JP2679745B2 - アゾール誘導体及びそれらを有効成分とする抗潰瘍剤 - Google Patents

アゾール誘導体及びそれらを有効成分とする抗潰瘍剤

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 (産業上の利用分野) 本発明は抗潰瘍作用を有するアゾール誘導体およびそ
れらの少なくとも一種を有効成分として含有する抗潰瘍
剤に関するものである。
(従来の技術) 従来より抗潰瘍剤として、胃酸分泌の抑制と胃腸粘膜
の保護の両作用をもった薬剤が求められている。
胃酸分泌を抑制する薬剤としてはシメチジンに代表さ
れるヒスタミンH2受容体遮断薬があるが、これらは胃粘
膜の保護作用を有していない。また望ましくない中枢系
への副作用があるため、潰瘍の予防や治療に用いるには
充分とはいいがたい。
また、オメプラゾールに代表される〔H+−K+〕ATPア
ーゼ阻害剤は胃酸の分泌を強く抑制するが、無酸症を起
こすことも知られている。更に酸に不安定で胃酸による
分解を受けやすい欠点を有している。
この為胃酸分泌の抑制と異粘膜の保護作用の両作用を
バランスよく有して各種の潰瘍に有効で、かつ毒性が低
く、さらに胃酸に安定な抗潰瘍剤の開発が望まれてい
る。
本発明者等は、前記の問題点を解決すべく研究を重
ね、ベンゾチアゾール及びベンズイミダゾール誘導体に
抗潰瘍活性を見いだした(特願昭63−293689号明細書参
照)、更に研究を進めた結果本発明者等は、ある種のア
ゾール誘導体が強い胃酸分泌抑制作用とすぐれた胃粘膜
保護作用を有しており、各種の実験潰瘍に著しい効果を
示すことを見いだし、本発明を完成した。
〔発明の概要〕
本発明は胃酸分泌抑制作用と胃粘膜保護作用をバラン
スよく保有し、低毒性で、潰瘍の予防又は治療に有効
で、かつ安定な抗潰瘍薬を供給することを目的としたも
のである。
要 旨 従って、本発明はまず、新規化合物に関するものであ
り、この本発明による新規化合物は、次の一般式(I)
で表わされるアゾール誘導体及びその薬理上許容される
塩、である。
〔式中、 A、B、CおよびDは、それぞれ−CH=または−N=を
表わす。但し、これらのうち少なくとも一つは−N=を
表わす。
Xは、−NH−、−O−または−S−を表わす。
Yは、−(CH2−(ここでpは0−4の整数を表
わす)、−C(CH3−、−CH2CH=CH−、−CH2CO
−、−CF2−または−CH2COCH2−を表わす。
R1は、水素原子、置換されていてもよい炭素数1−4
のアルキル基、ハロゲン原子、置換されていてもよい炭
素数1−4のアルコキシ基を表わす。
R2は、水素原子、水酸基、置換されていてもよい炭素
数1−6の飽和または不飽和アルキル基、置換されてい
てもよい炭素数1−6のアルコキシ基、カルボキシル
基、置換されていてもよい炭素数1−12の飽和または不
飽和アルコキシカルボニル基、シクロアルコキシカルボ
ニル基、少なくとも一つの窒素原子を含み、場合によっ
て更に1以上の窒素原子及び/又は酸素原子を含む、縮
合及び/又は置換されていてもよい5−6環員の飽和ま
たは不飽和の複素環、−CONR3R4、−NR3R4、−OCOR3
−NHCONHR3を表す(ここで、R3およびR4は同一または異
なっていてよく、それぞれ水素原子、置換されていても
よいし炭素数1−6のアルキル基またはシクロアルキル
基を表わす)。
mおよびnはそれぞれ0−2の整数を表わす。〕 また本発明は、この新規化合物の用途に関するもので
あって、本発明による抗潰瘍剤は、前記式(I)で表わ
されるチアゾール誘導体もしくはその塩の少なくとも一
種を有効成分として含有するもの、である。
効 果 本発明によれば、抗潰瘍作用を有する新規なアゾール
誘導体及びその薬理上許容される塩、更にはそれを有効
成分として含有してなる抗潰瘍剤を提供することが可能
となる。
本発明による化合物は、胃酸分泌抑制作用と胃粘膜保
護作用を共有していることから、胃潰瘍や十二指腸潰瘍
の治療や予防に有効である。本発明による化合物の潰瘍
作用の詳細は、後記の実施例を参照されたい。
〔発明の具体的説明〕
<化合物> 本発明による化合物は、前記した一般式(I)で示さ
れるものである。
一般式(I)において、A、CおよびDは、−CH=又
は−N=を表わすが、但しこれらのうち少なくとも一つ
は−N=を表わす。A、B、CおよびDのうち、一つ又
は二つが−Nである化合物が好ましい。−N=が二つ存
在する場合、A及びD、B及びCもしくはB及びDに存
在するのが好ましい。
また式(I)において、XはNH、酸素原子又は硫黄原
子を表わす。
従って、本発明による化合物(I)は、基本的な骨格
としてアゾール環にピリジン環もしくはアジン環が縮合
した構造を有するものである。これらの構造の具体例と
しては、チアゾロピリジン、チアゾロピリダジン、オキ
サゾロピリジン、イミダゾピリジン骨格が挙げられる。
式(I)においてYは、−(CH2−(ここでpは
0〜4の整数を表わす)、 −CH2CH=CH−、−CH2CO−、−CF3−又は−CH2COCH2
を表わす。
また式(I)において、R1は、水素原子、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、トリフロロメチル、2,2,2−トリ
フロロエチル、メトキシメチル、エトキシメチル基等の
置換されていてよい炭素数1−4のアルキル基、塩素、
臭素等のハロゲン原子、、及びメトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、2,2,2−トリフロロエトキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ基
等の置換されていてもよい炭素数1−4のアルコキシ基
を表わす。R1の好ましい例としては、式(I)における
Bの位置の塩素原子、Cの位置のトリフロロメチル基が
挙げられる。
式(I)において、R2は、(イ)水素原子、(ロ)水
酸基、(ハ)置換されていてもよい炭素数1−6の飽和
又は不飽和アルキル基、(ニ)置換されていてもよい炭
素数1−6のアルコキシ基、(ホ)カルボキシル基、
(ヘ)置換されていてもよい炭素数1−12の飽和又は不
飽和のアルコキシカルボニル基、(ト)シクロアルコキ
シカルボニル基。(チ)少なくとも一つの窒素原子を含
み、場合によって更に1以上の窒素原子及び/又は酸素
原子を含む縮合及び/又は置換されていてもよい5−6
員環の飽和又は不飽和の複素環、(リ)−CONR3R4(こ
こでR3及びR4は同一又は異なっていてよく、それぞれ水
素原子、置換されていてもよい炭素数1−6のアルキル
基又はシクロアルキル基を表わす)、(ヌ)−NR3R
4(ここでR3及びR4は前記と同じ意味を表わす)、
(ル)−OCOR3(ここでR3は前記と同じ意味を表わ
す)、(ヲ)−NHCONHR3(ここでR3は前記と同じ意味を
表わす)を表わす。
(ハ)の置換されていてもよい炭素数1−6の飽和又
は不飽和のアルキル基は、直鎖又は分岐いずれでもよ
く、具体例としてはメチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n
−ペンチル、ビニル、2−メチル−1−プロペニル、3
−メチル−2−ブテニル基等が挙げられる。
(ニ)の置換されていてもよい炭素数1−6のアルコ
キシ基のアルキル基部分は、直鎖又は分枝のいずれであ
ってもよく、(ニ)の具体例としては、メトキシ、エト
キシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキ
シ、イソブトキシ、t−ブトキシ、ペントキシ、イソペ
ントキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられる。
(ヘ)の置換されていてもよい炭素数1−12の飽和又
は不飽和のアルコキシカルボニル基のアルキル基部分
は、直鎖又は分枝のいずれであってもよく、(ヘ)の具
体例としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボ
ニル、n−ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニル、n−ペントキシカルボニ
ル、イソペントキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボ
ニル、オクトキシカルボニル、ビニルオキシカルボニ
ル、アリルオキシカルボニル、1−プロペニルオキシカ
ルボニル、1−ブテニルオキシカルボニル、クロチルオ
キシカルボニル、ゲラニルオキシカルボニル、6.7−エ
ポキシゲラニルオキシカルボニル等が挙げられる。
(ト)のシクロアルコキシカルボニル基の具体例とし
ては、シクロペチルオキシカルボニル、シクロヘキシル
オキシカルボニル基等が挙げられる。
(チ)の複素環は基本的に、少なくとも一つの窒素原
子を含み、場合によって更に1以上の窒素原子及び/又
は酸素原子を含んだ5−6員環であり、飽和又は不飽和
のいずれであってもよく、またこの複素環は置換基によ
り置換されていてもよく、また他の環と縮合していても
よい。(チ)の具体例としては、1−ピロリジニル、2
−ピロリジニル、3−ピロリジニル、2−(1−メチ
ル)ピロリジニル、3−(1−メチル)ピロリジニル、
2−(1−エチル)ピロリジニル、3−(1−エチル)
ピロリジニル、1−ピペラジニル、1−(4−メチル)
ピペラジニル、1−ピペリジニル、2−(1−メチル)
ピペリジニル、3−(1−メチル)−ピペリジニル、4
−(1−メチル)ピペリジニル、2,6−ジメチル−1−
ピペリジニル、2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジ
ニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2
−オキサゾリジノン−5−イル、モルホリニル、1−メ
チルテトラゾール−5−イル、1−シクロヘキシルテト
ラゾール−5−イル、1,3−ジオキソイソインドール−
2−イル、4−メチルイミダゾール−5−イル基等が挙
げられる。
(リ)の−CONR3R4、(ヌ)の−NR3R4、(ル)の−OC
OR3及び(ヲ)の−NHCONHR3において、R3およびR4は水
素原子、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、
ヘキシル、2,2,2−トリフロロエチル基等の炭素数1−
6のアルキル基、または、シクロヘキシル、シクロペン
チル基等のシクロアルキル基を表わす。
式(I)の化合物は、例えばその骨格中に存在し得る
チアゾール環部分やピリジン環部分の塩基性もしくは置
換基の酸性等に基因して、その塩として存在することが
あり得る。塩の用途を考慮すれば、薬理上許容される塩
が好ましい。そのような塩としては医学上許容される塩
類、特に慣用の非毒性塩が挙げられ、例えば塩酸、臭素
水素酸、酢酸、クエン酸、コハク酸、乳酸等の酸塩、ナ
トリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、トリ
エチルアミン、エタノールアミン等の塩基塩、リジン、
アルギニン、アスパラギン酸等のアミノ酸塩等が挙げら
れる。
また本発明の化合物には炭素原子あるいは硫黄原子に
由来する立体異性体が存在し得るが、何れの立体異性体
も本発明に包含される。
<化合物の製造> 本発明による化合物(I)は、アゾール環と、このア
ゾール環にピリジン環もしくはアジン環が縮合した骨格
のアゾール環部分に、硫黄原子、スルフィニル基又はス
ルホニル基を持った置換基を有し、更に場合によってピ
リジン環もしくはアジン環部分に置換基を有しているこ
とを主要な特色とするものである。
本発明による化合物(I)は、前記基本骨格の形成及
び置換基の形成、導入に関して合目的的な任意の方法に
より合成することができる。
好適な合成例を示せば下記の通りである。
