JP2692768B2 - ディジタル・オーディオ及びmidi合成音楽を同時に出力する方法及び装置 - Google Patents
ディジタル・オーディオ及びmidi合成音楽を同時に出力する方法及び装置Info
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/0033—Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
- G10H1/0041—Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
- G10H1/0058—Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system
- G10H1/0066—Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system using a MIDI interface
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- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
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- G10H2240/00—Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
- G10H2240/011—Files or data streams containing coded musical information, e.g. for transmission
- G10H2240/031—File merging MIDI, i.e. merging or mixing a MIDI-like file or stream with a non-MIDI file or stream, e.g. audio or video
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2250/00—Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
- G10H2250/541—Details of musical waveform synthesis, i.e. audio waveshape processing from individual wavetable samples, independently of their origin or of the sound they represent
- G10H2250/571—Waveform compression, adapted for music synthesisers, sound banks or wavetables
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号プロセ
ッサを利用して実現されるMIDIシンセサイザを含む
ディジタル・オーディオ・システムに係り、更に詳細に
説明すれば、単一のディジタル信号プロセッサを利用し
て、ディジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽の両
方を同時に出力するための方法及び装置に係る。
ッサを利用して実現されるMIDIシンセサイザを含む
ディジタル・オーディオ・システムに係り、更に詳細に
説明すれば、単一のディジタル信号プロセッサを利用し
て、ディジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽の両
方を同時に出力するための方法及び装置に係る。
【0002】
【従来の技術】MIDIとは、「ミュージカル・インス
トルメント・ディジタル・インターフェース」の略称で
あって、異なる楽器間又はシーケンサ、コンピュータ、
照明コントローラ、ミキサ等の他の機器間で、ミュージ
カル・ノート(音符)や、プログラム・チェンジや、エ
クスプレッション・コントロール等の情報交換を可能に
するための、ハードウェア及びソフトウェアの規格とし
て定められた。最初、かかるデータの送受能力は、ライ
ブ・パフォーマンス(生演奏)を対象に考えられていた
が、その後の開発は、録音スタジオや、オーディオ及び
ビデオ製造、さらには作曲の環境にまで多大な影響を与
えるようになった。
トルメント・ディジタル・インターフェース」の略称で
あって、異なる楽器間又はシーケンサ、コンピュータ、
照明コントローラ、ミキサ等の他の機器間で、ミュージ
カル・ノート(音符)や、プログラム・チェンジや、エ
クスプレッション・コントロール等の情報交換を可能に
するための、ハードウェア及びソフトウェアの規格とし
て定められた。最初、かかるデータの送受能力は、ライ
ブ・パフォーマンス(生演奏)を対象に考えられていた
が、その後の開発は、録音スタジオや、オーディオ及び
ビデオ製造、さらには作曲の環境にまで多大な影響を与
えるようになった。
【0003】MIDI製造者協会(MMA)と日本MI
DI規格委員会(JMSC)の共同の成果である、MI
DIインターフェースの規格は、JMSCとMMAの間
の協定により将来変更される可能性を留保しつつ、19
89年1月の「MIDI 1.0詳細仕様書、ドキュメント
版 4.1(the MIDI 1.0 Detailed Specification, Docum
ent Version 4.1, January 1989 )」として、一般に公
表されている。
DI規格委員会(JMSC)の共同の成果である、MI
DIインターフェースの規格は、JMSCとMMAの間
の協定により将来変更される可能性を留保しつつ、19
89年1月の「MIDI 1.0詳細仕様書、ドキュメント
版 4.1(the MIDI 1.0 Detailed Specification, Docum
ent Version 4.1, January 1989 )」として、一般に公
表されている。
【0004】MIDIインターフェースのハードウェア
部分は、1スタート・ビット、8データ・ビット及び1
ストップ・ビットで以て、31.25キロ・ボーの速度
で非同期的に動作する。即ち、1直列バイト(10ビッ
ト)当たり、320マイクロ秒の期間を要する。スター
ト・ビットが論理0であるのに対し、ストップ・ビット
は論理1である。各データ・バイトを伝送するには、先
ず最下位のビットを送信する。データ・ビットは、5ミ
リ・アンペアの電流ループを利用して、MIDIインタ
ーフェース中で伝送される。この電流ループにおいて、
論理0は電流オンによって表され、論理1は電流オフに
よって表される。この電流ループの立ち上がり時間及び
立ち下がり時間は、2マイクロ秒より小さくなければな
らない。この電流ループを接続するため、5個のピンを
有するDINコネクタが利用される。但し、そのうち2
