JP2689931B2 - スパッタ方法 - Google Patents
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/34—Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
- H01J37/3411—Constructional aspects of the reactor
- H01J37/3414—Targets
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Description
【0001】本発明は、TiNのスパッタ方法に関し、
特に、窒素を含む雰囲気下でTiスパッタタ−ゲットを
スパッタしてTiNを形成するスパッタ方法に関する。
特に、窒素を含む雰囲気下でTiスパッタタ−ゲットを
スパッタしてTiNを形成するスパッタ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体装置では、素子が形成され
た半導体基板と配線材料であるAl合金との間にTiN
層を形成することが多い。このTiN層は、半導体基板
のSiと配線材料であるAl合金中のAlとが相互拡散
してAlにより半導体素子が破壊されるのを防止するた
めのバリアメタルとして、主に用いられている。
た半導体基板と配線材料であるAl合金との間にTiN
層を形成することが多い。このTiN層は、半導体基板
のSiと配線材料であるAl合金中のAlとが相互拡散
してAlにより半導体素子が破壊されるのを防止するた
めのバリアメタルとして、主に用いられている。
【0003】また、最先端の半導体装置においては、半
導体素子と配線との間の層間絶縁膜に設けられた接続孔
(コンタクトホ−ル)が微細となり、しかも深くなってき
ている。そのため、スパッタ法で形成したAl合金で
は、接続が困難となってきている。
導体素子と配線との間の層間絶縁膜に設けられた接続孔
(コンタクトホ−ル)が微細となり、しかも深くなってき
ている。そのため、スパッタ法で形成したAl合金で
は、接続が困難となってきている。
【0004】そこで、減圧化学気相成長法(LPCVD
法)により成長したタングステン(W)は、段差被覆性が
良好であるため、コンタクトホ−ルの埋め込みに広く使
われるようになってきた。このWは、絶縁膜との密着性
が悪く剥がれやすいため、TiNをスパッタ法で形成
し、その上にWを成長することが多い。
法)により成長したタングステン(W)は、段差被覆性が
良好であるため、コンタクトホ−ルの埋め込みに広く使
われるようになってきた。このWは、絶縁膜との密着性
が悪く剥がれやすいため、TiNをスパッタ法で形成
し、その上にWを成長することが多い。
【0005】また、W成長の際の原料ガスであるWF6
と基板のSiが反応し、素子が破壊されることがある
が、これを防ぐためには、コンタクトホ−ルの底に最低
10nm程度のTiN膜が必要である。しかしながら、コ
ンタクトホ−ルの深さを径で割ったアスベクト比が大き
くなると、通常のスパッタ法ではコンタクトホ−ルの底
に10nm以上のTiNを形成するのは困難である。
と基板のSiが反応し、素子が破壊されることがある
が、これを防ぐためには、コンタクトホ−ルの底に最低
10nm程度のTiN膜が必要である。しかしながら、コ
ンタクトホ−ルの深さを径で割ったアスベクト比が大き
くなると、通常のスパッタ法ではコンタクトホ−ルの底
に10nm以上のTiNを形成するのは困難である。
【0006】ところで、コンタクトホ−ルでの被覆性を
改善する手段として、一般に、基板に対して垂直に近い
方向で入射するスパッタ粒子のみで膜を形成する方法が
知られている。この方法を実施するための1例として、
スパッタタゲ−トと基板との間に多数の孔を設けたフィ
ルタ−の役割を果たす板(コリメ−ト板)を設置する方法
が提案されている(例えば特開平1−116070号公報、特開
平1−184276号公報参照)。
改善する手段として、一般に、基板に対して垂直に近い
方向で入射するスパッタ粒子のみで膜を形成する方法が
知られている。この方法を実施するための1例として、
スパッタタゲ−トと基板との間に多数の孔を設けたフィ
ルタ−の役割を果たす板(コリメ−ト板)を設置する方法
が提案されている(例えば特開平1−116070号公報、特開
平1−184276号公報参照)。
【0007】このようなコリメ−ト板を用いたコリメ−
トスパッタ法は、Ti膜の形成においては、スパッタパ
ワ−を大きくすることで実用的な速度が得られるため、
徐々に実用化されつつある。しかし、TiN膜の形成に
おいては、通常、窒素を含む雰囲気下でTiタ−ゲット
をスパッタする反応性スパッタ法で形成するため、この
Tiタ−ゲットの表面までも窒化され、該表面にTiN
が形成する。
トスパッタ法は、Ti膜の形成においては、スパッタパ
ワ−を大きくすることで実用的な速度が得られるため、
徐々に実用化されつつある。しかし、TiN膜の形成に
おいては、通常、窒素を含む雰囲気下でTiタ−ゲット
をスパッタする反応性スパッタ法で形成するため、この
Tiタ−ゲットの表面までも窒化され、該表面にTiN
が形成する。
【0008】このようにタ−ゲット表面にTiNが形成
