JP2696006B2 - 図形処理装置および図形処理方法 - Google Patents

図形処理装置および図形処理方法

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JP2696006B2 JP3148377A JP14837791A JP2696006B2 JP 2696006 B2 JP2696006 B2 JP 2696006B2 JP 3148377 A JP3148377 A JP 3148377A JP 14837791 A JP14837791 A JP 14837791A JP 2696006 B2 JP2696006 B2 JP 2696006B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADデータを立体図
面として把握する必要のある、たとえばNC等のCAD
関連アプリケーションの利用に際して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CAD(Computer Aided Design)シス
テムにおいて、このようなCADデータを直接利用する
NC等のアプリケーションにおいては、一旦CADで作
図された二面図または三面図のデータを各面図毎にコン
ピュータが把握可能なそれぞれのビューに割り付ける必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ビューの割付は、図面の回転、座標変換等、複雑な処理
を必要とし、しかも各ビューへの貼り付け時における座
標位置決め等、熟練したオペレータに依存しており、多
大な労力を必要としていた。
【0004】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
ありその目的は、同一のビュー上に表された複数の面図
を各面図毎に正確かつ効率的にビュー毎に分割できる技
術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図形の要素情
報を格納しておく記憶部1を有しており、制御部2にお
いてこの記憶部1内の図形の要素情報を座標情報に基づ
いて演算処理し、表示用データ作成部3を通じて前記図
形の要素情報からなる面図として、画面表示部4に表示
する。前記制御部2は単一のビューに表現された2面図
またはそれ以上の多面図から各面図の状態を分析して、
面図毎へのビュー分割を行う。
【0006】
【作用】本発明は、原理図である図1に示すように、制
御部2において、下記のステップを順次実行することに
より、面図の判定を行い、それぞれのビューに分割す
る。
【0007】すなわち、 1.面図群全体における4隅の座標を算出する 2.4隅で構成される線分に各線分の終始点を投影する 3.投影された点で各面図毎に最長の線分を検索する 4.各面図における4隅の座標を算出する 5.各面図毎の4隅で区画される領域内に図形情報が含
まれるか否かを判定す る 6.各面図毎にビューを分割した状態で前記画面表示部
4上に表示する
【0008】
【実施例】図2は、本発明のシステム構成を示すブロッ
ク図である。本システムでは、バス5を通じて接続され
た磁気ディスク装置等の外部記憶装置6と、内部メモリ
7と、表示用データ作成部3と、画面表示部4(CR
T)とを有しており、これらの装置群はマイクロプロセ
ッサを備えた制御部2によって制御されている。また、
前記バス5には、前記の他に入力手段としてキーボード
8およびライトペンインターフェース10等が接続され
ている。
【0009】前記表示用データ作成部3は、制御部2に
よって制御されるROM、RAMで構成してもよく、ま
た独立したプロセッサを備えたシステムでもよい。前記
システムにおいて、内部メモリ7には、点、線、円、文
字等の図形情報(図形データ)が格納されており、これ
が表示用データ作成部3で処理されて画面表示部4上に
配置表示される構成となっている。
【0010】また、外部記憶装置6内には座標の管理テ
ーブルが設けられており、各図形要素の処理毎に演算処
理された座標値が登録されるようになっている。この管
理テーブルについては後述する。
【0011】図3は、元のCAD作成の図面と(a)と、
ビュー分割された図面(b)とを示している。すなわち、
図3の(a)と(b)とは画面表示部4上での図形の表示状態
には差はないが、原点表示を行うことによりビュー分割
されていることがわかる(図3(b))。
【0012】ここで、ビューの概念について簡単に説明
すると、原点座標を基準にX軸とY軸に対する位置関係
