JP2690995B2 - スイッチ入力装置 - Google Patents

スイッチ入力装置

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JP2690995B2
JP2690995B2 JP1012018A JP1201889A JP2690995B2 JP 2690995 B2 JP2690995 B2 JP 2690995B2 JP 1012018 A JP1012018 A JP 1012018A JP 1201889 A JP1201889 A JP 1201889A JP 2690995 B2 JP2690995 B2 JP 2690995B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は各種電子機器に組み込まれる操作パネル装置
やキーボード装置等のスイッチ入力装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 操作パネル装置を組み込んだ電子機器として例えばフ
ァクシミリ装置等では、近年種々の高機能を備えるよう
になってきており、多機能化が進んでいる。そしてこの
ような高機能、多機能化に伴なって操作パネル上の操作
入力スイッチの数は増加する傾向にある。このスイッチ
の増加により、個々のスイッチが小型化し、操作性が悪
化したり、多数のスイッチの配置を覚えるのが大変で目
的のスイッチを容易に見つけられないという問題が生じ
る。又各スイッチの入力機能の表示が混み合い、見づら
いないし記入しづらいという問題がある。
そこで1つの操作入力スイッチに複数の入力機能を受
けもたせ、入力機能が切り換えられるようにした構成が
採用されている。この方式(例えば特開昭56−140457の
第1図に開示されている)で特に個々のスイッチのキー
トップが嵌合する穴を有したカバーをスイッチ群上に開
閉可能に設け、そのカバーを開くか閉じるかにより入力
機能が切り換えられるようにしたものがある。この場合
個々のスイッチの複数の入力機能の表示はカバーとカバ
ーの下になる操作パネルの表面上等に別々に設けられ
る。こうすることによりカバーの開閉に応じて各スイッ
チの入力機能とともにその機能表示が切り換えられる。
各スイッチの機能表示のスペースに余裕をもて、機能表
示が見やすいないしは記入し易いものとなる。
[発明が解決しようとする課題] ところがこのようなカバーを介して各スイッチの入力
機能と機能表示の切り換えを行なう構成では、カバーを
開けた時にカバーが操作パネル上に突出し、装置の操作
の妨げになる場合がある。例えばファクシミリ装置では
前記のカバーを開けた状態では送信原稿の取り扱いの邪
魔になる等の問題がある。又カバーを開けた状態では外
観が悪い等の問題があった。
そこで本発明の課題はこの種のスイッチ入力装置にお
いて上記のような問題なしに操作入力スイッチの複数の
入力機能の表示の切り換えを簡単に行なえるようにする
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本発明のスイッチ入力装置
においては、 複数種類の入力機能を有する操作入力スイッチと、 該スイッチの近傍に可動に設けられ表面の異なる部位
に前記複数種類の入力機能の表示が別々に設けられた表
示部材と、 透明部と不透明部を有し前記表示部材を覆う開閉可能
なカバー部材と、 前記表示部材の位置を検出する第1の検出手段と、 前記カバー部材の開閉を検出する第2の検出手段と、 該第1と第2の検出手段の検出結果に応じて前記スイ
ッチの入力機能を切り換える制御手段とを有し、 前記カバー部材を閉じた状態で、前記表示部材を移動
させることにより、前記表示部材の位置に応じて前記複
数種類の入力機能の表示の内で異なる1種類の表示が前
記カバー部材の透明部に正対し、他の種類の表示が不透
明部に正対して前記スイッチの入力機能の表示が切り換
えられるとともに、 前記第1と第2の検出手段と前記制御手段により、前
記表示部材の位置と前記カバー部材の開閉とに応じて前
記スイッチの入力機能が切り換えられるようにした構成
を採用した。
[作用] このような構成によれば、カバー部材を閉じた状態で
表示部材を移動させることにより、操作入力スイッチの
