JP2694970B2 - タイヤ滑り止め装置用フツク - Google Patents

タイヤ滑り止め装置用フツク

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JP2694970B2
JP2694970B2 JP63140241A JP14024188A JP2694970B2 JP 2694970 B2 JP2694970 B2 JP 2694970B2 JP 63140241 A JP63140241 A JP 63140241A JP 14024188 A JP14024188 A JP 14024188A JP 2694970 B2 JP2694970 B2 JP 2694970B2
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイヤ滑り止め装置をタイヤ装着する際に、
タイヤ滑り止め装置に取り付けられる締付具を掛止する
タイヤ滑り止め装置用フツクに関する。
〔従来の技術〕
長手方向をタイヤ周方向としてタイヤ外周部を包み込
むように配置されるタイヤ滑り止め装置では、幅方向の
一端部に長手方向に沿って間欠的にタイヤ滑り止め装置
用フツクが取り付けられている。このタイヤ滑り止め装
置用フツクはタイヤ滑り止め装置がタイヤへ配置された
状態では、タイヤの外側側面に間欠的に環状に配置され
た状態となる。そして、このフツクへゴムリング等の締
付具が掛止されることで、この締付具の付勢力によりタ
イヤ滑り止め装置がタイヤに押圧状態で当接してタイヤ
への装着状態となる。
ところで、タイヤ滑り止め装置用フツク100は例えば
第9図で示す如くタイヤ滑り止め装置用フツク100の掛
止部102がタイヤ滑り止め装置本体に取り付けられた場
合、矢印300方向のフツクの回転中心となる掛止部102の
円弧中心点Xとタイヤ滑り止め装置用フツク100の鉤部1
04のうち、中心点Xからも最も離れた点に締付具が掛か
った時に釣合い状態になる。
従って、単純なる鉤型では、第10図に示す如く、略タ
イヤ滑り止め装置用フツク100の鉤部104にゴムリング10
6を掛止すると、ゴムリング106の不整力によりタイヤ滑
り止め装置用フツク100に片寄って納まりゴムリング106
が鉤部104の立上部104Aを越えて鉤部104から外れてしま
うという問題があった。
そこで、上記問題点を解決すべく第11図乃至第12図に
示すようなタイヤ滑り止め装置用フツク100が提案され
ている。
この種のタイヤ滑り止め装置用フツク100はゴムリン
グ(図示せず)を掛止してその付勢力によりタイヤ滑り
止め装置用フツク100が第10図の如く傾いても鉤部104の
立上部104Aを長くすることによりゴムリングがタイヤ滑
り止め装置用フツク100から外れるのを防止するもので
ある。
しかし、このタイヤ滑り止め装置フツク100は締付具
を収納するスペースを確保するために立上部104Aを長く
するのでタイヤ滑り止め装置用フツク100の全体長さ
(図面上下方向)が長くなる。
このため、タイヤ滑り止め装置用フツク100にゴムリ
ングを掛止させた場合、第14図に示す如くタイヤ滑り止
め装置用フツク100の鉤部104がタイヤ108のホイール110
に当接して該ホイール110を傷つけてしまう場合があっ
た。
また、第15図に示す如く、タイヤ滑り止め装置用フツ
ク100の鉤部104の立上部104Aを長くしたことにより、タ
イヤ滑り止め装置用フツク100にゴムリング106を掛止す
る場合、ゴムリング106を従来より長くタイヤ108の直径
方向へ伸ばす必要があり、ゴムリング106の掛止作業に
必要以上の力がいるので大変になるという問題があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実に鑑み、タイヤ滑り止め装置用フツ
クのフツク全体長さが短いものでタイヤ滑り止め装置用
フツクに締付具を掛止した時に有効にフツク内に締付具
を治める形状のタイヤ滑り止め装置用フツクを提供する
ことが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、タイヤ外周に巻回される滑り止め装置本体
に取り付けられタイヤ側部でタイヤ周方向に沿って複数
配置されるタイヤ滑り止め装置用フツクであって、前記
滑り止め装置本体に掛け止められる掛止部と、前記掛止
部と反対側に設けられ締付具が掛け止められる第1の円
弧部を有する鉤部と、を有し、前記第1の円弧部は、前
記第1の円弧部の円弧中心点と前記滑り止め装置本体と