されると、TiNのスパッタ率は小さいので、Tiをス
パッタ法で形成する場合に比して、TiNの成長速度
は、同じスパッタパワ−では3分の1以下に低下してし
まう。なお、コリメ−トスパッタ法でTiNを形成する
場合、通常のスパッタ法に比べて、より一層TiNの成
長速度が低下してしまうので実用的ではない。
されると、TiNのスパッタ率は小さいので、Tiをス
パッタ法で形成する場合に比して、TiNの成長速度
は、同じスパッタパワ−では3分の1以下に低下してし
まう。なお、コリメ−トスパッタ法でTiNを形成する
場合、通常のスパッタ法に比べて、より一層TiNの成
長速度が低下してしまうので実用的ではない。
【0009】この問題を解決するため、タ−ゲット表面
は窒化されないようにスパッタし、基板表面で初めて窒
化させてTiNを形成する方法が提案されている。例え
ば「1993年のブイ・エル・エス・アイ マルチレベル イ
ンタ−コネクション カンファレンスの予稿集」(Procce
eding of 1993 VLSI Multilevel Interconection Confe
rence)の433〜435頁や同じく439〜441頁等に記載されて
いる。また、この概念は、前掲の特開平1−116070号公
報の中にも記載されている。
は窒化されないようにスパッタし、基板表面で初めて窒
化させてTiNを形成する方法が提案されている。例え
ば「1993年のブイ・エル・エス・アイ マルチレベル イ
ンタ−コネクション カンファレンスの予稿集」(Procce
eding of 1993 VLSI Multilevel Interconection Confe
rence)の433〜435頁や同じく439〜441頁等に記載されて
いる。また、この概念は、前掲の特開平1−116070号公
報の中にも記載されている。
【0010】従来のスパッタ法でTiNを形成する場
合、タ−ゲット表面を窒化させるような条件でないと基
板上にも良好なTiNが形成できなかった。このような
条件下でスパッタする場合、Tiスパッタタ−ゲットの
配向性で成膜速度が変化し、Tiスパッタタ−ゲットの
(001)面のタ−ゲットの法線方向への配向率が低いほど
成膜速度は遅いが、膜特性は良好であることが知られて
いる(例えば特開平5−13368号公報参照)。
合、タ−ゲット表面を窒化させるような条件でないと基
板上にも良好なTiNが形成できなかった。このような
条件下でスパッタする場合、Tiスパッタタ−ゲットの
配向性で成膜速度が変化し、Tiスパッタタ−ゲットの
(001)面のタ−ゲットの法線方向への配向率が低いほど
成膜速度は遅いが、膜特性は良好であることが知られて
いる(例えば特開平5−13368号公報参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記した「タ−
ゲットの表面を窒化させず、基板表面で初めて窒化させ
てTiNを形成する方法」では、不活性ガスであるAr
と反応性ガスである窒素との流量を正確に制御しなけれ
ばならない。
ゲットの表面を窒化させず、基板表面で初めて窒化させ
てTiNを形成する方法」では、不活性ガスであるAr
と反応性ガスである窒素との流量を正確に制御しなけれ
ばならない。
【0012】図4に、従来技術によりArと窒素の流量
を変化させた場合の膜形成状態を示す。具体的には、直
径:30mmのタ−ゲット[Tiスパッタタ−ゲットの(0
01)面の配向率が70%のタ−ゲット]を用い、スパッタ
パワ−10kWでコリメ−トスパッタを行った場合のAr
と窒素の流量をそれぞれ変化させた時にできる膜を示
す。なお、この時のコリメ−ト板の厚みを10mmとし、
また、コリメ−ト板に設けた開孔の直径も10mmとし
た。
を変化させた場合の膜形成状態を示す。具体的には、直
径:30mmのタ−ゲット[Tiスパッタタ−ゲットの(0
01)面の配向率が70%のタ−ゲット]を用い、スパッタ
パワ−10kWでコリメ−トスパッタを行った場合のAr
と窒素の流量をそれぞれ変化させた時にできる膜を示
す。なお、この時のコリメ−ト板の厚みを10mmとし、
また、コリメ−ト板に設けた開孔の直径も10mmとし
た。
【0013】図4から、窒素の流量が少なすぎると、T
iNが形成されず、TiあるいはTi2N等が混ざりあ
った膜が形成される。逆に、窒素を多く流すと、TiN
は形成されるが、タ−ゲット表面も窒化されてTiNが
形成されるため、成膜速度が小さくなってしまう。さら
に、図4から明らかなように、Tiタ−ゲットの表面を
窒化させずに基板表面で窒化させてTiNを形成できる
窒素流量の範囲は狭く、約5sccm程度の幅しかないこと
が認められる。
iNが形成されず、TiあるいはTi2N等が混ざりあ
った膜が形成される。逆に、窒素を多く流すと、TiN
は形成されるが、タ−ゲット表面も窒化されてTiNが
形成されるため、成膜速度が小さくなってしまう。さら
に、図4から明らかなように、Tiタ−ゲットの表面を
窒化させずに基板表面で窒化させてTiNを形成できる
窒素流量の範囲は狭く、約5sccm程度の幅しかないこと
が認められる。
【0014】スパッタ条件によりこの窒素流量の絶対値
は変化するが、このプロセスにおける可能な窒素流量の
範囲幅は、殆ど変化せず狭い(図4参照)。従って、従来