入力機能とその表示の切り換えを簡単に行なうことがで
きるうえに、カバー部材の開閉によっても操作入力スイ
ッチの入力機能を切り換えることができ、従来のカバー
部材の開閉のみにより切り換えを行なうのに比べてより
多種類の切り換えを行なうことができる。なお、カバー
部材を開いた場合のスイッチの入力機能を使用頻度の少
ないものに設定しておけば、カバー部材を開く頻度が少
なくなり、カバー部材の開いた状態での操作上の問題や
外観の問題を少なくできる。また、カバー部材を開くこ
とにより、表示部材を取り出して操作入力スイッチの入
力機能の表示の記入などを所望に行なうことができる。
[実施例] 以下、添付した図を参照して本発明の実施例の詳細を
説明する。
尚、ここではファクシミリ装置に組み込まれる操作パ
ネル装置を実施例として例示する。
第1実施例 まず第1図〜第7図を参照して本発明の第1実施例を
説明する。
第1図は本発明の第1実施例による操作パネル装置
(以下操作パネルと略す)の全体の外観を示している。
この操作パネル1は、第2図(A)、(B)に全体の外
観と概略構成を示すファクシミリ装置の上部に設けられ
る。ファクシミリ装置のベディスタル23内にはファクシ
ミリ装置全体の制御を行なうマイクロコンピュータから
構成されるコントローラ24が設けられており、操作パネ
ル1はこのコントローラ24に接続される。ファクシミリ
装置にはこの他に送信原稿の画像を読み取るスキャナ部
22、受信画像の記録出力を行なうプリンタ25、及び送受
信する画像信号の変復調等回線27を介して通信を行なう
ための各種処理を行なうモデム及び網制御装置等から成
る通信制御部26が設けられる。又ファクシミリ装置には
電話機28が付設される。そして操作パネル1からの入力
に応じてコントローラ24がこれらを制御し、画像通信を
行なうようになっている。
第1図に示すように操作パネル1には、キーボード部
2、表示器3、ストップボタン4、及びスタートボタン
5等が設けられる。キーボード部2には操作入力用の所
定数のスイッチ9が縦横に所定間隔でマトリクス状に配
列されている。各スイッチ9は後述のようにスライドス
イッチ6を介して入力機能が切り換えられ、それぞれあ
らかじめ登録された宛先のダイヤル番号をワンタッチで
入力するか、あるいはファクシミリ装置の各種の機能を
入力するものとして機能する。表示器3は液晶表示素子
などから成り、ファクシミリ装置の動作状態等の各種表
示を行なう。ストップボタン4及びスタートボタン5は
ファクシミリ装置の送受信動作及び複写動作等のストッ
プ及びスタートの制御に用いられる。
ここで本実施例ではキーボード部2の構成が従来と異
なっている。以下その詳細を説明する。
第3図は後述するスイッチカバー8及びスライドシー
ト7を取り払った状態のキーボード部2を示している。
図示のように操作パネル1においてキーボード部2の領
域には浅い矩形の凹部1aが形成されており、この凹部1a
の平坦な底板上に先述したスイッチ9が縦横に所定間隔
でマトリクス状に配列され、底板上に突設されている。
又凹部1a内においてスイッチ9群の図中右側近傍にはス
ライドスイッチ6が設けられている。
スライドスイッチ6は矢印a,b方向、即ちスイッチ9
の配列の縦方向に沿って操作されるようになっており、
ここではa方向側の端部にそのつまみを操作した時にオ
ンし、b方向側の端部に操作した時にオフするようにな
っているものとする。そしてこのスライドスイッチ6の
操作によりスイッチ9のそれぞれの入力機能が前述した
2種類に切り換えられるようになっている。
又スライドスイッチ6のa,b方向への操作により後述
するスライドシート7が凹部1a内でa,b方向に移動され
るようになっている。
又凹部1aの両側縁の奥側の端部には後述するスイッチ
カバー8を開閉可能(回動可能)に軸受けするための軸
19,19が突設されている。
次に凹部1aの底板上に第4図に示したスライドシート
7が取り外し可能に設けられる。スライドシート7はキ
ーボード部2のスイッチ9のそれぞれの入力機能の表示
を行なうための表示部材である。スライドシート7は凹
部1aより一回り小さな矩形に形成されており、スイッチ
9のキートップより縦に長い長穴11がスイッチ9の配置