個のピンだけが、電流ループの信号を伝送するのに利用
される。MIDIフォーマットを利用して互いに連結さ
れた機器間の分離を与えるには、オプト(光)アイソレ
ータを用いるのが普通である。
部分は、1スタート・ビット、8データ・ビット及び1
ストップ・ビットで以て、31.25キロ・ボーの速度
で非同期的に動作する。即ち、1直列バイト(10ビッ
ト)当たり、320マイクロ秒の期間を要する。スター
ト・ビットが論理0であるのに対し、ストップ・ビット
は論理1である。各データ・バイトを伝送するには、先
ず最下位のビットを送信する。データ・ビットは、5ミ
リ・アンペアの電流ループを利用して、MIDIインタ
ーフェース中で伝送される。この電流ループにおいて、
論理0は電流オンによって表され、論理1は電流オフに
よって表される。この電流ループの立ち上がり時間及び
立ち下がり時間は、2マイクロ秒より小さくなければな
らない。この電流ループを接続するため、5個のピンを
有するDINコネクタが利用される。但し、そのうち2
個のピンだけが、電流ループの信号を伝送するのに利用
される。MIDIフォーマットを利用して互いに連結さ
れた機器間の分離を与えるには、オプト(光)アイソレ
ータを用いるのが普通である。
【0005】MIDIインターフェースを利用する通信
は、複数バイト「メッセージ」を介して行われる。かか
るメッセージは、1ステータス・バイト及びこれに続く
1個以上のデータ・バイトから成る。但し、この規則に
は幾つかの例外がある。MIDIメッセージは、多種多
様なパフォーマンス(演奏)情報のために利用可能な1
6本のチャンネルの内の任意のものを介して送信され
る。MIDIメッセージには、 チャンネル・ボイ
ス、 チャンネル・モード、 システム・コモン、
システム・リアルタイム、 システム・エクスクル
ーシブ、という5つの主要なタイプがある。一のMID
Iイベント(事象)は、一のメッセージとして伝送さ
れ、1個以上のバイトから成る。
は、複数バイト「メッセージ」を介して行われる。かか
るメッセージは、1ステータス・バイト及びこれに続く
1個以上のデータ・バイトから成る。但し、この規則に
は幾つかの例外がある。MIDIメッセージは、多種多
様なパフォーマンス(演奏)情報のために利用可能な1
6本のチャンネルの内の任意のものを介して送信され
る。MIDIメッセージには、 チャンネル・ボイ
ス、 チャンネル・モード、 システム・コモン、
システム・リアルタイム、 システム・エクスクル
ーシブ、という5つの主要なタイプがある。一のMID
Iイベント(事象)は、一のメッセージとして伝送さ
れ、1個以上のバイトから成る。
【0006】MIDIシステム中の各チャンネル・メッ
セージは、ステータス・バイト中の4ビットを利用して
当該メッセージを16本のMIDIチャンネルの内の特
定のチャンネルにアドレス指定するとともに、ステータ
ス・バイト中の他の4ビットを利用して当該メッセージ
を定義する。こうすることにより、ステータス・バイト
中で符号化されたチャンネル番号と一致するチャンネル
番号を有するシステム中のレシーバへ、チャンネル・メ
ッセージが向けられるようになる。楽器等の機器は、複
数のチャンネルを介して一のMIDIメッセージを受信
することもできる。どのプログラム番号をオンにすべき
か、そしてどのモードに入るべきか、といった機器に対
する主要な命令を受信するチャンネルは、その機器の
「基本チャンネル」と呼ばれることが多い。チャンネル
・メッセージには、 ボイス・メッセージ、 モード
・メッセージ、という2つの基本タイプがある。ボイス
・メッセージは、機器のボイスを制御するために利用さ
れ、ボイス・チャンネルを介して送信されるのが普通で
ある。モード・メッセージは、ボイス・メッセージに対
する機器の応答を定義するために利用され、機器の基本
チャンネルを介して送信されるのが普通である。
セージは、ステータス・バイト中の4ビットを利用して
当該メッセージを16本のMIDIチャンネルの内の特
定のチャンネルにアドレス指定するとともに、ステータ
ス・バイト中の他の4ビットを利用して当該メッセージ
を定義する。こうすることにより、ステータス・バイト
中で符号化されたチャンネル番号と一致するチャンネル
番号を有するシステム中のレシーバへ、チャンネル・メ
ッセージが向けられるようになる。楽器等の機器は、複
数のチャンネルを介して一のMIDIメッセージを受信
することもできる。どのプログラム番号をオンにすべき
か、そしてどのモードに入るべきか、といった機器に対
する主要な命令を受信するチャンネルは、その機器の
「基本チャンネル」と呼ばれることが多い。チャンネル
・メッセージには、 ボイス・メッセージ、 モード
・メッセージ、という2つの基本タイプがある。ボイス
・メッセージは、機器のボイスを制御するために利用さ
れ、ボイス・チャンネルを介して送信されるのが普通で
ある。モード・メッセージは、ボイス・メッセージに対
する機器の応答を定義するために利用され、機器の基本
チャンネルを介して送信されるのが普通である。
【0007】MIDIシステム中のシステム・メッセー
ジは、コモン・メッセージ、リアルタイム・メッセージ
及びエクスクルーシブ・メッセージを含むことができ
る。コモン・メッセージは、レシーバに関連するチャン
ネルに拘わりなく、システム中の全てのレシーバに向け
られる。リアルタイム・メッセージは、同期化のために
利用され、システム中の全てのクロック制御式ユニット
に向けられる。リアルタイム・メッセージは、ステータ
ス・バイトのみを保持し、データ・バイトを一切含まな
い。リアルタイム・メッセージは、任意の時間に送信す
ることができ、例えばメッセージ内の異なるステータス
を有する複数バイトの間でさえ送信することができる。
エクスクルーシブ・メッセージは、任意の数のデータ・
バイトを保持することができ、エンド・オブ・エクスク
ルーシブ(EOF)又は他の任意のステータス・バイト
(但し、リアルタイム・メッセージを除く)によって終
了させることができる。各エクスクルーシブ・メッセー
ジの終了時には、常にエンド・オブ・エクスクルーシブ
(EOF)を送信すべきである。エクスクルーシブ・メ
ッセージは、製造者の識別コードを含む。もし、レシー
バがこの識別コードを認識しなければ、このレシーバは
当該識別コードに続くデータを無視することになる。
ジは、コモン・メッセージ、リアルタイム・メッセージ
及びエクスクルーシブ・メッセージを含むことができ
る。コモン・メッセージは、レシーバに関連するチャン
ネルに拘わりなく、システム中の全てのレシーバに向け
られる。リアルタイム・メッセージは、同期化のために
利用され、システム中の全てのクロック制御式ユニット
に向けられる。リアルタイム・メッセージは、ステータ
ス・バイトのみを保持し、データ・バイトを一切含まな
い。リアルタイム・メッセージは、任意の時間に送信す
ることができ、例えばメッセージ内の異なるステータス
を有する複数バイトの間でさえ送信することができる。