の取付部におけるタイヤ滑り止め装置用フツクの回転中
心とを結ぶ直線に対して線対称に延設され、かつ、その
長手方向両端部が前記掛止部を起点として前記円弧中心
点よりも遠い位置にあり、前記第1の円弧部の長手方向
両端部には、前記第1の円弧部の曲率半径よりも小さな
曲率半径を有する第2の円弧部が掛止部方向に延設され
ている、ことを特徴としている。
〔作 用〕
上記構成の本発明によれば締付具を掛止する鉤部で
は、フツクの回転中心と前記鉤部円弧の中心を結ぶ直線
とが交わる点を中心として、締付具が納まり、フツクの
鉤部スペースを有効に使うのでフツク全体を短くでき
る。
〔実施例〕
第1図乃至第8図には本発明に係るタイヤ滑り止め装
置用フツク10の実施例が示されており、第1図にはタイ
ヤ滑り止め装置用フツク10の側面図が示されている。
該タイヤ滑り止め装置用フツク10は1本の硬鋼線材を
屈曲成形して形成されている。本実施例ではタイヤ滑り
止め装置用フツク10の長さ(第1図上下方向)は40mmに
形成されている。
タイヤ滑り止め装置用フツク10の一端部には第2図で
示すタイヤ滑り止め装置12の本体20と掛止する掛止部14
が折曲形成されている。該掛止部14の立上部14Aは他端
部方向に折り曲げられている。
タイヤ滑り止め装置用フツク10の他端部には締付具で
あるゴムリング16が掛止する鉤部18が折曲形成されてい
る。該鉤部18の立上部18Aは掛止部14方向に折り曲げら
れている。そして、立上部18Aの長さは13mmに構成され
ている。
第1図で示す如く、当接面18Bは第1の円弧部18Baを
有している。第1の円弧部18Baは、第1の円弧部18Baの
円弧中心点Dと掛止部14の円弧中心点Aとを通る直線C
に対して線対称に延設されており、その長手方向両端部
は掛止部14を起点として円弧中心点Dよりも遠い位置に
ある。そして、第1の円弧部18Baの長手方向両端部に
は、第1の円弧部18Baの曲率半径よりも小さな曲率半径
を有する第2の円弧部18Bbが掛止部14の方へ延設されて
いる。該第1の円弧部18Baは曲率半径が15mm、その両側
の第2の円弧部18Bbは曲率半径が5mmである。
第2図(A)に示すタイヤ滑り止め装置本体20はゴム
等の可撓性部材から形成され、その長手方向には滑りを
防止するために菱形の枠部21が連続して形成されてい
る。
該タイヤ滑り止め装置本体20の幅方向の一方の端部に
は、長手方向に沿う全ての外枠部22に連結金具としての
前記タイヤ滑り止め装置用フツク10の掛止部14がかしめ
て固着されている。この固着部では、滑り止め装置本体
が可撓性であるので固着部は第2図(B)に示す如く円
弧中心点Aを回転中心として滑り止め装置本体をねじり
ながらタイヤ滑り止め装置用フツク10は矢印300の方向
に回転できる。該タイヤ滑り止め装置用フツク10の鉤部
18には第3図に示す如くゴムリング16が掛止されてい
る。このためタイヤ滑り止め装置12はゴムリング16の付
勢力によりタイヤ24に装着されている。
第2図(A)で示すようにタイヤ滑り止め装置本体20
の幅方向の他方の端部には長手方向に沿う全ての外枠部
22に連結具26の一端部がかしめて固着されている。該連
結具26の他端部は化繊やワイヤからなる内側装着具して
のロープ30が掛止されている。
次に本発明の実施例の作用について説明する。
まず、本実施例のタイヤ滑り止め装置用フツク10を用
いてタイヤ滑り止め装置本体20をタイヤ24に取り付ける
場合は、最初にタイヤ滑り止め装置本体20はロープ30が
配置されている側がタイヤ24の内側側面に配置されてタ
イヤ24の外周にかぶせられる。
次にタイヤ24の外側側面でタイヤ滑り止め装置用フツ
ク10の掛止部14がタイヤ滑り止め装置本体20の外枠部22
に掛止される。
そして、タイヤ滑り止め装置用フツク10の鉤部18にゴ
ムリング16を掛止する。そのとき鉤部18の立上部18Aは
長くないのでゴムリング16を強く引張る必要がなく、ゴ
ムリング16の掛止作業を容易に行なうことができる。
なお、タイヤ滑り止め装置用フツク10の鉤部18にゴム
リング16を1本掛止するとゴムリング16は第4図及び第
5図で示す如く鉤部18の中心点Bに対応する位置に位置
する。
また、第6図で示す如くゴムリング16を2本掛止させ
た場合は2本のゴムリング16の中間点が鉤部18の中心点
Bに対応する位置に位置するのでバランスが保たれるこ
とによりタイヤ滑り止め装置用フツク10が傾くようなこ
とはなく、フツク内に均等に納まる。
更に、第7図で示す如くゴムリング16を3本掛止させ
