JP2696681B2 - グラブ装置 - Google Patents

グラブ装置

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JP2696681B2
JP2696681B2 JP7034750A JP3475095A JP2696681B2 JP 2696681 B2 JP2696681 B2 JP 2696681B2 JP 7034750 A JP7034750 A JP 7034750A JP 3475095 A JP3475095 A JP 3475095A JP 2696681 B2 JP2696681 B2 JP 2696681B2
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ヴオルフガング・ザクス
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キンスホーフエル・グライフテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/10Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
    • B66C1/42Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles
    • B66C1/44Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles and applying frictional forces
    • B66C1/445Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles and applying frictional forces motor actuated
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つのグラブアーム
が、キヤリヤ片に、グラブアームに角度をなして接続さ
れたそれぞれ2つの脚を介して、互いに平行に移動可能
に支持され、グラブアームを相互に近づけたり遠ざけた
りする少なくとも1つの直線駆動手段が設けられてい
る、特に山積みの石に用いるのに適したグラブ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】このようなグラブ装置は、従来より知ら
れている。例えばドイツ連邦共和国実用新案登録願第9
204627.4号明細書から、このタイプのグラブ
で、好ましくは山積みの石に用いられるものが知られて
おり、複数のグラブアームはほぼL字形であつて、角度
をなして相互連結された脚を有し、各グラブアームの2
つの脚はキヤリヤ片に移動可能に支持されていて、グラ
ブ間の距離がグラブアーム間の幅広な、好ましくは立方
形の山積み石をつかむために変更され得る。この方法で
つかまれた山積みの石は、例えば2つの位置間で移動さ
れることができる。従つてこのようなグラブは、好まし
くはトラツクの荷積みクレーンに使用され、山積み石
は、上述のグラブによつてトラツクに積まれたり、トラ
ツクから積み下ろされたりする。しかしながら、このよ
うなグラブは、作業の途中で実際に幅広の製品や製品の
束をある地点から別の地点まで輸送あるいは移動しなけ
ればならない場合、パツケージング作業などのその他の
目的のために使用することも考えられる。従つてこのよ
うなグラブはホールクレーンなどにも使用することがで
きる。
【0003】グラブアームの移動を行うために、前記の
実用新案によつて知られているグラブは、キヤリヤ片に
接続される2つのシリンダから成る油圧ピストン・シリ
ンダ装置を含み、この油圧ピストン・シリンダ装置のピ
ストンロツドはグラブアームの2つの脚を相互接続する
交差アームに結合される。このためグラブアームは、上
記の油圧ピストン・シリンダ装置によつて相互に近づけ
られたり、遠ざけられたりする。このような既知のグラ
ブでは、シリンダはピストンロツドからそれた端部で、
キヤリヤ片に接続される保持部材に結合される。
【0004】さらにドイツ連邦共和国特許出願公開第4
138648号明細書から、山積み石用のグラブが知ら
れており、このグラブは、前記のグラブと本質的に一致
するが、各グラブアームの脚の配置構成が異なる。前記
