JP2694477B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電転写
プロセスを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニ
ング装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 連続走行する像担持体表面に形成された可転写トナー
像を紙などの転写材にくり返し転写する工程を含む周知
の画像形成装置においては、転写の都度、転写に寄与せ
ず像担持体に残る残留トナーを十分に除去する必要があ
る。
このためのクリーニング手段として、ウレタンゴムな
どの弾性材料からなるクリーニングブレードを像担持体
に当接させ、発生する残留トナーをかき落とし除去する
ように構成したものが、小型、低廉でトナー除去機能も
すぐれているので、ひろく実用されている。
第6図はこのようなクリーニング装置を配設した画像
形成装置の要部の構成を示す概略側面図であって、同図
は担持体と、その周辺に配設された静電潜像形成部、現
像器、クリーニング装置を一体としてカートリッジに構
成した、該カートリッジを示している。
紙面に垂直方向に軸線を有し、矢印A方向に回転走行
する感光体10の表面に、画像信号付与手段12によって画
像信号が付与されて静電潜像が形成される。
この潜像が、感光体10と現像器13とから対向する現像
部位に到達すると、該現像器からトナーが供給されてト
ナー像となる。
さらに、このトナー像が、感光体10と転写ローラ14と
が当接して形成する転写部位に至ると、これにタイミン
グを合わせて、搬送路16から転写材Pが転写部位に供給
され、感光体側のトナー像が転写材い転移し、その後、
トナー像を担持する転写材は感光体から離れ、不図示の
定着部位に搬送される。
一方、転写のさい転写材に転写しなかったトナーはク
リーニング装置15の位置に至り、これに取着されたクリ
ーニングブレードによって除去され、感光体は次の画像
形成工程に入り得る状態となる。
本発明が、このようなカートリッジ方式の画像形成装
置にのみ限定的に適用可能なものではないことは勿論で
あるが、後述の説明からわかるように、本発明によるク
リーニング装置の、回収トナーの溢出阻止機能のすぐれ
ていることからいって、本発明は上記のような、画像形
成装置本体に対して着脱自在であり、カートリッジのみ
を運搬可能で、使用に当たってその姿勢を大きく、ある
いは急激に変化させられるような場合に適用するのにと
くに好適である。
上述のような、弾性材からなるクリーニングブレード
を使用する場合、かき落とされたトナーがすべてのまま
クリーニング装置内に落下して回収されればよいが、実
際には、該ブレードの感光体への当接エッジ近傍に付着
してボタ落ちしたり、エッジに沿って横走りしてブレー
ド端部に至り、ここからクリーニング装置の容器側部か
ら外部に逸出して画像形成装置内各部、転写材などを汚
染することを免れない。
このような問題を解決すべく、ブレード端面、これに
対向する容器側の端面などに適宜のシール部材を貼着配
置して、トナーのクリーニング装置の側方からの漏出を
防止する手段が提案れている。
しかしながら、このような手段は、クリーニングブレ
ード端面とシール部材の接合、あるいはブレードエッジ
端部と容器側の間の接合を完全に行うことが容易ではな
く、トナーの漏出を確実に阻止することが困難であっ
た。
本発明はこのような事態に対処すべくなされたもので
あって、シール部材をクリーニングブレード適所に埋設
配置することによって、長期にわたって安定してトナー
漏れの阻止出来るようなクリーニング装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決するための技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体に圧
接するクリーニングブレードをそなえた画像形成装置の
クリーニング装置において、該クリーニングブレードの
両端近傍に凹部を形成し、クリーニングブレードが像担
持体に当接して作動位置にあるとき、像担持体に当接す
る状態にシール材を前記凹部に埋設してなることを特徴
とする画像形成装置のクリーニング装置(1)、また
は、上記(1)のものにおいて、クリーニングブレード
の、シール材を装着する部分を肉厚に成型してなること
を特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(2)、
または、上記(1)または(2)のいずれかのものにお
いて、シール材を、像担持体に摺擦するシール部とブレ
ードに埋設される側に設けた弾性材料とから形成してな
ることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置
(3)である。
このように構成することによって、クリーニングブレ
ードの端部シール材を安定して定位に維持できるので、
クリーニング装置、とくにその側方からのトナーの溢出
を有効に防止出来る。
(実施例の説明) クリーニングブレードによるクリーニング手段は、通
常、前記第6図に示すように、感光体10表面長手方向
に、弾性材からなるブレード3を圧接とした構成となっ
ており、以下、該ブレード3のみを拡大して示して、本
発明の実施態様について説明する。
第1A図は、第6図に示すようなクリーニング装置のク
リーニングブレードのみの一部を示す要部斜視図であ
る。
ウレタンゴム、シリコンゴムなど適宜の弾性材料で形
成されたブレード材3が、金属などの剛性材料で形成さ
れた支持部材1と一体に成型されてクリーニングブレー
ドが構成されており、支持部材1がクリーニング装置の
容器に固定され、ブレード材3の先端エッジEが感光体
(不図示)に圧接するものとする。
なお、図中符号2は取付けのさいの寸法基準である。
このようなクリーニングブレードいおいて、図示のも
のにおいては、ブレード材3の両端部(図にはその一方
のみが示してある)に凹状の段部Dが形成してある。
前記凹状段部Dには、第1B図に示すように、シール材
4を接着固定してあり、該シール部材4は前記凹状段部
の段差部Rをつき当て面として接合する。
シール部材としては、発泡ウレタンフォーム、羊毛、