技術では、窒素流量又はスパッタ中のガス圧力、あるい
は基板の温度等のわずかな相違により、TiNが形成さ
れなかったり、あるいは成膜速度が変化し、基板上の膜
厚が大きく違ってしまったりするという問題があった。
は変化するが、このプロセスにおける可能な窒素流量の
範囲幅は、殆ど変化せず狭い(図4参照)。従って、従来
技術では、窒素流量又はスパッタ中のガス圧力、あるい
は基板の温度等のわずかな相違により、TiNが形成さ
れなかったり、あるいは成膜速度が変化し、基板上の膜
厚が大きく違ってしまったりするという問題があった。
【0015】本発明は、上記のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その目的とするところは、 ・第1に、Tiスパッタタ−ゲットの表面を窒化させず
に基板上にTiN膜を形成するスパッタ法を提供するこ
と、 ・第2に、混合ガス中の窒素流量を多くしても、Tiス
パッタタ−ゲットの表面を窒化させずに基板上にTiN
膜の形成が可能なスパッタ法を提供すること、 ・第3に、窒素流量の変化やガス圧力の変化、さらには
コリメ−ト板の使用などの影響を受けず、高速で安定し
て良好なTiN膜を基板上に形成し得るスパッタ法を提
供することにある。
れたものであって、その目的とするところは、 ・第1に、Tiスパッタタ−ゲットの表面を窒化させず
に基板上にTiN膜を形成するスパッタ法を提供するこ
と、 ・第2に、混合ガス中の窒素流量を多くしても、Tiス
パッタタ−ゲットの表面を窒化させずに基板上にTiN
膜の形成が可能なスパッタ法を提供すること、 ・第3に、窒素流量の変化やガス圧力の変化、さらには
コリメ−ト板の使用などの影響を受けず、高速で安定し
て良好なTiN膜を基板上に形成し得るスパッタ法を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、Tiスパッタ
タ−ゲットとして、Tiスパッタタ−ゲットの面方位の
うち(001)面の軸がタ−ゲット表面の法線から30゜以内
に90%以上有するタ−ゲットを用いることを特徴とし、
これにより前記した第1〜第3の目的とするスパッタ法
を提供するものである。
タ−ゲットとして、Tiスパッタタ−ゲットの面方位の
うち(001)面の軸がタ−ゲット表面の法線から30゜以内
に90%以上有するタ−ゲットを用いることを特徴とし、
これにより前記した第1〜第3の目的とするスパッタ法
を提供するものである。
【0017】即ち、本発明は、「Tiスパッタタ−ゲッ
トをArと窒素の混合ガスによりスパッタを行い、基板
上にTiN膜を形成するスパッタ法において、前記Ti
スパッタタ−ゲットの面方位のうち(001)面の軸が、タ
−ゲット表面の法線から30°以内に90%以上有するTi
スパッタタ−ゲットを用いることを特徴とするスパッタ
方法。」(請求項1)を要旨とする。
トをArと窒素の混合ガスによりスパッタを行い、基板
上にTiN膜を形成するスパッタ法において、前記Ti
スパッタタ−ゲットの面方位のうち(001)面の軸が、タ
−ゲット表面の法線から30°以内に90%以上有するTi
スパッタタ−ゲットを用いることを特徴とするスパッタ
方法。」(請求項1)を要旨とする。
【0018】また、本発明は、上記スパッタ方法におい
て、さらにTiスパッタタ−ゲットの表面を窒化させ
ず、基板にTiNを形成する方法として、 ・Tiスパッタタ−ゲットの表面が窒素により窒化され
る前にスパッタが進行す るスパッタパワ−(すなわち、
比較的高いスパッタパワ−)で前記スパッタタ−ゲット
をスパッタし、かつ基板上への成膜速度を低下させる手
段を採用すること(請求項2)、を本発明の好ましい実施
態様とする。
て、さらにTiスパッタタ−ゲットの表面を窒化させ
ず、基板にTiNを形成する方法として、 ・Tiスパッタタ−ゲットの表面が窒素により窒化され
る前にスパッタが進行す るスパッタパワ−(すなわち、
比較的高いスパッタパワ−)で前記スパッタタ−ゲット
をスパッタし、かつ基板上への成膜速度を低下させる手
段を採用すること(請求項2)、を本発明の好ましい実施
態様とする。
【0019】また、本発明は、上記基板上への成膜速度
を低下させる手段として、 ・Tiスパッタタ−ゲットと基板の間に多数の開孔を有
する板(コリメ−ト板)を設置し、基板の法線方向の近傍
に進行するスパッタ粒子のみを通過させるようにするこ
と(請求項3)、 ・Tiスパッタタ−ゲットと基板の距離を、Tiスパッ
タタ−ゲットの直径あるいは1辺の長さよりも長くする
こと(請求項4)、を本発明の好ましい実施態様とする。
を低下させる手段として、 ・Tiスパッタタ−ゲットと基板の間に多数の開孔を有
する板(コリメ−ト板)を設置し、基板の法線方向の近傍
に進行するスパッタ粒子のみを通過させるようにするこ
と(請求項3)、 ・Tiスパッタタ−ゲットと基板の距離を、Tiスパッ
タタ−ゲットの直径あるいは1辺の長さよりも長くする
こと(請求項4)、を本発明の好ましい実施態様とする。
【0020】さらに、本発明は、 ・Arと窒素の混合ガスのうち、少なくとも窒素を基板
の近傍から導入すること(請求項5)、を本発明の好まし
い実施態様とする。
の近傍から導入すること(請求項5)、を本発明の好まし
