JP2683999B2 - 配線孔カバー装置 - Google Patents
配線孔カバー装置Info
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Description
し、特に机やパネル等に設置されるOA機器用配線孔カ
バー装置に関する。
やパネル等に設けられた開口に嵌合された配線保護枠に
カバーを着脱自在に嵌合し、OA機器等の配線を通す場
合、カバーを取り外すようになっている。
バー装置では、配線保護枠とカバーとは別々になってい
るので、カバーを取り外した後、カバーを保管しなけれ
ばならず、長期保管の場合には、カバーを紛失するおそ
れがあった。また太さの異なる配線を通すためには、大
きさの異なるカバーを用意しなければならなかった。
点を解決することにあり、この目的は、天板等の開口部
に嵌合される配線保護枠と、該配線保護枠を覆うよう、
これに嵌合される配線孔カバーとから成る配線孔カバー
装置であって、前記配線孔カバーは1対の分割片から成
り、これらの分割片は、一方の分割片の裏面から他方の
分割片に向かって延び、先端に他方の分割片を枢支する
枢支点を有する支片から成る枢支手段により、両分割片
が水平に並ぶ位置と、互いにほぼ直角となる位置との間
を枢動自在に枢支されており、少なくとも一方の分割片
に切り欠き孔を設け、この切り欠き孔は、この分割片に
枢支されたキャップにより、開閉自在となっていること
を特徴とする罫線孔カバー装置により達成される。
状態にされた一方の分割片の元の上面は、水平状態にあ
る他方の分割片の内側端面とほぼ同一の垂直面上に位置
するようにするのがよい。
線孔カバーが当接する受け杆を設け、この受け杆の中央
部には、垂直状態に枢動された一方の分割片を通過させ
るための通過部を設けるのがよい。
ら垂下し、先端が配線保護枠の受け部に弾性的に係合す
る係合用突起を設けてあるのがよい。
を配線保護枠に嵌合しておき、細い配線を通過させた
り、オプションとしてのライトスタンドベースを取り付
ける時には、一方の分割片を垂直状態となるよう枢動さ
せ、更に小径の配線を通すには、一方または双方のキャ
ップを枢動させて切り欠き孔を開ける。
発明を説明する。
を取り付けた机12が示されている。配線孔カバー装置
10は、机12の後部両側に設けられているが、他の位
置に取り付けることもできる。図2に拡大して示すよう
に、配線孔カバー装置10は、上面が机12の表面より
できるだけ突出しないよう、できるだけフラットに取り
付けられている。
に、机12等の開口に密に嵌合される配線保護枠20
と、この配線保護枠20に嵌合される配線孔カバー30
とから成っている。
をしており、図3〜図5に示すように、ほぼ同一形状の
1対の分割片32a、32bから成っている。これらの
分割片32a、32bは、枢支手段により、図6に示す
ような互いに180゜をなす水平状態と、図3に示すよ
うな互いにほぼ直角をなす状態との間を枢動自在になっ
ている。枢支手段は、一方の分割片32aの内側端の裏
面から、他方の分割片32bに向かって平行に延びる前
後1対の支片34、34と、他方の分割片32bの裏面
から垂直に垂下し、支片34の先端に枢支されたブラケ
ット状の1対の突片36、36とから成っている。この
支片34と突片36との枢支点は、図4に示すように、
2つの分割片32a、32bを直角に折り曲げた時、一
方の分割片32aの上面と他方の分割片32bの内側端
面とが、垂直面37上に位置するよう設定されている。
は、剛性を増すための補強リブ38が設けられている。
これら補強リブ38の内面における外側端部に近い位置
には、先端をフック状にした係合片40が垂設されてい
る。この係合片40は、配線保護枠20に配線孔カバー
30を嵌合した時、後述する受け杆52に弾性的に係合
し、容易に脱落しないように機能するものである。
奥が半円形をなす切り欠き孔42が設けられている。こ
の切り欠き孔42は、それと同じ形状をしたキャップ4
4により開閉自在となっている。キャップ44は、その
奥部の裏面から内側方へ向かって延び、分割片32a、
32bのほぼ中央部において、その裏面より垂設された
前後1対の突起46、46に枢着された枢支片48によ
り枢動自在になっている。キャップ44が切り欠き孔4
2を塞ぐ直前、キャップ44の外側端は、切り欠き孔4
2の外側端に設けられた前後1対の係合片50、50に
スナップ係合するようになっている。
は、上下が開口する中空の枠部材であり、その前後側壁
には、中央部が分割された受け杆52が設けられてい
る。受け杆52は、図6に示すように断面がL字状をし
ており、保護枠20にカバー30を嵌合した時、カバー
30の補強リブ38に当接して、カバー30を支持する
ストッパーとして働くようになっている。
配線を通さない時には、図2に示すように、配線孔カバ
ー30の分割片32a、32bは水平に配置され、開口
部は完全に閉じられる。
図9に示すように、分割片32a、32bを折り曲げ
て、一方の分割片32aを垂直に、他方の分割片32b
を水平にした状態で、配線孔カバー30を、図9に示す
ように配線保護枠20に嵌合する。この時、垂直にされ
た分割片32aは受け杆52、52の間を通過し、補強
リブ38は受け杆52に係止され、分割片32aの元の
上面は、一方の受け杆52の内側端に当接する。この
時、上述のように、この分割片32aの元の上面と、他
方の分割片32bの内側端面とは同一の垂直面37上に
位置するので、突起のない配線通路が形成される。その
ため、配線作業をスムーズに行うことができ、また配線
孔カバー30の裏面は上方から見ることができないの
で、美観が損なわれることがない。
の側方に開口を設けて、ここに配線を通すようにした
が、図11に示すように、オプションとしてライトスタ
ンドベース54を設置した後、図3及び図8に示すよう
に、直角に折り曲げた配線孔カバー30を保護枠20に
嵌合してもよい。
ップ44だけを開けて、切り欠き孔42に配線を通す。
ャップ44は、双方の分割片32a、32bに設けられ
ているが、一方のみに設けてもよい。
る。図10の(ア)では、いずれの分割片32a、32
bもキャップ44も閉じている。(イ)では、右の切り
欠き孔42が開いている。(ウ)では、左の切り欠き孔