の実用新案から知られるグラブの場合、各グラブアーム
の脚は一方のグラブアームの脚が同じ方向に向く他方の
脚の側に位置するようにして、相互から同等に離設さ
れ、平行にオフセツトされ、キヤリヤ片のガイドで案内
される一方、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4138
648号明細書による石用グラブは、2つのグラブアー
ムを含み、その脚は互いに異なる距離にあり、一方のグ
ラブアームの脚が反対側の他方のグラブアームの脚の間
に置かれる。
【0005】前記のグラブ及び/又は石用グラブは主に
上述の課題に対して都合良いことが確かめられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、接触
圧が可及的に均一であり、製造が容易で、メンテナンス
が簡単で安価であり、その構成部品、特に駆動装置を容
易かつ迅速に交換することができ、事故防止の必要条件
にかなうタイプのグラブ装置を提供することである。
【0007】本発明の別の課題は簡単なモジユール形式
のグラブ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、直線駆動手段としてのピストン・シリ
ンダ装置のシリンダが、その中央部で支持され、シリン
ダをその中央部で支持するベアリング装置がキヤリヤ片
の一部であり、かつシリンダのラジアル軸線の周りにシ
リンダの限られた回転運動を可能にする。
【0009】シリンダの制限された回転可動によつて、
山積み石などのつかまれるべき物品に対して、可及的に
均一な接触圧がかけられるという特別な利点が得られ
る。本発明による装置の別の利点は、1つ又は複数のシ
リンダを中央部で支持することによつて、駆動構成がこ
のタイプのグラブ装置で実現化され、グラブ装置の製造
か容易で、メンテナンスが簡単で安価になるということ
である。この構成では、特に複数の構成部品の交換を容
易かつ迅速に行うことができる。
【0010】本発明の更に別の特徴によれば、シリンダ
は当該シリンダに接続される少なくとも1つの保持部材
から成る支持構造で支持され、保持部材はキヤリヤ片に
接続され、ベアリング部材は保持部材間に置かれて回転
を可能にし得る。保持部材が各々1つだけシリンダと当
該保持部材の領域に設けられ、ベアリング部材が前記保
持部材間に置かれ、かつシリンダがベアリング部材に支
持されて、限定された範囲で回転され得るように当該ベ
アリング部材が形成されるので、上述の方法でシリンダ
を固定することは特に簡単である。さらにこのような構
成は、シリンダの限定された回転可動の容易な設定を許
容し得る。
【0011】本発明によるグラブ装置の上記実施態様に
よれば、シリンダ支持部材と中央ウエブとして形成され
たキヤリヤ片の保持部材との間に、ベアリング部材を支
持し、好ましくはボールソケツトリングの形態をなすリ
ングが置かれる。本発明によるグラブ装置のこのような
構造は、単純な方法でベアリング部材が一方では安全に
着座され、もう一方ではキヤリヤ片に対して相対的な1
つ又は複数のシリンダの回転可動を改善することを提供
する。
【0012】リング及び/又はベアリング部材が硬化材
料、好ましくは硬化スチールから成ることが特に好都合
であり、ベアリング部材を支持するリングのゾーン内で
キヤリヤ片に対して相対的なシリシダの回転運動によつ
て生じる摩耗は、避けられるか相当に低減することがで
きる。キヤリヤ片に対する相対的な1つ又は複数のシリ
ンダの好都合な回転を特に許容する本発明によるグラブ
装置の単純な構成は、球面として形成されるベアリング
部材の表面と協働する球面を有するリングによつて得ら
れる。このリングの球面上で、ベアリング部材は単純な
方法で移動自在に案内されることができる。好ましくは
リングはキヤリヤ片の保持部材に堅固に接続される。こ
れによつてキヤリヤ片の保持部材は、リングとともに容
易かつ安価に製造されることができるうえ、リングは本
発明によるグラブ装置の製造時に予め決定された位置に
既に設けられていることができる。さらにこれによつ
て、リングとキヤリヤ片の保持部材との間の摩擦によつ
て生じるキヤリヤ片の保持部材のいかなる摩耗も避けら
れ得る。量後にこの構成は、リングがシリンダに拘束さ
れて、リングが粉失したりメンテナンス作業中に破損さ
れたりしないようにする利点を生ずる。ただしリングを