い実施態様とする。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定される
ものではない。
的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定される
ものではない。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の一実施例
(実施例1)で使用するスパッタ装置の概略図であって、
このスパッタ装置は、真空室1、マグネトロンスパッタ
電極2、該マグネトロンスパッタ電極2に裏板3を介し
て配設したTiスパッタタ−ゲット4、防着シ−ルド板
5、コリメ−ト板6、基板ホルダ−7に取り付けられた
基板8、ガス導入口9から主として構成されている。
(実施例1)で使用するスパッタ装置の概略図であって、
このスパッタ装置は、真空室1、マグネトロンスパッタ
電極2、該マグネトロンスパッタ電極2に裏板3を介し
て配設したTiスパッタタ−ゲット4、防着シ−ルド板
5、コリメ−ト板6、基板ホルダ−7に取り付けられた
基板8、ガス導入口9から主として構成されている。
【0023】このスパッタ装置について更に詳細に説明
すると、この装置は、真空室1に周知のプレ−ナマグネ
トロンスパッタ電極2が取り付けられている。このマグ
ネトロンスパッタ電極2には、磁気極性を有する磁石と
その外周に逆の極性を持つド−ナツ状の磁石が配置され
ている。上記マグネトロンスパッタ電極2には、裏板3
を介して、後記するが本発明の特徴とする“Tiスパッ
タタ−ゲット4”が取り付けられており、そして、この
Tiスパッタタ−ゲット4には、図示してないが直流電
源が接続されている。
すると、この装置は、真空室1に周知のプレ−ナマグネ
トロンスパッタ電極2が取り付けられている。このマグ
ネトロンスパッタ電極2には、磁気極性を有する磁石と
その外周に逆の極性を持つド−ナツ状の磁石が配置され
ている。上記マグネトロンスパッタ電極2には、裏板3
を介して、後記するが本発明の特徴とする“Tiスパッ
タタ−ゲット4”が取り付けられており、そして、この
Tiスパッタタ−ゲット4には、図示してないが直流電
源が接続されている。
【0024】一方、真空室1内に基板8が基板ホルダ−
7に取り付けられており、この基板8とTiスパッタタ
−ゲット4との間に直径10mmの多数の孔を有する厚さ
10mmのコリメ−ト板6が配置されている。また、真空
室1の内側に防着シ−ルド板5を配設し、この防着シ−
ルド板5により真空室1の壁に膜が付着するのを防止し
ている。
7に取り付けられており、この基板8とTiスパッタタ
−ゲット4との間に直径10mmの多数の孔を有する厚さ
10mmのコリメ−ト板6が配置されている。また、真空
室1の内側に防着シ−ルド板5を配設し、この防着シ−
ルド板5により真空室1の壁に膜が付着するのを防止し
ている。
【0025】上記スパッタ装置において、Tiスパッタ
タ−ゲット4としては、“タ−ゲット表面の法線に対し
てTiスパッタターゲットを構成する結晶のうち〈00
1〉軸のなす角を30°以内とする結晶が、全体の90%占
める”ものを用いた。
タ−ゲット4としては、“タ−ゲット表面の法線に対し
てTiスパッタターゲットを構成する結晶のうち〈00
1〉軸のなす角を30°以内とする結晶が、全体の90%占
める”ものを用いた。
【0026】以下、上記スパッタ装置を用いて、基板8
上にTiN膜を形成する本発明の一実施例(実施例1)に
ついて説明する。但し、本実施例1では、Tiスパッタ
タ−ゲット4として、上記したタ−ゲットを用い、その
大きさ及び形状としては、直径300mmの円形のものを
用いた。なお、本発明は、このような形状や寸法に限定
されるものではなく、“タ−ゲット表面の法線に対して
Tiスパッタターゲットを構成する結晶のうち(001)面
の〈001〉軸のなす角を30°以内とする結晶が、全体の9
0%以上を占める”のものであれば、例えば四角形など
任意の形状や寸法のものを使用することができる。
上にTiN膜を形成する本発明の一実施例(実施例1)に
ついて説明する。但し、本実施例1では、Tiスパッタ
タ−ゲット4として、上記したタ−ゲットを用い、その
大きさ及び形状としては、直径300mmの円形のものを
用いた。なお、本発明は、このような形状や寸法に限定
されるものではなく、“タ−ゲット表面の法線に対して
Tiスパッタターゲットを構成する結晶のうち(001)面
の〈001〉軸のなす角を30°以内とする結晶が、全体の9
0%以上を占める”のものであれば、例えば四角形など
任意の形状や寸法のものを使用することができる。
【0027】本実施例1では、まず、ガス導入口9から
Arと窒素をそれぞれ20sccm程度導入し、真空室1内の
圧力を2mTorr程度に保持する。次に、直流電源(図示せ
ず)によりTiタ−ゲット4に負の電圧を印加する。投
入パワ−は、10kWとした。
Arと窒素をそれぞれ20sccm程度導入し、真空室1内の
圧力を2mTorr程度に保持する。次に、直流電源(図示せ
ず)によりTiタ−ゲット4に負の電圧を印加する。投
入パワ−は、10kWとした。
【0028】この10kWのパワ−を印加することにより放
電が開始し、スパッタによる基板8上への成膜が開始す
る。このとき、(1)Tiスパッタタ−ゲット4の大きさ