エクスクルーシブ・メッセージは、任意の数のデータ・
バイトを保持することができ、エンド・オブ・エクスク
ルーシブ(EOF)又は他の任意のステータス・バイト
(但し、リアルタイム・メッセージを除く)によって終
了させることができる。各エクスクルーシブ・メッセー
ジの終了時には、常にエンド・オブ・エクスクルーシブ
(EOF)を送信すべきである。エクスクルーシブ・メ
ッセージは、製造者の識別コードを含む。もし、レシー
バがこの識別コードを認識しなければ、このレシーバは
当該識別コードに続くデータを無視することになる。
【0008】かかるMIDI規格を利用すると、実質的
に少ないデータで作曲内容を符号化し、記憶し、送信す
ることができる。即ち、MIDI規格によれば、「ノー
ト・オン」及び「ノート・オフ」等のプログラム・ステ
ータス・メッセージ及びチャンネル・メッセージの順次
リストを送信することができるから、アナログ音楽信号
を直截的にディジタル化する場合よりも、符号化のため
に必要なディジタル・データが実質的に少なくなるので
ある。
に少ないデータで作曲内容を符号化し、記憶し、送信す
ることができる。即ち、MIDI規格によれば、「ノー
ト・オン」及び「ノート・オフ」等のプログラム・ステ
ータス・メッセージ及びチャンネル・メッセージの順次
リストを送信することができるから、アナログ音楽信号
を直截的にディジタル化する場合よりも、符号化のため
に必要なディジタル・データが実質的に少なくなるので
ある。
【0009】音楽と他のアナログ形式の通信(例えば、
音声)とをディジタル・コンピュータ領域に統合しよう
とする初期の試みは、信号内に存在する最高周波数が確
実に捕捉されるように、十分に高い周波数(ナイキスト
周波数)でアナログ信号をサンプルした後、これらのサ
ンプルを記憶のためにディジタル化することを含んでい
た。かかる単純なサンプリング・システムに必要なデー
タ転送速度は、非常に大きなものであって、オーディオ
信号の毎秒ごとに数万ものデータ・ビットを必要とする
程のものであった。
音声)とをディジタル・コンピュータ領域に統合しよう
とする初期の試みは、信号内に存在する最高周波数が確
実に捕捉されるように、十分に高い周波数(ナイキスト
周波数)でアナログ信号をサンプルした後、これらのサ
ンプルを記憶のためにディジタル化することを含んでい
た。かかる単純なサンプリング・システムに必要なデー
タ転送速度は、非常に大きなものであって、オーディオ
信号の毎秒ごとに数万ものデータ・ビットを必要とする
程のものであった。
【0010】この結果、かかるシステムで必要とされる
データの量を減少させるために、種々の符号化システム
が開発されてきた。例えば、最近の多くのディジタル・
オーディオ・システムでは、アナログ情報を表わすのに
パルス符号変調(PCM)が利用されている。かかるシ
ステムでは、アナログ信号の変動を表わすのに、パルス
振幅変調(PAM)、パルス幅変調(PDM)又はパル
ス位置変調(PPM)を利用することができる。
データの量を減少させるために、種々の符号化システム
が開発されてきた。例えば、最近の多くのディジタル・
オーディオ・システムでは、アナログ情報を表わすのに
パルス符号変調(PCM)が利用されている。かかるシ
ステムでは、アナログ信号の変動を表わすのに、パルス
振幅変調(PAM)、パルス幅変調(PDM)又はパル
ス位置変調(PPM)を利用することができる。
【0011】パルス符号変調の一つの変形であるデルタ
・パルス符号変調(DPCM)は、各サンプルと次のサ
ンプルとの差のみを符号化して、データ圧縮を行うとい
うものである。かくて、アナログ信号が実質的なダイナ
ミック・レンジを有するにも拘わらず、もし互いに隣接
する信号が大きく異ならないようにサンプリング周波数
を十分に高くすることができれば、2個の隣接信号間の
差のみを符号化して、データの量を実質的に減少させる
ことができる。また、アナログ信号を表わすのに必要な
データの量を更に減少させるために、過去の信号の重み
付けされた和に基づいて(又はこれと同様のアルゴリズ
ムによって)次の信号の値を予測する、という予測符号
化技法が利用されることも多い。
・パルス符号変調(DPCM)は、各サンプルと次のサ
ンプルとの差のみを符号化して、データ圧縮を行うとい
うものである。かくて、アナログ信号が実質的なダイナ
ミック・レンジを有するにも拘わらず、もし互いに隣接
する信号が大きく異ならないようにサンプリング周波数
を十分に高くすることができれば、2個の隣接信号間の
差のみを符号化して、データの量を実質的に減少させる
ことができる。また、アナログ信号を表わすのに必要な
データの量を更に減少させるために、過去の信号の重み
付けされた和に基づいて(又はこれと同様のアルゴリズ
ムによって)次の信号の値を予測する、という予測符号
化技法が利用されることも多い。
【0012】これらのディジタル・オーディオ技法の各
々では、音声又はオーディオ信号を記憶又は再生するた
めに、直截的な処理及びディジタル・アナログ変換又は
アナログ・ディジタル変換技法を利用して、かかる音声
又はオーディオ信号をサンプルし且つディジタル化する
ことができる。
々では、音声又はオーディオ信号を記憶又は再生するた
めに、直截的な処理及びディジタル・アナログ変換又は
アナログ・ディジタル変換技法を利用して、かかる音声
又はオーディオ信号をサンプルし且つディジタル化する
ことができる。
【0013】前述のディジタル・オーディオ・システム
は、音声又は他のオーディオ信号サンプルを正確に記憶
するのに利用することができるが、前記MIDIシステ
ムによる音楽の世界で得ることができるもの以上の正確
な結果を得るためには、そのデータ転送速度を実質的に
犠牲にしなければならない。しかしながら、人間の音声
を再生するための適切な代替方法が、MIDIシステム
には存在しない。
は、音声又は他のオーディオ信号サンプルを正確に記憶
するのに利用することができるが、前記MIDIシステ
ムによる音楽の世界で得ることができるもの以上の正確
な結果を得るためには、そのデータ転送速度を実質的に
犠牲にしなければならない。しかしながら、人間の音声
を再生するための適切な代替方法が、MIDIシステム
には存在しない。
【0014】このように、人間の音声のような特定のデ
ィジタル化オーディオ・サンプルを再生し、これを、M
IDIデータ・ファイルを利用して既に生成又は再生さ
れた合成音楽と組み合わせることのできる方法及び装置
についての必要性があることは明らかである。また、か
かるタスク(作業)を単一のディジタル信号プロセッサ
で行うことができれば、非常に有利である。
ィジタル化オーディオ・サンプルを再生し、これを、M
IDIデータ・ファイルを利用して既に生成又は再生さ
れた合成音楽と組み合わせることのできる方法及び装置
についての必要性があることは明らかである。また、か
かるタスク(作業)を単一のディジタル信号プロセッサ
