JPH02238571A - Ｃａｄの図面表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 各部品の平面回を重ね合わーｌて表示するＣＡＤの図面
表示方式に関し、 簡単な処理で部品相互の位置関係を容易に認識できる表
示を可能にすることを目的とし、各部品の図形データに
奥行き方向の値を示す奥行きデータが設定され、表示指
定の奥行き位置を示す表示指定データが入力され、この
表示指定データと各部品の奥行きデータとを照合し、表
示指定された奥行き位置に対応する部品の図形データを
選択して表示手段に表示させる図形選択処理手段を備え
て構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、機械設計用図面作成装置（木明細書では、ｒ
ｃＡＤＪという。）において、部品相互の位置関係の認
識が容易であるＣＡＤの図面表示方弐に関する。

〔従来の技術〕

従来のＣＡＤでは、各部品をそれぞれ一つの平面図とし
て作成し、その平面図を重ね合わせて画面に一括表示さ
せることにより、部品相互の位置関係のチェックを行っ
ている。

したがって、図面を重ね合ね一ｌ−ることにより各部品
が密集した場合には、部品相互の位置関係、特に画面に
対して垂直方向（奥行き方向）の位置関係の把握か困難
になることがあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような場合６こ、部品相互の位置関係の把１＆を容
易にするには、平面図の組め合わせてある三面図からそ
の部品の三次元データを作成し、その三次元データに基
づいて立体図を表示させる方法が取られている。

とごろが、この方法では、データの変換および作画に要
する時間が長くなるとともに、三次元データの格納に大
きなメモリ容量を必要とする問題点があった。

本発明は、簡単な処理で部品相互の位置関係を容易に認
識することができるＣＡＤの図ｉ７Ｉ７表示方式を提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第Ｊ図は、本発明の原理ブロノク図である。

図において、表示手段Ｉ１ぱ、各部品の平面図を重ね合
わせて表示する構成である。

各部品の図形データに奥行き方向の値を示す奥行きデー
タが設定される。

図形選択処理千段Ｉ３は、表示指定の奥行き位置を示す
表示指定データが入力され、この表示指定データと各部
品の奥行きデータ七を照合し、表示指定された奥行き位
ｒＬ乙こ対応する部品の図形データを選択して表示丁段
」１ムご表示さセる横成である。

〔作　用〕

本発明は、表示指定の奥行き位置を示す表示指定データ
に応して、回形選択処理手段Ｉ３が各部品の図形データ
ムこ設定さ丸る奥行きデータを参照し、表示指定された
奥行き位置に対応する部品の図形データを選択し表示千
段１１に表示させることにより、対応する部品間の位置
関係を容易６こ認識することができる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細ムこ
説明する。

第２図は、本発明実施例の構成を示すブし！ック図であ
る。

図において、図面作成に必要な各種データは入力部２１
のキーボードがら演算部２３に入カされ、入力部２ｊの
ライトペンの操作６こ対応して得られる図形データは表
示部（ディスプレイ）２５を介して演算部２３に入力さ
れる。４ｉＸ算部２３は、入力データから図形表示およ
び図形出カに必要なデータを作成し、表示データとして
表示部２５に送出し、また出力データとして出カ部（テ
ロツタ）２７に送出する。また、ｎ算部２３は、こ老７
らの図形データをデータ格納部２９に書き込み、また必
要に応して読み出している。

ここで、本発明の特徴とするところは、本実施例では、
まず各部品の平面図の図形Ｉ−ク６こ、所定の基準点か
らの奥行き方向の値、すなわち最遠値および最近値を示
す奥行きデータを付加し、この奥行きデータとオペレー
タが表示指定する部品の奥行き位置を示す表示指定デー
タを入力し、その表示指定データに対応する部品の図形
データをＩ１１１出し、表示さゼる図形選択処理部３１
を設ける構成にある。

すなわち、演算部２３が入カ部２Ｊがら入カされた表示
指定データに応して選択情報を作成し、図形選択処理部
３１がこの．１Ｋ択情報と、データ格納部２９から読み
出した各部品の図形データに設定されている奥行きデー
タとを照合し、対応する部品の図形データを演算部２３
を介して表示部２５あるいは出力部２７に送出する構成
を特徴とする。

なお、表示指定の部品の奥行き位置を示す表示指定デー
タの基４１点には、所定の部品」二の点、作画時に用い
た奥行きデータの尽阜点、あるいはこれらの点から任意
に選んだ相対点などを用いる。

第３図は、本発明方式による図面表示例を説明する図で
ある。なお、第３図において、各符υａ〜ｇは同一部品
を示す。

第３図（１）は全部品の平面図を−括表示させた例であ
り、第３図（２）はその側面図である。

点Ｐは奥行きデータおよび表示指定データの基ｉ１＋，
ｒ点を示す。例えば部品（」の奥行きデータとして、基
準点Ｐからの最遠値ｄ１および最近値ｄ２がイ：］加さ
れる。破線■，■，■Ｇ，１、名表示指定データに対応
する奥行き位置を示−ｊ。例えば破線■の位置てぱ、部
品ｄ，ｃ，ｆが存在することを示す。

したがって、例えは破線■の奥行き位置にある部品を表
示させる場合には、オペレータがその奥行き値を示す表
示指定データを入力することにより、演算部２３および
図形選択処理部３ｌが対応する部晶ｄ，ｅ，ｆの図形デ
ータを選択し、第３図（３）に示すようＧこその表示を
行う。

第３図（４），　（５）は、それぞれ第３図（２）の破
線■■の表示指定データに対応する部品の表示状態を示
す。

なお、本実施例では、各部晶の図形データに設定される
奥行きデータは、あらかしめその入力時に伺加される例
を示したが、その側面図に対応する図形テータから自勅
的に算出するようにしてもよい。

また、表示指定データとして各奥行き位置の刻み幅を設
定することにより、連続的に各奥行き位置に対応する部
品の表示あるいは出力を行うようにしてもよい。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、各部品の図形データ
に奥行きデータを含ませ、その奥行きデータを参照して
奥行き位置で表示指定する部品の図形データを選択し表
示させることにより、必要な部品だけの表示か可能にな
り、その位置関係を容易にチェノクすることができる。

なお、従来の図形データの変換およびメモリ容量の増加
は不要であるので、簡単な処理で高速かつ安価に部品相
互の位置関係を認識することができ、実用的には極めて
イｊ用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロソク図、 第２図は本発明実施例の構成を示ずブＩコソク図、第３
図は本発明方式による同面表示例を説明する図である。 図において、 １１は表示手段、 ］３は図形ｊＭ択処理手段、 ２１ぱ入力部、 ２３は演算部、 ２５ば表示部、 ２７は出力部、 ２９はデータ格納部、 ３１は図形選択処理部である。 本発明原理ブロノク図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）各部品の平面図を重ね合わせて表示する表示手段
   （１１）を備えたＣＡＤにおいて、 各部品の図形データに奥行き方向の値を示す奥行きデー
   タが設定され、 表示指定の奥行き位置を示す表示指定データが入力され
   、この表示指定データと各部品の奥行きデータとを照合
   し、表示指定された奥行き位置に対応する部品の図形デ
   ータを選択して前記表示手段（１１）に表示させる図形
   選択処理手段（１３）を備えた ことを特徴とするＣＡＤの図面表示方式。