JP2683584B2 - コンテナ収納装置 - Google Patents
コンテナ収納装置Info
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- JP2683584B2 JP2683584B2 JP7087097A JP8709795A JP2683584B2 JP 2683584 B2 JP2683584 B2 JP 2683584B2 JP 7087097 A JP7087097 A JP 7087097A JP 8709795 A JP8709795 A JP 8709795A JP 2683584 B2 JP2683584 B2 JP 2683584B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B25/00—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B25/00—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
- B63B25/002—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for goods other than bulk goods
- B63B25/004—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for goods other than bulk goods for containers
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナ船に使用する
ため、コンテナ船の縦方向を横方向に連続した横方向端
壁又は横方向に連続した横方向隔壁で区切り、コンテナ
の横方向を、順次互いに縦方向に対向して垂直に延びる
仕切案内で区切った垂直空間を具え、少なくとも垂直空
間の横方向端壁の頂部には、横方向に連続しかつ垂直空
間の内部に向けて下方に傾斜した案内面を設けたコンテ
ナ収容装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】今日、コンテナ輸送において、貨物船の
寸法を大型化することなく輸送コストを減少するよう各
貨物船の容量を増大させる試みが行われている。貨物船
はその幅を通常航海中に通過する海峡の幅によって規定
される。船の幅はパナマ海峡を通過するのに例えば、3
2.2mとするのが一般的である。 【0003】米国特許第3827384号明細書には、
T字状輪郭の互いに対向するウェブとしての垂直方向に
延びる仕切案内により横方向を区切られ、また横方向端
壁により縦方向を区切られた垂直方向に延びる垂直空間
(シャフト)に順次コンテナを積み重ねていく方法が記
載されている。このような垂直空間はいわゆる40フィ
ート(12.2m)コンテナを収納する寸法にすること
がよくある。更に、このような垂直空間を、横方向隔壁
を設けることによって40フィートコンテナから20フ
ィート(6.1m)コンテナを収納するものに変更する
ことが知られている。この場合、横方向隔壁は順次横方
向に配列した2列の20フィートコンテナ用の垂直空間
を生ずる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】貨物船の幅を利用する
ことによって輸送コストを低減する試みとして、船の横
方向に配列した垂直空間の数を増やすことは、垂直空間
に対する搬出入を迅速に行うことができるようにするた
めに垂直空間を大きめの寸法にしなければならないとい
う制約を受ける。従って、各コンテナと垂直空間との間
には横方向の若干の遊隙がなければならない。しかし、
このことは、各コンテナと垂直空間との間の大きな遊隙
がデッドスペースとなり、船の横幅を有効に利用できな
い欠点となる。 【0005】従って、本発明の目的は、コンテナの搬
入、搬出に大きな悪影響を及ぼさずに貨物船の幅を最大
限に利用できるコンテナ収納装置を得るにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明コンテナ収納装置は、前記仕切案内対は横方
向端壁又は隔壁から突出させるとともに横方向に見て幅
の極めて狭い寸法とし、各垂直空間の互いに縦方向に対
向する仕切案内対の上端をほぼ同一レベルの高さにし、
各垂直空間を横方向に見て各垂直空間の一方の側面にお
ける仕切案内対を他方の側の側面における仕切案内対に
対して異なるレベルの高さにし、横方向の最外側に位置
する垂直空間(2,6)は、他の垂直空間から背反する