で行うことができれば、非常に有利である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、改善されたディジタル・オーディオ・システムを提
供することである。
は、改善されたディジタル・オーディオ・システムを提
供することである。
【0016】本発明の他の目的は、単一のディジタル信
号プロセッサを利用して実現されるMIDIシンセサイ
ザを含む、改善されたディジタル・オーディオ・システ
ムを提供することである。
号プロセッサを利用して実現されるMIDIシンセサイ
ザを含む、改善されたディジタル・オーディオ・システ
ムを提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、単一のディジタル信
号プロセッサを利用して、ディジタル・オーディオ及び
MIDI合成音楽の両方を同時に出力するための、改善
された方法及び装置を提供することである。
号プロセッサを利用して、ディジタル・オーディオ及び
MIDI合成音楽の両方を同時に出力するための、改善
された方法及び装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】MIDIによれば、順次
にリストされた複数のプログラム・ステータス・メッセ
ージ並びにこれに関連するノート・オン・メッセージ及
びノート・オフ・メッセージを保持する一のデータ・フ
ァイルを利用して、音楽を記録したり、合成することが
できる。これとは対照的に、ディジタル・オーディオ
は、一般に適切なデータ圧縮技法を利用して圧縮され、
記録される。次に、記録されたディジタル・オーディオ
を圧縮解除し、これをディジタル・アナログ変換器を利
用してアナログ形式へ変換して、オーディオの内容が再
生される。本発明の方法及び装置に従って、圧縮された
ディジタル・オーディオ・ファイル及びMIDIファイ
ルの部分を、単一のディジタル信号プロセッサへ選択的
に且つ交互に結合することにより、当該ディジタル信号
プロセッサに、ディジタル・オーディオ・ファイルの圧
縮解除及びMIDIシンセサイザの実現を交互に行わせ
る。次に、圧縮解除されたオーディオ及びMIDI合成
音楽が、2個の別個のバッファへ交互に結合される。そ
の後、これらのバッファの内容が付加的に混合され、デ
ィジタル・アナログ変換器を介してオーディオ出力装置
へ結合され、これにより同時的なディジタル・オーディ
オ及びMIDI合成音楽を有する出力を生成する。
にリストされた複数のプログラム・ステータス・メッセ
ージ並びにこれに関連するノート・オン・メッセージ及
びノート・オフ・メッセージを保持する一のデータ・フ
ァイルを利用して、音楽を記録したり、合成することが
できる。これとは対照的に、ディジタル・オーディオ
は、一般に適切なデータ圧縮技法を利用して圧縮され、
記録される。次に、記録されたディジタル・オーディオ
を圧縮解除し、これをディジタル・アナログ変換器を利
用してアナログ形式へ変換して、オーディオの内容が再
生される。本発明の方法及び装置に従って、圧縮された
ディジタル・オーディオ・ファイル及びMIDIファイ
ルの部分を、単一のディジタル信号プロセッサへ選択的
に且つ交互に結合することにより、当該ディジタル信号
プロセッサに、ディジタル・オーディオ・ファイルの圧
縮解除及びMIDIシンセサイザの実現を交互に行わせ
る。次に、圧縮解除されたオーディオ及びMIDI合成
音楽が、2個の別個のバッファへ交互に結合される。そ
の後、これらのバッファの内容が付加的に混合され、デ
ィジタル・アナログ変換器を介してオーディオ出力装置
へ結合され、これにより同時的なディジタル・オーディ
オ及びMIDI合成音楽を有する出力を生成する。
【0019】
【実施例】図1には、本発明の方法及び装置を実施する
ために利用することができるコンピュータ・システム1
0が示されている。コンピュータ・システム10は、M
IDIシンセサイザを実現可能な適切なディジタル信号
プロセッサを有する、最新式のコンピュータ・システム
であることが望ましい。例えば、コンピュータ・システ
ム10は、IBM社が提供するオーディオ・キャプチュ
ア&プレイバック・アダプタ(ACPA)を含む、PS
/2型のコンピュータとすることができる。
ために利用することができるコンピュータ・システム1
0が示されている。コンピュータ・システム10は、M
IDIシンセサイザを実現可能な適切なディジタル信号
プロセッサを有する、最新式のコンピュータ・システム
であることが望ましい。例えば、コンピュータ・システ
ム10は、IBM社が提供するオーディオ・キャプチュ
ア&プレイバック・アダプタ(ACPA)を含む、PS
/2型のコンピュータとすることができる。
【0020】コンピュータ・システム10内のディスプ
レイ14は、当該コンピュータ・システム内でオーディ
オ信号を処理する際に利用される、コマンド及びコント
ロール情報を表示するのに利用することができる。コン
ピュータ・システム10に結合されたキーボード16
は、周知の方法でデータを入力したり、コンピュータ・
システム10内にある種々のファイルを選択することを
可能にする。勿論、コマンドを入力したり、コンピュー
タ・システム10内の適切なファイルを選択するのに、
マウス又はライトペンのような指示装置も利用すること
ができる。
レイ14は、当該コンピュータ・システム内でオーディ
オ信号を処理する際に利用される、コマンド及びコント
ロール情報を表示するのに利用することができる。コン
ピュータ・システム10に結合されたキーボード16
は、周知の方法でデータを入力したり、コンピュータ・
システム10内にある種々のファイルを選択することを
可能にする。勿論、コマンドを入力したり、コンピュー
タ・システム10内の適切なファイルを選択するのに、
マウス又はライトペンのような指示装置も利用すること
ができる。
【0021】プロセッサ12は、コンピュータ・システ
ム10の中央処理装置とすることができる。本発明の実
施例では、プロセッサ12は、単一のディジタル信号プ
ロセッサを利用することによってMIDIシンセサイザ
を実現することができるオーディオ・アダプタを含むの
が望ましい。かかる装置の一例には、IBM社が提供す
る前述のオーディオ・キャプチュア&プレイバック・ア
ダプタ(ACPA)がある。
ム10の中央処理装置とすることができる。本発明の実
施例では、プロセッサ12は、単一のディジタル信号プ
ロセッサを利用することによってMIDIシンセサイザ
を実現することができるオーディオ・アダプタを含むの
が望ましい。かかる装置の一例には、IBM社が提供す
る前述のオーディオ・キャプチュア&プレイバック・ア
ダプタ(ACPA)がある。
【0022】図示のように、MIDIファイル20及び
ディジタル・オーディオ・ファイル22は、両者ともに
プロセッサ12内のメモリに記憶される。各ファイルの
出力は、インターフェース/ドライバ回路24に結合さ
れる。インターフェース/ドライバ回路24について
は、これを、任意の適切なオーディオ・アプリケーショ
ン・プログラミング・インターフェースを利用して実現
