JP2001133347A - 力校正装置 - Google Patents

力校正装置

Info

Publication number
JP2001133347A
JP2001133347A JP31405999A JP31405999A JP2001133347A JP 2001133347 A JP2001133347 A JP 2001133347A JP 31405999 A JP31405999 A JP 31405999A JP 31405999 A JP31405999 A JP 31405999A JP 2001133347 A JP2001133347 A JP 2001133347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dynamometer
force
calibration
long
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31405999A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Takagi
義彦 高木
Eiji Furuta
英二 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Corp
Original Assignee
Akashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akashi Corp filed Critical Akashi Corp
Priority to JP31405999A priority Critical patent/JP2001133347A/ja
Publication of JP2001133347A publication Critical patent/JP2001133347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 力校正装置において、地震や外乱等により力
計の校正精度が低下することを防止する。 【解決手段】 重錘3a,…の荷重を力計1に作用させ
て、力計1の校正を行う力校正装置である。長周期のゆ
れを計測可能な長周期地震計20と、該長周期地震計2
0による計測値に基づき、前記力計1の校正を中断させ
ることが可能な制御装置(保全機構)30とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重錘の荷重を力計
に作用させて、該力計の校正を行う力校正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】重錘(例えば、分銅など)の荷重を力計
に作用させて、該力計の校正を行う力校正装置では、例
えば、地震や外乱等によりゆれが生じると、該ゆれによ
り重錘に加速度が加わるため、正確に力計の校正を行う
ことができない。そのため、地震や外乱等によりゆれが
生じている場合には、力計の校正を一旦中断して、ゆれ
が治まってから力計の校正を再開するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、震
源が遠距離で、数時間にわたる長周期のゆれが発生して
いる場合には、ゆれが発生していることに作業者が気付
かずに、力計の校正が行われてしまう可能性があった。
その場合、前述したように、正確に力計の校正を行うこ
とができないため、力計の校正精度が低下するという問
題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、地震や外乱等により力計の校
正精度が低下することを防止可能な力校正装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、重錘(3a,…)の荷重を
力計に作用させて、該力計の校正を行う力校正装置にお
いて、長周期のゆれを計測可能な振動センサ(例えば、
長周期地震計20)と、該振動センサによる計測値に基
づき、前記力計の校正を中断させることが可能な保全機
構(例えば、制御装置30など)と、を備えた構成とし
た。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、長周期
のゆれを計測可能な振動センサと、該振動センサによる
計測値に基づき力計の校正を中断させることが可能な保
全機構とを備えたため、例えば、地震や外乱等によりゆ
れが発生している場合には、そのゆれを振動センサが計
測し、その計測値に基づき保全機構が力計の校正を中断
させる。従って、例えば、地震や外乱等のゆれにより、
力計の校正精度が低下することを防止できる。また、振
動センサが、作業者が気付かないような長周期のゆれを
計測可能であるため、そのような長周期のゆれに対して
も力計の校正精度が低下することを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1の図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は、本発明に係る力校正装置の構成を
示す図である。
【0009】この実施の形態の力校正装置は、重錘3
a,…の荷重を力計1(ロードセル)に作用させて、該
力計1の校正を行う(即ち、力計1に作用している力の
大きさと、力計1から出力される電圧との関係を導き出
す)装置であり、図1に示すように、本体部10と、該
本体部10に備わる各種機器を制御する制御装置30
と、長周期のゆれを計測可能な振動センサとして例示す
る長周期地震計20と、により概略構成されている。
【0010】本体部10は、上下方向に可動な状態で架
台4に組み付けられた負荷枠2、該負荷枠2に吊り下げ
る重錘3a,…を加除する重錘加除機構3、負荷枠2を
昇降可能な負荷枠昇降機構5、等を備えている。重錘加
除機構3は、複数の重錘3a,…を直列に連結してなる
重錘群3A,…、これら重錘群3A,…を載置するテー
ブル3b,…、負荷枠2に吊り下げる重錘3a,…の数
量を増減すべくテーブル3b,…を昇降するモータ(図
示省略)、テーブル3b,…の位置を検出するセンサ
