JP2560206B2 - ウインドウ表示制御方法及び装置 - Google Patents

ウインドウ表示制御方法及び装置

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JP2560206B2
JP2560206B2 JP6186205A JP18620594A JP2560206B2 JP 2560206 B2 JP2560206 B2 JP 2560206B2 JP 6186205 A JP6186205 A JP 6186205A JP 18620594 A JP18620594 A JP 18620594A JP 2560206 B2 JP2560206 B2 JP 2560206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウ表示データ
を表示画面上に読み出して表示するウインドウ表示制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表示画面上にウインドウ表示データを表
示する際、そのウインドウ表示データは表示画面上に設
定された矩形形状のウインドウ表示領域内に表示され
る。従来、このようなウインドウ表示を行なうウインド
ウ表示制御装置においては、そのウインドウの表示領域
の位置や大きさを変更することにより、上記ウインドウ
の表示サイズを表示位置を変更することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにウインドウの表示領域を変更する場合、従来にあ
ってはウインドウの右下に配置されるウインドウサイズ
変更用のアイコンをマウスカーソル等で指示操作してこ
れを移動させることでウインドウの大きさを変えること
ができるのみであり、この様な方法では、ウインドウを
拡大あるいは縮小できる方向が右方向、右下方向、下方
向のみに限定されたものとなっていた。
【0004】また、従来にあってはウインドウをサイズ
変更する際にそのサイズは、全てオペレータが指定する
ことにより行なっており、例えばウインドウを表示画面
いっぱいに表示させたいときにも、そのための煩雑なサ
イズ変更操作が必要であった。
【0005】本発明の課題は、表示画面上に表示される
対象とするウインドウを、所望する表示サイズに任意に
変更できることはもちろんのこと、所定の指示領域に対
する簡単な選択指示操作のみにより直ちに最大化表示し
たり、あるいは他の所定の指示領域に対する簡単な選択
指示操作のみにより直ちに最小化表示したりすることが
できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の手段は次の通
りである。ウインドウをその優先順位に従って重ねあわ
せて表示画面上に表示するウインドウ表示システムにお
けるウインドウ表示制御方法であって、上記ウインドウ
上の所定表示位置に当該ウインドウ変更用の移動指示領
域と第1及び第2の選択指示領域を表示し、上記移動指
示領域に対する任意方向への任意量での移動指示操作に
より、当該ウインドウを上記指示方向及び指示量に応じ
た任意サイズに変更して表示し、上記第1の選択指示領
域に対する選択指定操作に応じて、当該ウインドウを予
め決められた最大の表示サイズに変更して最大化表示
し、上記第2の選択指示領域に対する選択指定操作に応
じて、当該ウインドウを予め決められた最小の表示サイ
ズに変更して最小化表示する、ようにしたことを特徴と
する。請求項2の手段は次の通りである。ウインドウを
その優先順位に従って重ねあわせて表示画面上に表示す
るウインドウ表示システムにおけるウインドウ表示制御
装置であって、上記ウインドウ上の所定表示位置に当該
ウインドウ変更用の移動指示領域と第1及び第2の選択
指示領域を表示する表示手段と、上記移動指示領域に対
する任意方向への任意量での移動指示操作により、当該
ウインドウを上記指示方向及び指示量に応じた任意サイ
ズに変更して表示する任意サイズ変更手段と、上記第1
の選択指示領域に対する選択指定操作に応じて、当該ウ
インドウを予め決められた最大の表示サイズに変更して
表示する最大化表示手段と、上記第2の選択指示領域に