することにより、MIDIプロトコル・ファイル又はデ
ィジタル・オーディオ・ファイルへのアクセスを可能と
し、またこれらのファイルをインターフェース/ドライ
バ回路24内の適切なデバイス・ドライバ回路へ結合可
能とすることが望ましい。
ディジタル・オーディオ・ファイル22は、両者ともに
プロセッサ12内のメモリに記憶される。各ファイルの
出力は、インターフェース/ドライバ回路24に結合さ
れる。インターフェース/ドライバ回路24について
は、これを、任意の適切なオーディオ・アプリケーショ
ン・プログラミング・インターフェースを利用して実現
することにより、MIDIプロトコル・ファイル又はデ
ィジタル・オーディオ・ファイルへのアクセスを可能と
し、またこれらのファイルをインターフェース/ドライ
バ回路24内の適切なデバイス・ドライバ回路へ結合可
能とすることが望ましい。
【0023】インターフェース/ドライバ回路24の出
力は、ディジタル信号プロセッサ26へ結合される。デ
ィジタル信号プロセッサ26は、後述するように、ディ
ジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽を同時に出力
するとともに、この出力をオーディオ出力装置18に結
合するために利用されるものである。オーディオ出力装
置18は、一のオーディオ・スピーカ又はステレオ音楽
ファイルの場合は一対のスピーカとすることができる。
力は、ディジタル信号プロセッサ26へ結合される。デ
ィジタル信号プロセッサ26は、後述するように、ディ
ジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽を同時に出力
するとともに、この出力をオーディオ出力装置18に結
合するために利用されるものである。オーディオ出力装
置18は、一のオーディオ・スピーカ又はステレオ音楽
ファイルの場合は一対のスピーカとすることができる。
【0024】図2には、本発明の方法及び装置を実施す
るために利用することができるディジタル信号プロセッ
サ26を含む、オーディオ・アダプタが示されている。
前述のように、このオーディオ・アダプタは、IBM社
が提供するオーディオ・キャプチュア&プレイバック・
アダプタ(ACPA)を利用して、簡単に実現すること
ができる。このような実現形態では、ディジタル信号プ
ロセッサ26を、テキサス・インストルメント社が提供
するTMS320C25、又は他の適切なディジタル信
号プロセッサとすることができる。
るために利用することができるディジタル信号プロセッ
サ26を含む、オーディオ・アダプタが示されている。
前述のように、このオーディオ・アダプタは、IBM社
が提供するオーディオ・キャプチュア&プレイバック・
アダプタ(ACPA)を利用して、簡単に実現すること
ができる。このような実現形態では、ディジタル信号プ
ロセッサ26を、テキサス・インストルメント社が提供
するTMS320C25、又は他の適切なディジタル信
号プロセッサとすることができる。
【0025】図示のように、プロセッサ12とディジタ
ル信号プロセッサ26との間のインターフェースとし
て、I/Oバス30が設けられる。I/Oバス30は、
マイクロ・チャネル又はパーソナル・コンピュータ用の
通常のI/Oバスを利用して実現することができる。プ
ロセッサ12は、I/Oバス30を利用して、ホスト・
コマンド・レジスタ32をアクセスすることができる。
ホスト・コマンド・レジスタ32及びホスト・ステータ
ス・レジスタ34は、コマンドを発行したり、図2に示
すオーディオ・アダプタのステータスを監視するため
に、プロセッサ12によって使用される。
ル信号プロセッサ26との間のインターフェースとし
て、I/Oバス30が設けられる。I/Oバス30は、
マイクロ・チャネル又はパーソナル・コンピュータ用の
通常のI/Oバスを利用して実現することができる。プ
ロセッサ12は、I/Oバス30を利用して、ホスト・
コマンド・レジスタ32をアクセスすることができる。
ホスト・コマンド・レジスタ32及びホスト・ステータ
ス・レジスタ34は、コマンドを発行したり、図2に示
すオーディオ・アダプタのステータスを監視するため
に、プロセッサ12によって使用される。
【0026】また、プロセッサ12は、I/Oバス30
を利用して、アドレス・ハイバイト・ラッチ済みカウン
タ40及びアドレス・ローバイト・ラッチ済みカウンタ
42をアクセスすることもできる。これらのカウンタ4
0及び42は、図2のオーディオ・アダプタ内にある共
用メモリ48をアクセスするために、プロセッサ12に
よって利用される。共用メモリ48は、プロセッサ12
及びディジタル信号プロセッサ26が両者ともに当該メ
モリをアクセスすることができるという意味で「共用」
されており、8K×16の容量を有する高速スタティッ
クRAMであることが望ましい。後述するように、メモ
リ・アービタ論理64は、プロセッサ12及びディジタ
ル信号プロセッサ26が、共用メモリ48を同時にアク
セスするのを防止するために利用される。
を利用して、アドレス・ハイバイト・ラッチ済みカウン
タ40及びアドレス・ローバイト・ラッチ済みカウンタ
42をアクセスすることもできる。これらのカウンタ4
0及び42は、図2のオーディオ・アダプタ内にある共
用メモリ48をアクセスするために、プロセッサ12に
よって利用される。共用メモリ48は、プロセッサ12
及びディジタル信号プロセッサ26が両者ともに当該メ
モリをアクセスすることができるという意味で「共用」
されており、8K×16の容量を有する高速スタティッ
クRAMであることが望ましい。後述するように、メモ
リ・アービタ論理64は、プロセッサ12及びディジタ
ル信号プロセッサ26が、共用メモリ48を同時にアク
セスするのを防止するために利用される。
【0027】図示のように、ディジタル信号プロセッサ
(DSP)26は、DSP制御レジスタ36及びDSP
ステータス・レジスタ38を含むことが望ましい。これ
らのレジスタ36及び38は、ホスト・コマンド・レジ
スタ32及びホスト・ステータス・レジスタ34と同様
に、ディジタル信号プロセッサ26がコマンドを発行し
たり、オーディオ・アダプタ内の種々の装置のステータ
スを監視することを可能にするために利用されるまた、
プロセッサ12は、データ・ハイバイト双方向性ラッチ
44及びデータ・ローバイト双方向性ラッチ46を周知
の態様で利用して、データをI/Oバス30を介して共
用メモリ48と授受することもある。
(DSP)26は、DSP制御レジスタ36及びDSP
ステータス・レジスタ38を含むことが望ましい。これ
らのレジスタ36及び38は、ホスト・コマンド・レジ
スタ32及びホスト・ステータス・レジスタ34と同様
に、ディジタル信号プロセッサ26がコマンドを発行し
たり、オーディオ・アダプタ内の種々の装置のステータ
スを監視することを可能にするために利用されるまた、
プロセッサ12は、データ・ハイバイト双方向性ラッチ
44及びデータ・ローバイト双方向性ラッチ46を周知
