JPH08334447A - 計測保全機構付き硬さ試験機 - Google Patents

計測保全機構付き硬さ試験機

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JPH08334447A
JPH08334447A JP16294295A JP16294295A JPH08334447A JP H08334447 A JPH08334447 A JP H08334447A JP 16294295 A JP16294295 A JP 16294295A JP 16294295 A JP16294295 A JP 16294295A JP H08334447 A JPH08334447 A JP H08334447A
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JP
Japan
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hardness
measurement
maintenance mechanism
load
hardness tester
Prior art date
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Pending
Application number
JP16294295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Hayashi
浩孝 林
Mitsuo Murakami
光男 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Corp
Original Assignee
Akashi Corp
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Publication date
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Publication of JPH08334447A publication Critical patent/JPH08334447A/ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、硬さ試験機に関し、特にその機枠
に装着された振動センサからの検出信号に基づき、地震
等の外乱に対処できるようにして、硬さ計測値の信頼性
を高められるようにしたものである。 【構成】 機枠1に装着された振動センサ9a,9bか
らの検出信号を、比較器11で設定器10における設定レベ
ルと比較し、上記検出信号が設定レベルを超えた異常事
態の際に、比較器11からの出力信号により圧子3の荷重
負荷機構4や硬さ演算部7の作動を停止させリセットを
行なう計測保全機構12が設けられている。上記異常事態
の際には、表示部8に表示される硬さ計測値が削除さ
れ、警報が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験荷重を受ける圧子
が試料への当接後に同試料に対して動いた変位に応じ、
同試料の硬さを計測するようにした硬さ試験機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の硬さ試験機では、外部からの振動
の入力が計測値に影響を与えないように、防振材を施す
ことが行なわれており、これにより入力される振動の減
少がはかられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の硬さ試験機では、大きな振動が与えられる
と、防振材を施されていても計測値に変動が生じるとい
う問題点がある。本発明は、このような問題点の解消を
はかろうとするもので、硬さ試験機の機枠に装着された
振動センサからの検出信号に基づき、地震等の外乱に対
処できるようにして、硬さ計測値の信頼性を高められる
ようにした計測保全機構付き硬さ試験機を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の計測保全機構付き硬さ試験機は、試料を載
置される試料台と、同試料台上の試料に当接した状態で
荷重をかけられる圧子と、同圧子に荷重をかける荷重負
荷機構と、同荷重負荷機構により荷重を負荷された圧子
の上記試料に対する変位に基づき硬さを演算する硬さ演
算部とをそなえた硬さ試験機において、上記の試料台,
圧子および荷重負荷機構を支持する機枠に装着された振
動センサと、同振動センサからの振動検出信号を設定レ
ベルと比較する比較器とが設けられるとともに、同比較
器で比較される上記振動検出信号が上記設定レベルを超
えた異常事態の際に、同比較器からの出力信号により上
記の荷重負荷機構および硬さ演算部の作動を停止させリ
セットを行なう計測保全機構が設けられたことを特徴と
している。
【0005】また、本発明の計測保全機構付き硬さ試験
機は、上記硬さ演算部で求められた硬さ計測値を表示す
べく同演算部に接続された表示部が設けられ、上記異常
事態の際に、上記計測保全機構が上記表示部に表示され
る硬さ計測値を削除するとともに同表示部に警報を表示
するように構成されたことを特徴としている。
【0006】さらに、本発明の計測保全機構付き硬さ試
験機は、上記異常事態の際に、上記計測保全機構により
リセットされた上記の荷重負荷機構および硬さ演算部
を、それらのリセットから所要時間の経過後に再作動さ
せるタイマ機構が、上記計測保全機構に付設されたこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】上述の本発明の計測保全機構付き硬さ試験機で
は、試料台,圧子および荷重負荷機構を支持する機枠に
装着された振動センサが、設定レベルを超える振動を検
出した異常事態の際に、同センサからの振動検出信号を
設定レベルと比較する比較器からの出力信号により、計
測保全機構が上記の荷重負荷機構および硬さ演算部の作
動を自動的に停止させ、リセットさせる作用を行なう。
【0008】また、上記異常事態の発生時には、上記硬
さ演算部に接続された表示部に表示される硬さ計測値
が、上記計測保全機構によって自動的に削除され、同表
示部には警報が表示される。さらに、上記計測保全機構
に付設されたタイマ機構の作用で、上記異常事態の際に
リセットされた上記の荷重負荷機構および硬さ演算部
は、それらのリセットから所要時間の経過後に自動的に
再作動させられるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
計測保全機構付き硬さ試験機について説明すると、図1
はその概略構成を模式的に示す説明図である。図1に示
