JP2687530B2 - 自動変速機のシフト装置 - Google Patents

自動変速機のシフト装置

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JP2687530B2
JP2687530B2 JP33234288A JP33234288A JP2687530B2 JP 2687530 B2 JP2687530 B2 JP 2687530B2 JP 33234288 A JP33234288 A JP 33234288A JP 33234288 A JP33234288 A JP 33234288A JP 2687530 B2 JP2687530 B2 JP 2687530B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動変速機のシフト装置に係り、特にイグ
ニションキーのロック状態及びロック状態の解除を正確
に果せしめ、確実性、安全性を向上し得る自動変速機の
シフト装置に関する。
〔従来の技術〕
車両においては、原動機として搭載した内燃機関の発
生する駆動力を走行条件に応じて所要に変換して取出す
ために、自動式の変速機や手動式の変速機を備えてい
る。
自動式の変速機は、例えば第5〜7図に示すシフト装
置によって操作される。即ち、第5〜7図に示す如く、
シフト装置102においては、変速操作を行うセレクトレ
バー104のレバー本体106がレバーハウジング108に保持
された支軸110に回動可能に支持されている。このレバ
ーハウジング108を連設したハウジングプレート112上に
は、セレクトレバー104の回動方向と同一平面にポジシ
ョンプレートであるデテントプレート114が立設されて
いる。このデテントプレート114には、第7図に示す如
く、中立用段部116−Nの一側に前進用段部として走行
用段部116−Dと第2速用段部116−2と第1速用段部11
6−Lとが順次に形成されているとともに、中立用段部1
16−Nの他側に後退用段部116−Rと駐車用段部116−P
とが順次に形成されたポジション窓であるデテント窓11
8が設けられている。これ等段部には、セレクトレバー1
04の押釦(図示せず)の操作によってポジションピンで
あるデテントピン120が係合・離脱される。
また、デテントプレート114には、セレクトレバー104
の変速操作に際し節度感を与えるために、節度機構122
の突出係合体124を弾圧係合させる係合凹部126を形成す
る。即ち、デテントプレート114には、第1速シフト位
置に対応する第1速用係合凹部126−L、第2速シフト
位置に対応する第2速用係合凹部126−2、走行シフト
位置に対応する走行用係合凹部126−D、中立シフト位
置に対応する中立用係合凹部126−N、後退シフト位置
に対応する後退用係合凹部126−R、駐車シフト位置に
対応する駐車用係合凹部126−Pが所定に配置して形成
されている。なお、第5、6図において、128はシフト
ロックソレノイド、130はキーレリーズプーリケーブ
ル、132はキーレリーズプレート、134はプレート結合ピ
ンである。
また、自動変速機のシフト装置としては、例えば実公
昭59−33704号公報、特開昭60−135352号公報に開示さ
れている。実公昭59−33704号公報に記載のものは、シ
フトレバーのシフトポジション変更のための揺動に連動
する節度部材を、カム形成板にシフトゾーン保持カムと
一体的に形成した波形カムと係合させることにより、簡
単な構成によってシフト時の節度感を与えるとともに、
節度部材によりシフト位置を正確に保持させるものであ
る。また、特開昭60−135352号公報に記載のものは、駐
車する場合にシフトレバーを駐車位置としない限り、エ
ンジン始動キーを抜き取ることはできず、また、エンジ
ン始動キーを抜き取るとシフトレバーが駐車位置にロッ
クされてブレーキが掛けられた状態となり、同時にステ
アリングもロックされることになり、これにより運転者
がドアの施錠をせずに自動車を離れた場合でも、子供な
どのいたずらなどによって坂道に駐車された自動車が動
きだすという危険や盗難を防止するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の自動変速機のシフト装置において
は、走行中にイグニションキーが徒にオフに戻らないよ
うに構成した、所謂キーインタロック機構が設けられて
るものがある。そこで、イグニションキーをオフにして
抜脱するために、キーインタロック機構のロック状態の
解除は、セレクトレバーを後退シフト位置から駐車シフ
ト位置に移行させるストロークを利用して行われてい
た。
また、デテントレリーズボタンである押釦を押した状
態で後退シフト位置から駐車シフト位置へセレクトレバ
ーを回動する途中にロック状態が解除されたものを、確
実に駐車シフト位置に入れた後に、もう一度セレクトレ