(1) 本発明にかかわる前記一般式(I)で示される
化合物のうちn=0の化合物は次の〔A法〕又は〔B
法〕の方法で得ることができる。
〔A法〕
下記一般式(II) (式中A,B,C,D,X,R1及びmは前記と同じ意味を表す)で
表される化合物と下記一般式(III) Z−YR2 (III) (式中Y及びR2は前記と同じ意味を表し、Zはハロゲン
原子、トシルオキシ基、トリフロロメタンスルホニルオ
キシ基、メシルオキシ基等を表す)で表わされる化合物
とを、反応に関与しない溶媒(例えば、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、水、
エタノール等)中で、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム或いは水酸化金属(例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等)の存在下で、−30〜15
0℃、好適には10〜100℃の反応温度で、30分〜24時間反
応させることにより、前記一般式(I、n=0)で表さ
れる化合物を得ることができる。
〔B法〕
下記一般式(IV) (式中A,B,C,D,X,R1及びmは前記と同じ意味を表し、Ha
はハロゲン原子、例えばフッ素、塩素、臭素 ヨウ素原
子、を表わす)で表される化合物と下記一般式(V) HS−YR2 (V) (式中Y及びR2は前記と同じ意味を表す)で表される化
合物とを、反応に関与しない溶媒(たとえば、N,N−ジ
メチルホルムアミド、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、水、エタノール等)中で、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、或いは水素化金属(例
えば水素化ナトリウムの水素化カリウム等)の存在下
で、−30〜150℃、好適には10〜100℃、の反応温度で、
30分〜24時間反応させることにより、前記一般式(I、
n=0)で表される化合物を得ることができる。
(2) 一般式(I、n=1)で表されるスルホキシド
化合物は、上記反応で得られた一般式(I、n=0)の
化合物に1〜1.2当量の酸化剤を反応に関与しない溶媒
中で作用させることにより得られることができる、また
この酸化反応において、酸化剤を2〜3当量を使用する
ことにより、一般式(I、n=2)で表されるスルホン
化合物を得ることができる。
これらの酸化反応において使用される酸化剤として
は、過酸化水素、メタクロロ過安息香酸、第三ブチルヒ
ドロパーオキシド、N−ブロモサクシンイミド、二酸化
マンガン等を挙げることができる。
使用される溶媒としては、水、酢酸、塩化メチレン等
のハロゲン化アルキル、アセトン等のケトン類など汎用
の溶媒を挙げることができる。好適には酢酸中で、タン
グステン酸化ナトリウムの存在下に過酸化水素を用い
て、又は塩化メチレン中でメタクロロ過安息香酸を用い
て酸化反応を行うことができる。
(3) 前記一般式(II)で示される化合物は下記下記
一般式(VI) (式中A,B,C,D及びR1は前記と同じ意味を表し、Mはハ
ロゲン原子、又はSH基を表す) で表される化合物と、二硫化炭素やチオホスゲン、メチ
ルキサントゲン酸カリ等とを、反応に関与しない溶媒
(例えばN,N−ジメチルホルムアミド、メタノール、エ
タノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
オキサン等)中で、必要に応じて塩基(例えば水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウム、ナトリウム、炭酸カリウ
ム、トリエチルアミン、ジイソプロピルアミン等)の存
在下で、反応させることにより得ることができる。
前記一般式(IV)で示される化合物の合成法の一例は
公知の方法(特開昭62−114988号公報参照)によること
ができる。
<化合物の用途/抗潰瘍剤> 本発明による化合物(I)は、胃酸分泌の抑制作用と
胃粘膜の保護作用を合せ持つことから、医薬としての用
途を有する。
本発明の前記一般式(I)で表される化合物又はその
塩はそれ自体単独で投与してもよいが、必要または所望
により、他の通常の薬理学的に許容される担体、賦型
剤、希釈剤と混合して所望の剤型とし、経口及び非経口
で投与することができる。経口投与の場合、成人で通常
1日当たり一般式(I)で表される化合物を50−500mg
投与する。注射により非経口的に投与するための溶液
は、活性化合物の薬学的に許容し得る水溶性の塩を好ま
しくは0.5−10重量%の濃度で水性溶液とする。この場
合成人1日当たり有効成分として0.5−10mgを投与す
る。
〔実施例〕
以下本発明を実施例をもってより具体的に説明する
が、本発明の技術的範囲はこれらの実施例に限定されな
い。
実施例1 2−〔(n−ブトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 2−メルカプトチアゾロ〔5,4−b〕ピリジン24gをN,
N−ジメチルホルムアミド300mlに溶解し、炭酸カリウム
43.3gとクロル酢酸n−ブチルエステル23.65gを加え、
室温下1時間撹拌する。酢酸エチル700mlを加え、その
後水で3回洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水乾燥後、溶
媒を留去し、標記化合物39.9g(99%)を得た。1 HNMR(CDCl3)δ: 0.89(3H,t),1.36(2H,m),1.63(2H,m),4.17(2H,
s),4.19(2H,t),7.35(1H,dd),8.04(1H,d),8.45
(1H,d)。
実施例1と同様の方法で、前記一般式(I、n=0)
の化合物を合成した。得られた化合物を実施例2〜76と
して以下に示す。
実施例2 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔4,5−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.31(3H,t),4.21(2H,s),4.27(2H,ABq),7.73(1H,
d),8.45(1H,dd),9.13(1H,s)。
実施例3 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)チオ〕チア
ゾロ〔4,5−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.06(12H,d),2.88(2H,t),3.07(2H,m),3.42(2H,
t),7.70(1H,dd),8.42(1H,d),9.09(1H,d)。
実施例4 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕−6−トリ
フロロメチルチアゾロ〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.31(3H,t),4.25(2H,q),4.33(2H,s),8.37(1H,
s),8.89(1H,s)。
実施例5 2−〔(2−イソプロピルアミノ)エチル〕チオ−6−
トリフロロメチルチアゾロ〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.07(12H,d),2.91(2H,t),3.08(2H,m),3.57(2H,
t),8.31(1H,S),8.83(1H,s)。
実施例6 2−〔(2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチ
ル)チオ]チアゾロ〔4,5−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.54〜1.66(1H,m),1.68〜1.88(3H),1.98〜2.08(1
H,m),2.11〜2.30(3H,m),2.34(3H,s),3.08(1H,d
t),3.42(1H,dq)×2,7.71(1H,d),8.44(1H,d),9.1
2(1H,s)。
実施例7 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔5,4−d〕ピリミジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.31(3H,t),4.20(2H,s),4.28(2H,q),9.01(1H,
s),9.10(1H,s)。
実施例8 2−〔(2−オキソプロピル)チオ〕チアゾロ〔5,4−
b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 2.42(3H,s),4.25(2H,s),7.35(1H.q),8.03(1H,
d),8.45(1H,d)。
実施例9 2−〔(クロチルオキシカルボニルメチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.70(3H,d),4.20(2H,s),4.61(2H,d),5.59(1H,
m),5.81(1H,m),7.35(1H,q),8.03(1H,d),8.44(1
H,d)。
実施例10 2−〔(ゲラニルオキシカルボニルメチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.7(6H),2.05(4H,m),4.19(2H,s),4.70(2H,d),
5.04(1H,m),5.35(1H,m),7.33(1H,q),8.03(1H,
d),8.44(1H,d)。
実施例11 2−〔2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−
イル)エチルチオ−6−トリフロロチアゾロ〔4,5−
b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.11(12H,s),1.44(4H,m),1.55(2H,m),2.91(2H,
m),3.40(2H,m),8.32(1H,s),8.85(1H,s)。
実施例12 2−〔(ジ−イソプロピルアミノカルボニルメチル)チ
オ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.30(6H,d),1.42(6H,d),3.52〜3.56(1H,m),4.07
〜4.15(1H,m),4.44(2H,t),7.36(H,dd),8.05(1H,
d),8.45(1H,d)。
実施例13 2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1
−イル)エチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.10(12H,s),1.42〜1.55(4H,m),1.55(1H,m),1.67
(1H,m),2.88(2H,m),3.27(2H,m),7.33(1H,dd),
8.01(1H,d),8.43(1H,d)。
実施例14 2−〔(2−エトキシカルボニルエチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.28(3H,t),2.92(2H,t),3.63(2H,t),4.20(2H,
q),7.38(1H,dd),8.08(1H,d),8.45(1H,d)。
実施例15 2−カルボキシメチルチオチアゾロ〔5,4−b〕ピリジ
1HNMR(CDCl3)δ: 4.28(2H,s),7.54(1H,dd),8.22(1H,d),8.50(1H,
d)。
EI(m/z):Y221(M-1) 実施例16 2−〔(1−エトキシカルボニル−1−メチル)エチル
チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.21(3H,t),1.78(6H,s),4.21(2H,ABq),7.36(1H,
dd),8.08(1H,dd),8.48(1H,dd)。
実施例17 2−〔(アリルオキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 4.22(2H,s),4.69(2H,d),5.26(1H,d),5.37(1H,
d),5.92(1H,m),7.36(1H,dd),8.05(1H,d),8.46
(1H,d)。
実施例18 2−〔(イソプロポキシカルボニルメチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.27(6H,d),4.13(2H,s),5.10(1H,m),7.35(1H,d
d),8.03(1H,d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):268(M+) 実施例19 2−〔(t−ブトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.47(9H,s),4.08(2H,s),7.35(1H,dd),8.03(1H,
d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):282(M+) 実施例20 2−〔(3−エトキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.29(3H,t),3.76(2H,s),4.23(2H,ABq),4.33(2H,
s),7.76(1H,dd),8.03(1H,dd),8.46(1H,brd)。
実施例21 2−〔(メトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.80(3H,s),4.20(2H,s),7.36(1H,dd),8.06(1H,
d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):240(M+) 実施例22 2−〔2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−
イル)エチルチオ〕−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジ
1HNMR(CDCl3)δ: 1.16(12H,s),1.65(6H,s),3.05(2H,t),3.32(2H,
t),7.15(1H,dd),7.87(1H,d),8.30(1H,d)。
EI(m/z):319(M+) 実施例23 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔5,4−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.30(3H,t),4.21(2H,s),4.36(2H,q),7.72(1H,
d),8.57(1H,d),9.04(1H,s)。
実施例24 2−〔(2−エトキシカルボニル−2−オキソエチル)
チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(DMSO−d6)δ: 1.09(3H,t),4.05(2H,m),4.19(2H,q),7.52(1H,d
d),8.19(1H,d),8.50(1H,d)。
実施例25 2−〔(カルバモイルメチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−
b〕ピリジン 1HNMR(DMSO−d6)δ: 4.18(2H,s),7.37(1H,brs),7.53(1H,dd),7.79(1
H,brs),8.20(1H,dd),8.50(1H,dd)。
実施例26 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔4,5−d〕ピリダジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.32(3H,t),4.25(2H,s),4.28(2H,ABq),9.60(1H,
s),9.63(1H,s)。
実施例27 2−〔(n−プロポキシカルボニルメチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 0.94(3H,t),1.68(2H,m6),4.15(2H,t)4.18(2H,
s),7.36(1H,dd),8.04(1H,d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):268(M+) 実施例28 4−クロロ−2−〔(エトキシカルボニルメチル)チ
オ〕チアゾロ〔4,5−d〕ピリダジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.33(3H,t),4.27(2H,s),4.30(2H,ABq),9.52(1H,
s)。
実施例29 2−〔(4−(1−シクロヘキシルテトラゾール−5−
イル)ブチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.25〜2.10(14H,m),2.90(2H,t),3.45(2H,t),4.10
(1H,m),7.36(1H,dd),8.04(1H,dd),8.45(1H,d
d)。
実施例30 2−〔(4−(1−メチルテトラゾール−5−イル)ブ
チル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.95〜2.10(4H,m),2.92(2H,m),3.44(2H,t),4.00
(3H,s),7.36(1H,dd),8.05(1H,dd),8.45(1H,d
d)。
実施例31 2−〔(イソブトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 0.92(6H,d),1.96(1H,m7),3.97(2H,d),4.19(2H,
s),7.35(1H,dd),8.04(1H,d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):282(M+) 実施例32 2−〔n−ブチルアミカルボニルエチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 0.82(3H,t)D1.26(2H,m6)1.44(2H,m5),3.27(2H,m
4),3.99(2H,s),7.08(1H,s),7.40(1H,dd),8.06
(1H,d),8.49(1H,d)。
EI(m/z):281(M+) 実施例33 2−メチルチオチアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 2.80(3H,s),7.35(1H,dd),8.06(1H,d),8.44(1H,
d)。
EI(m/z):182(M+) 実施例34 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.30(3H,t),4.25(2H,q),4.33(2H,s),7.25(1H,d
d),8.12(1H,dd),8.62(1H,dd)。
実施例35 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)チオ〕チア
ゾロ〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.04(12H,brs),2.90(2H,brs),3.03(2H,brs),3.52
(2H,brs),7.20(1H,dd),8.07(1H,d),8.60(1H,d
d)。
実施例36 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ4
〔4,5−b〕ピラジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.30(3H,t),4.25(2H,q),4.31(2H,s),8.39(1H,
d),8.56(1H,brs)。
実施例37 2−〔(3−エトキシカルボニル−2−プロペニル)チ
オ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.28(3H,t),4.14(2H,dd),4.19(2H,q),6.12(1H,d
t),7.06(1H,dt),7.37(1H,dd),8.07(1H,dd),8.46
(1H,dd)。
実施例38 2−〔(エトキシカルボニル)ジフルオロメチル)チ
オ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.31(3H,t),4.37(2H,q),7.47(1H,dd),8.29(1H,d
d),8.63(1H,dd)。
実施例39 2−〔(2−ハイドロキシエチル)チオ〕チアゾロ〔5,
4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.56(2H,t),4.06(2H,brt),7.36(1H,dd),8.04(1
H,dd),8.46(1H,dd)。
実施例40 2−〔(2−アセトキシエチル)チオ〕チアゾロ〔5,4
−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 2.08(3H,s),3.64(2H,t),4.46(2H,t),7.36(1H,d
d),8.06(1H,dd),8.45(1H,dd)。
実施例41 2−〔(2−(1,3−ジオキソ−イソインドール−2−
イル)エチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.72(2H,t),4:21(2H,t),7.30(1H,dd),7.69(2H,d
d),7.83(2H,dd),7.94(1H,dd),8.41(1H,dd)。
実施例42 2−〔(イソペントキシカルボニルメチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 0.89(6H,d),1.54(2H,q),1.64(1H,m),4.18(2H,
s),4.22(2H,t),7.36(1H,dd),8.04(1H,d),8.45
(1H,d)。
EI(m/z):296(M) 実施例43 2−〔(n−オクチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピ
リジン 1HNMR(CDCl3): 0.88(3H,t),1.27〜1.36(8H,m),1.48(2H,m5),1.83
(2H,m5),3.36(2H,t),7.34(1H,dd),8.04(1H,d),
8.43(1H,d)。
EI(m/z):280(M) 実施例44 2−(イソペンチルチオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジ
1HNMR(CDCl3): 0.98(6H,d),1.69〜1.82(3H,m9),3.37(2H,t),7.34
(1H,dd),8.05(1H,d),8.43(1H,d) EI(m/z):238(M) 実施例45 2−〔(n−オクトキシカルボニルメチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 0.87(3H,t),1.22〜1.28(10H,m),1.63(2H,t),4.17
(2H,s),4.17(2H,t),7.36(1H,tt),8.04(1H,d),