(直径300mmの円形のもの)に対して投入パワ−が10kW
と大きいため、Tiスパッタタ−ゲット4の表面は、窒
素により窒化される前にスパッタが進行するようにな
り、また、(2)スパッタされて飛び出したTi粒子の数
に比べて窒素の量が20sccmと少ないため、基板8や防着
シ−ルド板5などに被着したTiを窒化するのに大部分
の窒素が消費されるようになり、この(1)及び(2)の事実
から、使用したTiスパッタタ−ゲット4の表面は、常
にTiに保たれている。
電が開始し、スパッタによる基板8上への成膜が開始す
る。このとき、(1)Tiスパッタタ−ゲット4の大きさ
(直径300mmの円形のもの)に対して投入パワ−が10kW
と大きいため、Tiスパッタタ−ゲット4の表面は、窒
素により窒化される前にスパッタが進行するようにな
り、また、(2)スパッタされて飛び出したTi粒子の数
に比べて窒素の量が20sccmと少ないため、基板8や防着
シ−ルド板5などに被着したTiを窒化するのに大部分
の窒素が消費されるようになり、この(1)及び(2)の事実
から、使用したTiスパッタタ−ゲット4の表面は、常
にTiに保たれている。
【0029】ここで、本実施例1を含む本発明のスパッ
タ法について、従来のスパッタ法と比較して説明する。
従来のTiスパッタタ−ゲットの結晶の配向性、すなわ
ち、(001)面と垂直な方向の〈001〉軸は、タ−ゲット表
面の法線に対して30゜以内の傾きにあるものが60〜80%
程度の配向性である。
タ法について、従来のスパッタ法と比較して説明する。
従来のTiスパッタタ−ゲットの結晶の配向性、すなわ
ち、(001)面と垂直な方向の〈001〉軸は、タ−ゲット表
面の法線に対して30゜以内の傾きにあるものが60〜80%
程度の配向性である。
【0030】ところで、六方晶であるTiの最稠密面は
(001)面であり、この面の配向率が高いと、タ−ゲット
表面は窒素により窒化されにくく、例えば(001)面の配
向率が20%増加すると、15%程度窒素流量を増加させて
もTiスパッタタ−ゲット表面は窒化されない。また、
(001)面の配向率が高いほどスパッタ率が低下する。例
えば(001)面の配向率が20%増加すると、20%程度Ti
の成膜速度は低下する。そのため、スパッタされるTi
粒子が少ない分若干窒素の流量が少なくてもTiNが基
板上に形成される。
(001)面であり、この面の配向率が高いと、タ−ゲット
表面は窒素により窒化されにくく、例えば(001)面の配
向率が20%増加すると、15%程度窒素流量を増加させて
もTiスパッタタ−ゲット表面は窒化されない。また、
(001)面の配向率が高いほどスパッタ率が低下する。例
えば(001)面の配向率が20%増加すると、20%程度Ti
の成膜速度は低下する。そのため、スパッタされるTi
粒子が少ない分若干窒素の流量が少なくてもTiNが基
板上に形成される。
【0031】図3に、本実施例1によりArと窒素の流
量を変化させた場合の膜形成状態を示す。この図3と前
記従来法による図4とを比較すると、本発明によるTi
スパッタタ−ゲットの(001)面の配向率(タ−ゲット表面
の法線に対して〈001〉軸の傾斜角が30゜以内に入る割
合)が90%の場合(実施例1)、Tiスパッタタ−ゲット
の表面が窒化することなく基板上にTiNが形成できる
範囲は、Tiスパッタタ−ゲットの(001)面の配向率が7
0%の時の図4に比べ、広くなっていることが分かっ
た。
量を変化させた場合の膜形成状態を示す。この図3と前
記従来法による図4とを比較すると、本発明によるTi
スパッタタ−ゲットの(001)面の配向率(タ−ゲット表面
の法線に対して〈001〉軸の傾斜角が30゜以内に入る割
合)が90%の場合(実施例1)、Tiスパッタタ−ゲット
の表面が窒化することなく基板上にTiNが形成できる
範囲は、Tiスパッタタ−ゲットの(001)面の配向率が7
0%の時の図4に比べ、広くなっていることが分かっ
た。
【0032】前掲の特開平5−13368号公報に記載されて
いるように、タ−ゲット表面を窒化させることにより基
板上にTiNを形成するスパッタ法では、Tiスパッタ
タ−ゲットの(001)面の配向率を低くしたほうが、Ti
Nの成膜速度は若干低下するが、膜特性が良好であるの
に対し、本実施例1では、逆に(001)面の配向率の高い
Tiスパッタタ−ゲットを用いることで基板上に安定し
てTiNを形成でき、膜特性も問題がないことを確認し
た。
いるように、タ−ゲット表面を窒化させることにより基
板上にTiNを形成するスパッタ法では、Tiスパッタ
タ−ゲットの(001)面の配向率を低くしたほうが、Ti
Nの成膜速度は若干低下するが、膜特性が良好であるの
に対し、本実施例1では、逆に(001)面の配向率の高い
Tiスパッタタ−ゲットを用いることで基板上に安定し
てTiNを形成でき、膜特性も問題がないことを確認し
た。
【0033】本実施例1では、前記図1に示したよう
に、基板8とTiスパッタタ−ゲット4との間に多数の
孔を有するコリメ−ト板6を配置し、この孔を通してス
パッタ粒子を通過させる構造とし、一方、ガス導入口9
からArと窒素を導入する例であるが、本発明は、これ
に限定されるものではない。例えば、上記と同様、基板
8とTiスパッタタ−ゲット4との間を、コリメ−ト板
