JP2691000B2 - ブロモフルオロメタンの製造方法 - Google Patents

ブロモフルオロメタンの製造方法

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JP2691000B2 JP1045552A JP4555289A JP2691000B2 JP 2691000 B2 JP2691000 B2 JP 2691000B2 JP 1045552 A JP1045552 A JP 1045552A JP 4555289 A JP4555289 A JP 4555289A JP 2691000 B2 JP2691000 B2 JP 2691000B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化学的方法、さらに詳しく言えばブロモフル
オロメタンの製造方法に関する。
ブロモフルオロメタンは中間体、医薬およびその他の
化学製品の製造における重要な試薬である。
この化合物は従来三つの基本的な方法によつて製造さ
れた。一つの方法ではHaszeldine氏著「J.Chem.Soc.」1
952、4259〜5268および米国特許第2716668号明細書に記
載のフンスジーカー(Hunsdiecker)型の反応を用い
て、フルオロ酢酸の塩からブロモフルオロメタンを製造
する。別の方法ではSwarts氏等著「Bull.Acad.Roy.Bel
k.」1910、113、23の初期文献に記載のスワルツ(Swart
s)試薬によつてジブロモフルオロメタンからブロモフ
ルオロメタンを製造する。その他の方法ではジハロメタ
ン例えばメチレンブロマイドからハロゲン交換反応によ
り、またはハロメタン例えばブロモメタンもしくはフル
オロメタンの触媒例えばアルミナ上での臭素化またはフ
ツ素化によりブロモフルオロメタンを製造する。
これらの比較的初期の方法は一般に収率が悪いか、ま
たは危険物質を使用しなければならない。
Soyferth氏等著「Journal of Organic Chemistyr」19
63、703〜706には確認データは全く存在しないけれど
も、水素化トリ−n−ブチルスズを使用するトリブロモ
フルオロメタンの段階的還元によるブロモフルオロメタ
ンの副次的製造が記載されている。しかしながら、該論
文に記載の反応条件はブロモフルオロメタンが全く生じ
ないか、またはその生成物がブロモフルオロメタンとジ
ブロモフルオロメタンとの両方からなる混合物を含有す
るかのような条件である。Seyferth氏等はまた慣用の減
圧蒸溜系を使用しているが、これではブロモフルオロメ
タンの収率は低いであろうと思われる。なぜならばトリ
ブロモフルオロメタンからのジブロモフルオロメタンの
理論収率69%を得ているにもかかわらず、Seyferth氏等
は評価しうる量のブロモフルオロメタンを得ることがで
きなかつたからである。
さらにSeyferth氏等は、具体的にはトリブロモフルオ
ロメタンの還元に関する確認実験データを全く与えては
いないが、該水素化物試薬0.02モルを種々のハロメタン
例えばトリブロモフルオロメタン0.04モルと0℃で約1
時間反応させ、この温度で10分次に室温でさらに10分撹
拌したことを示している。これらの反応生成物の記載は
ジブロモフルオロメタンの収率がその反応成分比率が示
唆するであろうよりも高いという点において不明瞭であ
る。いくらかのブロモフルオロメタンもまた生成された
ことが指摘されているけれども、上記の矛盾はこの記述
の正確さに疑いをもたらす。しかしながら、最初に生成
されたジブロモフルオロメタンが上記の明らかに温和な
条件を用いて実際にそれ以上還元されてブロモフルオロ
メタンになつたとしても、同一の手法によりジブロモフ
ルオロメタンから出発してたつた一つの臭素原子だけを
置換して有用な収量のブロモルオロメタンを得ることは
不可能でないとしても難しいことであろうと思われる。
すなわちSeyferth氏等は有機スズ水素化物によるジブロ
モフルオロメタンの還元が前記のその他の方法よりもブ
ロモフルオロメタン合成へのより優れた経路であろうこ
とは示唆していない。
本発明者等は有機スズ水素化物例えば水素化トリ−n
−ブチルスズを用いて実質的に純粋なジブロモフルオロ
メタンを還元脱臭素化することによつて良好な品質およ
び純度のブロモフルオロメタンをジブロモフルオロメタ
ンから良好な収率でかつより効率的に製造し得るという
ことを見出した。
すなわち本発明によつて、本発明者等は有機スズ水素
化物を用いて実質的に純粋なジブロモフルオロメタンを
還元に付してブロモフルオロメタンを製造する方法を提
供する。
意外なことに、本発明者等はSeyferth氏等が記載して
いるようにある種のポリハロメタンが該水素化物試薬と
余りにも良く反応しすぎるために二重に脱ハロゲン化さ
れた生成物を生成してしまう傾向が、非常に純粋な生成
物を得るような反応条件を慎重に選択することによつて
克服されうるということを見出した。より好ましい反応
条件下でジブロモフルオロメタンが少なくとも実質的に
等モル量の水素化物試薬と反応せしめられて、実質的に
完全な反応が遂行されかつ未反応出発物質での汚染も最
少になしうる。「実質的に等モル量」の用語は有機スズ
水素化物対ジブロモフルオロメタンの比率が0.8:1〜1.