キヤリヤ片の保持部材にクランプするかネジで接続する
などして、リングをキヤリヤ片の保持部材(中央ウエ
ブ)に着脱自在に取付けることもできる。
【0013】シリンダ保持部材がL字形横断面を有する
リング支持材として形成され、ベアリング部材レシーバ
が互いにほぼ直角に置かれるリング支持材の脚の間に設
けられる場合、特に好都合であることが確かめられた。
すなわちこの実施態様は、例えばシリンダ保持部材をキ
ヤリヤ片の保持部材に接続する前に、ベアリング部材が
所定の位置に容易に置かれることの利点を提供する。
【0014】更に実質的に三角形、好ましくはほぼ直角
三角形の横断面を有するベアリング部材を形成し、垂直
辺がリング支持材の脚に接し、斜辺がリングの球面に接
するのが好都合である。本発明によるグラブ装置の構成
によつて、ベアリング部材ができる限り広大な接触面を
介してリングの球面に接触して、この領域の表面圧力が
ベアリング部材のその他の構造に比較して小さくなると
いう利点が得られる。
【0015】シリンダ保持部材とキヤリヤ片部材との間
の接続は、ボールソケツトリングとして形成されるリン
グにネジ止めされたベアリングカバーによつて行われる
ことが好ましく、シリンダ保持部材は中央ウエブにクラ
ンプされることが好ましい。更にこのボールソケツトリ
ングによつて、ベアリング部材とリングが置かれるシリ
ンダ保持部材とキヤリヤ片部材との間のスペースがほぼ
完全に近接されて、汚染粒子やその他の異物が過度に進
入するのが単純かつ安価な方法で避けられる利点が得ら
れる。
【0016】ベアリングカバーとリングとの間に、エラ
ストマーから成る押しつけリングが設けられ、前記押し
つけリングは1つ又は複数のシリンダの2度から4度、
好ましくは3度までの範囲内での回転を可能にすること
ができる場合、特定の利点が得られることが示された。
この目的のためには、エラストマーの硬度が75未満、
好ましくは30から40のシヨアー硬度である場合、特
に好都合である。本発明によるグラブ装置の上述の特徴
は、グラブアームを可及的に均一な所望の接触圧のもの
とするうえ、1つ又は複数のシリンダの支持材を単純で
安価なものとしうる。
【0017】所定の構成要素、特に駆動装置を容易かつ
迅速に交換する点に関する本発明によるグラブ装置の更
に別の改良は、グラブアームの脚を案内する2つのガイ
ド部材の間に置かれる保持具から成るキヤリヤ片によつ
て得られ、前記保持具は少なくとも1つの中央ウエブを
有しガイド部材に取外し自在に接続される。前記保持具
は、好ましくはガイド部材にネジ止めされる。この構成
によつて、中央に置かれたキヤリヤ片が本発明によるグ
ラブ装置から容易かつ迅速に取り外され、交換されるこ
とができるという利点が得られる。したがつて、駆動装
置すなわちピストン・シリンダ装置のメンテナンスは、
グラブ装置全体がなくとも、製造業者の作業で行うこと
ができる。さらにこの構成は、グラブ装置のメンテナン
スについてピストン・シリンダ装置を伴うキヤリヤ片を
取外し、交換すれば良いだけなので、コストを大幅に削
減するのに役立つ。従つてグラブ装置の残りの構成部品
は、キヤリヤ片と同様に新たなピストン・シリンダ装置
と組み合わされれば良い。最後に、上述の本発明による
グラブ装置の実施態様は、このようにピストン・シリン
ダ装置を伴うキヤリヤ片がモジユール形態のさまざまに
設計されたグラブアームに組み合わせられることができ
るという利点がある。このことは、このようなグラブ装
置の製造において、例えば特定タイプのピストン・シリ
ンダ装置を伴う単一のキヤリヤ片のみが種々のグラブ装
置に利用されることができるので、相当な利点を生む。
【0018】本発明によるグラブ装置の簡単な構成は、
ガイド部材が、好ましくはネジ止め接続によつて端部に
固定される接続シート金属板を有する交差アームとして
形成される保持具によつて達成される。ただし交差アー
ムとして形成される保持具には、複数のガイド部材を囲
みそれらにネジ止めされるU字形レシーバか設けられ
る。この構成では、本発明によるグラブ装置の安定性の
改善、特にキヤリヤ片とグラブアームとの間の接続部に
おける安定性の改善を与える。
【0019】ガイド部材は、好ましくはガイド部と左右
両側に置かれたキヤスト部とから成り、それらは実質的
に矩角形、好ましくは四角形の横断面を有する管状構成
要素として各々形成される。中央部の各ガイド部がグラ