対する選択指定操作に応じて、当該ウインドウを予め決
められた最小の表示サイズに変更して表示する最小化表
示手段と、を有する。
【0007】
【作用】請求項1及び2の手段の作用は次の通りであ
る。ウインドウ上の所定表示位置に表示されるウインド
ウ変更用の指示領域のうち移動指示領域に対する任意方
向への任意量での移動指示操作により、当該ウインドウ
が上記指示方向及び指示量に応じた任意サイズに変更さ
れて表示される。また、上記指示領域の内の第1の選択
指示領域に対する選択指定操作に応じて、当該ウインド
ウが予め決められた最大の表示サイズに変更されて最大
化表示される。また、上記指示領域の内の第2の選択指
示領域に対する選択指定操作に応じて、当該ウインドウ
が予め決められた最小の表示サイズに変更されて最小化
表示される。
【0008】
【実施例】
(1)構成 図1は本発明の一実施例に於ける装置を構成を示すブロ
ックであり、ここではマルチウインドウの表示機能をも
つ表示装置を例に示している。
【0009】図1に於いて、11はウインドウを含む表
示画面の処理制御を行なうマイクロプロセッサユニット
(MPU)であり、ウインドウの移動、サイズ変更、ス
クロール等、ウインドウ表示状態の変更モード下に於い
て、後述するウインドウ枠の表示、同枠内の指定位置
(領域)検索、及びその位置に対する指示入力判別、更
にはその判別結果に従う入力制御等の処理機能をもつ。
【0010】12はカーソル位置を制御するためのカー
ソルポインタであり、キーボード上のカーソルキー操
作、又はマウスの移動操作に従い、マイクロプロセッサ
ユニット11の制御の下にその内容(カーソル位置デー
タ)が書替えられる。
【0011】13は文字、図形等を表示出力するCRT
ディスプレイであり、14はこのCRTディスプレイ1
3の表示画面データを貯えるビデオ用のRAMである。
このRAM14は、ここでは2画面分の容量をもち、そ
の1画面領域を主表示用に、残る1画面領域をウィンド
ウ表示用としている。
【0012】15はCRTディスプレイ13の表示画面
を表示制御をするCRTコントローラ(CRTC)であ
り、水平・垂直同期信号に同期をとってRAM14をリ
ードアクセスし、表示画面上に主画面及びウインドウ画
面を表示出力制御する。
【0013】16はRAM14のアドレスを選択的に切
替えるアドレスセレクタであり、通常動作時は表示期間
に於いてCRTコントローラ15側のアドレスを選択
し、非表示期間に於いてマイクロプロセッサユニット1
1側のアドレスを選択する。
【0014】17乃至20はそれぞれウインドウ表示の
ための機能ブロックである。このうち、17はウインド
ウ表示の際の指定されたウインドウに従うウインドウ幅
信号を出力するウインドウ幅信号発生回路であり、CR
Tコントローラ15からの同期信号に同期して表示ウイ
ンドウに対応するウインドウ幅信号をウインドウ表示領
域だけ選択的に出力する。18は表示対象となるウイン
ドウが重なった際にそのウインドウの優先順位を判断す
るプライオリティ回路18であり、優先順位に従いウイ
ンドウ幅信号発生回路17より生成されたウインドウ幅
信号を選択的に出力制御する。19はプライオリティ回
路18より出力されたウインドウ幅信号にもとずいて対
応するウインドウ画面のオフセットアドレスを発生する
オフセットメモリであり、表示可能な全てのウインドウ
に対するオフセット値を記憶している。20はCRTコ
ントローラ15より出力される表示用アドレスにオフセ
ットメモリ19より出力されるウインドウ表示のための
オフセットアドレスを加えて、ウインドウ表示の際のR
AM14上のウインドウ表示用領域のアドレスを生成す
るアドレス加算器であり、ウインドウが表示されない際
はCRTコントローラ15より出力される表示用アドレ
スをそのままスルーしてアドレスセレクタ16を介しR
AM14に出力する。
【0015】図2乃至図6はそれぞれ上記実施例の動作
を説明するための図である。図2は、ウインドウの移
動、サイズ変更、スクロール等、ウインドウ画面の変更
指定時にCRTディスプレイ13に選択的に表示される
ウインドウ枠と、その枠内の各領域に割付けられたコマ