5:1、より好ましくは0.9:1〜1.3:1であることを意味す
る。
該反応生成物の良好な収率および純度は、未反応のジ
ブロモフルオロメタンを反応容器に戻すために還元中に
おいて還流冷却器例えば冷フインガーまたは水冷却器を
使用することによつて高めることができる。水冷却器を
使用する場合には、それをブロモフルオロメタンを凝縮
し得る1個以上の冷トラツプ、例えば−196℃〜−40℃
の冷フインガーに接続することができる。この系は還元
中にいくらかの気化したブロモフルオロメタンを蒸溜さ
せてそれを反応系から除去させ得る。しかしながら、本
発明者等は還元中に気化するブロモフルオロメタンが0
℃〜5℃においてさえそれと一緒にいくらかのジブロモ
フルオロメタン反応成分をも担持するということを見出
した。従つて水冷却器がこのように使用される場合に
は、気化したいずれのジブロモフルオロメタンをも凝縮
しそして除去する−196℃〜−40℃トラツプの前にさら
に別の例えば−35℃〜+10℃の冷フインガートラツプを
具備させるのが望ましい。
しかしながら、還元中にブロモフルオロメタンを蒸溜
させる代わりに遥かにより低い温度例えば−196℃〜−4
0℃の還流冷却器例えば冷フインガーを使用してジブロ
モフルオロメタンとブロモフルオロメタンの両方を反応
混合物中に戻しそして還元が完了した場合にのみ蒸溜を
開始させることが好ましい。この場合、還流冷フインガ
ーは蒸溜の前に取除かれなければならないことは明らか
である。
蒸溜は比較的低い温度例えば0℃〜100℃、好ましく
は20℃〜45℃の温度で実質的に大気圧において行うのが
好ましい。このような蒸溜は緩慢であり、例えば0.5〜1
5時間好ましくは2〜12時間例えば2〜6時間かかる。
蒸溜中、反応混合物中にパージした不活性ガス例えば
窒素の定常流はブロモフルオロメタンの捕集率を高める
のに特に有利である。蒸溜中、一連の冷フインガートラ
ツプが有利には装備され、その際、未反応ジブロモフル
オロメタンは例えば−35℃〜+10℃の第一トラツプ例え
ば氷/塩のトラツプ中に集められそして所望のブロモフ
ルロオメタンは遥かにより低い温度例えば−196℃〜−4
0℃の第二トラツプ中に集められる。
使用しうる冷フインガートラツプはドライアイス(固
形二酸化炭素)/アセトン(約−78℃)、ドライアイス
/四塩化炭素(約−20℃)、ドライアイス/メタノール
(約−70℃)または液体窒素(約−196℃)である。ド
ライアイス/アセトン(約−78℃)がより好ましい。
すなわち、一般にジブロモフルオロメタンは−20℃〜
+30℃、好ましくは−5℃〜+10℃の温度で水素化トリ
−n−ブチルスズと接触させることができる。この水素
化トリ−n−ブチルスズは徐々に例えば0.5〜10時間か
けて加えるのが好ましい。反応容器は前記の水冷却器
(5℃〜50℃)または冷フインガー(−196℃〜5℃)
のいずれかを具備するのが有利である。
ジブロモフルオロメタンと水素化トリ−n−ブチルス
ズとの反応は発熱反応であつて、通常は反応温度をより
好ましい範囲の温度、−5℃〜+10℃に維持するために
冷却が必要である。本発明者等はフリーラジカル開始剤
例えばα,α′−アゾイソブチロニトリルおよび/また
は例えばタングステン電球からの付加的照明の存在がこ
の発熱作用を緩和するということを見出した。このよう
なフリーラジカル開始剤は例えば反応混合物中にジブロ
モフルオロメタンを基準として5重量%までの量好まし
くは0.1〜1重量%で含有されうる。
水素化トリ−n−ブチルスズの添加後反応を確実に完
了させるためにその混合物を−20℃〜−30℃好ましくは
−5℃〜+10℃で0.1〜10時間更に撹拌するのが有利で
ある。
蒸溜に関しては、使用している場合には還流冷フイン
ガーを取除きそして混合物を0〜100℃に加温しついで
反フラスコおよびトラツプ中にパージした有利には毎分
5〜500mlの速度での窒素の定常流とともに更に0.5〜15
時間撹拌する。蒸溜期間中にブロモフルオロメタンは−
40℃〜−196℃の冷フインガートラツプ中に集められ得
る。−35℃〜+10℃のさらに別の冷フインガートラツプ
を反応フラスコと−40℃〜−196℃トラツプとの間に挿