8.45(1H,d) EI(m/z):338(M) 実施例46 2−〔(シクロペントキシカルボニルメチル)チオ〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.60(2H,m),1.71(4H,m),1.75(2H,m),4.10(2H,
s),5.25(1H,m),7.36(1H,dd),8.03(1H,d),8.45
(1H,d)。
EI(m/z):294(M) 実施例47 2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1
−イル)エチル)チオ〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
1HNMR(CDCl3): 1.11(12H,s),1.43(4H,t),1.51〜1.54(2H,m),2.92
(2H,m7),3.27(2H,m7),7.17(1H,dd),7.68(1H,
d),8.46(1H,d)。
EI(m/z):319(M−1) 実施例48 2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1
−イル)エチル)チオ〕オキサゾロ〔5,4−b〕ピリジ
1HNMR(CDCl3): 1.10(12H,s),1.43(4H,t),1.53〜1.57(2H,m),2.88
(2H,m7),3.23(2H,m7),7.25(1H,dd),7.85(1H,
d),8.20(1H,d)。
EI(m/z):320(M) 実施例49 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.31(3H,t),4.20(2H,s),4.26(2H,q),7.20(1H,d
d),7.73(1H,d),8.47(1H,d)。
EI(m/z):238(M) 実施例50 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕オキサゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.30(3H,t),4.12(2H,s),4.27(2H,q),7.28(1H,d
d),7.88(1H,d),8.23(1H,d)。
EI(m/z):238(M) 実施例51 2−〔(2−ジイソピルアミノエチル)チオ〕オキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.07(12H,d),2.90(2H,t),3.07(2H,m),3.43(2H,
t),7.16(1H,dd),7.67(1H,d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):280(M) 実施例52 2−〔(2−ジイソピルアミノエチル)チオ〕オキサゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.05(12H,d),2.88(2H,t),3.06(2H,m7),3.37(2H,
t),7.26(1H,dd),7.84(1H,d),8.19(1H,d)。
EI(m/z):280(M) 実施例53 2−〔(N−シクロヘキシルカルバモイルメチル)チ
オ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.08〜1.86(10H),3.78(1H,m),3.96(2H,s),7.40
(1H,dd),8.06(1H,dd),8.49(1H,dd)。
EI(m/z):307(M) 実施例54 2−〔(N−メチルカルバモイルメチル)チオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 2.84(3H,d),4.02(2H,s),7.00(1H,brs),7.40(1H,
dd),8.09(1H,dd),8.49(1H,dd)。
EI(m/z):239(M) 実施例55 2−〔{1−シクロヘキシルテトラゾール−5−イル)
メチル}チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.25〜2.15(10H),4.55(1H,m),4.95(2H,s),7.41
(1H,dd),8.07(1H,dd),8.50(1H,dd)。
EI(m/z):333(M+1) 実施例56 2−〔((1−メチルテトラゾール−5−イル)メチ
ル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 4.24(3H,s),4.91(2H,s),7.40(1H,dd),8.06(1H,d
d),8.50(1H,dd)。
EI(m/z):264(M) 実施例57 2−〔(2−エトキシエチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−
b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.23(3H,t),3.56〜3.62(4H,m),3.82(2H,t),7.35
(1H,dd),8.06(1H,d),8.46(1H,d)。
EI(m/z):240(M+) 実施例58 6−クロロ−2−〔(2−エトキシエチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.22(3H,t),3.52〜3.61(4H,m),3.80(2H,t),8.03
(1H,d),8.40(1H,d)。
EI(m/z):274(M+) 実施例59 2−〔(2−エトキシエチル)チオ〕チアゾロ〔4,5−
c〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.22(3H,t),3.58(2H,q),3.62(2H,t),3.82(2H,
t),7.72(1H,dd),8.44(1H,d),9.11(1H,S)。
EI(m/z):240(M+) 実施例60 2−〔(2−エトキシエチル)チオ〕1−H−イミダゾ
〔4,5−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.28(3H,t),3.53(2H,t),3.65(2H,q),3.89(2H,
t),7.18(1H,dd),7.92(1H,d),8.30(1H,d)。
EI(m/z):223(M+) 実施例61 2−〔2(ピリジン−2−イル)−エチルチオ〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 3.32(2H,t),3.81(2H,t),3.81(2H,t),7.16(1H,
q),7.22(1H,d),7.34(1H,d),7.62(1H,m),8.06(1
H,q),8.44(1H,q),8.58(1H,d)。
EI(m/z):273(M+) 実施例62 2−〔(2−オキサゾリジオン−5−イル)−メチルチ
オ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 3.54(1H,dd),3.64(1H,dd),3.82(1H,t),3.88(1H,
dd),5.11(1H,m),7.38(1H,dd),8.06(1H,d),8.47
(1H,d)。
EI(m/z):267(M+) 実施例63 2−〔(3−メチル−2−ブテニル)チオ〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.78(6H,d),4.02(2H,d),5.41(1H,m),7.35(1H,d
d),8.05(1H,d),8.44(1H,d)。
EI(m/z):236(M+) 実施例64 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.30(3H,t),4.18(2H,s),4.26(2H,q),7.36(1H,d
d),8.05(1H,d),8.45(1H,d)。
EI(m/z):254(M+) 実施例65 2−〔(2−モルホリノエチル)チオ〕チアゾロ〔5,4
−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.55(4H,t),2.81(2H,t),3.55(2H,t),3.72(4H,
t),7.35(1H,dd),8.03(1H,d),8.44(1H,d)。
EI(m/z):281(M+) 実施例66 2−〔(2−モルホリノエチル)チオ〕チアゾロ〔4,5
−c〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.53(4H,t),2.82(2H,t),3.59(2H,t),3.72(4H,
t),7.72(1H,d),8.43(1H,d),9.12(1H,s)。
EI(m/z):281(M+) 実施例67 2−〔(2−N,N−ジエチルアミノエチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.08(4H,t),2.63(4H,q),2.89(2H,t),3.47(2H,
t),7.34(1H,dd),8.03(1H,d),8.43(1H,d) EI(m/z):267(M+) 実施例68 6−クロロ−2−〔(2−モルホリノエチル)チオ〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.56(4H,t),2.82(2H,t),3.53(2H,t),3.71(4H,
t),8.00(1H,d),8.39(1H,d)。
EI(m/z):315(M+) 実施例69 2−〔(2−モルホリノエチル)チオ〕イミダゾピリジ
1HNMRδ(CDCl3): 2.62(4H,t),2.90(2H,t),3.43(2H,t),3.81(4H,
t),7.17(1H,dd),7.90(1H,d),8.30(1H,d)。
EI(m/z):264(M+) 実施例70 2−〔(2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチ
ル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.55〜1.64(1H,m),1.67〜1.87(4H,m),1.97〜2.06
(1H,m),2.10〜2.27(2H,m),2.33(3H,d),3.07(1H,
t),3.26〜3.33(1H,m),3.42〜3.49(1H,m),7.33(1
H,dd),8.03(1H.d),8.42(1H,d)。
EI(m/z):279(M+) 実施例71 2−〔(2−ウレイドエチル)チオ〕チアゾロ〔5,4−
b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 3.39〜3.46(4H,m),5.54(2H,s),6.30(1H,s),7.52
(1H,dd),8.21(1H,d),8.49(1H,d)。
EI(m/z):254(M+) 実施例72 2−〔(1−メチルピペリジン−3−イル)メチルチ
オ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.09(1H,m),1.56〜1.66(1H,m),1.68〜1.77(1H,
m),1.83(1H,t),1.89〜1.98(2H,m),2.06〜2.16(1
H,m),2.27(3H,d),2.75(1H,d),2.96(1H,d),3.33
(2H,dd),7.34(1H,dd),8.04(1H,d),8.43(1H,
d)。
EI(m/z):279(M+) 実施例73 2−〔(1−メチルピペリジン−4−イル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.89(2H,m),2.23〜2.27(4H,m),2.30(3H,s),2.77
〜2.80(2H,m),3.98〜4.01(1H,m),7.35(1H,dd),8.