に対応するマトリクス状の配置で形成されている。又ス
ライドシート7の表面は縦横の印刷等による線によりス
イッチ9のそれぞれの機能表示を行なうためのマトリク
ス状配列の矩形の表示領域に区切られている。そしてス
イッチ9の1つについて上下2段の表示領域が割り当て
られ、その上段には「東京」、「大阪」…というように
ワンタッチダイヤル番号の宛先名が記入され、下段のそ
れぞれには「手動受信」、「メールポスト」…というよ
うにファクシミリ装置の各種機能の表示が印刷等により
設けられている。
更にスライドシート7の第4図中右側縁の手前側端部
には前述したスライドスイッチ6のつまみが係合する切
り欠き12が形成されている。
そしてスライドシート7は凹部1a内に差し込まれ、長
穴11のそれぞれにスイッチ9のキートップのそれぞれを
遊嵌させ、切り欠き12にスライドスイッチ6のつまみを
係合させて凹部1aの底板上にセットされる。この状態で
スライドスイッチ6のつまみをa,b方向に操作すること
により、それに係合したスライドシート7がa,b方向に
スライドするようになっている。長穴11により各スイッ
チ9のキートップがスライドシート7の移動を妨げるこ
とはない。
次にこのように凹部1a内にセットされたスライドシー
ト7上に第5図及び第6図(A)〜(C)に示したスイ
ッチカバー8が開閉可能に設けられる。スイッチカバー
8は凹部1aに対応する大きさの矩形の板状に形成されて
おり、前縁の右端部には開閉操作のためのつまみとして
の突起14が形成されている。又スイッチカバー8の下面
側において両側縁の奥側の端部のそれぞれには突片状の
軸受部8e,8eが突設されており、それぞれに軸受穴18が
形成されている。そしてこの軸受穴18のそれぞれに凹部
1aの軸19、19を嵌合させてスイッチカバーが凹部1a上、
即ちスライドシート7上に軸19、19を支点として開閉可
能に設けられる。スイッチカバー8によりスライドシー
ト7の全体が覆われることになる。
又スイッチカバー8のスイッチ9のそれぞれに対応す
る部位にはスイッチ9のキートップを嵌合できる大きさ
の穴17が設けられている。又スイッチカバー8のスライ
ドスイッチ6に対応する部位にはスライドスイッチ6の
つまみを遊嵌し、同つまみをa,b方向に操作できる長さ
の長穴13が形成されている。そしてスイッチカバー8を
凹部1a上に閉じた場合でも穴17のそれぞれ及び穴13を介
してスイッチ9のそれぞれのキートップとスライドスイ
ッチ6のつまみがスイッチカバー8上に突出し、スイッ
チ9のそれぞれ及びスライドスイッチ6が操作できるよ
うになっている。
更に第5図に示すようにスイッチカバー8の表面は印
刷等による縦横の線によりスライドシート7のマトリク
ス状配列の各表示領域に対応するマトリクス状配列の矩
形領域に区切られている。そして各矩形の領域は縦方向
に一段おきに図中斜線で示すように不透明部16となって
おり、その間の各領域は白地で示すように透明部15とな
っている。
このような構造の下にスライドシート7を凹部1a内に
セットし、その上にスイッチカバー8を閉じた状態でス
ライドスイッチ6の操作により以下のようにスイッチ9
のそれぞれの機能表示が切り換えられる。
即ちまず第1図に示すようにスライドスイッチ6のつ
まみを長穴13のa方向側端部に操作した状態ではスライ
ドスイッチ6のつまみによりa方向側へ移動されたスラ
イドシート7の位置は第4図に示したスライドシートの
矩形の各表示領域の内でワンタッチダイヤル番号の宛先
を記入した表示領域がスイッチカバー8の透明部15の各
領域に正対する位置にある。又スライドシート7の表示
領域の内でファクシミリ装置の各種機能の表示を設けた
領域はスイッチカバー8の不透明部16に正対する。従っ
て第1図に示すようにワンタッチダイヤル番号の宛先の
表示のみがスイッチ9の機能表示として目視される。
次にこの状態からスライドスイッチ6を長穴13のb方
向側端部に操作すると、それに伴なってスライドシート
7がb方向に移動し、ファクシミリ装置の各種機能を表
示したスライドシート7の表示領域が透明部15に正対
し、ワッタッチダイヤル番号の宛先の表示領域は不透明
部16に正対する。即ちファクシミリ装置の各種機能の表
示がスイッチ9のそれぞれの入力機能の表示として目視