入して第二トラツプ中で凝縮するジブロモフルオロメタ
ンの量を減少させることができる。
以下に本発明を実施例により説明する。ジブロモフル
オロメタンは英国Old Glossop、DerbyshireのFluoroche
m社から得られそして水素化トリ−n−ブチルスズは英
国Gillingham、DorsetのAldrich社から得られた。
実施例 1 水素化トリ−n−ブチルスズの使用によるジブロモフル
オロメタンからのブロモフルオロメタンの製造 気化したジブロモフルオロメタンを反応に戻すための
冷水還流冷却器および窒素入口を具備したフラスコ中に
入れた冷(5℃)ジブロモフルオロメタン(16.5g)に
水素化トリ−n−ブチルスズ(25g)を滴下漏斗から2
時間かけて加えた。反応混合物を25℃〜30℃に加温しそ
して反応フラスコおよびトラツプ中にパージした窒素の
定常流とともにこの反応混合物をさらに2.5時間撹拌し
た。添加およびウオーミングアツプ期間中にブロモフル
オロメタン(8.7g)を還流冷却器から取出しそしてドラ
イアイス/アセトンの冷フインガートラツプ(−78℃)
中に集めた。氷/塩の冷フインガートラツプ(−10℃)
を反応フラスコと−78℃トラツプとの間に存在させて第
二トラツプ中で凝縮するジブロモフルオロメタンの量を
減少させた。生成物はその沸点(17℃)およびn.m.r.ス
ペクトル(10%v/v CDCl3、δ=6.1、二重線)によつて
同定された。G.I.c.の結果は不純物11%(ジブロモフル
オロメタン8%)を示し、補正された理論収率78.8%を
与えた。
実施例 2 水素化トリ−n−ブチルスズの使用によるジブロモフル
オロメタンからのブロモフルオロメタンの製造 気化したブロモフルオロメタンおよびジブロモフルオ
ロメタンを反応に戻すためのドライアイス/アセトンの
冷フインガー還流冷却器(約−78℃)(該冷却器は本質
的にブロモフルオロメタンを集めるためのドライアイス
/アセトン冷フインガートラツプ(−78℃)に通じてい
る)および窒素入口を具備したフラスコ中に入れた冷
(5℃)ジブロモフルオロメタン(100g)に水素化トリ
−n−ブチルスズ(181.8g,1.2当量)を滴下漏斗から1
時間かけて加えた。添加中温度を0〜5℃に維持した。
混合物を0〜5℃で1時間さらに撹拌した。ドライアイ
ス/アセトンの冷フインガー還流冷却器を取り去り、混
合物を40℃に加温しそして反応フラスコおよびトラツプ
中にパージした窒素の定常流とともにこの反応混合物を
さらに5時間撹拌した。ウオーミングアツプおよび撹拌
期間中にブロモフルオロメタン(51g)がドライアイス
/アセトンの冷フインガートラツプ中に集められた。生
成物はその沸点(17℃)およびn.m.r.スペクトル(10%
v/v CDCl3,δ=6.1,二重線)によつて同定された。G.I.
c.の結果は不純物5.7%(ジブロモフルオロメタン0.8
%)を示して、補正された理論収率81.8%を与えた。
実施例 3 水素化トリ−n−ブチルスズの使用によりジブロモフル
オロメタンからブロモフルオロメタンの製造 気化したブロモフルオロメタンおよびジブロモフルオ
ロメタンを反応に戻すためのドライアイス/アセトンの
冷フインガー還流冷却器(約−78℃)(該冷却器は本質
的にブロモフルオロメタンを集めるためのドライアイス
/アセトンの冷フインガートラツプ(−78℃)に通じて
いる)および窒素入口を具備したフラスコ中に入れた冷
(5℃)ジブロモフルオロメタン(1.04Kg)に水素化ト
リ−n−ブチルスズ(1.89kg,1.2当量)を滴下漏斗から
1時間15分かけて加えた。添加中、温度を0〜5℃に維
持した。混合物を0〜5℃で1時間さらに撹拌した。ド
ライアイス/アセトンの冷フインガー還流冷却器を取り
去り、混合物を40℃に加温しそして反応フラスコおよび
トラツプ中にパージした窒素の定常流とともにこの反応
混合物をさらに3時間撹拌した。次にこの反応混合物を
70℃に加温しそしてさらに9時間撹拌した。ウオーミン
グアツプおよび撹拌期間中にブロモフルオロメタン(51
0g)がドライアイス/アセトンの冷フインガートラツプ
中に集められた。生成物はその沸点(17℃)およびn.m.