06(1H,d),8.44(1H,d)。
EI(m/z):265(M+) 実施例74 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.04(6H,d),1.06(6H,d),2.88(2H,d),3.06(2H,
m),3,38(2H,d),7.34(1H,dd),8.02(1H,d),8.43
(1H,d)。
EI(m/z):295(M+) 実施例75 2−〔(3−(1−メチルピペラジン−4−イル)プロ
ピル)チオ〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.02(2H,q),2.29(3H,s),2.50〜2.53(8H,m),2.51
(2H,t),3.41(2H,t),7.35(1H,dd),8.03(1H,d),
8.44(1H,d) EI(m/z):308(M+) 実施例76 2−〔(2−ジ−n−ブチルアミノエチル)チオ〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 0.93(6H,t),1.30〜1.39(4H,m),1.47(4H,m),2.53
(4H,m),2.90(2H,m),3.50(2H,m),7.34(1H,dd),
8.02(1H,d),8.43(1H,d)。
EI(m/z):323(M+) 実施例77 2−〔(エトキシカルボニルメチル)チオ)メチル〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 2−クロロメチル−チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン
(1.37g,7.43ミリモル)及びトリエチルアミン(827mg,
8.17ミリモル)を、塩化メチレン(10ml)に溶解させ、
これに氷冷撹拌下でチオグリコール酸エチル(981mg,8.
17ミリモル)を滴加した。滴加終了後、反応溶液を室温
とし、5時間撹拌した。反応溶液をクロロホルム(200m
l)で希釈し、飽和食塩水(100ml)で洗浄し、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥したのち、溶媒を減圧留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔ヘキサン
−酢酸エチル(2:1)〕で精製し、2−〔(エトキシカ
ルボニルメチル)チオメチル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピ
リジンを、無色油状物として得た。
収量1.7g(85%)。1 HNMR(CDCl3)δ: 1.27(3H,t),3.35(2H,s),4.18(2H,q),4.26(2H,
s),7.43(1H,dd),8.22(1H,dd),8.57(1H,d)。
実施例78 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)チオ)メチ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 標題化合物を実施例77と同様にして合成した。1 HNMR(CDCl3)δ: 0.96(12H,d),2.40〜2.70(4H,m),2.95(2H,m),4.14
(2H,m),7.41(1H,dd),8.17(1H,dd),8.56(1H,d
d)。
実施例79 2−〔(n−ブトキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 実施例1で得られた化合物18.5gを塩化メチレン50ml
に溶解し、−10℃に冷却する。m−クロロ過安息香酸
(70%純度)16.2gを加え、同温度で40分間撹拌する。
酢酸エチル600mlを加え、チオ硫酸ナトリウム水溶液で
1回、炭酸水素ナトリウム水溶液で3回、水で1回洗浄
し、硫酸マグネシウムで脱水後、溶媒を留去する。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
た。
n−ヘキサン:酢酸エチル(5:1〜3:1)で溶出し、標
記化合物を13.4g得た。1 HNMR(CDCl3)δ: 0.88(3H,t),1.32(2H,m),1.60(2H,m),4.14(1H,
d),4.21(2H,t),4.26(1H,d),7.55(1H,dd),8.32
(1H,d),8.70(1H,d)。
上記実施例79の方法で前記一般式(I、n=1)の化
合物を合成した。得られた化合物を実施例80〜128とし
て以下に示す。
実施例80 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔4,5−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.27(3H,t),4.15(1H,d),4.27(1H,d),4.27(2H,AB
q),7.99(1H,d),8.66(1H,d),9.40(1H,s)。
実施例81 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕−
6−トリフロロメチルチアゾロ〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.29(3H,t),4.18(1H,d),4.28(2H,q),4.37(1H,
d),8.71(1H,s),9.09(1H,s)。
実施例82 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔5,4−d〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.28(3H,t),4.17(1H,d),4.27(2H,d),4.28(1H,
d),9.23(1H,s),9.41(1H,s)。
実施例83 2−〔(2−オキソプロピル)スルフィニル〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 2.39(3H,s),4.22(1H,d),4.36(1H,d),7.55(1H,d
d),8.31(1H,d),8.70(1H,d)。
実施例84 2−〔(クロチルオキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.69(3H,d),4.13(1H,d),4.25(1H,d),4.61(2H,
d),5.52(1H,m),5.78(1H,m),7.53(1H,dd),8.32
(1H,d),8.71(1H,d)。
実施例85 2−〔((6,7−エポキシ)ゲラニルオキシカルボニル
メチル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.23(3H,s),1.30(3H,s),1.62(3H,s),1.63(2H,
m),2.12(2H,m),2.69(1H,t),4.12(1H,d),4.26(1
H,d),4.73(2H,d),5.34(1H,m).7.54(1H,dd),8.30
(1H,d),8.70(1H,d)。
実施例86 3−〔(ジイソプロピルアミノカルボニルメチル)スル
フィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.24(6H,d),1.43(6H,t),3.52〜3.59(1H,m),3.81
〜3.87(1H,m),4.24(2H,t),4.36(1H,d),7.54(1H,
dd),8.33(1H,d),8.68(1H,d)。
実施例87 2−〔(2−エトキシカルボニルエチル)スルフェニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.24(3H,t),2.63〜2.71(1H,m),2.96〜3.04(1H,
m),3.42〜3.49(1H,m),3.64〜3.71(1H,m)4.13(2H,
q),7.55(1H,dd),8.33(1H,d),8.70(1H,d)。
実施例88 2−〔(1−エトキシカルボニル−1−メチル)エチル
スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.30(3H,t),1.48(3H,s),1.72(3H,s),4.28(1H,AB
q)×2,7.51(1H,dd),8.29(1H,dd),8.68(1H,dd)。
実施例89 2−〔(アリルオキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 4.23(2H,ABq),4.70(2H,d),5.25(1H,dd),5.32(1
H,dd),5.86(1H,m),7.55(1H,dd),8.33(1H,d),8.7
1(1H,d)。
実施例90 2−〔(イソプロポキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.25(6H,d),4.12(1H,d),4.22(1H,d),5.11(1H,
m),7.53(1H,dd),8.32(1H,d),8.70(1H,d)。
EI(m/z):285(M+) 実施例91 2−〔(t−ブトキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.46(9H,s),4.06(1H,d),4.17(1H,d),7.54(1H,d
d),8.32(1H,d),8.70(1H,d)。
EI(m/z):299(M+1) 実施例92 2−〔(3−エトキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.28(3H,t),3.66(2H,ABq),4.20(2H,ABq),4.35(1
H,d),4.63(1H,d),7.55(1H,dd),8.33(1H,dd),8.7
1(1H,dd)。
実施例93 2−〔(メトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.81(3H,s),4.15(1H,d),4.26(1H,d),7.55(1H,d
d),8.33(1H,d),8.71(1H,d)。
EI(m/z):256(M+) 実施例94 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔5,4−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.27(3H,t),4.15(1H,d),4.22〜4.3(3H,m),7.97
(1H,d),8.76(1H,d),9.38(1H,s)。
実施例95 2−〔(2−エトキシカルボニル−2−オキソエチル)
スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.42(3H,t),4.40(1H,d),4.42(1H,d),4.46(2H,AB
q),7.50(1H,dd),8.34(1H,dd),8.34(1H,dd),8.66
(1H,d)。
実施例96 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔4,5−d〕ピリダジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.31and1.32(3H,t),4.20and4.22(2H,s),4.27(1H,A
Bq)×2,8.59and8.64(1H,d),8.81and8.86(1H,br
s)。
実施例97 2−〔(n−プロポキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 0.91(3H,t),1.65(2H,m5),4.14(1H,d),4.17(2H,
t),4.26(1H,d),7.54(1H,dd),8.32(1H,d),8.70
(1H,d)。
EI(m/z):285(M+) 実施例98 4−クロロ−2−〔(エトキシカルボニルメチル)スル
フィニル〕チアゾロ〔4,5−d〕ピリダジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.30(3,t),4.19〜4.37(4H,m),9.80(1H,s)。
実施例99 2−〔(4−(1−シクロヘキシルテトラゾール−5−
イル)ブチル)スルフェニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピ
リジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.24〜2.20(14H,m),2.87(2H,m),3.24〜3.40(2H,
m),4.10(1H,m),7.55(1H,dd),8.32(1H,dd),8.70
(1H,dd)。
実施例100 2−〔(4−(1−メチルテトラゾール−5−イル)ブ
チル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.80〜2.22(4H,m),2.89(1H,t)×2,3.24〜3.41(2H,
m),4.00(3H,s),7.55(1H,dd),8.32(1H,dd),8.70
(1H,dd)。
実施例101 2−〔(イソブトキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 0.90(6H,t),1.93(1H,m7),4.00(2H,m7),4.16(1H,
d),4.27(1H,d),7.55(1H,dd),8.32(1H,d),8.71
(1H,d)。
EI(m/z):299(M+1) 実施例102 2−〔(n−ブチルアミノカルボニルメチル)スルフィ
ニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 0.87(3H,t),1.26〜1,32(2H,m12),1.46(2H,m5),3.