される。
更にこの状態からスライドスイッチ6のつまみを長穴
のa方向側端部に操作することより、第1図の状態に戻
りワッタッチダイヤル番号の宛先の表示のみが目視され
る。
又このようなスライドスイッチ6の操作に応じ、即ち
機能表示の切り換えに応じて第2図(A),(B)のコ
ントローラ24の制御によりスイッチ9のそれぞれの入力
機能が上述した2種類に切り換えられる。スライドスイ
ッチ6はコントローラ24に接続されており、コントロー
ラ24はスライドスイッチ6からのオンか又はオフかとい
う入力に応じて第7図に示した手順でスイッチ9の入力
機能の切り換えを行なう。この処理はコントローラ24を
構成するマイクロコンピュータのメモリに格納された制
御プログラムに従って以下のように行なわれる。
まず第7図のステップS1においてスイッチ9の操作に
よるスイッチ入力があると、コントローラ24のCPUはス
テップS2に進み、スライドスイッチ6がオンか又はオフ
かを調べる。即ちスライドシート7の位置としてワッタ
ッチダイヤル番号の宛先の表示領域がスイッチカバー8
の透明部15に正対する位置にスライドシート7がある
か、又はファクシミリ装置の各種機能の表示領域が透明
部15に正対する位置にあるかを調べる。
そしてスライドスイッチ6がオンでワンタッチダイヤ
ル番号の宛先の表示が透明部15に正対している場合には
ステップS3に進み、スイッチ9の入力モードをワンタッ
チダイヤル番号入力モードにし、スイッチ9により入力
されたコード信号をワンタッチダイヤル番号の入力信号
として処理する。
一方スライドスイッチ6がオフでファクシミリ装置の
各種機能の表示が透明部15に正対している場合にはステ
ップS4に進み、ファクシミリ装置の各種機能の入力モー
ドとし、スイッチ9からの入力信号を処理する。
そしてステップS3又はS4の後はステップS5で上述のよ
うにして決定した入力モードの下にスイッチ入力に応じ
た処理を行なう。そしてその処理が終了したら、ステッ
プS6でスイッチ入力待ちの待機状態に入る。
以上のようにして本実施例ではスライドスイッチ6の
操作によりスライドシート7をスライドさせて各スイッ
チ9の機能表示が2種類に切り換えられると共に、各ス
イッチ9の入力機能が表示に対応した2種類に切り換え
られる。ここでスライドスイッチ6はスライドシート7
をスライドさせるための部材であるとともに、上述のよ
うに機能表示が切り換えられるスライドシート7の位置
を検出する検出手段として機能し、スライドスイッチ6
一つで2つの機能を果すことができる。
このように本実施例によればスライドスイッチ6の操
作によりキーボード部2の各スイッチ9の入力機能の切
り換えと機能表示の切り換えを簡単に行なうことができ
る。しかもこの切り換えはスイッチカバー8を閉じた状
態で行なわれ、先述した従来例のように切り換えのため
にカバーを開けてカバーが装置の操作の邪魔になった
り、外観が悪くなったりするというような問題はない。
尚以上の構造でスイッチカバー8を開けて凹部1aから
スライドシート7を取り出し、スライドシート7にワン
タッチダイヤル番号の宛先の記入等を行なうことができ
る。
第2実施例 ところで上述した構成ではキーボード部2の各スイッ
チ9に2種類の入力機能を受けもたせ、2種類の機能表
示の切り換えを行なうものとしたが上述のスライドシー
ト7のスライドによる切り換え方式により表示の切り換
えをより多種類に行なうことができる。機能表示を3種
類に切り換える場合のスライドシート7とスイッチカバ
ー8の構成を第8図及び第9図に本発明の第2実施例と
して示す。
両図はそれぞれスライドシート7とスイッチカバー8
の表面の一部を示している。
第8図において符号7a、7bはそれぞれスイッチ9の1
つに対応するスライドシート7の表示領域である。この
場合表示領域7a,7bをスライドシート7の移動方向のa,b
方向に3段に分け、その3段の領域に対してワンタッチ
ダイヤル番号の宛先2つとファクシミリ装置の機能の表
示を1つ設けている。
又第9図に示すスイッチカバー8では符号8a,8bがス
イッチ9一つに対応する領域である。それぞれの大きさ
はスライドシート7の表示領域7a,7bの大きさに対応す
る。
