JP2691732B2 - 車両用加振試験方法及び装置 - Google Patents

車両用加振試験方法及び装置

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JP2691732B2
JP2691732B2 JP63171331A JP17133188A JP2691732B2 JP 2691732 B2 JP2691732 B2 JP 2691732B2 JP 63171331 A JP63171331 A JP 63171331A JP 17133188 A JP17133188 A JP 17133188A JP 2691732 B2 JP2691732 B2 JP 2691732B2
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浩之 金川
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Kanto Auto Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/90Maintenance
    • B60G2206/99Suspension element selection procedure depending on loading or performance requirements, e.g. selection of damper, spring or bush

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両を加振台に載置して車輪に送風した状
態で加振試験を行う車両用加振試験方法及び装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、このような加振試験は、加速度センサで加速度
を検出することにより所定の加振状態に設定し、その後
は特にショックアブソーバの温度が過度に上昇しない時
間範囲で繰り返し加振を行い、四輪近辺のそれぞれのボ
デー底面の下方に異常な下降を検知するリミットスイッ
チを配置して行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
これにより、足回りやボデーの破損に起因してリミッ
トスイッチが作動すると試験を非常停止していたが、こ
れらの異常を未然に発見して防ぐことはできなかった。
また、試験効率上も問題があった。
よって、本発明は、振動付加による車両の異常部分の
破損を未然に検出し、かつ温度上昇に即応した冷却時間
を置いて自動的に繰り返し加振試験を行える車両用加振
試験方法及び装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、この目的を達成するために、各車輪のサス
ペンションロアアーム部分に加速度センサをそれぞれ取
付け、また各ショックアブソーバ部分には温度センサを
それぞれ取付け、各加速度センサのいずれかの加速度検
出値が予め定めた範囲を上廻るか或は下廻ると加振を非
常停止させ、各温度センサのいずれかの温度検出値が予
め定めた上限値を上廻ると所定の温度値に低下するまで
送風状態で加振を中断させ、各温度センサのいずれかの
温度検出値の上昇速度が予め定めた上限値を上廻ると前
記加振を非常停止させるようになっている。
この方法を実施するための装置としては、車両を加振
台に載置して、それぞれの車輪に送風を行いつつ車両に
所定レベルの加振を行うそれ自体周知の車両用加振試験
装置において、前述のように加速度センサ及び温度セン
サをそれぞれ取付けると共に、いずれかの加速度検出値
が予め定めた範囲を上廻るか或は下廻るかを判断する加
速度判断手段(11)と、いずれかの温度検出値が予め定
めた上限値を上廻るか否か及びこの上廻った後に所定の
温度値に低下したか否かを判断する温度判断手段(12)
と、いずれかの温度検出値の上昇速度が予め定めた上限
値を上廻るか否かを判断する温度上昇速度判断手段(1
3)と、加速度検出値が所定の範囲を上廻るか或は下廻
ったと判断されると加振を非常停止させ、また温度検出
値が上限値を上廻ったと判断されると所定の温度値に低
下したと判断されるまで、送風状態で加振を中断させ、
さらに温度検出値の上昇速度が上限値を上廻ったと判断
されると加振を非常停止させる加振オン・オフ制御手段
(15)と、両非常停止時に報知を行う異常報知手段(1
4)とを付加した。
〔作用〕
ショックアブソーバ或は足回りの異常に起因して加速
度検出値が予め定めた範囲内を上側或は下側に外れると
加振が非常停止され、致命的な破損に至る前に異常を検
知できる。
加振試験中、ショックアブソーバの温度検出値は摩擦
熱により徐々に上昇し、所定の温度に達した時点で異常
加熱を回避するために所定の低い温度に送風冷却される
まで加振が中断され、その後加振が再開される。また、
ショックアブソーバ部分の異常に起因して、過大の温度
上昇速度が検出された場合にも、非常停止が行われる。
加振試験装置としては、加振オン・オフ制御手段(1
5)が、加速度判断手段(11)及び温度判断手段(12)
の判断結果に応じて加振の中断或は非常停止を行わせ、
非常停止時には異常報知手段(14)からその旨の報知が
行われる。
〔発明の実施例〕
第1図及び第2図は、本発明の一実施例による車両用
加振試験装置を示す。
第1図において、車両1の四輪21〜24が加振試験装
置本体9により駆動される加振段9aに載置されている。
それぞれのサスペンションロアアーム6には加速度セン
サ31〜34が取付けられ、ショックアブソーバの外筒7
には温度センサ41〜44がそれぞれ取付けられている
(第2図参照)。
加速度センサ31〜34には加速度判断手段11が後続
し、各加速度センサのいずれかの加速度検出値が例えば
30G〜25Gの範囲を上廻るか下廻るのを検出して非常停止
信号を発生する。温度センサ41〜44には温度判断手段
12が後続し、前輪21、22の温度検出値が例えば55℃に