で各面図が配置される。たとえば、X軸の正方向でかつ
Y軸の正方向の領域に配置されたもの(図中A)を正面
図としてこれを基準とした場合、X軸の正方向でかつY
軸の負方向の領域に配置されたものを側面図(図中
B)、X軸・Y軸がともに負方向の領域に配置されたも
のが平面図(図中C)と定義している。
【0013】このX軸とY軸とを区画基準とした複数の
ビューを総合してコンピュータが立体として認識するよ
うになっている。したがって、NC等のようにコンピュ
ータが形状を3次元的に認識するためには、ビュー分割
は必須であるといえる。
【0014】ここで、元図面である図3の(a)と(b)とは
見かけ上の顕著な差異はないが、(a)が単一のビューで
表現されているのに対して、(b)は3個のビューに分割
されている。
【0015】このようなビュー分割の過程について図4
〜図7を用いてさらに詳しく説明する。図4および図5
は、本実施例における処理フローとそれに対応する画面
表示部4上の表示状態を示している。
【0016】ビュー分割の開始が指示されると、制御部
2はまず画面表示部4上の図面データを全て内部メモリ
7または外部記憶装置6に設定された作業領域内に格納
する(401a)。
【0017】次に、この画面中の面図群の4隅の座標を
算出して格納する(402a)。ここで、座標は図形A
の原点を基準としたXY座標で表す。したがって、4隅
の点は、X最小値とY最小値、X最小値とY最大値、X
最大値とY最小値、X最大値とY最大値となる。そし
て、点が定義される(402b)。
【0018】次に、前記で定義された4隅で構成される
線分(403bにおいて点線で表示してある線分)に対
して、各線分の始終点を投影して格納する(403
a)。これによって、403bに示す・点が定義され
る。
【0019】次に、前記投影された点間で、各図形毎に
最も長い線分を算出する(404a)。そしてその算出
結果(太線表示)が定義される(404b)。次に、各
面図毎の領域判定のために必要な点、すなわち各々の図
形毎の要素データの境界を構成する点を算出し、この座
標を格納する(405a,405b)。
【0020】次に、各面図毎の4隅で構成される線分
(406bにおいて点線で表示された線分)に図形デー
タの要素が含まれるか否かを判定する(406a)。こ
こで、406bのDで示す領域のように、図形データの
要素が含まれていない場合には、この領域は単独のビュ
ーとしては採用しない。
【0021】以上のステップを通じて本実施例では、独
立した3つの面図が認識される。そして、各面図毎にビ
ューを分割した状態で表示画面上に原点表示を行う(4
07a,407b)。
【0022】このように、ビュー分割された各面図は、
面図毎に異なるファイルに格納される。次に、前記各ス
テップに対応した管理テーブル内での座標格納状態につ
いて図6および図7を用いて説明する。
【0023】まず、CAD図面において、各線分および
円、円弧等は符号601で示す管理テーブルの形式で格
納されている。そして、前述のステップ402aにおい
て面図群の4隅の座標が算出されると、この4隅の座標
を格納する管理テーブル602に格納される。
【0024】次に、ステップ403aにおいて4隅で構
成される線分に各線分の始終点が投影されると、これら
の点が管理テーブル603に格納される。そして、前記
管理テーブル602と603とから各面図毎の4隅の座
標データが算出されると、これらの座標値が面図毎に対
応して作成される管理テーブル604a,604b,6
04cにそれぞれ格納される。
【0025】各面図毎の4隅で構成される線分に図形デ
ータの要素が含まれるか否かが判定されると(406
a)、図形データの含まれる面図のみの要素データが管
理テーブル606a,606b,606cにそれぞれ格
納される。
【0026】最後に座標変換が実行されて画面表示用の
データが管理テーブル607に登録されると、表示用デ
ータ作成部3はこれに基づいて画面表示部4での表示を
実行する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、同一のビュー上に表さ
れた複数の面図を各面図毎に正確かつ効率的にビュー毎
に分割することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本発明のシステム構成を示すブロック図
【図3】本発明のCAD作成図面とビュー分割図面とを
示す説明図
【図4】本発明の実施例におけるビュー分割の過程を示
す説明図
【図5】本発明の実施例におけるビュー分割の過程を示
す説明図
【図6】本発明の実施例における管理テーブルの登録状