た場合は3本のゴムリング16の中央のゴムリング16が鉤
部18の中心点Bに対応する位置に位置するのでバランス
が保たれることによりタイヤ滑り止め装置用フツク10が
傾くようなことはない。
従って、鉤部18の立上部18Aを長くしないでもタイヤ
滑り止め装置用フツク10からゴムリング16が外れてしま
うということがない。
このため、鉤部18の立上部18Aを長くする必要がない
ので、タイヤ滑り止め装置用フツク10の全長も短かいた
めタイヤ滑り止め装置用フツク10をタイヤ滑り止め装置
本体20に取り付けても第5図に示す如くタイヤ滑り止め
装置用フツク10がタイヤ24のホイール25に当接すること
がないので、ホイール25を傷つけることはない。
また、鉤部18の立上部18Aが長くないのでタイヤ滑り
止め装置用フツク10にゴムリング16を掛止させる場合に
ゴムリング16を長く引張る必要がないので、ゴムリング
16の掛止作業が容易である。
なお、上記実施例ではタイヤ滑り止め装置用フツク10
の上下方向中間部を湾曲させたが、第8図で示すように
タイヤ滑り止め装置用フツク10の上下方向中間部を真直
にしてもよい。
また、第8図(B)に示す様に掛止部14を円弧状でな
くコ字型にしてもよい。
更に、タイヤ滑り止め装置用フツク10は断面円形の硬
鋼線材で作られるため鉤部18の縦断面は第8図(C)に
示す如く円形であるが、第8図(D)、第8図(E)、
第8図(F)に夫々示すような断面形状であってもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明に係るタイヤ滑り止め装置
用フツクでは、総付具を掛止した時にフツク全体に有効
に締付具が納まるので、取付時必要最低限の力で掛けら
れタイヤ滑り止め装置用フツクから締付具が外れなくフ
ツクの全体長さが短いのでヒールを傷つけずにすむとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明に係るタイヤ滑り止め装置用
フツクの実施例を示し、第1図はタイヤ滑り止め装置用
フツクの側面図、第2図(A)はタイヤ滑り止め装置の
平面図、第2図(B)タイヤ滑り止め装置本体に固着さ
れたタイヤ滑り止め装置用フツクの側面図、第3図はタ
イヤ滑り止め装置本体を装着したタイヤの正面図、第4
図はゴムリングを1本掛止したタイヤ滑り止め装置用フ
ツクの側面図、第5図はタイヤ滑り止め装置用フツクを
タイヤに取り着けた縦断面図、第6図はゴムリングを2
本掛止したタイヤ滑り止め装置用フツクの側面図、第7
図はゴムリングを3本掛止したタイヤ滑り止め装置用フ
ツクの側面図、第8図(A)及び第8図(B)はタイヤ
滑り止め装置用フツクの他の実施例の側面図、第8図
(C)、第8図(D)、第8図(E)及び第8図(F)
はタイヤ滑り止め装置用フツクの鉤部の縦断面図、第9
図は従来のタイヤ滑り止め装置用フツクの側面図、第10
図は第9図の作用説明図、第11図乃至第13図は他の従来
のタイヤ滑り止め装置用フツクの側面図、第14図及び第
15図は従来のタイヤ滑り止め装置用フツクの作用説明図
である。 10……タイヤ滑り止め装置用フツク、 12……タイヤ滑り止め装置、 14……掛止部、 16……ゴムリング、 18……鉤部、 20……タイヤ滑り止め装置本体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ外周に巻回される滑り止め装置本体
    に取り付けられタイヤ側部でタイヤ周方向に沿って複数
    配置されるタイヤ滑り止め装置用フツクであって、 前記滑り止め装置本体に掛け止められる掛止部と、前記
    掛止部と反対側に設けられ締付具が掛け止められる第1
    の円弧部を有する鉤部と、を有し、 前記第1の円弧部は、前記第1の円弧部の円弧中心点と
    前記滑り止め装置本体との取付部におけるタイヤ滑り止
    め装置用フツクの回転中心とを結ぶ直線に対して線対称
    に延設され、かつ、その長手方向両端部が前記掛止部を
    起点として前記円弧中心部よりも遠い位置にあり、 前記第1の円弧部の長手方向両端部には、前記第1の円
    弧部の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する第2の円
    弧部が掛止部方向に延設されている、ことを特徴とする
    タイヤ滑り止め装置用フツク。
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