ブアームに対して平行に伸び、2つの向かい合うグラブ
アームの脚の間に置かれるガイドピンを有する場合に特
に好都合であることが示される。前記ガイドピンによつ
て、相互を通過して案内される対向したグラブアームの
脚は、ガイド部の脚が傾斜しないような方法で案内され
る。さらに相互を通過して案内されるグラブアームの脚
の間の摩擦は、脚が相互の頂面に位置して動かされない
ので、最低減に抑えられる。
【0020】脚の案内は、少なくとも1つのガイドウエ
ブが各々キヤスト部に置かれることによつて、さらに改
善される。好ましくは各ガイド部は、各キヤスト部に1
つのガイドウエブを有するので、相互に通過して案内さ
れる対向したグラブアームの脚の案内は、ガイドピン及
びキヤスト部に設けられた2つのガイドウエブを通じ
て、各ガイド部において達成される。滑りベアリングを
伴うガイドピンはキヤスト部にネジ止めされる。
【0021】キヤスト部は、好ましくはガイド部にネジ
止めされて、本発明によるグラブ装置製造時に取付の巌
終段階で組合わされる構成部品の数が減少され得る。
【0022】更にグラブアームの脚を案内するベアリン
グがキヤスト部に埋込まれ、前記ベアリングが好ましく
は滑り面を有するベアリング本体から成る場合に好都合
であることが示されている。この目的のため、ベアリン
グレシーバはキヤスト部に埋込まれ、対応するベアリン
グがそこにねじ込まれて、ベアリング面がグラブアーム
枕木の上側と下側に掛かる。ベアリング本体の滑り面は
ガイド部の内側表面に静止するように置かれ、摩擦低減
の効果を奏する。
【0023】本発明によるグラブ装置では、ピストン・
シリンダ装置の少なくとも1つがグラブアームの運搬能
力を現す値として、クランプ圧を表示するマノメータを
底部表面に有する。この実施態様の特別な効果は、マノ
メータがピストン・シリンダ装置のシリンダに直接接続
されることで、このタイプのグラブ装置を用いての作業
中に損傷又は破損することが考えられ、その結果グラブ
装置が停止させられるようなケーブルが一切除去される
ことができることである。更にシリンダの底部にマノメ
ータが置かれることで、マノメータ自体と、持にその表
示ガラスが損傷から保護されることができる。
【0024】
【実施例】本発明に係る特徴及び利益は、添付の図面を
参照して以下の実施例を説明することから明らかになろ
う。
【0025】図1から図3までに示されるグラブ装置
は、2つのグラブアーム2から成つていて、山積みの石
に用いられるグラブ1として形成され、各々のアームが
2つの支持材3と脚6を有する。各グラブアーム2の支
持材3は、相互に離隔をされるように2つの交差アーム
4及び5を介して相互連結される。したがつて、各グラ
ブアーム2は支持材3と角度をなして接続された2つの
脚6を有することにより、脚6はキヤリヤ片7に相互に
平行に変位自在に支持されていて、グラブアーム2が相
互に近づく、及び相互から離れるように動かされ得る。
【0026】キヤリヤ片7は、グラブアーム2の脚6を
ガイドする2つのガイド部材9の間に置かれる保持具8
から成り、保持具8はガイド部材9にネジ止めされる。
特に図1及び図3からみられるように、保持具8はその
遊端に接続シート金属板10が設けられた交差アームの
形態をなし、該金属板にガイド部材9がネジ止め接続に
よつて固定される。
【0027】ガイド部材9は、中央ガイド部11と、そ
の両側にそれぞれ設けられたキヤスト部12とから成
る。ガイド部11とキヤスト部12は、ほぼ矩形の横断
面を有する管状構成要素として形成される。
【0028】各ガイド部11は、その中央部に、グラブ
アーム2に対して平行に伸びかつ向かい合う2つのグラ
ブアームにそれぞれ属する脚6の間に置かれるガイドピ
ン13を有する。
【0029】さらに各キヤスト部12にはガイドウエブ
が置かれ、このガイドウエブも2つの向かい合うグラブ
アーム2の2つの脚6の間で係合して、当該脚をガイド
する。したかつて、向かい合う2つのグラブアーム2の
2つの脚6の間には、3つのガイド要素、即ちガイド部
材の内側に位置するガイドピン13と2つのガイドウエ
ブとが設けられる。
【0030】図示の実施例では、キヤスト部12はガイ
ド部11に溶接され、グラブアーム2の脚6をガイド
し、かつ支持するためのベアリング14はキヤスト部1
2にネジ止めされる。
【0031】更に図1及び図2からみられるように、石