(図示省略)、などにより構成されている。負荷枠昇降
機構5は、負荷枠2を把持可能なアーム5a、該アーム
5aを昇降するシリンダ5b、等により構成されてい
る。この負荷枠保持機構5は、例えば、校正する力計1
を取り付けるときなどに、負荷枠2を持ち上げた状態で
保持する。
【0011】また、本体部10には、圧縮試験を行う場
合に力計1を設置する力計設置部1aと、引張り試験を
行う場合に力計1を設置する力計設置部1bが設けられ
ている。即ち、圧縮試験を行う場合には、図1に示すよ
うに、力計1を試料台7に載置して、力計1を試料台7
と負荷枠2の間に挟むようにする。この状態で、負荷枠
2に重錘3a,…を吊り下げると、負荷枠2から力計1
に下方向の力が加わって、力計1は上方向から圧縮され
た状態となる。また、引張り試験を行う場合には、力計
1の一端を架台4の試料連結部6aに連結し、他端を負
荷枠2の試料連結部6bに連結する。この状態で、負荷
枠2に重錘3a,…を吊り下げると、負荷枠2から力計
1に下方向の力が加わって、力計1は下方向に引張られ
た状態となる。
【0012】制御装置30は、CPU(Central Proces
sing Unit)、RAM(Random Access Memory)、RO
M(Read Only Memory)、I/Oインターフェイス等を
備え、ROM中に書き込まれている制御プログラムや制
御データに従いI/Oインターフェイスに接続された各
種機器を制御するようになっている。この制御装置30
は、保全機構を構成している。
【0013】制御装置30には、図3に示すように、C
RT31や、図には現れないキーボード等の入力手段が
接続される他、制御盤12、力計アンプ13、長周期地
震計20等が接続されている。そして、制御盤12に
は、重錘加除機構3を構成する各種機器(例えば、テー
ブル3b,…を昇降するためのモータ、テーブル3b,
…の位置を検出するセンサなど)が接続されている。ま
た、力計アンプ13には、力計設置部1a(又は、力計
設置部1b)に設置されている力計1が接続されてい
る。
【0014】この制御装置30は、校正する力計1に所
望の力(圧縮力、引張り力)を付加するため、制御盤1
2を介して重錘加除機構3を制御する。即ち、キーボー
ド等の入力手段からの入力や、前記センサから入力され
たテーブル3b,…の位置等に基づいて、前記モータを
駆動することによりテーブル3b,…を昇降して負荷枠
2に吊り下げる重錘3aの数量を調整し、力計1に付加
する荷重の大きさを制御する。
【0015】また、制御装置30は、上記のように重錘
加除機構3を制御して力計1に付加する荷重の大きさ
(負荷枠2に吊り下げられている重錘3a,…の総重
量)を変化させ、そのときに力計アンプ13を介して力
計1から出力される電圧値をRAMに記憶していく。こ
うして得られた複数の記憶データに基づき、制御装置3
0は、力計1に作用している力の大きさと、力計1から
出力される電圧値との関係を導き出す。
【0016】また、制御装置30は、長周期地震計20
から入力された入力信号に基づき、地震や外乱等による
ゆれを計測し、この計測値と予め設定されている判定値
との比較により、ゆれによる影響が無視できる範囲であ
るか否かを、常に監視している。例えば、計測値が判定
値を上回り、ゆれによる影響が無視できない範囲となっ
た場合には、その旨を、例えば、CRT31等に表示す
るなどして作業者に対し報知すると共に、重錘加除機構
3や負荷枠昇降機構5を制御して力計1の校正作業を中
断させる。その後、例えば、計測値が判定値を下回り、
ゆれによる影響が無視できる範囲に戻ったら、その旨を
作業者に対して報知すると共に、重錘加除機構3や負荷
枠昇降機構5を制御して力計1の校正作業を再開させ
る。
【0017】このように、地震や外乱等のゆれによる影
響が無視できない範囲となった場合に、力計1の校正作
業を中断させるため、地震や外乱等のゆれによって、力
計1の校正精度が低下することを防止できる。また、長
周期地震計20は、作業者が気付かないような数時間に
わたる長周期のゆれを計測することも可能であるため、
そのような長周期のゆれに対しても力計1の校正精度が
低下することを防止できる。
【0018】なお、この実施の形態では、振動センサと
して、長周期地震計20を例示したが、これに限定され
るものではなく、長周期のゆれを計測可能な振動センサ
であればどのようなものとしてもよい。また、この実施
の形態では、地震や外乱等によるゆれを常に監視すると
したが、所定時間毎に定期的に監視するようにしてもよ
い。また、この実施の形態では、力計1の校正作業を中
断した場合に、ゆれによる影響が無視できる範囲に戻っ
たところで自動的に力計1の校正作業を再開するように
したが、例えば、タイマー制御により、校正作業を中断
してから所定時間経過後に、校正作業を自動的に再開す
るようにしてもよい。また、重錘加除機構3の構成等も
任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適
宜に変更可能であることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る力校正装置によれば、長周
期のゆれを計測可能な振動センサと、該振動センサによ
る計測値に基づき力計の校正を中断させることが可能な
保全機構とを備えたため、例えば、地震や外乱等により
ゆれが発生している場合には、そのゆれを振動センサが
計測し、その計測値に基づき保全機構が力計の校正を中
断させる。従って、例えば、地震や外乱等のゆれによ
り、力計の校正精度が低下することを防止できる。ま
た、振動センサが、作業者が気付かないような長周期の
ゆれを計測可能であるため、そのような長周期のゆれに
対しても力計の校正精度が低下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る力校正装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 力計 2 負荷枠 3 重錘加除機構 3a 重錘 10 本体部 20 長周期地震計(振動センサ) 30 制御装置(保全機構)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重錘の荷重を力計に作用させて、該力計の