達するか、或は後輪23、24の温度検出値が例えば70℃
に達するのを検出し加振中断信号を出力し、また前輪及
び後輪について例えば共に40℃に低下してくるのを検出
して加振再開信号を出力する。13は温度上昇速度判断手
段であり、加振開始又は再開から前述の温度上限値に達
する時間を測定し、その時間が20%程度予め定めた時間
よりも早い場合には非常停止信号を発生する。
15は装置本体9の加振オン・オフ制御手段であり、加
振度判断手段11及び温度上昇速度判断手段の非常停止信
号に応答して装置本体9の加振駆動を非常停止させ、温
度判断手段12の判断結果に応じて加振駆動を中断させ
る。
14は異常報知手段であり、加振度判断手段11及び温度
上昇速度判断手段13の非常停止信号に応じて音又は表示
により異常を報知する。
これらの加速度及び温度の時間経過に対するデータ並
びに異常データは、データ記録・出力手段16にメモリさ
れ、必要時にアウトプットされる。
これらの各部11〜13は、パーソナルコンピュータ、マ
イクロコンピュータ等により構成される。また、各部11
〜13、15はハードロジック回路により構成することもで
きる。
試験に際しては、従来と同様に加速度センサ31〜34
の検出値に応じて、装置本体9は加振台9aに対して所定
の振動レベルで駆動を開始する。以後、本発明により、
加振度判断手段11で連続的に加速度の変化がモニタさ
れ、ショックアブソーバが摩擦熱によりオイルシールが
破損して減衰機能を持たなくなったり、或は足まわり部
品の破損によって車輪の挙動が変わるために所定の加速
度範囲を上廻ったり、下廻ったりするのが検出される。
そして、このような異常の徴候が検出された場合には、
非常停止信号が発生されて加振が停止されると共に、異
常報知手段14から警報が発生させる。
同様に温度判断手段12により連続的に温度変化もモニ
タされ、ショックアブソーバ部分にピストンとシリンダ
による摩擦熱が数十分に亙り徐々に上昇し、上限に達す
ると加振中断信号が出力されて、加振が中断されて送風
冷却のみが行われる。所定の温度に低下すると加振再開
信号が出力されて、送風が続行されたままで再加振され
る。
温度上昇速度判断手段13は、ショックアブソーバの異
常に早い温度上昇を検出すると、加振非常停止信号を出
力して異常報知手段14から警報が発生させ、試験を非常
停止させる。
尚、前述の実施例において、加速度及び温度範囲等
は、周囲温度に応じて自動的に補正することもでき、車
種の外部設定により自動的に変更することもできる。温
度上昇速度判断手段13は、通常の温度上昇曲線を記憶し
ておくことにより、実測の温度上昇と比較して、より高
精度のモニタを行うことも考えられる。温度センサは、
コイルスプリング部分を避けて第2図のA部分に取付け
ることもできる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、加速度或は温度変化をモニタ
することにより、従来のリミットスイッチで異常を検知
するのに対し、致命的な破損に至る前の異常発生の徴候
段階で不良を検出できる。これにより、2次的な破損も
防止される。ショックアブソーバの温度変化を連続的に
モニタして加振のオン・オフ制御を行うことにより、時
間的に無駄がなく、しかも安全な加振試験が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による車両用加振試験装置の
構成を示す図、第2図はそのセンサの取付け状態を示す
車輪部分の斜視図である。 1……車両、21〜24……車輪、31〜34……加速度セ
ンサ、41〜44……温度センサ、6……サスペンション
ロアアーム、7……ショックアブソーバの外筒。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を加振台に載置して、それぞれの車輪
    に送風しつつ車両を加振する車両用加振試験方法におい
    て、 各車輪のサスペンションロアアーム部分に加速度センサ
    をそれぞれ取付け、また各車輪のショックアブソーバ部
    分には温度センサをそれぞれ取付け、 前記各加速度センサのいずれかの加速度検出値が予め定
    めた範囲を上廻るか或は下廻ると加振を非常停止させ、 前記各温度センサのいずれかの温度検出値が予め定めた
    上限値を上廻ると所定の温度値に低下するまで送風状態
    で前記加振を中断させ、 前記各温度センサのいずれかの温度検出値の上昇速度が
    予め定めた上限値を上廻ると前記加振を非常停止させ
    る、ことを特徴とする車両用加振試験方法。
  2. 【請求項2】車両を加振台に載置して、それぞれの車輪
    に送風を行いつつ車両を加振する車両用加振試験装置に
    おいて、 各車輪のサスペンションロアアーム部分に加速度センサ
    をそれぞれ取付け、また各車輪のショックアブソーバ部
    分に温度センサをそれぞれ取付けると共に、 前記各加速度センサのいずれかの加速度検出値が予め定
    めた範囲を上廻るか或は下廻るかを判断する加速度判断
    手段と、 前記各温度センサのいずれかの温度検出値が予め定めた
    上限値を上廻るか否か及びこの上廻った後に所定の温度
    値に低下したか否かを判断する温度判断手段と、 いずれかの前記温度検出値の上昇速度が予め定めた上限
    値を上廻るか否かを判断する温度上昇速度判断手段と、 前記加速度検出値が前記範囲を上廻るか或は下廻ったと
    判断されると加振を非常停止させ、また前記温度検出値
    が前記上限値を上廻ったと判断されると前記所定の温度
    値に低下したと判断されるまで、送風状態で前記加振を
    中断させ、さらに前記温度検出値の上昇速度が前記上限
    値を上廻ったと判断されると前記加振を非常停止させる
    加振オン・オフ制御手段と、 前記両非常停止時に報知を行う異常報知手段と、を備え
    たことを特徴とする車両用加振試験装置。
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