ンドメニュを示したもので、ここでは例えばマウスのカ
ーソル移動操作でウインドウ枠(F)内の領域A1,A
2の何れかを指定することによって当該ウインドウの水
平方向への移動、又はサイズ変更が選択され、領域A
3,A4の何れかを指定することによって当該ウインド
ウの垂直方向への移動、又はサイズ変更が選択され、領
域A5,A6、又はA7,A8の何れかを指定すること
によって当該ウインドウのベクトル方向への移動、又は
サイズ変更が選択される。
【0016】図3(a)乃至(c)、及び図4(a)乃
至(c)は、それぞれウインドウサイズの変更処理状態
を示したもので、図3(a)乃至(c)はCRTディス
プレイ13の表示画面を示し、図4(a)乃至(c)は
図3(a)乃至(c)の各表示画面に対するRAM14
内のデータ対応を示している。ここで、w0はRAM1
4のウインドウ表示用領域に記憶された表示対象となる
ウインドウデータエリア、w1はRAM14の主表示領
域上に於けるウインドウ表示エリア、wはCRTディス
プレイ13の表示画面上に於けるウインドウ表示エリア
である。
【0017】図5はウインドウサイズ選択時に於ける固
定サイズの選択メニュの表示例を示しており、ここでは
ウインドウ枠(F)内の領域A3の一部に表示された
「L」,「D」,「M」,「S」の何れかの領域をカー
ソルで選択指定することによりウインドウの固定サイズ
が決定される。具体的には「L」を選択することにより
最大画面(横720ドット(45字)×縦920ドット
(46行))となり、「D」を選択することによりデフ
ォルト画面(横688ドット(43字)×縦900ドッ
ト(45行))となり、「M」を選択することにより中
間画面(横352ドット(22字)×縦460ドット
(23行))となり、「S」を選択することにより最小
画面(横96ドット(6字)×縦120ドット(6
行))となる。
【0018】図6はウインドウスクロールが選択された
際のウインドウ枠(F)内の各領域に割付けられたコマ
ンドメニュを示したもので、ここではカーソルでウイン
ドウ枠(F)内の領域B1,B2の何れかを指定するこ
とによって当該ウインドウ画面の左方向スクロールが選
択され、領域B3,B4の何れかを指定することによっ
て当該ウインドウ画面の右方向スクロールが選択され、
領域B5,B6の何れかを指定することによって当該ウ
インドウ画面の上方向スクロールが選択され、領域B
7,B8の何れかを指定することによって当該ウインド
ウ画面の下方向スクロールが選択され、領域B9,B1
0の何れかを指定することによって当該ウインドウ画面
の前頁への頁替えが選択され、領域B11,B12の何
れかを指定することによって当該ウインドウ画面の次頁
への頁替えが選択される。
【0019】(2)作用 マイクロプロセッサユニット11は、画面編集メニュか
らウインドウの表示項目が選択され更に続くメニュから
一つのウインドウが選択されたことをカーソルポインタ
12の値及びマウスのスイッチオン操作等により認識す
ると、ウインドウ幅信号発生回路17、プライオリティ
回路18、及びオフセットメモリ19をそれぞれ制御し
て、その指定されたウインドウをCRTディスプレイ1
3に表示出力する。即ち、ウインドウ幅信号発生回路1
7はマイクロプロセッサユニット11の制御の下にCR
Tコントローラ15からの同期信号に同期をとり表示対
象となるウインドウの表示タイミングにてウインドウ幅
信号を出力する。このウインドウ幅信号はプライオリテ
ィ回路18に入力される。プライオリティ回路18は上
記マイクロプロセッサユニット11の制御の下に表示対
象となるウインドウの重なりによる優先順位を判断し、
その優先順位に従って選択的に上記ウインドウ幅信号発
生回路17より受けたウインドウ幅信号を出力する。こ
のプライオリティ回路18より出力されたウインドウ幅
信号はオフセットメモリ19に供給される。オフセット
メモリ19はプライオリティ回路18より受けたウイン
ドウ幅信号に同期して同ウインドウのオフセットアドレ
スを出力する。このオフセットアドレスはCRTコント
ローラ15より出力される表示アドレスとともに加算器
20に入力され、表示アドレスに表示対象ウインドウの
オフセットアドレスが加算される。この加算器20より
