JP2695985B2 - 電 池 - Google Patents

電 池

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JP2695985B2
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晃二 東本
賢治 中井
健介 弘中
他▲く▼美 早川
昭夫 小牧
偉文 中長
正俊 谷口
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Otsuka Chemical Co Ltd
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Otsuka Chemical Co Ltd
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電池の活物質の利用率,充放電特性を向上
させ高エネルギー密度化する電池に関するものである。
〈従来の技術〉 最近、エレクトロニクス技術の発達は目ざましく小形
電子機器の小型化,軽量化等が進んでいる。
電源となる電池においても同様に小形,薄形化が望ま
れ、種々開発され、コイン形,ボタン形,薄形のものが
市販されている。電池の活物質として負極にリチウムを
用いると高エネルギー密度で、高い電圧が期待できるた
め現在注目を浴びている。そのほかに酸化銀,ニッケ
ル,鉛などが一般に用いられている。
〈発明が解決しようとする課題〉 これら電池は、正極も負極も活物質そのものの形状で
電極とし用いると活物質の利用率が悪いのでいろいろ工
夫されている。例えば鉛蓄電池は鉛粉と水と希硫酸とを
練合してペースト状にしてこれを鉛からなる格子に充填
する。また乾電池で知られている二酸マンガン電池や酸
化銀電池などは活物質を粉末にしてアセチレンブラック
等の導電助剤と混合して加圧成形して電極を作ってる。
リチウム電池においても、正極は活物質とバインダと導
電助剤とで混合し、加圧成形をして用い、負極はリチウ
ムあるいはリチウム合金をシート状のままで使用してい
る。
しかしこれら活物質はそれ自体を細かく砕き、粉末に
しているだけであるため、比表面積は増加し利用率等は
向上するが、活物質自体に骨格的なものが存在しないた
め、サイクル寿命やフロート使用の寿命が短かくなると
いう課題を有している。
本発明はこのような課題を解決し、活物質の利用率,
充放電特性を向上させ、それでいてサイクル寿命などを
長くする電池を提供することを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記目的を達成するためになされたもの
で、導電性粉体からなる芯材表面に、電池の活物質を膜
状に形成させた電極を用いてなり、正極活物質がV2O5
nH2Oであり、負極活物質がLi又はLi合金であることを特
徴とする。
〈作用〉 活物質の反応面積を増し、利用率を向上させ、しかも
充放電サイクル寿命やフロート寿命が長くなる。寿命が
向上する原因は現在明確にされていないが、導電性粉体
から成る芯材の表面に活物質を薄くかつ均一に付着させ
ることで活物質の骨格構造が形成されるためと考えられ
る。
〈実施例1〉 第1図および第2図に従って説明する。
(正極作製) アモルファスV2O5を蒸留水に所定量溶かしこみ、2%
のV2O5・nH2O水溶液を作る。この中に、導電性粉体(商
品名「ティスモ」大塚化学(株)製のウィスカ)を入れ
て、導電性粉体の表面にV2O5・nH2Oを付着させる。
次にこれを乾燥器に入れ、大部分の水を除去し、導電
性粉体の表面に活物質のV2O5・nH2O膜を形成させた正極
1を作る。次にこれをステンレス製の正極側のコイン形
容器2に入れ、その上にポリプロピレンからなる不織布
を電解液保持体3としてのせ、加圧して成形した。この
時この正極1とコイン形容器2との密着を良くし導電性
を上げるため、その界面に導電性接着剤を存在させるこ
とは好ましい。
(負極作製) 導電性粉体(商品名「ティスモ」大塚化学(株)製の
ウィスカ)の表面に溶融したリチウムを吹きつけ表面に
リチウムの膜を形成させた負極4を作る。そしてこれを
ステンレス製の負極側のコイン形容器2に入れ圧着して
成形した。導電性粉体の表面にリチウムが付着した粉末
状であるため、コイン形容器2に適量入れるだけで形状
も圧着する場所も決まり作製しやすい。またこれからわ