側面を縦方向壁(38)によって区切ったことを特徴と
する。 【0007】 【発明の作用効果】本発明コンテナ収納装置によれば、
仕切案内対は横方向端壁又は隔壁から突出させるととも
に横方向に見て幅の極めて狭い寸法(例えば約30m
m)であるため、貨物船の横方向にそれだけ多くの垂直
空間の数を増やすことができ、従って、搬入するコンテ
ナの数を多くすることができる。 【0008】更に、本発明によれば、搬入作業は、各コ
ンテナを搬入しようとする垂直空間において上端部が低
いレベルにある仕切案内対の上方まで案内降下する。こ
のとき、横方向端壁の傾斜した案内面を利用してコンテ
ナを縦方向に適正に位置決めする。 【0009】次に、コンテナを垂直空間において横方向
に案内して低いレベルの仕切案内の上方まで延びる他方
の高いレベルの仕切案内対の上方部にコンテナを衝合さ
せる。このとき、コンテナは低いレベルの仕切案内を通
過するとともに高いレベルの仕切案内の側面に沿って対
応の垂直空間内にストレートに摺動降下する。 【0010】本発明によれば、40フィートコンテナ用
垂直空間を20フィートコンテナ用垂直空間に分割する
のに使用する横方向隔壁に案内を設ける余裕がない20
フィートコンテナ用の垂直空間の場合でも、傾斜した案
内面を有する横方向端壁に沿ってコンテナを摺動させる
ことにより降下作業を行うことができる。従って、垂直
空間の横方向寸法をできるだけ小さくしかつ極めて幅狭
の仕切案内を使用することによって、貨物船の横方向の
垂直空間の数を増やすようにしても、各垂直空間内での
位置決めを迅速に行うことができる。 【0011】本発明の好適な実施例においては、隣接の
仕切案内対間の高さの差を約400mmとする。 【0012】更に、本発明の好適な実施例においては、
少なくとも高いレベルまで延在する仕切案内は、上方に
おいて拡大した突出部を有するものとし、この突出部は
仕切案内と同一平面上にあって仕切案内の両側の側面と
ほぼ一致する平面を有するものとする。この構成によれ
ば、垂直空間に対して傾いて配置されがちな好適なの適
正案内の確実性が一層向上する。更に、案内面の強度が
増大するという利点も得られる。 【0013】更に、本発明のこの好適な実施例において
は、仕切案内は上端のコーナーを面取りする。この構成
によれば、搬入の際にコンテナを鋭利な端縁で損傷を与
えるのを防止することができる。 【0014】 【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。 【0015】図1に本発明によるコンテナ収納装置1の
一部の線図的斜視図を示す。この装置の図示の部分に
は、それぞれ垂直方向に積重ねる20フイート(6.1
m)のコンテナを収納する8個の垂直空間2〜9があ
る。この装置の長手(縦)方向は矢印10の方向とす
る。この縦方向がコンテナ船の縦方向に一致するようコ
ンテナ収納装置を船上に載置する。上述の垂直空間は4
0フイート(12.2m)のコンテナ空間を幅の狭い横
方向に伸びる横方向幅壁11によって仕切った空間を4
個に区切ることによって生ずる。この隔壁は張力吸収装
置12〜19によって適正位置に維持する。この張力吸
収装置はケーブルまたは薄い棒材とするとよい。これら
張力吸収ケーブル12〜19は横方向隔壁11と40フ
イートコンテナ用の大空間の両端に位置する横方向に伸
びる横方向端壁20,21との間に張り渡す。このよう
に、20フイートコンテナ用の垂直空間2〜9は、それ
ぞれ横方向端壁20,21の一部と隔壁11の一部とに
より区切られる。この隔壁11は各垂直空間の第2端壁
をなす。更に、これら垂直空間の各々は、それぞれ縦方
向に互いに対向する仕切案内対22,23;24,2
5;26,27;28,29;30,31;32,3
3;34,35および36,37により区切られる。こ
れら仕切案内は、横方向端壁即ち第1端壁20,21と
第2端壁である横方向隔壁11から突出させ、また装置
の横方向に見て幅が極めて狭いもの例えば約30mmと
する。図面で見て最外側に位置する垂直空間2,6は、
他の垂直空間から背反する側面を縦方向壁38によって
区切られる。 【0016】互いに対向する仕切案内22〜37の各対
を点線で示すようにほぼ同一の高さのレベルに延ばす。
更に、垂直空間2〜9の一方の側面では一方の仕切案内
対を他方の側面における他方の仕切案内対よりも高いレ
ベルまで延在させる。この点に関連して縦方向壁38は
最外側の垂直空間2および6の一方の側面における一体
の仕切案内と見なすことができる。図1に左側の隅角部
から見ると、垂直空間は長目の仕切案内と短か目の仕切