バーを動かさなければ、ロック状態の解除ができないよ
うにしたものがある。
しかしながら、押釦に連結するキーレリーズプールケ
ーブルの長さが異なると、セレクトレバーが駐車シフト
位置に至る以前にロック状態か解除されてしまうととも
に、別途に設けたシフトンロック機構と併用した場合に
はシフトロックが作動する以前にロック状態が解除され
てしまい、さらに別途に設けたバックドライブ機構と併
用した場合にはイグニションキーを抜脱した後に、セレ
クトレバーが駐車シフト位置以外のシフト位置に移動可
能となってしまう。
この結果、イグニションキーのロック状態とロック状
態の解除とを正確に行わせることができず、確実性が低
下するとともに、イグニションキーのロック状態・ロッ
ク解除が徒に行われて危険になるという不都合を招い
た。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべ
く、イグニションキーのロック状態を解除させるべくセ
レクトレバーの動作を許容するロック解除用段部を駐車
用段部よりも中立用段部から離間した位置で駐車用段部
に連設したことにより、イグニンションキーのロック及
びロック解除を正確に行わせ、確実性、安全性を向上さ
せるとともに、既設の部品により構成して実用上有利と
し得る自動変速機のシフト送致を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、中立用段部の
一側に前進用の各段部を形成するとともに前記中立用段
部の他側に後退用段部と駐車用段部とを順次に形成した
段部開口を有するポジションプレートを設け、セレクト
レバーの押釦操作により前記ポジションプレートの各段
部にポジションピンを係合離脱させて前記セレクトレバ
ーを変速操作する自動変速機のシフト装置において、イ
グニションキーのロック状態を解除させるべく前記セレ
クトレバーの動作を許容するロック解除用段部を前記駐
車用段部よりも前記中立用段部から離間した位置で前記
駐車用段部に連設したことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、イグニションキーのロック
状態は、ポジションピンが駐車用段部を越えてオーバス
トロークさせ、ロック解除用段部に達した際に解除され
る。これにより、イグニションキーのロック状態がセレ
クトレバーの動作中に徒に解除されることがなく、ロッ
ク常態及びロック状態の解除を正確に行わせ、確実性、
安全性を向上させることができる。
〔実施例〕 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体
的に説明する。
第1〜4図は、この発明の実施例を示すものである。
図において、2は自動変換機のシフト装置、4はセレク
トレバーである。セレクトレバー4は、レバー本体6の
先端部位に設けたグリップ8内に押釦10を有し、ガイド
部12に形成したレバー案内孔14にて駐車シフト位置:P、
後退シフト位置:R、中立シフト位置:N、走行シフト位
置:D、第2速シフト位置:2、第1速シフト位置:Lのいず
れかに位置するものである。
レバー本体6の基端側は、レバーハウジング16に保持
させた支軸18に回動可能に支持されている。レバーハウ
ジング16にハウジングプレート20が連設し、このハウジ
ングプレート20にはセレクトレバー4の動作方向と同一
平面に位置するポジションプレートであるデテントプレ
ート22が立設されている。
このデテントプレート22には、各シフト位置における
規制段部を形成した段部開口であるデテント窓24が形成
されている。即ち、第2、4図に示す如く、中立シフト
位置:Nに対応する中立用段部26−Nの一側に走行シフト
位置:Dに対応する走行用段部26−Dと第2速シフト位
置:2に対応する第2速用段部26−2と第1速シフト位
置:Lに対応する第1速用段部26−Lとが順次に形成され
るとともに、中立用段部26−Nの他側には後退シフト位
置:Rに対応する後退用段部26−Rと駐車シフト位置:Pに
対応する駐車用段部26−Pとが順次に形成されている。
また、このデテントプレート22には、駐車用段部26−
Pよりも中立用段部26−Nから離間した位置に、つまり
駐車用段部26−Pから所定距離Sの位置にロック解除用
段部26−Bを形成する。
前記各段部26には、押釦10により、図示しない連絡機
構を介して上下動するポジションピンであるデテントピ
ン28が係合・離脱するものである。このデテントピン28
は、図示しないが下方からスプリングによって押圧され
ている。デテントピン28が駐車用段部26−Pを越えてロ
ック解除用段部26−Bにオーバストロークした際には、
図示しないがイグニションキーを走行中にロック状態に
する、所謂キーインタロック機構のロック状態が解除さ
れるものである。
また、前記デテントプレート22には、セレクトレバー
4の変速操作に際しセレクトレバー4の動作に節度感を
