JP2695193B2 - 表示制御方式 - Google Patents

表示制御方式

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JP2695193B2
JP2695193B2 JP63204697A JP20469788A JP2695193B2 JP 2695193 B2 JP2695193 B2 JP 2695193B2 JP 63204697 A JP63204697 A JP 63204697A JP 20469788 A JP20469788 A JP 20469788A JP 2695193 B2 JP2695193 B2 JP 2695193B2
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光 遠藤
元一 毛利
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富士通機電株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 表示装置において複数の表示画面を切換えて表示する
ための表示制御方式に関し、 少ないデータ量で表示装置の表示を自由に制御できる
表示制御方式を提供するを目的とし、 入力装置から表示装置の複数の表示画面を切り換えて
表示する表示制御方式において、入力装置から前記表示
画面に対応する表示パターンデータと該表示パターンデ
ータのいずれかを指定してその表示条件を指示するスケ
ジュール情報とをそれぞれ独立したデータとして前記表
示装置に送出するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は表示装置において複数の表示画面を切り換え
て表示するための表示制御方式に関する。
〔従来の技術〕
多数の表示素子(LED素子など)から構成される表示
装置において、複数の表示画面を切り換え、それぞれの
表示条件、すなわち連続表示、点滅表示、スクロール表
示などの表示態様及び表示時間等を、種々変化させて表
示する場合には、それらの表示画面の表示制御プログラ
ムを作成してROM等に記憶させ表示装置に供給してい
る。従って、表示画面あるいは表示条件を変更したい場
合には、新たな表示制御プログラムを作成し、そのプロ
グラムを書き込んだROMと交換する必要があった。
一方、上記のような表示制御プログラムを公衆電話回
線を介してパーソナルコンピュータ等の入力装置から表
示装置に送って表示を制御することも可能であり、この
場合離れた入力装置から表示装置の表示をコントロール
することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の表示制御方式では、それぞれの
表示画面に対応した表示パターンデータとそれらをどの
ように表示するかという表示条件を指示する情報とが一
体となって1つの表示制御プログラムが構成されてお
り、表示条件の一部を変更したい場合にも、上記の表示
パターンデータと一部を変更した表示情報とからなる表
示制御プログラムを作成し、再度送出しなければならな
かった。
そのため、表示を変更するごとに、表示パターンデー
タを含んだ多量のデータを表示装置に送らねばならず、
送信に時間がかかり、簡単に表示を変更できないという
問題があった。
本発明では少ないデータ量で表示装置の表示を自由に
制御できる表示制御方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の表示制御方式では、それぞれの表示画面に対
応する表示パターンデータと、上記表示パターンデータ
のいずれかを指定して表示条件を指示するスケジュール
情報とをそれぞれ独立したデータとして送出する。
〔作用〕
表示装置の表示画面を切り換え制御する場合には、例
えば入力装置側から、それぞれの表示画面に対応する表
示パターンデータとそれらの表示画面の表示形態、表示
時間等を指示するスケジュール情報とを、それぞれ独立
したデータとして送出する。そして表示装置側ではそれ
らのデータを記憶して、スケジュール情報に従って記憶
した表示パターンデータを読み出し、指示された表示形
態、表示時間で複数の表示画面を切り換えて表示する。
従って既に表示装置に送出してある表示パターンデー
タを利用した表示を行う場合には、再度同一の表示パタ
ーンデータを送る必要がなく、新たに作成したスケジュ
ール情報だけを送ればよいので、データ伝送効率の向上
が図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第6図を参照しなが
ら説明する。
第1図は公衆電話回線11を介して結ばれているパーソ
ナルコンピュータ12と表示装置13のシステム構成を示す
図である。同図に示すようにパーソナルコンピュータ12
から入力されたデータはモデム14を介して公衆電話回路
11に送出される。そしてその送出されたデータは受信側
のモデム15を介して表示装置13に入力され、そのデータ
に基づいた表示が行われる。
第2図は上記の表示装置13の回路構成を示すブロック
図である。モデム15を介して入力するデータはI/Oポー