案内対とにより交互に分離される。 【0017】仕切らない40フイートコンテナ用の垂直
空間の端壁20,21は、それぞれ更に上方に延びる案
内面39,50を設け、これら案内面は垂直空間の内部
に向かって下方に傾斜する。 【0018】図2は図1におけるI−I線上の垂直空間
4の縦断面であり、この図面で示すように、長目の仕切
案内24,25はその上端部40が端壁20の傾斜した
案内面39に交差する平面上に位置するレベルにくるよ
うにする。更に他方の仕切案内25の上端壁41を隔壁
11の上端部42の下方の平面上に位置するようにす
る。更に、図2に示すように、仕切案内の上端部には、
両端面にそれぞれ面取りとしての傾斜面43,44を設
ける。これら傾斜面はこれら傾斜面側の垂直空間の内部
に向けて下方に傾斜する。 【0019】図3は仕切案内の変更例を示し、この仕切
案内は垂直方向に延びる上述の仕切案内24に対応し、
ダッシュを符して説明する。仕切案内24′には、仕切
案内の対により生ずる仕切壁と同一の平面上に延びる突
出部45を形成する。従って、この突出部45も両側の
側面において仕切案内の本体の残りの部分の側面と同一
の面によって区切られている。 【0020】各コンテナのための横方向の遊隙が比較的
小さいにもかかわらず、上述のコンテナ収納装置は垂直
空間へのコンテナの積込みを迅速に行うことができる。
即ちコンテナの底面が隣接する長目の仕切案内の上端部
のレベルより下方のレベルに達するまで2個の隣接する
垂直空間の間の1対の短か目の仕切案内の上方にコンテ
ナを垂直方向に降下することによって迅速に積込むこと
ができる。この作業中、コンテナ収納装置の縦方向の案
内は2個の垂直空間の対応の傾斜案内面39または50
に沿ってコンテナを下方に摺動させることによって行
う。次に、コンテナが垂直空間の他方の側面をなす長目
の仕切案内対に衝合するまでコンテナを短か目の仕切案
内に担持させる。このときコンテナは下方に摺動する
(好ましくは案内面を有する端壁20または21および
長目の仕切案内対上で摺動しつつ)。 【0021】個々の仕切案内は、例えばT字状輪郭の突
出ウェブにより形成する。代案として、矩形の棒材を山
形に溶接したものを溶着することもできる。更に、仕切
案内は断面が中空のRHS型のものにすることもでき
る。仕切案内の厚さは約30mmとするのが一般的であ
るが、強度条件によって厚さが決まる。長目の仕切案内
と短か目の仕切案内との差は約400mmとするのが好
適である。傾斜した案内面の下端縁は隔壁11の上端部
42のレベルの下方に約150mmの位置にくるように
すると好適である。本発明によるコンテナ収納装置は、
案内において各垂直空間の横方向に約0.25mmの遊
隙(ただし垂直空間の下方の遊隙)しかなくてもコンテ
ナを迅速かつ確実に垂直空間に導入することができる。
この案内は仕切案内の厚さに影響を与えることなく、ま
た船の横方向に関して垂直空間の数を減らすことなく得
られる。 【0022】上述したところは、本発明の好適な実施例
を示したに過ぎず請求の範囲においても種々の変更を加
えることができる。例えば、コンテナ収納装置は初めか
ら20フイートコンテナ用の垂直空間だけを設け、隔壁
11を設けないものにすることもできる。またコンテナ
収納装置を40フイートコンテナだけを取扱うものに
し、隔壁11を設けないものとすることもできる。上述
の実施例においては、仕切案内対は交互に短か目のもの
と長目のものとを設けたが、その中間の長さの仕切案内
を使用して2種類以上の長さの仕切案内も使用できるよ
うにすることもできる。
ため、コンテナ船の縦方向を横方向に連続した横方向端
壁又は横方向に連続した横方向隔壁で区切り、コンテナ
の横方向を、順次互いに縦方向に対向して垂直に延びる
仕切案内で区切った垂直空間を具え、少なくとも垂直空
間の横方向端壁の頂部には、横方向に連続しかつ垂直空
間の内部に向けて下方に傾斜した案内面を設けたコンテ
ナ収容装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】今日、コンテナ輸送において、貨物船の
寸法を大型化することなく輸送コストを減少するよう各
貨物船の容量を増大させる試みが行われている。貨物船
はその幅を通常航海中に通過する海峡の幅によって規定
される。船の幅はパナマ海峡を通過するのに例えば、3
2.2mとするのが一般的である。 【0003】米国特許第3827384号明細書には、
T字状輪郭の互いに対向するウェブとしての垂直方向に
延びる仕切案内により横方向を区切られ、また横方向端
壁により縦方向を区切られた垂直方向に延びる垂直空間