与えるために、節度機構30の突出係合体33を弾圧継合さ
せる係合凹部34を形成する。即ち、デテントプレート22
には、第1シフト位置:Lに対応する第1速用係合凹部34
−L、第2速シフト位置:2に対応する第2速用係合凹部
34−2、走行シフト位置:Dに対応する走行用係合凹部34
−D、中立シフト位置:Nに対応する中立用係合凹部34−
N、後退シフト位置:Rに対応する後退用係合凹部34−
R、駐車シフト位置に対応する駐車用係合凹部34−P、
そしてロック解除用シフト位置に対応するロック解除用
凹部34−Bが所定に配置して形成されている。
なお、符号36はシフトロックソレノイド、38はキーレ
リーズプーリケーブル、40はキーレリーズプレート、42
はプレート係合ピンである。
次に、この実施例の作用を説明する。
シフト装置2のシフト位置を所望に切換えるべく、セ
レクトレバー4のグリップ8内に設けた押釦鉛10に押込
力を付加すると、デテントピン28がいずれかの段部26か
ら離脱し、セレクトレバー4の動作が許容される。
そこで、押釦10を押した状態でセレクトレバー4を駐
車シフト位置:Pに移動させ、そして押釦10の押込力を除
去すると、デテントピン28がスプリングの付勢力によっ
て駐車用段部26−Pに強く押圧され、そしてシフトロッ
ク状態となる。
この状態から、セレクトレバー4をロック解除用段部
26−B側にオーバストロークさせると、イグニションキ
ーをロックしていたキーインタロック機構(図示せず)
のロック状態が解除される。そして、イグニションキー
をオフに戻して、抜脱することができる。
この結果、キーインタロック機構のロック状態及びロ
ック状態の解除が徒に変更されることがなく、正確に行
わせることができ、確実性を向上するととともに、セレ
クトレバー4をイグニションキーのオフ後に徒に動作さ
せることができず、安全性を向上させることができる。
また、別途に設けるシフトロック機構やバックドライ
ブ機構等の作動を確実のものとし、安全性を向上させる
ことができる。
更に、デテント窓24にロック解除用段部26−Bを設け
るだけなので、既設の部品を利用し得て、実用上有利で
ある。
更にまた、必要に応じて第1速シフト位置:Lと駐車シ
フト位置:P間の他に、イグニションキーのロック状態を
解除する位置を設定することも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、イグニションキーのロック状態を解除させるべくセ
レクトレバーの回動を許容するロック解除用段部を駐車
用段部よりも中立用段部から離間した位置で駐車用段部
に連設したことにより、イグニションキーのロック状態
及びロック解除を正確に行わせ、確実性、安全性を向上
させるとともに、既設の部品により構成して実用上有利
として得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図はシフト
装置の平面図、第2図はシフト装置の一側の要部拡大
図、第3図はシフト装置の他側の要部拡大図、第4図は
各段部を形成したデテント窓の拡大図である。 第5〜7図は従来のシフト装置を示し、第5図はシフト
装置の一側の要部拡大図、第6図はシフト装置の他側の
要部拡大図、第7図は各段部を形成したデテント窓の拡
大図である。 図において、2はシフト装置、4はセレクトレバー、10
は押釦、22はデテントプレート、24はデテント窓、26−
Nは中立用段部、26−Pは駐車用段部、26−Bはロック
解除用段部、28はデテントピン、そして30は節度機構で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中立用段部の一側に前進用の各段部を形成
    するとともに前記中立用段部の他側に後退用段部と駐車
    用段部とを順次に形成した段部開口を有するポジション
    プレートを設け、セレクトレバーの押釦操作により前記
    ポジションプレートの各段部にポジションピンを係合離
    脱させて前記セレクトレバーを変速操作する自動変速機
    のシフト装置において、イグニションキーのロック状態
    を解除させるべく前記セレクトレバーの動作を許容する
    ロック解除用段部を前記駐車用段部よりも前記中立用段
    部から離間した位置で前記駐車用段部に連設したことを
    特徴とする自動変速機のシフト装置。
JP33234288A 1988-12-29 1988-12-29 自動変速機のシフト装置 Expired - Lifetime JP2687530B2 (ja)

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JPH02179548A JPH02179548A (ja) 1990-07-12
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