6の孔を通してのみ接続する構造とするが、Arと窒素
を導入する際“少なくとも窒素ガスを基板8側に導入す
る”場合(実施例1の前記変形例)も本発明に包含するも
のであり、この場合のほうがより好ましい。
に、基板8とTiスパッタタ−ゲット4との間に多数の
孔を有するコリメ−ト板6を配置し、この孔を通してス
パッタ粒子を通過させる構造とし、一方、ガス導入口9
からArと窒素を導入する例であるが、本発明は、これ
に限定されるものではない。例えば、上記と同様、基板
8とTiスパッタタ−ゲット4との間を、コリメ−ト板
6の孔を通してのみ接続する構造とするが、Arと窒素
を導入する際“少なくとも窒素ガスを基板8側に導入す
る”場合(実施例1の前記変形例)も本発明に包含するも
のであり、この場合のほうがより好ましい。
【0034】その理由は、真空室1に導入した窒素ガス
が自由にどこからでもTiスパッタタ−ゲット4側に流
れる構造では、タ−ゲット表面が窒化され易くなるから
である。また、防着シ−ルド板5に付着したTiの窒化
に多くの窒素が消費され、基板8上に付着したTiの窒
化がされにくくなり、基板8の面上で窒化が不均一とな
ったりする問題が生じ易いからである。
が自由にどこからでもTiスパッタタ−ゲット4側に流
れる構造では、タ−ゲット表面が窒化され易くなるから
である。また、防着シ−ルド板5に付着したTiの窒化
に多くの窒素が消費され、基板8上に付着したTiの窒
化がされにくくなり、基板8の面上で窒化が不均一とな
ったりする問題が生じ易いからである。
【0035】これに対して、実施例1の前記変形例のよ
うに、基板8側にのみ窒素を導入し、コリメ−ト板6の
開孔を通してしかTiスパッタタ−ゲット4側には流れ
ない構造であれば、導入した窒素は、主として基板8面
に付着したTiを窒化するのに殆ど消費され、残りの窒
素のみがTiスパッタタ−ゲット4側に流れるので、タ
−ゲット表面は窒化されにくく、一方、基板8面に均一
性良くTiNを形成させることができるので有利であ
る。
うに、基板8側にのみ窒素を導入し、コリメ−ト板6の
開孔を通してしかTiスパッタタ−ゲット4側には流れ
ない構造であれば、導入した窒素は、主として基板8面
に付着したTiを窒化するのに殆ど消費され、残りの窒
素のみがTiスパッタタ−ゲット4側に流れるので、タ
−ゲット表面は窒化されにくく、一方、基板8面に均一
性良くTiNを形成させることができるので有利であ
る。
【0036】(実施例2)図2は、本発明の他の実施例
(実施例2)で使用するスパッタ装置の概略図である。こ
の装置は、前記図1に示したスパッタ装置と比較して、 ・コリメ−ト板6を配設しない点、 ・Tiスパッタタ−ゲット4と基板8との距離を長くし
た点、 ・ガス導入口9以外にさらに第2のガス導入口10を配
設した点、 で相違し、この3点以外は前記図1と同様な構造からな
る。なお、図2において、前記図1との共通部分に同一
符号を付したので、その説明を省略する。
(実施例2)で使用するスパッタ装置の概略図である。こ
の装置は、前記図1に示したスパッタ装置と比較して、 ・コリメ−ト板6を配設しない点、 ・Tiスパッタタ−ゲット4と基板8との距離を長くし
た点、 ・ガス導入口9以外にさらに第2のガス導入口10を配
設した点、 で相違し、この3点以外は前記図1と同様な構造からな
る。なお、図2において、前記図1との共通部分に同一
符号を付したので、その説明を省略する。
【0037】前記実施例1では、基板8上への成膜速度
を低下させる手段として、Tiスパッタタ−ゲット4と
基板8の間にコリメ−ト板6を配設した装置を用いた
が、本実施例2では、コリメ−ト板を設けない代わり
に、図2に示すように、基板8とTiスパッタタ−ゲッ
ト4との距離を広げた構造からなるスパッタ装置を使用
した。
を低下させる手段として、Tiスパッタタ−ゲット4と
基板8の間にコリメ−ト板6を配設した装置を用いた
が、本実施例2では、コリメ−ト板を設けない代わり
に、図2に示すように、基板8とTiスパッタタ−ゲッ
ト4との距離を広げた構造からなるスパッタ装置を使用
した。
【0038】即ち、本実施例2では、Tiスパッタタ−
ゲット4として、前記実施例1と同様の“Tiスパッタ
タ−ゲットの面方位のうち(001)面の軸がTiスパッタ
タ−ゲットの表面の法線方向から30゜以内に90%有する
もの”で円形のものを用いたが、コリメ−ト板を配設せ
ず、上記Tiスパッタタ−ゲット4と基板8との間を、
使用した円形状Tiスパッタタ−ゲット4の直径よりも
長くした。本実施例2においても、コリメ−ト板を用い
た実施例1と同様、Tiスパッタタ−ゲットの(001)面
の配向率を90%と高くすることで、基板8上に安定して
TiNが形成されることを確認した。
ゲット4として、前記実施例1と同様の“Tiスパッタ
タ−ゲットの面方位のうち(001)面の軸がTiスパッタ
タ−ゲットの表面の法線方向から30゜以内に90%有する
もの”で円形のものを用いたが、コリメ−ト板を配設せ
ず、上記Tiスパッタタ−ゲット4と基板8との間を、
使用した円形状Tiスパッタタ−ゲット4の直径よりも
長くした。本実施例2においても、コリメ−ト板を用い
た実施例1と同様、Tiスパッタタ−ゲットの(001)面
の配向率を90%と高くすることで、基板8上に安定して
