JP2692449C - - Google Patents

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JP2692449C
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power module
wiring board
current wiring
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この発明は、例えば汎用インバータ、サーボアンプ、UPSなどの電力変換回
路に用いられるパワーモジュールに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 近年、パワーエレクトロニクスの発展とあいまって、それらを用いた製品の発
展も目覚ましいものがある。なかでもとりわけ量産台数の多い汎用インバータ、
サーボアンプなどは量産性(工作作業性)、メンテナビリティをよくするために
、従来パワー部分の配線をワーヤーハーネスで行っていたものを、近年大電流配
線基板を用いて配線している例が見かけられる。 【0003】 図4は従来のパワーモジュールとこのパワーモジュールを実装するパワーモジ
ュール用基板としての大電流配線基板を用いた実装例を示す。図5a、bは、図
4に示したパワーモジュール1と大電流配線基板5を接続した状態における正面
図及び側面図である。図において、1はパワーモジュール、2はパワーモジュー
ル1の上面に設けられた主回路端子、3はパワーモジュール1の上面に設けられ
た制御回路用ファストン端子を示す。4は大電流配線基板5に設けられた後述す るスルーホール穴6を通り主回路端子台2と大電流配線基板5を固定するねじ、
5は大電流配線基板、6は大電流配線基板に設けられたスルーホール穴、7は大
電流配線基板5に設けられたランド、8は大電流配線基板に設けられたパターン
、9は制御回路用ファストン端子3とランド7を半田づけしたハンダ、10はパ
ワーモジュールのベース基板を示す。 【0004】 パワーモジュール1の上面に設けられた主回路端子2は大電流配線基板5にね
じ4によりスルーホール穴6を介して固定される。その際、パワーモジュール1
の上面に設けられた制御回路用ファストン端子3は大電流配線基板5に設けられ
たスルーホール穴6に貫挿され、大電流配線基板5におけるパワーモジュール1
の取り付け面の裏面側に先端部が覗き、制御回路用ファストン端子3とランド7
がハンダ9でハンダずけされる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 従来のパワーモジュール及びパワーモジュール用基板は以上のように構成され
ていたので、制御回路用ファスナー端子3をパワーモジュール用基板としての大
電流配線基板5上のランド7にハンダづけしなければならず、作業の手間がかか
り、ひいてはコストアップの要因となった。また、一度ハンダづけしてしまうと
、メンテナンスの時、例えばパワーモジュールが破損し交換の必要が生じた時な
ど、図5に示す、主回路端子2を止めているねじ4をはずすだけでなく、前述し
た大電流配線基板5上のランド7にハンダづけされた制御回路用ファスナー端子
3をはずさなければならず、この場合、ハンダ吸引器など特殊工具が必要となる
とともに、熟練作業が必要で、また作業に要する時間も多く必要となるなどの問
題点があった。 【0006】 この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、パワーモ
ジュールをパワーモジュール用基板に取りつけるに際し、ハンダづけ作業が不要
で、パワーモジュール用基板への取り付け、取りはずし作業の容易なパワーモジ
ュールを得ることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】 第1の発明に係わるパワーモジュールは、主電流を通流する電流路が配された
基板に取り付ける取り付け面を有し、主電力を扱うピン形状を為す主回路端子と
、上記主回路端子の基板への取り付け面に垂直方向に伸びるピン形状を為すと共
に、その先端は上記主回路端子の基板への取り付け面よりも高く、上記主電力以
外の信号、電力などを扱う制御端子と、上記制御端子の近傍に設けられ、上記制
御端子以上の高さを有し、上記基板に形成されたガイド穴に貫挿される複数のガ
イドピンとを備えたものである。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】 第1の発明における主回路端子は主電流を通流する電流路が配された基板に取
り付ける取り付け面を有し、主電力を扱い、制御端子は上記主回路端子の基板へ
の取り付け面に垂直方向に伸びるピン形状を為すと共に、その先端は上記主回路