かるように圧着の強さを変えれば、多孔質なものから薄
膜状にまで自由にできる。これは正極作製においても同
じである。
(電池組立) 電解液としてプロピレンカーボネートとジメトキシエ
タンを1:1で混合した溶液に過酸素酸リチウムを1モル/
lで溶かしたものを使用する。この電解液を電解液保持
体3にディスペンサーで適量入れる。そして負極4をか
ぶせて加圧して封口材5で密閉した。
次にこの電池を0.3mA/cm2の電流密度で放電し、2.0V
で止め、充電は0.3mA/cm2、4.2V定電圧充電で12h(25
℃)行ってサイクル試験を行った。また従来品の電池も
比較のため同じ試験を行った。従来品の構成は正極が
(V2O5・nH2Oの粉末+アセチレンブラック+バインダ)
で負極が金属Li箔である。第2図からわかるように、本
発明品は活物質の利用効率が高く維持しながら200サイ
クルを超えても低下する傾向を示さなかった。
上記実施例以外においても本発明は適用可能である。
すなわち、正極活物質はV2O5・nH2Oだけでなく、MnO2
LiMn2O4、MoS2、TiS2、Cr3O8、V6O13、TaS2などのLi+
オンの挿入が可能な物質、または黒鉛、活性炭などの特
定イオン種の挿入や吸着が可能な物質でも良い。またLi
以外のアルカリ金属やAg、Cu、Zn、Ni、Pbなど電池の活
物質になるものなら特に規定するものでない。
また電解液もγ−ブチルラクトンやジメチルスルホキ
シド、テトラヒドロフランおよびこれらの混合液を用い
ても良い。高分子固体電解質(例:ポリエチレンオキシ
ド系、ポリプロピレンオキシド系、ポリメタクリル酸
系、ポリフォスファゼン系)を用いると液漏れの心配が
ないので好ましい。特に無機固体電解質だけの場合硬く
て活物質と密着しにくいものでも活物質がすべて粉末な
ので密着しやすい。また無機の固体電解質とゴム系のバ
インダーを混合した柔軟性のある電解質でもよい。
一方、電解液に溶かす溶質は特に制限しないがLiB
F4、LiAsF6、LiAlCl4、LiBF6、CF3SO3Li、LiClなどが挙
げられる。
一方、導電性粉体からなる芯材となるものは、粒子状
やウィスカ状で、カーボンや黒鉛などの無機粉体や、ポ
リアニリンなどの有機粉体でも良く、電池性能に悪影響
を与えないならこれも特に物質を特定するものではな
い。
また、活物質を膜状に形成するため、塗布方法の自由
度が増大する。そのためスクリーン印刷やオフセット印
刷などの印刷方式やロールコータなどのコーティング方
式を用いることができる。
〈発明の効果〉 本発明は導電性粉体からなる芯材表面に電池の活物質
(正極:V2O5・nH2O,負極:Li又はLi合金)を膜状に形
成させた電極を用いるため、活物質の利用率を向上させ
しかも充放電サイクル寿命やフロート使用寿命を長くす
るので工業的価値極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図に示した電池の充放電サイクルの容量推移を示す曲線
である。 1は正極、2はコイン形容器、3は電解液保持体、4は
負極、5は封口材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 他▲く▼美 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新 神戸電機株式会社内 (72)発明者 小牧 昭夫 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新 神戸電機株式会社内 (72)発明者 中長 偉文 徳島県徳島市川内町加賀須野463番地 大塚化学株式会社徳島研究所内 (72)発明者 谷口 正俊 徳島県徳島市川内町加賀須野463番地 大塚化学株式会社徳島研究所内 審査官 酒井 美知子 (56)参考文献 特開 昭63−314766(JP,A) 特開 平1−292753(JP,A) 特開 昭60−25166(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性粉体からなる芯材表面に、電池の活
    物質を膜状に形成させた電極を用いてなり、正極活物質
    がV2O5・nH2Oであり、負極活物質がLi又はLi合金である
    ことを特徴とする電池。
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