すように、この硬さ試験機には、機枠1に支持された試
料台2,圧子3および荷重負荷機構4が設けられてお
り、同試料台2の上に載置される試料5に圧子3が当接
した状態で、同圧子3には荷重負荷機構4により試験荷
重が負荷される。
【0010】このようにして荷重を負荷される圧子3の
試料5に対する変位は、圧子変位測定部6で測定され、
同測定部6で求められた変位に基づき硬さを演算する硬
さ演算部7が設けられるほか、同硬さ演算部7で求めら
れた硬さ計測値を表示する表示部8が、同硬さ演算部7
に接続されている。また、機枠1には、振動センサ9
a,9bが同機枠1の上部および下部にそれぞれ設けら
れ、同振動センサ9a,9bからの振動検出信号を、設
定器10に設定された振動の設定レベルと比較する比較器
11が設けられている。
【0011】さらに、比較器11で比較される振動センサ
9a,9bからの振動検出信号が、設定器10に設定され
た設定レベルを超える異常事態の際には、同比較器11か
らの出力信号により荷重負荷機構4および硬さ演算部7
の作動を停止させリセットを行なうように計測保全機構
12が設けられて、それぞれ荷重負荷機構4および硬さ演
算部7に接続されている。そして、計測保全機構12は、
上記異常事態の際に表示部8に表示された硬さ計測値を
削除できるように同表示部8にも接続されていて、その
削除の際に警報を表示できるように構成されている。
【0012】また、上記異常事態の際に、計測保全機構
12によりリセットされた荷重負荷機構4および硬さ演算
部7を、それらのリセットから所要時間の経過後に再作
動させるタイマ機構13が、計測保全機構12に付設されて
いる。
【0013】本実施例の計測保全機構付き硬さ試験機
は、上述のように構成されているので、試料台2,圧子
3および荷重負荷機構4を支持する機枠1に装着された
振動センサ9a,9bが、設定レベルを超える振動を検
出した異常事態の際に、同センサ9a,9bからの振動
検出信号を設定レベルと比較する比較器11からの出力信
号により、計測保全機構12が荷重負荷機構4および硬さ
演算部7の作動を自動的に停止させ、リセットさせる作
用を行なう。
【0014】また、上記異常事態の発生時には、硬さ演
算部7に接続された表示部8に表示される硬さ計測値
が、計測保全機構12によって自動的に削除され、同表示
部8には警報が表示される。さらに、計測保全機構12に
付設されたタイマ機構13の作用で、上記異常事態の際に
リセットされた荷重負荷機構4および硬さ演算部7は、
それらのリセットから所要時間の経過後に自動的に再作
動させられるようになる。このようにして、本実施例の
計測保全機構付き硬さ試験機によれば、地震等のハイレ
ベルの外乱や衝撃の発生時に計測された硬さ測定値が自
動的に排除されるので、その測定機能の信頼性が著しく
高められるようになる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の計測保全
機構付き硬さ試験機によれば、次のような効果が得られ
る。 (1) 試料台,圧子および荷重負荷機構を支持する機枠に
装着された振動センサが、設定レベルを超える振動を検
出した異常事態の際に、同センサからの振動検出信号を
設定レベルと比較する比較器からの出力信号により、計
測保全機構が上記の荷重負荷機構および硬さ演算部の作
動を自動的に停止させ、リセットさせることができる。 (2) 上記異常事態の発生時には、上記硬さ演算部に接続
された表示部に表示される硬さ計測値が、上記計測保全
機構によって自動的に削除され、同表示部には警報が表
示される。 (3) 上記計測保全機構に付設されたタイマ機構により、
上記異常事態の際にリセットされた上記の荷重負荷機構
および硬さ演算部は、それらのリセットから所要時間の
経過後に自動的に再作動させられるようになる。 (4) 上記(1)〜(3)項により、地震等のハイレベルの外乱
や衝撃の発生時に計測された硬さ測定値が自動的に排除
されるので、その測定機能の信頼性が著しく高められる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての計測保全機構付き硬
さ試験機の概略構成を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 試料台 3 圧子 4 荷重負荷機構 5 試料 6 圧子変位測定部 7 硬さ演算部 8 表示部 9a,9b 振動センサ 10 設定器 11 比較器 12 計測保全機構 13 タイマ機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を載置される試料台と、同試料台上
    の試料に当接した状態で荷重をかけられる圧子と、同圧
    子に荷重をかける荷重負荷機構と、同荷重負荷機構によ
    り荷重を負荷された圧子の上記試料に対する変位に基づ
    き硬さを演算する硬さ演算部とをそなえた硬さ試験機に
    おいて、上記の試料台,圧子および荷重負荷機構を支持
    する機枠に装着された振動センサと、同振動センサから
    の振動検出信号を設定レベルと比較する比較器とが設け
    られるとともに、同比較器で比較される上記振動検出信
    号が上記設定レベルを超えた異常事態の際に、同比較器
    からの出力信号により上記の荷重負荷機構および硬さ演
    算部の作動を停止させリセットを行なう計測保全機構が
    設けられたことを特徴とする、計測保全機構付き硬さ試
    験機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の計測保全機構付き硬さ
    試験機において、上記硬さ演算部で求められた硬さ計測
    値を表示すべく同演算部に接続された表示部が設けら
    れ、上記異常事態の際に、上記計測保全機構が上記表示
    部に表示される硬さ計測値を削除するとともに同表示部
    に警報を表示するように構成されたことを特徴とする、
    計測保全機構付き硬さ試験機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の計測保全機構
    付き硬さ試験機において、上記異常事態の際に、上記計
    測保全機構によりリセットされた上記の荷重負荷機構お
    よび硬さ演算部を、それらのリセットから所要時間の経
    過後に再作動させるタイマ機構が、上記計測保全機構に
    付設されたことを特徴とする、計測保全機構付き硬さ試
    験機。
JP16294295A 1995-06-06 1995-06-06 計測保全機構付き硬さ試験機 Pending JPH08334447A (ja)

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