出力される表示アドレスはアドレスセレクタ16を介し
てRAM14に与えられる。これによってRAM14の
読出しアドレスは表示対象となるウインドウの表示タイ
ミングとなる度に主表示領域からウインドウ表示領域に
切替わり、その間、ウインドウ表示領域のデータがCR
Tディスプレイ13に送出されて、ウインドウ変更メニ
ュを含む主画面内の指定されたウインドウ画面が表示さ
れる。この際のCRTディスプレイ13に表示される表
示画面を図3(a)に示し、そのRAM14内のデータ
対応を図4(a)に示している。
【0020】ここで、ウインドウの変更メニュから、例
えばウインドウサイズを変更するため、[サイズ]の領
域がマウスのカーソル移動操作で指定されると、その領
域指定がマイクロプロセッサユニット11で認識され
る。マイクロプロセッサユニット11はこのウインドウ
サイズの変更指定を認識すると、上記[サイズ]の領域
を反転表示状態にするとともに、RAM14の主表示領
域内ウインドウ周囲のウインドウ枠表示領域の表示デー
タを同RAM14内の予め定められた非表示領域に一時
退避し、その領域に枠データを書込む。これによってC
RTディスプレイ13上にはウインドウ枠(F)を付加
したウインドウ画面が表示される。この際のCRTディ
スプレイ13に表示される表示画面を図3(b)に示
し、そのRAM14内のデータ対応を図4(b)に示し
ている。
【0021】次に、マウスのカーソル移動操作により、
サイズの変更内容に応じてウインドウ枠(F)内のコマ
ンド領域指定を行なう。即ち、ウインドウの固定サイズ
を変更する際は、ウインドウ枠(F)の領域A3内の図
6に示す「L」,「D」,「M」,「S」の何れかの領
域をカーソルで指定する。例えば「L」を選択すること
により最大画面(横720ドット(45字)×縦920
ドット(46行))となり、「D」を選択することによ
りデフォルト画面(横688ドット(43字)×縦90
0ドット(45行))となり、「M」を選択することに
より中間画面(横352ドット(22字)×縦460ド
ット(23行))となり、「S」を選択することにより
最小画面(横96ドット(6字)×縦120ドット(6
行))となる。
【0022】又、ウインドウの一部のサイズ変更を行な
う場合は、ウインドウ枠(F)内の上記領域(L,D,
M,S)を除く他の領域(A1〜A8)をカーソルで指
定する。即ち、水平方向のサイズを変更する際はマウス
のカーソル移動操作でウインドウ枠(F)内の領域A
1,A2の何れかを指定し、垂直方向のサイズを変更す
る際は上記同様の操作で同枠内の領域A3,A4の何れ
かを指定し、ベクトル方向へサイズを変更する際は領域
A5,A6、又はA7,A8の何れかを指定する。図
3、及び図4に於いては、A1又はA2の何れかを指定
し、マウスのスイッチをオンにして、その状態でマウス
を移動させる。ここでは水平方向のサイズ変更であるの
で、マウスを横方向に移動させる。この際の操作方向は
真横である必要はなく、斜め方向(ベクトル方向)であ
ってもよい。
【0023】マイクロプロセッサ11は、このマウスの
スイッチ操作及びカーソル移動に伴う信号を逐次読込
み、ウインドウサイズの指定方向及びその変更量を認識
して、その都度、ウインドウ幅信号発生回路17の出力
信号幅を制御し、マウスの移動量に応じてウインドウ領
域を可変制御する。これによってCRTディスプレイ1
3の表示画面上に表示されるウインドウの横サイズがマ
ウスの移動に伴い変化する。この際のCRTディスプレ
イ13に表示される表示画面を図3(c)に示し、その
RAM14内のデータ対応を図4(c)に示している。
【0024】そして、所定のウインドウサイズとなった
ところでマウスのスイッチオン状態を解除し、スイッチ
オフ状態とすることにより、その状態がマイクロプロセ
ッサ11に認識される。マイクロプロセッサ11は上記
マウスのスイッチオフによりウインドウのサイズ変更操
作が終了したことを認識する。その後、マウスのカーソ
ル移動操作で再度上記[サイズ]の領域が選択されマウ
スのスイッチがオン操作されることによって、上記ウイ
ンドウ枠(F)の表示を解除し、表示画面上のウインド