(シャフト)に順次コンテナを積み重ねていく方法が記
載されている。このような垂直空間はいわゆる40フィ
ート(12.2m)コンテナを収納する寸法にすること
がよくある。更に、このような垂直空間を、横方向隔壁
を設けることによって40フィートコンテナから20フ
ィート(6.1m)コンテナを収納するものに変更する
ことが知られている。この場合、横方向隔壁は順次横方
向に配列した2列の20フィートコンテナ用の垂直空間
を生ずる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】貨物船の幅を利用する
ことによって輸送コストを低減する試みとして、船の横
方向に配列した垂直空間の数を増やすことは、垂直空間
に対する搬出入を迅速に行うことができるようにするた
めに垂直空間を大きめの寸法にしなければならないとい
う制約を受ける。従って、各コンテナと垂直空間との間
には横方向の若干の遊隙がなければならない。しかし、
このことは、各コンテナと垂直空間との間の大きな遊隙
がデッドスペースとなり、船の横幅を有効に利用できな
い欠点となる。 【0005】従って、本発明の目的は、コンテナの搬
入、搬出に大きな悪影響を及ぼさずに貨物船の幅を最大
限に利用できるコンテナ収納装置を得るにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明コンテナ収納装置は、前記仕切案内対は横方
向端壁又は隔壁から突出させるとともに横方向に見て幅
の極めて狭い寸法とし、各垂直空間の互いに縦方向に対
向する仕切案内対の上端をほぼ同一レベルの高さにし、
各垂直空間を横方向に見て各垂直空間の一方の側面にお
ける仕切案内対を他方の側の側面における仕切案内対に
対して異なるレベルの高さにし、横方向の最外側に位置
する垂直空間(2,6)は、他の垂直空間から背反する
側面を縦方向壁(38)によって区切ったことを特徴と
する。 【0007】 【発明の作用効果】本発明コンテナ収納装置によれば、
仕切案内対は横方向端壁又は隔壁から突出させるととも
に横方向に見て幅の極めて狭い寸法(例えば約30m
m)であるため、貨物船の横方向にそれだけ多くの垂直
空間の数を増やすことができ、従って、搬入するコンテ
ナの数を多くすることができる。 【0008】更に、本発明によれば、搬入作業は、各コ
ンテナを搬入しようとする垂直空間において上端部が低
いレベルにある仕切案内対の上方まで案内降下する。こ
のとき、横方向端壁の傾斜した案内面を利用してコンテ
ナを縦方向に適正に位置決めする。 【0009】次に、コンテナを垂直空間において横方向
に案内して低いレベルの仕切案内の上方まで延びる他方
の高いレベルの仕切案内対の上方部にコンテナを衝合さ
せる。このとき、コンテナは低いレベルの仕切案内を通
過するとともに高いレベルの仕切案内の側面に沿って対
応の垂直空間内にストレートに摺動降下する。 【0010】本発明によれば、40フィートコンテナ用
垂直空間を20フィートコンテナ用垂直空間に分割する
のに使用する横方向隔壁に案内を設ける余裕がない20
フィートコンテナ用の垂直空間の場合でも、傾斜した案
内面を有する横方向端壁に沿ってコンテナを摺動させる
ことにより降下作業を行うことができる。従って、垂直
空間の横方向寸法をできるだけ小さくしかつ極めて幅狭
の仕切案内を使用することによって、貨物船の横方向の
垂直空間の数を増やすようにしても、各垂直空間内での
位置決めを迅速に行うことができる。 【0011】本発明の好適な実施例においては、隣接の
仕切案内対間の高さの差を約400mmとする。 【0012】更に、本発明の好適な実施例においては、
少なくとも高いレベルまで延在する仕切案内は、上方に
おいて拡大した突出部を有するものとし、この突出部は
仕切案内と同一平面上にあって仕切案内の両側の側面と
ほぼ一致する平面を有するものとする。この構成によれ
ば、垂直空間に対して傾いて配置されがちな好適なの適
正案内の確実性が一層向上する。更に、案内面の強度が
増大するという利点も得られる。 【0013】更に、本発明のこの好適な実施例において
は、仕切案内は上端のコーナーを面取りする。この構成
によれば、搬入の際にコンテナを鋭利な端縁で損傷を与
えるのを防止することができる。 【0014】 【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。 【0015】図1に本発明によるコンテナ収納装置1の
一部の線図的斜視図を示す。この装置の図示の部分に
は、それぞれ垂直方向に積重ねる20フイート(6.1
m)のコンテナを収納する8個の垂直空間2〜9があ
る。この装置の長手(縦)方向は矢印10の方向とす
