチバイブレータ４がら出力された
サーボコントロール基準信号０は排他的論理和回路３６
を通り（第３図（Ｉｌ）、記録再生切換スイッチ１４を
経て、コントロールヘッド１５に加えられ、テープのコ
ントロールトラック２３に記録される。

また、垂直同期信号■は遅延回路３３により垂直同期期
間の約百だけ遅延され、単安定マルチバイブレータ３４
で、垂直同期期間の約百の幅のパルスｅ（図示せず）と
なる。

次いで、スキップ開始／終了パルス入力端子３１にスキ
ップ開始パルス■（第３図β））が入力されると、次に
このスキップ開始／終了パルス入力端子３１にスキップ
終了パルス（第３図向）が入力されるまでの期間、ＦＦ
５２の出力端に現われるスキップ信号Ｏ（第３図Ｈ）は
ゲート回路３５のゲートを開き、上記パルス［Ｆ］がス
キップパルス■（第３図（■））となってこのゲート回
路３５の出力端に現われる。

このスキップパルス■はサーボコントロール基単信号■
と排他的論理和回路３６を通り、排他的論理和回路３６
の出力の（第３図（Ｊ））がコントロールヘッド１５に
よす、テープのコントロールトラック２３に記録される
。すなわち、これで、再生時スキップ制御可能な期間が
テープのコントロールトラック２３に記録されたことに
なる。

次に、再生モード時について述べる。この再生モード時
には、記録再生切換スイッチ３，１４はともに再生モー
ド側端子Ｂに切り換わり、コントロールヘッド１５によ
す、テープのコントロールトラック２３の信号、すなわ
ち、コントロールトラック再生信号■（第３図（Ｋ））
が再生される。このコントロールトラック再生信号■は
コントロールヘッド１５から記録再生切換スイッチ１４
を経てタイムゲート発生襞３７、ゲート回路３８．３９
に加えられる。

タイムゲート発生型３７はこのコントロールトラック再
生信号■により、第３図向に示すように、タイムゲート
信号■を作り、ゲート３８に出力する。このタイムゲー
ト信号■とコントロールトラツク再生信号■がゲート回
路３８を通り、ゲートされコントロール信号０（第３図
Ｍ）が抜き出される。これはコントロールパルスｔ［器
１３、移相口１ｉ＠１２を通り、単安定マルチバイブレ
ータ４に入力される。

記録時の垂直同期信号に代わり、再生時はコントロール
信号０により、記録モード時と同様に、回転ヘッドドラ
ム２２の回転位相の制御が行われる。

一方、コントロール再生信号■はタイムゲート信号■に
よりゲート回路３９でゲートされ、スキップ制御パルス
０（第３図（Ｎｌ）が抜き出される。

これはスキップ制御処理回路４０によりスキップ制御出
力パルス０（第３図向）としてスキップ制御オン／オフ
スイッチ４１に導かれる。このスキップ制御オン／オフ
スイッチ４１はＶＴＲの使用者がオン／オフの制御可能
なスイッチであり、自動スキップの再生をしたいときは
オン、スキップ再生をしないときはオフにすればよい。

スキップ制御出力端子４２を早送り再生モードスイッチ
に接続すれば、スキップ制御期間は早送り再生となり、
また、スキップ制御出力端子４２を外部端子として、他
のビデオ装置またはオーディオ装置に接続すれば、その
スキップ制御出力端子４２を通じて、接続装置の作動、
その画面または音声への切換えを行なうことができる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、記録用テープに回転２
ヘッド・ヘリカル走査ヘッド機構によりビデオ信号を記
録・再生し、固定ヘッド機構により音声信号およびサー
ボコントロール基準信号を記録・再生するビデオテープ
レコーダ装置において、信号記録時に同時に、サーボコ
ントロール基準信号が記録・再生されるコントロールト
ラックにサーボコントロール基準信号と同一周期でかつ
異なる位相のコントロール信号を選択により任意に記録
できるようにしたので、その再生信号を用いて、従来の
ＶＴＲでは不可能であったスキップ制御信号が再生され
る期間だけ自動的に早送り再生したり、あるいは、他の
ビデオ機器またはオーディオ機器の画像または音声に切
り換えたりすることが可能となり、ＶＴＲの応用に新分
野を拓くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のビデオ・テープ・レコーダ装置の一
実施例を示すブロック図、第２図は従来のビデオ・テー
プ・レコーダ装置の１モータ・ブレーキ・サーボ方式の
ブロック図、第３図は第１図および第２図のビデオ・テ
ープ・レコーダ装置の該当部品における波形を示すタイ
ムチャートである。 １・・・複合映像信号入力、２・・・同期分離回路、３
゜１４・・・記録・再生切換スイッチ、４，３４・・・
単安定マルチバイブレータ、５・・・台形波発生回路、
６．３５，３８，３９・・・ゲート回路、７・・・積分
回路、８・・・直流増幅器、９・・・制御コイル、１０
・・・ＰＧパルス増幅器、１１・・・ＰＧヘッド、１２
・・・移相回路、１３・・・コントロールパルス増１１
１１１ｇ、１５°゛°コントロールヘツド、３１・・・
スキツー／開始／８了パルス入力端子、３２・・・フリ
ップ・フリ２ブ回路、３３・・・遅延回路、３６・・・
排他的論理和回路、３７・・・タイムゲート発生器、４
０・・スキップ制御処理回路、４１・・・スキップ制御
オン／オフスイッチ、４２・・・スキップ制御出力端子
。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録用テープに、回転２ヘッド・ヘリカル走査ヘ
   ッド機構によりビデオ信号を記録・再生し、固定ヘッド
   機構により音声信号およびサーボコントロール基準信号
   を記録・再生するビデオテープレコーダ装置において、
   信号記録時にこれと同時に上記サーボコントロール基準
   信号が記録・再生されるコントロールトラックにこのサ
   ーボコントロール基準信号と同一周期でかつ異なる位相
   のコントロール信号を選択により任意に記録する記録選
   択手段を備えたことを特徴とするビデオ・テープ・レコ
   ーダ装置。
2. （２）記録選択手段は信号再生時コントロール信号が上
   記サーボコントロール基準信号と同一周期で連続して再
   生される期間中は、連続した第２のコントロール信号を
   発生することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ビデオ・テープ・レコーダ装置。
3. （３）記録選択手段は信号再生時上記コントロール信号
   が上記サーボコントロール基準信号と同一周期で連続し
   て再生される期間中は、連続した第２のコントロール信
   号により、ビデオ信号再生速度を通常より速くまたは遅
   くすることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載のビ
   デオ・テープ・レコーダ装置。
4. （４）記録選択手段は信号再生時上記コントロール信号
   が上記サーボコントロール基準信号と同一周期で連続し
   て再生される期間中は、連続した第２のコントロール信
   号により直接または間接的に他のビデオ・テープ・レコ
   ーダ装置または他のビデオ装置あるいは他のオーディオ
   装置の作動・停止を制御することを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載のビデオ・テープ・レコーダ装置。