の態様で利用して、データをI/Oバス30を介して共
用メモリ48と授受することもある。
【0028】図2のオーディオ・アダプタ内には、2K
×16の容量を有するスタティックRAMであることが
望ましい、サンプル・メモリ50も設けられている。サ
ンプル・メモリ50は、再生すべき出力サンプル及びデ
ィジタル・オーディオの入力サンプルのために、ディジ
タル信号プロセッサ26によって利用される。サンプル
・メモリ50は、後述するように、本発明の方法及び装
置に従った同時的な出力に備えて、圧縮解除されたディ
ジタル・オーディオ・サンプル及びMIDI合成音楽サ
ンプルを記憶するための、一時バッファとして利用する
ことができる。ディジタル・オーディオ・データを圧縮
解除し且つMIDIファイルから合成音楽を生成する
と、所定量の各データ・タイプがサンプル・メモリ50
内に記憶されることになる。かかる2個の出力は、後述
する態様で結合される。
×16の容量を有するスタティックRAMであることが
望ましい、サンプル・メモリ50も設けられている。サ
ンプル・メモリ50は、再生すべき出力サンプル及びデ
ィジタル・オーディオの入力サンプルのために、ディジ
タル信号プロセッサ26によって利用される。サンプル
・メモリ50は、後述するように、本発明の方法及び装
置に従った同時的な出力に備えて、圧縮解除されたディ
ジタル・オーディオ・サンプル及びMIDI合成音楽サ
ンプルを記憶するための、一時バッファとして利用する
ことができる。ディジタル・オーディオ・データを圧縮
解除し且つMIDIファイルから合成音楽を生成する
と、所定量の各データ・タイプがサンプル・メモリ50
内に記憶されることになる。かかる2個の出力は、後述
する態様で結合される。
【0029】オーディオ・アダプタ内に設けられた制御
論理56は、他のタスクに加えて、ディジタル信号プロ
セッサ26の割り込み要求の後にプロセッサ12に対し
割り込みを発行し、入力選択スイッチを制御するととも
に、当該オーディオ・アダプタ内の種々のラッチ及びメ
モリ装置に対し読み出し、書き込み及びストローブ・イ
ネーブル信号を発行する。制御論理56は、制御バス5
8を利用して、これらのタスクを行う。
論理56は、他のタスクに加えて、ディジタル信号プロ
セッサ26の割り込み要求の後にプロセッサ12に対し
割り込みを発行し、入力選択スイッチを制御するととも
に、当該オーディオ・アダプタ内の種々のラッチ及びメ
モリ装置に対し読み出し、書き込み及びストローブ・イ
ネーブル信号を発行する。制御論理56は、制御バス5
8を利用して、これらのタスクを行う。
【0030】本発明の実施例では、アドレス・バス60
を利用して、種々のサンプルのアドレス及び当該システ
ム内のファイルのアドレスを、当該システム内の適切な
装置間で結合できるようにするのが望ましい。データ・
バス62は、図2のオーディオ・アダプタ内にある種々
の装置間でデータを結合させるためのものである。
を利用して、種々のサンプルのアドレス及び当該システ
ム内のファイルのアドレスを、当該システム内の適切な
装置間で結合できるようにするのが望ましい。データ・
バス62は、図2のオーディオ・アダプタ内にある種々
の装置間でデータを結合させるためのものである。
【0031】前述のように、制御論理56は、メモリ・
アービタ論理64及び66を使用して、共用メモリ48
及びサンプル・メモリ50へのアクセスを制御すること
により、プロセッサ12及びディジタル信号プロセッサ
26が共用メモリ48又はサンプル・メモリ50を同時
にアクセスしないことを保証する。この技法は当該技術
分野では周知であって、メモリ・デッドロック又は他の
こうした症状が生じないことを保証するのに必要であ
る。
アービタ論理64及び66を使用して、共用メモリ48
及びサンプル・メモリ50へのアクセスを制御すること
により、プロセッサ12及びディジタル信号プロセッサ
26が共用メモリ48又はサンプル・メモリ50を同時
にアクセスしないことを保証する。この技法は当該技術
分野では周知であって、メモリ・デッドロック又は他の
こうした症状が生じないことを保証するのに必要であ
る。
【0032】最後に、ディジタル・アナログ変換器52
は、圧縮解除されたディジタル・オーディオ信号又はデ
ィジタルMIDI合成音楽信号を、適切なアナログ信号
に変換する。ディジタル・アナログ変換器52の出力
は、適切な濾波及び増幅回路を含むのが望ましい、アナ
ログ出力セクション68へ結合される。同様に、図2の
オーディオ・アダプタは、オーディオ信号をアナログ入
力セクション70へ結合し、その後にアナログ・ディジ
タル変換器54へ結合することによって、これらの信号
をディジタル化し且つそのディジタル値を記憶するため
に、利用することができる。このように、アナログ・オ
ーディオ信号をディジタル化し且つ当該アナログ・オー
ディオ信号に関連するディジタル値を記憶すると、アナ
ログ・オーディオ信号を捕捉し、これを記憶することが
可能となる。
は、圧縮解除されたディジタル・オーディオ信号又はデ
ィジタルMIDI合成音楽信号を、適切なアナログ信号
に変換する。ディジタル・アナログ変換器52の出力
は、適切な濾波及び増幅回路を含むのが望ましい、アナ
ログ出力セクション68へ結合される。同様に、図2の
オーディオ・アダプタは、オーディオ信号をアナログ入
力セクション70へ結合し、その後にアナログ・ディジ
タル変換器54へ結合することによって、これらの信号
をディジタル化し且つそのディジタル値を記憶するため
に、利用することができる。このように、アナログ・オ
ーディオ信号をディジタル化し且つ当該アナログ・オー
ディオ信号に関連するディジタル値を記憶すると、アナ
ログ・オーディオ信号を捕捉し、これを記憶することが
可能となる。
【0033】図3には、本発明の方法及び装置の高レベ
ルのフローチャート及びタイミング図が示されている。
図示のように、このプロセスはブロック100で開始
し、そこで、圧縮されたディジタル・オーディオ・デー
タ・ブロックがメモリから検索される。次のブロック1
02では、ディジタル信号プロセッサ26及び適切な圧
縮解除技法を利用して、ディジタル・オーディオ・デー
タが圧縮解除される。かかる圧縮解除技法は、利用され
た圧縮技法に従って変化する。次のブロック104で
は、圧縮解除されたディジタル・オーディオ・データ
が、一時バッファ(例えば、サンプル・メモリ50)へ
ロードされる。
ルのフローチャート及びタイミング図が示されている。
図示のように、このプロセスはブロック100で開始
し、そこで、圧縮されたディジタル・オーディオ・デー
タ・ブロックがメモリから検索される。次のブロック1
02では、ディジタル信号プロセッサ26及び適切な圧
縮解除技法を利用して、ディジタル・オーディオ・デー
タが圧縮解除される。かかる圧縮解除技法は、利用され
た圧縮技法に従って変化する。次のブロック104で
は、圧縮解除されたディジタル・オーディオ・データ
が、一時バッファ(例えば、サンプル・メモリ50)へ
ロードされる。