る。この縦方向がコンテナ船の縦方向に一致するようコ
ンテナ収納装置を船上に載置する。上述の垂直空間は4
0フイート(12.2m)のコンテナ空間を幅の狭い横
方向に伸びる横方向幅壁11によって仕切った空間を4
個に区切ることによって生ずる。この隔壁は張力吸収装
置12〜19によって適正位置に維持する。この張力吸
収装置はケーブルまたは薄い棒材とするとよい。これら
張力吸収ケーブル12〜19は横方向隔壁11と40フ
イートコンテナ用の大空間の両端に位置する横方向に伸
びる横方向端壁20,21との間に張り渡す。このよう
に、20フイートコンテナ用の垂直空間2〜9は、それ
ぞれ横方向端壁20,21の一部と隔壁11の一部とに
より区切られる。この隔壁11は各垂直空間の第2端壁
をなす。更に、これら垂直空間の各々は、それぞれ縦方
向に互いに対向する仕切案内対22,23;24,2
5;26,27;28,29;30,31;32,3
3;34,35および36,37により区切られる。こ
れら仕切案内は、横方向端壁即ち第1端壁20,21と
第2端壁である横方向隔壁11から突出させ、また装置
の横方向に見て幅が極めて狭いもの例えば約30mmと
する。図面で見て最外側に位置する垂直空間2,6は、
他の垂直空間から背反する側面を縦方向壁38によって
区切られる。 【0016】互いに対向する仕切案内22〜37の各対
を点線で示すようにほぼ同一の高さのレベルに延ばす。
更に、垂直空間2〜9の一方の側面では一方の仕切案内
対を他方の側面における他方の仕切案内対よりも高いレ
ベルまで延在させる。この点に関連して縦方向壁38は
最外側の垂直空間2および6の一方の側面における一体
の仕切案内と見なすことができる。図1に左側の隅角部
から見ると、垂直空間は長目の仕切案内と短か目の仕切
案内対とにより交互に分離される。 【0017】仕切らない40フイートコンテナ用の垂直
空間の端壁20,21は、それぞれ更に上方に延びる案
内面39,50を設け、これら案内面は垂直空間の内部
に向かって下方に傾斜する。 【0018】図2は図1におけるI−I線上の垂直空間
4の縦断面であり、この図面で示すように、長目の仕切
案内24,25はその上端部40が端壁20の傾斜した
案内面39に交差する平面上に位置するレベルにくるよ
うにする。更に他方の仕切案内25の上端壁41を隔壁
11の上端部42の下方の平面上に位置するようにす
る。更に、図2に示すように、仕切案内の上端部には、
両端面にそれぞれ面取りとしての傾斜面43,44を設
ける。これら傾斜面はこれら傾斜面側の垂直空間の内部
に向けて下方に傾斜する。 【0019】図3は仕切案内の変更例を示し、この仕切
案内は垂直方向に延びる上述の仕切案内24に対応し、
ダッシュを符して説明する。仕切案内24′には、仕切
案内の対により生ずる仕切壁と同一の平面上に延びる突
出部45を形成する。従って、この突出部45も両側の
側面において仕切案内の本体の残りの部分の側面と同一
の面によって区切られている。 【0020】各コンテナのための横方向の遊隙が比較的
小さいにもかかわらず、上述のコンテナ収納装置は垂直
空間へのコンテナの積込みを迅速に行うことができる。
即ちコンテナの底面が隣接する長目の仕切案内の上端部
のレベルより下方のレベルに達するまで2個の隣接する
垂直空間の間の1対の短か目の仕切案内の上方にコンテ
ナを垂直方向に降下することによって迅速に積込むこと
ができる。この作業中、コンテナ収納装置の縦方向の案
内は2個の垂直空間の対応の傾斜案内面39または50
に沿ってコンテナを下方に摺動させることによって行
う。次に、コンテナが垂直空間の他方の側面をなす長目
の仕切案内対に衝合するまでコンテナを短か目の仕切案
内に担持させる。このときコンテナは下方に摺動する
(好ましくは案内面を有する端壁20または21および
長目の仕切案内対上で摺動しつつ)。 【0021】個々の仕切案内は、例えばT字状輪郭の突
出ウェブにより形成する。代案として、矩形の棒材を山
形に溶接したものを溶着することもできる。更に、仕切
案内は断面が中空のRHS型のものにすることもでき
る。仕切案内の厚さは約30mmとするのが一般的であ
るが、強度条件によって厚さが決まる。長目の仕切案内
と短か目の仕切案内との差は約400mmとするのが好
適である。傾斜した案内面の下端縁は隔壁11の上端部
42のレベルの下方に約150mmの位置にくるように
すると好適である。本発明によるコンテナ収納装置は、
案内において各垂直空間の横方向に約0.25mmの遊
隙(ただし垂直空間の下方の遊隙)しかなくてもコンテ
ナを迅速かつ確実に垂直空間に導入することができる。