テフロンなどから形成したフェルト、不織布などを使用
することができる。
このようにシール部材をクリーニングブレードに固定
することによって、図示鎖線Gの右側の画像領域から発
生して矢印方向に走ってくるトナーはシール部材4によ
って進行が阻止されてクリーニング装置内に落下回収さ
れる。
第2A図は他の実施態様を示すもので、クリーニングブ
レード3の端面からLだけ中央側に寄ったところに凹部
Dが形成してあり、該凹部に、第2B図に示すように、シ
ール部材4が装着してある。
このように構成することによって、シール部材の保持
がより確実強固になり、感光体との摺擦による位置のズ
レに対抗して安定したシール作用を行なうことができ
る。
第3A図はさらに他の実施態様を示すもので、このもの
においては、凹部Dを、ブレード3端面からLだけ中央
側に寄った位置でかつブレード材の頂部からMだけ下方
に下がった位置に形成してあり、該凹部に、第3B図に示
すように、シール部材4が装着固定してある。
通常、シール部材は感光体との摺擦によって、図示上
方に変位するような力が作用するので、上記のように構
成することによって、その力に抗してシール部材の位置
の安定性をさらに良好に維持できる。
なお、第1A図、第2A図に示すものは、成型時にブレー
ドエッジ部を形成してあるが、第3A図に示すものは、点
線部分まで形成したものを、符号Qの点でカットしてエ
ッジを構成したものである。
第4A図はさらに他の実施態様を示すクリーニングブレ
ードのブレード端部の斜面図で、該ブレード両端部(図
には一方のみが示してある)に肉厚部Hを形成してあ
り、この肉厚部に凹部Dを形成して、第4B図々示すよう
にシール部材4を装着してある。
このように肉厚部を形成することによって、ブレード
端縁のエッジと反対側において付着したトナーが横走り
して外部にまで至ることを阻止でき、また、一般に0.5
〜3mmの厚みtに形成されているブレード材によって制
限されるシール部材4の厚みも自由に設定できる。
さらに、このような肉厚部を形成することによって、
トール部材の接着にも両面テープを利用することが可能
となって製作が容易になり、ブレードめくれの防止にも
有効である。
第5A図、第5B図及び第5C図はいずれも前述のようなブ
レード材に接合するシール部材の断面形状を示すもので
あって、図示符号Jはクリーニング装置の容器側、符号
Kは感光体側を示すものとする。
第5A図、第5B図はとくに磁性トナーを使用する場合に
有効な実施態様であって、図示符号7はゴムなどの弾性
マグネットであり、符号6はフェルトなどのシール部材
である。
このように構成することによって、磁性トナーが当該
部分に吸着傾向となるので、トナーのブレード端部近傍
における移動、飛散を有効に阻止できるとともに、弾性
材部部分7の弾性を適宜に設定することによって、感光
体に対する圧接作用をソフトにして確実な圧接状態を実
現できる。
第5B図は、弾性材7側にスポンジ層8を配設したもの
で、このように構成することによって、感光体への当接
をさらにソフトにすることができる。
第5C図はシール部材として、適度の剛性をそなえたゴ
ム、樹脂などの支持部材9に、フェルトなどの摺擦シー
ル部材4を配設したものである。
このように構成することによって、前述のようなブレ
ード材の凹部にシール部材を接着するさい、確実かつ高
精度で取着することができる。
(3)発明の効果 以上説明したように、本発明によるときは、感光体に
圧接するクリーニングブレードをそなえたクリーニング
装置において、該クリーニングブレードの両端近傍にシ
ール部材を埋設固定することによって、該シール部材を
長期にわたって安定して所定位置に保持してトナーの溢
出を確実に防止することが可能であり、良好なクリーニ
ング性の保持に顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の実施態様を示すクリーニングブレード
の要部の斜面図、 第1B図は同上シール部材を埋設したところを示す正面
図、 第2A図は他の実施態様を示すクリーニングブレードの要
部の斜面図、 第2B図は同上シール部材を埋設したところを示す正面
図、 第3A図はさらに他の実施態様を示すクリーニングブレー
ドの要部の斜面図、 第3B図は同上シール部材を埋設したところを示す正面
図、 第4A図は更にまた他の実施態様を示すクリーニングブレ
ードの要部の斜面図、 第4B図は同上シール部材を埋設したところを示す下面
図、 第5A図、第5B図、第5C図はそれぞれブレード端部に埋設
するシール部材の実施態様を示す側面図、 第6図は本発明を適用するに適した画像形成装置のカー
トリッジを示す概略側面図である。 1……支持部材、3……ブレード材、4……シール部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−185587(JP,A) 特開 平2−129684(JP,A) 特開 平2−300782(JP,A) 実開 昭55−82667(JP,U) 実開 昭60−115274(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に圧接するクリーニングブレード
    をそなえた画像形成装置のクリーニング装置において、 該クリーニングブレードの両端近傍に凹部を形成し、ク
    リーニングブレードが像担持体に当接して作動位置にあ
    るとき、像担持体に当接する状態にシール材を前記凹部
    に埋設してなることを特徴とする画像形成装置のクリー
    ニング装置。
  2. 【請求項2】クリーニングブレードの、シール材を装着
    する部分を肉厚に成型してなることを特徴とする「請求
    項1」記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】シール材を、像担持体に摺擦するシール部
    とブレードに埋設される側に設けた弾性材料とから形成
    してなることを特徴とする「請求項1」または「請求項
    2」のいずれか記載の画像形成装置のクリーニング装
    置。
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