ウ枠(F)を消去して、その部分の退避していたデータ
を読出し主画面表示に復帰させるとともに、そのサイズ
変更されたウインドウを上記図3(a)に示すウインド
ウ変更メニュとともに表示画面上に表示し、再度ウイン
ドウの変更が可能な表示モードとする。
【0025】以上はウインドウの横サイズの変更を例に
述べたが、例えば表示画面上の左上、又は右下方向への
サイズ変更に際しては、ウインドウ枠(F)の領域A
5,A6をカーソルで指定してマウスを上記ベクトル方
向に移動させればよく、又、表示画面上の右上、又は左
下方向へのサイズ変更に際しては、ウインドウ枠(F)
の領域A7,A8をカーソルで指定してマウスを上記ベ
クトル方向に移動させればよく、又、表示画面上の上下
方向へのサイズ変更に際しては、ウインドウ枠(F)の
領域A3,A4をカーソルで指定してマウスを上下方向
に移動させればよい。
【0026】又、ウインドウを任意の方向へ移動させる
際は、上記ウインドウ変更メニュより[移動]の領域を
選択した後、上記サイズ変更の場合と同様にマウスを操
作すればよい。即ち、例えばウインドウを左右方向へ移
動させる際はウインドウ枠(F)の領域A1,A2をカ
ーソルで指定してマウスを左右方向に操作すればよく、
又、ウインドウを上下方向へ移動させる際はウインドウ
枠(F)の領域A3,A4をカーソルで指定してマウス
を上下方向に操作すればよく、又、ウインドウを左上、
又は右下方向へ移動させる際はウインドウ枠(F)の領
域A5,A6をカーソルで指定してマウスを上記ベクト
ル方向に操作すればよく、又、ウインドウを右上、又は
左下方向へ移動させる際はウインドウ枠(F)の領域A
7,A8をカーソルで指定してマウスを上記ベクトル方
向に移動させればよい。
【0027】このウインドウ画面の移動時に於いては、
マウスの移動に伴ってマイクロプロセッサユニット11
の制御の下にオフセットメモリ19内の表示対象ウイン
ドウのオフセット値が書き替えられる。これらの操作、
及び処理手段は上述したサイズ変更の処理動作から容易
に理解されるため、ここではその動作説明を省略する。
【0028】又、ウインドウ画面を任意の方向へスクロ
ールさせる際は、マウスのカーソル移動操作で上記ウイ
ンドウ変更メニュより[スクロール]の領域を選択し、
表示画面上に表示される図6に示すウインドウ枠(F)
から所望のスクロール方向を選択した後、マウスのスイ
ッチをスクロールの度に順次オン操作する。即ち、例え
ばウインドウ画面を左右方向へ順次スクロールさせる際
は図6に示すウインドウ枠(F)の領域B1,B2又は
B3,B4の何れか1領域をカーソルで指定してマウス
のスイッチをスクロールの度に順次オン操作し、又、ウ
インドウ画面を上下方向へ順次スクロールさせる際はウ
インドウ枠(F)の領域B5,B6又はB7,B8の何
れか1領域をカーソルで指定してマウスのスイッチをス
クロールの度に順次操作する。又、ウインドウ画面を順
次前頁に切替える際はウインドウ枠(F)の領域B9又
はB10をカーソルで指定した後、頁切替の度にマウス
のスイッチを順次オン操作し、又、ウインドウ画面を順
次次頁に切替える際はウインドウ枠(F)の領域B11
又はB12をカーソルで指定した後、頁切替の度にマウ
スのスイッチを順次オン操作すればよい。又、ウインド
ウ変更メニュから再度[スクロール]領域を選択し、マ
ウスのスイッチをオン操作することによって上記図6に
示すウインドウ枠(F)が消去される。
【0029】上述の如くして、表示画面上のウインドウ
変更メニュとウインドウ枠(F)をそれぞれマウスによ
って領域指定することによって、容易にしかも迅速にウ
インドウの各種変更操作が行なえる。
【0030】尚、上記実施例に於いては、ウインドウの
周りをウインドウ枠(F)で囲み、その枠内でコマンド
の領域区分を行なっているが、これに限らず、例えばウ
インドウの各辺の一部にコマンド指定領域を設けた表示
形態としてもよい。
【0031】又、上記実施例に於いてはメニユ選択及び
その項目選択を全てマウスにより行なっているが、これ
に限らず他の入力手段であってよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、表示画面上に表示され