この案内は仕切案内の厚さに影響を与えることなく、ま
た船の横方向に関して垂直空間の数を減らすことなく得
られる。 【0022】上述したところは、本発明の好適な実施例
を示したに過ぎず請求の範囲においても種々の変更を加
えることができる。例えば、コンテナ収納装置は初めか
ら20フイートコンテナ用の垂直空間だけを設け、隔壁
11を設けないものにすることもできる。またコンテナ
収納装置を40フイートコンテナだけを取扱うものに
し、隔壁11を設けないものとすることもできる。上述
の実施例においては、仕切案内対は交互に短か目のもの
と長目のものとを設けたが、その中間の長さの仕切案内
を使用して2種類以上の長さの仕切案内も使用できるよ
うにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンテナ収納装置の線図的部分斜
視図である。 【図2】図1のI−I線上の縦断面図である。 【図3】仕切案内の変更例を示す部分縦断面図である。 【符号の説明】 1 コンテナ収納装置 2〜9 垂直空間 11 隔壁 12〜19 張力吸収装置 20,21 横方向端壁 22〜37 仕切案内 38 縦方向壁 39,50 案内面 40,41 仕切案内の上端部 42 隔壁の上端部 43,44 傾斜面 45 突出部
視図である。 【図2】図1のI−I線上の縦断面図である。 【図3】仕切案内の変更例を示す部分縦断面図である。 【符号の説明】 1 コンテナ収納装置 2〜9 垂直空間 11 隔壁 12〜19 張力吸収装置 20,21 横方向端壁 22〜37 仕切案内 38 縦方向壁 39,50 案内面 40,41 仕切案内の上端部 42 隔壁の上端部 43,44 傾斜面 45 突出部
フロントページの続き
(72)発明者 イエンス ヨット カッペル
デンマーク国 3400 ヒルエルード ガ
デファング ホフモセフェイ 4
(56)参考文献 特開 昭61−41690(JP,A)
NAVIRE CARGO GEAR
社カタログ No.2,1982(1982年9
月発行)
「The MOTOR SHIP D
ecember 1982」,p40
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.コンテナ船に使用するため、コンテナ船の縦方向
(10)を横方向に連続した横方向端壁(20,21)
又は横方向に連続した横方向隔壁(11)で区切り、コ
ンテナの横方向を、順次互いに縦方向に対向して垂直に
延びる仕切案内(22,23;24,25;26,2
7;28,29;30,31;32,33;34,3
5;36,37)で区切った垂直空間(2〜9)を具
え、少なくとも垂直空間の横方向端壁(20,21)の
頂部には、横方向に連続しかつ垂直空間の内部に向けて
下方に傾斜した案内面(39,50)を設けたコンテナ
収容装置において、前記仕切案内対は横方向端壁(2
0,21)又は隔壁(11)から突出させるとともに横
方向に見て幅の極めて狭い寸法とし、各垂直空間の互い
に縦方向に対向する仕切案内対(22,23;24,2
5;26,27;28,29;30,31;32,3
3;34,35;36,37)の上端をほぼ同一レベル
の高さにし、各垂直空間(2〜9)を横方向に見て各垂
直空間(3;4;5;7;8;9)の一方の側面におけ
る仕切案内対(22,23;24,25;26,27;
30,31;32,33;34,35)を他方の側の側
面における仕切案内対(24,25;26,27;2
8,29;32,33;34,35;36,37)に対
して異なるレベルの高さにし、横方向の最外側に位置す
る垂直空間(2,6)は、他の垂直空間から背反する側
面を縦方向壁(38)によって区切ったことを特徴とす
るコンテナ収納装置。 2.横方向に互いに隣接する仕切案内対(22〜37)
間の高さの差を約400mmとしたことを特徴とする請
求項1記載のコンテナ収納装置。 3.少なくとも高いレベルまで延在する仕切案内は上方
において拡大した突出部45を有するものとし、この突
出部45は仕切案内と同一平面上にあって仕切案内の両
側の側面とほぼ一致する平面を有するものとしたことを
特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ収納装置。 4.各仕切案内(22〜37)は、上端(40,41)
のコーナーを面取りした請求項1乃至3のうちのいずれ
か一項記載のコンテナ収納装置。
Applications Claiming Priority (2)
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