25(2H,m5),3.89(1H,d),4.12(1H,d),6.81(1H,
s),7.55(1H,dd),8.34(1H,d),8.69(1H,d)。
EI(m/z):297(M+) 実施例103 2−メチルスルフィニルチアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.11(3H,s),7.54(1H,dd),8,32(1H,d),8.70(1H,
d)。
EI(m/z):198(M+) 実施例104 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.27(3H,t),4.16(1H,d),4.28(2H,q),4.34(1H,
d),7.48(1H,dd),8.42(1H,dd),8.85(1H,dd)。
実施例105 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔4,5−b〕ピラジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.27(3H,t),4.19(1H,d),4.28(2H,q),4.35(1H,
d),8.69(1H,d),8.81(1H,d)。
実施例106 2−〔((エトキシカルボニルメチル)スルフィニル)
メチル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン。
1HNMR(CDCl3)δ: 1.32(3H,t),3.77(1H,d),4.03(1H,d),4.28(2H,
q),4.60(1H,d),4,77(1H,d),7.47(1H,dd),8.30
(1H,dd),8.63(1H,dd)。
実施例107 2−〔(3−エトキシカルボニル−2−プロペニル)ス
ルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.26(3H,t),4.01(1H,ddd),4.17(2H,q,including 1
H,unresolved),6.07(1H,dt),6.83(1H,quint),755
(1H,dd),8.33(1H,dd),8.71(1H,dd)。
実施例108 2−〔{(エトキシカルボニル)ジフルオロメチル)ス
ルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.34(3H,t),4.40(2H,q),7.46(1H,dd),7.98(1H,d
d),8.33(1H,dd)。
実施例109 2−〔(2−ハイドロキシエチル)スルフィニル〕チア
ゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.57〜3.77(2H,m),4.89(1H,m),5.07(1H,m),7.31
(1H,ddd),7.88(1H,ddd),8.37(1H,ddd)。
実施例110 2−〔(2−アセトキシエチル)スルフィニル〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.89(3H,s),3.50(1H,ddd),3.60(1H,ddd),4.58(1
H,ddd),4.63(1H,ddd),7.54(1H,dd),8.32(1H,d
d),8.70(1H,dd)。
実施例111 2−〔(2−(1,3−ジオキソ−イソインドール−2−
イル)エチル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピ
リジン 1HNMR(CDCl3)δ: 3.67(2H,m),4.29(2H,m),7.48(1H,dd),7.70(2H,d
d),7.81(2H,dd),8.21(1H,dd),8.64(1H,dd)。
実施例112 2−〔(イソペントキシカルボニルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 0.90(6H,m),1.50(1H,q),1.63(1H,m7),415(1H,
d),4.25(2H,t),7.56(1H,dd),8.33(1H,d),8.72
(1H,d)。
EI(m/z):313(M+1) 実施例113 2−〔(n−オクチル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4
−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 0.87(3H,t),1.22〜1,36(8H,m),1.47(2H,m),1.74
(1H,m),1.98(1H,m),3.23(2H,m),7.53(1H,dd),
8.31(1H,d),8.68(1H,d)。
EI(m/z):296(M) 実施例114 2−(イソペンチルスルフィニル)チアゾロ〔5,4−
b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 0.94(6H,t),1.58(1H,m7),1.73(1H,m7),1.88(1H,
m7),3.15〜3.32(2H,m12),7.53(1H,dd),8.32(1H,
d),8.70(1H,d)。
EI(m/z):355(M+1) 実施例115 2−〔(n−オクトキシルカルボニルメチル)スルフィ
ニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 0.88(3H,t),1.27〜1.54(10H,m),1.60(2H,m),4.13
(1H,d),4.19(2H,t),4.25(1H,d),7.55(1H,dd),
8.32(1H,d),8.70(1H,d)。
EI(m/z):355(M+1) 実施例116 2−〔(シクロペントキシカルボニルメチル)スルフィ
ニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.54〜1.73(6H,m),1.80〜1.90(2H,m),4.11(1H,
d),4.22(1H,d),7.55(1H,dd),8.32(1H,d),8.70
(1H,d)。
EI(m/z):310(M) 実施例117 2−〔(N−シクロヘキシルカルバモイルメチル)スル
フィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 1.21〜1.90(10H),3.73(1H,m),3.86(1H,d),4.12
(1H,d),6.73(1H,d),7.55(1H,dd),8.34(1H,dd)
8.70(1H,dd)。
EI(m/z):323(M) 実施例118 2−〔(N−メチルカルバモイルメチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3): 2.64(3H,d),4.10(1H,d),4.22(1H,d),7.72(1H,d
d),8.30(1H,brs),8.54(1H,d),8.75(1H,brd)。
EI(m/z):255(M) 実施例119 2−〔((1−シクロヘキシルテトラゾール−5−イ
ル)メチル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリ
ジン 1HNMR(CDCl3): 1.20〜2.15(10H),4.57(1H,m),5.03(1H,d),5.50
(1H,d),7.74(1H,dd),8.58(1H,brd),8.76(1H,br
d)。
EI(m/z):348(M) 実施例120 2−〔((1−メチルテトラゾール−5−イル)メチ
ル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3:DMSO−d6=5:1): 4.18(3H,s),4.90(1H,d),5.30(1H,d),7.63(1H,d
d),8.42(1H,dd),8.71(1H,dd)。
EI(m/z):280(M) 実施例121 2−〔(3−エトキシエチル)スルフィニル〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.05(3H,t),3,37〜3.44(2H,m),3.44〜3.57(2H,
m),3.88〜4.00(2H,m),7.53(1H,dd),8.33(1H,d),
8.69(1H,d)。
EI(m/z):256(M+) 実施例122 6−クロロ−2−〔(2−エトキシエチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.04(3H,t),3.36〜3.44(1H,m),3.44〜3.57(3H,
m),8.30(1H,s),8.62(1H,s)。
EI(m/z):290(M+) 実施例123 2−〔(2−エトキシエチル)スルフィニル〕チアゾロ
〔4,5−c〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.04(3H,t),3.37〜3.44(1H,m),3.48(2H,q),3.44
〜3.57(1H,m),3.90〜4.02(2H,m),7.96(1H,dd), 8.63(1H,d),9.38(1H,s)。
EI(m/z):256(M+) 実施例124 2−〔2−エトキシエチル)スルフィニル〕1−H−イ
ミダゾ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.01(3H,t),3.46(2H,q),3.42〜3.52(1H,m),3.93
〜4.04(2H,m),7.37(1H,dd),8.14(1H,d),8.75(1
H,d)。
EI(m/z):239(M+) 実施例125 2−〔2−(ピリジン−2−イル)−エチルスルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 3.22(1H,m),3.45(1H,m),3.68(1H,m),3.81(1H,
m),7.12(1H,m),7.20(1H,d),7.51(1H,m),7.58(1
H,m),8.30(1H,m),8.48(1H,m),8.67(1H,d)。
EI(m/z):289(M) 実施例126 2−〔(2−オキサゾリジオン−5−イル)メチルスル
フィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 3.50(1H,m),3.63〜3.91(3H,m),5.19〜5.26(1H,
m),7.66(1H,m),8.47(1H,m),8.70(1H,m)。
EI(m/z):283(M) 実施例127 2−〔(3−メチル−2−ブテニル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.62(3H,s),1.78(3H,s),3.89(1H,dd),4.04(1H,d
d),5.26(1H,m),7.54(1H,dd),8.33(1H,d),8.69
(1H,d)。
EI(m/z):252(M) 実施例128 2−〔(エトキシカルボニルメチル)スルフィニル〕チ
アゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.26(3H,t),4.14(1H,d),4.24(1H,d),4.27(2H,
q),7.55(1H,dd),8.32(1H,d),8.71(1H,d) EI(m/z):270(M) 実施例129 2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1
−イル)エチル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕
ピリジン 実施例13で得られた化合物3.6gを酢酸7mlに溶解し、
これに35%過酸化水素水1.07ml及びタンクステン酸ナト
リウム50mgを加え、氷冷〜水冷下で、8時間撹拌する。
炭酸水素ナトリウム水溶液と炭酸水素ナトリウムとを加
え、pHを7とする。酢酸エチル300mlにて抽出し、酢酸
エチル層をチオ硫酸ナトリウム水溶液で1回、食塩水で