ト16でパラレルのデータに変換されCPU17に出力され
る。CPU17は受け取ったデータの内容を判断して、表示
パターンデータであればRAM18のパターンデータの記憶
領域に格納し、スケジュール情報(後述する)であれば
一旦RAM18に格納した後、そのスケジュール情報をROM19
に記憶されている解読プログラムに従って解読する。そ
してそのスケジュール情報に従って指定された表示パタ
ーンデータをRAM18から読み出し、表示形態(点滅表
示、スクロールなど)、表示時間等を指定して表示制御
部20に出力する。表示制御部20はRAM18から転送される
表示画面に対応した表示パターンデータを図示しない表
示用メモリに格納し、それらの表示パターンデータをLE
D素子等からなる表示部21に出力して指定された表示条
件でそれぞれの画面表示を行う。
第3図及び第4図は本発明の表示制御方式による表示
パターンデータ及びスケジュール情報の構成の一例を示
す図である。以下の説明ではn+1個の表示画面に対応
した表示パターンデータとそれらの表示パターンの表示
条件を指定するスケジュール情報とをそれぞれ独立した
データとして表示装置13に送出する場合を例に取り説明
する。
第3図において、パターン1からパターンn+1の表
示パターンデータはそれぞれ表示装置13の表示素子数に
対応したドット数分の色、階調情報等を持ったデータか
ら構成されている。
また第4図において、n+1個のスケジュール情報は
それぞれ、自己のスケジュールナンバー、そのスケジュ
ール情報で指定する表示パターンナンバー、点滅の有無
を示す情報、点滅の速さを示す情報、その表示画面の表
示時間、スクロール方向、スクロール速度、次のスケジ
ュールナンバー、その他花火効果、アニメーション表示
の情報等から構成されている。
パーソナルコンピュータ12から表示装置13の表示を制
御する場合には、上記の表示パターンデータとスケジュ
ール情報とを別々に送出し、表示装置13側ではそれらの
データを別々の領域に格納して、それぞれ独立したデー
タとして利用することかできる。
従って既に表示装置13送出してある表示パターンデー
タを使用して、新たに異なった表示形態、表示時間で表
示させたいときには、それらの表示条件をスケジュール
情報として表示装置13に送るだけで良く、再度表示パタ
ーンデータを含めた全てのデータを送出する必要がな
い。
第5図はパーソナルコンピュータ12等の入力装置から
公衆電話回線11を介して表示装置13に、上述した表示パ
ターンデータ及びスケジュール情報を送信するときの送
受信の内容を示すものである。まず、操作者は表示装置
13の呼出番号を入力して呼出しを行う。そして回線が接
続されたなら、予め決められているID認識データを送り
データ送信の許可を得る。表示装置13では予め登録され
ているID認識データと一致したときのみ回線の接続を保
持して表示データを受け付ける。一方、ID認識データが
一致しないときには回線を切断して外部から不正にデー
タが送られ表示が書き換えられるのを防止している。
ID認識データが一致して表示装置13か肯定応答があれ
ば、入力装置は次にスケジュール情報(スケジュール電
文)を送出する。そしてスケジュール電文が全て受信さ
れると、表示装置13から同様に肯定応答が送出される。
その後、上記のスケジュール情報で使用する表示パター
ンデータをパターン電文として送出する。このとき送出
する表示パターンデータはスケジュール情報と1対1に
対応する必要はなく、後に送るスケジュール情報で使用
する表示パターンデータをいっしょに送っても良い。
第6図は上記のスケジュール情報の内容の一例を示す
ものである。
この実施例では入力装置と表示装置13との間で、スケ
ジュール情報を表わすための共通の表示言語を定めてあ
り、スケジュール情報の作成モードを指定すれば入力装
置側では第4図に示すスケジュール情報の各項目が順次
CRT画面上に表示され、操作者はその表示された表示条
件(点滅表示、スクロール表示など)を順次選択するこ
とにより、表示言語で表わされたスケジュール情報が作
成される。すなわち、入力装置側では表示制御のための
プログラムを作成しなくとも、CRT上に表示される表示
条件を順次選択していけば、例えば第6図に示すような
表示言語で書かれたスケジュール情報が自動的に作成さ
れるので、入力操作が非常に簡単になり、かつ送信した
後の部分的な書き換えも簡単に行うことができる。
今、第6図に示すような行番号「1」から「n+1」
までのスケジュール情報が表示装置13に送られたとする
と、表示装置13側ではCPU17はまず行番号「1」の「P10
0 10S」というスケジュール情報を解読する。そして行
番号「1」のスケジュール情報がパターン100の表示パ
ターンデータを10秒間連続点燈する命令であると解釈す
ると、RAM18のパターンデータの記憶領域からパターン1
00の表示パターンデータを読み出して表示制御部20に転
送し10秒間表示させる。
そして、パターン100のデータを10秒間表示した後、
行番号「2」のスケジュールを実行し、パターン89の表
示パターンデータを表示制御部20に転送して同様に10秒
間表示する。以下、順次各行のスケジュール情報の内容
を実行して、指定された表示条件で表示画面の切り換え