る対象とするウインドウを、所望する表示サイズに任意
に変更できることはもちろんのこと、所定の指示領域に
対する簡単な選択指示操作のみにより直ちに最大化表示
したり、あるいは他の所定の指示領域に対する簡単な選
択指示操作のみにより直ちに最小化表示したりすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の回路構成図である。
【図2】ウインドウ枠を示す図である。
【図3】表示画面の変化を示す図である。
【図4】RAM内の表示データの対応を示す図である。
【図5】固定ウインドウサイズ選択メニューの表示例を
示す図である。
【図6】ウインドウスクロールメニューの表示例を示す
図である。
【符号の説明】
11…マイクロプロセッサユニット 13…CRTディスプレイ 14…RAM 15…CRTコントローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/08 9377−5H G09G 5/08 E (56)参考文献 特開 昭61−296384(JP,A) 特開 昭55−34511(JP,A) 「日経バイト」1985.4 No.7日 経マグロウヒル社P.145 「BYTE」FEBRUARY1983 Vol.8,No.2McGraw−H ill Publication P. 37 「ASCII」JANUARY1986 Vol.10,No.103アスキー P. 207

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウをその優先順位に従って重ね
    あわせて表示画面上に表示するウインドウ表示システム
    におけるウインドウ表示制御方法であって、 上記ウインドウ上の所定表示位置に当該ウインドウ変更
    用の移動指示領域と第1及び第2の選択指示領域を表示
    し、 上記移動指示領域に対する任意方向への任意量での移動
    指示操作により、当該ウインドウを上記指示方向及び指
    示量に応じた任意サイズに変更して表示し、 上記第1の選択指示領域に対する選択指定操作に応じ
    て、当該ウインドウを予め決められた最大の表示サイズ
    に変更して最大化表示し、 上記第2の選択指示領域に対する選択指定操作に応じ
    て、当該ウインドウを予め決められた最小の表示サイズ
    に変更して最小化表示する、 ようにした ことを特徴とするウインドウ表示制御方法。
  2. 【請求項2】 ウインドウをその優先順位に従って重ね
    あわせて表示画面上に表示するウインドウ表示システム
    におけるウインドウ表示制御装置であって、 上記ウイン
    ドウ上の所定表示位置に当該ウインドウ変更用の移動指
    示領域と第1及び第2の選択指示領域を表示する表示手
    段と、 上記移動指示領域に対する任意方向への任意量での移動
    指示操作により、当該ウインドウを上記指示方向及び指
    示量に応じた任意サイズに変更して表示する任意サイズ
    変更手段と、 上記第1の選択指示領域に対する選択指定操作に応じ
    て、当該ウインドウを予め決められた最大の表示サイズ
    に変更して表示する最大化表示手段と、 上記第2の選択指示領域に対する選択指定操作に応じ
    て、当該ウインドウを予め決められた最小の表示サイズ
    に変更して表示する最小化表示手段と、 を具備したことを特徴とするウインドウ表示制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「ASCII」JANUARY1986 Vol.10,No.103アスキー P.207
「BYTE」FEBRUARY1983 Vol.8,No.2McGraw−Hill Publication P.37
「日経バイト」1985.4 No.7日経マグロウヒル社P.145

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JPH0772844A (ja) 1995-03-17

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