TiNが形成されることを確認した。
【0039】本実施例2では、コリメ−ト板のように基
板8とTiスパッタタ−ゲット4の間を仕切るものがな
いため、窒素ガスがタ−ゲット4側に流れやすく、この
タ−ゲット4側で多くの窒素が消費されてしまうので、
コリメ−ト板を使う場合に比べ、窒素ガスはできるだけ
基板8の近傍から流したほうが好ましい。このため、本
実施例2では、ガス導入口9以外に更に、図2に示すよ
うに基板ホルダ−7の中を通した「窒素ガス導入用の第
2のガス導入口10」を配設し、直接基板8の周囲から
窒素ガスを導入するようにした。これにより、基板8の
全面にわたり均一に窒化され、良好なTiNが形成され
ることを確認した。
板8とTiスパッタタ−ゲット4の間を仕切るものがな
いため、窒素ガスがタ−ゲット4側に流れやすく、この
タ−ゲット4側で多くの窒素が消費されてしまうので、
コリメ−ト板を使う場合に比べ、窒素ガスはできるだけ
基板8の近傍から流したほうが好ましい。このため、本
実施例2では、ガス導入口9以外に更に、図2に示すよ
うに基板ホルダ−7の中を通した「窒素ガス導入用の第
2のガス導入口10」を配設し、直接基板8の周囲から
窒素ガスを導入するようにした。これにより、基板8の
全面にわたり均一に窒化され、良好なTiNが形成され
ることを確認した。
【0040】本発明において、上記実施例2のようにコ
リメ−ト板を配設しない場合、基板とTiスパッタタ−
ゲットとの距離を、Tiスパッタタ−ゲットの直径ある
いは1辺の長さよりも長くする必要がある。例えば、T
iスパッタタ−ゲットが円形の場合、前記したように、
その直径よりも長くし、また、四角形の場合には、その
一辺の長さよりも長くする。そして、このように長く
(広く)することにより、従来のスパッタ法に比べ、成膜
速度を10分の1以下に低下させることができ、本発明の
効果を有効に発揮させることができる。
リメ−ト板を配設しない場合、基板とTiスパッタタ−
ゲットとの距離を、Tiスパッタタ−ゲットの直径ある
いは1辺の長さよりも長くする必要がある。例えば、T
iスパッタタ−ゲットが円形の場合、前記したように、
その直径よりも長くし、また、四角形の場合には、その
一辺の長さよりも長くする。そして、このように長く
(広く)することにより、従来のスパッタ法に比べ、成膜
速度を10分の1以下に低下させることができ、本発明の
効果を有効に発揮させることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、Tiス
パッタタ−ゲットをArと窒素の混合ガスによりスパッ
タを行い、基板上にTiN膜を形成するスパッタ法にお
いて、Tiスパッタタ−ゲットの面方位のうち(001)面
の軸がタ−ゲット表面の法線から30°以内に90%以上有
するTiスパッタタ−ゲットを用いることを特徴とし、
これにより該Tiスパッタタ−ゲットの表面が窒化され
にくくなる効果が生じる。
パッタタ−ゲットをArと窒素の混合ガスによりスパッ
タを行い、基板上にTiN膜を形成するスパッタ法にお
いて、Tiスパッタタ−ゲットの面方位のうち(001)面
の軸がタ−ゲット表面の法線から30°以内に90%以上有
するTiスパッタタ−ゲットを用いることを特徴とし、
これにより該Tiスパッタタ−ゲットの表面が窒化され
にくくなる効果が生じる。
【0042】即ち、本発明は、従来から使用されている
ような(001)面の配向率が60〜80%程度のTiスパッタ
タ−ゲットの場合に比べて、Tiスパッタタ−ゲットの
表面が窒化されずに基板上にTiNを形成できる効果が
生じる。また、本発明によれば、「タ−ゲットの表面は
窒化されず、基板上にTiN形成」ができる窒素流量の
範囲が広がるため(前記図3参照)、窒素流量の変化やガ
ス圧力の変化、あるいはコリメ−ト板の使用等の影響が
受けにくい効果が生じ、その結果、基板間あるいは基板
内さらにはロット間で膜厚や膜質の差がなく、高アスペ
クト比のコンタクトホ−ルの底にTiN膜を、高速で安
定して形成させ得るという顕著な効果を有する。
ような(001)面の配向率が60〜80%程度のTiスパッタ
タ−ゲットの場合に比べて、Tiスパッタタ−ゲットの
表面が窒化されずに基板上にTiNを形成できる効果が
生じる。また、本発明によれば、「タ−ゲットの表面は
窒化されず、基板上にTiN形成」ができる窒素流量の
範囲が広がるため(前記図3参照)、窒素流量の変化やガ
ス圧力の変化、あるいはコリメ−ト板の使用等の影響が
受けにくい効果が生じ、その結果、基板間あるいは基板
内さらにはロット間で膜厚や膜質の差がなく、高アスペ
クト比のコンタクトホ−ルの底にTiN膜を、高速で安
定して形成させ得るという顕著な効果を有する。
【図1】本発明の一実施例(実施例1)で使用するスパッ
タ装置の概略図。
タ装置の概略図。
【図2】本発明の他の実施例(実施例2)で使用するスパ
ッタ装置の概略図。
ッタ装置の概略図。
【図3】本発明の方法でArと窒素の流量を変化させた
場合における膜形成状態を示す図。
場合における膜形成状態を示す図。
【図4】従来法でArと窒素の流量を変化させた場合に
おける膜形成状態を示す図。
おける膜形成状態を示す図。