表示領域7a,7bをa,b方向に3段に分割したのに対応し
て、領域8a,8bにおいてa方向側の1/3の領域を透明部15
とし、残りの2/3の領域を不透明部16とする。
そしてこのように構成したスイッチカバー8の下でス
ライドシート7をa,b方向にスライドさせることによ
り、スライドシート7の位置に応じて表示領域7a,7bの
それぞれの3つの領域の内のいずれか1つづつの領域が
スイッチカバー8の領域8a,8bの透明部15に正対し、表
示が3種類に切り換えられる。
又この場合スライドシートをスライドさせるスライド
スイッチはa,b方向に3つの操作位置があるものとし、
その3つの操作位置により異なる出力が得られるものと
する。そしてこの出力に応じてスイッチ9の入力機能を
切り換えれば良い。
このようにしてより多種類の入力機能の切り換えと機
能表示の切り換えを行なうことができる。
第3実施例 次に前述した第1実施例の構成を変更した本発明の第
3実施例の構成を第10図及び第11図(A)〜(C)を参
照して説明する。
これらの図において第1実施例の第1図〜7図中と共
通もしくは相当する部分には共通の参照符号が付してあ
り、共通部分の説明は省略する。
本実施例ではキーボード部2の各スイッチ9のそれぞ
れについて3種類の入力機能を受け持たせるものとし、
一例としてファクシミリ装置の各種機能と、第1と第2
のワンタッチダイヤル番号の入力機能を受け持たせるも
のとする。
このため具体的な構成で第1実施例と異なる点として
まず第10図に示すようにキーボード部2の凹部1aの底板
の表面は各スイッチ9により入力される第2のワンタッ
チダイヤル番号の宛先の表示面となっている。即ち底板
の表面は縦横の印刷等による線により各スイッチ9の配
列に対応したマトリクス状配列の矩形の表示領域に区切
られており、各スイッチ9のそれぞれに対応した表示領
域のそれぞれに「鳥取」「松江」…というようにワッタ
ッチダイヤル番号の宛先が記入等により表示されてい
る。
また凹部1a内で第10図中左下の角部には第11図(A)
〜(C)に示したスイッチカバー8の開閉状態を検出す
るセンサ10が設けられている。このセンサ10は例えばス
イッチカバー8の開閉に応じてスイッチカバー8により
押圧操作されて、オン、オフするスイッチとして構成さ
れる。そしてこのセンサ10の検出出力はファクシミリ装
置のコントローラに入力されるものとする。
次に第11図(A)〜(C)に示したスイッチカバー8
の構造において第1実施例と異なる点として、スイッチ
カバー8の左右の両側縁部8c,8dは下側に向かってL字
形に屈曲されて形成されている。そしてスライドシート
7はその両側縁部をスイッチカバー8の両側縁部8c,8d
の屈曲部分の間に差し込むことにより、スイッチカバー
8によりa、b方向にスライド可能に保持される。即ち
スイッチカバー8を開いた時にはスライドシート7はス
イッチカバー8とともに凹部1aから持上げられることに
なる。尚スライドシート7は第1実施例のものと共通と
する。
このような構成の下にスイッチカバー8を閉じた状態
では、その閉成状態を検出したセンサ10の検出出力に応
じてファクシミリ装置のコントローラはキーボード部2
の各スイッチ9の入力モードをファクシミリ装置の各種
機能ないし第1のワッタッチダイヤル番号の入力モード
とする。そして第1実施例の場合と同様にスライドスイ
ッチ6のa,b方向への操作に応じて各スイッチ9の機能
表示がファクシミリ装置の各種機能又は第1のワンタッ
チダイヤル番号の宛先に切り換えられるとともに、スラ
イドスイッチ6の出力に応じてコントローラの制御によ
り各スイッチ9の入力機能がファクシミリ装置の各種機
能又は第1のワンタッチダイヤル番号の入力機能に切り
換えられる。
次にこの状態からスイッチカバー8を凹部1a上に開く
と、その開成状態を検出したセンサ10の検出出力に応じ
てファクシミリ装置のコントローラは各スイッチ9の入
力機能を第2のワンタッチダイヤル番号の入力機能に切
り換える。又スイッチカバー8を開くことにより凹部1a
の底板の表示面が目視され、第10図に示した第2のワン
タッチダイヤル番号の宛先の表示が各スイッチ9の機能
表示として目視される。
このようにして本実施例によれば各スイッチ9の3種