用のグラブ1はキヤリヤ片7に接続された実質的に相互
に平行な2つのシリンダ16から成る油圧ピストン・シ
リンダ装置15を有し、そのピストンロツド17はグラ
ブアーム2の交差アーム4に結合される。ピストン・シ
リンダ装置15のシリンダ16は、中央部分で支持され
ているが、そのベアリング装置18は図4から図7に関
して詳細に後述される。ベアリング装置18はキヤリヤ
片7の一部であり、シリンダ16がそのラジアル軸線の
回りで制限された回転を行うことを許容する。
【0032】図4から図7にピストン・シリンダ装置1
5とキヤリヤ片7との間に接続が示されている。図4か
らみられるように、キヤリヤ片7は相互に平行な2つの
板19及び20を有し、その間にシリンダ16が置かれ
ている。この目的のために、キヤリヤ片7は板19と2
0との間に直角に置かれ、かつ該板に溶接される少なく
とも1つの中央ウエブ21を有する。中央ウエブ21も
板形部材として形成され、各シリンダ16の外径よりも
わずかに大きい直径の円形開口部の2つを有する。従つ
て中央ウエブ21は、キヤリヤ片7に溶接されシリンダ
16に接続されたキヤリヤ片7用の保持部材となる。
【0033】シリンダ16の開口部と同軸をなして、硬
化スチール製のリング22が中央ウエブ21に溶接され
る。リング22は球面23を有し、中央ウエブに押しつ
けられるか、あるいはネジ止めされ得る。
【0034】シリンダ16の中央部において、L字形横
断面を有する環状シリンダ保持部材24がシリンダ16
の外側表面に溶接される。従つてシリンダ保持部材24
はリング支持体として形成され、相互にぼぼ直角をなし
て置かれる2つの脚を有し、その1つはシリンダ16の
外側表面に静止し、該表面に溶接される。シリンダ保持
部材24の第2の脚は、シリンダ上に放射状に立つて、
第1の脚とともに本質的に横断面が三角形のベアリング
部材25のためのレシーバ要素を形成し、この三角形は
ほぼ直角三角形であり、垂直辺がシリンダ保持部材の脚
に接し、球面として形成される斜辺がリング22の球面
23に接する。結果的に球面23は、ベアリング部材2
5の球面と協働し、ベアリング部材25はシリンダ16
の回転を可能にしうる。
【0035】最後に、ベアリングカバー27がリング2
2にネジ止めされるが、この際押しつけリリング26が
挿入され、シリンダ保持部材24をリング22にクラン
プする。押しつけリング26はエラストマーから成り、
シリンダ保持部材24の半径方向に伸びた脚の外側表面
に静止し、該脚をベアリング部材25に押しつけ、これ
によつて十分な表面圧力がベアリング部材25の球面と
リング22の球面23との間に発生されて、シリンダ1
6がグラブアーム2の作動時に反力をキヤリヤ片7に伝
達するように中央ウエブ21に十分に支持される。
【0036】特に図7にみられるように、ベアリングカ
バー27はネジ28によつてリング22に接続されるの
で、当該ベアリングカバー27は容易に取外されること
ができる。これによつて、シリンダ16は簡単な方法で
キヤリヤ片7から取外され得るようになる。
【0037】図5及び図6では、シリンダ16の回転が
円の一部分として示された矢印29によつて示されてい
るが、図5及び図6に示された運動方向において共にシ
リンダの回転可能な角度は3度である。押しつけリング
26は20から40のシヨアー硬度を有するエラストマ
ーから成る。
【0038】最後に図5及び図6における参照番号30
は、「閉鎖する」主牽引力方向を示し、参照番号31は
「開放する」主牽引力方向を示す。
【0039】上述の記載から中央ウエブ21内でのシリ
ンダ16が回転可能なことにより、本発明によるグラブ
装置は、単純な方法で、グラブアーム2によつて加えら
れる接触圧をつかむべき物体に可及的均一に与えうるこ
とが理解されよう。さらにピストン・シリンダ装置15
と接続したキヤリヤ片7が接続シート金属板10の部分
においてガイド部材9からキヤリヤ片7のネジ止めをゆ
るめ、交差アーム4からピストンロツド17を取外すこ
とによつて容易にグラブ1から取外されることができる
ように、前述の石用のグラブは工夫されている。この
際、ピストン・シリンダ装置15と接続したキヤリヤ片
7は、石用のグラブ1から持ち上げられて取外されるこ
とができる。その後シリンダ16がネジ28を緩めた後
にリング22からベアリングカバー27を引き外すこと