1 真空室 2 マグネトロンスパッタ電極 3 裏板 4 Tiスパッタタ−ゲット 5 防着シ−ルド板 6 コリメ−ト板 7 基板ホルダ− 8 基板 9 ガス導入口 10 第2のガス導入口
Claims (5)
- 【請求項1】 Tiスパッタタ−ゲットをArと窒素の
混合ガスによりスパッタを行い、基板上にTiN膜を形
成するスパッタ法において、前記Tiスパッタタ−ゲッ
トとして、該Tiスパッタタ−ゲットの面方位のうち(0
01)面の軸が、タ−ゲット表面の法線から30°以内に90
%以上有するTiスパッタタ−ゲットを用いることを特
徴とするスパッタ方法。 - 【請求項2】 前記Tiスパッタタ−ゲットの表面が窒
素により窒化される前にスパッタが進行するスパッタパ
ワ−でスパッタし、かつ前記基板への成膜速度を低下さ
せる手段を有していることを特徴とする請求項1に記載
のスパッタ方法。 - 【請求項3】 前記基板への成膜速度を低下させる手段
として、前記Tiスパッタタ−ゲットと前記基板の間に
多数の開孔を有する板を設け、該基板の法線方向の近傍
に進行するスパッタ粒子のみを通過させるようにするこ
とを特徴とする請求項2に記載のスパッタ方法。 - 【請求項4】 前記基板への成膜速度を低下させる手段
として、前記基板と前記Tiスパッタタ−ゲットとの距
離を、該Tiスパッタタ−ゲットの直径あるいは1辺の
長さよりも長くすることを特徴とする請求項2に記載の
スパッタ方法。 - 【請求項5】 Arと窒素の混合ガスのうち少なくとも
窒素は、前記基板の近傍から導入することを特徴とする
請求項1、2、3又は4に記載のスパッタ方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6338703A JP2689931B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | スパッタ方法 |
GB9526445A GB2296505B (en) | 1994-12-29 | 1995-12-22 | Reactive sputtering system for and process of depositing titanium nitride layer |
US08/580,393 US5643422A (en) | 1994-12-29 | 1995-12-28 | Reactive sputtering system for depositing titanium nitride without formation of titanium nitride on titanium target and process of depositing titanium nitride layer |
KR1019950067069A KR100203034B1 (ko) | 1994-12-29 | 1995-12-29 | 티탄 타겟상에 질화티탄을 형성하지 않고 질화티탄을 증착하는 반응성 스퍼터링 시스템과 질화티탄층을 증착하는 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6338703A JP2689931B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | スパッタ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08188870A JPH08188870A (ja) | 1996-07-23 |
JP2689931B2 true JP2689931B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=18320677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6338703A Expired - Fee Related JP2689931B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | スパッタ方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5643422A (ja) |
JP (1) | JP2689931B2 (ja) |
KR (1) | KR100203034B1 (ja) |
GB (1) | GB2296505B (ja) |
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US10400327B2 (en) | 2015-01-31 | 2019-09-03 | Applied Materials, Inc. | Counter based time compensation to reduce process shifting in reactive magnetron sputtering reactor |
US9926622B2 (en) | 2015-11-12 | 2018-03-27 | Uchicago Argonne, Llc | Methods for forming pitting resistant carbon coating |
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