r.スペクトル(10%v/v CDCl3,δ=6.1,二重線)によつ
て同定された。G.I.c.は不純物4.7%(ジブロモフルオ
ロメタン0.2%)を示して、補正された理論収率79.3%
を与えた。
実施例 4 水素化トリ−n−ブチルスズの使用によるジブロモフル
オロメタンからのブロモフルオロメタンの製造 気化したブロモフルオロメタンおよびジブロモフルオ
ロメタンを反応に戻すためのドライアイス/アセトンの
冷フインガー還流冷却器(約−78℃)(該冷却器は本質
的にブロモフルオロメタンを集めるためのドライアイス
/アセトンの冷フインガートラツプ(−78℃)に通じて
いる)および窒素入口を具備したフラスコ中に入れた冷
(5℃)ジブロモフルオロメタン(1.04Kg)およびα,
α′−アゾイソブチロニトリル(AIBN)(1.04g)に水
素化トリ−n−ブチルスズ(1.89Kg,1.2当量)を滴下漏
斗から1時間15分かけて加えた。添加中、温度を0〜5
℃に維持した。混合物を0〜5℃で1時間さらに撹拌し
た。ドライアイス/アセトンの冷フインガー還流冷却器
を取り去り、混合物を40℃に加温しそして反応フラスコ
およびトラツプ中にパージした窒素の定常流とともにこ
の反応混合物をさらに3時間撹拌した。次にこの反応混
合物を70℃に加温しそしてさらに9時間撹拌した。ウオ
ーミングアツプおよび撹拌期間中にブロモフルオロメタ
ン(470g)がドライアイス/アセトンの冷フインガート
ラツプ中に集められた。生成物はその沸点(17℃)およ
びn.m.r.スペクトル(10%v/v CDCl3,δ=6.1,二重線)
によつて同定された。G.I.c.の結果は不純物3.9%(ジ
ブロモフルオロメタン0.7%)を示して、補正された理
論収率72.1%を与えた。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機スズ水素化物を用いて実質的に純粋な
    ジブロモフルオロメタンを還元に付してブロモフルオロ
    メタンを製造する方法であって、有機スズ水素化物対ジ
    ブロモフルオロメタンの比率が0.8:1〜1.5:1であり、反
    応温度を−20℃〜+30℃の範囲に維持することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】有機スズ水素化物が水素化トリ−n−ブチ
    ルスズである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】ジブロモフルオロメタンを実質的に等モル
    量の有機スズ水素化物と反応させる請求項1または2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】有機スズ水素化物対ジブロモフルオロメタ
    ンの比率が0.9:1〜1.3:1である請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】反応をフリーラジカル開始剤の存在下で行
    う前記各項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】フリーラジカル開始剤がα,α′−アゾイ
    ソブチロニトリルである請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】フリーラジカル開始剤がジブロモフルオロ
    メタンを基準にして5重量%までの量で反応混合物中に
    含有される請求項5または6記載の方法。
  8. 【請求項8】フリーラジカル開始剤がジブロモフルオロ
    メタンを基準にして0.1〜1重量%までの量で含有され
    る請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】反応をさらに照明の存在下で行う前記各項
    のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】反応の継続中に蒸発するいずれのジブロ
    モフルオロメタンをも凝縮しそして反応混合物中に戻す
    のに役立つ還流冷却器を具備した容器中で反応を実施す
    る前記各項のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】還流冷却器がまた、蒸発するいずれのブ
    ロモフルオロメタンをも凝縮しそして戻すのに役立つ請
    求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】ブロモフルオロメタンおよび未反応ジブ
    ロモフルオロメタンを反応混合物から蒸留しそしてブロ
    モフルオロメタンの凝縮および捕集の前に未反応ジブロ
    モフルオロメタンを−35℃〜+10℃の温度での凝縮によ
    って取出す前記各項のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】反応の完了後に蒸留を開始する前記各項
    のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】反応混合物に不活性ガスを流してブロモ
    フルオロメタンの捕集率を高める請求項13記載の方法。
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