によつて容易に取外されることができる。次にシリンダ
16はキヤリヤ片7の中央ウエブ21における対応する
開口部から引抜かれることができる。
【0040】図1及び図3からみられるように、少なく
とも1つのシリンダ16にブラブアーム2の把持圧力を
計示するマノメータ32が設けられる。このマノメータ
32は、石用グラブ1の操作中に損傷又は破損されやす
い油圧ホースなどの露出した接続部材がシリンダ16と
当該マノメータ32との間に存在しないように、シリン
ダ16の底面に挿入される。また脱落などによつてマノ
メータ32が破壊される恐れはかなり減少される。
【0041】グラブアーム2を閉じる際、シリンダ16
の運動はリング22の球面と、ベアリング部材25の球
面と相互に頂面で滑動することによつて行われ得る。ベ
アリング部材25とリング22は共に摩耗低減のため
に、硬化スチールから成る。グラブアーム2を開放する
際、シリンダ保持部材24はゴム環での支持を行うの
で、シリンダ16の必要な運動を可能になしうる。リン
グ22及びベアリング部材25の2つの球面を通じて、
グラブアーム2から均等な接触圧が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グラブ装置の側面斜視図。
【図2】図1のグラブ装置の上面図。
【図3】図1及び図2のグラブ装置の側面図。
【図4】図1から図3までのグラブ装置のピストン・シ
リンダ装置を伴うキヤリヤ片の一部分を示す図。
【図5】図4のキヤリヤ片を図4のA−A線に沿つて示
す側面図。
【図6】図4及び図5のキヤリヤ片を図4のB−B線に
沿つて示す上面図。
【図7】図4から図6までのピストン・シリンダ装置へ
のキヤリヤ片の接続を示す拡大側面図。
【符号の説明】
7 キヤリヤ片 16 シリンダ 18 ベアリング装置 21,24 保持部材 25 ベアリング部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラブ装置であつて、その2つのグラブ
    アームが、キヤリヤ片に、前記グラブアームに角度をな
    して接続されたそれぞれ2つの脚を介して、互いに平行
    に移動可能に支持され、前記グラブアームを相互に近づ
    けたり遠ざけたりする少なくとも1つの直線駆動手段が
    設けられているものにおいて、前記直線駆動手段として
    のピストン・シリンダ装置(15)のシリンダ(16)
    が、その中央部で支持され、前記シリンダ(16)をそ
    の中央部で支持するベアリング装置(18)が前記キヤ
    リヤ片(7)の一部であり、かつ前記シリンダ(16)
    のラジアル軸線の周りに前記シリンダ(16)の限られ
    た回転運動を可能にすることを特徴とする、グラブ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダ(16)が、シリンダ
    (16)に接続された少なくとも1つの保持部材(2
    4)と、前記キヤリヤ片(7)に接続された中央ウエブ
    (21)と、該中央ウエブ(21)と前記保持部材(2
    4)との間に設けられて前記シリンダ(16)の回転運
    動を可能にするベアリング部材(25)とから成る保持
    装置に保持されていることを特徴とする、請求項1に記
    載のグラブ装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材(24)と前記中央ウエブ
    (21)との間に、ベアリング部材(25)を支持する
    リング(22)が配設されていることを特徴とする、請
    求項2に記載のグラブ装置。
  4. 【請求項4】 前記キヤリヤ片(7)が、前記グラブア
    ーム(2)の脚(6)をガイドするためそれぞれ1つの
    ガイド部(11)から成る2つのガイド部材(9)の間
    設けられた保持具(8)から成り、前記ガイド部(1
    1)の中央部に、グラブアーム(2)に対して平行に延
    びるガイドピン(13)が設けられ、ガイドピン(1
    3)が対向して置かれた2つのグラブアーム(2)にそ
    れぞれ属する脚(6)の間に設けられることを特徴とす
    る、請求項1に記載のグラブ装置。
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