態を示す説明図
【図7】本発明の実施例における管理テーブルの登録状
態を示す説明図
【符号の説明】 1・・記憶部 2・・制御部 3・・表示用データ作成部 4・・画面表示部 5・・バス 6・・外部記憶装置 7・・内部メモリ 8・・キーボード 10・・ライトペンインターフェース

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形の要素情報と座標情報とが格納された
    記憶部と、前記記憶部内の図形の要素情報を座標情報に
    基づいて演算処理する制御部と、前記制御部の演算結果
    に従って図形の要素情報を表示データに変換する表示用
    データ作成部と、前記変換処理された表示データを表示
    する画面表示部とを備える図形処理装置であって、 前記制御部は前記画面表示部に表示されている面図群に
    対して、 面図群全体における4隅の座標を算出する座標算出手段
    と、該座標算出手段で算出された 4隅で構成される線分に各
    線分の終始点を投影する投影手段と、該投影手段で投影された該終始点で各面図毎に最長の線
    分を検索する 投影座標算出手段と、該投影座標算出手段で検索された線分に基づいて 各面図
    における4隅の座標を算出する外接矩形算出手段と、該外接矩形算出手段で算出された 各面図毎の4隅で区画
    される領域内に図形情報が含まれるか否かを判定する判
    定手段と、該判定手段の判定に基づいて 各面図毎にビューを分割し
    た状態で前記画面表示部上に表示する分割表示手段とを
    有することを特徴とする図形処理装置。
  2. 【請求項2】前記ビュー分割した画面表示部には、各ビ
    ュー毎に原点位置からのX軸とY軸を表示することを特
    徴とする請求項1記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】前記記憶部には、算出された各種の座標値
    を格納する管理テーブルが作成されることを特徴とする
    請求項1記載の図形処理装置。
  4. 【請求項4】図形の要素情報と座標情報とが格納された
    記憶部と、前記記憶部内の図形の要素情報を座標情報に
    基づいて演算処理する制御部と、前記制御部の演算結果
    に従って図形の要素情報を表示データに変換する表示用
    データ作成部と、前記変換処理された表示データを表示
    する画面表示部とからなり、前記制御部は、前記画面表
    示部に表示されている面図群に対して、 図面内に表示される点の中からXY座標における最大値
    と最小値との組み合わせにより4隅の座標を算出して前
    記記憶部に格納し、 前記記憶部に記憶された4隅の座標を読み出して、4隅
    で構成される線分に各線分の終始点を投影し該線分を前
    記記憶部に格納し、 前記で投影された終始点を結ぶ線分の中から最も長い線
    分を算出し、 各図面毎の要素データの境界を構成する点を算出し、 前記要素データとして区画された線分中に図形データの
    要素が含まれているか否かを判定し、 前記図形データの要素が含まれている場合に前記表示用
    データ作成部を通じて当該図形データを面図データとし
    て分割表示する図形処理装置。
  5. 【請求項5】図形の要素情報と座標情報とが格納された
    記憶部と、前記記憶部内の図形の要素情報を座標情報に
    基づいて演算処理する制御部と、前記制御部の演算結果
    に従って図形の要素情報を表示データに変換する表示用
    データ作成部と、前記変換処理された表示データを表示
    する画面表示部とからなり、前記制御部は、前記画面表
    示部に表示されている面図群に対して、 図面内に表示される点の中からXY座標における最大値
    と最小値との組み合わせにより4隅の座標を算出して前
    記記憶部に格納し、 前記記憶部に記憶された4隅の座標を読み出して、4隅
    で構成される線分に各線分の終始点を投影し該線分を前
    記記憶部に格納し、 前記で投影された終始点を結ぶ線分の中から最も長い線
    分を算出し、 各図面毎の要素データの境界を構成する点を算出し、 前記要素データとして区画された線分中に図形データの
    要素が含まれているか否かを判定し、 前記図形データの要素が含まれている場合に前記表示用
    データ作成部を通じて当該図形データを面図データとし
    て分割表示する図形処理方法。
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