1回洗浄する。硫酸マグネシウムで脱水後、溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて精製した。n−ヘキサン:酢酸エチル(1:1)〜
(1:2)にて溶出し、標記化合物を2g得た。1 HNMRδ(CDCl3)δ: 1.02(12H),1.36〜1.40(4H,m),1.48〜1.53(1H,m),
1.62(1H,m),2.81〜2.89(1H,m),3.16〜3.26(1H,
m),3.28〜3.34(2H,m),7.52(1H,dd),8.30(1H,d),
8.68(1H,m)。
実施例129と同様にして、または、用いる35%過酸化
水素水の量を1.5〜2.0当量として、前記一般式(I、n
=1またはn=2)の化合物を合成した。
得られた化合物を実施例130〜152として以下に示す。
実施例130 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔4,5−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.03(6H,d),1.10(6H,d),2.92〜3.00(1H,m),3.11
(2H,m),3.14〜23(2H,m),3.36〜3.44(1H,m),7.96
(1H,d),8.62(1H,d),9.36(1H,s)。
実施例131 2−〔(2−ジイソプロピルアミノ)エチル〕スルフィ
ニル−6−トリフロロメチルチアゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.03(3H,s),1.04(3H,s),1.10(3H,s),1.11(3H,
s),3.01(1H,m),3.05〜3.25(4H,m),3.50(1H,m),
8.68(1H,s),9.05(1H,s)。
実施例132 2−〔2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチル
スルフィニル〕チアゾロ〔4,5−c〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.5〜1.8(5H),1.96〜2.24(3H),2.27and2.30(3H,
s),2.98〜3.43(3H,m),7.96(1H,dd),8.63(1H,d),
9.38(1H,s)。
実施例133 2−〔{2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン1−
イル)エチル}スルフィニル〕−6−トリフロロメチル
チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.02(6H,s),1.03(6H,s),2.40(4H,m),2.51(2H,
m),2.84(1H,m),3.24(1H,m),3.35(1H,m),3.42(1
H,m),8.70(1H,d),9.08(1H,d)。
実施例134 2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1
−イル)エチル)スルフィニル〕1H−イミダゾ〔5,4−
b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.00(12H,d),1.34〜1.39(4H,m3),1.47〜1.50(2H,m
3),2.80〜2.88(1H,m),3.19〜3.27(1H,m),3.31〜3.
40(2H,m),7.37(1H,dd),8.14(1H,d),8.74(1H,
d). EI(m/z):334(M+),335(M+1) 実施例135 2−〔(カルバモイルメチル)スルフィニル〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 4.15(2H,ABq),7.53(1H,brs),7.70(1H,dd),7.80
(1H,brs),8.52(1H,dd),8.74(1H,dd)。
実施例136 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル〕スルフィニ
ル〕チアゾロ〔4,5−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.03(6H,d),1.10(6H,d),2.98(1H,m),3.01〜3.30
(4H,m),3.51(1H,m),7.43(1H,dd),8.39(1H,dd),
8.81(1H,dd)。
実施例137 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)スルフィニ
ル)メチル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMR(CDCl3)δ: 1.01(6H,d),1.04(6H,d),2.75〜3.10(6H,m),4.41
(1H,d),4.60(1H,d),7.46(1H,dd)。
実施例138 2−〔(2−モルホリノエチル)スルフィニル〕チアゾ
ロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.47(4H,t),2.84〜3.00(1H,m),3.32〜3.54(3H,
m),7.54(1H,dd),8.28(1H,d),8.67(1H,d) EI(m/z):297(M+) 実施例139 2−〔(2−モルホリノエチル)スルホニル〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.35(4H,s),2.93(2H,t),3.17(4H,s),3.74(2H,
t),7.61(1H,dd),8.45(1H,dd),8.80(1H,d)。
EI(m/z):313(M+) 実施例140 2−〔(2−モルホリノエチル)スルフィニル〕チアゾ
ロ〔4,5−c〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.46(4H,t),2.86〜3.00(2H,m),3.37〜3.43(6H,
m),7.98(1H,d),8.64(1H,d),9.34(1H,s)。
EI(m/z):297(M+) 実施例141 2−〔(2−N,N−ジエチルアミノエチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.00(6H,t),2.52〜2.66(4H,m),2.87〜2.94(1H,m)
3.08〜3.16(1H,m),3.24〜3.33(1H,m),3.37〜3.44
(1H,m),7.52(1H,dd),8.28(1H,d),8.66(1H,d)。
EI(m/z):283(M+) 実施例142 6−クロロ−2−〔(2−モルホリノエチル)スルフィ
ニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.46(4H,t),2.84〜3.00(2H,m),3.32〜3.44(4H,
m),3.46〜3.52(2H,m),8.26(1H,d),8.26(1H,d),
8.64(1H,d)。
EI(m/z):331(M+) 実施例143 2−〔(2−モルホリノエチル)スルフィニル〕イミダ
ゾピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 2.43(4H,t),2.92(1H,m),3.37(2H,m),3.43〜3.55
(4H,m),7.38(1H,dd),8.13(1H,d),8.76(1H,d)。
EI(m/z):280(M+) 実施例144 2−〔2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチ
ル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.42〜1.55(1H,m),1.61〜1.77(3H,m),1.88〜1.98
(1H,m),1.98〜2.07(1H,m),2.19(1H,q),2.30(3H,
d),3.03〜3.07(1H,m),3.13〜3.21(1H,m),3.25〜3.
29(1H,m),3.32〜3.41(1H,m),7.53(1H,m),8.31(1
H,d),8.69(1H,d)。
EI(m/z):295(M+) 実施例145 2−〔(2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチ
ル)スルホニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.47(1H,m),1.72(2H,m),1.94(2H,m),2.16(2H,
m),2.27(3H,s),2.30〜2.36(1H,m),3.03(1H,m),
3.47(1H,m),3.68(1H,m),7.62(1H,dd),8.47(1H,
d),8.79(1H,d)。
EI(m/z):311(M+) 実施例146 2−〔(2−ウレイドエチル)スルフィニル〕チアゾロ
〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 3.40〜3.50(4H,m),7.72(1H,dd),8.52(1H,d)8.52
(1H,d),8.73(1H,d)。
EI(m/z):302(M+) 実施例147 2−〔(1−メチルピペリジン−3−イル)メチルスル
フィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.16〜1.33(1H,m),1.58〜1.61(2H,m),1.75(2H,
m),1.83〜1.93(2H,m),2.25(3H,d),2.36〜2.48(1
H,m),2.65(1H,m),2.93〜2.83(1H,dd),3.12〜3.19
(2H,m),7.53(1H,dd),8.32(1H,d),8.68(1H,d)。
EI(m/z):295(M+) 実施例148 2−〔(1−メチルピペリジン−4−イル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.84〜2.15(6H,m),2.27(3H,d),2.95〜2.98(2H,
m),3.07〜3.13(1H,m),7.53(1H,dd),8.33(1H,d),
8.68(1H,d)。
EI(m/z):281(M+) 実施例149 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.03(6H,d),1.08(6H,d),2.93〜2.98(1H,m),3.04
〜3.14(2H,m),3.16〜3.23(2H,m),3.32〜3.40(1H,
m),7.52(1H,dd),8.28(1H,d),8.67(1H.d)。
EI(m/z):311(M+) 実施例150 2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチル)スルホニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 0.95(12H,t),2.96(2H,m),3.07(2H,t),3.63(2H,
t),7.62(1H,dd),8.47(1H,d),8.79(1H.d)。
EI(m/z):327(M+) 実施例151 2−〔(3−(1−メチルピペラジン−4−イル))プ
ロピル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 1.80〜1.91(1H,m),2.12〜2.23(1H,m),2.28(3H,
s),2.39(2.56)(9H,m),3.30(3H,m),7.53(1H,d
d),8.31(1H,d),8.68(1H,d)。
EI(m/z):324(M+) 実施例152 2−〔(2−ジ−n−ブチルアミノエチル)スルフィニ
ル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン 1HNMRδ(CDCl3): 0.89(6H,t),1.27〜1.35(4H,m),1.35〜1.43(4H,
m),2.43〜2.50(4H,m),2.85〜2.91(1H,m),3.11〜3.