42が開いており、(エ)では、いずれの切り欠き孔4
2も開いている。(カ)および(キ)では、一方の分割
片32のみが開けており、(ク)および(ケ)では、一
方の分割片32の切り欠き孔42を開け、他方の分割片
32を開けており、(サ)では、配線孔カバー30を取
り外している。開口の大きさはこの時が最大である。
ネクター等のように大きな部材を配線保護枠に通す時に
は、カバー全体を除けば容易に通すことができる。ま
た、カバーの一方を下方に回動させて通線路を確保する
ので、大容量のコードを配線することができ、カバーが
配線保護枠の内部を仕切るように構成されているので、
カバーに設けられたキャップ部から配線を通した場合で
も、仕切りとなっているカバーにより、コード同士がか
らんだり接近しすぎたりすることがなく、効率よく整然
と配線処理ができる。
ていて、互いに回動して配線路を確保するため、従来の
ように、カバーやキャップを取り外すことがなく紛失の
恐れがない。また配線の必要が無くなった時、元の状態
に戻すことも簡単にできるので、机やパネルの使用者に
とって部品の管理等に気を使う必要もなく、使用しやす
い美観のよい配線カバー装置を得ることができる。
た支片の先端に、他方のカバーを枢支し、この一方のカ
バーが枢支点を中心として下方に回動して垂直となった
時、他方のカバーの分割片と回動したカバーの元の上面
が同一垂直面上に位置するようにし、かつ配線保護枠の
相対向する内壁にカバーの受け杆を設け、その中央部に
下方に開口したカバーの通過部と当接部を設けてあるの
で、カバーを移動することがなく、美観のよい、整然と
した配線装置とすることができるとともに、開口部に、
美観よくかつ簡単な部品で、オプション部材取り付けを
行うことができる。
を示す斜視図である。
視図である。
カバーを示す斜視図である。
る。
た斜視図である。
である。
させている状態のカバーを示す斜視図である。
を配線孔枠に挿入する直前の配線孔カバー装置の分解斜
視図である。
垂直状態でカバーを配線孔保護枠に載置した配線孔カバ
ー装置を示す斜視図である。
一方の孔に取り付けた状態を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 天板等の開口部に嵌合される配線保護枠
と、該配線保護枠を覆うよう、これに嵌合される配線孔
カバーとから成る配線孔カバー装置であって、 前記配線孔カバーは1対の分割片から成り、これらの分
割片は、一方の分割片の裏面から他方の分割片に向かっ
て延び、先端に他方の分割片を枢支する枢支点を有する
支片から成る枢支手段により、両分割片が水平に並ぶ位
置と、互いにほぼ直角となる位置との間を枢動自在に枢
支されており、少なくとも一方の分割片に切り欠き孔を
設け、この切り欠き孔は、この分割片に枢支されたキャ
ップにより、開閉自在となっていることを特徴とする罫
線孔カバー装置。 - 【請求項2】 両分割片をほぼ直角とした時、垂直状態
にされた一方の分割片の元の上面は、水平状態にある他
方の分割片の内側端面とほぼ同一の垂直面上に位置する
ようにした請求項1記載の配線孔カバー装置。 - 【請求項3】 前記配線保護枠の相対向する内壁に、配
線孔カバーが当接する受け杆を設け、かつこの受け杆の
中央部には、垂直状態に枢動された一方の分割片を通過
させるための通過部を設けてある請求項1または2記載
の配線孔カバー装置。 - 【請求項4】 前記配線孔カバーの各コーナーに、裏面
から垂下し、先端が配線保護枠の受け部に弾性的に係合
する係合用突起を設けてある請求項3記載の配線孔カバ
ー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146046A JP2683999B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 配線孔カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146046A JP2683999B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 配線孔カバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237A JPH07237A (ja) | 1995-01-06 |
JP2683999B2 true JP2683999B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=15398882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5146046A Expired - Fee Related JP2683999B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 配線孔カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2683999B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5815222B2 (ja) * | 2010-11-05 | 2015-11-17 | 株式会社岡村製作所 | 配線口 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2524295Y2 (ja) * | 1991-08-29 | 1997-01-29 | 株式会社石黒製作所 | 天板、側板等の配線コード孔用キャップ |
JP3098634U (ja) * | 2003-06-18 | 2004-03-11 | 野口 稔 | 略楕円形洋傘 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP5146046A patent/JP2683999B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07237A (ja) | 1995-01-06 |
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