【0034】この点で、本発明の重要な特徴に従って、
MIDIシンセサイザを実現するために、ディジタル信
号プロセッサ26が選択的に且つ交互的に利用される。
このプロセスは、メモリからMIDIデータを検索する
ことを表わすブロック106で開始する。次のブロック
108では、MIDIデータ・ファイル中にある種々の
プログラム・ステータスのチェンジ、ノート・オン及び
ノート・オフ・メッセージ、他の制御メッセージを、デ
ィジタル信号プロセッサ26を利用して実現されるMI
DIシンセサイザへ結合することによって、合成音楽を
生成することが行われる。その後のブロック110で
は、検索済みのMIDIファイル部分から生成された合
成音楽が、一時バッファ(例えば、サンプル・メモリ5
0)へロードされる。
MIDIシンセサイザを実現するために、ディジタル信
号プロセッサ26が選択的に且つ交互的に利用される。
このプロセスは、メモリからMIDIデータを検索する
ことを表わすブロック106で開始する。次のブロック
108では、MIDIデータ・ファイル中にある種々の
プログラム・ステータスのチェンジ、ノート・オン及び
ノート・オフ・メッセージ、他の制御メッセージを、デ
ィジタル信号プロセッサ26を利用して実現されるMI
DIシンセサイザへ結合することによって、合成音楽を
生成することが行われる。その後のブロック110で
は、検索済みのMIDIファイル部分から生成された合
成音楽が、一時バッファ(例えば、サンプル・メモリ5
0)へロードされる。
【0035】この点で、一時バッファにそれぞれロード
されている、圧縮解除されたディジタル・オーディオ・
データ及び合成音楽を同時に出力することができるよう
に、これらが付加的ミキサで結合される。次のブロック
114では、かかる付加的ミキサの出力が、適切なディ
ジタル・アナログ変換装置(例えば、ディジタル・アナ
ログ変換器52)へ結合される。最後のブロック116
では、かかるディジタル・アナログ変換装置の出力が、
オーディオ出力装置へ結合される。
されている、圧縮解除されたディジタル・オーディオ・
データ及び合成音楽を同時に出力することができるよう
に、これらが付加的ミキサで結合される。次のブロック
114では、かかる付加的ミキサの出力が、適切なディ
ジタル・アナログ変換装置(例えば、ディジタル・アナ
ログ変換器52)へ結合される。最後のブロック116
では、かかるディジタル・アナログ変換装置の出力が、
オーディオ出力装置へ結合される。
【0036】勿論、前述の実施例は代表的なものである
に過ぎず、全てを包含するものではない。例えば、MI
DIデータを検索した後に圧縮ディジタル・オーディオ
・データを検索する、という交互のタイミングでシステ
ムを実現することができる。同様に、八分音符のポリフ
ォニー(多声音楽)が望ましい場合は、生成すべき合成
音楽の当該部分についてアクティブな各音符を合成する
ために、十分なMIDIデータをメモリから検索しなけ
ればならない。同様に、ステレオ音楽が生成される場合
は、オーディオ出力が当該チャンネルにおける所望の増
幅量を以て、適切なスピーカへ結合されることを保証す
るために、パン信号のような種々のコントロール信号を
含ませる必要がある。
に過ぎず、全てを包含するものではない。例えば、MI
DIデータを検索した後に圧縮ディジタル・オーディオ
・データを検索する、という交互のタイミングでシステ
ムを実現することができる。同様に、八分音符のポリフ
ォニー(多声音楽)が望ましい場合は、生成すべき合成
音楽の当該部分についてアクティブな各音符を合成する
ために、十分なMIDIデータをメモリから検索しなけ
ればならない。同様に、ステレオ音楽が生成される場合
は、オーディオ出力が当該チャンネルにおける所望の増
幅量を以て、適切なスピーカへ結合されることを保証す
るために、パン信号のような種々のコントロール信号を
含ませる必要がある。
【0037】以上詳述したように、本発明によれば、圧
縮されたディジタル・オーディオ・データが圧縮解除さ
れて、当該データの部分が一時バッファ内に記憶されて
いる間に、MIDIデータ・ファイルがアクセスされ
て、MIDIシンセサイザ中でディジタル合成音楽を生
成するために利用されるのである。なお、かかるMID
Iシンセサイザは、ディジタル・オーディオ・データを
圧縮解除するのに利用された、同一のディジタル信号プ
ロセッサを利用して実現されるものである。これらの2
種類のデータを選択的に且つ交互にアクセスするととも
に、これらの2個の出力を付加的に混合することによっ
て、これまで不可能であった態様で、圧縮解除されたデ
ィジタル・オーディオ・データ及びMIDI合成音楽の
両方を同時に出力するために、単一のディジタル信号プ
ロセッサを利用することが可能となる。
縮されたディジタル・オーディオ・データが圧縮解除さ
れて、当該データの部分が一時バッファ内に記憶されて
いる間に、MIDIデータ・ファイルがアクセスされ
て、MIDIシンセサイザ中でディジタル合成音楽を生
成するために利用されるのである。なお、かかるMID
Iシンセサイザは、ディジタル・オーディオ・データを
圧縮解除するのに利用された、同一のディジタル信号プ
ロセッサを利用して実現されるものである。これらの2
種類のデータを選択的に且つ交互にアクセスするととも
に、これらの2個の出力を付加的に混合することによっ
て、これまで不可能であった態様で、圧縮解除されたデ
ィジタル・オーディオ・データ及びMIDI合成音楽の
両方を同時に出力するために、単一のディジタル信号プ
ロセッサを利用することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明のディジタル・オーディオ・シス
テムは前述のように構成されているので、単一のディジ
タル信号プロセッサを利用して、ディジタル・オーディ
オ及びMIDI合成音楽の両方を同時に出力することが
できる。
テムは前述のように構成されているので、単一のディジ
タル信号プロセッサを利用して、ディジタル・オーディ
オ及びMIDI合成音楽の両方を同時に出力することが
できる。
【図1】本発明の方法及び装置を実施するために利用す
ることができる、コンピュータ・システムのブロック図
である。
ることができる、コンピュータ・システムのブロック図
である。
【図2】本発明の方法及び装置を実施するために利用す
ることができる、ディジタル信号プロセッサを含むオー
ディオ・アダプタのブロック図である。
ることができる、ディジタル信号プロセッサを含むオー
ディオ・アダプタのブロック図である。
【図3】本発明の方法及び装置の高レベルのフローチャ
ート及びタイミング図である。
ート及びタイミング図である。
10 コンピュータ・システム 12 プロセッサ 14 ディスプレイ 20 MIDIファイル 22 ディジタル・オーディオ・ファイル 24 インターフェース/ドライバ回路 26 ディジタル信号プロセッサ