18(1H,m),3.24〜3.27(1H,m),3.38〜3.45(1H,m),
7.52(1H,dd),8.30(1H,d),8.67(1H,d)。
EI(m/z):339(M+) 実施例153 (チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン−2−イル)スルフィ
ニル酢酸ナトリウム塩 実施例93の化合物を、エタノール中で、1N−水酸化ナ
トイルムで加水分解し、カラムクロマトグラフィー(LH
−20、フアルマシア製)を用いて精製して、標記化合物
を得た。1 HNMR(CDCl3)δ: 4.03(2H,d),7.50(1H,dd),8.10(1H,d),8.41(1H,
d)。
実施例154(製剤例) (a)錠剤の1錠当りの配合例 実施例79の化合物 15 mg 乳糖 49.2mg デンプン 30 mg ポリビニルピロピドン 6 mg 液晶質セルロース 18 mg コロイドシリカ 1.2mg ステアリン酸マグネシウム 0.6mg 計120 mg (b)カプセル剤の1カプセル当りの配合例 実施例79の化合物 25mg 乳糖 100mg デンプン 13mg TC−5 10mg ステアリン酸マグネシウム 2mg 計150mg 実施例155(薬理活性) 1.水浸拘束ストレス潰瘍試験 18時間絶食したWister系雄性ラット(11週齢)を拘束
ゲージに収容し、水温20〜22℃の水中に胸部まで水浸
し、6時間放置してストレスを負荷した。水中より引き
上げたラットを頚椎脱臼により屠殺後、胃を摘出し、5
%ホルマリン水溶液5mlを胃内部に注入し、更に胃全体
を同液に30分浸漬して固定した。固定した標本を大湾に
沿って切開し、形成された潰瘍の長径(mm)をノギスを
用いて測定し、総和を潰瘍係数とした。被験化合物は、
0.5%カルボキシメチルセルロース(CMC)に懸濁し、5m
l/kg体重(被験化合物30mg/kg体重)の用量で、ストレ
ス負荷1時間前に1回投与した。また対照群には0.5%C
MCのみを5ml/kg体重で経口投与した。下記の式により算
出した潰瘍形成抑制率を第1表に示した。
2.エタノール潰瘍 48時間絶食し、24時間脱水したDonyu系雄性ラット
に、100%エタノールを5ml/kg経口投与した。1時間後
前記試験と同様に、屠殺して、胃を摘出し、処理した。
被験化合物は、0.5%CMCに懸濁し、5ml/kg体重(被験
化合物30mg/kg体重)の用量で、エタノール投与1時間
前に経口投与した。0.5%CMCのみを投与した陰性対照群
がほぼ100%の糜欄を示したのに対し、例えば実施例79
の化合物は、この糜欄の生成を98%抑制した。同様にし
て測定した他の被験化合物のエタノール潰瘍抑制効果を
第2表に示す。
毒 性 本発明化合物は低毒性であり、実施例化合物79、10
4、133のLD50は>1g/kg(マウス、経口投与)である。
フロントページの続き (72)発明者 荻野 裕子 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 山崎 直毅 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 平野 文也 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 湯田 康勝 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 紺野 不器夫 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 西尾 元宏 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 町並 智也 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 柴原 聖至 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 鶴岡 崇士 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (72)発明者 井上 重治 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治 製菓薬品総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−63575(JP,A) 特開 昭63−146882(JP,A) 特開 昭62−207271(JP,A) 特開 昭61−161283(JP,A) 特開 昭61−145182(JP,A) 特開 昭50−116474(JP,A) 特開 昭62−129282(JP,A) 特開 昭60−185777(JP,A) 特開 昭58−116489(JP,A) 特開 昭48−32898(JP,A) 特公 昭47−28990(JP,B1) 英国特許1234058(GB,B)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の一般式(I)で表わされるアゾール
    誘導体及びその薬理上許容される塩。 〔式中、 A、B、CおよびDは、それぞれ−CH=または−N=を
    表わす。但し、これらのうち少なくとも一つは−N=を
    表わす。 Xは、−O−または−S−を表わす。 Yは、−(CH2−(ここでpは0−4の整数を表わ
    す)、 −C(CH3−、 −CH2CH=CH−、−CH2CO−、 −CF2−または−CH2COCH2−を表わす。 R1は、水素原子、ハロゲン原子により置換されていても
    よい炭素数1−4のアルキル基、ハロゲン原子、ハロゲ
    ン原子により置換されていてもよい炭素数1−4のアル
    コキシ基を表わす。 R2は、水素原子、水酸基、ハロゲン原子により置換され
    ていてもよい炭素数1−6の飽和または不飽和アルキル
    基、ハロゲン原子により置換されていてもよい炭素数1
    −6のアルコキシ基、カルボキシル基、ハロゲン原子に
    より置換されていてもよい炭素数1−12の飽和または不
    飽和アルコキシカルボニル基、シクロアルコキシカルボ
    ニル基、炭素数1−6のアルキル基により置換されたピ
    ペリジル基、5−6環員の飽和または不飽和炭素環によ
    り置換されたピペリジル基、炭素数1−6のアルキル基
    により置換されていてもよいテトラリゾリル基、5−6
    環員の飽和または不飽和炭素環により置換されていても
    よいテトラゾリル基、炭素数1−6のアルキル基により
    置換されていてもよいピロリジル基、5−6環員の飽和
    または不飽和炭素環により置換されていてもよいピロリ
    ジル基、−CONR3R4、−NR3R4、−OCOR3、または−NHCON
    HR3を表す(ここで、R3およびR4は同一または異なって
    いてよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子により置換
    されていてもよい炭素数1−6のアルキル基またはシク
    ロアルキル基を表わす)。 mおよびnはそれぞれ0−2の整数を表わす。 但し、Yが−CH2CO−であり、かつR2が−NR3R4である化
    合物は除かれる。〕
  2. 【請求項2】2−〔(エトキシカルボニルメチル)スル
    フィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン。
  3. 【請求項3】2−〔(2−モルホリノエチル)スルフィ
    ニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン。
  4. 【請求項4】2−〔(2−ジイソプロピルアミノエチ
    ル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン。
  5. 【請求項5】2−〔(n−ブトキシカルボニルメチル)
    スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン。
  6. 【請求項6】2−〔(メトキシカルボニルメチル)スル
    フィニル〕チアゾロ〔5,4−b〕ピリジン。
  7. 【請求項7】2−〔(4−(1−メチルテトラゾール−
    5−イル)ブチル)スルフィニル〕チアゾロ〔5,4−
    b〕ピリジン。
  8. 【請求項8】2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチルピ
    ペリジン−1−イル)エチル)スルフィニル〕チアゾロ
    〔5,4−b〕ピリジン。
  9. 【請求項9】2−〔2−(2,2,6,6−テトラメチルピペ
    リジン−1−イル)エチルチオ〕−6−トリフロロメチ
    ルチアゾロ〔4,5−b〕ピリジン。
  10. 【請求項10】2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチル
    ピペリジン−1−イル)エチル)スルフィニル〕−1H−
    イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン。
  11. 【請求項11】2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチル
    ピペリジン−1−イル)エチル)チオ〕オキサゾロ〔4,
    5−b〕ピリジン。
  12. 【請求項12】2−〔(2−(2,2,6,6−テトラメチル
    ピペリジン−1−イル)エチル)チオ〕オキサゾロ〔5,
    4−b〕ピリジン。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれか一項に記載の化
    合物を有効成分とする抗潰瘍剤。
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