類の入力機能を受けもたせてその機能と機能表示の切り
換えを行なえ、第1実施例の場合より多くの種類の切り
換えを行なえる。
このような本実施例の構成と前述した第2実施例の構
成を組み合せることにより、更に多種類の機能と機能表
示の切り換えを行なうことができる。
尚各スイッチ9に受けもたせる入力機能の種類は上述
したものに限らないことは勿論である。又上述したよう
な構成はファクシミリ装置に組み込まれる操作パネル装
置に限らず、他のスイッチ入力装置に同様に適用できる
ことも勿論である。
[発明の効果] 以上のように、本発明のスイッチ入力装置によれば、
操作入力スイッチの複数種類の入力機能の表示が設けら
れた表示部材を覆う開閉可能なカバー部材を閉じた状態
で前記表示部材を移動させること、及び前記カバー部材
を開閉することにより、操作入力スイッチの入力機能と
その表示の切り換えを簡単に行なえるとともに、多種類
の切り換えを行なうことができ、それ自体操作性が良い
のみならず、これを組み込む電子機器の操作性を向上で
きる。また、前記カバー部材を開くことにより、前記表
示部材を取り出して操作入力スイッチの入力機能の表示
の記入などを所望に行なうことができるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による操作パネル装置の全
体の外観を示す平面図、第2図(A),(B)はそれぞ
れ同装置が組み込まれるファクシミリ装置の全体の外観
と概略構成を示す斜視図及びブロック図、第3図は同操
作パネル装置のキーボード部のスイッチカバーとスライ
ドシートを取り払った状態の平面図、第4図はスライド
シートの上面図、第5図はスイッチカバーの上面図、第
6図(A),(B),(C)はそれぞれスイッチカバー
の下面図、正面図及び側面図、第7図は第2図(A),
(B)中のコントローラによるスイッチ入力機能切り換
え処理の手順を示すフローチャート図、第8図は本発明
の第2実施例によるスライドシートの構成の説明図、第
9図は同実施例によるスイッチカバーの説明図、第10図
は第3実施例によるキーボード部のスイッチカバー及び
スライドシートを取り払った状態の平面図、第11図
(A),(B),(C)はそれぞれ同実施例によるスイ
ッチカバーの構造を示す下面図、正面図及び側面図であ
る。 1……操作パネル、2……キーボード部 3……表示器、4……ストップボタン 5……スタートボタン、6……スライドスイッチ 7……スライドシート、8……スイッチカバー 9……操作入力用のスイッチ 10……センサ 15……透明部、16……不透明部 22……スキャナ部、24……コントローラ 25……プリンタ、26……通信制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の入力機能を有する操作入力スイ
    ッチと、 該スイッチの近傍に可動に設けられ表面の異なる部位に
    前記複数種類の入力機能の表示が別々に設けられた表示
    部材と、 透明部と不透明部を有し前記表示部材を覆う開閉可能な
    カバー部材と、 前記表示部材の位置を検出する第1の検出手段と、 前記カバー部材の開閉を検出する第2の検出手段と、 該第1と第2の検出手段の検出結果に応じて前記スイッ
    チの入力機能を切り換える制御手段とを有し、 前記カバー部材を閉じた状態で、前記表示部材を移動さ
    せることにより、前記表示部材の位置に応じて前記複数
    種類の入力機能の表示の内で異なる1種類の表示が前記
    カバー部材の透明部に正対し、他の種類の表示が不透明
    部に正対して前記スイッチの入力機能の表示が切り換え
    られるとともに、 前記第1と第2の検出手段と前記制御手段により、前記
    表示部材の位置と前記カバー部材の開閉とに応じて前記
    スイッチの入力機能が切り換えられるようにしたことを
    特徴とするスイッチ入力装置。
  2. 【請求項2】前記カバー部材が前記表示部材を摺動可能
    に保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    のスイッチ入力装置。
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