フロントページの続き (72)発明者 ビー. スコット マクドナルド アメリカ合衆国78641、テキサス州リエ ンダー、ヴァリー ビュー ドライヴ イースト 115 (72)発明者 マイケル ディー. ウィルクス アメリカ合衆国78759、テキサス州トリ ビュータリー リッジ ドライヴ 5832 (56)参考文献 特開 平4−149499(JP,A) 特開 昭63−256994(JP,A) 特開 昭58−102298(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】 単一のディジタル信号プロセッサによっ
てディジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽を同時
に出力するための方法であって、 (a)単一のディジタル信号プロセッサに関連するメモ
リ装置内に、圧縮されたディジタル・オーディオ・ファ
イルを記憶する工程と、 (b)前記単一のディジタル信号プロセッサに関連する
メモリ装置内に、MIDIファイルを記憶する工程と、 (c)圧縮解除されたディジタル・オーディオ及びMI
DI合成音楽をそれぞれ生成するために、前記圧縮され
たディジタル・オーディオ・ファイルの部分及び前記M
IDIファイルの部分を、前記単一のディジタル信号プ
ロセッサへ選択的に且つ交互に結合する工程と、 (d)前記圧縮解除されたディジタル・オーディオを第
1の一時バッファに記憶する工程と、 (e)前記MIDI合成音楽を第2の一時バッファに記
憶する工程と、 (f)前記ディジタル・オーディオ及びMIDI合成音
楽を含む複合出力を生成するために、前記第1の一時バ
ッファの内容と前記第2の一時バッファの内容を組み合
わせる工程と、 を含むディジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽を
同時に出力する方法。 - 【請求項2】 前記複合出力をディジタル・アナログ変
換器へ結合する工程をさらに含む請求項1記載のディジ
タル・オーディオ及びMIDI合成音楽を同時に出力す
る方法。 - 【請求項3】 前記ディジタル・アナログ変換器の出力
をオーディオ出力装置へ結合する工程をさらに含む請求
項2記載のディジタル・オーディオ及びMIDI合成音
楽を同時に出力する方法。 - 【請求項4】 前記工程(c)が、所定量の圧縮解除さ
れたディジタル・オーディオが生成されるまで、前記圧
縮されたディジタル・オーディオ・ファイルの選択され
た部分を前記単一のディジタル信号プロセッサへ結合す
ることを含む請求項1記載のディジタル・オーディオ及
びMIDI合成音楽を同時に出力する方法。 - 【請求項5】 前記工程(c)が、所定量のMIDI合
成音楽が生成されるまで、前記MIDIファイルの選択
された部分を前記単一のディジタル信号プロセッサへ結
合することを含む請求項1記載のディジタル・オーディ
オ及びMIDI合成音楽を同時に出力する方法。 - 【請求項6】 ディジタル・オーディオ及びMIDI合
成音楽を同時に出力するための装置であって、 圧縮されたディジタル・オーディオ・ファイルを記憶す
るための第1のメモリ手段と、 MIDIファイルを記憶するための第2のメモリ手段
と、 単一のディジタル信号プロセッサと、 圧縮解除されたディジタル・オーディオ及びMIDI合
成音楽をそれぞれ生成するため、第1のメモリ手段及び
前記第2のメモリ手段を前記単一のディジタル信号プロ
セッサへ選択的に且つ交互に結合させるための制御手段
と、 前記圧縮解除されたディジタル・オーディオを一時的に
記憶するために、前記単一のディジタル信号プロセッサ
へ結合される第1のバッファ手段と、 前記MIDI合成音楽を一時的に記憶するために、前記
単一のディジタル信号プロセッサへ結合される第2のバ
ッファ手段と、 前記ディジタル・オーディオ及び前記MIDI合成音楽
を含む複合出力を生成するために、前記第1のバッファ
手段及び前記第2のバッファ手段へそれぞれ結合される
付加的ミキサ手段と、 を含むディジタル・オーディオ及びMIDI合成音楽を
同時に出力する装置。 - 【請求項7】 前記複合出力をアナログ信号に変換する
ために、前記付加的ミキサ手段へ結合されるディジタル
・アナログ変換器をさらに含む請求項6記載のディジタ
ル・オーディオ及びMIDI合成音楽を同時に出力する
装置。 - 【請求項8】 前記アナログ信号を出力するために、前
記ディジタル・アナログ変換器へ結合されるオーディオ
出力手段をさらに含む請求項7記載のディジタル・オー
ディオ及びMIDI合成音楽を同時に出力する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US608111 | 1990-11-01 | ||
US07/608,111 US5054360A (en) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | Method and apparatus for simultaneous output of digital audio and midi synthesized music |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04248593A JPH04248593A (ja) | 1992-09-04 |
JP2692768B2 true JP2692768B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=24435072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3228871A Expired - Fee Related JP2692768B2 (ja) | 1990-11-01 | 1991-08-14 | ディジタル・オーディオ及びmidi合成音楽を同時に出力する方法及び装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5054360A (ja) |
EP (1) | EP0484047B1 (ja) |
JP (1) | JP2692768B2 (ja) |
CA (1) | CA2052771C (ja) |
DE (1) | DE69126655T2 (ja) |
SG (1) | SG46972A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPH04128796A (ja) * | 1990-09-19 | 1992-04-30 | Brother Ind Ltd | 音楽再生装置 |
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KR940004830B1 (ko) * | 1991-03-14 | 1994-06-01 | 주식회사 금성사 | 연주용 데이타화일 기록방법 및 재생장치 |
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