を行う。
また、第7図(a)〜(d)はより具体的なスケジュ
ール情報の構成を示す図である。各スケジュール情報の
データ名の下側に示される数値は、それぞれのデータの
バイト数を示している。
同図(a)はグラフィックスケジュールの構成を示し
ており、最初に自己のスケジュールNo.があり、次にそ
の情報がグラフィックGに関するものか、流動R(左右
方向への表示の移動)、スクロールS(上下方向への表
示の移動)、表示のクリアS、あるいは表示の終了Eに
関する情報かを指定するデータがあり、以下順に、表示
する表示パターンNo.、表示方法、表示時間等のデータ
がある。流動スケジュール、スクロールスケジュール等
の他のスケジュール情報も、同図(b)〜(e)に示す
ような構成を有しており、これらのスケジュール情報を
複数組み合わせて表示装置13に送ることにより、種々の
表示形態で表示させることができる。
第8図は以上のような構成のスケジュール情報を受け
取った時、表示装置13側のスケジュール情報の解読処理
の内容を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、受け取ったスケジュール
情報がグラフィックスケジュールか、あるいは流動スケ
ジュールか等の判別をする。その判別の結果、グラフィ
ックスケジュール情報であれば、ステップS3に進み指定
された表示パターンデータを表示制御部20にセットす
る。そして次のステップS4で上述したグラフィックスケ
ジュールにより指示される表示方法、表示時間等で表示
を行う。
一方、ステップS2の判別で流動スケジュール情報であ
ったときには、ステップS5に進み流動スケジュール情報
を解読し、同様に指示された表示用パターンデータを表
示制御部20にセットする。そして次のステップS6で指示
された条件で流動表示を行う。
他方、ステップS2の判別でスクロール情報であったと
きには、ステップS7に進みまず指示された繰り返し回数
のスクロールを終了したかどうかを判別する。所定回数
の表示が終了していなければ、ステップS8,S9に進み、
指定された表示パターンデータを表示制御部20にセット
して、さらに上方向あるいは下方向への表示パターンの
移動を行う。このようにして送られてきたスケジュール
情報を解読し、それぞれの表示形態で画面表示を行う。
以上のように上記実施例ではそれぞれの表示画面に対
応する表示パターンデータと表示を制御するスケジュー
ル情報とを独立したデータとして送っているので、一部
の表示条件を変更する場合にもデータ量の多い表示パタ
ーンデータをその都度送る必要がなく、スケジュール情
報だけを変更して送れば良いので、データの伝送効率が
高くなる。更にスケジュール情報の入力に際しては、操
作者が表示制御プログラムを作成できなくとも、CRT画
面上に順次表示される表示条件を選択していくことで自
動的に所定のスケジュール情報が作成されるようになっ
ているので、容易に表示画面の制御を行うことができ、
かつ表示変更の自由度も高い。
尚、上記実施例では表示パターンデータ及びスケジュ
ール情報を公衆電話回線を介して送出する場合について
説明したが、もちろん上述した表示パターンデータ及び
スケジュール情報をフロッピーディスクあるいはPROMに
記憶させ表示装置13に供給するようにしても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、既に表示装置に送ってある表示パタ
ーンデータと同じ表示パターンデータを使用する場合に
は、新たに種々の表示条件を指示するスケジュール情報
だけを送り、表示装置のメモリに記憶されている表示パ
ターンデータを利用して表示制御を行うことができる。
従って、表示制御のためのデータ量を少なくしてデータ
伝送効率を向上させることができると共に、離れた入力
装置からも簡単に表示装置の表示を変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はパーソナルコンピュータと表示装置とのシステ
ム構成図、 第2図は表示装置の構成を示すブロック図、 第3図は本発明の一実施例の表示パターンデータの構成
を示す図、 第4図は本発明の一実施例のスケジュール情報の構成を
示す図、 第5図は入力装置と表示装置の間の送受信内容を示す
図、 第6図はスケジュール情報の一例を示す図、 第7図(a)〜(e)はスケジュール情報の構成を示す
図、 第8図は解読処理のフローチャートである。 14,15……モデム、 17……CPU、 18……RAM、 19……ROM、 20……表示制御部.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力装置から表示装置の複数の表示画面を
    切り換えて表示する表示制御方式において、 入力装置から前記表示画面に対応する表示パターンデー
    タと該表示パターンデータのいずれかを指定してその表
    示条件を指示するスケジュール情報とをそれぞれ独立し
    たデータとして前記表示装置に送出することを特徴とす
    る表示制御方式。
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