端子の基板への取り付け面よりも高く、上記主電力以外の信号、電力などを扱い
、複数のガイドピンは上記制御端子の近傍に設けられ、上記制御端子以上の高さ
を有し、上記基板に形成されたガイド穴に貫挿される。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【実施例】 実施例1. 第1〜第3の発明の一実施例を図1〜図2により説明する。図中、従来例と同
じ符号で示されたものは従来例のそれと同一もしくは同等なものを示す。 【0016】 図1は、実施例1のパワーモジュール1A及びパワーモジュール用基板として
の大電流配線基板5Aの構成を示す斜視図である。図において、11はパワーモ
ジュールにおける、主電力以外の信号、電力などを扱う制御端子であり、主電力
を扱う主回路端子2の大電流配線基板5への取りつけ面に対して垂直方向に伸び
るピン形状を為すと共に、その先端は上記主回路端子の基板への取り付け面より
も高くし、主回路端子2を大電流配線基板に固定した状態で、該大電流配線基板
を貫通するようにしたものであり、一列に配置した例である。 【0017】 12は制御端子11が正確に大電流配線基板5Aのガイド穴14に挿入される
ために少なくとも2箇所以上設けられたガイドピンであり、制御端子の両端に配
置した例である。13は該パワーモジュール1Aの制御端子が大電流配線基板5
A上の穴を貫通し、嵌合する制御端子用コネクタである。14はパワーモジュー
ル1Aの制御端子11を、正確にコネクタ13に嵌合させるためのガイドピン1
2を導く、大電流配線基板5に設けられたガイド穴である。パワーモジュール1
Aの主回路端子2はネジ4により電気的及び構造的に大電流配線基板5と接続さ
れており、パワーモジュールの制御端子11は大電流配線基板5上に取り付けら
れたコネクタ13を介して大電流配線基板5Aと電気的に接続されている。 【0018】 図2a、bは、図1に示したパワーモジュール1Aと大電流配線基板5Aを接
続した状態における正面図及び側面図である。主回路端子台2は、ネジ4により
大電流配線基板5と接続され、制御端子11はコネクタ13により大電流配線基
板5Aと接続されている。 【0019】 次に、動作について説明する。パワーモジュール1Aに備わるピン形状を為す
制御端子(以下、制御ピンと記す)11は、ベース基板10と垂直方向に、即ち
、主回路端子2の大電流配線基板5への取付面に垂直方向に伸び、かつ、主回路
端子2よりも制御ピン11の先端の高さを高くする。この結果、パワーモジュー
ル1Aの主回路端子2及び制御ピン11側を大電流配線基板5Aと接続させ、主
回路端子2を大電流配線基板5にネジ4で固定し、制御ピン11を大電流配線基
板 5Aの穴に貫挿させ、制御端子用コネクタ13と嵌合させ、電気的に接続する。 【0020】 なお、大電流配線基板5Aに備わるコネクタ13と接続する制御ピン11が、
大電流配線基板5Aの貫通穴を介してコネクタ13に容易にかつ正確に挿入され
るため、パワーモジュール1Aにはガイドピン12を有し、ガイドピン12は、
制御ピン11が大電流配線基板5の貫通穴にずれて挿入されようとした場合、制
御ピン11よりもさきに大電流配線基板5に接触することにより、制御ピン11
が変形するのを防ぐ。又、ガイドピン12を、2箇所以上に配置することにより
、パワーモジュール1Aと大電流配線基板5Aがねじれた状態で接続されること
を防止し、より正確に制御ピン11と大電流配線基板5Aが接続されるようにし
ている。また、ガイドピン12を制御ピン11の両端に配置することにより、よ
り正確に大電流配線基板5Aの貫通穴を介してコネクタ13に接続することがで
きる。 【0021】 大電流配線基板5Aは、大電流配線基板5Aのパワーモジュール1Aの取付け
られる面の裏面にパワーモジュール1Aの制御ピン11と嵌合せしめる制御端子
用コネクタ13を配したので、パワーモジュール1Aの制御ピン11は大電流配
線基板5Aに取り付けられたコネクタ12の下に設けられた貫通穴を通してコネ
クタ13と嵌合する。従って、大電流配線基板5Aに取り付けられたコネクタ1
3と、パワーモジュール1Aの制御ピン11との嵌合を、該大電流配線基板5の
パワーモジュール11の取り付けられた面と反対の面から確認することができる
。また、パワーモジュール1Aの主回路端子2と大電流配線基板5Aとの接続を
、ネジなどの脱着可能名方法によることで、該パワーモジュール1Aと大電流配
線基板5Aとの脱着を自由におこなうことができる。更に、コネクタ13は、プ
リント基板である大電流配線基板5の上に取り付けられているので、フロータイ
プのハンダ槽において、大電流配線基板5Aに容易にハンダ付けすることができ
る。 【0022】 実施例2. 図3はパワーモジュール1Bの制御端子である制御ピン11を複数配列とし、 ガイドピン12をパワーモジュール1Bの主回路端子15をピン形状とし、大電