    校正を行う力校正装置において、 長周期のゆれを計測可能な振動センサと、 該振動センサによる計測値に基づき、前記力計の校正を
    中断させることが可能な保全機構と、 を備えたことを特徴とする力校正装置。
JP31405999A 1999-11-04 1999-11-04 力校正装置 Pending JP2001133347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31405999A JP2001133347A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 力校正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31405999A JP2001133347A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 力校正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001133347A true JP2001133347A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18048739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31405999A Pending JP2001133347A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 力校正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001133347A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102156022A (zh) * 2011-05-23 2011-08-17 重庆大学 应力传感器标定系统
KR101350374B1 (ko) * 2013-01-03 2014-01-16 주식회사 카스 로드 셀 하중 테스트기
CN103759887A (zh) * 2014-01-14 2014-04-30 中国船舶重工集团公司第七0四研究所 小扭矩标准装置用砝码防摆动间隙夹紧机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102156022A (zh) * 2011-05-23 2011-08-17 重庆大学 应力传感器标定系统
KR101350374B1 (ko) * 2013-01-03 2014-01-16 주식회사 카스 로드 셀 하중 테스트기
CN103759887A (zh) * 2014-01-14 2014-04-30 中国船舶重工集团公司第七0四研究所 小扭矩标准装置用砝码防摆动间隙夹紧机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1007793B1 (en) Automatic static load testing for piles
JP5110796B2 (ja) キャリブレ−ション機能付きヘルスモニタリングシステム
CN101506639A (zh) 调谐初始控制参数的材料测试仪的自适应控制
US11959934B2 (en) High precision weighing system and weighing method, thermogravimetric analyser and storage medium
JP2009192363A (ja) 振動試験装置
CA2755505C (en) Method and apparatus for adjusting a machine
CN102539127B (zh) 一种桨叶标定标准载荷施加装置
US7026557B2 (en) Apparatus and method for weighting objects on a fork lift truck
JP2001133347A (ja) 力校正装置
CN105253738A (zh) 一种电梯超载保护装置的检测方法
US11118999B2 (en) Method and investigation device for measuring stresses in an agglomerate structure
JPS5979120A (ja) 計量ベルト装置
JP2001133351A (ja) トルク校正装置
KR20080094522A (ko) 지지하중이 표시되는 레벨링장치
CN110057695B (zh) 一种测量混凝土梁阻尼比的装置与方法
JPH08334447A (ja) 計測保全機構付き硬さ試験機
JP6740324B2 (ja) 乗りかごの重量計測方法および装置
Pontius et al. Inherent problems in force measurement: Some results in the study of force sensor-machine interaction, hysteresis, thermoelastic effect and creep are discussed
Niehe A new force measuring facility for the range of 10 mN to 10 N
JPS5861440A (ja) 載荷式自動圧密試験器
JP2001133350A (ja) トルク校正装置
JP2000046708A (ja) 材料試験機
CN115683305B (zh) 一种高空作业设备称重标定方法、装置及设备
KR890004715B1 (ko) 질량계
CN219496428U (zh) 一种高稳定大理石水平自动调整基台

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050304

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310