流配線基板5Bの主回路端子(以下、主回路ピンとする)15との接続を主回路
端子コネクタ16とした。 【0023】 次に動作について説明する。大電流配線基板5Bは、パワーモジュール1Bの
主回路ピン15との接続を該大電流配線基板5Bの上に取り付けた主回路端子用
コネクタ16により行うようにし、パワーモジュール1Bとの脱着を自由に行う
。また、パワーモジュール1Bの取り付けられる面の反対の面、即ち、裏面にコ
ネクタ16を配し、パワーモジュール1Bの主回路ピン15は大電流配線基板5
Bに取り付けられたコネクタ16の下に設けられた貫通穴を通してコネクタ16
と嵌合する。従って、大電流配線基板5Bに取り付けられたコネクタ16と、パ
ワーモジュール1Bの主回路ピン15との嵌合を、大電流配線基板5Bにおける
パワーモジュール1Bの取り付けられた面と反対の面から確認することができる
。又、コネクタ16はプリント基板である大電流配線基板5B上に取り付けられ
ているので、フロータイプのハンダ槽において、大電流配線基板5Bに容易にハ
ンダ付けすることができる。 【0024】 以上説明したように、実施例1ではパワーモジュール1Aの主回路端子2の端
子取付面に垂直方向に配置された制御ピン11を主回路端子2よりも高い位置と
し、制御ピン11を整列配列し、制御ピン11の近傍に少なくとも2箇所以上の
ガイドピン12を有し、また大電流配線基板5Aとパワーモジュール1Aの主回
路端子2との接続にネジ4を使用し、制御ピン11との接続をコネクタ13によ
り行うことによって、大電流配線基板5Aに対するパワーモジュール1Aの脱着
が容易となり、組立工数の低減、メンテナンス時の時間短縮、特殊工具の不必要
化、作業の平易を実現することができる。また、実施例2ではパワーモジュール
1Bはピン形状の主回路端子15を備え、大電流配線基板5Bとの接続をコネク
タ接続としたので、着脱が実施例1の場合より容易となり、作業がなお容易とな
った。 【0025】 なお、パワーモジュールが主回路端子だけでなく、主回路端子を駆動する駆動
回路、主回路端子を保護する保護回路、駆動回路や保護回路用電流回路等を組込
んだインテリジェントなタイプの場合で、主回路端子だけのパワーモジュールに
比較して制御ピン数が増加したものても、ガイドピン12を複数個、設けたので
大電流配線基板5A、Bにパワーモジュール1A、Bの取り付け時の位置決めが
容易となり、挿入時に制御ピン11を曲げる等の事項を防止できる。 【0026】 【発明の効果】 以上のように、第1の発明によれば、主回路端子の基板への取り付け面に垂直
方向に伸び、ピン形状を為すと共に、その先端が上記主回路端子の基板への取り
付け面よりも高い制御端子と、上記制御端子の近傍に設けられ、上記制御端子以
上の高さを有し、上記基板に形成されたガイド穴に貫挿される複数のガイドピン
とを備えたので、パワーモジュール用基板への取り付けが容易なものが得られる
効果がある。 【0027】 【0028】 【0029】
【図面の簡単な説明】 【図1】 第1〜第3の発明の第一実施例であるパワーモジュール及びパワー
モジュール用基板としての大電流配線基板を示す図である。 【図2】 図2に示したパワーモジュールを大電流配線基板に取り付けた状態
を示す正面図及び側面図である。 【図3】 第4の発明の一実施例であるパワーモジュール及びパワーモジュー
ル用基板としての大電流配線基板を示す図である。 【図4】 従来のパワーモジュール及び大電流配線基板を示す図である。 【図5】 図4に示したパワーモジュールを大電流配線基板に取り付けた状態
を示す正面図及び側面図である。 【符号の説明】 1 パワーモジュール 2 主回路端子 4 ネジ 5A、B 大電流配線基板 10 ベース基板 11 制御端子(制御ピン) 12 ガイドピン 13 制御端子用コネクタ 14 ガイドピン用穴 15 主回路ピン 16 主回路端子用コネクタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電力変換を行うパワーモジュールにおいて、主電流を通流する
    電流路が配された基板に取り付ける取り付け面を有し、主電力を扱うピン形状を
    為す主回路端子と、上記主回路端子の基板への取り付け面に垂直方向に伸びるピ
    ン形状を為すと共に、その先端は上記主回路端子の基板への取り付け面よりも高
    く、上記主電力以外の信号、電力などを扱う制御端子と、上記制御端子の近傍に
    設けられ、上記制御端子以上の高さを有し、上記基板に形成されたガイド穴に貫
    挿される複数のガイドピンとを備えたことを特徴としたパワーモジュール。

Family

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